説明

アルコール検出装置

【課題】本発明は、信頼性の向上を図ることができるアルコール検出装置を提供する。
【解決手段】本発明は、気体のアルコール濃度を検出するアルコールセンサ4を備えたアルコール検出装置1であって、アルコールセンサ4の加熱によって生成されたCO2を検出するCO2センサ6と、CO2センサ6によるCO2の検出結果に基づいて、アルコールセンサ4の劣化を検出するECU2と、を備える。このアルコール検出装置1によれば、アルコールセンサ4の加熱によって生成されたCO2の検出結果に基づき、例えばアルコールセンサ4の劣化原因である埃等の付着物の量を推定することで、アルコールセンサ4の劣化を検出することが可能となる。従って、このアルコール検出装置1によれば、劣化したアルコールセンサ4によるアルコール濃度の誤検出を回避することが可能となるので、装置の信頼性の向上を図ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルコール検出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、このような分野の技術として、例えば特開2006−201097号公報に記載された酒気帯びチェッカーが知られている。この酒気帯びチェッカーでは、アルコールセンサの近傍にヒータが組み込まれており、このヒータによりアルコールセンサのヒートクリーニングを行うことで、汚れ等によるアルコールセンサの劣化防止が図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−201097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前述した酒気帯びチェッカーにおいては、ヒートクリーニングによりアルコールセンサの劣化防止を図っているが、アルコールセンサの劣化の検出は行っていない。このため、アルコールセンサの劣化状態の判定、例えばヒートクリーニングで正常化できているのか否かを判定することができず、アルコールセンサの信頼性すなわち装置の信頼性が低いという問題があった。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、アルコールセンサの加熱によって生成された特定ガス成分の検出結果に基づいてアルコールセンサの劣化を検出することで、信頼性の向上を図ることができるアルコール検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、気体のアルコール濃度を検出するアルコールセンサを備えたアルコール検出装置であって、アルコールセンサの加熱によって生成された特定ガス成分を検出する特定ガス成分検出手段と、特定ガス成分検出手段による特定ガス成分の検出結果に基づいて、アルコールセンサの劣化を検出する劣化検出手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明のアルコール検出装置によれば、アルコールセンサの加熱によって生成されたCO2等の特定ガス成分の検出結果に基づき、例えばアルコールセンサの劣化原因である埃等の付着物の量を推定することで、アルコールセンサの劣化を検出することが可能となる。従って、このアルコール検出装置によれば、劣化したアルコールセンサによるアルコール濃度の誤検出を回避することが可能となるので、装置の信頼性の向上を図ることができる。
【0008】
また、外部からアルコールセンサを介して特定ガス成分検出手段へ向かう気流を発生させる気流発生手段を更に備え、劣化検出手段は、気流の発生時から、この気流によってアルコールセンサの周囲から特定ガス成分検出手段へと流れた特定ガス成分の検出時までの検出時間差に基づいて、外部から特定ガス成分検出手段へと流れた特定ガス成分の検出結果を判別することが好ましい。
【0009】
例えば被験者の呼気のアルコール濃度を検出するアルコール検出装置においては、特定ガス成分検出手段によって検出された特定ガス成分が、アルコールセンサの加熱により生成されたものであるか或いは外部から吸引された呼気に含まれるものであるかを判別する必要がある。そこで、外部からアルコールセンサを介して特定ガス成分検出手段へ向かう気流を発生させ、この気流発生時からこの気流によってアルコールセンサの周囲から特定ガス成分検出手段へと流れた特定ガス成分の検出時までの検出時間差を認識する。外部から吸引された呼気の特定ガス成分よりも内部のアルコールセンサ周囲の特定ガス成分は先に検出されるので、検出時間差に基づいて、アルコールセンサの加熱によって生成された特定ガス成分の検出結果を認識することが可能となる。
【0010】
また、特定ガス成分は、二酸化炭素であることが好ましい。アルコールセンサの加熱による埃等の付着物の燃焼量に応じた量が生成される二酸化炭素を特定ガス成分として採用することで、アルコールセンサの劣化検出に関する装置の信頼性の向上を図ることが可能となる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、アルコール検出装置の信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係るアルコール検出装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】アルコール検出装置を示す正面図である。
