説明

クリーニング装置

【課題】カード状物を連続搬送しながらも、カード状物の端面に付着した付着物を除去する。
【解決手段】カード状物の端面をクリーニングするカード状物のクリーニング装置であって、カード状物をカード状物の表面に対して垂直方向に搬送するスタッカ30と、スタッカ30内を搬送されているカード状物の端面に当接してカード状物の端面に付着した付着物を除去する粘着テープ21とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カード状物の端面をクリーニングするクリーニング装置に関し、特に、処理能力の向上技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。このようなカードとしては、表面に情報が記載されただけのものやバーコード情報が記載されたもの、さらに近年においては、情報の書き込みや読み出しが可能なICチップが内蔵されたものが実用化されている。
【0003】
このようなカードにおいては、その表面に塵埃等が付着していると、表面への情報の印字に悪影響が生じてしまったり、表面に記載された情報が読み取れなくなってしまったり、ICチップの端子に接触することにより情報を書き込んだり読み出したりするものにおいては情報の書き込みや読み出しができなくなってしまったりする虞れがある。そこで、カードの表面をクリーニングする装置が、例えば特許文献1に記載されている。このクリーニング装置を用いれば、カードの表面に付着した塵埃等を除去することができる。
【0004】
ところで、このようなカードは一般的に複数の層が積層されて構成されており、その製造工程における生産効率を向上させるために、複数枚のカードを含むような大きさの層を積層し、その後、カード毎に断裁することが行われている。そのため、この断裁工程において断裁粉が発生し、この断裁粉が静電気や摩擦等によって断裁面であるカードの端面に付着してしまう。このように断裁粉がカードの端面に付着した場合、その後の工程において、例えば、断裁粉を基準として位置合わせが行われてしまう等、カードの製造に支障が生じてしまうこととなる。
【0005】
図4は、カードの端面をクリーニングする従来の機構の一例を示す図である。
【0006】
図4に示すように本構成例においては、カードを搬送するコンベヤー110上に、表面に粘着加工が施された2対のゴミ取りローラ121a,121b,122a,122bが設けられている。ゴミ取りローラ121a,121bは、コンベヤー110によるカードの搬送方向とは垂直な方向にて対向しており、また、ゴミ取りローラ122a,122bは、コンベヤー110によるカードの搬送方向にて対向している。また、ゴミ取りローラ122a,122bは、それぞれ支持軸123a,123bによってコンベヤー110上に移動したりコンベヤー110上から退避したりする。
【0007】
以下に、上記のように構成されたクリーニング機構におけるカードの端面のクリーニング方法について説明する。
【0008】
図5は、図4に示したクリーニング機構におけるカードの端面のクリーニング方法を説明するための図である。
【0009】
コンベヤー110上に載置されたカード101が搬送されてきて、ゴミ取りローラ121a,121bに対向すると、図5(a)に示すように、カード101の4つの端面のうち、カード101の搬送方向とは垂直な方向にて対向する端面がゴミ取りローラ121a,121bにそれぞれ当接し、カード101の搬送によってゴミ取りローラ121a,121bが回転することにより、ゴミ取りローラ121a,121bに当接した端面に付着していた断裁粉102がゴミ取りローラ121a,121bに転移する。なお、この状態においては、ゴミ取りローラ122a,122bは、コンベヤー110上から退避している。
【0010】
その後、カード101がコンベヤー110上をさらに搬送され、支持軸123a,123bが配置された領域に達すると、コンベヤー110が一時停止し、図5(b)に示すように、コンベヤー110上から退避していたゴミ取りローラ122a,122bが支持軸123a,123bに沿ってコンベヤー110上に移動し、カード101の4つの端面のうち、カード101の搬送方向にて対向する端面に当接しながら支持軸123a,123bに沿って往復移動する。これにより、ゴミ取りローラ122a,122bに当接した端面に付着していた断裁粉102がゴミ取りローラ122a,122bに転移する。
【0011】
このようにして、端面に断裁粉102が付着していたカード101は、ゴミ取りローラ121a,121b,122a,122bによって断裁粉102が除去され、次の工程に搬送されていく。
【特許文献1】特開昭64−43885号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかしながら、図4に示したようなクリーニング機構においては、カードの互いに対向する2組の端面のうち1組の端面に付着した断裁粉を除去する際にカードの搬送を一時停止する必要があるため、処理能力を低下させる要因が生じてしまい、特にカードを連続搬送しながら生産する場合は、このようなクリーニング機構を採用することができないという問題点がある。
