説明

ガス発生剤組成物

【課題】 製造が容易で、燃焼時の排ガスがクリーンなガス発生剤組成物成形体の提供。
【解決手段】
下記の(a)〜(c)成分を含有しており、(b)成分の含有割合が0.5質量%以上で4.95質量%以下である、ゲル状のガス発生剤組成物。
(a)硝酸ヒドロキシアンモニウム
(b)CMCNa等の増粘安定剤
(c)水

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のエアバッグ装置等に使用できる液状のガス発生剤組成物及びゲル状のガス発生剤成形体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のガス発生剤組成物では、排ガスにハロゲン等の有害な物質を発生する原因物質が含まれていることがあったが、硝酸ヒドロキシアンモニウム(HAN)には有害物質を発生する原因物質が含まれていないため、HANを酸化剤にすることにより、排ガスをクリーンにすることができる。
【0003】
また、従来のガス発生剤組成物は、酸化剤に由来する相応の燃焼残渣が高温のガスと共に噴出するため、エアバッグインフレータ構造中に多くのろ過材を組み込む必要があった。しかし、酸化剤としてHANを用いれば、発生残渣はないか又はほとんど発生しないので、ろ過材は不要となるかは若干量を組み込むだけで良くなる。
【0004】
特許文献1は、HANと、ポリサルファイド、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、末端カルボキシル基ポリブタジエン、末端水酸基ポリブタジエン、グリシジルアジ化ポリマー等の燃料成分となるバインダーとが混合された固体推進薬が開示されている。
【0005】
特許文献2は、HANとゲル化剤を含むガス発生剤が開示されている。ゲル化剤としてはポリビニルアルコールが例示されており、ゲル化剤の含有量は5〜25質量%であることが記載されている。
【特許文献1】特開平11−1386号
【特許文献2】US 6,228,193 B1
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の固体推進薬と同様に、従来のエアバッグインフレータ用のガス発生剤は固体であるから、混合・成型・乾燥等の工程が必要となり、工数が多いという課題がある。
【0007】
HANは若干量の水を含む液体であり、そのまま燃焼するとガスの勢いで飛散して燃焼が安定しないが、ゲル化してある程度の強度を持たせることにより、安定して燃焼させることができる。特許文献2では、ゲル化剤の濃度が5〜25%(実施例では最低でも12%)と高く、その結果、ガス発生剤組成中における燃料兼酸化剤として機能するHANの使用量が少なくなる。
【0008】
本発明は、工数が少なく、製造が容易であり、燃焼残渣が非常に少なく、発生ガスがクリーンな液状のガス発生剤組成物及びそれから得られるゲル状のガス発生剤組成物成形体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、課題の解決手段として、下記の(a)〜(c)成分を含有しており、(b)成分の含有割合が0.5質量%以上で5.0質量%未満である、液状のガス発生剤組成物を提供する。
【0010】
(a)硝酸ヒドロキシアンモニウム
(b)増粘安定剤
(c)水
本発明は、他の課題の解決手段として、請求項1〜3のいずれかに記載の液状のガス発生剤組成物を成形してなる、ゲル状のガス発生剤組成物成形体を提供する。
【0011】
本発明において「ゲル状」とは、ゲルと、ゲルではないが、増粘されて一定の形状(立体乃至は平面)が形成・維持された状態のものが含まれる。
【発明の効果】
【0012】
本発明のゲル状のガス発生剤組成物成形体は、液状のガス発生剤組成物を用いるため、固体のガス発生剤成形体を製造する場合に比べて、工数が少なく、製造が容易である。更に本発明のゲル状のガス発生剤組成物成形体は、燃焼残渣の生成が非常に少なく、発生ガスがクリーンである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
<ガス発生剤組成物>
〔(a)成分〕
(a)成分のHAN(硝酸ヒドロキシアンモニウム)は公知の化合物である。HANは、例えば、50%ヒドロキシルアミン水溶液中に硝酸を滴下して反応させ、必要応じて減圧濃縮して得られる約92〜95質量%濃度の水溶液のほか、前記水溶液から得られた結晶を用いることができる。
【0014】
本発明の組成物中の(a)成分の含有割合は、60〜87質量%が好ましく、より好ましくは70〜86質量%、更に好ましくは80〜85質量%である。
【0015】
〔(b)成分〕
(b)成分の増粘安定剤は、水に溶解又は分散して粘稠性を生じるポリマーであり、増粘剤やゲル化剤として作用できるものである。
