説明

オブジェクトの動きを用いたアイテム選択装置及び方法

【課題】オブジェクトの動きを用いて、スクリーンに表示された複数のアイテムのうち、所望のアイテムを選択する。
【解決手段】ユーザの動作を検知する動作検知部と、映像情報を表示するスクリーンと、スクリーンに表示する映像を生成するためのデータが保存されている表示映像保存部と、スクリーンに表示する映像を生成する表示映像生成部と、スクリーンに表示される複数のアイテムを1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうちいずれか一つで前記スクリーンに表示するように制御する制御部とを含み、前記制御部は、前記動作検知部から信号を受信して前記オブジェクトのx軸、y軸又はz軸のうち少なくともいずれか一方向への動きを測定し、前記スクリーンに前記複数のアイテムが配列される形態に応じて、ユーザの測定された動きに対応して前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムを選択させるか、視覚的なフィードバックを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アイテム選択装置に関し、より詳細には、スクリーンに表示されたアイテムを選択するアイテム選択装置及びそのアイテム選択方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザインターフェース(User Interface)は、ユーザと物、システム、装置又はプログラムなどの間のコミュニケーションができるように一時的又は持続的なアプローチを提供することができる。ユーザインターフェースは、物理的な媒介体又は仮想的な媒介体を含んでよい。一般的に、ユーザインターフェースはユーザがシステムを操作する入力とシステムの入力に対する反応又は結果が見られる出力に分けることができる。
【0003】
入力は、スクリーン上でカーソルを動したり、特定対象を選択するためのユーザの操作を獲得する入力装置を必要とする。出力は、入力に対する反応をユーザの視覚、聴覚又は触覚などで確認できるようにする出力装置を必要とする。
【0004】
最近では、テレビ及びゲーム機などの機器でユーザの便宜を図るために、遠隔からユーザの動きを入力として認識し、ユーザの動きに相応したユーザインターフェースの反応を提供するための技術への研究が進められている。このようなユーザインターフェースを用いてスクリーンに表示された複数のアイテムのうち、所望のアイテムを選択することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国特開第2008−0043469号公報
【特許文献2】米国特開第2009−0265657号公報
【特許文献3】韓国特開第2006−0121610号公報
【特許文献4】韓国特開第2010−0025090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、オブジェクトの動きを用いて、スクリーンに表示された複数のアイテムのうち、所望のアイテムを選択するアイテム選択装置及びそのアイテム選択方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係るアイテム選択装置において、オブジェクトの動きを検知する動作検知部と、スクリーンに表示される複数のアイテムを1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうちいずれか一つで前記スクリーンに表示するように制御する制御部とを含み、前記制御部は、前記動作検知部から信号を受信して前記オブジェクト(object)のx軸、y軸又はz軸のうち少なくともいずれか一方向への動き(movement)を測定し、前記スクリーンに前記複数のアイテムが配列される形態に応じて、同一の類型の前記測定された動きに応答して、前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるようにするか、視覚的なフィードバックを提供するアイテム選択装置が提供される。
【0008】
ここで、前記複数のアイテムが1次元で配列される場合、前記制御部は、前記配置された方向と予め決定された角度以内の方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して、視覚的なフィードバックを提供し、前記配列された方向と前記予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御する。
【0009】
なお、前記制御部は、前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、前記視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御する。
【0010】
なお、前記制御部は、前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターン(pattern)に該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御する。
【0011】
本発明の一実施形態によると、前記複数のアイテムが2次元で配列される場合、前記制御部は、前記オブジェクトの動きがx軸及びy軸方向への動きである場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、前記オブジェクトの動きがz軸方向への動きである場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御する。
【0012】
なお、前記制御部は、前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、前記視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御するアイテム選択装置。
【0013】
なお、前記制御部は、前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターン(pattern)に該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択される。
【0014】
本発明の一実施形態によると、前記複数のアイテムが3次元で配列される場合、前記制御部は、前記オブジェクトの動きに応じて前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、前記視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持されたり、前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターン(pattern)に該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御するアイテム選択装置が提供されてよい。
【0015】
本発明の一実施形態によると、前記制御部は、前記測定されたオブジェクトの動きの速度が予め設定された基準速度より早い場合、前記複数のアイテムと区別される別の複数のアイテムが前記スクリーンに表示されるように制御し、前記別の複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供するように制御する。
【0016】
本発明の一実施形態によると、前記制御部は、前記視覚的なフィードバックが前記スクリーンに表示された前記複数のアイテムのうち、前記スクリーンのエッジ(edge)に配置されたアイテムに提供される場合において、前記測定された動きが前記スクリーンのエッジに向かう場合、前記複数のアイテムと区別される別の複数のアイテムが前記スクリーンに表示されるように制御し、前記別の複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供するように制御する。
【0017】
本発明の別の実施形態によると、アイテム選択装置において、複数のアイテムを表示するスクリーンと、前記スクリーンに前記複数のアイテムを1次元配列で表示する制御部とを含み、前記制御部は、前記オブジェクトの動きを測定し、前記複数のアイテムの配列方向と予め決定された角度以内の方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合、前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、前記複数のアイテムの配列方向と予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合、前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御するアイテム選択装置が提供される。
【0018】
本発明の別の実施形態によると、スクリーンに表示される複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムを選択する方法において、複数のアイテムを1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうちいずれか一つの形態で前記スクリーンに表示するステップと、オブジェクトの動きを検知するステップと、前記オブジェクトのx軸、y軸又はz軸のうち少なくともいずれか一方向への動きを測定するステップと、前記スクリーンに前記複数のアイテムが配列される形態に応じて、同一の類型の前記測定された動きに応答して、前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して選択命令をするか、視覚的なフィードバックを提供するアイテム選択方法が提供される。
【0019】
ここで、前記複数のアイテムが1次元形態で配列される場合、前記配列された方向と予め決定された角度以内の方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、前記配列された方向と予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択する。
【0020】
なお、前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、前記視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択してよい。
【0021】
なお、前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターン(pattern)に該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択してよい。
【0022】
本発明の別の実施形態によると、前記複数のアイテムが2次元形態で配列される場合、前記オブジェクトの動きがx軸及びy軸方向への動きである場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、前記オブジェクトの動きがz軸方向への動きである場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択するアイテム選択方法を提供する。
