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国際特許分類[H01H33/915]の内容

国際特許分類[H01H33/915]に分類される特許

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【課題】小型でありながら熱ガス流の冷却を効果的に行えるガス遮断器を提供する。
【解決手段】 消弧性ガス2が充填された円筒形のタンク1内にアーク接触子3a,4aを通常運転時は接触状態に設け、電流遮断時、相対移動の開離で両接触子間に発生させたアークを消弧性ガス2を吹き付けて消弧し、消弧時生じた固定側熱ガス流11aをタンク1内に同軸に設けた排気筒101により固定アーク接触子3aから離れる方向に導き出すよう構成したもので、排気筒101は、内側を内筒流路102aとした内筒102と、該内筒102との間に外筒流路103aを設けて同軸状に覆うカップ形状の外筒103と、内筒102の筒壁に形成した内外を連通する孔106を備えており、固定側熱ガス流11aが、内筒流路102aを固定アーク接触子3aから離れる方向に流れた後、折り返して外筒流路103aを逆の方向に流れて排気筒101から排出される。 (もっと読む)


【課題】熱パッファ室の構造を見直して機械的強度を向上させることにより、遮断性能の向上および安定化を図る。
【解決手段】固定接触子4と可動接触子11(チューリップ接触子)が開離したときに発生するアークのエネルギーにより加熱昇圧された消弧ガスを受け入れてアークに吹き付ける熱パッファ室19を備えたガス遮断器であって、熱パッファ室19を構成する壁面は、可動接触子11を取り囲む円筒状の熱パッファシリンダ14と、一端側が熱パッファシリンダ14に一体的に接続され、他端側が内側に折り返されて可動接触子11の先端側に向けて突出し、内面が湾曲面16bに形成された絶縁ノズル16と、絶縁ノズル16よりも機械的強度に優れた絶縁材料により、絶縁ノズル16の外面を覆うように設けられた補強部材17と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】地球温暖化への影響を抑制するために環境面で悪影響の少ないCO等の絶縁性ガスを用いる一方で、SF6ガスを必要最小限に適用することで、ガス絶縁開閉器としての機能を発揮させるようにする。
【解決手段】内部に消弧室31aを形成した消弧室用碍管31と、この消弧室用碍管31の下部に設けられ、内部に絶縁ガス室32aを形成した支持碍管32と、この支持碍管32の下部に設けられた機構箱34と、消弧室31aと絶縁ガス室32aの間を気密的に区分する仕切板33を備える。消弧室用碍管31には、固定電極35および可動電極36を備え、可動電極36に設けられる絶縁ノズル37と、消弧室31aに封入する消弧性ガスG2とを備え、絶縁ガス室32aに消弧性ガスG2より地球温暖化係数の小さい絶縁ガスG1を封入する。 (もっと読む)


【課題】僅かな動作エネルギーで動作信頼性が高く、長寿命の高電圧スイッチを得る。
【解決手段】二つのアーク接触子21,31の内の一つつのアーク接触子31は、予め張力が与えられたスプリング33の作用に抗して変位可能に支持され、接点装置が閉じられたとき、二つのアーク接触子21,31の自由端は、互いの上に支持され、接点装置が開かれたとき、二つのアーク接触子は分離し、この過程の中で、圧縮されたアーク・ガスを収容するアーク・ゾーンLが作り出され、短絡電流遮断時に、アーク接触子21が前記予め張力が与えられたスプリング33の作用に抗して戻ることを防止するため、アーク・ゾーンLにつながっているピストン/シリンダ系60が、アーク・ゾーンLの中で圧縮されたアーク・ガスの圧力で、前記予め張力が与えられたスプリング33の反発力を押さえる力を発生する。 (もっと読む)


【課題】接触子の先端部分が他の接触子の先端部分とわずかに接触した状態から接触子同士の接触面積が次第に大きくなるまでの通電状態の過渡的変化を確実に検出して、接触子の先端部分の損耗を検出する。
【解決手段】ガス遮断器1は、操作ロッド25を相対的に低速で移動させることを可能にする動力伝達手段として手動操作レバー30が設けられると共に、操作ロッド25は当該操作ロッド25のストロークの情報を提供するためのストローク情報提供手段29が設けられたものとし、操作ロッド25を低速移動させつつ、固定アーク接触子12と可動アーク接触子19との間での接触抵抗の抵抗値を、ストローク情報提供手段29から得られる操作ロッド25のストロークと関連させて測定装置31で計測する。 (もっと読む)