【0016】
(b)成分の増粘安定剤としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(CMCNa)が好ましく、その他、CMCNaとカリミョウバンとの組み合わせ、CMCNaと乳酸チタンとの組み合わせ又はCMCNaと塩基性酢酸アルミニウムとの組み合わせからなるものが好ましい。
【0017】
なお、本発明の課題を解決できる範囲内において、必要に応じて、(b)成分の補助成分として他の公知の増粘剤、ゲル化剤、粘結剤等を少量(好ましくは(b)成分100質量部に対して50質量部以下)配合してもよい。
【0018】
公知の増粘剤、ゲル化剤、粘結剤等としては、カラギナン、ペクチン、アルギニン・カルボマー、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール、キサンタンガム、グアガム、アラビアガム、シクロデキストリン、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカリウム塩、カルボキシメチルセルロースアンモニウム塩、酢酸セルロース、セルロースアセテートブチレート、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、微結晶性セルロース、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミドのアミノ化物、ポリアクリルヒドラジド、アクリルアミド・アクリル酸金属塩共重合体、ポリアクリルアミド・ポリアクリル酸エステル化合物の共重合体、ポリビニルアルコール、アクリルゴム、デンプン、シリコーン等を挙げることができる。
【0019】
本発明の組成物中の(b)成分の含有割合は、0.5〜5.0質量%未満であり、好ましくは1.0〜4.9質量%、より好ましくは2.0〜4.5質量%、更に好ましくは2.0〜4.3質量%である。(b)成分の含有割合が5.0質量%未満であることにより、(a)成分のHANの使用量を多くできるため、より高いガス発生量、燃焼速度を得ることができる。
【0020】
(b)成分がCMCNaとカリミョウバンとの組み合わせである場合、本発明の組成物中のCMCNaとカリミョウバンの合計含有割合は、上記範囲と同じである。
【0021】
また、この組み合わせにおけるCMCNaとカリミョウバンの質量比(CMCNa/カリミョウバン)は、0.25〜40が好ましく、より好ましくは0.5〜20、更に好ましくは1〜10である。
【0022】
(b)成分がCMCNaと乳酸チタンとの組み合わせである場合、本発明の組成物中のCMCNaと乳酸チタンの合計含有割合は、上記範囲と同じである。
【0023】
また、この組み合わせにおけるCMCNaと乳酸チタンの質量比(CMCNa/乳酸チタン)は、0.25〜40が好ましく、より好ましくは0.5〜20、更に好ましくは1〜10である。
【0024】
(b)成分がCMCNaと塩基性酢酸アルミニウムとの組み合わせである場合、本発明の組成物中のCMCNaと塩基性酢酸アルミニウムの合計含有割合は、上記範囲と同じである。
【0025】
また、この組み合わせにおけるCMCNaと塩基性酢酸アルミニウムの質量比(CMCNa/塩基性酢酸アルミニウム)は、0.25〜40が好ましく、より好ましくは0.5〜20、更に好ましくは1〜10である。
【0026】
〔(c)成分〕
(c)成分の水は、(a)成分及び(b)成分に含有されている水のほか、製造時に必要に応じて添加された水である。
【0027】
本発明の組成物中の(c)成分の含有割合は、8.7〜12.7質量%が好ましく、より好ましくは10.2〜12.5質量%、更に好ましくは11.6〜12.4質量%である。
【0028】
〔他の成分〕
本発明の組成物には、本発明の課題を解決できる範囲内にて、公知のガス発生剤組成物用の添加剤を配合することができる。
【0029】
添加剤としては、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化コバルト、酸化マンガン、酸化モリブデン、酸化ニッケル、酸化ビスマス、シリカ、アルミナを含む金属酸化物、水酸化コバルト、水酸化鉄を含む金属水酸化物;炭酸コバルト、炭酸カルシウム、塩基性炭酸亜鉛、塩基性炭酸銅を含む金属炭酸塩又は塩基性金属炭酸塩;酸性白土、カオリン、タルク、ベントナイト、ケイソウ土、ヒドロタルサイトを含む金属酸化物又は水酸化物の複合化合物;ケイ酸ナトリウム、マイカモリブデン酸塩、モリブデン酸コバルト、モリブデン酸アンモニウム等の金属酸塩;シリコーン、二硫化モリブデン、ステアリン酸カルシウム、窒化ケイ素、炭化ケイ素等を挙げることができる。
【0030】
