インクカートリッジ
【課題】インクを貯留するインク貯留体の外部振動による影響を抑制することができるインクカートリッジを提供する。
【解決手段】インクを貯留するインク貯留部を有するフレーム100は、インク供給部140がキャップ300のキャップ貫通孔330に対応する位置に結合されるとともに、インク供給部140と反対側の部分がケース200から突出するケース突起部材260に接合されることによって、ケース200の内部に浮遊状態で支持される。よって、フレーム100の両側が2点で支持されることとなるので、ケース200に伝わる外部振動によってフレーム100が揺動するのが抑制される。
【解決手段】インクを貯留するインク貯留部を有するフレーム100は、インク供給部140がキャップ300のキャップ貫通孔330に対応する位置に結合されるとともに、インク供給部140と反対側の部分がケース200から突出するケース突起部材260に接合されることによって、ケース200の内部に浮遊状態で支持される。よって、フレーム100の両側が2点で支持されることとなるので、ケース200に伝わる外部振動によってフレーム100が揺動するのが抑制される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、この筐体の内部に収納されるインク貯留体とを備え、記録装置に装着されたときにインク貯留体に貯留されたインクを記録装置に供給するインクカートリッジであって、
前記インク貯留体は、インク貯留室を形成するインク貯留室形成部と、そのインク貯留室形成部から突出して形成されインクを供給するためのインク供給路を有するインク供給部を備え、
前記筐体は、前記インク供給部を通じて供給されたインクを外部に流出するためのインク供給孔と、このインク供給孔と反対側の壁部から筐体内部に向けて突出する突起部材を備え、
前記インク貯留体は、前記インク供給部が前記筐体の前記インク供給孔に対応する位置に結合されるとともに、前記インク供給部と反対側の部分が前記突起部材に接合されることによって、前記筐体の内部に浮遊状態で支持されることを特徴とするインクカートリッジ。
【請求項2】
前記筐体は、内部に通じる開口を有する筐体本体と、前記開口を塞ぐものであって前記インク供給孔が形成された蓋体とから構成され、
前記インク供給部は前記蓋体と結合されることを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項3】
前記インク供給部と前記蓋体は、弾性を有するとともにインクの流路となる貫通孔が形成されたシール部材を間に介して結合されていることを特徴とする請求項2に記載のインクカートリッジ。
【請求項4】
前記インク貯留体は、前記インク供給部と反対側における前記突起部材と接合する部分が弾性を有するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクカートリッジ。
【請求項5】
前記インク貯留体は、前記インク供給部と反対側に形成された凹部を備え、この凹部は少なくともその一部が弾性を有するように構成されており、前記突起部材は、前記凹部に侵入して前記凹部の弾性を有する部分にのみ当接することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクカートリッジ。
【請求項6】
前記インク貯留体は、前記インク供給部と反対側に形成されたインク注入路を有するインク注入部を備え、このインク注入部には、前記流入流路を封止する弾性を有する栓部材が圧入されており、
前記突起部材は、前記インク注入部の内部に侵入して前記栓部材にのみ当接することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクカートリッジ。
【請求項7】
前記インク注入部は、前記インク貯留体の前記インク貯留室形成部から突出して形成されていることを特徴とする請求項6に記載のインクカートリッジ。
【請求項1】
筐体と、この筐体の内部に収納されるインク貯留体とを備え、記録装置に装着されたときにインク貯留体に貯留されたインクを記録装置に供給するインクカートリッジであって、
前記インク貯留体は、インク貯留室を形成するインク貯留室形成部と、そのインク貯留室形成部から突出して形成されインクを供給するためのインク供給路を有するインク供給部を備え、
前記筐体は、前記インク供給部を通じて供給されたインクを外部に流出するためのインク供給孔と、このインク供給孔と反対側の壁部から筐体内部に向けて突出する突起部材を備え、
前記インク貯留体は、前記インク供給部が前記筐体の前記インク供給孔に対応する位置に結合されるとともに、前記インク供給部と反対側の部分が前記突起部材に接合されることによって、前記筐体の内部に浮遊状態で支持されることを特徴とするインクカートリッジ。
【請求項2】
前記筐体は、内部に通じる開口を有する筐体本体と、前記開口を塞ぐものであって前記インク供給孔が形成された蓋体とから構成され、
前記インク供給部は前記蓋体と結合されることを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項3】
前記インク供給部と前記蓋体は、弾性を有するとともにインクの流路となる貫通孔が形成されたシール部材を間に介して結合されていることを特徴とする請求項2に記載のインクカートリッジ。
【請求項4】
前記インク貯留体は、前記インク供給部と反対側における前記突起部材と接合する部分が弾性を有するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクカートリッジ。
【請求項5】
前記インク貯留体は、前記インク供給部と反対側に形成された凹部を備え、この凹部は少なくともその一部が弾性を有するように構成されており、前記突起部材は、前記凹部に侵入して前記凹部の弾性を有する部分にのみ当接することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクカートリッジ。
【請求項6】
前記インク貯留体は、前記インク供給部と反対側に形成されたインク注入路を有するインク注入部を備え、このインク注入部には、前記流入流路を封止する弾性を有する栓部材が圧入されており、
前記突起部材は、前記インク注入部の内部に侵入して前記栓部材にのみ当接することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクカートリッジ。
【請求項7】
前記インク注入部は、前記インク貯留体の前記インク貯留室形成部から突出して形成されていることを特徴とする請求項6に記載のインクカートリッジ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図2】
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【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【公開番号】特開2007−90730(P2007−90730A)
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−284649(P2005−284649)
【出願日】平成17年9月29日(2005.9.29)
【出願人】(000005267)ブラザー工業株式会社 (13,856)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年9月29日(2005.9.29)
【出願人】(000005267)ブラザー工業株式会社 (13,856)
【Fターム(参考)】
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