説明

国際特許分類[G10C1/02]の内容

国際特許分類[G10C1/02]に分類される特許

1 - 10 / 74


【課題】響板の加振にボイスコイル型の加振部を用いる場合に、響板の加振のための駆動力を有効に得つつも、高周波数での応答性を良好にすること。
【解決手段】本発明の実施形態におけるグランドピアノは、弱音モードにおいては、鍵の操作に応じて演奏情報が出力され、演奏情報に基づく音を示す駆動信号が響板7に設けられた加振部に出力される。加振部は、駆動信号が入力されるボイスコイル512を有している。ボイスコイル512の長さは、磁路空間525の磁路幅と、響板7に接続された状態の振動部の最大変位量swの2倍の長さとの合計以下になっている。ボイスコイル512の長さをこのように決めることにより、響板7の加振のための駆動力を有効に得つつも、高周波数での応答性を良好にすることができる。 (もっと読む)


【課題】響板を加振する加振部を取り付けた場合において、響板の共振の音質へ与える影響を制御して発音させること。
【解決手段】本発明の実施形態におけるグランドピアノは、弱音モードにおいては、鍵2の操作に応じて演奏出力部120から信号出力部15に演奏情報が出力され、信号出力部15から演奏情報に基づく音を示す駆動信号が響板に設けられた複数の加振部50Hおよび50Lに出力される。複数の加振部50Hおよび50Lの各々に入力される駆動信号の周波数特性は、それぞれの加振部が有する振動部の響板への接続位置における響板の振動特性に応じて、加振時の響板の共振が抑えられるようイコライザ部152により調整される。 (もっと読む)


【課題】ピアノの輪郭形状とは別に響板の特性を変更できるようにし、また既存のピアノにおける響板の音響特性を調整できるようにしたピアノ音質変更方法とピアノの音質調整部材及びこれを設置したピアノを提供すること。
【解決手段】弦の振動を空気振動に変換する響板の何れかの面、もしくは何れかの面が響板に接する響棒の他の面に、平坦な面を具備する脚部を備えた音質調整部材の当該平坦な面を圧接させ、少なくとも響板又は響棒の振動を抑えることによる、ピアノの音質を変更するピアノ音質変更方法とし、音質調整部材は望ましくは響板と金属フレームの間、響板と支柱の間、または響棒と支柱の間に設置する。 (もっと読む)


【課題】弦発音/弦消音、楽音信号出力/非出力、加振体への出力/非出力、ヘッドフォンへの出力/非出力を任意の組み合わせで連動/非連動させる。
【解決手段】消音切換レバー179(消音切換え手段)の弦発音/弦消音の切換えと、駆動回路(信号出力手段)の電源の投入/遮断と、切換えスイッチ74L、75L、76L、74R、75R、76R(加振体切換え手段)への出力/非出力、ヘッドフォン78の差込みスイッチ79L、79Rの出力/非出力とは一部または全てが連動・一体とされたり、一部または全てが非連動/独立・別体とされたりする。弦発音、楽音信号出力、電磁駆動ユニット31、37などからの発音、ヘッドフォン78からの発音につき、全て発音・出力から、いずれかの発音・出力、いずれも発音・出力しない無音の状態まで、種々の演奏状態を実現できる。 (もっと読む)


【課題】 埋設孔に取り付けられる鉛などから成る重りを廃止または抑制し、鍵の強度を高めるとともに、鍵の慣性モーメントを低減することによって、演奏性を向上させることができるピアノの鍵を提供する。
【解決手段】 本願発明は、前後方向に延び、中央部においてバランスピン17を中心として揺動自在に支持され、演奏時、バランスピン17よりも前側の部分が押鍵されることによって回動するピアノの鍵1であって、木質材で構成され、矩形の断面を有する鍵本体2と、鍵本体2よりも比重の大きな材料で構成され、鍵本体2に一体に設けられるとともに、バランスピン17に係合するバランスピン孔11を有する中座板3と、を備え、中座板3は、バランスピン17の後ろ側に位置する後部3bと、バランスピン17の前側に位置し、後部3bよりも重量の大きな前部3aと、を有する。 (もっと読む)


