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国際特許分類[G01S13/34]の内容

国際特許分類[G01S13/34]に分類される特許

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【課題】従来の信号処理方法においては、アップ周波数とダウン周波数のペアを決定するペアリングが困難となる場合がある。
【解決手段】本発明のレーダ装置は、送信した電波が複数の目標物で反射された反射波を受信して受信信号を生成し、該受信信号から複数のアップ周波数ピークと複数のダウン周波数ピークとを検出すると共に、アップ周波数ピーク及びダウン周波数ピークにおける目標物に関する特性値を測定し、複数のアップ周波数ピークの各々と複数のダウン周波数ピークをそれぞれ1つずつ組み合わせ、各々の組み合わせについて、測定された特性値に基づいてマハラノビス距離を算出し、マハラノビス距離が所定のしきい値以下の組み合わせをペアリング候補として決定し、該決定したアップ周波数ピークとダウン周波数ピークに基づき、目標物の距離、相対速度及び角度の少なくとも1つを含む今回のデータを算出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】目標物体に関する情報を算出する際の演算周期を短くでき、よって、目標物体の検知の際の応答性を向上することができるFMCWレーダ装置を提供すること。
【解決手段】レーダ装置1では、第1コア35と第2コア37とを用い、上り変調時の受信データ(上りビート信号)が得られた場合には即座に第1コア35でFFT等の演算を行い、下り変調時の受信データ(下りビート信号)が得られた場合には、第1コア35での演算と並列に、即座に第2コア35でFFT等の演算を行う。つまり、演算に必要な信号が得られた場合には即座に各コア35、37で演算を行うことができるので、上りビート信号と下りビート信号が得られるのを待って演算を行う必要がない。そのため、各演算処理の負荷(FFT等の演算負荷)が高負荷であっても、レーダ装置1における目標物体の認識のための演算周期を短くでき、よって、車両等の目標物体の検知の応答性を向上できる。 (もっと読む)


【課題】物体の位置を正確に検出する技術を提供する。
【解決手段】ビート信号に基づいて、ビート信号に含まれる波の周波数及び信号レベルを示すピーク信号を導出する。そして、ピーク信号の下端となる第1周波数と上端となる第2周波数との間を互いに異なる補正率が設定された複数のパートに区分し、複数のパートのうちピーク信号が属するパートの補正率でピーク信号を補正し、補正されたピーク信号に基づいて、物体の位置を検出する。また、ピーク信号の第1周波数及び第2周波数の近傍においては、第1周波数及び第2周波数の中央の近傍よりも、一つのパートとする周波数の幅を狭くする。これにより、第1周波数及び第2周波数近傍のピーク信号の補正を細分化して行うことができ、物体の位置を正確に検出できる。 (もっと読む)


【課題】設定した次数内における適切な信号受信波数の設定を行い、精度の良い方位検出ができる電子走査型レーダ装置、受信波方向推定方法及び受信波方向推定プログラムを提供する。
【解決手段】周波数分解処理部がビート信号を予め設定された周波数帯域幅を有するビート周波数に周波数分解して、ビート周波数毎に分解されたビート信号に基づいた複素数データを算出する。方位検出部がビート信号に基づいて算出された複素数データを要素とする正規方程式の構成部である行列の固有値に基づいて受信波の波数を推定し、該推定された波数に応じた数の固有値と固有ベクトルに基づいて作成される信号部分空間の正規方程式の解として算出される係数を作成し、該作成された係数に基づいて受信波の到来方向を算出する。 (もっと読む)


【課題】ノイズレベルの変化や器差があっても、精度よく他のレーダ等からの電波干渉の発生を検知する。
【解決手段】上昇・下降を繰り返す周波数をもった変調波を送信する送信部(10)と、変調波が対象物で反射した反射波を受信する受信部(20)と、送信波と反射波の周波数差を持つビート信号を周波数解析し、周波数上昇時/下降時それぞれの周波数解析結果からピーク周波数を算出し、両ピーク周波数から対象物の距離と相対速度を算出する信号処理部(30)とを備え、信号処理部は、周波数上昇時/下降時のそれぞれのビート信号の周波数解析における上昇時ノイズレベルと下降時ノイズレベルとを比較し、一方のノイズレベルが他方のノイズレベルに対して所定値以上の差がある場合には、外乱電波による干渉が発生したと判定し、干渉検知信号として出力する干渉検知部(34)を有する。 (もっと読む)


