説明

ガラス管、蛍光ランプ、ガラス管の製造方法、及び蛍光ランプの製造方法

【課題】ガラス管の内周面に傷がつきにくい蛍光ランプを提供する。
【解決手段】蛍光ランプのガラス管20は、ガラス管本体20aと、ガラス管本体20aの内周面に形成される固体滑剤層21と、固体滑剤層21上に形成され、ガラス管本体20aの内部から外部への紫外線の放出を抑制する保護膜層22と、保護膜層22上に形成され、可視光線を発生する蛍光体層23と、を有する。このため、蛍光ランプの製造工程中等に、ガラス管本体20aの内周面に、傷がつきにくくなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラス管、蛍光ランプ、ガラス管の製造方法、及び蛍光ランプの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
蛍光ランプに用いられるガラス管は、製造工程における搬送、保管、輸送中にガラス管同士が接触したり、また他の部材と接触したりすることで外周面に傷が付くことがある。このため、ガラス管の外周面は、コーティング層で覆われている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−001179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に係る蛍光ランプにおいては、コーティング層は、ガラス管の外周面にのみ形成されており、内周面には形成されていない。そのため、蛍光ランプの製造工程等において、ガラス管の内周面に傷が付くおそれがある。
【0005】
本発明は、上述の事情の下になされたもので、内周面に傷がつきにくいガラス管、及びそれを用いた蛍光ランプ等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点のガラス管は、
蛍光ランプのガラス管であって、
ガラス管本体と、
前記ガラス管本体の内周面に形成される第1コーティング層と、
前記第1コーティング層上に形成され、前記ガラス管本体の内部から外部への紫外線の放出を抑制する保護膜層と、
前記保護膜層上に形成され、可視光線を発生する蛍光体層と、
を有する。
【0007】
本発明の第2の観点の蛍光ランプは、
上記のガラス管と、
前記ガラス管の両端に取り付けられ、電圧が印加されることにより放電するフィラメントを備える支持部と、
前記ガラス管の内部に封入され、紫外線を発生させる放電ガスと、
を有する。
【0008】
本発明の第3の観点のガラス管の製造方法は、
ガラス管のガラス管本体を洗浄し、乾燥する工程と、
前記ガラス管本体の内周面に、ポリエチレンワックスを含有する分散液を塗布して、第1コーティング層を形成する工程と、
前記第1コーティング層上に、微粒子酸化物を含有する分散液を塗布して、保護膜層を形成する工程と、
前記保護膜層上に、蛍光体を含有する分散液を塗布して、蛍光体層を形成する工程と、
を含む。
【0009】
本発明の第4の観点の蛍光ランプの製造方法は、
上記のガラス管の製造方法により製造されたガラス管の両端に、電圧が印加されることにより放電するフィラメントを備える支持部を取り付ける工程と、
前記ガラス管の内部に、紫外線を発生させる放電ガスを封入する工程と、
を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ガラス管は、内周面に第1コーティング層を有している。そのため、ガラス管本体の内周面に、傷がつきにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態に係る蛍光ランプの正面図である。
【図2】ガラス管の断面図である。
【図3】照明装置の回路図である。
【図4】本発明の変形例に係る蛍光ランプのガラス管の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る蛍光ランプ10の正面図である。図1に示されるように、蛍光ランプ10は、ガラス管20と、商用の電源系統に接続するための支持部30と、を有している。
【0013】
図2に示されるように、ガラス管20は、ガラス管本体20aと、ガラス管本体20aの内周面に積層された固体滑剤層21と、保護膜層22と、蛍光体層23と、を有している。ガラス管本体20aは、例えば、軟質ガラスからなる。また、ガラス管本体20aの形状は、直管形状である。ガラス管本体20aの外径は、例えば、15mm〜38mmであり、ガラス管本体20aの厚みは、例えば、1mmである。
【0014】
固体滑剤層21は、ガラス管本体20aの内周面に形成される。固体滑剤層21は、固体滑剤が塗布されることにより形成される。固体滑剤の素材は、例えば、ポリエチレンワックスである。
【0015】
