説明

国際特許分類[H03H9/64]の内容

国際特許分類[H03H9/64]に分類される特許

471 - 480 / 541


【課題】 マルチバンド、マルチシステムに対応した携帯電話機の高周波部を、小型、安価に一体化した電子部品モジュールを提供する。
【解決手段】 高周波モジュールにおいて、モジュール基板12上に、RF送受信LSI10、SAWチップ20、およびチップ部品30,31を実装し、SAWチップ20は、モジュール基板12との間に空洞22を確保するように実装され、このSAWチップ20と、これを除く他のRF送受信LSI10、チップ部品30,31とは、シート状シール材11により周辺部がモジュール基板12に接着されて外側から直接覆われている。 (もっと読む)


【課題】通過帯域での特性劣化を生じることなく、通過帯域外で広い減衰域を得る。
【解決手段】 入力端子1と、出力端子2と、音響結合する複数の交差指状電極(IDT)とを含む弾性表面波装置で、IDTの1以上に位相回転素子(線路又はインダクタ)13を並列に接続する。音響結合する前記IDTは、入出力端子間に直列に接続する。或いは、音響結合する前記IDTが、位相回転素子が接続されかつ入出力端子間に直列に接続された直列IDTと、この直列IDTと音響結合しかつ入出力端子間の伝送路から基準電位へ分岐する伝送路上に配される分岐IDTとを含むようにしても良い。前記複数のIDTのうち、位相回転素子を接続したIDTの電極周期をλa、接続していないIDTの電極周期をλbとした場合にλa≧λbとする。 (もっと読む)


【課題】平衡型端子を有するアンテナ共用器において、平衡型端子における同相信号成分の漏洩が大きいという問題があった。
【解決手段】平衡型高周波フィルタ101は、平衡型高周波素子102と移相回路103とにより構成される。移相回路103は伝送線路104により構成され、出力端子間に配置される。伝送線路104は、長さが略λ/2(λは送信周波数帯の周波数における波長)に設定された、同相信号成分に対して所定の周波数で共振する直列共振回路である。 (もっと読む)


【課題】 不平衡−平衡変換機能を有し、通過帯域内の平衡度が良好な弾性表面波素子およびそれを用いた通信装置を提供すること。
【解決手段】 弾性表面波素子は、圧電基板1上に、弾性表面波の伝搬方向に第1のIDT電極31〜34の複数を電気的に接続したIDT電極群21,22及び第1の反射器電極2,3を配設し、IDT電極群21,22の少なくとも2つの第1のIDT電極31〜34の間に、第1のIDT電極31〜34に電気的に非接続の、第2のIDT電極及び第2の反射器電極41,42の内いずれか1種以上を第1の分離電極として配設し、IDT電極群21,22と第1の反射器電極2,3との間に、IDT電極群21,22とは電気的に非接続の第3のIDT電極51,52を第2の分離電極として配設した弾性表面波素子部を備え、第3のIDT電極51,52同士が接続されて不平衡入力部4とされ、IDT電極群21,22のそれぞれが平衡出力部5,6とされている。 (もっと読む)


【課題】従来の信号処理を目的とするSAWデバイスは、周波数特性を変化させる機能が無いため、動作状態で特性を変化させるためには、出力を電気信号に変えた後に重み制御用の電気回路を介する必要があり、デバイスの構成が複雑となる問題があった。この問題を解消し、櫛形電極を有する表面弾性波デバイスにおいて動作中に簡便に伝搬特性を変化させる構造のデバイスを提供する。
【解決手段】基板1−0と、圧電性を有する半導体材料からなる伝搬層1−1と、伝搬層1−1の表面に局所的に形成される一組ないしそれ以上の櫛形電極1−3、1−4と、伝搬層1−1の表面に局所的に形成されるゲート電極1−6からなり、上記ゲート電極1−6が櫛形電極1−3、1−4から放射され伝搬層を伝搬する表面弾性波の伝搬領域1−5の外部に形成される構成とする。 (もっと読む)