本発明の組成物は、上記した(a)〜(c)成分及び必要に応じて配合される他の成分を混合して得られる液状のものであるが、組成物の粘度は、必要に応じて加温して型に流し込んで成形できる程度であればよく、約0.2〜2000kPaの範囲にすることができる。
【0031】
<ガス発生剤組成物成形体>
本発明のガス発生剤組成物成形体は、上記した液状のガス発生剤組成物を所望形状の型内に流し込んで固化することで成形体したゲル状のものである。
【0032】
本発明のガス発生剤組成物成形体は、エアバッグ用インフレータに充填可能であり、更に自動車の使用状況を考慮すると、−40℃〜110℃の温度範囲内にて一定の形状を維持できる程度の強度を有していればよい。
【0033】
本発明のガス発生剤組成物成形体は、ゲル強度が50〜600kPaの範囲であることが好ましく、より好ましくは100〜300kPaの範囲である。
【0034】
本発明のガス発生剤組成物成形体は、燃焼速度は5mm/sec以上が好ましく、より好ましくは7〜100mm/sec、更に好ましくは10〜50mm/secである。燃焼速度は、実施例に記載の方法により求められる。
【0035】
本発明のガス発生剤組成物成形体は、円柱状、ディスク状(錠剤状)等の所望形状にすることができ、窪みや孔を有していてもよい。
【0036】
本発明のガス発生剤組成物成形体は、各種乗り物の運転席のエアバック用インフレータ、助手席のエアバック用インフレータ、サイドエアバック用インフレータ、インフレータブルカーテン用インフレータ、ニーボルスター用インフレータ、インフレータブルシートベルト用インフレータ、チューブラーシステム用インフレータ、プリテンショナー用インフレータに適用できる。
【0037】
また本発明のガス発生剤組成物成形体は、インフレータ用のガス発生剤組成物として使用することができるほか、雷管やスクイブのエネルギーをガス発生剤組成物に伝えるためのエンハンサ剤(又はブースター)等と呼ばれる着火剤として使用することもできる。
【実施例】
【0038】
(1)ゲル強度の測定
(使用機器)
レオメーター MODEL:CR-500DX((株)サン科学製)
テ゛ータ処理:RHEO DATA ANALYZER for Win(Windows98/95)
(測定条件)
定深度測定法(ゼラチン強度測定等):直径60mm、高さ45mmのポリプロピレン製の容器内に静置したサンプルに、レオメーターのアダプターを設定距離だけ進入させた時のアダプターに加わる応力を測定する。
・アダプター:直径25mm
・貫入速度:60mm/min
・設定距離(貫入の深さ):10mm
アダプター:φ15mm
貫入速度:60mm/min
深さ:10mm
フルスケール:10kg
(測定手順)
1)内径60mm,高さ45mmのPP容器へ作製したゲルを下から20mmの高さまで入れる。
2)ゲル化させた後、24時間後にレオメーターで測定する。
3)測定条件は上記に記載した通り(貫入深さは、ゲル高さの半分とする)。
4)最高応力値を読み取り、最高応力値をアダプターの表面積(4.906cm2)で割った値(g/cm2)をゲル強度とする。
【0039】
(2)ストランドの調製法
実施例及び比較例の各液状の組成物のそれぞれを100mlビーカーに入れ、常温で攪拌し、混合液を速やかに内径9.6mm、長さ70.0mmの臼状金型に流し込み、常温で24時間放置し、液状の組成物を固化させた。固化したものを杵で押し出し、直径9.5mm×長さ50mmのストランドを得た。このストランドを同じ長さになるように4等分して、試験用ストランドとした。
【0040】
(3)燃焼速度の測定方法
試験用ストランドを内容積1LのSUS製密閉ボンブ内に設置して、ボンブ内を完全に窒素置換しながら、7MPaにまで加圧安定させた。その後、ストランド端面に接触させたニクロム線に所定の電流を流し、その溶断エネルギーにより着火、燃焼させた。ボンブ内の経時圧力挙動は、記録計のチャートにて確認し、燃焼開始から圧力上昇ピークまでの経過時間をチャートの目盛りから確認し、燃焼前のストランド長さをこの経過時間で除して算出した数値を燃焼速度とした。
【0041】
(4)ガス濃度の測定方法
試験用ストランドを内容積1LのSUS製密閉ボンブ内に設置して、ボンブ内を完全に窒素置換しながら、7MPaにまで加圧安定させた。その後、ストランド端面に接触させたニクロム線に所定の電流を流し、その溶断エネルギーにより着火、燃焼させた。60秒間待機し、ボンブ内のガスが均一になってから、所定の栓付きテドラーバッグの開栓部をボンブガス排出部に連結し、ボンブ内の燃焼ガスを移入させることでサンプリングし、ガステック(株)製の探知器GV-100Sを用いて、ガステック気体検知管(NO及びNO検知用:No.10,NH検知用:No.3L,CO検知用:No.1L)により、NO、NO、NH、CO濃度を測定した。
