説明

オイル塗布具及びオイル塗布装置並びにオイル塗布方法

【課題】簡単に塗布ムラなく環状シール部の塗布を行うオイル塗布具及びオイル塗布装置並びにオイル塗布方法を提供すること。
【解決手段】ワーク100に装着された環状シール部材110に対して表面全周にオイルを塗布するためのものであって、環状シール部材110が装着されたワーク100の形状に合わせた挿入孔12が形成され、その挿入孔12内にオイルを染み込ませた環状のオイル含浸部材13が設けられ、その挿入孔12に対してワーク100が出し入れされた際、装着された環状シール部材110がオイル含浸部材13に接触して当該環状シール部材110の表面全周にオイルが塗布されるようにしたオイル塗布具1。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークの外周に嵌合された環状のシール部材に対してオイルを塗布するオイル塗布具及びオイル塗布装置並びにオイル塗布方法に関し、詳しくはムラの無い塗布を簡易に行うことができるオイル塗布具及びオイル塗布装置並びにオイル塗布方法に関する。
【背景技術】
【0002】
モータに設けられた取り外し可能なコネクタは、モータハウジングへの挿入部にOリングが設けられている。モータハウジングへ組み付けたコネクタ部分において水が浸入することがないように気密な構造とするためである。そして、コネクタをモータハウジングへ組み付ける場合には、挿入部のOリングがハウジングの嵌合口との引っ掛かりによって切れたりしないように、予めOリング表面にオイルが塗布される。Oリングに塗布するオイルには、例えばATF(Automatic Transmission Fluid)と呼ばれる自動変速機油が使用される。
【0003】
こうしたコネクタの組み付けに当たって行われるOリングへのオイル塗布作業は、これまで作業者による手作業で行われていた。図5は、その作業状況を示した図である。コネクタ100は、作業者が手に持っている電極部101と、中間部分のフランジ部102と、モータハウジング内に差し込まれる挿入部103とからなり、その挿入部103に形成された環状溝にOリング110が装着されている。
【0004】
コネクタ100の組み付け前に行うオイル塗布作業では、作業者はコネクタ100の電極部101を一方の手に取り、もう一方の手にはオイルの付いたハケ200を取る。そして、Oリング110の周りに沿ってハケ200を当て、オイルの塗り残しがなく万遍なく塗布するように、コネクタ100を回したりハケ200を動かしたりして塗布作業を行う。その後、Oリング110にオイルが万遍なく塗布されたか否かを確認し、塗り残しが無ければハケ200を置いて塗布作業を終え、そのコネクタ100をモータハウジングの嵌合穴にコネクタ100の挿入部103を差し込んで組み付けする。
【特許文献1】特開昭63−139628号公報
【特許文献2】特開平07−000889号公報
【特許文献3】特開2003−205261号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、こうした人手による従来の塗布作業は、作業者の感覚によって行われるため塗布ムラが生じてしまう。従って、塗布ムラを無くして均一に塗布するためにはカンやコツが必要になり、作業者によって品質が異なる場合がある。そして、いずれにしても万遍なく塗布されているか否かを確認するための目視が必要になるので、手作業では作業時間がかかってしまい作業効率が良くなかった。また、オイルを付けたハケ200を使用しているので、オイルが手に付いてしまわないように作業の度に手袋を使用する必要があった。更に、作業者は、コネクタとハケとを持って作業を行うため、両手がふさがってしまい片手作業ができない不自由さがあった。
【0006】
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、簡単に塗布ムラなく環状シール部の塗布を行うオイル塗布具及びオイル塗布装置並びにオイル塗布方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のオイル塗布具は、ワークに装着された環状シール部材に対して表面全周にオイルを塗布するためのものであって、前記環状シール部材が装着されたワークの形状に合わせた挿入孔が形成され、その挿入孔内にオイルを染み込ませた環状のオイル含浸部材が設けられ、その挿入孔に対してワークが出し入れされた際、装着された環状シール部材がオイル含浸部材に接触して当該環状シール部材の表面全周にオイルが塗布されるようにしたものであることを特徴とする。
【0008】
また、本発明のオイル塗布具は、前記挿入孔が所定の厚みを有する板状のオイル塗布ブロックに形成され、その孔内の所定位置に形成された環状溝に前記オイル含浸部材が装填されたものであることが好ましい。
また、本発明のオイル塗布具は、前記オイル塗布ブロックが、オイルを供給するためのオイル供給口と、そのオイル供給口から前記挿入孔の環状溝に連通したオイル供給流路とが形成されたものであることが好ましい。
また、本発明のオイル塗布具は、前記オイル塗布ブロックが、容器内に支持部材を介して設置されたものであることが好ましい。