【図3】アルコール検出装置の使用例を示す図である。
【図4】図1に示すファン及び各種センサの配置を示す概略図である。
【図5】図1のCO2センサが検出したCO2量の時間変化を示すグラフである。
【図6】図1のECUの処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係るアルコール検出装置の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
図1〜図3に示すように、本実施形態に係るアルコール検出装置1は、車両の運転席付近に備えられた箱状の装置であり、配線を通じて車両と電気的に接続されている。アルコール検出装置1の正面には、被験者Sが呼気を吹き込むための吹込口Tが設けられており、この吹込口Tに吹き込まれた呼気のアルコール濃度が検出される。アルコール検出装置1は、装置を統括的に制御するECU[Electric Control Unit](劣化検出手段)2を有している。
【0015】
ECU2は、演算処理を行うCPU[Central Processing Unit]、記憶部となるROM[Read Only Memory]及びRAM[Random Access Memory]、入力信号回路、出力信号回路、電源回路等により構成されている。ECU2は、スイッチ3、アルコールセンサ4、及び妨害ガスセンサ5と電気的に接続されている。更に、ECU2は、CO2センサ(特定ガス成分検出手段)6、ファン(気流発生手段)7、及びインジケータ8と電気的に接続されている。スイッチ3は、アルコール検出装置1を起動するための起動スイッチである。スイッチ3をON状態に切り換えることにより、アルコール検出装置1が起動する。また、スイッチ3をOFF状態に切り換えることにより、アルコール検出装置1が停止する。
【0016】
図1及び図4に示すように、アルコールセンサ4は、アルコール検出装置1内で吹込口Tの手前に配置され、空気中のアルコール濃度を検出するものである。アルコールセンサ7は、検出したアルコール濃度に関するアルコール濃度情報をECU2に出力する。また、アルコールセンサ4には、アルコールセンサ4に付着した埃等の付着物を燃焼するためのヒータが設けられており、アルコール検出装置1の起動時に所定時間(例えば5秒)の間ヒートクリーニングが行われる。
【0017】
妨害ガスセンサ5は、アルコール検出装置1内でアルコールセンサ4の奥側(吹込口Tと反対側)に配置され、アルコールセンサ4におけるアルコール濃度の検出を妨害するガス(すなわち、アルコールセンサ4においてアルコールと誤認される呼気の臭い成分等)の濃度を検出するものである。妨害ガスセンサ5は、検出した妨害ガスの濃度に関する妨害ガス濃度情報をECU2に出力する。また、妨害ガスセンサ5には、妨害ガスセンサ5に付着した埃等の付着物を燃焼するためのヒータが設けられており、アルコール検出装置1の起動時に所定時間(例えば5秒)の間ヒートクリーニングが行われる。
【0018】
CO2センサ6は、アルコール検出装置1内で妨害ガスセンサ5の奥側(吹込口Tと反対側)に配置され、空気中の二酸化炭素(CO2)を検出するものである。CO2センサ6は、検出したCO2に関するCO2情報をECU2に出力する。
【0019】
ファン7は、アルコール検出装置1内で吹込口Tに設けられ、回転により気流を生じさせるものである。ファン7は、アルコール検出装置1の起動により回転を開始する。このファン7の回転によって外部の空気を吹込口T内に吸引する気流が発生する。この気流は、アルコール検出装置1内でアルコールセンサ4、妨害ガスセンサ5、CO2センサ6の順に流れてゆき、その後外部に出る。
【0020】
インジケータ8は、ランプの点灯等により、被験者Sに対してアルコール検出装置1に関する各種情報を表示するものである。インジケータ8は、ECU2の指令により、センサが故障状態である等の表示を行う。
【0021】
ECU2は、アルコールセンサ4からの出力によりアルコール濃度情報を取得すると共に、妨害ガスセンサ5からの出力により妨害ガス情報を取得する。更に、ECU2は、CO2センサ6からの出力によりCO2情報を取得する。
【0022】
ECU2は、取得したCO2情報に基づいて、CO2センサ6の検出したCO2の量が予め定められた呼気吹き込み閾値以上であるか否かを判定する。ECU2は、CO2の量が呼気吹き込み閾値以上であると判定した場合、装置内に被験者の呼気が吹き込まれたと判断する。ECU2は、装置内に被験者の呼気が吹き込まれたと判断した場合、アルコール濃度情報及び妨害ガス情報に基づいて、呼気のアルコール濃度を検出する。具体的には、ECU2は、妨害ガスセンサ5から出力された妨害ガス濃度情報に基づいて、アルコール検出装置1内の妨害ガスの濃度を認識する。アルコールセンサ4が検出するアルコール濃度の値は妨害ガスの濃度により変動するため、認識した妨害ガスの濃度に応じてアルコール濃度情報のアルコール濃度を補正することで、正確な呼気のアルコール濃度の検出を行う。