【0013】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、カード状物を連続搬送しながらも、カード状物の端面に付着した付着物を除去することができるクリーニング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記目的を達成するために本発明は、
カード状物の端面をクリーニングするクリーニング装置であって、
前記カード状物を該カード状物の表面に対して垂直方向に搬送する搬送手段と、
前記搬送手段にて搬送されている前記カード状物の端面に当接して当該カード状物の端面に付着した付着物を除去する除去手段とを有する。
【0015】
上記のように構成された本発明においては、搬送手段によってカード状物がカード状物の表面に対して垂直方向に搬送され、その搬送状態において除去手段がカード状物の端面に当接する。カード状物がカード状物の表面に対して垂直方向に搬送されている状態においては、カード状物はカード状物の端面方向には搬送されていないため、カード状物の搬送状態にて除去手段をカード状物の端面に当接させることができる。そして、除去手段がカード状物の端面に当接して、カード状物の端面に付着した付着物が除去されることになる。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように本発明においては、搬送手段によってカード状物をカード状物の表面に対して垂直方向に搬送し、その状態において除去手段がカード状物の端面に当接してカード状物の端面に付着した付着物を除去する構成としたため、カード状物を連続搬送しながらも、カード状物の端面に付着した付着物を除去することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明のクリーニング装置の実施の一形態を示す斜視図である。
【0019】
本形態は図1に示すように、2つのコンベヤー10a,10bと、上方から落とし込まれたカードを積層して一時的に収容する搬送手段であるスタッカ30と、スタッカ30の側面に対向して配置され、スタッカ30の上方から落とし込まれたカードの端面に付着した断裁粉等の付着物を除去する付着物除去部20と、スタッカ30の側面の下部に配置されたシリンダ40とから構成されている。また、付着物除去部20は、スタッカ30の側面に対向して配置されたテンションローラ22と、供給ローラ23から供給され、テンションローラ22を介して回収ローラ23に回収される除去手段である粘着テープ21と、テンションローラ22を支えるための支え板25と、支え板25とテンションローラ22の軸26との間に固定されたばね27とから構成されている。
【0020】
コンベヤー10aは、クリーニングの対象となるカードが載置され、載置されたカードをスタッカ30の上方に搬送してくる。
【0021】
スタッカ30は、コンベヤー10a上を搬送されてくるカードの外形よりも一回り大きな形状の底面を有する直方体であって、直方体の辺部に配置された枠31のみから構成されており、コンベヤー10aによって搬送されてきたカードが上方から落とし込まれ、下方に落とし込んでいくことにより、カードをカードの表面に対して垂直方向に搬送する。
【0022】
粘着テープ21は、スタッカ30の上方から下方に落とし込まれていくカードの端面に当接し、カードの端面に付着した断裁粉等の付着物をその表面に貼着させることにより除去する。
【0023】
シリンダ40は、スタッカ30に収容されたカードを最下部のカードから1枚ずつ押し出す。
【0024】
コンベヤー10bは、シリンダ40によってスタッカ30から押し出されたカードを搬送していく。
【0025】
なお、図1においては、その構成を明確に説明するために、スタッカ30の4つの側面のうち1つの側面に対向する領域のみに付着物除去部20が配置されているが、実際には、スタッカ30の4つの側面に対向する領域にそれぞれ付着物除去部20が配置されている。以下の説明においても、スタッカ30の1つの側面に対向する領域に配置された付着物除去部20を用いて説明するが、スタッカ30の他の3つの側面に対向する領域に配置された付着物除去部20においても、同様の構成であり、同様の動作が行われることになる。
【0026】
ここで、テンションローラ22とスタッカ30との位置関係について詳細に説明する。
【0027】
図2は、図1に示したテンションローラ22とスタッカ30との位置関係を説明するための図であり、(a)はスタッカ30の上面から見た図、(b)はスタッカ30の側面から見た図、(c)はスタッカ30に落とし込まれたカードがテンションローラ22を通過する際の側面から見た図である。
【0028】
テンションローラ22は、図2(a)に示すように、その幅がスタッカ30の対向する側面の枠31内に収まるものとなっている。そして、図2(a),(b)に示すように、通常の状態では、ばね27の弾性力によってその一部がスタッカ30内に突出した状態となっている。
【0029】
スタッカ30に落とし込まれたカードがテンションローラ22を通過する際は、図2(c)に示すように、カード1によってテンションローラ22がスタッカ30の外側に押されることによりばね27が縮み、テンションローラ22全体がスタッカ30の外部に移動する。
【0030】
以下に、上記のように構成されたクリーニング装置の動作について説明する。
【0031】
図3は、図1及び図2に示したクリーニング装置の動作を説明するための図である。
【0032】
