説明

カラーマーキング付きアンプル

【課題】無鉛であることに加え、軟化点が低く、色堅牢性が高いガラスから構成されるカラーマーキングを付したガラスアンプルを提供すること。
【解決手段】頭部の、カットキズ近傍にカラーマーキングを付したガラスアンプルであって、カラーマーキングは、Al23を0.5〜30重量%、ZnOを3〜25重量%、SiO2を20〜40重量%、B23を3〜15重量%、Na2Oを1〜5重量%、Li2Oを0.5〜5重量%、BaOを3〜10重量%、Bi23を10〜25重量%、Co23を3〜23重量%、TiO2を0.1〜5重量%、K2Oを0〜3重量%、CaOを0〜3重量%、ZrO2を0〜3重量%で、Cr23を0〜3重量%、Fe23を0〜3重量%、MnOを0〜3重量%、La23を0〜3重量%、SrOを0〜3重量%、SnO2を0〜3重量%、MgOを0〜3重量%の割合で含有する無鉛ガラス組成物を含むことを特徴とするカラーマーキング付きアンプル。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に医療・理化学の分野において薬品や検査試料の保存容器等として使用されるガラスアンプル、特に、カット位置の視認性を高めるためにカラーマーキングを付したアンプルに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、医療・理化学の分野において液状の薬品の保存容器として使用されるガラスアンプルは、液状の薬品を収容するための通常円筒状の胴部と、この胴部に首部を介して連接された頭部を有する。かかるアンプルとしては、頭部を手で折り取ることができるように、首部にカットキズを設けたワンポイントカットアンプルが知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
カットキズは視認性が悪いので、カット位置を目で容易に確認できるように、アンプルの頭部のカットキズ近傍には円形のカラーマーキング(ワンポイントカラーマーク)が付されている。このカラーマーキングは、着色料を含有するガラス組成物にオイルを混合してペーストにし、これをガラスアンプルの所定の位置に塗布し、仮乾燥した後、アニール炉で焼き付けることによって付されている。
【0004】
このようなマーキングのためのガラスとして、従来、焼付けを低温で行うことができるという理由から、有鉛ガラス、例えばホウケイ酸鉛ガラス(PbO−SiO2-B23)を主成分とするガラスが用いられてきた。しかしながら、昨今の環境や健康に対する関心の高まりから、有鉛ガラスの使用は忌避されるようになってきている。このことは、医療・理化学の分野において使用されるアンプルに付されるワンポイントカラーマークを構成するガラスについても同じである。
【0005】
一方、ガラスアンプルはダンボール箱に梱包されて出荷、保管されることが一般的であるが、通常、ダンボールは製造過程で使用された残留漂白剤(H2S)を不可避的に含む。ここで、カラーマークが有鉛ガラスで構成される場合、カラーマークと残留漂白剤が接触することにより、酸化状態にある鉛が還元され、カラーマークに変色を生じるという問題もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2001−505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ワンポイントカラーマーク用のガラス組成物には、上記のように無鉛であることに加え、焼付けの容易さの点から軟化点が低いこと、色堅牢性が高いことが要求される。したがって、本発明はかかる要求を満足するガラス組成物製のカラーマーキングを付したガラスアンプルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らが鋭意検討したところ、カラーマーキング用ガラス組成物を、無鉛かつ特定の組成で構成することによって、上記課題を解決するガラスアンプルを得るに至った。
【0009】
すなわち本発明の一つの側面によれば、胴部と、この胴部に首部を介して連接された頭部を備え、前記首部に前記頭部を折り取り可能とするカットキズを設け、前記頭部には、前記カットキズ近傍に(青色)カラーマーキングを付したガラスアンプルであって、前記カラーマーキングは、Al23を0.5〜30重量%、ZnOを3〜25重量%、SiO2を20〜40重量%、B23を3〜15重量%、Na2Oを1〜5重量%、Li2Oを0.5〜5重量%、BaOを3〜10重量%、Bi23を10〜25重量%、Co23を3〜23重量%、TiO2を0.1〜5重量%、K2Oを0〜3重量%、CaOを0〜3重量%、ZrO2を0〜3重量%、Cr23を0〜3重量%、Fe23を0〜3重量%、MnOを0〜3重量%、La23を0〜3重量%、SrOを0〜3重量%、SnO2を0〜3重量%、MgOを0〜3重量%の割合で含有する無鉛ガラス組成物を含むことを特徴とするカラーマーキング付きアンプルが提供される。
