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国際特許分類[H01M4/96]の内容

国際特許分類[H01M4/96]に分類される特許

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【課題】 圧縮前後における厚みの変動が小さく、径の小さな芯材に巻き取り可能な多孔質炭素電極基材を提供することを目的とする。
【解決手段】 炭素短繊維を炭素により結着した炭素繊維紙であって、
シートマシン流れ方向(MD)の曲げ強度(F)と流れに対して直角方向(TD)の曲げ強度(W)との比X(X=W/F)が0.20〜0.40の範囲にあり、
厚み方向に対して繰り返し3.5MPaの面圧を付与する圧縮試験において、初回圧縮時の付与面圧2.0MPaにおける多孔質炭素電極基材の厚みと10回目圧縮時の付与面圧2.0MPaにおける多孔質炭素電極基材の厚みとの差が0.1〜10μmの範囲にある、
多孔質炭素電極基材。 (もっと読む)


【課題】炭素短繊維の破断が少なく、導電性に優れた多孔質電極基材およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】炭素短繊維(A)と、炭素繊維前駆体短繊維(b1)およびフィブリル状炭素前駆体繊維(b2)の少なくとも一方とを平面内において分散させた前駆体シートを製造する工程(1)と、前記前駆体シートの水分率を30%以上300%以下に調整する工程(2)と、ロール対を一対以上有する連続式加熱ロールプレス装置を用いて、前記前駆体シートを加熱加圧処理する工程(3)と、加熱加圧した前駆体シートを1000℃以上の温度で炭素化処理する工程(4)とを有する多孔質電極基材の製造方法。および該製造方法で得られる多孔質電極基材。 (もっと読む)


【課題】厚みの小さい、炭素繊維紡績糸織物とその製造方法、および該炭素繊維紡績糸織物の原料となる炭素繊維前駆体紡績糸織物を提供する。
【解決手段】少なくとも緯糸となる炭素繊維前駆体紡績糸は、炭素繊維前駆体繊維と、該炭素繊維前駆体繊維と混紡され又は合撚される消失性繊維とを原料とする。該炭素繊維前駆体紡績糸織物を原料とする炭素繊維紡績糸織物は、厚み50〜300μm、目隙度2〜20%であって、剛軟度及び電気抵抗値が特定の範囲にあり、炭素繊維紡績糸のメートル番手は、1/50〜200Nmの単糸と2/100〜2/400Nmの双糸とからなる群から選ばれる。この炭素繊維紡績糸織物は、燃料電池のガス拡散電極用に好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、第1の導電層と第2の導電層との密着性が良好であり、且つ各導電層の膜厚のバラツキを抑えたガス拡散層を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の燃料電池用ガス拡散層は、第1の導電層及び第2の導電層を有する積層体からなる燃料電池用ガス拡散層であって、前記第1の導電層は、少なくとも導電性炭素粒子及び高分子重合体を含み、且つ、前記第2の導電層は、少なくとも導電性炭素材料及び高分子重合体を含み、「第1の導電層中の前記高分子重合体は、第2の導電層と接しない表面よりも第2の導電層と接する表面に密に存在する」、「第2の導電層中の前記高分子重合体は、第1の導電層と接しない表面よりも第1の導電層と接する表面に密に存在する」の少なくとも1つを満たすものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、第1の導電層と第2の導電層との密着性が良好であり、且つ各導電層の膜厚のバラツキを抑えたガス拡散層を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の燃料電池用ガス拡散層は、第1の導電層及び第2の導電層を有する積層体からなる燃料電池用ガス拡散層であって、前記第1の導電層は、少なくとも導電性炭素粒子、及びガラス転移温度が−30〜220℃の高分子重合体を含み、且つ、前記第2の導電層は、少なくとも導電性炭素材料、及びガラス転移温度が−30〜220℃の高分子重合体を含み、「第1の導電層中の前記高分子重合体は、第2の導電層と接しない表面よりも第2の導電層と接する表面に密に存在する」、「第2の導電層中の前記高分子重合体は、第1の導電層と接しない表面よりも第1の導電層と接する表面に密に存在する」の少なくとも1つを満たすものである。 (もっと読む)