【0023】
一方、ECU2は、CO2の量が呼気吹き込み閾値以上ではないと判定した場合、CO2情報に基づいて、検出したCO2の量が予め定められた埃燃焼閾値以上であるか否かを判定する。ECU2は、CO2の量が埃燃焼閾値以上であると判定した場合、アルコールセンサ4又は妨害ガスセンサ5においてヒートクリーニングが行われたと判断する。
【0024】
ECU2は、アルコールセンサ4又は妨害ガスセンサ5においてヒートクリーニングが行われたと判断した場合、アルコール検出装置1の起動時、すなわちファン7の回転開始時からの検出時間差(検出までの経過時間)に基づいて、劣化検出の対象となるセンサ(検出されたCO2の発生源であるセンサ)を判別する。具体的には、図5に示すように、ECU2は、ファン7の回転開始時T0から、ファン7の発生させる気流によって妨害ガスセンサ5の加熱(埃等の燃焼)によって生成されたCO2がCO2センサ6へと流れて検出された時間T1までの時間T1−T0に関する情報を予め記憶している。ECU2は、この時間T1−T0に関する情報と検出時間差とに基づいて、現在検出中のCO2の発生源が妨害ガスセンサ5である、すなわち劣化検出の対象センサは妨害ガスセンサ5であると判別する。同様に、ECU2は、ファン7の回転開始時T0から、ファン7の発生させる気流によってアルコールセンサ4の加熱によって生成されたCO2がCO2センサ6へと流れて検出される時間T2までの時間T2−T0に関する情報を予め記憶しており、この時間T2−T0に関する情報と検出時間差とに基づいて、劣化検出の対象センサはアルコールセンサ4であると判別する。
【0025】
ECU2は、CO2情報に基づいて、判別した対象センサにおける埃堆積量を推定する。具体的には、ECU2は、CO2情報に基づいて、検出したCO2量の時間変化を認識し、CO2量が変化し始めてから通常の値に戻るまでのCO2量の合計値を算出する。そして、ECU2は、予め記憶されたCO2量の合計値と埃堆積量とに関するマップに基づいて、対象センサに付着して堆積した埃堆積量を推定する。
【0026】
ECU2は、推定した埃堆積量が予め定められた劣化判定閾値以上であるか否かを判定する。ECU2は、埃堆積量が劣化判定閾値以上であると判定した場合、インジケータ8に対象センサが故障状態であることを表示させるための故障表示指令を出力する。
【0027】
次に、ECU2の処理について図面を参照して説明する。先ずスイッチ3のON状態への切り替えによりアルコール検出装置1が起動される。アルコール検出装置1が起動された場合、ファン7は回転を開始する。同時に、アルコールセンサ4及び妨害ガスセンサ5においてヒートクリーニングが行われる。
【0028】
図6に示すように、ステップS1において、アルコールセンサ4、妨害ガスセンサ5、及びCO2センサ6からの出力により、各種情報(アルコール濃度情報、妨害ガス情報、CO2情報)が取得される。
【0029】
次に、取得されたCO2情報に基づいて、CO2センサ6の検出したCO2の量が予め定められた呼気吹き込み閾値以上であるか否かが判定される(S2)。CO2の量が呼気吹き込み閾値以上であると判定された場合、装置内に被験者の呼気が吹き込まれたと判断され、アルコール濃度情報及び妨害ガス情報に基づいて呼気のアルコール濃度が検出される(S3)。呼気のアルコール濃度が検出された場合、車両のエンジンを停止状態にロックする等の所定の処理を行い、その後ステップS1へ戻る。
【0030】
一方、ステップS2において、CO2の量が呼気吹き込み閾値以上ではないと判定された場合、CO2情報に基づいて、CO2の量が予め定められた埃燃焼閾値以上であるか否かが判定される(S4)。CO2の量が埃燃焼閾値以上ではないと判定された場合、埃の燃焼等によるCO2が検出されていない通常時であると判断され、ステップS1へ戻る。
一方、CO2の量が埃燃焼閾値以上であると判定された場合、アルコールセンサ4又は妨害ガスセンサ5においてヒートクリーニングが行われたと判断され、ファン7の回転開始時からの検出時間差に基づいて劣化検出の対象となるセンサが判別される(S5)。
【0031】
その後、CO2情報に基づいて、判別した対象センサにおける埃堆積量が推定される(S6)。そして、推定された埃堆積量が予め定められた劣化判定閾値以上であるか否かが判定される(S7)。埃堆積量が劣化判定閾値以上ではないと判定された場合、対象センサはヒートクリーニングのみで正常化が可能であると判断され、ステップS1へ戻る。
【0032】
ステップS7において、埃堆積量が劣化判定閾値以上であると判定された場合、インジケータ8に対象センサが故障状態であることを表示させるための故障表示指令が出力される(S8)。
【0033】