【0009】
また、本発明のオイル塗布装置は、ワークに装着された環状シール部材に対して表面全周にオイルを塗布するオイル塗布工程を自動化するためのものであって、前記環状シール部材が装着されたワークの形状に合わせて形成された挿入孔内に、オイルを染み込ませた環状のオイル含浸部材が設けられたオイル塗布具と、前記オイル塗布具に近接して設けられ、前記ワークを把持して所定の作業を行う作業機とを備え、その作業装置によって前記オイル塗布具の挿入孔にワークを出し入れし、ワークに装着された環状シール部材を前記オイル含浸部材に接触させて当該環状シール部材の表面全周にオイルを塗布するようにしたものであることを特徴とする。
【0010】
また、本発明のオイル塗布方法は、ワークに装着された環状シール部材に対して表面全周にオイルを塗布するための方法であって、前記環状シール部材が装着されたワークの形状に合わせた挿入孔が形成され、その挿入孔内にオイルを染み込ませた環状のオイル含浸部材が設けられ、その挿入孔に対してワークが出し入れすることにより、装着された環状シール部材をオイル含浸部材に接触させ、当該環状シール部材の表面全周にオイルを塗布するようにしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
よって、本発明によれば、ワークに環状シール部材が装着されており、そのコネクタがオイル塗布具に形成された挿入孔に出し入れされるが、その挿入孔内にはオイルの染み込んだオイル含浸部材があるため、出し入れに際してワークの環状シール部材が触れ、その環状シール部材に対し表面全周に渡ってオイルが万遍なく塗布される。その際、作業者はワークを片手に持って簡単に塗布作業を行うことができ、作業機を設けたオイル塗布装置によれば塗布作業を自動化することも可能である。そして、こうした塗布方法の実行によって、環状シール部材に対して簡単にムラ無くオイルを塗布することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、本発明に係るオイル塗布具及びオイル塗布装置並びにオイル塗布方法について、その一実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態においてもモータのコネクタをワークとし、そこに装着されたOリングを環状シール部材として説明する。そして、Oリングに塗布するオイルとしても同様にATFなどが使用される。
従来のオイル塗布方法では、前述したようにハケにオイルを含浸させ、片手に持ったOリングに対してハケを当ててオイル塗布を行っていた。しかし、本実施形態では、オイルをリング状のスポンジに染み込ませ、そこにコネクタのOリングを移動させて塗布する方法を採用した。
【0013】
図1は、本実施形態のオイル塗布方法を実行するためのオイル塗布具を示した外観斜視図である。オイル塗布具であるこのオイル塗布ボックス1は、図示するような上方に開口した四角い容器2に対し、その上部開口を塞ぐように開閉可能な蓋体3が設けられている。容器2内には底面から一定の高さにオイル塗布ブロック5が取り付けられている。ここで図2は、オイル塗布ボックス1内におけるオイル塗布ブロック5の設置状態を示した側部断面図であり、図3は、オイル塗布ブロックを示した図2のA−A断面図である。
【0014】
オイル塗布ボックス1内には、容器2の底面に支持台6が設置され、垂直に縦板7が固定されている。そして、その縦板7に対して水平な姿勢でオイル塗布ブロック5が固定されている。そのオイル塗布ブロック5は、縦板7に対してボルト11によってネジ止めされ、取り外し可能になっている。
オイル塗布ブロック5は、所定の厚みを有する板状のブロック体であり、その厚さ方向(図面上下方向)に貫通した円形の塗布孔12が形成されている。この塗布孔12は、図3に示すように環状シール部材であるOリング110を装着したコネクタ100が挿入可能な大きさで形成されている。
【0015】
ところで、本実施形態の環状シール部材は、従来例と同様にモータハウジングに着脱可能なコネクタ100のOリング110である。このコネクタ100は、モータハウジングに組み付けることによってコイルからの配線と連結され、外部電源にコイルを接続させるためのものである。コネクタ100は、図8を示して説明した通り、モータハウジングから外に突き出る楕円形状に形成された電極部101と、Oリング110が嵌め込まれた挿入部103と、その中間において張り出したフランジ部102とから構成されている。そして、挿入部103に形成された環状溝に環状シール部材であるOリング110が嵌め込まれている。
【0016】
オイル塗布ブロック5の塗布孔12は、貫通孔であって、図3に示すようにコネクタ100の挿入部103が非接触状態で挿入できる大きさの径で形成されている。そして、その塗布孔12の途中には環状溝14が形成され、そこにオイルを染み込ませるオイル含浸部材としてスポンジ13が装填されている。すなわち、フランジ部102をオイル塗布ブロック5上面に当たる程度にまでコネクタ100が挿入された場合、そのOリング110と重なる位置に環状のスポンジ13が設けられている。スポンジ13は、内周の径が塗布孔12の径よりも小さく、塗布孔12内に嵌め込まれた場合に塗布孔12の壁面から突き出し、その突き出し量は、塗布孔12内に挿入されたOリング110が全周において重なる程度である。