コンベヤー10a上を搬送されてきたカード1は、スタッカ30の上方からスタッカ30内に落とし込まれる。この際、上述したように、スタッカ30はカード1の外形よりも一回り大きな形状の底面を有する直方体であるため、コンベヤー10aから落とし込まれたカード1がスタッカ30内で傾くことはない。
【0033】
スタッカ30の上方からスタッカ30内に落とし込まれたカード1は、スタッカ30の下方に落とし込まれることにより、カード1の表面に対して垂直方向に搬送されていき、粘着テープ21を介してテンションローラ22に当接する領域に到達する。すると、上述したように、テンションローラ22が、ばね27の弾性力によってその一部がスタッカ30内に突出した状態となっているため、スタッカ30の下方に落とし込まれたカード1は粘着テープ21に当接した状態で停止する(図3(a))。なおこの際、カード1の重力により、ばね27が縮む方向に作用する力が発生するが、この力はばね27の弾性力よりも小さいため、ばね27が縮むことがなく、カード1がテンションローラ22によって保持された状態となる。
【0034】
コンベヤー10a上を搬送されてきたカード1がこのようにしてスタッカ30内に順次落とし込まれていき、粘着テープ21に当接して停止したカード1上に積層されたカード1の総重量による重力が、ばね27の弾性力よりも大きくなると、ばね27が縮み、テンションローラ22全体がスタッカ30の外部に移動する(図3(b))。
【0035】
テンションローラ22全体がスタッカ30の外部に移動すると、スタッカ30内でカード1を保持していた部材がなくなるため、カード1はテンションローラ22を通過し、スタッカ30の下方に落とし込まれていく(図3(c))。この際、テンションローラ22を通過してスタッカ30の下方に落とし込まれていくカード1は、ばね27の弾性力によってその端面が粘着テープ21に当接しながらテンションローラ22を通過していくため、カード1の端面に付着していた断裁粉等の付着物が、粘着テープ21の粘着力によって粘着テープ21の表面に貼着されて除去される。なお、粘着テープ21は、カード1が粘着テープ21に当接しながらテンションローラ22を通過することに伴うテンションローラ22の回転によって、供給ローラ23から供給されて回収ローラ24にて回収されていく。
【0036】
このようにして、スタッカ30内に落とし込まれ、テンションローラ22によって保持されていたカード1が順次テンションローラ22を通過し、スタッカ30の下部にて積層されていくと、積層されたカード1の最上面がテンションローラ22に対向するようになる(図3(d))。
【0037】
その後、シリンダ40が駆動し、スタッカ30の下部に収容されたカード1が1枚ずつスタッカ30から押し出され、コンベヤー10b上に載置され、搬送されていく(図3(e))。
【0038】
スタッカ30の下部に収容されたカード1が1枚ずつスタッカ30から押し出されると、スタッカ30内に積層されたカード1が、スタッカ30の下方に移動することによりカード1の表面に対して垂直方向に搬送されていく(図3(f))。この場合においても、テンションローラ22を通過してスタッカ30の下方に移動していくカード1は、ばね27の弾性力によってその端面が粘着テープ21に当接しながらテンションローラ22を通過していくため、カード1の端面に付着していた断裁粉等の付着物が、粘着テープ21の粘着力によって粘着テープ21の表面に貼着されて除去されることになる。
【0039】
なお、上述したようにテンションローラ22全体をスタッカ30の外部に押し出すためには、ばね27の弾性力よりも大きな力を生じさせるだけの重力が必要となる。そのため、コンベヤー10aから供給されてくるカード群のうち最後の方に供給されてくるカード1については、そのカード1の後に、所定の重量を有するダミーカードをスタッカ30内に落とし込み、それにより、最後の方に供給されてくるカード1についてもテンションローラ22を通過させて端面の付着物を除去する構成とすればよい。
【0040】
また、上述した図3(a)〜(c)に示した状態においては、粘着テープ21に当接して停止したカード1上に積層されたカード1の総重量による重力とばね27の弾性力との大小関係によって、テンションローラ22がその一部がスタッカ30内に突出した状態となったり、テンションローラ22全体がスタッカ30の外部に移動したりするが、粘着テープ21を介してテンションローラ22にカード1が当接した場合にテンションローラ22全体がスタッカ30の外部に移動する程度にばね27の弾性力を弱くしておくとともに、スタッカ30のテンションローラ22に対向する領域よりも下部に図3(d)に示した状態となるようにダミーカードを積層しておき、その後、スタッカ30の上方からカード1を1枚ずつ落とし込む構成としてもよい。このような構成とした場合、図3(e)に示すようにスタッカ30の下部に収容されたカード1がシリンダ40によって1枚ずつスタッカ30から押し出される度毎に、スタッカ30に積層されたカード1が1枚分ずつ下降し、その下降に伴って、スタッカ30に積層されたカード1の端面が順次粘着テープ21に当接し、カード1の端面に付着していた断裁粉等の付着物が、粘着テープ21の粘着力によって粘着テープ21の表面に貼着されて除去されることになる。このように図3(d)に示した状態からカード1の端面に付着していた付着物の除去を開始することにより、粘着テープ21に当接したカード1がスタッカ30に積層されたカード上に積層された状態となり、スタッカ30内における上方から下方へのカード1の搬送を安定したものとすることができる。