保護膜層22は、固体滑剤層21上に形成される。保護膜層22の素材は、例えば、アルミナ等の微粒子酸化物である。保護膜層22の重量は、例えば、1cmあたり0.01mg〜0.06mgである。また、保護膜層22の厚みは、例えば、1.0μm〜3.0μmである。
【0016】
蛍光体層23は、保護膜層22上に形成される。また、蛍光体層23の重量は、例えば、1cmあたり3mg〜7mgである。蛍光体層23は、その厚みが3μmよりも薄い場合には十分に発光できなくなり、その厚みが50μmよりも厚い場合には剥がれやすくなる。そのため、蛍光体層23の厚みは、例えば、3μm〜50μmであり、より好ましい厚みは、5μm〜30μmである。
【0017】
蛍光体層23が含有する蛍光体は、例えば、三波長域蛍光体であり、赤色発光蛍光体と緑色発光蛍光体と青色発光蛍光体とを有する。蛍光体層23を形成する蛍光体のうちの赤色発光蛍光体の含有割合は、35wt%である。そして、緑色発光蛍光体の含有割合は、41wt%であり、青色発光蛍光体の含有割合は、24wt%である。
【0018】
赤色発光蛍光体の素材は、例えば、ユーロピウムを付活剤とする酸化イットリウム(Y:Eu)である。ユーロピウム付活酸化イットリウムは、610nm付近に発光ピーク波長を有する。ユーロピウムの濃度は、10wt%である。赤色発光蛍光体の平均粒径は、4μmよりも小さいと蛍光体の発光強度が小さくなり、6μmよりも大きいと蛍光体層23の厚みが増加することにより透過率が下がる。そのため、赤色発光蛍光体の平均粒径は、4〜6μmであることが好ましい。
【0019】
緑色発光蛍光体の素材は、例えば、セリウム及びテルビウムを付活剤とする燐酸ランタン(LaPO:Ce,Tb)である。セリウム、テルビウム付活燐酸ランタンは、540nm付近に発光ピーク波長を有する。緑色発光蛍光体のセリウム及びテルビウムの濃度は30wt%である。また、テルビウムの含有割合は、セリウムの含有割合の1.2倍である。緑色発光蛍光体の平均粒径は、4〜6μmであることが好ましい。
【0020】
青色発光蛍光体の素材は、ユーロピウムを付活剤とするアルミン酸バリウムマグネシウム(BaMgAl1627:Eu)である。ユーロピウム付活アルミン酸バリウムマグネシウムは、450nm付近に発光ピーク波長を有する。ユーロピウムの濃度は、8〜10wt%である。青色発光蛍光体の平均粒径は、6〜7μmであることが好ましい。
【0021】
支持部30は、ガラス管20の両端に取り付けられている。支持部30は、電極31と口金とを有している。そして、電極31は、エミッターが塗布されたコイル状のフィラメント32を有している。エミッターの素材としては、BaO、SrO、CaO等が用いられる。
【0022】
ガラス管20の内部には、放電ガスが封入されている。放電ガスは、例えば、水銀蒸気と希ガスを含んで構成されている。水銀蒸気は、蛍光体層23の蛍光体を発光させる紫外線を得るためのものである。希ガスは、蛍光ランプ10の内部の圧力を所定の圧力に調整するためのものであり、アルゴンとネオンとの混合ガスである。アルゴンとネオンの比率は、例えば、アルゴンが5wt%、ネオンが95wt%である。
【0023】
上述した蛍光ランプ10は、図3を参照するとわかるように、例えば、照明装置40に取り付けられる。照明設備40は、支持部30が接続されるソケット41と、電子安定器42と、点灯管43と、を有している。照明設備40は、スイッチSWを介して、商用の交流電源である電気系統50に接続されている。
【0024】
電子安定器42は、蛍光ランプ10が点灯するのに適した温度にするために、電極31に予熱電圧を供給する。
【0025】
点灯管43は、固定された電極と、熱を加えると変形するバイメタル電極を有している。また、点灯管43は、蛍光ランプ10に並列に接続されている。
【0026】
上述した状態で、スイッチSWが投入されると、電極31が電源系統50に電気的に接続される。このとき、蛍光ランプ10の電極31間では放電されず、点灯管43の電極間の方で放電する。そうすると、放電により熱が発生し、加熱されたバイメタル電極が変形し、点灯管43内の電極同士が接触する。
【0027】
点灯管43内の電極同士が接触すると、点灯管43内の接点は閉となるため、フィラメント32のエミッターが予熱される。そうすると、この熱によりガラス管20内の水銀蒸気の温度が上がり、蛍光ランプ10の電極31が放電されやすくなる。一方、点灯管43では放電されなくなり、点灯管43が冷やされ、加熱されていたバイメタル電極が冷却されて元の形に戻り、点灯管43の二つの電極が互いに離れる。
【0028】
点灯管43内の電極同士が離れると、点灯管43内の接点は開となるため、電子安定器42内を貫く磁束が大きく変化し、高電圧が発生する。この高電圧により、予熱されたフィラメント32のエミッターに高電圧が印加され、放電が始まって蛍光ランプ10の電極31間に電流が流れ始める。そして、放電による電子と水銀原子の衝突によって生じる紫外線が、蛍光体層23が含有する蛍光体に当たって可視光線を発生する。これにより、蛍光ランプ10は点灯する。