【0023】
ここで、前記視覚的なフィードバックを提供した時から前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、前記予め決定された時間の間維持される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択してよい。
【0024】
ここで、前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターンに該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択してよい。
【0025】
本発明の別の実施形態によると、前記複数のアイテムが3次元形態で配列される場合、前記オブジェクトの動きに応じて前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、予め決定された時間の間維持されたり、前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターン(pattern)に該当する場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択してよい。
【0026】
ここで、前記測定された動きの速度が予め設定された基準速度より早い場合、前記複数のアイテムと区別される別の複数のアイテムが前記スクリーンに表示されるようにし、前記別の複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供する。
【0027】
なお、前記視覚的なフィードバックが前記スクリーンに表示された前記複数のアイテムのうち、前記スクリーンのエッジ(edge)に配置されたアイテムに提供される場合において、前記測定された動きが前記スクリーンのエッジに向かう場合、前記複数のアイテムと区別される別の複数のアイテムが前記スクリーンに表示されるようにし、前記別の複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供する。
【0028】
本発明の別の実施形態によると、複数のアイテムを表示するスクリーンと、前記スクリーンに前記複数のアイテムを1次元配列で表示する制御部とを含み、前記制御部は、オブジェクトの動きを測定し、前記複数のアイテムの配列方向と予め決定された角度以内の方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合、前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、前記複数のアイテムの配列方向と予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合、前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御するアイテム選択装置が提供される。
【0029】
ここで、前記制御部は、前記オブジェクトの動きに応じて電気信号を生成する動作検知部から前記電気信号を受信して前記オブジェクトの動きを測定してよい。
【0030】
なお、前記動作検知部は、前記オブジェクトを撮像してイメージフレームを獲得するビジョンセンサを含んでよい。なお、前記動作検知部は、慣性センサと、モーションセンサと、加速度センサ及び工学センサのうち少なくともいずれか一つを含むリモコンで構成する。
【0031】
本発明の別の実施形態によると、スクリーンに表示される複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムを選択する方法において、複数のアイテムをスクリーンに1次元配列で表示するステップと、前記複数のアイテムの配列方向を測定するステップと、オブジェクトの動きの方向を測定するステップと、前記複数のアイテムの配列方向と予め決定された角度以内の方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、前記複数のアイテムの配列方向と予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合、前記少なくとも一つのアイテムが選択されるようにするステップとを含むアイテム選択方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施形態に係るアイテム選択装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るオブジェクトの動きからユーザインターフェースの反応を提供する図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るセンサを示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るイメージフレーム及びイメージフレーム上でオブジェクトを示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る垂直方向及び水平方向に対する動作認識範囲を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンの下段に1次元で配列された画面を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンの上段に1次元で配列された画面を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーン左側に1次元で配列された画面を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーン右側に1次元で配列された画面を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーン左側上段から右側下段方向の斜めで1次元配列された画面を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーン左側下段から右側上段方向の斜めで1次元配列された画面を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンに2次元で配列された画面を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンに3次元で配列された画面を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンに1次元、2次元又は3次元のうちいずれか一つの形態で配列された状態で、オブジェクトの動きに応じてアイテムを選択したり、視覚的なフィードバックを提供するためのアイテム選択装置の処理過程を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより繰り返し説明を省略する。
【0034】
なお、本明細書及び添付の特許請求範囲に使われた単数形は、文脈上明確に指摘しない限り、複数形も含むものとして意図されたものである。なお、本明細書で使用された「及び」という用語は、列挙された関連アイテム(item)のうち一つ以上のアイテムの可能な全ての組み合わせを称し、含むものとして理解すべきである。
【0035】
図1は、本発明の一実施形態に係るアイテム選択装置の構成を示す図である。図1によると、アイテム選択装置100は、ユーザの動作を検知する動作検知部110と、映像情報を表示するスクリーン150と、スクリーンに表示する映像を生成するためのデータが保存されている表示映像保存部130と、スクリーンに表示する映像を生成する表示映像生成部140と、スクリーンに表示される複数のアイテムを1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうちいずれか一つの形態でスクリーンに表示するように制御する制御部120を含み、前記制御部120は、前記動作検知部110から信号を受信して前記オブジェクトのx軸、y軸又はz軸のうち少なくともいずれか一方向への動きを測定し、前記スクリーンに前記複数のアイテムが配列される形態に応じて、ユーザの測定された動きに応じて前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して選択命令をするか、又は視覚的フィードバックを提供してよい。
【0036】
動作検知部110は、オブジェクト(object)の動作を入力されて、基礎データを取得する手段であってよい。動作検知部110は、オブジェクトの動きに応じて電気信号を生成することができる。前記電気信号は、アナログ信号か、又はデジタル信号であってよい。動作検知部110は、慣性センサ(Inertial sensor)、モーションセンサ(motion sensor)、加速度センサ(accelerometer)及び光学センサ(optical sensor)のうち少なくともいずれか一つが含まれているリモコンであってよい。リモコンは、オブジェクトの3次元動作(x軸、y軸、x軸)に対応して電気信号を生成することができる。オブジェクトが、ユーザ又はユーザ身体の一部であってよい。ユーザがリモコンを手に動かすと、これに対応してリモコンに含まれている慣性センサは、オブジェクトのx軸、y軸又はz軸動作に対する電気信号を生成することができる。リモコンから生成されたオブジェクトのx軸、y軸及びz軸動作に対する電気信号は、有無線通信を通じてアイテム選択装置に伝達されてよい。
【0037】
動作検知部110は、ビジョンセンサ(Vision Sensor)であってよい。ビジョンセンサはオブジェクトを撮影し、ビジョンセンサからオブジェクトまでの距離情報の含まれた映像情報を獲得することができる。ビジョンセンサは別途のモジュールで提供されるかアイテム選択装置の内部に含まれてよい。
【0038】
動作検知部110は、オブジェクトの位置を獲得することができる。オブジェクトの位置はイメージフレーム上の垂直方向に対する座標、イメージフレーム上の水平方向に対する座標及びオブジェクトと動作検知部110間の距離を示すオブジェクトの深度情報のうち少なくともいずれか一つを含む。ここで、オブジェクトの深度情報は、イメージフレームと垂直になる方向に対する座標の値で表してよい。例えば、動作検知部110は、オブジェクトを撮像してオブジェクトの深度情報を含むイメージフレームを獲得することができる。ここで、イメージフレームは複数の領域に区別され、複数の領域のうち少なくとも二つの領域は相違する閾値(Thresholds)を有してよい。動作検知部110は、イメージフレーム上のオブジェクトの位置として垂直方向に対する座標及びイメージフレーム上の水平方向に対する座標を獲得することができる。なお、オブジェクトと動作検知部110間の距離を示すオブジェクトの深度情報を獲得することができる。深度センサ(depth sensor)、2次元カメラ、又はステレオスコープ(stereoscopic)カメラを含む3次元カメラなどが動作検知部110として使用される。
【0039】
制御部120は、イメージフレームを用いてオブジェクトの動きの大きさを算出することができる。制御部120は、位置を検出し、検出された位置を用いてオブジェクトの動きに相応した動き情報を生成することができる。即ち、制御部120は、各位置でオブジェクトの動きに相応したイベントが発生するように、位置に基づいてイメージフレームで動き情報を生成することができる。なお、制御部120は動き情報に相応したイベントを発生させることができる。
