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国際特許分類[H05H15/00]の内容

電気 (1,674,590) | 他に分類されない電気技術 (122,472) | プラズマ技術 (5,423) | 荷電粒子の他に分類されない加速方法または装置 (23)

国際特許分類[H05H15/00]に分類される特許

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電力供給装置(110)、複数のソリッドステートスイッチ方式駆動部(120)、複数の磁性体コア片(130)、及びスイッチ制御モジュール(140)から構成される粒子加速器(100)を提供する。駆動部(120)は電力供給装置(110)から電力を受け取るために該電力供給装置(110)へ接続され、各駆動部は、駆動部の出力部において駆動パルスを選択的に与える、電子的にオン/オフ制御可能なソリッドステートスイッチから構成される。磁性体コア片(130)は中心ビーム軸に沿って対称に装置され、該磁性体コア片の各磁性体コアは駆動部の出力部へ接続された電気配線を介してそれぞれの駆動部(120)へ接続される。スイッチ制御モジュール(140)はソリッドステートスイッチのオン/オフを制御する制御信号を与えて磁性体コアを選択的に駆動させる駆動部(120)へ接続され、ビーム軸に沿って荷電粒子のビームを加速させる電界が誘導される。
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グライナッヘルカスケード(20)の形式で、ダイオード(24、30)により相互接続される、それぞれ直列に接続される2組(2、4)のコンデンサ(26、28)を備えるカスケード加速器(1)は、コンパクトな構造に、特に高い達成可能な粒子エネルギーを含むためのものである。したがって、カスケード加速器は、1組(2)のコンデンサの電極内の開口部により形成され、最高電圧を伴う電極(12)の領域に配置される粒子源(6)に向けられる加速チャネル(8)を有し、電極が、加速チャネル(8)を別として、固体または液体の絶縁材料(14)で相互に絶縁される。
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【課題】
重イオン加速器に関する。重イオン加速器は電荷と質量の比が完全電離の状態でも2前後で、電場加速では電子や陽子に比べて核子あたりの加速効率は良いとはいえない。本発明は重イオン加速器の類例のないほどの超小型化を可能にする。あるいは大型にすることで、類例のないほどの高エネルギー重イオンを可能にする。
本発明はその応用の一つとして、重粒子線によるがん治療装置に大きなインパクトを与える。エネルギーが400MeV/u(uは核子を表す)強の重粒子線は放射線耐性の強いあるいは、低酸素腫瘍で、従来の放射線治療の効果が少ない悪性の腫瘍に治療効果が高い事がしられている。しかし、そのための重粒子線癌治療装置は規模が大きく、これを収容する建屋も既存の病院に収まらないほど長大で、初期コストも維持費も極めて割高なため、悪性腫瘍の治療などには極めて良い成績がしられているのも関わらず、一般への普及が遅れている。にもかかわらず、そのすぐれた治療効果から重粒子線加速器の小型化の実現とその普及はがんの放射線治療医学界から切望されていることである。
【解決手段】 重イオンを内包した高密度の中空電子雲あるいは電子リングを本発明で提案しているような特殊で新しいレーザー照射技術等によって瞬時に生成し、中空電子雲を直のRF電場により重イオンと共に瞬時に引き出し・加速する方法を提供することで、高い加速効率かつ極めて小型の安価な加速器を実現可能せしめる。その応用のひとつとして要望の強い、既設の病院のサイズに設置可能な重粒子の超小型テーブルトップ重イオン加速器を実現せしめる。 (もっと読む)


本発明は、荷電粒子を加速する加速器に関する。この加速器は、異なる遅延を備えた少なくとも2つの遅延線路を含んでおり、当該少なくとも2つの遅延線路は入力側を有している。これらの遅延線路内に、加速させる電位差を形成するために電磁波が入力される。この遅延線路の入力側は、電磁波を反射するように構成されており、加速させる電位差は少なくとも部分的に、入力側で反射された波によって形成される。本発明は、加速器を作動させる方法に関する。この加速器は、異なる遅延を伴う、少なくとも2つの遅延線路を有している。少なくとも2つの遅延線路は入力側を有しており、これらの遅延線路内に、加速させる電位差を形成するために電磁波を導入する。遅延線路内に導入された電磁波は入力側で反射され、加速させる電位差が少なくとも部分的に、入力側で反射された波によって形成される。
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本発明は荷電粒子を加速する加速器に関する。この加速器は、複数の遅延線(13,15)を有し、遅延線はビーム軌道(35)に向かって延びており、かつビーム軌道(35)に沿って連続的に配置されている。遅延線(13,15)のうちの少なくとも幾つかはビーム軌道(35)を軸として互いに回転配置されている。
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【課題】小型で簡素なイオンビーム伝送システムを実現する。
【解決手段】イオンビーム照射ヘッド7内に、高強度レーザー光4aを照射してイオン2を発生させるテープターゲット3と、イオン発生位置の直後に位置するように設置され、テープターゲットから発生したイオンをコリメートしてヘッド外に発出させるキャピラリー基盤1を設けるように構成する。 (もっと読む)


コンパクトで小さいスケールの構造を有する一体化された粒子生成線形加速器を備えるコンパクトな加速器システムである。このコンパクトな加速器システムは、エネルギの大きな(〜70−250MeV)陽子ビームもしくは他の原子核を生成することができ、また、遠隔ビーム移送においては大抵の場合必要とされてきた偏向マグネットや他のハードウエアを必要とすることなしに、医療を受ける患者に向けてビームを移送することができる。一体化された粒子生成加速器を支持構造上で一体として駆動することができ、これにより粒子生成加速器の方向駆動による粒子ビームの走査が可能となる。 (もっと読む)


【課題】エッジ角による収束力を容易に変えることにある。
【解決手段】電子銃から出射した電子を高周波加速空胴1に導き、この高周波加速空胴1内で電子を加速すると共に、この加速された電子を前記高周波加速空胴1の外部に設けられた偏向電磁石2により、ビーム軌道を180度偏向した後、再度前記高周波加速空胴1内に入射して加速することを複数回繰返して、高エネルギーを得る電子線装置において、前記偏向電磁石2の磁極端部に入出射ビームに対して所望のエッジ角を有する鉄片10を着脱可能に取付けて、収束力を調整可能にする。 (もっと読む)


【解決手段】 本明細書において、所望のエネルギースペクトルを有するイオンのビームを伝送するための小型の粒子選択および視準用装置が開示されている。これらの装置は、レーザ加速されたイオン治療システムと共に有用であり、該システムにおいて、初期イオンは広いエネルギー分布および角度分布を有する。超電導電磁石システムは、粒子選択のために異なるエネルギーおよび放射角を有するイオンを分布させるための所望の磁場構造を形成する。磁場の存在下におけるイオン輸送に関するシミュレーションは、選択されたイオンが磁場を通過した後、ビーム軸上にうまく再集束されることを示している。さらにまた、放射線治療応用のためのレーザ加速されたイオンビームについてのモンテカルロシミュレーションを利用して、線量分布が得られる。 (もっと読む)


本発明は、ポジトロン生成源に関するものである。本発明によるポジトロン生成源は、とりわけ、固体物理学という分野に応用することができる。本発明によるポジトロン生成源は、薄いターゲット(28)を具備している。この薄いターゲット(28)は、10MeVという連続的なまたは準連続的な電子ビーム(22)を、すれすれの入射角度でもって受領するものとされている。電子ビームとターゲットとの相互作用によって、ポジトロンが生成される。
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