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国際特許分類[G21D3/08]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子力プラント (1,000) | 原子力プラントの制御 (344) | プラントの各パラメータの制御 (159)

国際特許分類[G21D3/08]の下位に属する分類

中性子束から導かれた変数と他の制御変数,例.温度,冷却材流,圧力から導かれた変数,とを結合させることによるもの
動力機関の負荷にのみ応答して原子炉の制御を行なうもの (5)
反応度の変化のみに応答して原子炉の外部のプラントを制御することによるもの

国際特許分類[G21D3/08]に分類される特許

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【課題】
全電源喪失が生じ、原子炉圧力容器内で発生した水素が原子炉建屋内に漏洩した場合でも、水素を安全に処理し水素爆発を防ぎ、原子炉建屋の損壊を防止すると共に、放射能を封じ込めることが可能な原子力発電プラントを提供すること。
【解決手段】
本発明では、上記課題を解決するために、原子炉建屋の内部で電源を使用せずに水素を処理する水素処理設備と、全電源喪失時に起動する独立した電源によって作動する制御装置と、該制御装置に接続された水素濃度計と、該水素濃度計による水素濃度上昇の信号を受けて前記制御装置によって作動される水素処理用ダクトと、原子炉格納容器の温度分布を駆動力とし、前記水素処理用ダクトが作動されることによって前記原子炉建屋内に空気の循環を発生させ、その循環が前記水素を処理する設備を通過する循環流路とを備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】原子力発電施設における建屋での水素爆発を防止し得る有効適切な方法およびそのための設備を提供する。
【解決手段】原子力発電施設における建屋(特に原子炉建屋1の上部のオペレーティングフロア2)における水素濃度を水素検知器3により監視して、水素を検知した際には不活性気体噴出装置4により建屋内に不活性気体を噴出させ、建屋内に水素/空気/不活性気体の混合気体を充満せしめるとともに、混合気体における水素濃度を爆発限界以下の安全濃度に保持するように制御しつつ混合気体を排気管11により大気中に放出する。大気中に放出する直前の混合気体における水素濃度を監視して、水素濃度が安全濃度を超えていることを検知した際には混合気体中に不活性気体をさらに噴出させて水素濃度を安全濃度以下としたうえで放出する。 (もっと読む)


【課題】容易かつ安価な手段によって、プラントの起動に向けた昇温過程中と停止に向けた降温過程中における構造材の応力腐食割れの発生または発生した応力腐食割れの進展を抑制する原子力発電プラントの水質管理装置および水質管理方法並びに当該水質管理装置を具備した原子力発電プラントを提供する。
【解決手段】原子力発電プラントの水質管理方法は、原子炉20Aの起動に向けた原子炉水の昇温過程中および停止に向けた原子炉水の降温過程中に、原子炉水の中に窒素化合物を添加して触媒と接触させる。 (もっと読む)


【課題】フェライト皮膜への放射性核種の取り込みをさらに抑制できる原子力プラント構成部材の線量低減方法を提供する。
【解決手段】原子力プラントの定期検査の期間において、例えば、再循環系配管の内面にフェライト皮膜を形成する(S2)。定期検査の終了後、原子炉を起動し(S3)、定格出力で原子炉の運転を継続する(S4)。原子炉に接続された浄化系配管から炉水をサンプリングし、炉水のNi(II)イオン濃度を測定する。測定されたNi(II)イオン濃度が1.2ppbよりも大きいとき、鉄酸化物を給水に注入し(S6)、鉄酸化物を含む給水を原子炉内の炉水に混合する。炉心内の燃料棒の外面に固定化された鉄酸化物が炉水内のNi(II)イオンを取り込むため、炉水のNi(II)イオン濃度が低減される。この結果、フェライト皮膜に取り込まれる極微量のCo−60イオンがさらに低減される。 (もっと読む)