【0042】
(4)回収残渣質量
上記の「(3)ガス濃度の測定法」試験の終了後、ボンブの内部状態を目視で観察する共に、内部の残渣を回収し、110℃で16時間乾燥させた後の質量を測定した。
【0043】
製造例1(HAN水溶液の製造)
温度計、攪拌機及びpHメータを備えた2000mlの三つ口フラスコに50%ヒドロキシアミン水溶液(日進化工(株)製)750mlを入れ、−5℃〜0℃に冷却した。
【0044】
次に、冷却攪拌下のフラスコ内に、硝酸(1.38N)約940mlを滴下した。硝酸の滴下速度は、滴下中の溶液温度が5±2℃に維持されるように調整した。硝酸の滴下は、溶液のpHが4になった時点で終了した。
【0045】
滴下終了後、フラスコ内の溶液温度を徐々に室温まで戻した。このときの水溶液中のHAN濃度(ヒドロキシルアミン換算量)は約50〜55%であった。
【0046】
次に、エバポレーターを用い、55±3℃の加熱下で、16±2mmHgまで減圧濃縮した。濃縮は、留出液が約850mlになるまで継続した。このときのHAN水溶液は透明な液体であり、HAN濃度(ヒドロキシルアミン換算量)は約87.3重量%であった。
【0047】
実施例1
製造例1のHAN83.0重量%、CMCNa3.9重量%、カリミョウバン1.0重量%、水12.1重量%を混合して本発明の組成物を得た。各評価の測定結果を表1に示す。
【0048】
実施例2
実施例1のカリミョウバンを塩基性酢酸アルミニウム1.0重量%に代えて本発明の組成物を得た。各評価の測定結果を表1に示す。
【0049】
実施例3
実施例1のカリミョウバンを乳酸チタン1.0重量%に代えて本発明の組成物を得た。各評価の測定結果を表1に示す。
【0050】
実施例4
製造例1のHAN84.3重量%、CMCNa3.0重量%、カリミョウバン0.50重量%、水12.3重量%を混合して本発明の組成物を得た。各評価の測定結果を表1に示す。
【0051】
実施例5
製造例1のHAN83.8重量%、CMCNa4.0重量%、水12.2重量%を混合して本発明の組成物を得た。各評価の測定結果を表1に示す。
【0052】
比較例1
製造例1のHAN水溶液(HAN濃度:87.3質量%)を内径9.6mm、高さ20.0mm、厚さ0.5mmのSUSカップに高さ12.7mmに液面がくるように流し入れた。これを4個準備して実施例1と同様に各種評価を行った。
【0053】
比較例2
製造例1のHAN65.5重量%、CMCNa25重量%、水9.5重量%を混合してストランドを得た。各評価の測定結果を表1に示す。
【0054】
比較例3
製造例1のHAN64.8重量%、CMCNa24.8重量%に対して、更にカリミョウバン1.0重量%、水9.4重量%を混合してストランドを得た。各評価の測定結果を表1に示す。
【0055】
【表1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の(a)〜(c)成分を含有しており、(b)成分の含有割合が0.5質量%以上で5.0質量%未満である、液状のガス発生剤組成物。
(a)硝酸ヒドロキシアンモニウム
(b)増粘安定剤
(c)水
【請求項2】
前記(b)成分の増粘安定剤が、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(CMCNa)である、請求項1記載の液状のガス発生剤組成物。
【請求項3】
前記(b)成分の増粘安定剤が、CMCNaとカリミョウバンとの組み合わせ、CMCNaと乳酸チタンとの組み合わせ又はCMCNaと塩基性酢酸アルミニウムとの組み合わせからなるものである、請求項1又は2記載の液状のガス発生剤組成物。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載の液状のガス発生剤組成物を成形してなる、ゲル状のガス発生剤組成物成形体。
【請求項5】
ゲル強度が20〜1000kPaである、請求項4記載のゲル状のガス発生剤組成物成形体。




【公開番号】特開2008−143749(P2008−143749A)
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−334022(P2006−334022)
【出願日】平成18年12月12日(2006.12.12)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WINDOWS
【出願人】(503361400)独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 (453)
【出願人】(000002901)ダイセル化学工業株式会社 (1,236)
【Fターム(参考)】