【0040】
制御部120は、保存された少なくともいずれか一つのイメージフレームを用いるか、オブジェクトの位置に対するデータを用いてオブジェクトの動きを検出することができる。制御部120は、検出されたオブジェクトに対する動きの大きさを算出することができる。例えば、オブジェクトの動きの開始及び終わりの位置をつなぐ直線の長さを動きの大きさで算出するか、又はオブジェクトの動きの平均的な位置を基準に仮想の直線を描いて仮想の直線の長さを動きの大きさで算出することもできる。制御部120は、複数のイメージフレームを通じてオブジェクトの動きが獲得される場合、オブジェクトの位置はオブジェクトの動きに相応した複数のイメージフレームのうち少なくともいずれか一つの位置であるか、複数のイメージフレームのうち少なくともいずれか一つの位置を用いて獲得された中心点の位置であるか、又は動きの区間別の移動時間などを考慮して算出された位置であってよい。例えば、オブジェクトの動きの最初のイメージフレームでオブジェクトの位置、オブジェクトの動きの最後のイメージフレームでオブジェクトの位置、又は前記両位置の中心点がオブジェクトの位置であってよい。
【0041】
制御部120は、オブジェクトの動きの相応したイベントが発生するように、オブジェクトの位置に基づいて動き情報を生成することができる。制御部120は、イベントに従って、図2のメニュー220を表示するスクリーンを通じてオブジェクトの動きに対する反応を表示することができる。
【0042】
以下で、図2ないし図4を参照し、各構成要素の動作を詳細に説明する。
【0043】
図2のアイテム選択装置210は、テレビ、ゲーム機及び/又はオーディオなどを含んでよい。オブジェクトは、ユーザ260の身体、ユーザ260の身体の一部、又はユーザ260の取り扱う道具であってよい。
【0044】
図3は、センサとして深度センサ110、光学受信部320、レンズ322、赤外線フィルタ324及びイメージセンサ326を示す図である。図3によると、センサ110は赤外線(Infrared)送信部310及び光学受信部320を含む。赤外線送信部310と光学受信部320は、同様であるか又は近接した距離に位置するように実現されてよい。センサ110は、光学受信部320によって固有値で視野角(field of view)を有してよい。赤外線送信部310を介して伝送された赤外線は、前方に位置したオブジェクトを含む実体に到達した後に反射され、反射された赤外線は光学受信部320に受信されてよい。レンズ322は、実体の光成分を受信し、赤外線フィルタ324は受信された光成分中の赤外線を通過させることができる。イメージセンサ326は、通過された赤外線を電気信号に変換し、イメージフレームを獲得することができる。例えば、イメージセンサ326は、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary metal Oxide Semiconductor)などであってよい。このとき、実体の深さに応じて輪郭を現し、各輪郭が深度情報を含むように信号処置される。深度情報は、赤外線送信部310から伝送された赤外線が光学受信部320に到達するまでの飛行時間(Time of flight)などを用いて獲得することができる。なお、超音波又は電波を送受信してオブジェクトの位置を獲得する装置も、超音波又は電波の飛行時間を用いて深度情報を獲得することができる。
【0045】
動作検知部110は、ユーザ260のテ270を含む図4のイメージフレーム410を獲得することができる。ビジョンセンサは、アイテム選択装置の一部であってよく、又は別個のモジュールであってよい。イメージフレーム410は、等高線のように一定範囲の深さを有する対象に対する輪郭及び当該輪郭に相応した深度情報を含む。輪郭412は、イメージフレーム410上のユーザ260の手270に相応し、手270と動作検知部110間の距離を示す深度情報を有する。輪郭414は、ユーザ260の手の一部に相応し、輪郭416はユーザ260の頭及び上半身に相応してよい。輪郭418は、ユーザ260の後ろに位置した背景に相応してよい。輪郭412ないし輪郭418は、相違した深度情報を有してよい。
【0046】
図3は、センサとして深度センサ110と、光学受信部320と、レンズ322と、赤外線フィルタ324及びイメージセンサ326を示す図である。図3によると、センサ110は赤外線(Infrared)送信部310及び光学受信部320を含む。赤外線送信部310と光学受信部320は、同様であるか又は近接した距離に位置するように実現されてよい。センサ110は、光学受信部320によって固有値で視野角(field of view)を有してよい。赤外線送信部310を介して伝送された赤外線は、前方に位置したオブジェクトを含む実体に到達した後に反射され、反射された赤外線は光学受信部320に受信されてよい。レンズ322は、実体の光成分を受信し、赤外線フィルタ324は受信された光成分中の赤外線を通過させることができる。イメージセンサ326は、通過された赤外線を電気信号に変換し、イメージフレームを獲得することができる。例えば、イメージセンサ326は、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary metal Oxide Semiconductor)などであってよい。このとき、実体の深さに応じて輪郭を現し、各輪郭が深度情報を含むように信号処置される。深度情報は、赤外線送信部310から伝送された赤外線が光学受信部320に到達するまでの飛行時間(Time of flight)などを用いて獲得することができる。なお、超音波又は電波を送受信してオブジェクトの位置を獲得する装置も、超音波又は電波の飛行時間を用いて深度情報を獲得することができる。
【0047】
制御部120は、イメージフレーム410を用いてオブジェクト及びオブジェクトの位置を検出することができる。制御部120は、イメージフレーム410からイメージフレーム410上のオブジェクト412を検出し、イメージフレーム420が検出されたオブジェクト422のみを含むように制御することができる。なお、制御部120は、イメージフレーム410でオブジェクト412を別の形態とするように表示して制御することができる。例えば、制御部120はイメージフレーム430上のオブジェクト432を少なくともいずれか一つの点又は線、面などで表すように制御することができる。
【0048】
なお、制御部120は、イメージフレーム430上のオブジェクト432を点で表し、オブジェクト432の位置を3次元座標で表示することができる。3次元座標は、x軸、y軸、z軸成分を含み、x軸はイメージフレーム上の水平方向に対応し、y軸はイメージフレーム上の垂直方向に対応することができる。z軸はイメージフレームと垂直になる方向、即ち深度情報の示す値に対応する。
【0049】
制御部120は、少なくともいずれか二つのイメージフレームを用いてオブジェクトの位置を追跡し、動きの大きさを算出することができる。なお、オブジェクトの動きの大きさは、x軸、y軸又はz軸成分に分けて表すことができる。
【0050】
制御部120は、スクリーンに表示される複数のアイテムを1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうちいずれか一つの形態で前記スクリーンに表示するように制御することができる。スクリーンに表示されるアイテムは、メニューアイテムであってよく、コンテンツアイテムであってもよい。例えば、コンテンツは動画イメージ、停止映像イメージ、音楽ファイルであってよい。なお、例えば、コンテンツアイテムは動画を代表するサムネイル(Thumbnail)イメージ、停止映像を代表するサムネイルイメージ、放送チャネルを代表するサムネイルイメージ、音楽ファイルを代表するアルバムイメージ及びファイル(File)名を代表するアイコン(icon)であってよい。
【0051】
メニューアイテム及びコンテンツアイテムは、表示映像保存部130に保存されてよい。例えば、表示映像保存部130は、コンピュータ読取可能な記録媒体であってよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体(Maganetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(Magneto−optical media)、及びロム(ROM)、ラム(RAM)、フラッシュメモリとソリッドステートメモリ(solid state memory)が含まれてよい。
【0052】
制御部120は、表示映像保存部130からアイテムを読み取り、1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうち少なくともいずれか一つの形態でスクリーンに表示されるように制御することができる。制御部120は、ユーザから別途の命令が入力されなくても、1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうちいずれか一つの形態でアイテムをスクリーン150に表示することができる。制御部120は、スクリーン150に表示するアイテムの個数に対応して1次元配列、2次元配列及び3次元配列のうち少なくともいずれか一つの形態で表示することを決定することができる。例えば、スクリーン150に表示されるアイテムの個数が50未満である場合には、制御部120は複数のアイテムを1次元配列形態で表示されるように制御することができる。スクリーン150に表示されるアイテムの個数が300未満である場合には、制御部120は複数のアイテムを2次元配列形態で表示されるよう制御することができる。スクリーンに表示されるアイテムの個数が300以上で有る場合には、制御部120は複数のアイテムを3次元配列形態で表示されるように制御することができる。
【0053】
なお、アイテム選択装置は、複数のアイテムをスクリーンに1次元配列のみで表示することができる。なお、アイテム選択装置は、複数のアイテムをスクリーンに2次元配列のみで表示することができる。なお、アイテム選択装置は、複数のアイテムをスクリーンに3次元配列のみで表示することができる。
【0054】
なお、本発明の一実施形態によると、制御部120はユーザが最初に設定した表示形態に応じて、1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうちいずれか一つの形態でアイテムをスクリーン150に表示することができる。例えば、ユーザは1次元配列表示を選択すると、スクリーン150に複数のアイテムが1次元配列であるx軸、y軸及び斜め方向に表示される。ユーザが2次元配列表示を選択すると、スクリーン150に複数のアイテムが2次元配列で表示される。ユーザが3次元配列表示を選択すると、スクリーン150に複数のアイテムが3次元配列で表示される。
【0055】
