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国際特許分類[G21C7/10]の内容

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【課題】原子炉構造材は炉心の下部に制御棒を収納するスペース、更にその下部に制御棒駆動機構のスペースが必要であり、核燃料集合体の約3倍の長さが必要である。この下部の部分を短縮し建設コストの削減及び発電コストを低減する。
【解決手段】自走式制御棒400は駆動部、推進部、固定部、受信機を内蔵するチタン合金またはステンレス製の支持棒420と中性子吸収材でもある銀-カドミウム電池を電源として内蔵する電池兼用制御棒翼410からなり、銀-カドミウム電池により駆動モータ411に直結するスクリュー412を外部からの信号を受信する受信機440により駆動し、先細吸水口419から水を吸い込み噴水ノズル413から水を噴出して上下に動き、丸棒ノッチ424により長期間固定位置に留まることができる。 (もっと読む)


【課題】構造材、特にシースと中性子吸収要素であるハフニウムとの中性子照射、冷却材の流れ、および運転開始から停止までの運転サイクルを通じて、制御棒の各部位における強度的な挙動特性、通水性および伸縮性等を向上する。
【解決手段】中性子吸収要素の軸方向移動阻止および移動阻止時における荷重を支持する荷重支持部材21と、各シース7内で対向する中性子吸収要素10同士の間隔を保持する間隔保持部材26とを備えた構成とする。 (もっと読む)


【課題】機械的な健全性を確保しつつ長寿命化を実現できること。
【解決手段】シース7を中央構造材6に固着して複数のウイング2を構成し、このウイングの炉心挿入方向先端側に先端構造材を、挿入末端側に末端構造材を固着すると共に、ハフニウム板10を中性子吸収材とする複数の一体型中性子吸収要素31をシース内に配列し、前記一体型中性子吸収要素は、貫通孔33、34に挿通されてシースに固着される軸部32Bと、ハフニウム板10の間隔を保持するスペーサ部32Aとを備えた保持部材32により荷重が保持される原子炉用制御棒30において、挿入先端から1/4乃至3/4の範囲で、ハフニウム板10の厚さがシース7の厚さよりも厚い制御棒挿入先端側に位置する一体型中性子吸収要素では、貫通孔34と保持部材32の軸部32Bとの間に設けられた孔間隙37が、制御棒挿入末端側に位置する一体型中性子吸収要素よりも大きく形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】放射性核種の親核種であるニッケル及びコバルトの溶出をさらに抑制することができる原子炉構造材からのニッケル及びコバルトの溶出抑制方法を提供する。
【解決手段】原子炉構造材(例えばスペーサスプリング32)を処理槽5内の純水に浸漬する。純水は加熱器7をにより90℃に昇温される。ギ酸鉄タンク9内のギ酸鉄(鉄(II)イオン含有溶液)、過酸化水素タンク11内の過酸化水素及びヒドラジンタンク13内のヒドラジンが、それぞれ、配管17に注入されて処理槽5内に導かれる。ギ酸鉄の注入は、純水中の鉄(II)イオン濃度が200ppm以上になるまで行われる。ヒドラジンの注入によってpHが5.5〜9.0の範囲内に調整される。この処理により、原子炉構造材の表面に、原子炉構造材からのコバルト等の溶出を抑制する緻密で強固なマグネタイト皮膜が形成される。 (もっと読む)


【課題】熱的余裕をより増大できる原子炉の軸方向非均質炉心を提供する。
【解決手段】パッフェ型炉心は、上部ブランケット領域、上部炉心領域、内部ブランケット領域、下部炉心領域及び下部ブランケット領域を有する。燃料集合体30は、炉心の各領域を構成する上部ブランケット部33、上部燃料部31、内部ブランケット部34、下部燃料部32及び下部ブランケット部35を有する。上部炉心領域、下部炉心領域のPu−239の富化度は18wt%である。制御棒7Aは、フォロア部8、上部領域9A、中央領域10A及び下部領域11Aを有する。制御棒12Aは、フォロア部8、上部領域13A及び下部領域14Aを有する。下部領域のB10濃度は上部領域のその濃度よりも小さく、中央領域のB10濃度は下部領域のその濃度よりも小さい。この構成により、最大線出力密度が低減され、熱的余裕が増大する。 (もっと読む)