【0017】
従って、このスポンジ13にOリング110が押し付けられてオイルがOリング110表面の全周に塗布されるようになっている。そのため、このスポンジ13にはオイルが染み込まれている必要があり、オイル塗布ブロック5にはスポンジ13へのオイル供給路が形成されている。すなわち、図1及び図2に示すように、オイル塗布ブロック5の上面には横長のオイル供給口15が形成されている。そして、そのオイル供給口15には図2に示すように水平方向に形成されたオイル供給流路16が連続して形成され、そのオイル供給流路16が環状溝14にまで連通している。このオイル供給流路16は、オイル塗布ブロック5の端面側からオイル供給口15を貫通して形成された孔であって、その端面の開口はボルト17によって埋め栓が施されている。
【0018】
そこで、こうしたオイル塗布ボックス1を使用した場合、次のようにしてコネクタ100のOリング110にオイルの塗布が行われる。ここで説明するオイル塗布方法も作業者が行う手作業である。作業者は、コネクタ100の電極部101を掴み、図3に示すように、フランジ部102がオイル塗布ブロック5上面に当たる程度にまで挿入部103を塗布孔12内に差し込む。オイル塗布ブロック5では、予めオイル供給口15からオイルが入れられオイル供給流路16を通って環状溝14まで流れたオイルがスポンジ13の全体に染み渡っている。従って、作業者がコネクタ100の挿入部103を塗布孔12内に差し込むと、Oリング110の全周がスポンジ13を変形させるようにして当たるため、そのスポンジ13に染み込んだオイルがOリング110の全周表面に万遍なく塗布される。
【0019】
Oリング110へのオイル塗布は、コネクタ110の挿入部103を一連の動作で塗布孔12内に差し込んで引き抜くことによって完了する。作業者は、コネクタ100を片手に持って塗布作業を行うことができ、塗布孔12に入れるだけでOリング110に対してムラ無くオイルを塗布することができる。従って、片手作業による極めて簡単で且つ迅速に作業を行うことができ、しかも誰でもムラなく確実に塗布できる。そして、塗布した後の確認の必要がないため次の作業に素速く移ることができ、片手作業とも相まってコネクタ100をモータハウジングへ組み付ける一連の作業を効率良く行うことができ生産性が向上する。更には、ハケを使用していた従来のようにオイルが手に付着する心配もないため、手袋無しで作業を行うことも可能である。
【0020】
ところで、コネクタ110はモータの構成部品であり、前述したOリング110へのオイル塗布と、その後にコネクタ100をモータハウジングへ組み付ける工程がモータ製造工程の一部をなす。この点、従来はハケを使った手作業によってOリング110にオイルを塗布していたため、Oリング110へのオイル塗布工程と、コネクタ100の組み付け工程とが手作業であった。しかし、今回、オイル塗布ボックス1を使用することにより、そうしたオイル塗布工程とコネクタの組み付け工程とを自動化することも可能になった。
【0021】
図4は、アームロボットによって行われるオイル塗布工程を示した図である。自動化されたオイル塗布装置では、Oリング110を装着したコネクタ100を配置したコネクタラックとモータ本体が流れるコンベアとの間にオイル塗布ボックス1が置かれ、作業機であるアームロボット50によって、オイル塗布工程からコネクタの組み付け工程を自動で行うように構成されている。アームロボット50は、多関節ロボットであり、その先端にはコネクタ100を把持する把持部51が形成されている。
【0022】
不図示のコネクタラックには、Oリング110の取り付けられたコネクタ100が複数個配置され、電極部101を上にして起立した状態で整然と並べられている。そのコネクタラックからはコネクタ100がアームロボット50によって取り出され、オイル塗布工程とコネクタの組み付け工程が実行される。すなわち、アームロボット50は先端の把持部51を開き、扁平形状の電極部101(図5参照)について幅が狭い方を挟み込んで把持し、コネクタラックから取り出す。把持されたコネクタ100は、オイル塗布ボックス1に移動し、コネクタ100のOリング110にオイルの塗布が行われる。
【0023】
オイル塗布は前述した手作業の場合と同様であり、図4に示すように、フランジ部102がオイル塗布ブロック5上面に当たる程度にまで挿入部103を塗布孔12内に差し込まれる。オイル塗布ブロック5では、予めオイル供給口15からオイルが供給されオイル供給流路16を通って環状溝14まで流れたオイルがスポンジ13の全体に染み渡っている。従って、アームロボット50がコネクタ100の挿入部103を塗布孔12内に差し込むと、Oリング110の全周がスポンジ13を変形させるようにして当たるため、そのスポンジ13に染み込んだオイルがOリング110の全周表面に万遍なく塗布される。
【0024】