【0010】
本発明のもう一つの側面によれば、胴部と、この胴部に首部を介して連接された頭部を備え、前記首部に前記頭部を折り取り可能とするカットキズを設け、前記頭部には、前記カットキズ近傍に(白色)カラーマーキングを付したガラスアンプルであって、前記カラーマーキングは、Al23を0.5〜5重量%、ZnOを3〜10重量%、SiO2を20〜40重量%、B23を3〜15重量%、Na2Oを1〜5重量%、Li2Oを0.5〜5重量%、BaOを3〜10重量%、Bi23を10〜25重量%、TiO2を0.1〜25重量%、K2Oを0〜3重量%、CaOを0〜3重量%、ZrO2を0〜3重量%、CeOを0〜25重量%、La23を0〜3重量%、SrOを0〜3重量%、SnO2を0〜3重量%、MgOを0〜3重量%の割合で含有する無鉛ガラス組成物を含むことを特徴とするカラーマーキング付きアンプルが提供される。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、無鉛であることに加え、軟化点が低く、色堅牢性が高いガラス組成物製のカラーマーキングを付したガラスアンプルが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は、本発明の一つの態様に係るガラスアンプルを示す正面図である。
【図2】図2は、本発明のガラスアンプルおよび比較のガラスアンプルについての耐性試験手順である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の一つの態様によれば、鉛を含有せず、かつ優れた色堅牢性を発揮する青色を呈するガラス組成物が提供される。この青色を呈する無鉛ガラス組成物は、Al23を0.5〜30重量%、ZnOを3〜25重量%、SiO2を20〜40重量%、B23を3〜15重量%、Na2Oを1〜5重量%、Li2Oを0.5〜5重量%、BaOを3〜10重量%、Bi23を10〜25重量%、Co23を3〜23重量%、TiO2を0.1〜5重量%の割合で含有する。このガラス組成物は鉛を含まないが、このガラス組成物から作られたガラスは450〜510℃の軟化点を持つ。
【0014】
上記青色を呈する無鉛ガラス組成物は、上記成分に加えて、調色の目的で、K2Oを0〜3重量%の割合で、CaOを0〜3重量%の割合で、ZrO2を0〜3重量%の割合で、Cr23を0〜3重量%の割合で、Fe23を0〜3重量%の割合で、MnOを0〜3重量%の割合で、La23を0〜3重量%の割合で、SrOを0〜3重量%の割合で、SnO2を0〜3重量%の割合で、MgOを0〜3重量%の割合で含有することができる。これらの追加の成分は、青色の色調を調整するものであり、ガラス組成物の軟化点その他の物性に影響を与えない。
【0015】
また、本発明のもう一つの態様によれば、鉛を含有せず、かつ優れた色堅牢性を発揮する白色を呈するガラス組成物が提供される。この白色を呈する無鉛ガラス組成物は、Al23を0.5〜5重量%、ZnOを3〜10重量%、SiO2を20〜40重量%、B23を3〜15重量%、Na2Oを1〜5重量%、Li2Oを0.5〜5重量%、BaOを3〜10重量%、Bi23を10〜25重量%、TiO2を0.1〜25重量%の割合で含有する。このガラス組成物は鉛を含まないが、このガラス組成物から作られたガラスは450〜510℃の軟化点を持つ。
【0016】
上記白色を呈するガラス組成物は、上記成分に加えて、調色の目的で、K2Oを0〜3重量%の割合で、CaOを0〜3重量%の割合で、ZrO2を0〜3重量%の割合で、CeOを0〜25重量%の割合で、La23を0〜3重量%の割合で、SrOを0〜3重量%の割合で、SnO2を0〜3重量%の割合で、MgOを0〜3重量%の割合で含有することができる。これらの追加の成分は、白色の色調を調整するものであり、ガラス組成物の軟化点その他の物性に影響を与えない。
【0017】
本発明のガラス組成物の焼付け加工には、ガラス組成物の軟化点(屈伏点)程度の温度で十分である。
【0018】
本発明のガラス組成物は、具体的にはワンポイントカットアンプルのカラーマーキングに使用され得る。ワンポイントカットアンプルは、通常、透明または遮光保存用に茶色に着色されたホウケイ酸ガラス製のガラスアンプルにカットキズを設けたものである。ここで、図面を参照しながら、本発明のガラスアンプルの一例を説明する。
【0019】
図1は、本発明の一つの態様に係るガラスアンプル10を示す正面図である。このガラスアンプル10は、通常のガラスアンプルと同様に、液状薬品を収容するための通常円筒状の胴部11と、この胴部11に首部13を介して連接された頭部12を有する。首部14には、頭部12を手で折り取るためのカットキズ14が設けられ、頭部12には、カットキズ14の近傍にワンポイントカラーマークのようなカラーマーキング15が付されている。カラーマーキング15は、頭部12を折り取る際にカットキズ14の位置を目で確認するために役立つものである。かくして、図1に示すいわゆるワンポイントカットアンプルの形態を取っている。すなわち本発明のガラス組成物はこのカラーマーキング15として使用される。