本発明は、表面波でもって動作するコンポーネントのための電気音響的な変換器を提案する。この変換器は、それぞれ電極レールに接続されており交互に配置されている2つのフィンガおよび残片フィンガを有し、相互に向かい合っているフィンガおよび残片フィンガは相互にギャップによって分離されている。縦方向のギャップの位置は有利には周期的な変化を有する。殊に変換器の端部領域における音響波の励起強度に影響を及ぼすギャップ位置の変化のパターンは、音響波の励起プロファイルが所定のエネルギ密度プロファイルに適合されているように選択されている。そのような適合によって共振周波数における信号損失が著しく低減される。
(もっと読む)


本発明は、音響表面波でもって動作する電子的なモジュールに関する。このモジュールには非対称的な入力側と、有利には対称的な出力側と、少なくとも1つの終端トランスデューサおよび少なくとも1つの結合トランスデューサを有するDMS(DMS=ダブルモードSAW)トラックと、少なくとも2つの直列トランスデューサを有する2ポート共振器とが設けられている。DMSトラックの結合トランスデューサは2ポート共振器のトランスデューサのうちの1つとそれぞれ直列に接続されている。本発明のようにトラックを相互接続して使用することにより、バンドパスフィルタの阻止領域における高い抑制での僅かな挿入減衰を達成すること、モジュール構造のために必要とされる面積を僅かに保つこと、また場合によっては同時にフィルタにおけるバランの機能を実現することが可能となる。
(もっと読む)


本発明は、無線周波数(RF)フィルタのための共振器フィルタ構造(10)、特にバルク音波(BAW)フィルタ構造に関する。本発明によれば、共振器フィルタ構造(10)は、BAW格子フィルタ部(20)を有して構成されている。BAW格子フィルタ部(20)内の総ての共振素子(20−1,20−2,20−3,20−4)はほぼ等しい共振周波数を有している。本発明によれば、BAW格子フィルタ部(20)の一方のブランチタイプのBAW共振器(20−2,20−3)に対して並列キャパシタンス(30−1,30−2)が並列に接続されている。従って、各BAW共振器(20−2,20−3)の反共振周波数が調整される。これにより、格子フィルタ部(20)の対角ブランチと水平ブランチとの間の反共振周波数の差にほぼ対応する非常に狭い通過帯域が得られる。並列キャパシタンス(30−1,30−2)は、帯域幅を調整するために使用される。即ち、キャパシタンスが小さければ小さいほど、帯域幅も小さくなる。また、用途の必要に応じて、格子構造により、共振器フィルタの一方のポートにおける信号誘導を平衡にし、他方のポートの信号誘導を非平衡又は平衡にすることができる。
(もっと読む)


【課題】任意の帯域幅のフィルタを提供する。
【解決手段】λ/4幅の電極、λ/4ギャップのすだれ状電極を従来の+1、−1、+1、−1に対して、+1、−1、−1、+1などとすることにより、見かけ上の電気機械結合係数を低下させて、変換効率と反射係数を小さくした、或いは単位長さ当たりの反射器の数を小さくすることにより、共振と反共振の幅を狭くした構造にする。 (もっと読む)


圧電基板(S)上に形成されるSAW素子に関して損失を低減するために、速いすべり波の伝播速度よりも表面波の伝播速度が低くなるまで、金属化部(M)により質量応力が高められる。その際、温度変動の上昇が限界を超えないようにする目的で、Alよりも著しく大きい固有層厚ないしは比層厚をもつ金属化部が用いられる。これと並行して、実質的に面全体にわたり被着された補償層(K)によって素子の温度変動が小さくされる。この補償層は、基板と金属化部の組み合わせによる弾性率に対し逆に作用する弾性係数の温度依存性をもつ材料から選択される。
(もっと読む)


471 - 480 / 541