説明

イオン源、システム及び方法

【課題】試料表面に10nm以下の寸法のスポットサイズを有するイオンビームを発生することが可能な電界イオン源を有するシステムを提供する。
【解決手段】電子ビームを提供することが可能な走査電子顕微鏡と、気体と相互作用してイオンビームを発生させることが可能な気体電界イオン源と集束イオンビーム機器とを具えるシステムであって、走査電子顕微鏡と気体電界イオン源が、使用時に電子ビーム及びイオンビームを用いて試料を調査できるように位置していることを特徴とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
試料に集束イオンビームを照射することと、
気体を気体電界イオン源と相互作用させることによって第二イオンビームを発生させることと、
前記試料に前記第二イオンビームを照射することと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記集束イオンビームが、ガリウムイオンを具えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
更に、前記試料を前記集束イオンビームで切ることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第二イオンビームを用いて、前記集束イオンビームの試料での位置を選択するのに使用される情報を決定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第二イオンビームを用いて、前記試料を画像化することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記集束イオンビームが前記試料を切った後に、前記第二イオンビームを用いて該試料を画像化することを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記試料が、半導体製品であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記製品が回路を含み、前記方法が該回路を修理することを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記製品がマスクを含み、前記方法が該マスクを修理することを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記集束イオンビームと前記第二イオンビームを同時に使用することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記集束イオンビームと前記第二イオンビームをそれぞれ別の時間に使用することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
気体を気体電界イオン源と相互作用させて、イオンを発生させることと、
試料を前記イオンでスパッタすることと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項13】
前記イオンが、Heイオン、Arイオン、Krイオン、Neイオン及びXeイオンよりなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記試料が、半導体製品を具えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記半導体製品をスパッタすることで、回路を編集することを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
更に、前記半導体製品に物質を堆積させることを含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記イオンを活性化ガスと相互作用させることによって前記物質を堆積し、前記半導体製品の表面にて化学反応を促進させることを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記試料が、マスクを具えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項19】
前記マスクをスパッタすることで、該マスクを修理することを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項20】
更に、前記半導体製品上に物質を堆積させることを含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記イオンを活性化ガスと相互作用させることによって前記物質を堆積し、前記半導体製品の表面にて化学反応を促進させることを特徴とする請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記イオンビームが、1×10-16cm2srV以下の還元エタンデュを有することを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項23】
前記イオンビームが、5×10-21cm2sr以下のエタンデュを有することを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項24】
前記イオンビームが、試料の表面にて5×108A/m2srV以上の還元輝度を有することを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項25】
前記イオンビームが、試料の表面にて1×109A/cm2sr以上の輝度を有することを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項26】
前記方法が、気体電界イオン顕微鏡を用いて行われることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項27】
前記方法が、ヘリウムイオン顕微鏡を用いて行われることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項28】
前記方法が、走査イオン顕微鏡を用いて行われることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項29】
前記方法が、走査ヘリウムイオン顕微鏡を用いて行われることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項30】
気体を気体電界イオン源と相互作用させることによってイオンビームを発生させることと、
電子ビームに前記気体電界イオン源と異なるシステムを用いることと、
前記イオンビーム及び前記電子ビームを用いて試料を調査することと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項31】
前記システムが、走査電子顕微鏡であることを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記イオンビームと電子ビームが、それぞれ別の時間に試料と相互作用することを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項33】
前記イオンビームと前記試料との相互作用によって該試料から粒子を出し、該粒子が、二次電子、オージェ電子、二次イオン、二次中性粒子、一次中性粒子、散乱イオン及び光子よりなる群から選択され、前記方法が、更に該粒子の少なくとも一部を検出することを含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項34】
