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国際特許分類[G21C7/10]の内容

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【課題】 シースとハフニウム楕円管との隙間腐食環境を改善し、照射誘起型応力腐食割れ(IASCC)への耐性を高めた構造の沸騰水型原子炉の制御棒を提供することである。
【解決手段】 横断面が概略十字形のタイロッド1と、横断面が概略U字形で中性子吸収材としてハフニウム楕円管7を内包しタイロッド1に部分溶接されたシース4と、シース上端に溶接により取り付けられたハンドルと、シース下端に溶接により取り付けられた下部支持板または落下速度リミッタとからなる沸騰水型原子炉の制御棒において、ハフニウム楕円管7の平坦部にくぼみ8aを形成し、または、ハフニウム楕円管7の平坦部を薄肉化8bし、または、ハフニウム楕円管7の平坦部の表面を波板状8cとし、シース4とハフニウム楕円管7の平坦部との隙間G1を従来の隙間G0よりも拡げ、隙間腐食環境を緩和した制御棒。 (もっと読む)


【課題】
現行軽水型原子炉を大幅に変更することなく点検が簡単な原子炉にしたい。
【解決手段】
許認可済ABWRに敷設せる動的機器と計測装置に接続せる電源用電線(21)と信号用電線(22)を除去する。動的機器または計測装置から引出端線(400) を出し電池(31)とアンテナ(33)付の電池内蔵無線器(32)を接続し無線中継器(34)を介して原子炉(1)を遠隔制御する。 (もっと読む)


【課題】本発明はジルカロイ材とハフニウム材とから構成されるブレードを原子炉用制御棒に使用することで、シースとハフニウム金属板との間の荷重支持部材を必要とせず、シースに加わる局部的応力の問題を回避し、原子炉用制御棒の健全性や機械的・物理的強度を向上させて長寿命化を図り、原子炉運転の経済性を向上させる原子炉用制御棒を提供する。
【解決手段】原子炉用制御棒1Aはハンドルと一体化された先端構造材2と末端構造材3とを結合する十字形断面のタイロッド4Aと、このタイロッド4Aから横断面が十字形状に放射状に突出し、その外殻部が深いU字形断面の4枚のブレード9とで構成される。このブレード9はジルカロイ材から成るブレード外殻層15と、ハフニウム材から成る中性子吸収要素層16とを有するクラッド材から構成される。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、改良された制御棒を提供することである。本発明のさらなる目的は、原子炉、特に沸騰水型原子炉用制御棒のシャドー腐食のリスクを軽減することである。
【解決手段】制御棒は、前記制御棒の長手方向軸に沿って軽水炉の炉心に導入されるのに適合している。前記制御棒は、一つの内部空間(3)を囲み前記内部空間(3)に向いた内面(2’)と外側を向いた反対側の外面(2”)を有するケーシング(2)を有する。前記内部空間に備えられている少なくとも一つの吸収材本体(7)。前記ケーシング(2)はニッケルベース合金または鉄ベース合金の構造材で製造される。前記ケーシングの内面は、電気的絶縁表面層を有する。 (もっと読む)


【課題】大量の中性子照射を受ける場合でもスエリングを起さない中性子吸収材として適切に使用することができ、巨大地震の場合でも健全性を損ないにくく、同一構造の制御棒用制御棒または停止用制御棒として汎用性を高めることができるようにする。
【解決手段】中性子吸収材を充填した棒状体を平行に並べて板状の翼とし、4枚の翼を横断面十字形の先端構造材と末端構造材とにより固着するとともに、各翼の一側面の軸方向に離間させて短尺の十字型結合部材を固着し、各翼における十字形の中心軸側の端部および中央部分に中性子吸収材を充填した角棒を配置し、各翼における十字形の外側端には中性子吸収材を充填した少なくとも翼中央側が平面状である角棒を配置し、これらを結合部材により結合し、各翼における十字形の中央側および両端部分に配置される部分をそれらの間の部分に比して肉厚が大きい厚肉部とする。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型原子炉に使用される原子炉用制御棒、特にハフニウムの所要量抑制および通水特性の向上等を図る。
【解決手段】中性子吸収要素を配置した挿入先端側から末端側までのうち、少なくとも挿入先端側から約半分の長さまでの領域に、タイロッド14から最も離れた中性子吸収要素17の端部側に中性子吸収材からなる端部側棒状スペーサ30を付加して内部に炉水流動空間を形成するとともに、端部側棒状スペーサの厚さを中性子吸収要素の外面位置よりもシース15側に向けて大きくすることにより、シースと中性子吸収要素との間にシース・吸収要素間通水間隙を形成する。 (もっと読む)


【課題】従来よりさらに高温強度、耐食性および耐IASCC性を向上させて、き裂の発生等を抑制することができ、信頼性の向上を図ることのできる原子炉用制御棒を提供する。
【解決手段】原子炉用制御棒1は、シース3、タイロッド4、コマ5、ハンドル6のうちの少なくともいずれかを、平均結晶粒径を0.1μm以上10μm以下としたオーステナイト系ステンレス鋼によって構成されている。 (もっと読む)


【課題】制御棒の反応度価値を確保し、ハフニウムの必要量を抑制し、制御棒の軽量化、健全性を確保する。
【解決手段】原子炉用制御棒10は、先端構造材14と末端構造材とを結合する中央タイロッド16と、この中央タイロッド16から放射状に突出する突出部にU字状シース19を被せて構成されるウイング20と、ウイング20内に中央タイロッド16と平行に、かつ翼外側と翼内側に配置されるハフニウム金属あるいはハフニウム合金の金属製の中性子吸収要素21とを有する。先端構造材14に隣接する中性子吸収要素21は、先端構造材14の下縁部に構成される薄肉化された構造材側取付部23bに保持ピン27を挿通し係合保持する。挿入先端側保持部と構造材側取付部23bの間に通水間隙が設けられる一方、さらに保持ピン27はU字状シース19の両内面に当接して中性子吸収要素21とU字状シース19との間にも通水間隙を設ける。 (もっと読む)


【課題】溶接部近傍のシースに生じた引張の残留応力を低減させ、変形を極力少なくすることのできる原子炉用制御棒およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る原子炉用制御棒15は、制御棒15を構成する中性子吸収材16を、ハフニウム板材20の少なくとも一面にジルコニウム板材21を接合した複合材22としたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】先端構造部におけるハフニウム・ステンレス鋼のクレビス対策、フラットチューブ等の剛性漢和対策、地震時等におけるシー衝撃体対策に優れた機能を発揮できる、水化学的および力学的面からの安全性を高めることができる原子炉用制御棒を提供する。
【解決手段】先端構造材側に最も近い前記中性子吸収要素は、内部に炉水流動空間を有するとともに挿入先端側に前記先端構造材側との間で相互に連結可能な連結部を有し、この連結部は前記先端構造材と前記中性子吸収要素のいずれか一方の躯体を貫通して形成された貫通切込部と、他方に設けられて前記貫通切込部に挿入係止される挿入係止部とを有する構成とされている。 (もっと読む)


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