【課題】ハフニウム板を強く拘束せず、シース内に水が流入し易く腐食等を防止することができ、ハフニウム板10の照射伸び等に対する移動余裕を確保するとともに、シースの健全性向上等を図ることができるようにする。
【解決手段】中性子吸収体を軸方向に支持する位置決め部材と、各シース7内で対向する中性子吸収体同士の間隔を保持する間隔保持部材とを互いに異なる構造部または部品として構成する。 (もっと読む)


【課題】下部端栓やその取付部分にもクロムめっきを施した加圧水型原子炉用制御棒を提供する。
【解決手段】被覆管の冷却水に接する側面は全て耐フレッティング用の表面処理が施されている加圧水型原子炉用制御棒。下部端栓が、上部側は被覆管の下部端から被覆管内に挿入され下部側は被覆管の下部端面の内周面側と溶接される挿入部と、挿入部の下端中心に下方に向けて立設された雄ねじ部とを有する内部側端栓と、上部側の外周面は被覆管の下部端の外周面側と連続する円筒面を形成し、上部側の上端中心から下方に向けて雄ねじ部がねじ込まれる雌ねじ部が形成されている外部側端栓とからなる加圧水型原子炉用制御棒。 (もっと読む)


【課題】原子力用途のためのホウ素−11(“11B”)同位体を含むSiC材料、並びに前駆体及びSiC材料の形成方法、及びSiC材料の提供。
【解決手段】原子炉構成要素において使用する材料は、セラミック材料及びホウ素−11化合物を含む、炭化ケイ素材料の前駆体配合物である。セラミック材料は、ケイ素及び炭素及び所望により、酸素、窒素、チタン、ジルコニウム、アルミニウム、またはこれらの混合物を含む。ホウ素−11化合物は、酸化ホウ素、水素化ホウ素、水酸化ホウ素、炭化ホウ素、窒化ホウ素、三塩化ホウ素、三フッ化ホウ素、ホウ素金属、またはこれらの混合物のホウ素−11同位体からなる。原子炉構成要素において使用するための材料、構成要素、並びに材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高速炉の初期余剰反応度を抑え、コンパクトな装置で、炉停止棒スクラムの多重化を実現する信頼性の高い反応度制御を行なう。
【解決手段】高速炉は、ラッパ管220内に配置された炉停止棒51と初期余剰反応度を抑える複数の中性子吸収体52とを内包している反応度制御アセンブリ26と、炉停止棒51を切り離す炉停止棒駆動機構と、各中性子吸収体52を上下移動できる複数の中性子吸収体駆動機構とを有する。炉停止棒駆動機構は、スクラム時に保持用マグネットの電源をOFFすることで内側延長管を落下させ外側延長管最下端のグリッパ部で炉停止棒を切り離す。中性子吸収体駆動機構は、外側延長軸と内側延長軸の二重管の駆動軸を有して、中性子吸収体52掴み時に外側延長軸を引き上げて両延長軸を挿入し、中性子吸収体ハンドリングヘッド60に到達後に外側延長管を押し下げてラッチフィンガーで外掴みして中性子吸収体を上下移動できる。 (もっと読む)


【課題】現在運転中のBWRの炉心を改良して高転換炉とするにあたり、ボイド反応度係数が正になるのを抑制したい。
【解決手段】稠密核燃料集合体(130) の周囲にアルミ・フッ素ジルカロイ管列(200)を配置し、通常運転時には低速中性子は減速させずに冷却材流量減少事故時に高速中性子を減速させる。 (もっと読む)


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