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国際特許分類[G10C1/02]の内容

国際特許分類[G10C1/02]に分類される特許

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【課題】押鍵時における明確な脱進感及び深い押鍵位置での高い連打性を有することによりグランドピアノに匹敵するタッチ感を与えるアップライトピアノ型アクションを提供する。
【解決手段】バット50の押上げ面60は、ジャック40による押し上げを受ける領域として、前方側に位置し傾斜角の小さい平坦部61と、後方側に位置し傾斜角の大きい斜行受圧部62とを備え、鈍角をなす脱進部63を形成しており、脱進部63は、回動開始直後のジャック位置に対応して設けられており、斜行受圧部62は、低速での押鍵によるフルストローク位置から鍵を戻し始める段階において、バット50が後方への回動を伴ってジャック40との接触位置を保つように傾斜角が決められているアップライトピアノ型アクション。 (もっと読む)


【課題】グランドピアノ並みの質量感に富むタッチ感を実現するアップライトピアノ型アクションを提供する。
【解決手段】押鍵に連動して上下動するウイペン30に回動自在に支持されたジャック40と、該ジャックに押し上げられて回動するバット5と、バット5から延びる揺動シャンク(ハンマシャンク71)の先端部に支持されバット5の回動に基づいてヒッティング動作をする揺動部材(ハンマ70)と、バット5から延びるキャッチャシャンク53の先端部に支持されヒッティング後の後退時にバックチェック60に受け止められるキャッチャ52とを備えたアップライトピアノ型アクションにおいて、
バット、揺動シャンク、揺動部材、キャッチャ、及びキャッチャシャンクのいずれかの動作部材に錘110,120,130,140が装着され、該錘は、ヒッティングのための動作部材の回動方向とは反対方向へ非押鍵時に荷重を作用させるように配置されているアップライトピアノ型アクション。 (もっと読む)


【課題】離鍵時においてジャックのバットの下への戻り動作を速くさせて、連打性の向上に寄与する。
【解決手段】 ジャック30の突設係合部31の当接部31aは前方下方を向いた平坦な斜面で、ストッパフェルト33の受け部33aは後方上方を向いた平坦な斜面となっている。当接部31a及び受け部33aのいずれも、ジャック回動軸Fjに近い側ほど後ろ側に位置し、初期位置におけるジャック30の先端部30aの位置に近くなるように形成されている。ウィッペン20に対するジャック30の相対的な往方向における回動位置は、当接部31aが受け部33aに当接することで規定される。当接部31aが受け部33aに当接することにより規制される先端部30aの前後方向における前側の限界位置が、先端部30aが低い位置にあるときほど、初期位置における先端部30aの位置に近くなる。 (もっと読む)


【課題】アップライトピアノにおいて離鍵状態からのタッチ感を改善する。
【解決手段】弦Sに対してダンパーレバー42が設けられる側に位置するピン12aを介して回動自在に支持されるとともに、鍵2の押下に伴ってピン12aより弦側の部分が下降する方向に回動するウイペン20と、ピン16aを介して回動自在に支持され、上端部に弦を押圧するダンパーヘッド44が連結されたダンパーレバー42と、ウイペン20の弦側に設けられ、第1スプーン部38aおよび第2スプーン部38bを含むダンパースプーン38とを具備する。第1スプーン部38aは、鍵2が第1位置まで押下されたときに面48aに接触してダンパーレバー42を回動させ、第2スプーン部38bは、鍵2が第1位置からさらに深い第2位置まで押下されたときに、面48aよりも上側に位置する面48bに接触し、第1スプーン部38aに代わってダンパーレバー42を回動させる。 (もっと読む)


【課題】 楽器本体の転倒を防ぐことができると共に、鍵盤蓋の開閉動作によって鍵盤蓋の後端部が室内の壁面を傷付けないように、楽器本体を簡単に設置することができる鍵盤楽器を提供する。
【解決手段】 楽器本体1の後面の下部に、楽器本体1の転倒を防ぐための転倒防止具8を、少なくとも鍵盤蓋10の開閉動作時に鍵盤蓋10の後端部10aが楽器本体1の後面から後方に突出する長さL2よりも長く(L1>L2)形成して設けた。従って、楽器本体1を室内に設置する際に、転倒防止具8の後端部を室内の壁面9に当接させることにより、楽器本体1の後面と室内の壁面9との間を規制して、楽器本体1の後面と室内の壁面9との間に適切な隙間を設けることができる。このため、鍵盤蓋10を開閉動作させた際に、鍵盤蓋10の後端部10aが室内の壁面9に接触しないように、楽器本体1を簡単に設置することができる。 (もっと読む)


