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国際特許分類[H01M4/96]の内容

国際特許分類[H01M4/96]に分類される特許

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【課題】スタック構造とするために圧縮圧力が付与されても高いガス透過性と高い導電性とを同時に得られるガス拡散層を提供する。
【解決手段】加熱により相互に熱融着することが可能な熱融着性有機繊維OFにより構成される多孔質骨材構造30を有し、その多孔質骨材構造30内において、炭素繊維CFが導電性微粒子と共に結合剤樹脂によって相互に結着されて成ることから、比較的少ない熱融着性有機繊維OFの相互融着によって比較的高い剛性を有する多孔質骨材構造30がガス拡散層18、20内に形成される。また、熱融着性有機繊維OFはガス拡散層膜厚/繊維長の比が0.2〜3の範囲内の繊維長を有しているので、圧縮圧力が付与された状態でも高いガス透過性を有するとともに、導電性を同時に具備することができるガス拡散層18、20が得られる。 (もっと読む)


【課題】安定的に高出力を発揮可能な燃料電池を提供する。
【解決手段】本発明の燃料電池用触媒30は、カーボンからなる担体1と、担体1の表面に担持された触媒金属微粒子2と、担体1の表面に設けられたリン酸系官能基とからなる。本発明の燃料電池用触媒層は、触媒30と高分子電解質との間には親水層3が形成されている。 (もっと読む)


【課題】電極に固定化したニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/またはその誘導体の溶出を防止することができ、溶出による性能劣化を防止することができる燃料電池およびその製造方法を提供する。
【解決手段】正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、酵素を用いて燃料から電子を取り出すように構成されるバイオ燃料電池において、負極を、大きさが2nm以上100nm以下の細孔を表面に有する炭素および/または無機化合物を有し、この炭素および/または無機化合物にニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/またはその誘導体が固定化されている電極により構成する。炭素として炭素粒子、炭素シートまたは炭素ファイバーを用いる。炭素粒子としては、バイオカーボン、ケッチェンブラック、活性炭などを用いる。この炭素に酵素反応に必要な酵素を、必要に応じてピレン誘導体などを介して固定化させてもよい。 (もっと読む)


【課題】電解質膜・電極接合体から過剰の水を速やかに排出する一方で、電解質膜がプロトン伝導を起こすのに必要な水分を確保する。
【解決手段】アノード電極14及びカソード電極16の各々は、ガス拡散層20、24と、該ガス拡散層20、24と電解質膜12に接する電極触媒層22、26とを有する。電極触媒層22、26の少なくともいずれか一方は、触媒と、プロトン伝導体と、繊維体とを含み、この中の繊維体の表面は、撥水性のコーティング膜、例えば、フッ素樹脂で被覆されている。 (もっと読む)


【課題】触媒層カーボンの酸化を抑制しつつ、犠牲酸化による強度低下等を抑制する。
【解決手段】MEA10と、ガス拡散シート12と、セパレータ20とを備える燃料電池セルにおいて、ガス拡散シート12の発電面内に、セパレータ20の水素含有ガス流路として機能する凹部22aの延在方向に略垂直となるように、触媒層カーボンよりも低結晶化度のカーボンを犠牲剤として添加する。冷媒流路24として機能する凸部24がリブとして機能し、犠牲酸化に伴う強度低下を補強する。 (もっと読む)


【課題】貴金属担持極細炭素繊維綿状体の製造方法。
【解決手段】以下(1)〜(6)の工程よりなる貴金属担持極細炭素繊維綿状体の製造方法。(1)熱可塑性樹脂と、レーヨン、ピッチ、ポリアクリロニトリル、等々から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性炭素前駆体繊維を形成する。(2)溶剤により熱可塑性樹脂を溶解除去して熱可塑性炭素前駆体繊維とし、その分散液を作製する。(3)前記熱可塑性炭素前駆体繊維が分散した溶液を冷媒中に滴下させ、熱可塑性炭素前駆体繊維が分散した凍結体を作製する。(4)前記凍結体を凍結乾燥させることにより、熱可塑性炭素前駆体繊維から成る低密度構造体を形成させる。(5)前記低密度構造体を不融化処理した後、炭素化または黒鉛化し、極細炭素繊維綿状体を得る工程。(6)前記極細炭素繊維綿状体を、貴金属化合物溶液に浸漬させ、還元剤を添加することにより、極細炭素繊維綿状体の表面に貴金属を担持させる工程。 (もっと読む)


【課題】特別の撥水化処理を施すことなく、高撥水性を備えかつガス拡散性と排水性に優れた、燃料電池用の拡散層を得る。
【解決手段】COの超臨界流体または亜臨界流体中でカーボン粒子10と撥水性を有するパウダー状の樹脂材料(例えばPTFE)20とを攪拌混合して混合材料を得る。それをノズル6を利用して、触媒層57の上に塗布する。塗布の過程でCOはガス化して混合体から抜けることにより、高撥水性であり所要の空孔を備えた拡散層57が得られる。 (もっと読む)


【課題】金属や窒素を含有させないでも、従来の「カーボンアロイ触媒」と同程度の酸化還元活性を有する改質カーボンナノチューブを用いた、燃料電池の空気極触媒を提供する。
【解決手段】カーボンナノチューブからなる燃料電池用空気極触媒であって、該カーボンナノチューブは、側壁に側壁を貫通していてもよい細孔を有し、その細孔は0.1nm〜30nmの範囲の細孔径分布を有し、かつBET比表面積が100〜4,000m/gである、燃料電池用空気極触媒。 (もっと読む)


【課題】白金等の触媒金属を使用せずに水素の酸化還元及び酸素の貴電位における還元を行うことができる炭素を基体とする電極材料の製造方法、炭素を基体とする電極材料並びにこれを使用した燃料電池及び二次電池を提供する。
【解決手段】カルバミン酸を含む水溶液を電解酸化することにより、電極として使用した炭素材料の表面の炭素原子に含窒素官能基を共有結合させ、表面に含窒素官能基を共有結合させた炭素材料を強酸中で電解還元処理することにより、白金等の触媒金属を使用せずに水素の酸化還元及び酸素の貴電位における還元を行うことができる炭素を基体とする電極材料を製造する。 (もっと読む)


【課題】IPガス透過性で評価される高いガス透過性と断面加圧抵抗値で評価される高い導電性とを同時に備える固体高分子形燃料電池のガス拡散層を提供する。
【解決手段】加熱により相互に熱融着させられた熱融着性有機繊維OFにより構成される多孔質骨材構造30を有し、その多孔質骨材構造30内において、炭素繊維CFが導電性微粒子と共に結合剤樹脂Rによって相互に結着されて成ることから、比較的少ない熱融着性有機繊維OFの相互融着によって比較的高い剛性を有する多孔質骨材構造30がガス拡散層18(20)内に形成されるので、高いガス透過性および加圧時の導電性とが同時に具備するガス拡散層18(20)が得られる。 (もっと読む)


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