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国際特許分類[H01H33/915]の内容

国際特許分類[H01H33/915]に分類される特許

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【課題】電気接点や周辺部品が当初設定した損耗限界に達したことを直接的に検出するためのガス絶縁開閉装置及びガス絶縁開閉装置用部品のアーク損傷検出方法を提供する。
【解決手段】遮断器の絶縁ノズル6に、アーク13による損耗により遮断器ガス容器1内にガス状物質を放出するマーキング物質14を含有させた。絶縁ノズル6は耐熱性と絶縁性を確保するため、通常フッ素樹脂で成形されているが、通常用いられるフッ素樹脂に、耐熱性と絶縁性に優れた塩素系樹脂、例えばポリ塩化ビニリデンをマーキング物質14として、フッ素樹脂と均一に混ぜて成形した。 (もっと読む)


【課題】容積を可変とするボリューム部を備えるといった簡単な構成により、大電流領域だけではなく中小電流領域においても小さな駆動力で優れた電流遮断性能を発揮でき、小形で信頼性の高いガス遮断器を提供する。
【解決手段】自力室11内には可変ボリューム部20が形成される。可変ボリューム部20は、自力室11の内部に配置された仕切り板21およびパッファシリンダ9の内壁面および仕切り板21とパッファシリンダ9の内壁を摺動可能な可動壁22によって囲まれて気密が保たれている。可動壁22には可変ボリューム部20内に該可動壁22を支持するためのばね23が取り付けられ、自力室11の内部圧力がばね23のばね力を上回ると、可動壁22がばね23を圧縮する方向に動作するようになっている。 (もっと読む)


【課題】 装置の大型化、コスト高を引き起こすことなく、かつ、遮断性能を確保し、高電圧・大電流化が実現できる遮断器及びパッファ形ガス遮断器を得る。
【解決手段】 開極指令があると駆動装置により、可動側接触子と共に駆動する可動側パッファ室と、可動側接触子と固定側接触子を係合させる係合部と、固定側接触子に引張力を付与する引張手段と、閉極状態より開極動作開始時、可動側接触子と固定側接触子は一体に、引張手段の引張力に逆らいながら駆動し、開極動作途中の所望の位置にて、可動側接触子と固定側接触子の係合部の係合を開放する係合開放手段を具備する。 (もっと読む)


【課題】パファー・ボリュームの中の過剰圧力を解放するためのバルブを備えたパファー・サーキット・ブレーカを提供する。
【解決手段】サーキット・ブレーカは、パファー・ボリューム9、及び、もしその中の圧力が所定の閾値を超えた場合にパファー・ボリューム9から排出されるガスための少なくとも一つの過剰圧力バルブ16を有している。この過剰圧力バルブ16は、可動接点アセンブリ2の固定サポート・ボディの中の、ピストン17及びスプリング19並びにキャビティ18により構成されている。この過剰圧力バルブ16は、コンパクト且つシンプルなデザインであって、小さなヒステリシス及び大きな断面を有している。 (もっと読む)


【課題】遮断時にピストンロッドから進入する高温絶縁ガスによる絶縁支持台および絶縁ロッドの沿面絶縁耐力の低下を抑制したパッファ形ガス遮断器を構成する。
【解決手段】固定側アーク接触子と可動側アーク接触子が接離可能に対向配置した電極部を絶縁支持台に絶縁支持された固定部材に装着し、固定側アーク接触子と接離動作する可動側アーク接触子に中空状のピストンロッドと絶縁ロッドとを連結して固定部材の胴部に挿通し、絶縁ロッドに、遮断時に発生するアークにより加熱され、ピストンロッドの中空部から絶縁ロッド側に進入する絶縁ガスの絶縁ロッド側への放出を回避するガス流阻止部材を装着し、ガス流阻止部材は、絶縁ロッドのピストンロッド側端部に装着し、固定部材胴部はガス流阻止部材の動作範囲を筒状に形成した。 (もっと読む)