以上説明したアルコール検出装置1によれば、アルコールセンサ4の加熱によって生成されたCO2の検出結果に基づき、アルコールセンサ4の劣化原因である埃等の付着物の量を推定することにより、アルコールセンサ4の劣化を検出することが可能となる。従って、このアルコール検出装置1によれば、劣化したアルコールセンサ4によるアルコール濃度の誤検出を回避することが可能となるので、装置の信頼性の向上を図ることができる。
【0034】
また、このアルコール検出装置1は、回転によって、外部の空気を吹込口T内に吸引すると共に、アルコールセンサ4、妨害ガスセンサ5の順に通過してCO2センサ6へと向かう気流を発生させるファン7を備えている。そして、ECU2は、予め記憶したファン7の回転開始時T0から妨害ガスセンサ5の加熱によって生成されたCO2がCO2センサ6へと流れる時間T1までの時間T1−T0及びファン7の回転開始時T0からアルコールセンサ4の加熱によって生成されたCO2がCO2センサ6へと流れる時間T2までの時間T2−T0に関する情報とファン7の回転開始時からの検出時間差とに基づいて、どのセンサの加熱によって生成されたCO2の検出結果であるかを認識することができ、これによって劣化検出の対象となるセンサを判別することができる。
【0035】
また、このアルコール検出装置1では、特許請求の範囲に記載の特定ガス成分として、ヒートクリーニングにより燃焼した埃の堆積量に応じた量が生成される二酸化炭素(CO2)を採用することで、埃堆積量の推定に関する信頼性すなわちアルコール検出装置1の信頼性の向上を図ることが可能となる。
【0036】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、CO2の量のみから予め呼気が吹き込まれたか否かを判定したが、ファン7の回転開始からCO2の検出された時間までの検出時間差にも基づいて、呼気が吹き込まれたことを判定する態様であっても良い。この場合、図4及び図5に示すように、外部から吸引される被験者Sの呼気がCO2センサ6へと流れる時間T3はT1及びT2よりも遅くなるので、呼気に含まれるCO2の検出結果とセンサの加熱によって生成されたCO2の検出結果とを判別することが可能となる。その結果、アルコールセンサ4や妨害ガスセンサ5の加熱によって呼気とほぼ同じ量のCO2が生成された場合に呼気が吹き込まれたと誤検出することを回避することができるので、装置の信頼性の向上が図られる。
【0037】
また、アルコール検出装置1は、湿度センサ等のセンサを更に備える態様であっても良い。この場合、各センサは、吹込口TとCO2センサ6との間でCO2センサ6からの距離が異なるように配置されることで、ヒートクリーニングにより、その劣化を検出することが可能となる。また、CO2センサ6自身もヒートクリーニングする態様であっても良い。また、妨害ガスセンサ5は、必ずしも備える必要はない。
【0038】
また、ファン7の回転開始、アルコールセンサ4及び妨害ガスセンサ5のヒートクリーニング開始のタイミングは、アルコール検出装置1の起動時に限られず、仕様により適宜設定される。また、特許請求の範囲に記載の特定ガス成分は、二酸化炭素に限られず、アルコールセンサ4等に付着して劣化原因となるものは埃に限られない。
【符号の説明】
【0039】
1…アルコール検出装置、2…ECU(劣化検出手段)、4…アルコールセンサ、6…CO2センサ(特定ガス成分検出手段)、7…ファン(気流発生手段)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
気体のアルコール濃度を検出するアルコールセンサを備えたアルコール検出装置であって、
前記アルコールセンサの加熱によって生成された特定ガス成分を検出する特定ガス成分検出手段と、
前記特定ガス成分検出手段による前記特定ガス成分の検出結果に基づいて、前記アルコールセンサの劣化を検出する劣化検出手段と、
を備えることを特徴とするアルコール検出装置。
【請求項2】
外部から前記アルコールセンサを介して前記特定ガス成分検出手段へ向かう気流を発生させる気流発生手段を更に備え、
前記劣化検出手段は、前記気流の発生時から、この気流によって前記アルコールセンサの周囲から前記特定ガス成分検出手段へと流れた前記特定ガス成分の検出時までの検出時間差に基づいて、前記アルコールセンサの加熱によって生成された特定ガス成分の検出結果を認識することを特徴とする請求項1に記載のアルコール検出装置。
【請求項3】
前記特定ガス成分は、二酸化炭素であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアルコール検出装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2010−223902(P2010−223902A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−74244(P2009−74244)
【出願日】平成21年3月25日(2009.3.25)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】