前記電子ビームと前記試料との相互作用によって該試料から追加の粒子を出し、該追加の粒子が、二次電子、オージェ電子及び光子よりなる群から選択され、前記方法が、更に該粒子の少なくとも一部を検出することを含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記電子ビームと前記試料との相互作用によって該試料から追加の粒子を出し、該追加の粒子が、二次電子、オージェ電子及び光子よりなる群から選択され、前記方法が、更に該粒子の少なくとも一部を検出することを含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項36】
前記試料が、半導体製品を具えることを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項37】
前記方法が、前記半導体製品の回路を編集することを特徴とする請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記方法が、前記半導体製品の重層移動位置合わせを行うことを含むことを特徴とする請求項36に記載の方法。
【請求項39】
前記方法が、限界寸法の計測を行うことを含むことを特徴とする請求項36に記載の方法。
【請求項40】
前記イオンビームを用いて、該イオンビームを活性化ガスと相互作用させることによって前記半導体製品上に物質を堆積することを助け、該半導体製品の表面にて化学反応を促進させることを特徴とする請求項36に記載の方法。
【請求項41】
前記電子ビームを用いて、前記イオンを活性化ガスと相互作用させることによって前記半導体製品上に物質を堆積することを助け、該半導体製品の表面にて化学反応を促進させることを特徴とする請求項36に記載の方法。
【請求項42】
前記試料が、マスクを具えることを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項43】
前記方法が、前記マスクを修理することを含むことを特徴とする請求項42に記載の方法。
【請求項44】
前記イオンビームを用いて、前記イオンを活性化ガスと相互作用させることによって前記マスク上に物質を堆積することを助け、該マスクの表面にて化学反応を促進させることを特徴とする請求項42に記載の方法。
【請求項45】
前記イオンビームが、1×10-16cm2srV以下の還元エタンデュを有することを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項46】
前記イオンビームが、5×10-21cm2sr以下のエタンデュを有することを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項47】
前記イオンビームが、試料の表面にて5×108A/m2srV以上の還元輝度を有することを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項48】
前記イオンビームが、試料の表面にて1×109A/cm2sr以上の輝度を有することを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項49】
前記方法が、気体電界イオン顕微鏡を用いて行われることを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項50】
前記方法が、ヘリウムイオン顕微鏡を用いて行われることを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項51】
前記方法が、走査イオン顕微鏡を用いて行われることを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項52】
前記方法が、走査ヘリウムイオン顕微鏡を用いて行われることを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項53】
電子ビームを提供することが可能な走査電子顕微鏡と、
気体と相互作用してイオンビームを発生させることが可能な気体電界イオン源とを具えるシステムであって、
前記走査電子顕微鏡と前記気体電界イオン源が、使用時に前記電子ビーム及び前記イオンビームを用いて試料を調査できるように位置していることを特徴とするシステム。
【請求項54】
前記イオンビームが、1×10-16cm2srV以下の還元エタンデュを有することを特徴とする請求項53に記載のシステム。
【請求項55】
前記イオンビームが、5×10-21cm2sr以下のエタンデュを有することを特徴とする請求項53に記載のシステム。
【請求項56】
前記イオンビームが、試料の表面にて5×108A/m2srV以上の還元輝度を有することを特徴とする請求項53に記載のシステム。
【請求項57】
前記イオンビームが、試料の表面にて1×109A/cm2sr以上の輝度を有することを特徴とする請求項53に記載のシステム。
【請求項58】
前記イオンビームが、試料の表面に10nm以下の寸法のスポットサイズを有することを特徴とする請求項53に記載のシステム。
【請求項59】
前記イオンビームが、試料の表面にて1nA以下のイオンビーム電流を有することを特徴とする請求項53に記載のシステム。
【請求項60】
前記試料の表面でのイオンビーム電流が、0.1fA以上であることを特徴とする請求項59に記載のシステム。
【請求項61】
前記イオンビームが、試料の表面にて5eV以下のエネルギーの広がりを有することを特徴とする請求項53に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35−1】
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【図35−2】
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【図35−3】
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【図36】
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【図38】
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【図39】
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【図60】
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【図66】
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【図67】
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【図72】
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【図73】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図37】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図74】
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【図75】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【公開番号】特開2012−98294(P2012−98294A)
【公開日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−266313(P2011−266313)
【出願日】平成23年12月5日(2011.12.5)
【分割の表示】特願2008−543313(P2008−543313)の分割
【原出願日】平成18年11月15日(2006.11.15)
【出願人】(508164600)アリス コーポレーション (15)
【Fターム(参考)】