【0020】
本発明のガラス組成物(粉末)を用いてガラスアンプルを製造するためには、常法により、ガラス管を例えば800℃ないし1000℃程度の温度で加熱溶融してアンプルの形状に成形し、冷却した後、首部13にカットキズを設ける。他方、本発明のガラス組成物を、オイル(例えば、パインオイル等)と混合してペーストを作る。このペーストを前記アンプル成形品の頭部12の所定の位置に塗布し、バーナーで仮乾燥(例えば、400〜500℃で3〜10秒間)した後、600〜750℃のアニール炉内で、60〜180秒焼付けを行うことができる。こうして、カラーマーキングを付したガラスアンプルを得ることができる。その後は、アンプル成形品の頭部に設けておいた開口から所要の薬品を注入した後に封緘し、薬液を封入したガラスアンプルを得る。
【実施例】
【0021】
次に、本発明のガラス組成物、ガラス組成物から調製されたカラーマーキング等の特性を種々の試験で検証する。
【0022】
はじめに、本発明の青色を呈する粉末状ガラス組成物(試料1)、および白色を呈する粉末状ガラス組成物(試料2)について、軟化点試験および鉛検出試験を実施した。また、比較のために、鉛を含む青色ガラス組成物(比較試料1)、および鉛を含む白色ガラス組成物(比較試料2)についても同じ試験を行った。試料1および試料2の組成を以下の表1に、比較試料1および比較試料2の組成を以下の表2に示す。
【表1】

【0023】
【表2】

【0024】
[軟化点試験]
試料1および試料2それぞれを溶融させ、ついでガラス板を得、これをダイヤモンドカッターで切断し、5×50mmの試験切片を作製した。これらの切片を熱膨張係数測定器(ブルカー・エイエックス社製)にセットし、それぞれの軟化点を測定した。結果、試料1および試料2のいずれも、480℃の軟化点を呈した。
【0025】
[鉛検出試験]
試料1、試料2、比較試料1および比較試料2に含まれるPb量を、蛍光X線分析装置(PAN analytical社製Axios蛍光X線分析装置(波長分散型))で分析した。
【0026】
結果、比較試料1および比較試料2からは21重量%の鉛を検出したが、試料1および試料2については装置の検出限界以下であり、実質的にPbは検出されなかった。
【0027】
[カラーマーキング付ガラスアンプルの作製]
次に、本発明のカラーマーキングを付したガラスアンプルを以下の手順で作製し、これらのガラスアンプルについて種々の試験を行った。
【0028】
試料1および試料2の粉末状ガラス組成物をそれぞれオイル(奥野製薬工業社製:オイル1063)中に懸濁させたペーストを、2mLワンポイントカットアンプル(日本硝子産業社製)に円形スポット状(径1.0mm)に塗布し、バーナーで仮乾燥させた(450℃で4秒)。これらのアンプルを700℃のアニール炉内で、60秒焼付け、青色のワンポイントカラーマーキング付ガラスアンプル(試料3)、および白色のワンポイントカラーマーキング付ガラスアンプル(試料4)を作製した。
【0029】
また、比較のために鉛を含むガラス組成物(比較試料1、比較試料2)を用いて作製された青色のワンポイントカラーマーキング付ガラスアンプル(比較試料3)、および白色のワンポイントカラーマーキング付ガラスアンプル(比較試料4)も用意した。
【0030】
[耐性試験]
上記手順によって得られた試料3、試料4、比較試料3および比較試料4について種々の耐性試験を実施した。耐性試験のフローを図2に示す。
【0031】
すなわち、試料3、試料4、比較試料3および比較試料4をそれぞれ70本ずつ用意し、これらの試料について、最初に超音波洗浄剥離・変色試験、次に乾熱滅菌剥離・変色試験、その後の蒸気滅菌剥離・変色試験を実施し、各試験おいて本発明のカラーマーキングの耐性を評価した。以下、試験ごとに説明する。
【0032】
(超音波洗浄剥離・変色試験)
試料3、試料4、比較試料3および比較試料4それぞれ70本ずつを、超音波洗浄機(島津製作所製SUS−103)に投入し、出力28KHzで30分間洗浄した。洗浄終了後、各試料から無作為に10本ずつ取出し、カラーマーキングの剥離および変色の程度を確認した。さらに、別途無作為に10本ずつ取出した各試料のカラーマーキング部分を金属片で擦過し、再び剥離および変色の程度を確認した。
【0033】
(乾熱滅菌剥離・変色試験)
超音波洗浄が終わった試料3、試料4、比較試料3および比較試料4それぞれ50本ずつをビーカーに入れ、これを350℃に設定した電気炉(アドバンテック製KM−420)中で6時間加熱した。加熱終了後、各試料から無作為に10本ずつ取出し、カラーマーキングの剥離および変色の程度を確認した。さらに、別途無作為に10本ずつ取出した各試料のカラーマーキング部分を金属片で擦過し、再び剥離および変色の程度を確認した。