制御部120は、動作検知部110から信号を受信して、オブジェクトのx軸、y軸又はz軸のうち少なくともいずれか一方向への動きを測定することができる。動作検知部110から出力された信号は制御部120に入力され、制御部120は前記信号を分析して3次元空間でオブジェクトの動きを測定する。前記信号は、x軸、y軸又はz軸成分を含めており、制御部120は前記信号を予め決定された時間間隔で測定し、x軸、y軸又はz軸成分に該当する値の変化量を測定して、オブジェクトの動きを測定する。オブジェクトの動きは、ユーザが手を動かす動作を含んでよい。ユーザが手を動かすと、それに対応して動作検知部110は信号を出力し、制御部120はそれを受信して動きの変化量、方向及び動きの速度を決定することができる。
【0056】
制御部120は、前記スクリーン150に前記複数のアイテムが配列される形態によって、前記測定された動きに応じて前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して選択命令をするか、視覚的フィードバックを提供することができる。制御部120は、オブジェクトの動きが発生すると、現在スクリーンに表示されている複数のアイテムが1次元配列、2次元配列及び3次元配列であるかを判断する。制御部120は、判断結果に従って、同様のオブジェクトの動きに応じて複数のアイテムに視覚的なフィードバックを提供するか、又は前記アイテムを選択する選択命令として認識することができる。複数のアイテムがx軸方向に1次元配列されていると、制御部120はオブジェクトのx軸方向の動きに応じてスクリーンに表示されている複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供することができる。例えば、視覚的なフィードバックは該当するアイテムを相対的に明るく表示するハイライト(Highlight)、色相変更及びサイズ変更することを含んでよい。例えば、ユーザがx軸方向に手を動かすと、制御部120はx軸方向の動きに応じてスクリーンにハイライトされたアイテムの位置を移動させる。ユーザがy軸方向に手を動かすと、制御部120はy軸方向の動きに応じてスクリーンにハイライト表示されているアイテムが選択されるように制御することができる。制御部120は、アイテムが選択されると、当該アイテムに対するサブアイテムがスクリーンに表示されるように制御するか、当該アイテムに対応するコンテンツが再生されるように制御するか、当該アイテムに対応する放送チャネルが選択されるように制御することができる。
【0057】
なお、前記複数のアイテムが1次元形態で配列される場合、制御部120は前記複数のアイテムの配列された方向と予め決定された角度以内の方向でオブジェクトの動きが測定される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、前記配列された方向と前記予め決定された角度から外れる方向でオブジェクトの動きが測定される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択することができる。
【0058】
スクリーン150は、一般的なディスプレイ装置であってよい。例えば、LCD、CRT、PDPなどのようなディスプレイ装置がスクリーンとして使用されてよい。
【0059】
図5は、本発明の一実施形態に係るオブジェクトの垂直方向及び水平方向の動きに対する動作認識範囲を示す図である。点線530と点線525とは相互に交差する。点線530と点線525は90度の角度をなしている。点線530と点線525とが交差して形成された領域515及び領域545でオブジェクト510が動くと、制御部は水平方向に認識することができる。一例として、x軸方向545を基準に、+45度から−45度の範囲及び+135度から−135度の範囲に含まれる方向にオブジェクトが動くと、水平方向に動くと認識することができる。例えば、制御部は、オブジェクト510が方向540、方向545及び方向550に動くと、オブジェクト510が水平方向に動くと認識することができる。
【0060】
なお、点線530と点線515とは90度で交差する。点線530と点線515とは交差して領域590及び領域585を形成する。一例として、x軸方向545を基準に、+45度から+135度の範囲560及び−135度から−45度の範囲580に含まれる方向にオブジェクトが動くと、垂直方向に動くと認識することができる。制御部は、オブジェクトが領域590と領域585内で動くと、オブジェクト510が垂直方向に動くと認識することができる。例えば、制御部は、オブジェクト510が方向565、方向570及び方向575に動くと、オブジェクト510が垂直方向に動くと認識することができる。
【0061】
図6は、本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンの下段に1次元で配列された画面を示す図である。図6と図2によると、複数のアイテムを表示するスクリーン610が示されている。スクリーン610には複数のアイテム650、652、654、656、658が1次元配列で表示されている。例えば、制御部は複数のアイテム650、652、654、656、658をx軸方向に1次元配列で表示することができる。オブジェクト680は、図2に示すように、ユーザの手270であってよく、z軸方向にスクリーンから一定距離離れている。オブジェクト680は、x軸、y軸又はz軸方向に動かすことができる。制御部は、オブジェクト680のx軸、y軸又はz軸方向のうち少なくともいずれか一つの動きを測定することができる。制御部は、オブジェクト680の動きの方向が複数のアイテム650、652、654、656、658の配列方向と予め決定された角度以内の方向で測定される場合、少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供することができる。例えば、制御部はアイテム652をハイライトさせて視覚的フィードバックを提供することができる。制御部は、スクリーンに表示された複数のアイテム650、652、654、656、658の配列方向が水平方向690か、垂直方向692かを判断する。即ち、制御部は、複数のアイテムの配列方向がx軸方向690か、y軸方向692かを判断する。
【0062】
なお、制御部は、オブジェクト680の動きの方向がx軸方向690か、y軸方向692かを判断することができる。配列方向がx軸方向である場合において、オブジェクト680がx軸方向と予め決定された角度以内の方向に動く場合、制御部は、前記動きに応じて視覚的なフィードバックを提供することができる。例えば、制御部はユーザの手をx軸方向に動かすと、前記動きに応じてスクリーンにカーソルを表示するか、又は複数のアイテム650、652、654、656、658のうち少なくともいずれか一つのアイテム680をハイライトさせることができる。
【0063】
一例として、予め決定された角度は、図5に示すように、アイテムの配列方向を基準に、+45度から−45度の範囲535及び+135度から−135度の範囲555を含む。なお、制御部は配列方向がx軸方向である場合において、オブジェクト680の動きがx軸方向と予め決定された角度から外れる方向で測定される場合、制御部は前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することができる。例えば、制御部は、アイテム680がハイライトされた状態で、ユーザが手をy軸方向に動かすと、前記動きに応じてハイライトされたアイテム680が選択されるように制御することができる。
【0064】
制御部は、オブジェクト680の動きに応じてスクリーンに視覚的なフィードバックを提供することができる。視覚的なフィードバックを提供する方法には、スクリーンにカーソルを表示及び特定アイテムをハイライトすることが含まれてよい。例えば、制御部は、オブジェクトに対応してスクリーンにカーソル602を表示することができる。オブジェクト680の動きは、スクリーンでカーソルの動きで示してよい。オブジェクトの動きに応じてスクリーンでカーソルが動く。即ち、カーソル602は、オブジェクト680の動きに沿ってスクリーンで動くことができる。なお、制御部は、視覚的なフィードバックを提供するために、スクリーンに表示された複数のアイテム650、652、654、656、658のうち少なくともいずれか一つのアイテム652をハイライト表示することができる。オブジェクト680の動きに応じてハイライトされるアイテムも変更されてよい。例えば、アイテム652がハイライトされた状態で、オブジェクト680が+x軸方向658に動くと、それに応じてアイテム652は正常表示されてアイテム654がハイライトされる。引き続き、オブジェクト680が+x軸方向658に動くと、アイテム654は正常表示されてアイテム656がハイライトされる。視覚的なフィードバックにはカーソルを表示、アイテムをハイライト表示、アイテムのサイズを変更、及びアイテムの色相を変更することが含まれてよい。
【0065】
制御部は、オブジェクト680がアイテムの配列された方向と予め決定された角度から外れる方向630に移動すると、ハイライトされたアイテムが選択されたと認識することができる。制御部は、ユーザが手を垂直方向に動かすと、視覚的なフィードバックが提供されたアイテムを選択することができる。例えば、ユーザが手を垂直方向630に移動すると、制御部はハイライト表示されたアイテム652が選択されるように制御することができる。ハイライト表示されたアイテム652が選択されると、制御部はアイテム652のサブアイテム660、662、664をスクリーンに表示することができる。なお、オブジェクト680が矢印666方向への動きに沿ってスクリーンに表示されたカーソルが動かされるか、又はサブアイテム660、662、664が順にハイライトされてよい。
【0066】
制御部は、ハイライトされたサブアイテム662からオブジェクトがz軸635、693方向に移動すると、サブアイテム662が選択されたと認識し、サブアイテム662に対応するコンテンツ640を拡大して表示することができる。
【0067】
なお、制御部は、オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持される場合、少なくともいずれか一つのアイテムを選択することができる。ここで、予め決定された値は、スクリーン上ではアイテム(例えば、アイテム654)の幅655と高さ657となる。なお、予め決定された値は、オブジェクト680の動きを基準にする際には、スクリーンに表示されるアイテムのハイライトされる位置を変更させるための閾値であってよい。例えば、オブジェクト680の動きが、5cm以内である場合に、スクリーンでは何の反応も起きなくてよい。即ち、制御部は、オブジェクト680が5cm以内で動く場合には、スクリーンに表示されるアイテムのハイライトされる位置を変更させない。なお、5cmは一例として設計者によって好適に変更が可能である。なお、制御部は、オブジェクト680の動きに応じてスクリーンに表示されるカーソル602の移動距離がアイテム656の幅655と高さ657より小さい状態を予め決定された時間の間維持すると、視覚的なフィードバックが提供されているアイテムを選択し、選択されたアイテムと関連した次の動作(operation)を行なうことができる。例えば、制御部は、オブジェクト680の動きに応じてスクリーンで動く移動距離がアイテム652の幅と高さより小さい値を3秒以上維持すると、アイテム652が選択されたと認識してアイテム652と関連した次の動作を行なうことができる。アイテム652と関連した次の動作はサブメニューが現れるか、当該アイテムと関連したコンテンツが再生される動作を含んでよい。