【0029】
上述した蛍光ランプ10は、以下のように製造される。先ず、予め整形されたガラス管本体20aを、純水、イオン交換水、又は市水等で洗浄し、乾燥させる。次に、固体滑剤を含有する分散液をスプレーすることにより、ガラス管本体20aの内周面に、分散液を塗布する。そして、ガラス管本体20aを焼成することにより、分散液を乾燥させる。なお、自然乾燥により、分散液を乾燥させてもよい。これにより、固体滑剤層21を形成する。
【0030】
次に、形成された固体滑剤層21上に、超微粒子酸化物を含有する分散液をスプレーすることにより、分散液を塗布する。そして、分散液を乾燥させる。これにより、保護膜層22を形成する。次に、形成された保護膜層22上に、蛍光体を含有する分散液をスプレーすることにより、分散液を塗布する。そして、分散液を乾燥させる。これにより、蛍光体層23を形成する。以上により、ガラス管20の製造が完了する。
【0031】
次に、ガラス管20内に、放電ガスを封入する。そして、放電ガスが封入されたガラス管20に、支持部30を取り付けて封止する。以上により、蛍光ランプ10の製造が完了する。
【0032】
以上、説明したように、本実施形態に係る蛍光ランプ10のガラス管20は、内周面に固体滑剤層21を有している。このため、蛍光ランプ10は、製造工程中等に、ガラス管本体20aの内周面に、傷がつきにくくなる。また、ガラス管本体20aに傷がつきにくくなるため、傷を起点とする割れが生じにくくなり、ガラス管20の強度が向上する。
【0033】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態等によって限定されるものではない。
【0034】
例えば、上記実施形態では、固体滑剤層21は、ガラス管本体20aの内周面にのみ形成されている。これに限らず、図4に示されるように、ガラス管本体20aの外周面に、固体滑剤層24を形成してもよい。これにより、ガラス管本体20aの内周面及び外周面の両面ともに、傷がつくことを防ぐことができる。なお、この場合、固体滑剤層24は、固体滑剤層21と同時に形成するようにしてもよいし、別々に形成してもよい。
【0035】
また、上記実施形態では、蛍光ランプ10は、直管形状の蛍光ランプであるが、これに限らず、環形状の蛍光ランプや電球形状の蛍光ランプでもよい。
【0036】
また、上記実施形態では、保護膜層22の素材はアルミナであるが、これに限らず、酸化イットリウム、酸化セリウム、酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化ランタン、酸化マグネシウム等でもよい。
【0037】
また、上記実施形態では、蛍光ランプ10は、保護膜層22を有するが、これに限らず、保護膜層22をなくすことも可能である。
【0038】
また、上記実施形態では、蛍光体層23の蛍光体は、三波長域蛍光体であるが、これに限らず、ハロリン酸カルシウム蛍光体(Ca10(POFCl:Sb,Mn)等でもよい。
【0039】
また、上記実施形態では、赤色発光蛍光体の素材は、ユーロピウム付活酸化イットリウム(Y:Eu)であるが、これに限らず、3.5MgO・0.5MgF・GeO:Mnであってもよい。または、両方を含んだ素材であってもよい。
【0040】
また、青色発光蛍光体は、ユーロピウム付活アルミン酸バリウムマグネシウム(BaMgAl1627:Eu)であるが、これに限らず、(Sr,Ca,Ba)(POCl:Euであってもよい。または、両方を含んだ素材であってもよい。
【0041】
また、上記実施形態では、固体滑剤層21、保護膜層22、蛍光体層23を形成する際に、固体滑剤、超微粒子酸化物、蛍光体を含有する分散液をスプレーしているが、これに限らず、分散液を染み込ませたものを用いて、塗布してもよい。また、ガラス管20を分散液に浸漬させてもよい。
【0042】
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
【0043】
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
【0044】
(付記1)蛍光ランプのガラス管であって、ガラス管本体と、前記ガラス管本体の内周面に形成される第1コーティング層と、前記第1コーティング層上に形成され、前記ガラス管本体の内部から外部への紫外線の放出を抑制する保護膜層と、前記保護膜層上に形成され、可視光線を発生する蛍光体層と、を有するガラス管。
【0045】
(付記2)前記第1コーティング層は、ポリエチレンワックスからなる付記1に記載のガラス管。
【0046】
(付記3)前記ガラス管本体の外周面に形成される第2コーティング層をさらに有する付記1又は2に記載のガラス管。
【0047】