【0034】
(蒸気滅菌剥離・変色試験)
乾熱滅菌が終わった試料3、試料4、比較試料3および比較試料4それぞれ30本ずつをビーカーに入れ、これを121℃に設定したオートクレーブ(アドバンテック製SV−300)中で6時間蒸気滅菌した。蒸気滅菌終了後、各試料から無作為に20本ずつ取出し、カラーマーキングの剥離および変色の程度を確認した。さらに、各試料の残りのガラスアンプルのカラーマーキング部分を金属片で擦過し、再び剥離および変色の程度を確認した。
【0035】
一連の耐性試験の結果、試験のどの段階においても、本発明のガラス組成物を用いて作製されたガラスカラーマーキングに変色、剥離は認められなかった。なお、上記有鉛ガラスを用いて作製されたカラーマーキングにも変色、剥離は認められなかったが、本発明のガラス組成物は、有鉛ガラスに劣らない耐性を持つことが明らかとなった。
【0036】
[光退色・変色試験]
次に、上記手順で作製された試料3、試料4、比較試料3および比較試料4について、光退色・劣化試験を行った。
【0037】
すなわち、試料3、試料4、比較試料3および比較試料4それぞれ10本ずつを用意し、これらをカラーマーキング部分が光源に正対するようにアルミニウム製トレイに並べた。ここで、光源には15W白色蛍光灯を使用し、試料と光源の距離を200mmにセットし、試料上面での照度を2万ルクス/hとした。累計照度が120万ルクスに到達するまで(60時間(2.5日))、連続で光照射を行った。なお、照度測定はデジタル照度計(ミノルタ製T−1M)を用いた。
【0038】
照射終了後、試料を取出し、目視にて未試験試料との比較を行った。結果、本発明のガラス組成物を用いて作製されたカラーマーキングに退色、変色は認められなかった。なお、上記有鉛ガラスを用いて作製されたカラーマーキングにも退色、変色は認められなかったが、本発明のガラス組成物は、有鉛ガラスに劣らない耐性を持つことが明らかとなった。
【0039】
[ダンボール内蔵置試験]
上記手順によって作製された白色のカラーマーキングを有する試料4を100本用意し、これらを相対湿度60〜85%の環境下、残留H2Sを不可避的に含む段ボール箱中に6ヶ月蔵置し、カラーマーキングの変色を確認した。
【0040】
結果、蔵置後の全てのカラーマーキングに変色は認められなかった。
【符号の説明】
【0041】
10…ガラスアンプル、11…胴部、12…頭部、13…首部、14…カットキズ、15…カラーマーキング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
胴部と、この胴部に首部を介して連接された頭部を備え、前記首部に前記頭部を折り取り可能とするカットキズを設け、前記頭部には、前記カットキズ近傍にカラーマーキングを付したガラスアンプルであって、前記カラーマーキングは、Al23を0.5〜30重量%、ZnOを3〜25重量%、SiO2を20〜40重量%、B23を3〜15重量%、Na2Oを1〜5重量%、Li2Oを0.5〜5重量%、BaOを3〜10重量%、Bi23を10〜25重量%、Co23を3〜23重量%、TiO2を0.1〜5重量、K2Oを0〜3重量%、CaOを0〜3重量%、ZrO2を0〜3重量%、Cr23を0〜3重量%、Fe23を0〜3重量%、MnOを0〜3重量%、La23を0〜3重量%、SrOを0〜3重量%、SnO2を0〜3重量%、MgOを0〜3重量%の割合で含有する無鉛ガラス組成物を含むことを特徴とするカラーマーキング付きアンプル。
【請求項2】
胴部と、この胴部に首部を介して連接された頭部を備え、前記首部に前記頭部を折り取り可能とするカットキズを設け、前記頭部には、前記カットキズ近傍にカラーマーキングを付したガラスアンプルであって、前記カラーマーキングは、Al23を0.5〜5重量%、ZnOを3〜10重量%、SiO2を20〜40重量%、B23を3〜15重量%、Na2Oを1〜5重量%、Li2Oを0.5〜5重量%、BaOを3〜10重量%、Bi23を10〜25重量%、TiO2を0.1〜25重量%、K2Oを0〜3重量%、CaOを0〜3重量%、ZrO2を0〜3重量%、CeOを0〜25重量%、La23を0〜3重量%、SrOを0〜3重量%、SnO2を0〜3重量%、MgOを0〜3重量%の割合で含有する無鉛ガラス組成物を含むことを特徴とするカラーマーキング付きアンプル。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−85752(P2012−85752A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−233921(P2010−233921)
【出願日】平成22年10月18日(2010.10.18)
【出願人】(504130533)日本硝子産業株式会社 (1)
【出願人】(306001312)株式会社カネ水水野絵具製造所 (2)
【Fターム(参考)】