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国際特許分類[G21C7/10]の内容

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【課題】原子炉用の新型グレー棒制御集合体(GRCA)を提供する。
【解決手段】GRCAは制御下に原子炉内へグレイ棒集合体を挿入することによって原子炉からの出力率を制御し、全出力における反応度制御を可能にする。それぞれのグレイ棒集合体は細長い管状部材および管状部材内に配置された一次中性子吸収体を含み、中性子吸収体は吸収性物質、好ましくは10乃至30バーンの2200m/s中性子吸収ミクロ捕獲断面積を有するタングステンから成る。一次吸収体と管状部材の間に二次吸収体として内側支持管を介在させることによって中性子吸収、吸収体劣化、集合体重量および集合体熱伝達特性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】シース内面における隙間腐食の発生を抑制できる制御棒及びその製造方法を提供する。
【解決手段】BWR用の制御棒は、軸心に位置するタイロッドから四方に伸びる4枚のブレードを有する。ハンドルがタイロッドの上端部に、下部支持部材がタイロッドの下端部に取り付けられる。各ブレードは、横断面がU字状のシース内に扁平な筒である複数のハフニウム部材を配置して構成される。シース内面には予め酸化皮膜が形成されている。この酸化皮膜の形成は以下のように行われる。予備酸化処理装置21の管状ノズル24が、長手方向での一端でU字状のシース6内に挿入され、走行装置23の移動によりシース6内を長手方向に移動する。加熱装置26で発生した高温の蒸気が、管状ノズル24内に供給され、複数の噴出孔25から噴出される。噴出した蒸気によってシース6の内面に酸化皮膜が形成される。 (もっと読む)


【課題】現在運転中のBWRの炉心を改良してPuを効率よく安価に燃焼させたい。
【解決手段】簡易再処理して得られたPuを上部に充填し濃縮ウランを下部に充填してなるリニューアル核燃料棒(131)及びボイド反応度抑制板(200)からなるリニューアル核燃料集合体(130)と水素化ハフニウム制御棒(101)を現在運転中のBWRに装荷する。 (もっと読む)


本発明は、ジルコニウム又はハフニウム合金製の部材の少なくとも一部を表面処理する方法に係り、この方法は、該合金の表面層をナノ構造化して、該合金に、その少なくとも5μmなる厚みに対して、100nmに等しいかあるいはそれ以下の粒度を与えるための少なくとも一つの工程を含み、該ナノ構造化は、以前に、該部材の製造中に、これに対して適用された最後の熱処理の温度又はそれ以下の温度にて行われることを特徴とする。本発明は、またこのようにして処理されたジルコニウム又はハフニウム合金製部材にも関連する。
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【課題】応力腐食割れや電気化学的に活性化する可能性を低下させ、照射成長差異や熱膨張差異問題に留意しつつ、制御棒に隣接する燃料において制御棒を引き抜いた際に大きな出力上昇を生じる現象に対しても、反応度価値低下を抑制する。
【解決手段】先端構造材と翼結合部材とを天然組成以上にハフニウムの含有を許容するジルコニウム合金製とし、翼の主要部を構成する中性子吸収材板の中性子吸収材部をハフニウムまたはジルコニウムで希釈したハフニウム・ジルコニウム合金とし、燃料集合体に面する外面をジルカロイで覆われたハフニウムとジルカロイとの複合材とし、中性子吸収材板は内部に炉水が介在できるトラップ間隙をあけて対向させ、中性子吸収材板の厚さを、制御棒を挿抜する軸方向に略一様とする。 (もっと読む)


【課題】シースにおけるひびの発生を抑制できる制御棒を提供する。
【解決手段】制御棒1は、タイロッド4から四方に伸びる4枚のブレード2を有する。各ブレード2は、横断面がU字状をしているシース6、扁平な楕円形状の筒であるハフニウム部材3U,3Lを有する。シース6に形成された各タブ18は溶接にてタイロッド4に接合される。シース6に形成された複数の窪み部10は、ハフニウム部材3Uの両側の側面にそれぞれ接触している。ハフニウム部材3Uの両側の側面とこれらの側面に向かい合っているシース6の内面との間に形成される各間隙の幅Gは、BWRの運転中において、0.2mm<G≦1.0mmの範囲にある0.3mmに保持される。複数の窪み部10は、シース6の軸方向においてハフニウム部材3Uの上端の位置と上端から下方に長さLa(=Ls/10)だけ下がった位置の間に形成されている。 (もっと読む)


【課題】下方部分に金属スリーブに包まれた環状の中性子吸収体を含む原子炉の制御棒を提供する。
【解決手段】スリーブは下部スペーサ上に載っており、下部スペーサは制御棒の下方の端栓上に載っている。スリーブの上方部分はこの下方部分の環状の中性子吸収体より上方に延び、上部スペーサにより閉じられている。標準の中性子吸収体は金属スリーブの上端部上に載るこの上部スペーサの上方に支持されるため、軸方向の膨張に対処するためのギャップが上部スペーサと環状の中性子吸収体との間に形成される。 (もっと読む)


【課題】応力腐食割れ、電気化学的活性度及びブレードヒストリー現象を緩和できること。
【解決手段】ハフニウム板21を中性子吸収材とする4枚の翼22の挿入先端と挿入末端を先端構造材23と末端構造材24にそれぞれ結合した原子炉用制御棒20において、制御棒の中心軸Oを中心に含み、制御棒の軸方向に所定の間隔を隔てて配置されたタイクロス25を用いて4枚の翼を十字型に結合し、先端構造材とタイクロスは、天然組成程度またはそれ以上にハフニウムの含有を許容するジルコニウム合金としてのジルカロイ製であり、翼の主要部を構成するハフニウム板間には、炉水を介在可能な間隙31が形成され、翼の少なくとも翼端部22Aには、ハフニウムまたはハフニウム合金製のスペーサ部材29が装着されたものである。 (もっと読む)


【課題】応力腐食割れの生じ易さ、電気化学的な活性化を抑え、ブレードヒストリ現象を抑制して燃料の健全性を維持するもの。
【解決手段】本発明に係る原子炉用制御棒10Aは、中性子吸収材を含有する4枚のウイング15の挿入先端側および挿入末端側をそれぞれ横断面十字形の先端構造材16と末端構造材17にそれぞれ結合させて構成される。この原子炉用制御棒10Aは、制御棒中心軸側に軸方向に所定の間隔をおいて設けられた複数のタイクロス18により前記4枚のウイング15を結合して横断面十字形に構成し、前記先端構造材16とタイクロス18は、ジルコニウム合金で構成され、前記ウイング15の主要部を構成する中性子吸収材20a,21aは、ハフニウムあるいはハフニウム合金で構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】照射による膨れがその上方に延びる第2の吸収材と比較して実質的に小さい下方先端部の吸収材を有する制御棒を提供する。
【解決手段】 第2の吸収材よりも反応度価値が実質的に小さい下方先端部の吸収材は、制御棒が案内シンブル管内に完全に挿入された時制御棒の下方端栓から原子燃料集合体の案内シンブル管のダッシュポットのすぐ上の高さまで延びる。 (もっと読む)


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