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国際特許分類[H01L39/12]の内容

国際特許分類[H01L39/12]に分類される特許

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【課題】超伝導結晶の臨界温度を高め得る材料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】組成として、モル%表記で、Bi2310〜30%、SrO20〜50%、CaO10〜30%、CuO20〜45%、アルカリ金属酸化物0.1〜10%を含有する超伝導性を有するBi系非晶質材料であることを特徴とする。また、超伝導材料とするための製造方法は、上記のBi系非晶質材料を熱処理することにより、超伝導結晶を析出させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】2バンド超伝導体において、ドメイン構造をとることが困難であり、ドメイン壁を薄くするために、ドメイン壁の生成エネルギーを大きくするとドメイン壁が作りづらいという問題があった。ドメイン壁を超伝導体内に発生せしめて、磁束のピン止めの向上と、ドメイン壁を使った情報処理技術を提供することを目的とする。
【解決手段】3バンド目を導入し、3バンド間の位相差同士に起きるフラストレーションを利用し、多バンド超伝導体の中に、カイラル対称性の破れを生じさせ、ドメイン壁の薄いドメイン構造を有する多バンド超伝導体を実現する。また、2バンド超伝導体でバンド間の位相差がπであるような超伝導体に、非超伝導層をはさんで単バンド超伝導体を積層した擬似的な3成分超伝導体により実現することもできる。 (もっと読む)


【課題】弾性変形可能な有機物超伝導体であって、臨界温度が高い有機物超伝導体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ピセンにアルカリ金属またはアルカリ土類金属をドーピングしてなる有機物超伝導体とする。この有機物超伝導体は、真空状態としたガラス管内にピセンとアルカリ金属またはアルカリ土類金属を封入する封入工程と、ガラス管を所定温度以上に加熱することによりアルカリ金属またはアルカリ土類金属をピセンにドーピングするアニール工程とによって製造する。 (もっと読む)


【課題】 多層カーボンナノチューブをより高温で再現性良く超伝導状態にすることができる超伝導素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 多孔質膜2中の細孔21内に多層カーボンナノチューブが形成されており、当該多層カーボンナノチューブは、その直径が5〜30nm、その層数が2〜20である超伝導素子であって、前記多層カーボンナノチューブが、多層カーボンナノチューブを構成する炭素原子の一部がホウ素原子で置換されたホウ素置換型多層カーボンナノチューブ3である。 (もっと読む)


【課題】二ホウ化マグネシウム(=MgB)を含有する超伝導素子を提供すること。
【解決手段】この超電導素子は、金属マトリックス(2)に密閉されかつ少なくとも1つの高導電性オーム素子(4)も有する5〜500ミクロンの大きさの少なくとも1つの超伝導フィラメント(1)を備え、超伝導フィラメントは、マトリックス(2)及び導電性オーム素子(4)から保護金属層(3)によって分離され、超伝導フィラメントは、ホウ素(B)粉末及びマグネシウム(Mg)粉末と第1の添加剤としての炭化ホウ素(=BC)粉末との間の反応によって形成され、1つ又は複数の追加の炭素含有粉末添加剤が、Mg、B及びBCを含む粉末混合物の反応で存在することを特徴とする。MgBに対する粉末混合物の反応は、500〜760℃の温度で行われ、760℃以下の温度で臨界電流密度Jが最大になる。 (もっと読む)


【課題】クラスタービーム自体を補助的に噴射/成長させる方法で超伝導膜内にナノ粒子を形成させることにより、磁束線のピン止め力を向上させて超伝導体の臨界電流密度を増大させる、補助クラスタービームの噴射による高温超伝導膜の製造方法、製造装置、及びその方法によって製造される高温超伝導膜の提供。
【解決手段】真空チャンバー内で蒸発法によって高温超伝導膜を形成させる高温超伝導膜製造方法において、高温超伝導体材料物質を蒸発させて高温超伝導体物質を蒸気状態にして基板に蒸着させると同時に、ハウジングの内部に充填されたクラスタービーム材料物質を加熱して気体原子に形成させ、形成された気体原子をハウジングの入り口のノズルを通過させた後、クラスタービームの形で基板側に噴射/成長させることにより、高温超伝導膜の内部にピン止め点を形成させる、補助クラスタービームの噴射による高温超伝導膜製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】超伝導状態とした多層カーボンナノチューブからなる超伝導素子及びその作製方法の提供。
【解決手段】多層カーボンナノチューブと金属電極とを備えた超伝導素子であって、前記多層カーボンナノチューブは、その直径が5〜20nm、その層数が2〜20であり、かつ、その長手方向に対し垂直に切断された切断面を有し、前記金属電極は、この切断面で多層カーボンナノチューブと接触していることを特徴とする超伝導素子。 (もっと読む)


【課題】有機薄膜を用いたジョセフソン素子を製造する。
【解決手段】
成膜対象物10bを真空雰囲気に置き、有機薄膜から成る第一の超伝導電極膜13表面にトリメチルアルミニウムを吸着させ、真空排気した後、オゾンガスを導入する。トリメチルアルミニウムとオゾンガスが反応し、酸化アルミニウム薄膜141が形成される。残留ガスや反応副生成物は真空排気によって除去する。トリメチルアルミニウムとオゾンガスの導入を交互に複数回行い、アルミナ薄膜141、142を積層させ、トンネル障壁膜を形成する。トンネル障壁膜の表面に第二の超伝導電極膜を形成すると、ジョセフソン素子が得られる。 (もっと読む)


【課題】 超伝導素子を作成に際して、例えば超伝導トランジスター等にみられる超伝導−非超伝導体の接合における非超伝導体部分に用いる場合に有用である燐化合物からなる材料を提供する。
【解決手段】 Co2Si型結晶構造をとり、化学組成が式MIrP(M=Ti,Zr,Nb又はMoから選択した1以上の元素)で表わされる化合物であることを特徴とする燐化合物。(但し、各成分M:Ir:Pの比率は基本的には1:1:1であるが、格子欠陥等により組成変動がある場合に、その組成変動範囲を含む) (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、二ホウ化マグネシウム超電導線と同種又は異種の超電導線との超電導接続により優れた通電特性及び安定性を有する二ホウ化マグネシウム超電導線の接続構造及びその接続方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、超電導被覆層によって覆われている二ホウ化マグネシウム超電導線と他の超電導線とが前記超電導被覆層を介して互いに接してはんだを充填させた接続金属管内にて接続されていることを特徴とする二ホウ化マグネシウム超電導線の接続構造にある。 (もっと読む)


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