【0068】
なお、制御部は、オブジェクトの動きが予め設定された特定パターンに該当する場合、少なくともいずれか一つのアイテムを選択することができる。例えば、特定アイテムに視覚的なフィードアックが提供されている状態で、ユーザがオブジェクト680に該当する手を振ると、制御部は前記特定アイテムが選択されるように制御することができる。特定パターンは、ユーザがオブジェクト680に該当する手を振る動作及びこぶしを作るといった手の形を変更する動作が含まれてよい。
【0069】
図7は、本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンの上段に1次元で配列された画面を示す図である。図7と図2によると、複数のアイテムを表示するスクリーン710が示されている。スクリーン710には複数のアイテム750、752、754、756、758が1次元配列で表示されている。例えば、制御部は複数のアイテム750、752、754、756、758をx軸方向に1次元配列で表示することができる。オブジェクト780は、図2に示すように、ユーザの手270であってよく、z軸方向にスクリーンから一定距離離れている。オブジェクト780は、x軸、y軸又はz軸方向に動かすことができる。制御部は、オブジェクト780のx軸、y軸又はz軸方向のうち少なくともいずれか一つの動きを測定することができる。制御部は、オブジェクト780の動きの方向が複数のアイテム750、752、754、756、758の配列方向と予め決定された角度以内の方向で測定される場合、少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供することができる。例えば、制御部はアイテム752をハイライトさせて視覚的フィードバックを提供することができる。制御部は、スクリーンに表示された複数のアイテム750、752、754、756、758の配列方向が水平方向790か、垂直方向792かを判断する。即ち、制御部は、複数のアイテムの配列方向がx軸方向790か、y軸方向792かを判断する。
【0070】
なお、制御部は、オブジェクト780の動きの方向がx軸方向790か、y軸方向792かを判断することができる。配列方向がx軸方向である場合において、オブジェクト780がx軸方向と予め決定された角度以内の方向に動く場合、制御部は、前記動きに応じて視覚的なフィードバックを提供することができる。例えば、制御部はユーザの手をx軸方向に動かすと、前記動きに応じてスクリーンにカーソルを表示するか、又は複数のアイテム750、752、754、756、758のうち少なくともいずれか一つのアイテム780をハイライトさせることができる。
【0071】
一例として、予め決定された角度は、図5に示すように、アイテムの配列方向を基準に、+45度から−45度の範囲535及び+135度から−135度の範囲555を含む。なお、制御部は配列方向がx軸方向である場合において、オブジェクト780の動きがx軸方向と予め決定された角度から外れる方向で測定される場合、制御部は前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することができる。例えば、制御部は、アイテム780がハイライトされた状態で、ユーザが手をy軸方向に動かすと、前記動きに応じてハイライトされたアイテム780が選択されるように制御することができる。
【0072】
制御部は、オブジェクト780の動きに応じてスクリーンに視覚的なフィードバックを提供することができる。視覚的なフィードバックを提供する方法には、スクリーンにカーソルを表示及び特定アイテムをハイライトすることが含まれてよい。例えば、制御部は、オブジェクトに対応してスクリーンにカーソル702を表示することができる。オブジェクト780の動きは、スクリーンでカーソルの動きで示してよい。オブジェクトの動きに応じてスクリーンでカーソルが動いてよい。即ち、カーソル702は、オブジェクト780の動きに沿ってスクリーンで動くことができる。なお、制御部は、視覚的なフィードバックを提供するために、スクリーンに表示された複数のアイテム750、752、754、756、758のうち少なくともいずれか一つのアイテム752をハイライト表示することができる。オブジェクト780の動きに応じてハイライトされるアイテムも変更されてよい。例えば、アイテム752がハイライトされた状態で、オブジェクト780が+x軸方向758に動くと、それに応じてアイテム752は正常表示されてアイテム754がハイライトされる。引き続き、オブジェクト780が+x軸方向758に動くと、アイテム754は正常表示されてアイテム756がハイライトされる。視覚的なフィードバックにはカーソルを表示、アイテムをハイライト表示、アイテムのサイズを変更、及びアイテムの色相を変更することが含まれる。
【0073】
制御部は、オブジェクト780がアイテムの配列された方向と予め決定された角度から外れる方向730に移動すると、ハイライトされたアイテムが選択されたと認識することができる。制御部は、ユーザが手を垂直方向に動かすと、視覚的なフィードバックが提供されたアイテムを選択することができる。例えば、ユーザが手を垂直方向730に移動すると、制御部はハイライト表示されたアイテム752が選択されるように制御することができる。ハイライト表示されたアイテム752が選択されると、制御部はアイテム752のサブアイテム760、762、764をスクリーンに表示することができる。なお、オブジェクト780が矢印766方向への動きに沿ってスクリーンに表示されたカーソルが動かされるか、又はサブアイテム760、762、764が順にハイライトされてよい。
【0074】
制御部は、ハイライトされたサブアイテム762からオブジェクトがz軸735、793方向に移動すると、サブアイテム762が選択されたと認識し、サブアイテム762に対応するコンテンツ740を拡大して表示することができる。
【0075】
図8は、本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンの左側に1次元で配列された画面を示す図である。図8によると、スクリーン810に複数のアイテム850、852、854、856、858がy軸方向に表示されている。オブジェクト880は、図2に示すように、ユーザの手270であってよく、z軸方向にスクリーンから一定距離離れている。制御部は、オブジェクト880の動きに応じてスクリーンに視覚的なフィードバックを提供することができる。制御部は、視覚的なフィードバックを提供するためにスクリーンにカーソル(図示せず)を表示するか、又はスクリーンに表示された複数のアイテム850、852、854、856、858のうち少なくともいずれか一つのアイテムを明るく表示するか、又はハイライトするか、又はサイズを変更するか、又は色相を変更することのうち、いずれか一つの動作を行なうことができる。
【0076】
制御部は、オブジェクト880がy軸方向及びx軸方向と予め決定された角度以内の方向に動くと、スクリーン810にカーソルを表示するか、又は複数のアイテム850、852、854、856、858のうち少なくともいずれか一つのアイテムをハイライトさせることができる。一例として、予め決定された角度は、x軸を基準に、+45度から+135度以内の範囲及び−45度から−135度以内の範囲であってよい。
【0077】
制御部は、オブジェクト880がy軸方向及びx軸方向と予め決定された角度から外れる方向830に動くと、視覚的なフィードバックの提供されたアイテムが選択されたと認識することができる。一例として、予め決定された角度から外れる方向は、x軸を基準に、+45度から−45度以内の範囲及び+135度から−135度以内の範囲であってよい。
【0078】
例えば、ユーザが手をx軸方向830に移動すると、制御部は、ハイライトされたアイテム852が選択されるように制御することができる。
【0079】
制御部は、ハイライトされたアイテム852が選択されると、アイテム852のサブアイテム860、862、864をスクリーンに表示することができる。ユーザが手を矢印866方向への動きに沿ってスクリーンにカーソルが表示するか、又はサブアイテム860、862、864が順にハイライトされてよい。
【0080】
制御部は、ハイライトされたサブアイテム862からユーザが手をスクリーン方向であるz軸835方向に移動させると、制御部はサブアイテム862が選択されたと認識し、サブアイテム862に対応するコンテンツ840を拡大して表示することができる。
【0081】
図9は、本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンの右側に1次元で配列された画面を示す図である。図9によると、スクリーン910に複数のアイテム950、952、954、956、958がy軸方向992に表示されている。オブジェクト980は、図2に示すように、ユーザの手270であってよく、z軸方向993にスクリーンから一定距離離れている。制御部は、オブジェクト980の動きに応じてスクリーンに視覚的なフィードバックを提供することができる。制御部は、視覚的なフィードバックを提供するためにスクリーンにカーソル902を表示するか、又はスクリーンに表示された複数のアイテム950、952、954、956、958のうち少なくともいずれか一つのアイテムを明るく表示するか、又はハイライトするか、又はサイズを変更するか、又は色相を変更することのうち、いずれか一つの動作を行なうことができる。
【0082】
制御部は、オブジェクト980がy軸方向992と予め決定された角度以内の方向に動くと、スクリーン910にカーソル902を表示するか、又は複数のアイテム950、952、954、956、958のうち少なくともいずれか一つのアイテムをハイライトさせることができる。一例として、予め決定された角度は、x軸990を基準に、+45度から+135度以内の範囲及び−45度から−135度以内の範囲であってよい。
【0083】
制御部は、オブジェクト980がy軸方向992と予め決定された角度から外れる方向930に動くと、視覚的なフィードバックの提供されたアイテムが選択されたと認識することができる。一例として、予め決定された角度から外れる方向は、x軸990を基準に、+45度から−45度以内の範囲及び+135度から−135度以内の範囲であってよい。
【0084】
例えば、ユーザが手をx軸方向930に移動すると、制御部は、ハイライトされたアイテム954が選択されるように制御することができる。
【0085】
制御部は、ハイライトされたアイテム954が選択されると、アイテム954のサブアイテム960、962、964をスクリーンに表示することができる。ユーザが手を矢印966方向への動きに沿ってスクリーンにカーソルが表示するか、又はサブアイテム960、962、964が順にハイライトされてよい。
【0086】
制御部は、ハイライトされたサブアイテム962からユーザが手をスクリーン方向であるz軸方向935方向に移動させると、制御部はサブアイテム962が選択されたと認識し、サブアイテム962に対応するコンテンツ940を拡大して表示することができる。
【0087】
