説明

ウイルス疾患の治療のための1,3,5−トリアジン

本発明は、ウイルス疾患および癌の治療のための化合物および方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式を有する化合物:

(式中、
Yは、C、CH、およびNから選択されるメンバーであり;
Zは、C、CH、およびBから選択されるメンバーであり;
R1は、H、アシル、OR9、SR9、NHNH2、NR9R10、=Oおよび=NR9から選択されるメンバーであって、
R9およびR10が独立してH、置換または非置換アルキル、アシル、置換または非置換ヘテロアルキル、および置換または非置換アリールから選択されるメンバーであり;
R2は、存在するかまたは存在せず、H、アシル、置換または非置換アルキル、OR11、SR11、NR11a、NR12a、ハロゲン、および=Oから選択されるメンバーであって、R11は、H、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、および置換または非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーであり;
R11aおよびR12aは、独立してH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーであり;
R3は、H、アシル、置換または非置換アルキル、NR12R13、NR12OR13、Sr12、(=O)、およびOR12から選択されるメンバーであって、
ここでR12およびR13は、独立してH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーであり;
R4およびR4aは、独立してH、ハロゲン、OMe、およびOHから選択されるメンバーであり;
R5およびR6は、独立してHおよびOR14から選択されるメンバーであって、
ここでR14は、H、置換または非置換アルキル、アシル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換アリール、およびP(O)(R15)(R16)から選択されるメンバーであり、
ここでR15およびR16は、独立してOR17、NR17R18、OCH2CH2CN、置換または非置換アルキル、および置換または非置換ヌクレオシドから選択されるメンバーであり、
ここでR17およびR18は、独立してH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーであり、
R5およびR3;R6およびR3;並びにR15およびR16から選択されるメンバーは、これらが付着する原子と共に、任意に結合して、置換または非置換シクロアルキル、および置換または非置換ヘテロシクロアルキルから選択される環構造を形成し;
R7およびR8は、存在するかまたは存在せず、独立してH、アシル、置換または非置換アルキル、並びにR1およびR8であって、これらが付着する原子と共に、置換または非置換シクロアルキル、および置換または非置換ヘテロシクロアルキルから選択される環構造へと任意に結合する。)
【請求項2】
以下の式を有する、請求項1記載の化合物:

【請求項3】
以下の式を有する、請求項1記載の化合物:

【請求項4】
R11が、シリル基、および置換または非置換アルキルエーテルから選択されるメンバーである、請求項3記載の化合物。
【請求項5】
以下の式を有する、請求項1記載の化合物:

【請求項6】
以下の式を有する請求項5記載の化合物:

(式中、
R19、R20、およびR21は、独立してH、アシル、および置換または非置換アルキルから選択されるメンバーである。)
【請求項7】
以下の式を有する、請求項5記載の化合物:

【請求項8】
R6が以下の式を有する請求項1記載の化合物:

(式中
R22は、置換または非置換アルキル、および置換または非置換ヘテロアルキルから選択されるメンバーであり;
Lは、置換または非置換アルキル、および置換または非置換ヘテロアルキルから選択されるリンカーであり;かつ、
Arは、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーである。)
【請求項9】
Lが細胞に化合物の侵入後にインビボで切断される部分を含む、請求項8記載の化合物。
【請求項10】
R6が以下の式を有する、請求項1記載の化合物:

(式中
R22は、置換または非置換アルキル、および置換または非置換ヘテロアルキルから選択されるメンバーであり;
Lは、置換または非置換アルキル、および置換または非置換ヘテロアルキルから選択されるリンカーであり;かつ、
nは、1〜30の整数である。)
【請求項11】
Lが細胞に化合物の侵入後にインビボで切断される部分を含む、請求項10記載の化合物。
【請求項12】
請求項1記載の化合物および式A-Bを有する第2の化合物の製剤
(式中
Aは、疎水性ドメインであり;かつ、
Bは、Aに共有結合した親水性ドメインである)。
【請求項13】
ポリカチオン種をさらに含む、請求項12記載の製剤。
【請求項14】
ポリカチオン種がデンドリマーのポリアミンである、請求項13記載の製剤。
【請求項15】
製剤が水性製剤である、請求項12記載の製剤。
【請求項16】
ウイルス疾患を治療するための方法であって、このような治療を必要とする被検者に請求項1記載の化合物の治療上有効な量を投与する工程を含む方法。
【請求項17】
化合物が経口的に与えられる、請求項16記載の方法。
【請求項18】
化合物が腸溶製剤である、請求項17記載の方法。
【請求項19】
化合物が経口浸透圧性のドラッグ送達装置で送達される、請求項18記載の方法。
【請求項20】
ウイルス疾患が、RNAウイルスおよびDNAウイルスから選択されるメンバーのウイルスによって引き起こされる、請求項16記載の方法。
【請求項21】
ウイルス疾患がレトロウイルスによって引き起こされる、請求項16記載の方法。
【請求項22】
ウイルス疾患がHIVによって引き起こされる、請求項21記載の方法。
【請求項23】
HIVがヌクレオチド逆転写酵素阻害剤に対して耐性である、請求項22記載の方法。
【請求項24】
ウイルス疾患がフラビウイルス科ファミリーのウイルスによって引き起こされる、請求項16記載の方法。
【請求項25】
ウイルス疾患がC型肝炎である、請求項24記載の方法。
【請求項26】
ウイルス疾患がパラミクソウイルス科ファミリーのウイルスによって引き起こされる、請求項16記載の方法。
【請求項27】
DNAウイルスがB型肝炎ウイルスである、請求項20記載の方法。
【請求項28】
DNAウイルスが天然痘/ワクシニアウイルスである、請求項20記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公表番号】特表2006−507255(P2006−507255A)
【公表日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−539890(P2004−539890)
【出願日】平成15年9月24日(2003.9.24)
【国際出願番号】PCT/US2003/030200
【国際公開番号】WO2004/028454
【国際公開日】平成16年4月8日(2004.4.8)
【出願人】(504070033)コローニス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】