【課題】中小電流から大電流に至るまで、小さな駆動エネルギーで優れた遮断性能を得るガス遮断器を提供する。
【解決手段】シリンダ13内に、ガス流路となる開口部33bを備えシリンダ13と摺動可能に構成された浮動隔壁Wが挿入されており、シリンダ13内部空間を、熱的昇圧室31と機械的圧縮室32に区分するとともに、バネSにて常時前方に付勢される。[熱的昇圧室の圧力]−[機械的圧縮室の圧力]>0.2〜2.2MPaのとき、浮動隔壁Wは後方へ移動するようになっている。 (もっと読む)


【課題】増大された電流伝送能力を有するのみではなく、スイッチが閉じられまた開かれるときの、定格電流接触子により作られる接触をも改善する、サーキット・ブレーカを提供する。
【解決手段】スイッチの長手方向軸Aに沿って移動されることが可能である二つの接触機構は、アーク接触子システム12、及びそれに対して電気的に並列に接続された定格電流接触子システム9を形成し、ここで、接触機構の内の一つは、定格電流接触子システム9、内側定格電流接触子6及び外側定格電流接触子7を有していて、内側定格電流接触子6は、長手方向軸Aの方向に、外側定格電流接触子7の上に張り出し、外側定格電流接触子7は、内側定格電流接触子6の周りを同軸状に取り囲んでいる。 (もっと読む)


【課題】接点部の幅を小さくして容器サイズを縮小化し、また、投入、遮断動作時に異常な振動や大きな衝撃力の発生を防いで、動作の信頼性を高めた投入抵抗接点付きガス遮断器を提供する。
【解決手段】第1アーク電極2a及び同心状に第1主電極2bを有する第1可動電極2と、第2アーク電極3a及び同心状に第2主電極3bを有する2可動電極3と、第2アーク電極3aの端部を摺動自在に支持する投入抵抗体12と、第2アーク電極3aの周囲で通電支持部材8に固定された固定投入抵抗接点11a及び第2アーク電極3aに支持された可動投入抵抗接点11bを有する投入抵抗接点11とを備える。投入時に、可動投入抵抗接点11bは、2つのアーク電極2a,3aが接触した後に固定投入抵抗接点11aに接触し、遮断時に、投入抵抗接点11は、2つのアーク電極2a,3aが開離した後に開離する。 (もっと読む)


【課題】パッファシリンダを大型化することなく、アークを速やかに消弧させ、しかも再発弧を防止することが可能な電力用ガス遮断器を提供する。
【解決手段】パッファシリンダ21と、外径が先端方向に段階状に小径となる固定ピストン24と、パッファシリンダと固定ピストンとによって形成される第一の圧縮室26と、固定ピストンとの当接によって軸方向に移動可能な可動ピストン25と、パッファシリンダの内部に同軸状に設けられた仕切壁21cとパッファシリンダの内面21aとによって形成され、可動ピストンが軸方向に移動可能に嵌合される第二の圧縮室27と、第二の圧縮室に収納され可動ピストンを固定ピストン側に付勢する付勢手段28と、第一の圧縮室内の消弧ガスをアークEに向けて噴射する第一のノズル31と、二の圧縮室の消弧ガスをアークEに向けて噴射する第二のノズル32とを備える。 (もっと読む)


【課題】COを含む絶縁ガスを用いたガス絶縁機器において、絶縁性能または消弧性能の低下を抑制する。
【解決手段】ガス絶縁機器(例えば、ガス絶縁遮断器)は、密閉容器10内に高電圧部、ゼオライト20、および、絶縁ガスを有する。絶縁ガスは、COガスまたはCOガスを含むガスである。ゼオライト20は、ゼイライトケース21に収納され、絶縁ガスの雰囲気下に配置されている。ゼオライト20は、ガス絶縁機器の使用前においてCOを吸着したものである。 (もっと読む)


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