そして、Oリング110にオイルが塗布されたコネクタ100は、オイル塗布ブロック5のオイル供給口15から抜き出され、そのままアームロボット50に把持されラインを流れるモータのハウジングに対して組み付けられる。組み付け後、アームロボット50は先端の把持部51を開いてコネクタ100を解放し、コネクタラックから別のコネクタ100を把持して次の作業へと移る。
【0025】
よって、本実施形態のオイル塗布装置では、オイル塗布ボックス1とアームロボット50との組み合わせにより、オイル塗布工程からコネクタの組み付け工程までを自動化することが可能になった。そして、アームロボット50を使用した場合でもコネクタ100を塗布孔12に入れるだけでOリング110に対してムラ無くオイルを塗布することができ、アームロボット50の制御も簡単である。
【0026】
以上、本発明に係るオイル塗布具及びオイル塗布装置並びにオイル塗布方法について一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態ではワークとしてモータに着脱可能なコネクタを例に挙げて説明したが、環状シール部材に対してオイルを塗布する必要のあるものであればその他の物であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】オイル塗布方法を実行するためのオイル塗布ボックスを示した外観斜視図である。
【図2】オイル塗布ボックス内におけるオイル塗布ブロックの設置状態を示した側部断面図である。
【図3】オイル塗布ブロックを示した図2のA−A断面図である。
【図4】アームロボットによって行われるオイル塗布工程を示した図である。
【図5】従来行われていたOリングへのオイル塗布の作業状況を示した図である。
【符号の説明】
【0028】
1 オイル塗布ボックス
2 容器
3 蓋体
5 オイル塗布ブロック
12 塗布孔
13 スポンジ
14 環状溝
15 オイル供給口
16 オイル供給流路
100 コネクタ
101 電極部
102 フランジ部
103 挿入部
110 Oリング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワークに装着された環状シール部材に対して表面全周にオイルを塗布するためのオイル塗布具において、
前記環状シール部材が装着されたワークの形状に合わせた挿入孔が形成され、その挿入孔内にオイルを染み込ませた環状のオイル含浸部材が設けられ、その挿入孔に対してワークが出し入れされた際、装着された環状シール部材がオイル含浸部材に接触して当該環状シール部材の表面全周にオイルが塗布されるようにしたものであることを特徴とするオイル塗布具。
【請求項2】
請求項1に記載するオイル塗布具において、
前記挿入孔は、所定の厚みを有する板状のオイル塗布ブロックに形成され、その孔内の所定位置に形成された環状溝に前記オイル含浸部材が装填されたものであることを特徴とするオイル塗布具。
【請求項3】
請求項2に記載するオイル塗布具において、
前記オイル塗布ブロックは、オイルを供給するためのオイル供給口と、そのオイル供給口から前記挿入孔の環状溝に連通したオイル供給流路とが形成されたものであることを特徴とするオイル塗布具。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載するオイル塗布具において、
前記オイル塗布ブロックが、容器内に支持部材を介して設置されたものであることを特徴とするオイル塗布具。
【請求項5】
ワークに装着された環状シール部材に対して表面全周にオイルを塗布するオイル塗布工程を自動化するためのオイル塗布装置において、
前記環状シール部材が装着されたワークの形状に合わせて形成された挿入孔内に、オイルを染み込ませた環状のオイル含浸部材が設けられたオイル塗布具と、
前記オイル塗布具に近接して設けられ、前記ワークを把持して所定の作業を行う作業機とを備え、
その作業機によって前記オイル塗布具の挿入孔にワークを出し入れし、ワークに装着された環状シール部材を前記オイル含浸部材に接触させて当該環状シール部材の表面全周にオイルを塗布するようにしたものであることを特徴とするオイル塗布装置。
【請求項6】
ワークに装着された環状シール部材に対して表面全周にオイルを塗布するためのオイル塗布方法において、
前記環状シール部材が装着されたワークの形状に合わせた挿入孔が形成され、その挿入孔内にオイルを染み込ませた環状のオイル含浸部材が設けられ、その挿入孔に対してワークが出し入れすることにより、装着された環状シール部材をオイル含浸部材に接触させ、当該環状シール部材の表面全周にオイルを塗布するようにしたことを特徴とするオイル塗布方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−160146(P2007−160146A)
【公開日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−356646(P2005−356646)
【出願日】平成17年12月9日(2005.12.9)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】