図10は、本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンの左側上段から右側下段への斜めに1次元配列された画面を示す図である。図10によると、スクリーン1010に複数のアイテム1050、1052、1054、1056、1058が斜め方向に表示されている。オブジェクト1080は、図2に示すように、ユーザの手270であってよく、z軸方向にスクリーンから一定距離離れている。制御部は、オブジェクト1080の動きに応じてスクリーンに視覚的なフィードバックを提供することができる。制御部は、視覚的なフィードバックを提供するためにスクリーンにカーソル(図示せず)を表示するか、又はスクリーンに表示された複数のアイテム1050、1052、1054、1056、1058のうち少なくともいずれか一つのアイテムを明るく表示するか、又はハイライトするか、又はサイズを変更するか、又は色相を変更することのうち、いずれか一つの動作を行なうことができる。
【0088】
制御部は、オブジェクト1080が斜め方向1020、1015及び斜め方向と予め決定された角度以内の方向に動くと、スクリーン1010にカーソル1002を表示するか、又は複数のアイテム1050、1052、1054、1056、1058のうち少なくともいずれか一つのアイテム1054をハイライトさせることができる。制御部は、オブジェクト1080が斜め方向と垂直の方向及び斜め方向と予め決定された角度から外れる方向1030に移動すると、視覚的なフィードバックの提供されたアイテムが選択されたと認識することができる。例えば、オブジェクト1080が複数のアイテムが配列された方向と垂直の方向1030に移動すると、制御部はハイライトされたアイテム1054が選択されるように制御することができる。
【0089】
制御部は、ハイライトされたアイテム1054が選択されると、アイテム1054のサブアイテム1060、1062をスクリーンに表示することができる。オブジェクトが矢印1066方向への動きに沿ってスクリーンにカーソルが表示するか、又はサブアイテム1060、1062が順にハイライトされる。
【0090】
サブアイテム1062がハイライトされた状態で、オブジェクトがz軸方向1093に動くと、制御部はサブアイテム1062が選択されたと認識し、サブアイテム1062に対応するコンテンツ1040を拡大して表示することができる。
【0091】
図11は、本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンの右側上段から左側下段への斜めに1次元配列された画面を示す図である。図11によると、スクリーン1110に複数のアイテム1150、1152、1154、1156、1158が斜め方向に表示されている。オブジェクト1180は、図2に示すように、ユーザの手270であってよく、z軸方向にスクリーンから一定距離離れている。制御部は、オブジェクト1180の動きに応じてスクリーンに視覚的なフィードバックを提供することができる。制御部は、視覚的なフィードバックを提供するためにスクリーンにカーソル1102を表示するか、又はスクリーンに表示された複数のアイテム1150、1152、1154、1156、1158のうち少なくともいずれか一つのアイテムを明るく表示するか、又はハイライトするか、又はサイズを変更するか、又は色相を変更することのうち、いずれか一つの動作を行なうことができる。
【0092】
制御部は、オブジェクト1180が斜め方向1120、1115及び斜め方向と予め決定された角度以内の方向に動くと、スクリーン1110にカーソル(図示せず)を表示するか、又は複数のアイテム1150、1152、1154、1156、1158のうち少なくともいずれか一つのアイテム1054をハイライトさせることができる。制御部は、オブジェクト1180が斜め方向と垂直の方向及び斜め方向と予め決定された角度から外れる方向1130に移動すると、視覚的なフィードバックの提供されたアイテムが選択されたと認識することができる。例えば、オブジェクトが複数のアイテムが配列された方向と垂直の方向1130に移動すると、制御部はハイライトされたアイテム1154が選択されるように制御することができる。
【0093】
制御部は、ハイライトされたアイテム1154が選択されると、アイテム1152のサブアイテム1160、1162をスクリーンに表示することができる。オブジェクトが矢印1166方向への動きに沿ってスクリーンにカーソルが表示するか、又はサブアイテム1160、1162が順にハイライトされてよい。
【0094】
ハイライトされたアイテム1162からオブジェクトがz軸1193方向に動くと、制御部はアイテム1162が選択されたと認識し、アイテム1162に対応するコンテンツ1140を拡大して表示することができる。
【0095】
図12は、本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンに2次元で配列された画面を示す図である。図12によると、スクリーン1210に複数のアイテム1240、1242、1244、1246、1248、1250、1252、1254、1256、1258、1260、1262が2次元で配列されて表示されている。複数のアイテム1240、1242、1244、1246、1248、1250、1252、1254、1256、1258、1260、1262は、一つの画面単位でグルーピングされている。スクリーンの上、下、左、右にはスクリーンに表示された複数のアイテム1240、1242、1244、1246、1248、1250、1252、1254、1256、1258、1260、1262とは異なる複数のアイテムで構成されたグループ1222、1226、1220、1224の一部が表示されている。グループ1222、1226、1220、1224は、オブジェクト1280がスクリーンのエッジ部分に位置する際、現在のスクリーンに表示されているグループ1205に代わってスクリーンに表示されてよい。スクリーンの下段に表示されているグループ1226には、複数のアイテム1270、1272、1274、1276の一部が表示されている。制御部は、オブジェクト1280がx軸方向1230、1234又はy軸方向1232、1236に動く場合、2次元で配列されている複数のアイテム1240、1242、1244、1246、1248、1250、1252、1254、1256、1258、1260、1262のうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、オブジェクトがz軸方向に動く場合、複数のアイテム1240、1242、1244、1246、1248、1250、1252、1254、1256、1258、1260、1262のうち少なくともいずれか一つのアイテムを選択することができる。
【0096】
制御部は、ユーザが手を動かすと、ユーザの手をオブジェクト1280として認識する。制御部は、オブジェクトの動きに沿ってスクリーンにカーソル1202を表示するか、又は複数のアイテム1240、1242、1244、1246、1248、1250、1252、1254、1256、1258、1260、1262のうち少なくともいずれか一つをハイライトさせることができる。カーソル1202及びハイライトされたアイテムが視覚的なフィードバックに該当されてよい。例えば、オブジェクト1280が矢印1280に沿って動くと、制御部は矢印に沿ってスクリーンに表示されたカーソル1202を移動させるか、又はハイライトされるアイテムの位置を変更することができる。即ち、制御部は、アイテム1258、1252、1244、1246を順にハイライトさせることができる。制御部は、オブジェクトがz軸1293方向に動くと、ハイライトされたアイテムが選択されたと認識することができる。ここで、z軸1293は、スクリーン面と垂直の方向であってよい。例えば、制御部は、ユーザが手をスクリーン側に押すと、オブジェクト1280がz軸方向1293に動いたと認識し、カーソルの位置したところのアイテム又はハイライトされたアイテムに対応するコンテンツをスクリーンに表示1240することができる。ここで、コンテンツは、動画、停止映像、音楽、テキスト、メニューアイテム及びグラフィック客体を含んでよい。
【0097】
なお、制御部は、視覚的なフィードバックを提供した時からオブジェクトの動きが予め決定された値以内で、予め決定された時間の間維持される場合、少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することができる。ここで、予め決定された値は、スクリーンに表示された複数のアイテム1240、1242、1244、1246、1248、1250、1252、1254、1256、1258、1260、1262の幅1255と高さ1257となってよい。なお、予め決定された値は、オブジェクト1280の動きを基準とする際には、スクリーンに表示されるアイテムのハイライトされる位置を変更するための閾値となってよい。例えば、オブジェクト1280の動きが5cm以内である場合に、スクリーンでは何の反応を起きなくてよい。即ち、制御部は、オブジェクト1280が5cm以内で動く場合には、スクリーンに表示されるアイテムのハイライトされる位置を変更させない。なお、5cmは一例として設計者によって好適に変更が可能である。なお、制御部は、オブジェクト1280の動きに応じてスクリーンに表示されるカーソル1202の移動距離がアイテムの幅1255と高さ1257より小さい状態を予め決定された時間の間維持すると、視覚的なフィードバックが提供されているアイテムを選択し、選択されたアイテムと関連した次の動作を行なうことができる。例えば、制御部は、オブジェクト1280の動きに応じてスクリーンで動く移動距離がアイテムの幅1255と高さ1257より小さい値を3秒以上維持すると、アイテム1250が選択されたと認識してアイテム1250と関連した次の動作を行なうことができる。アイテム1250と関連した次の動作はサブメニューが現れるか、当該アイテムと関連したコンテンツが再生される動作を含んでよい。
【0098】
なお、制御部は、オブジェクト1280の動きが予め設定された特定パターンに該当する場合、少なくともいずれか一つのアイテムを選択することができる。例えば、特定アイテムに視覚的なフィードアックが提供されている状態で、ユーザがオブジェクト1280に該当する手を振ると、制御部は前記特定アイテムが選択されるように制御することができる。特定パターンは、ユーザがオブジェクト1280に該当する手を振る動作及びこぶしを作るといった手の形を変更する動作が含まれる。
【0099】
なお、制御部は、オブジェクト1280の動きの速度が予め設定された基準速度より早い場合、複数のアイテムと区別される別の複数のアイテムがスクリーンに表示されるように制御し、複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供することができる。例えば、制御部は、オブジェクトの動きの速度を測定して動きの速度が予め設定された基準速度より遅いと、オブジェクトの動きに応じてスクリーンに表示されたカーソル1202を移動させるか、又は複数のアイテムのうちいずれか一つのアイテムをハイライトさせ、オブジェクトの動きに応じてハイライトされたアイテムの位置を移動させることができる。制御部は、オブジェクトの動きの速度が予め設定された基準速度より速い場合には、スクリーンに表示された複数のアイテム1240、1242、1244、1246、1248、1250、1252、1254、1256、1258、1260、1262で構成されたグループ1205を別のグループ1220、1222、1224、1226に代わってよい。オブジェクトが左側1230に素早く動くと、制御部はスクリーンに表示されたグループ1205を消えさせてグループ1224を表示することができる。オブジェクトが上側1232に素早く動くと、制御部はグループ1205を消えさせてグループ1226を表示することができる。