【課題】 燃料電池に用いた際に短絡や反応ガスのクロスリークが生じにくい、基材表面において結着が不十分な炭素短繊維や樹脂炭化物が十分に除去された多孔質炭素電極基材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 以下の(1)〜(3)の工程を含む、多孔質炭素電極基材の製造方法。
(1)炭素短繊維が炭素により結着された炭素シートを製造する工程。
(2)前記炭素シートを、炭素シートの少なくとも一方の面に弾性を有するシートを配置し、連続的な加圧手段を用いて線圧5kN/m〜30kN/mで加圧する工程。
(3)次いで、炭素シートに付着した炭素粉を連続的に除去する工程。 (もっと読む)


【課題】炭素短繊維の破断が少なく、導電性に優れた多孔質電極基材およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】炭素短繊維(A)と、炭素繊維前駆体短繊維(b1)およびフィブリル状炭素前駆体繊維(b2)の少なくとも一方とを2次元平面内において分散させた前駆体シートを製造する工程(1)と、表面算術平均粗さが2.0μm以下のフラットロールと、表面算術平均粗さが5.0μm以上20μm以下のエンボスロールとからなるロール対を一対以上有する連続式加熱ロールプレス装置を用いて、前記前駆体シートを加熱加圧処理する工程(2)と、加熱加圧した前駆体シートを1000℃以上の温度で炭素化処理する工程(3)と、を有する多孔質電極基材の製造方法。および該製造方法で得られる多孔質電極基材。 (もっと読む)


【課題】触媒層と導電性多孔質層との密着性が高い膜−電極接合体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の膜−電極接合体は、触媒層、電解質膜及び触媒層が順次積層された触媒層−電解質膜積層体の片面又は両面に、燃料電池用ガス拡散層が積層されている燃料電池用膜−電極接合体であって、前記燃料電池用ガス拡散層は、導電性多孔質層を有し、且つ、前記触媒層と前記導電性多孔質層とが接するように前記触媒層−電解質膜積層体上に積層されており、前記導電性多孔質層は、少なくとも導電性炭素粒子、並びにガラス転移温度が、触媒層中に含まれる電解質のガラス転移温度以下、及び電解質膜を構成する水素イオン伝導性樹脂のガラス転移温度以下の少なくとも1つを満たす高分子重合体を含み、前記導電性多孔質層中の前記高分子重合体は、触媒層と接しない表面よりも触媒層と接する表面に密に存在するものである。 (もっと読む)


【課題】製造工程を単純化でき、かつ、環境負荷を軽減し、ガス拡散性が阻害されにくく、電池の設定された負荷環境にも対応可能なガス拡散用インク組成物の提供。
【解決手段】高分子電解質膜の両面に触媒層が設けられ、触媒層の他の面側にはガス拡散層が設けられた固体高分子形燃料電池において、ガス拡散層はガス拡散能及び導電性を有する導電性多孔質基材と導電性粒子を有する被覆層からなり、前記導電性粒子として、導電性多孔質基材の平均細孔径に対して、1/10以上の中心径を持つ第1の炭素粒子と、前記第1の炭素粒子の1/3以下の中心径を持つ第2の炭素粒子との混合比率M1/M2が95/5〜70/30となるように混合してなるガス拡散層用インクを導電性多孔質基材上に塗布したものである。 (もっと読む)


【課題】原料微粒子の粒径変化を防ぎ、且つ、製造効率の高い触媒微粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】パラジウムを含む中心粒子と、白金を含み当該中心粒子を被覆する最外層とを備える触媒微粒子の製造方法であって、パラジウム含有粒子を準備する工程、銅イオン溶液中において、前記パラジウム含有粒子に、銅被覆初期からパラジウムの標準電極電位未満の電位を印加することにより、前記パラジウム含有粒子の表面に銅単原子層を被覆する工程、及び、前記銅単原子層を、白金を含む前記最外層に置換する工程を有することを特徴とする、触媒微粒子の製造方法。 (もっと読む)


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