【課題】原子力発電プラントの起動時における熱出力の上昇過程において、温度上昇率を目標値に安定させる制御棒の自動制御を行う原子炉出力制御技術を提供する。
【解決手段】プラント10の制御棒の操作量ΔCRを判定する制御棒操作判定部30が、炉水の温度上昇率の目標値HRtとその計測値HRとの差を第1パラメータKIを介して積分演算した積分値を出力する積分器31と、前記積分値と中性子束φの対数値(炉周期逆数の計測値τ-1)との差を第2パラメータKPを介して比例演算した比例値を出力する比例器32と、前記比例値に基づく制御棒の操作量ΔCRを出力する操作信号出力器33と、中性子束φの対数値の変化率、炉水温度T及び温度上昇率HRに基づいて第1パラメータKI及び第2パラメータKPを可変するパラメータ可変部34と、から構成される。 (もっと読む)


【課題】原子炉を構成する配管等の構造材に対して、コバルト-60やコバルト-58などの放射性物質を取り込み難い材料を提供し、その状態(付着量等)を監視する技術を提供する。
【解決手段】原子炉を構成する構造材の、放射性物質と接触する表面において、酸化チタンを含む酸化被膜を形成して原子炉構造材を構成する。前記酸化チタンの付着量は、前記酸化被膜に対し、光照射装置から光照射を行って前記酸化被膜の腐食電位及び/又は電流密度を計測して行う。 (もっと読む)


【課題】給水管などの保護をより適切に行うことが可能な発電プラントを提供すること。
【解決手段】本発明の発電プラント1は、圧力容器11からの水蒸気をタービン21に導く第1の蒸気管31と、タービン21からの水蒸気を凝集して液体の水を生じさせる復水器41と、復水器41からの水を導く第1の給水管51と、第1の給水管51からの水に含まれる腐食生成物を除去する復水脱塩装置61と、復水脱塩装置61からの水を導く第2の給水管53と、第2の給水管53からの水を加熱する給水加熱器71と、給水加熱器71からの水を圧力容器11に導く第3の給水管55と、を有し、第1の給水管51には、水の溶存酸素濃度を調節する機構81が接続され、第1の給水管51、第2の給水管53、および前記第3の給水管55の内壁には、ヘマタイト被膜が形成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】RCS圧力の低下幅を抑制してRCPのシールを確保すると共にベンティング操作時間を短縮できる原子力発電プラントのRCSベンティング操作方法を提供する。
【解決手段】加圧器のベント弁を閉じ、他のベント弁を開けた後、RCS内に原子炉冷却材を充填して加圧器に空気を残したままでRCS内の空気を追い出すスタティックベント工程と、他のベント弁を閉じた後、加圧器に気体を充填してRCS内の圧力を昇圧させる気体充填工程と、RCPを起動してRCS内の残留空気を加圧器のベント弁および他のベント弁の位置まで移動させるRCP起動工程と、加圧器のベント弁を開いてRCS内の圧力を降圧させると共に他のベント弁を開いて残留空気を排出するベント工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】圧力容器上部ヘッド内における非凝縮性気体の集積を防止しさらにプラントテスト及び停止においてRPVが充満された時における空気逸出のためのベントを形成する。
【解決手段】上部ヘッド29に配管を設け、該配管は、上部ヘッド29から下向きに延びかつ原子炉の外部に通り抜けて、該上部ヘッド29上に外部配管がない状態で気体が原子炉の外部に逸出するか又は強制的に通気されるのを可能にする。配管は、取外し可能に噛合う上部及び下部セクションを含むことができる。取外し可能な噛合せは、圧縮可能ベローズ及び対応するファネルを含むことができる。配管は、炭素鋼、ステンレス鋼及び/又はNi−Cr−Fe合金を含む原子炉安全材料で製作される。 (もっと読む)


【課題】原子炉の金属材料がクロムの含有量が非常に少ない金属材料である場合でも金属材料の表面に形成される酸化皮膜中への放射性物質の取り込みを抑制する放射性物質付着抑制方法を提供すること。
【解決手段】本発明の放射性物質付着抑制方法は、軽水冷却型の原子炉を有する原子力発電プラントを構成するとともに冷却水に接液する金属材料の表面に、この金属材料の主成分である金属元素の酸化物を含む酸化皮膜が形成される場合に、この酸化皮膜中への放射性物質の取り込みを抑制する放射性物質付着抑制方法において、前記金属材料の材質は、Cr含有量が1質量%以下の鉄合金であり、前記金属材料またはこの金属材料の酸化皮膜の表面に、前記冷却水中の前記金属材料の腐食電位を低下させる物質を付着させる。 (もっと読む)


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