【課題】誤ペアリングの発生を防止するとともに、ビート信号のピーク周波数のうち、少なくとも1つのピーク周波数を抽出することができず、ピーク周波数のペアを生成することができない場合であっても、ターゲットまでの距離およびターゲットとの相対速度を得ることができるレーダ装置を得る。
【解決手段】ターゲット推定部20は、ビート信号のピーク周波数のうち、少なくとも1つのピーク周波数を抽出することができず、ピーク周波数のペアを生成することができない場合に、ターゲット確定部13において前回のサイクルで確定されたターゲット21、22までの距離ROおよびターゲット21、22との相対速度VOに基づいて、ターゲット21、22までの距離RNおよびターゲット21、22との相対速度VNを推定する。 (もっと読む)


【課題】水平方向にスキャンするように構成されたラジエータアレイを有するマイクロ波アンテナと共に使用するための、垂直方向にスキャンする方法。
【解決手段】第1のバンド幅を有する第1のFMCWマイクロ波信号は第1のマイクロ波周波数で送信され、もしあれば、そのエコーはラジエータアレイによって受信される。第2のバンド幅を有する第2のFMCWマイクロ波信号は同様に異なる中心周波数で送信され、もしあれば、そのエコーはラジエータアレイによって受信される。異なる周波数は、受信した信号において、高度方向のシフトを生じる。エコーの受信は、次に、このエコーを発生する1個または複数の物体の位置を特定するために処理され、このような位置はユーザに通信される。 (もっと読む)


【課題】除算を不要として演算時間を短縮した周波数解析装置を得る。
【解決手段】離散化された解析対象信号に窓関数を乗算して所定の周波数間隔で離散的に周波数解析する手段と、周波数解析されたスペクトラムに基づき真のピーク周波数fを算出する演算手段とを備える。演算手段は、周波数解析されたスペクトラムの中からピーク周波数を抽出する手段S101と、ピーク周波数およびピーク周波数に隣接する周波数を用いて真のピーク周波数を求める真のピーク演算手段とを含む。真のピーク演算手段は、離散周波数の間を複数の区間に区切り、ピーク周波数の振幅aと、ピーク周波数の両側に隣接する各周波数のうち振幅が小さくない方の周波数の振幅amaxとに対し、各区切り位置に応じた個別の係数を乗算した各値の大小を比較し(S105、S107)、真のピーク周波数fが複数の区間のうちのいずれの区間に存在するかを決定する。 (もっと読む)


【課題】レーダ装置において、自車両の走行環境が閉空間であるか否かを、当該レーダ装置単体で精度良く判定すると共に、物標の認識精度が低下することを防止すること。
【解決手段】取得したビート信号のパワースペクトルを求め(S140)、そのパワースペクトルから検出した周波数ピークに従って物標候補を認識する(S170)。さらに、パワー積分値が基準閾値以上であれば、走行環境が閉空間であるものと判定する(S180)。基準停止物ペアから、規定された方向に沿って接続基準距離の範囲内に存在する停止物ペアを順次接続してグループ化した停止物群によって形成される領域を道路端として認識する(S190)。ただし、接続基準距離は、走行環境が閉空間であれば、走行環境が開放空間であるときに比べて、短い距離に設定される。履歴追尾処理、物体認識処理(S200,S210)により、移動物体を認識する。 (もっと読む)


【課題】DCノイズに埋もれた信号を検出する。
【解決手段】所定の上限dmaxと、下限dminの少なくとも一方を設け、データの値がdmaxより大きいときはdmaxとする変換、またはデータの値がdminより小さいときはdminとする変換の少なくとも一方の変換を、取得した信号についてのデータ列に施すことで、信号波形に高調波成分を増加させる変更を加える。そして、変換されたデータ列について、周波数解析を行い、得られた解析結果における高調波成分を利用して信号を検出する。 (もっと読む)


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