ピアノ弦を支持する第1の主面(14)及び響板(18)を支持する反対側の第2の主面(16)を有する主板(12)を備えたピアノフレーム(10)が開示される。低音弦の第1の端部(上側の調律可能な端部)及び第2の端部(下側の巻き掛けられた端部)と、高音弦の第1の端部及び第2の端部とをそれぞれ係止する、第1(20)、第2(22)、第3(24)および第4(26)の細長い係止ゾーンが、第1の主面(14)上に配置される。複数の開口(28)が、第3(24)及び第4(26)の係止ゾーンの間の主板(12)に設けられる。主板に一体に形成された複数の筋交部材(30)によって画定されたトラスが、第3(24)及び第4(26)の係止ゾーンの間に延びる。筋交部材(30)は、第3(24)及び第4(26)の係止ゾーンの間に延在する平面と、主板(12)の第2の主面(16)によって画定される平面との間に全体が配置される。

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【課題】グランドピアノに匹敵する連打性とタッチ感を有するアップライトピアノのアクションの提供。
【解決手段】鍵1を離鍵したときに、ジャック18の突き上げ部20に、突き上げ部20をバット25の被突き上げ部27の下に強制的に押し込む大きさと方向の力を与える第1のスプリング59を、突き上げ部20に形成するとともに、第1のスプリング59が突き上げ部20を被突き上げ部27の下に押し込む際に働く力を受けて弦90に向かって回動するハンマー32に、この回動するハンマー32のハンマーヘッド34が弦90に触れる前にその回動を停止する方向と大きさの力を与える第2のスプリング66を、ダンパーストップレール56の前側面上に設け、第1のスプリング59が当たる第1の受け部71をジャックストップレール53に設け、第2のスプリング66が当たる第2の受け部72をハンマーシャンク33に設ける。 (もっと読む)


【課題】アップライトピアノにソステヌート装置を備えさせようとする試みは従来からなされているが、いずれも、演奏中の手に違和感が生じてしまう。
【解決手段】ダンパーレバー7に取付けられ、その下端より下方に突出する剛性のブラケット25と、その下端より下方に突出するバネ性のフィン49と、ソステヌートペダルの踏込み操作により回動するソステヌートロッド63と、その外周面から外方に突出し、ソステヌートロッド63の回動によりフィン49の移動経路に出入りする係止突起65とを備えるソステヌート装置。軽量化と剛性アップの要求に答えており、しかも、作動中に、別の鍵に対応するダンパーレバー7の回動動作を妨げず、演奏中の手に違和感は生じない。 (もっと読む)


【課題】
ピアノの外観を損ねず、また、ピアノ本体内へのホコリの侵入を防止可能な音抜け構造を有するアップライトピアノを提供する。
【解決手段】
ピアノ1では、響板から発っせられる演奏音は、背面側と正面側(演奏者側)に向かい、このうち正面側に向かった音は、上前板12、下前板13、両側面板14、響板、屋根18等で囲まれた空間にこもることとなる。しかし、このピアノ1では、上前板12の背面側に設置されたスライド板3をスライドさせて第1貫通孔12aを開けておくと、響板からピアノ1の正面に向かった音が第1貫通孔12aを通してピアノ1の正面側に出るので、演奏音がピアノ本体10内にこもることを防止することができる。また、このピアノ1は、第1貫通孔12aが閉じられる位置にスライド板3をスライドさせておけば、ホコリ等のゴミがピアノ本体10内に侵入することを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、押鍵終了後のウイペンの復帰を速めて連打性能を高めることができる。
【解決手段】アクション機構ACTは、主に、鍵10の動作により駆動されるウイペン23と、ハンマアセンブリ40と、ダンパアセンブリ50とを備えている。押鍵により鍵10の後端部が上昇し、該後端部に固定されたキャプスタン12がウイペン23を押し上げる。センターレール16に固定された取付金具15の水平部分の下面とウイペン23の上面との間に、スプリング17が架け渡されて配設される。ウイペン23におけるスプリング17の係合位置は、回動中心であるピン22aとジャックフレンジ25との間である。スプリング17によって、ウイペン23が回動初期位置の方向へ常に付勢される。従って、離鍵時におけるウイペン23の回動初期位置への復帰が迅速となる。 (もっと読む)


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