【課題】二度打ちが発生しないようキャッチャーを確実に静止することができ、かつ、キャッチャーが当接する当接面の耐久性を向上することができるバックチェックを提供する。
【解決手段】バックチェック30では、キャッチャー20が打弦後に当接して当接面上を滑って移動し当接面の移動防止部位34までくると、この移動防止部位34が窪んで、この窪みにキャッチャー20が入り、キャッチャー20の上下方向への移動が阻止される。従って、このバックチェック30を用いると、キャッチャー20の上下方向への移動が、移動防止部位34の窪みに入ることで阻止されるので、二度打ちが発生しないようキャッチャー20を確実に静止することができる。 (もっと読む)


【課題】楽器本体の転倒を防止しつつ容易な操作で楽器本体を移動させることができるようにする。
【解決手段】装着ユニット20は、縦棒部21、上側水平部22、下側水平部23を有する。上側水平部22、下側水平部23の各取付部25、26を支柱12の背面12aに当接させ、下穴を穿設し、締結穴を介して木ネジ31を螺合することで装着ユニット20を支柱12に装着固定する。装着ユニット20の装着状態においては、上側水平部22は、後部より前側の部分が前後方向に延在し、下側水平部23は、上側水平部22より低い位置において、後部より前側の部分が前後方向に延在し、縦棒部21は鉛直方向に延在する。縦棒部21の上部、上側水平部22、乃至湾曲部Rを把持して付勢すると、キャスタ15と双輪キャスタ29との協働により、楽器本体10が床面16上を円滑に移動する。 (もっと読む)


【課題】柱や床に固定しなくても、地震の際に転倒を防止する転倒防止機構を備えたアップライトピアノを提供する。
【解決手段】キャスター3は、支持具30を嵌挿可能な取付孔を妻土台の底面に設け、この取付孔に支持具30を嵌挿してアップライトピアノに固定される。このキャスター3を取り付けたアップライトピアノは、アップライトピアノを支持するキャスター3に地震による揺れを吸収する油32が備えられており、この油32を介して車輪31bに支持されているので、地震が来ても油32で揺れが吸収され、ピアノの本体が転倒することを防止することができる。従って、このキャスター3を取り付けたアップライトピアノは、柱や床に固定しなくても、地震の際に転倒を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】バットスプリングのバットへの付勢力を調整可能なアップライトピアノのアクションを提供する。
【解決手段】バットフレンジ40は、本体41と、二叉部42とが形成されている。この二叉部42の一方にバットフレンジコード7の一端が固定され、また、二叉部42の他方側に設けられた糸通孔40cが設けられ、この糸通孔40cに通されたバットフレンジコード7が本体41に設けられた巻取ネジ40dに巻き取られて固定されている。このアクションでは、巻取ネジ40dでバットフレンジコード7の一端を巻き取ることで、バットフレンジ40に固定されている間のバットフレンジコード7の引掛部の長さを調整することができる。そのため、この引掛部の長さを調整することで、この引掛部に引っ掛けられるバットスプリングがバットを付勢する付勢力を調整することができる。 (もっと読む)


【課題】離鍵時においてジャックのバットの下への戻り動作を速くさせて、連打性の向上に寄与する。
【解決手段】 ジャック30の突設係合部31の当接部31aは前方下方を向いた平坦な斜面で、ストッパフェルト33の受け部33aは後方上方を向いた平坦な斜面となっている。当接部31a及び受け部33aのいずれも、ジャック回動軸Fjに近い側ほど後ろ側に位置し、初期位置におけるジャック30の先端部30aの位置に近くなるように形成されている。ウィッペン20に対するジャック30の相対的な往方向における回動位置は、当接部31aが受け部33aに当接することで規定される。当接部31aが受け部33aに当接することにより規制される先端部30aの前後方向における前側の限界位置が、先端部30aが低い位置にあるときほど、初期位置における先端部30aの位置に近くなる。 (もっと読む)


1 - 10 / 74