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国際特許分類[H01M4/96]の内容

国際特許分類[H01M4/96]に分類される特許

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【課題】触媒中の触媒金属粒子の使用量低減と高出力化との両立が可能であって、製造工程が単純な燃料電池用触媒層の製造方法及び燃料電池用触媒層を提供する。
【解決手段】少なくとも一部は細孔径が4nm以上である低比表面積の第1のカーボン担体を備える触媒を第1の高分子電解質の溶液に分散した主触媒ペーストを準備する。さらに、第2のカーボン担体を第2の高分子電解質の溶液に分散し、前記第2のカーボン担体が前記第1の膜厚より厚い第2の膜厚の前記第2の高分子電解質層で被覆されてなる保水ペーストを準備する。そして、主触媒ペーストと保水ペーストとを混合して混合ペーストとする。ここで、第1の高分子電解質の溶液の粘度よりも第2の高分子電解質の溶液の粘度を高くしておく。この混合ペーストをカーボンクロス等に塗布し、乾燥して燃料電池用触媒層とする。 (もっと読む)


【課題】導電性ダイヤモンドライクカーボンやグラッシーカーボンを担体とした燃料電池用触媒層は高い活性を得難い。また。高い出力特性を得られるE/Cが加湿状態毎に異なっていた。
【解決手段】導電性ダイヤモンドライクカーボン若しくはグラッシーカーボンからなる第1のカーボン担体を備える触媒を第1の高分子電解質の溶液に分散し、触媒が第1の膜厚の第1の高分子電解質層で被覆されてなる主触媒ペーストを準備するステップと、第2の担体を第2の高分子電解質の溶液に分散し、第2の担体が第2の膜厚より厚い第2の膜厚の第2の高分子電解質層で被覆されてなる保水材ペーストを準備するステップと、主触媒ペーストと前記保水材ペーストとを混合するステップと、を経て燃料電池用触媒層を製造する。 (もっと読む)


【課題】触媒の触媒金属粒子を燃料電池反応により効率的に活用できるようにする。
【解決手段】触媒の表面と電解質との間に親水性の領域を形成するPFF構造では、電解質の層の内側に水が閉じ込められるので、担体の表面へ酸性官能基を付与しておくことにより、この酸性官能基は常に水に接触しているのでこれからプロトンが水中へ供給される。したがって、触媒の微細孔内など電解質が回り込めない環境においても、酸性官能基からのプロトンが微細孔周面に存在する触媒金属粒子へ供給され、当該触媒金属粒子は燃料電池反応に寄与する。 (もっと読む)


【課題】カーボン担体上に白金又は白金合金を少量担持した触媒により高性能である固体高分子形燃料電池用電極触媒およびその製造方法を提供する。
【解決手段】カーボン担体上に白金又は白金合金を担持した触媒において、カーボン担体が窒素原子及び又はホウ素原子と遷移金属を含有する炭素材料である。該炭素材料は、窒素原子及び又はホウ素原子と遷移金属を含有する炭素前駆体を不活性ガス雰囲気下において500℃〜1,500℃の温度で加熱処理した後、平均粒子径を2.0μm以下まで粉砕処理し、さらに粉砕物に含有される遷移金属を除去する金属除去工程、及び賦活ガス雰囲気下で加熱処理する賦活工程をそれぞれ少なくとも1回以上行って得ることができる。 (もっと読む)


【課題】従来の窒素含有炭素材料と比較して、電極反応において高い酸素還元活性を有する窒素含有炭素材料の製造方法を提供する。
【解決手段】アズルミン酸と遷移金属とを含む窒素含有炭素材料のプレカーサーを炭化する工程を有し、前記工程が、前記プレカーサーに第1の熱処理を施す第1の工程と、前記第1の熱処理を施された前記プレカーサーから前記遷移金属の少なくとも一部を除去する第2の工程と、前記遷移金属の少なくとも一部が除去された前記プレカーサーに第2の熱処理を施す第3の工程と、を有する窒素含有炭素材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】撥水層による水の排出性を維持しつつ、撥水層形成による抵抗増加の少ないガス拡散層により、発電時のIRロスを低減し、電池性能を向上させるとともに、上記ガス拡散層の工程数を削減したガス拡散層及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】カーボン材料とフッ素樹脂で構成されたガス拡散層を、高温で酸素プラズマ処理することで、表面のカーボン材料を酸化し、炭酸ガスとなって消失させることで、ガス拡散層の表面層のフッ素樹脂の組成比を高くすることで、簡易なプロセスで、接触抵抗を維持しつつ、表面の撥水性が向上させる。 (もっと読む)


【課題】高い活性を維持することができる電極触媒及びその製造方法を提供する。
【解決手段】白金からなる触媒成分、該触媒成分を担持する担体及び酸性酸化物を含む電極触媒であって、
該触媒成分に還元処理を行うこと、及び
該酸性酸化物を添加することにより得られる、上記電極触媒。 (もっと読む)


【課題】繊維外径が10nm未満である炭素含有繊維が略平行に配列した配列体の繊維表面にアイオノマを担持させる場合において、繊維間の凝集を抑制すること。
【解決手段】繊維外径が0.4nm以上10nm未満である複数の炭素含有繊維からなり、前記炭素含有繊維の繊維軸が略平行に配列している配列体と、前記炭素含有繊維の側壁と接触しているアイオノマと、前記炭素含有繊維及び前記アイオノマが存在していない空隙とを備え、前記配列体の繊維軸方向と略垂直な任意の断面において、隣接する前記炭素含有繊維同士の距離が1μm未満である領域の面積の総和が全断面積の20%より大きい微細構造材料及びその製造方法、並びに、このような微細構造材料を用いた燃料電池用膜電極接合体。 (もっと読む)


【課題】高いクーロン効率(充電容量/放電容量)を与え得る非水電解液リチウム空気二次電池の正極、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】炭素材料を含有する非水電解液リチウム空気二次電池の正極であって、前記炭素材料が、酸処理後に焼成されたものであって且つ酸量が0.04mmol/gより多いことを特徴とする、前記正極、およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】強度を低下させることなく、ガス透過性、排水性能を確保することができ、固体高分子形燃料電池の性能向上に寄与するガス拡散層を形成することができる微細多孔質層シートと、このようなシートの製造方法、さらにはこれを用いた燃料電池用ガス拡散層やと膜電極接合体を提供する。
【解決手段】ガス拡散層基材上に積層して用いられる燃料電池用の微細多孔質層シートにおいて、炭素材料とバインダを含む微細多孔質層(MPL)を少なくとも2層備えた多層構造とし、ガス拡散層基材側に位置する第1層(最下層)の微細多孔質層41におけるバインダ含有量を上層側に位置するこれ以外の微細多孔質層42におけるバインダ含有量よりも少なくする。 (もっと読む)


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