【0100】
図13は、本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンに3次元で配列された画面を示す図である。図13によると、スクリーン1310に複数のアイテム1340、1342、1344、1346、1348、1350、1352、1354、1356、1358、1360、1362が一つのグループ1320を形成している。グループ1322、グループ1324も複数のアイテムで構成されている。グループ1320、1322、1324は3次元で配列されている。グループ1320がスクリーンの一番前に配置されており、グループ1322がグループ132の後ろに配置されており、グループ1324がスクリーンの一番後ろに配置されている。オブジェクト1380は、スクリーン1310から一定距離1382離れている。オブジェクト1380が動くと、制御部はそれに応じてスクリーンに視覚的なフィードバックを提供することができる。複数のアイテムが3次元で配列される場合において、制御部はオブジェクトがx軸1330、y軸1332又はz軸1334方向に動く場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供することができる。例えば、オブジェクトがx軸1330方向、y軸1332方向に移動すると、制御部はオブジェクトの動きに応じてスクリーンにカーソル1364を表示するか、又は複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテム1350をハイライト1370させ、ハイライトされたアイテムの位置を移動させることができる。制御部は、オブジェクトがz軸方向に移動することに対応して複数のアイテムで構成されたグループを活性化させることができる。活性化されたグループは、非活性化されたグループに比べて、透明度、明るさ及び色相が違ってよい。例えば、グループ1320が活性化されていると、グループ1320はグループ1322、1324に比べて相対的に不透明に表示されてよい。グループ1322が活性化されていると、グループ1322はグループ1320、1324より不透明に表示されてよい。
【0101】
制御部は、オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持されたり、オブジェクトの動きが予め設定された特定モーションに該当する場合、少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することができる。例えば、制御部は、ハイライトされたアイテム1350の位置でオブジェクト1380の動きの変化量が5cm以内で3秒間維持されると、ハイライトされたアイテム1350が選択されるように制御することができる。ここで、5cm、3秒は一例であって、設計者によって変更されてよい。なお、制御部は、選択されたアイテムに関連した次の動作を行なうことができる。アイテム1350と関連した次の動作は、サブメニューが現れるか、又は当該アイテムに関連したコンテンツが再生される動作を含んでよい。
【0102】
なお、制御部は、オブジェクト1350の動きが予め設定された特定パターンに該当する場合、少なくともいずれか一つのアイテムを選択することができる。例えば、カーソル1364が位置しているアイテム1350及びハイライトされた特定アイテム1350でユーザがオブジェクト1380に該当する手を振ると、制御部は前記特定アイテム1350が選択されるように制御することができる。特定パターンは、ユーザが手を振る動作及びこぶしを作るといった手の形を変更する動作が含まれてよい。
【0103】
図14は、本発明の一実施形態に係る複数のアイテムがスクリーンに1次元、2次元又は3次元のうちいずれか一つの形態で配列された状態で、オブジェクトの動きに応じてアイテムを選択したり、視覚的なフィードバックを提供するためのアイテム選択装置の処理過程を示す図である。以下、図2、図6及び図8を参照しながら、図14について詳細に説明する。本発明の一実施形態に係るアイテム選択装置は、複数のアイテムを1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうちいずれか一つの形態でスクリーンに表示することができる(1405)。スクリーンに前記複数のアイテムが表示された状態で、アイテム選択装置はオブジェクトの動きを検知する(1410)。オブジェクトの動きはユーザの手の動作であってよい。ユーザがスクリーンの前で手を振ると(例えば、図2)アイテム選択装置はそれを検知し、前記検知されたオブジェクトのx軸、y軸又はz軸のうちいずれか一方向への動きを測定する(1415)。アイテム選択装置は、複数のアイテムの配列形態を把握する(1420)。アイテム選択装置は、前記スクリーンに前記複数のアイテムが配列される形態に応じて、同一の類型の前記測定された動きに応答して前記複数アイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して選択命令をするか、視覚的なフィードバックを提供する。例えば、オブジェクトの同一のx軸方向の動きに対し、アイテムの配列方向に応じて、アイテムを選択するか、又はカーソルを移動させるか、又はハイライトされるアイテムの位置を変更することができる。
【0104】
アイテム選択装置は、前記複数のアイテムが1次元で配列される場合(1425)、前記複数のアイテムの配列方向はx軸であるかを判断する。判断結果、前記複数のアイテムの配列方向がx軸ならば、前記オブジェクトの動きの方向を測定する。前記複数のアイテムの配列された方向と予め決定された角度以内の方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供する。一例として、ここで配列された方向と予め決定された角度以内の範囲は、図5に示すように、配列された方向とオブジェクトの動きの方向とが作る角度が、+45度から−45度の範囲555及び+135度から−135度の範囲535が含まれる。アイテム選択装置は、前記オブジェクトの動きに応じてスクリーンにカーソルを表示するか、又はハイライトされたアイテムの位置を移動させることができる。アイテムの位置を移動されることについては図6に示されている。図6で、アイテム652がハイライトされた状態で、オブジェクト680が+x軸方向652に動く場合、アイテム選択装置はオブジェクト680の動きに応じてアイテム654をハイライトさせ、次にはアイテム656、次に658をハイライトさせることができる。なお、アイテム選択装置は、前記配列された方向と前記予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるようにすることができる。一例として、ここで配列された方向と予め決定された角度から外れる方向は、図5に示すように、配列された方向とオブジェクトの動きの方向とが作る角度が、+45度から+135度の範囲560及び−135度から−45度の範囲580が含まれる。前記オブジェクトの動きの方向がx軸と予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択することができる。例えば、図6のように、複数のアイテム650、652、654、656、658が水平方向(x軸方向)で配列されている場合、オブジェクトが垂直方向630(y軸方向)に動くと、アイテム選択装置はアイテム652を選択することができる。
【0105】
即ち、アイテムの配列方向がx軸方向の際、オブジェクトのx軸方向の動きは、移動命令で動作し、オブジェクトのy軸方向の動きは選択命令で動作する(1435)。
【0106】
なお、判断結果、前記複数のアイテムの配列方向がy軸方向であり、前記オブジェクトの動き方向もy軸である場合、アイテム選択装置は前記オブジェクトの動きに応じてスクリーンのカーソルを表示するか、又はハイライトされたアイテムの位置を移動させることができる。アイテムの位置を移動されることは、図8に示されている。図8でアイテム854がハイライトされた状態で、オブジェクト880が+y軸方向850に動く場合、アイテム選択装置はオブジェクト880の動きに応じてアイテム856をハイライトさせ、次にはアイテム858を順にハイライトさせることができる。なお、アイテム選択装置は、前記配列された方向と前記予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるようにすることができる。一例として、ここで配列された方向と予め決定された角度から外れる方向は、図5に示すように、配列された方向とオブジェクトの動きの方向とが作る角度が、+45度から+135度の範囲535及び−135度から−45度の範囲555が含まれる。前記オブジェクトの動きの方向がx軸と予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択することができる。例えば、図8のように、複数のアイテム850、852、854、856、858が垂直方向(y軸方向)で配列されている場合、オブジェクトが水平方向830(y軸方向)に動くと、アイテム選択装置はアイテム854を選択することができる。
【0107】
即ち、アイテムの配列方向がy軸方向である際、オブジェクトのy軸方向の動きは移動命令で動作し、オブジェクトのx軸方向の動きは選択命令で動作する(1440)。なお、アイテム選択装置は、オブジェクトの動きの変化量が前記視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された値以内で、予め決定された時間の間維持される場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択することができる。なお、アイテム選択装置は、オブジェクトの動きが予め設定された特定パターンに該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択することができる。
【0108】
アイテム選択装置は、複数のアイテムが2次元形態で配列されるかを判断する(1450)。アイテム選択装置は、複数のアイテムが2次元形態で配列される場合、前記オブジェクトの動きがx軸及びy軸方向への動きである場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供する(1455)。なお、前記オブジェクトの動きがz軸方向である場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択する(1460)。また、前記視覚的なフィードバックを提供した時から前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、予め決定された時間の間維持される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択する(1460)。予め決定された値は、アイテムの幅であってよい。例えば、予め決定された時間は、3秒であってよい。即ち、アイテム選択装置は、オブジェクトの動きに応じてスクリーンで移動する変化量がアイテムの幅より小さい状態が3秒間維持されると、当該アイテムが選択されたと認識することができる。なお、アイテム選択装置は、オブジェクトの動きが予め設定された特定パターンに該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することができる(1460)。
