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国際特許分類[H01H33/915]の内容

国際特許分類[H01H33/915]に分類される特許

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【課題】熱パッファ室の位置が電極の極間の後方にあるものでは、熱ガスの取り込みや吹付ける場合に軸方向の長い通路や迂曲した長い通路を通して熱ガスの取り込みおよび吹付けを行う必要があり流路抵抗が高く十分な取り込みや吹付けが得られなかった。また熱パッファ室の位置が電極の極間の側方に配置されているものでは、熱ガスの排出口が電極軸の方向のため、ガスの流れは可動電極によって妨げられ、十分な排出能力が得られなかった。
【解決手段】同一軸線上に接離自在に配置された固定側電極と可動側電極、両電極の開離時に両電極間で形成される空間部に向かって開口する開口部を有し、消弧性ガスの圧力を上昇させる第1熱パッファ室、消弧性ガスを第1熱パッファ室内からアークへ吹付ける絶縁物ノズルを備え、第1熱パッファ室の開口部を除いた空間部に、アークへ吹付けた後の消弧性ガスを軸線と交叉する方向に排出する排気口を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】製品の長寿命化ならびに環境負荷の低減化に寄与すると共に、コンパクト化および低コスト化を実現して、高い遮断性能および信頼性を発揮することができるガス遮断器を提供する。
【解決手段】絶縁ノズル6の内部に、絶縁ノズル6と同心を保つようにして円筒形のノズル内絶縁部材32aが設けられている。ノズル内絶縁部材32aは、固定アーク接触子7aにおいて可動アーク接触子7bと向かい合う側を先端側として、その先端側端面に強固に接合されている。 (もっと読む)


本発明は、52kVより大きい高圧回路遮断器用遮断チャンバに関する。本発明によれば、回路遮断器の遮断値の所定の割合よりも高い値を持つ電流を伴うアークを、熱膨張容積の一部を通過して(遮断チャンバが自動空気式遮断タイプであるとき)、又は圧縮容積を通過して(遮断チャンバが自動遮断タイプであるとき)アークを根源(Z)で遮断することにより、
短絡回路電流の対称及び非対称の全ての値に展開する動作エネルギーと、遮断で生じるアーク消去の有効性との間に妥協が成立する。 (もっと読む)


【課題】高温の絶縁ガスを通して排出する筒状のパッファシャフトの構造を変更することにより、遮断性能を長期間維持できるパッファ形ガス遮断器を提供する。
【解決手段】容器1内に配置する遮断部10の可動側は、主接触子13やアーク接触子14、絶縁ガスを圧縮するパッファ装置を構成するパッファシリンダ15、絶縁ガスを案内してアークに吹き付ける絶縁ノズル17、パッファシリンダ15の軸中心に配置して高温の絶縁ガスを通して排気穴から排出する筒状のパッファシャフト18を備えている。パッファシャフト18は、操作側端部に排気穴20を設けた外側パイプ部材19と、外側パイプ部材19の内側に配置して固定する内側パイプ部材21とからなっており、内側パイプ部材21の端部に、外側パイプ部材19の排気穴20にガス案内突出部23Bを嵌め合わせるガス排出案内部材23を配置している。 (もっと読む)


【課題】消弧性能及び絶縁性能が高められたパッファ装置を備える配電機器を提供する。
【解決手段】配電機器としての開閉器は、閉路時に可動電極の接触部24a,24bが固定電極に接触し、開路時に固定電極と可動電極との間に発生するアークをパッファ装置30により消弧する。パッファ装置30は、可動電極の回動に伴い伸縮する蛇腹部材50と、可動電極を覆うとともに、蛇腹部材50が固定される絶縁ケース32a,32bとを備える。蛇腹部材50により発生される消弧性ガス噴流は、絶縁ケース32a,32bの導通部を通過して固定電極と可動電極の接触部24a,24bとの間を隔絶するように第1細隙41a,41b、第2細隙42a,42b、及び第3細隙43a,43bから噴出して、消弧する。可動電極は、絶縁ケース32a,32bによって覆われているため絶縁性能が高められている。 (もっと読む)


【課題】アーク空間において速やかな冷却効果を得ることができ、信頼性の高い遮断性能を得ることができるガス遮断器を提供する。
【解決手段】絶縁ノズル26の内側のスロート部(最小断面積部)S4に、凹部41を形成する。電流零点において、アーク空間に2方向流32fが発生すると、流れのよどみ点となるS5近傍でアークが絞られ、冷却が開始される。これに加えて、絶縁ノズル26のスロート部に形成された凹部41のエッジによって、2方向流32fの流れが乱され、渦流40が発生する。この渦流は、スロート部において、流れを中心軸の向きへ絞るように作用する(領域S6)。その結果、実質的には絶縁ノズル26のスロート径を小さくしたのと同様の作用効果が得られる。これにより、よどみ点S5に加え、絞り部S6においても冷却が開始されるため、相乗的な冷却効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】再閉路動作時でも、小さな駆動力で大電流遮断を実施できる、優れた遮断性能を有するガス遮断器を提供する。
【解決手段】自力室11と機械圧縮室12とを仕切る連結板10に形成された連通穴13に設置された逆止弁14の内径側に、この逆止弁14の内径側端部が当接する封止壁20を形成する。自力室11内の圧力上昇が機械圧縮室12の圧力上昇よりも低下して逆止弁14が開放される際には、その内径側端部が封止壁20の表面と接触しながら、図中上方に移動するように構成する。これにより、連通穴13から逆止弁14を介して自力室11内に供給される消弧性ガス1の流路を、逆止弁14の外径方向へ導くことができる。 (もっと読む)


【課題】絶縁ノズルにおけるスロート部の消耗程度を容易に把握してその交換時期を判断することができるようにしたガス遮断器を提供する。
【解決手段】消弧性ガスの吹き付け流路中に最小径のスロート部19を有して絶縁性ノズル17を構成し、このスロート部19にリング状のノズル交換目安用溝20を形成し、スロート部19に形成したノズル交換目安用溝20の状態を確認し、このノズル交換目安用溝20の切り込み深さが無くなるほど損傷している場合、絶縁ノズル17を交換するほどスロート部19が消耗していると判断し、絶縁ノズル17を新品と交換する。 (もっと読む)


【課題】地球温暖化への影響が小さく、かつ優れた性能と品質を有し、かつ安全性の高いガス絶縁開閉器を提供する。
【解決手段】消弧性ガスで充たされた密閉容器1内に電気接点を配置し、通電時には電気接点を接触状態に保つことで通電を行ない、電流遮断時には電気接点を解離させて消弧性ガス中にアーク放電を発生させ、そのアーク8を消弧することで電流を遮断せしめるよう構成されたガス絶縁開閉器である。消弧性ガスの主成分はCHガスである。または、消弧性ガスが、NガスとCHガスを主成分とする混合ガスであって、CHガスを30%以上含む混合ガスである。または、消弧性ガスが、COガスとCHガスを主成分とする混合ガスであって、CHガスを5%以上含む混合ガスである。 (もっと読む)


【課題】小さな駆動エネルギーで中小電流から大電流に至るまで確実に遮断可能な、コンパクト性及び遮断性能に優れたガス遮断器を提供する。
【解決手段】逆止弁41の内周側に、円筒形状のフローガイド部46を一体的に設けた点にある。フローガイド部46は操作ロッド26の軸方向の沿面に平行に伸びて形成されており、円形平板形状の逆止弁41とは所定の曲率を持って滑らかに接続されている。 (もっと読む)


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