(付記4)前記第2コーティング層は、ポリエチレンワックスからなる付記3に記載のガラス管。
【0048】
(付記5)前記蛍光体層は、赤色発光蛍光体と、緑色発光蛍光体と、青色発光蛍光体と、を有する三波長域蛍光体からなる付記1乃至4のいずれか一つに記載のガラス管。
【0049】
(付記6)前記蛍光体層は、ハロリン酸カルシウムからなる付記1乃至4のいずれか一つに記載のガラス管。
【0050】
(付記7)付記1乃至6のいずれか一つに記載のガラス管と、前記ガラス管の両端に取り付けられ、電圧が印加されることにより放電するフィラメントを備える支持部と、前記ガラス管の内部に封入され、紫外線を発生させる放電ガスと、を有する蛍光ランプ。
【0051】
(付記8)ガラス管のガラス管本体を洗浄し、乾燥する工程と、前記ガラス管本体の内周面に、ポリエチレンワックスを含有する分散液を塗布して、第1コーティング層を形成する工程と、前記第1コーティング層上に、微粒子酸化物を含有する分散液を塗布して、保護膜層を形成する工程と、前記保護膜層上に、蛍光体を含有する分散液を塗布して、蛍光体層を形成する工程と、を含むガラス管の製造方法。
【0052】
(付記9)前記ガラス管本体の外周面に、ポリエチレンワックスを含有する分散液を塗布して、第2コーティング層を形成する工程を、さらに含む付記8に記載のガラス管の製造方法。
【0053】
(付記10)付記8又は9に記載されたガラス管の製造方法により製造されたガラス管の両端に、電圧が印加されることにより放電するフィラメントを備える支持部を取り付ける工程と、前記ガラス管の内部に、紫外線を発生させる放電ガスを封入する工程と、を含む蛍光ランプの製造方法。
【符号の説明】
【0054】
10 蛍光ランプ
20 ガラス管
20a ガラス管本体
21 固体滑剤層
22 保護膜層
23 蛍光体層
24 固体滑剤層
30 支持部
31 電極
32 フィラメント
40 照明装置
41 ソケット
42 電子安定器
43 点灯管
50 電源系統
SW スイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蛍光ランプのガラス管であって、
ガラス管本体と、
前記ガラス管本体の内周面に形成される第1コーティング層と、
前記第1コーティング層上に形成され、前記ガラス管本体の内部から外部への紫外線の放出を抑制する保護膜層と、
前記保護膜層上に形成され、可視光線を発生する蛍光体層と、
を有するガラス管。
【請求項2】
前記第1コーティング層は、ポリエチレンワックスからなる請求項1に記載のガラス管。
【請求項3】
前記ガラス管本体の外周面に形成される第2コーティング層をさらに有する請求項1又は2に記載のガラス管。
【請求項4】
前記第2コーティング層は、ポリエチレンワックスからなる請求項3に記載のガラス管。
【請求項5】
前記蛍光体層は、赤色発光蛍光体と、緑色発光蛍光体と、青色発光蛍光体と、を有する三波長域蛍光体からなる請求項1乃至4のいずれか一項に記載のガラス管。
【請求項6】
前記蛍光体層は、ハロリン酸カルシウムからなる請求項1乃至4のいずれか一項に記載のガラス管。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載のガラス管と、
前記ガラス管の両端に取り付けられ、電圧が印加されることにより放電するフィラメントを備える支持部と、
前記ガラス管の内部に封入され、紫外線を発生させる放電ガスと、
を有する蛍光ランプ。
【請求項8】
ガラス管のガラス管本体を洗浄し、乾燥する工程と、
前記ガラス管本体の内周面に、ポリエチレンワックスを含有する分散液を塗布して、第1コーティング層を形成する工程と、
前記第1コーティング層上に、微粒子酸化物を含有する分散液を塗布して、保護膜層を形成する工程と、
前記保護膜層上に、蛍光体を含有する分散液を塗布して、蛍光体層を形成する工程と、
を含むガラス管の製造方法。
【請求項9】
前記ガラス管本体の外周面に、ポリエチレンワックスを含有する分散液を塗布して、第2コーティング層を形成する工程を、
さらに含む請求項8に記載のガラス管の製造方法。
【請求項10】
請求項8又は9に記載されたガラス管の製造方法により製造されたガラス管の両端に、電圧が印加されることにより放電するフィラメントを備える支持部を取り付ける工程と、
前記ガラス管の内部に、紫外線を発生させる放電ガスを封入する工程と、
を含む蛍光ランプの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−9334(P2012−9334A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−145127(P2010−145127)
【出願日】平成22年6月25日(2010.6.25)
【出願人】(300022353)NECライティング株式会社 (483)
【Fターム(参考)】