【0109】
アイテム選択装置は、複数のアイテムが3次元形態で配列されるかを判断する(1465)。アイテム選択装置は、複数のアイテムが3次元形態で配列される場合において、前記オブジェクトの動きがx軸及びy軸又はz軸方向への動きである場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供する(1470)。なお、前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、前記視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持されるか(1475)、前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターンに該当する場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することができる。
【0110】
上記で説明された方法は、多様なコンピュータ手段を通じて行なわれるプログラム命令形態で実現されてコンピュータ読取可能な媒体で記録できる。コンピュータ読取可能な記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組み合わせて含んでよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計された構成されたものや、コンピュータソフトウェアの当業者に既知の使用可能なものであってよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体(Maganetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(Magneto−optical media)、及びロム(ROM)、ラム(RAM)、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して行なうように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例には、コンパイラによって作られるもののような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって行われる高級言語コードを含む。前記ハードディスク装置は、本発明の動作を行なうために、一つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてよく、その逆も同様である。
【0111】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アイテム選択装置において、
オブジェクトの動きを検知する動作検知部と、
スクリーンに表示される複数のアイテムを1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうちいずれか一つで前記スクリーンに表示するように制御する制御部と
を含み、
前記制御部は、前記動作検知部から信号を受信して前記オブジェクト(object)のx軸、y軸又はz軸のうち少なくともいずれか一方向への動き(movement)を測定し、
前記スクリーンに前記複数のアイテムが配列される形態に応じて、同一の類型の前記測定された動きに応答して、前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるようにするか、視覚的なフィードバックを提供するアイテム選択装置。
【請求項2】
前記複数のアイテムが1次元で配列される場合、
前記制御部は、
前記配置された方向と予め決定された角度以内の方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して、視覚的なフィードバックを提供し、前記配列された方向と前記予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することを特徴とする請求項1に記載のアイテム選択装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、前記視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することを特徴とする請求項2に記載のアイテム選択装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターン(pattern)に該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することを特徴とする請求項2に記載のアイテム選択装置。
【請求項5】
前記複数のアイテムが2次元で配列される場合、
前記制御部は、
前記オブジェクトの動きがx軸及びy軸方向への動きである場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、
前記オブジェクトの動きがz軸方向への動きである場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することを特徴とする請求項1に記載のアイテム選択装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、前記視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することを特徴とする請求項5に記載のアイテム選択装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターン(pattern)に該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択することを特徴とする請求項5に記載のアイテム選択装置。
【請求項8】
前記複数のアイテムが3次元で配列される場合、
前記制御部は、
前記オブジェクトの動きに応じて前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、
前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、前記視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持されたり、前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターン(pattern)に該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムが選択されるように制御することを特徴とする請求項1に記載のアイテム選択装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記測定されたオブジェクトの動きの速度が予め設定された基準速度より早い場合、
前記複数のアイテムと区別される別の複数のアイテムが前記スクリーンに表示されるように制御し、
前記別の複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供することを特徴とする請求項1に記載のアイテム選択装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記視覚的なフィードバックが前記スクリーンに表示された前記複数のアイテムのうち、前記スクリーンのエッジ(edge)に配置されたアイテムに提供される場合において、前記測定された動きが前記スクリーンのエッジに向かう場合、
前記複数のアイテムと区別される別の複数のアイテムが前記スクリーンに表示されるように制御し、
前記別の複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供することを特徴とする請求項1に記載のアイテム選択装置。
【請求項11】
スクリーンに表示される複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムを選択する方法において、
複数のアイテムを1次元配列、2次元配列又は3次元配列のうちいずれか一つの形態で前記スクリーンに表示するステップと、
オブジェクトの動きを検知するステップと、
前記オブジェクトのx軸、y軸又はz軸のうち少なくともいずれか一方向への動きを測定するステップと、
前記スクリーンに前記複数のアイテムが配列される形態に応じて、同一の類型の前記測定された動きに応答して、前記複数のアイテムのうち少なくともいずれか一つのアイテムに対して選択命令をするか、視覚的なフィードバックを提供するアイテム選択方法。
【請求項12】
前記複数のアイテムが1次元形態で配列される場合、
前記配列された方向と予め決定された角度以内の方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、
前記配列された方向と予め決定された角度から外れる方向で前記オブジェクトの動きが測定される場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択することを特徴とする請求項11に記載のアイテム選択方法。
【請求項13】
前記オブジェクトの動きの変化量が予め決定された値以内で、前記視覚的なフィードバックを提供した時から予め決定された時間の間維持される場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択することを特徴とする請求項12に記載のアイテム選択方法。
【請求項14】
前記オブジェクトの動きが予め設定された特定パターン(pattern)に該当する場合、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択することを特徴とする請求項12に記載のアイテム選択方法。
【請求項15】
前記複数のアイテムが2次元形態で配列される場合、
前記オブジェクトの動きがx軸及びy軸方向への動きである場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムに対して視覚的なフィードバックを提供し、
前記オブジェクトの動きがz軸方向への動きである場合には、前記少なくともいずれか一つのアイテムを選択することを特徴とする請求項11に記載のアイテム選択方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2012−113715(P2012−113715A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−254207(P2011−254207)
【出願日】平成23年11月21日(2011.11.21)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】