【0041】
また、図3(c)に示した状態にてテンションローラ22を一度に通過させるカード1の枚数は、テンションローラ22の径ややわらかさによって適宜設定することができる。
【0042】
このように、スタッカ30内に落とし込まれたカード1に対して、カード1がスタッカ30の上方から下方に落とし込まれることによってカード1の表面に対して垂直方向に搬送されていく状態において、テンションローラ22によって粘着テープ21をカード1の端面に当接させ、カード1の端面に付着した付着物を粘着テープ21の表面に貼着させて除去するため、カード1を連続搬送しながらも、カード1の端面に付着した付着物を除去することができる。
【0043】
また、カード1をカード1の表面に対して垂直方向に搬送する搬送手段として、カード1の外形よりも一回り大きな形状の底面を有する直方体のスタッカ30を用いたため、スタッカ30内に落とし込まれるカード1が、スタッカ30内に落とし込まれた他のカード1によって上下から挟み込まれて押さえられることとなり、カード1を上下から押さえつける手段を設ける必要がない。また、カード1のサイズに応じたスタッカを用いることにより、様々なサイズのカードにも適用することができる。
【0044】
また、上述したように、付着物除去部20は、スタッカ30の4つの側面に対向する領域にそれぞれ配置されているが、そのスタッカ30に対する高さは同一であってもよいし、互いに異なる高さであってもよい。4つの付着物除去部20のスタッカ30に対する高さを同一とすれば、カード1の4つの端面に付着した付着物を同時に除去することができるとともに、装置の小型化を図ることができる。また、4つの付着物除去部20のスタッカ30に対する高さを互いに異なるものとした場合は、スタッカ30の側面のそれぞれを、テンションローラ22に対向する領域のみ、枠31のみから構成し、他の領域を壁面とすることにより、カード1の端面のうちテンションローラ22を介して粘着テープ21と当接する端面に対向する端面がスタッカ30の側面によって強固に固定され、それにより、テンションローラ22による粘着テープ21とカード1の端面との当接力を大きくすることができる。
【0045】
なお、本形態においては、カード1をカード1の表面に対して垂直方向に搬送する搬送手段としてスタッカ30を例に挙げて説明したが、スタッカ30ではなく、2枚の板材等によってカード1を上下から挟み込み、先端部が2枚の板材にそれぞれ固定されたロングシリンダ等を用いてカード1をカード1の表面に対して垂直方向に搬送するものであってもよい。
【0046】
また、カード1の端面に付着した付着物を除去する手段として、粘着テープ21ではなく、表面に粘着加工が施された粘着ローラを用い、この粘着ローラの表面にカード1の端面に付着した付着物を貼着させるものであってもよい。ただし、粘着テープ21を用いた方が、カード1の端面に付着した付着物を貼着させる面の耐久性が優れており、また、表面に貼着した付着物を粘着テープ21とともに回収することができる。また、粘着テープ21や粘着ローラのように、カード1の端面に付着した付着物を表面に貼着することにより除去するのではなく、ブラシ等を用いて付着物を除去する構成としてもよい。
【0047】
また、本形態においては、コンベヤー10a上を搬送されてくるカード1の端面に付着した付着物を除去する場合を例に挙げて説明したが、このように端面のクリーニング対象となるものは、カード形状を有するカード状物であればよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明のクリーニング装置の実施の一形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示したテンションローラとスタッカとの位置関係を説明するための図であり、(a)はスタッカの上面から見た図、(b)はスタッカの側面から見た図、(c)はスタッカに落とし込まれたカードがテンションローラを通過する際の側面から見た図である。
【図3】図1及び図2に示したクリーニング装置の動作を説明するための図である。
【図4】カードの端面をクリーニングする従来の機構の一例を示す図である。
【図5】図4に示したクリーニング機構におけるカードの端面のクリーニング方法を説明するための図である。
【符号の説明】
【0049】
1 カード
10a,10b コンベヤー
20 付着物除去部
21 粘着テープ
22 テンションローラ
23 供給ローラ
24 回収ローラ
25 支え板
26 軸
27 ばね
30 スタッカ
31 枠
40 シリンダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カード状物の端面をクリーニングするクリーニング装置であって、
前記カード状物を該カード状物の表面に対して垂直方向に搬送する搬送手段と、
前記搬送手段にて搬送されている前記カード状物の端面に当接して当該カード状物の端面に付着した付着物を除去する除去手段とを有するクリーニング装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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