【課題】絶縁ガスとしてヨウ素化合物を用いたガス絶縁電気機器において、分解によって発生するヨウ素又はヨウ素化合物を確実に捕集することにより、反応性の高いヨウ素濃度を低減して、絶縁信頼性の向上を図ったガス絶縁電気機器を提供する。
【解決手段】金属容器2内には、高電圧印加部1を電気的に絶縁するための絶縁ガス4として、CFI等のヨウ素化合物が封入されている。金属容器2の底面にガス吸着剤5が設けられている。ガス吸着剤5は、銀又は銀の化合物から成り、ヨウ素又はヨウ素化合物の選択捕集性能を有している。 (もっと読む)


【課題】小さな駆動力でも大電流を遮断可能で、中小電流領域においても優れた電流遮断性能を有するパッファ形ガス遮断器を提供する。
【解決手段】熱パッファ室11と圧縮パッファ室12を区画する仕切り板10に逆止弁14bを設ける。逆止弁14bは、通常時はアーク7側においてすぼまった円錐形になっている。大電流遮断時の状態では、熱パッファ室11内部の圧力が高く、分割されている逆止弁14bは互いに隙間なくぴったりと接触している。この状態では熱パッファ室11側からアーク7へ消弧性ガスが流れる。中小電流遮断時に、熱パッファ室11の圧力が圧縮パッファ12の圧力よりも低くなった場合は、この逆止弁14bはアーク7側に開く。逆止弁14が開くと、圧縮パッファ室12と熱パッファ室11との間に流路21が形成される。消弧性ガスは、この流路21を通って、熱パッファ室11を全く経由せずにアーク7近傍へと誘導される。 (もっと読む)


【課題】地球温暖化係数がSFガスよりも小さく、かつC元素を含むガスを消弧媒体として適用した場合でも、カーボンの生成を抑制して、優れた性能を確保する。
【解決手段】密閉容器1内に絶縁ガス2を充填し、固定接触部21および可動接触部22が対向して配置する。固定接触部21および可動接触部22には固定アーク接触子7aと可動アーク接触子7bを設ける。消弧媒体となる絶縁ガスの主体をC元素を含むガスと他のガスとの混合ガスとする。混合ガス中にO元素を含むことにより、電流遮断にともなうカーボンの生成量を抑制する。消弧性能に非常に優れるHガスを混合させることで、消弧性能を向上させ、アークの熱エネルギーを積極的に利用しないことによる性能の低下を補う。密閉容器1内に、水分、OあるいはCOを吸収する機能を持った吸着剤34を設置する。 (もっと読む)


このスイッチング・チャンバは、ガス絶縁式高電圧スイッチのために意図されたものであって、軸(5)に沿って互いに対して相対的に移動する二つのアーキング・コンタクト(3,4)を備えたコンタクト装置(2)、絶縁ノズル(6)、絶縁補助ノズル(11)、加熱ボリューム(7)、及び加熱チャネル(10)を含んでいる。加熱チャネル(10)は、絶縁ノズル(6)と絶縁補助ノズル(11)の間で、部分的に軸方向に経路が定められ、アーキング・ゾーン(9)を加熱ボリューム(7)に接続する。加熱チャネル(10)の、加熱ボリューム(7)の中に開口する部分(12)は、軸(5)に対して内側に傾斜している。短絡電流がアーキング・ゾーン(9)の中で切り離されるときに形成される高温ガス(13)は、それ故に、内側に方向付けられた速度成分を有した状態で、加熱ボリューム(7)の中へ流れ、軸に近い領域内で、加熱ボリューム(7)の中へ深く浸入することが可能である。加熱ボリューム(7)の中で、高温ガス(13)及び既に存在している低温ガス(16,18)から形成されたクエンチング・ガスの質が、このようにして改善されることが可能であり、このクエンチング・ガスは、切り離しの間にアーキング・ゾーン(9)の中で発生したスイッチング・アーク(8)を吹き消すために使用される(図1)。
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【課題】SFの代替ガスとして、CFIまたはCFIを含有する混合ガスを使用するガス遮断器の電流遮断や絶縁破壊の際に生じるヨウ素およびフッ化水素(HF)、ヨウ化水素(HI)等を含む分解ガスを吸着して、絶縁性能の低下や装置の腐食を防止する。
【解決手段】 活性炭、ゼオラム、イオン交換樹脂等を吸着剤としてヨウ素および分解ガスの吸着剤を遮断器のCFIまたはCFIを含有する混合ガスが移動する通路または滞留する部位に敷設・格納する。 (もっと読む)


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