説明

コネクタ

【課題】コネクタの外径の小径化を図り易く、長期に亘る耐久性も確保し易いコネクタを提供する。
【解決手段】ケーブル1が挿入されるボディ3と、ボディ3とケーブル1とを囲む状態でボディ3に固定されるキャップ4とを備え、キャップ4と係止してケーブル1のボディ3からの抜け出しを阻止する抜け止め具5と、ケーブル1とボディ3との隙間を密封するパッキン6とをケーブル長手方向で互いに異なる位置に各別に装着してある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブルが挿入されるボディと、前記ボディと前記ケーブルとを囲む状態で前記ボディに固定されるキャップと、前記ケーブルの前記ボディからの抜け出しを阻止する抜け止め具と、前記ケーブルと前記ボディとの隙間を密封するパッキンとを有するコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
上記コネクタでは、従来、ボディの外周側にねじ込み固定するキャップと、抜け止め具としての機能を兼用するパッキンとを有している。
すなわち、ボディにねじ込んだキャップでボディのケーブル挿通部分を縮径させることにより、ケーブルとボディとの間に装着したパッキンをキャップの内側で圧縮変形させて、パッキンのケーブル及びボディに対する摩擦力でケーブルを抜け止めするとともに、ケーブルとボディとの隙間を密封してある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−18463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のコネクタは、抜け止め具としての機能を兼用するパッキンをキャップの内側で圧縮変形させるために、コネクタの外径が大きくなり易い。
また、ケーブルのボディからの抜け出しを阻止し得る大きな摩擦力を確保できるように、パッキンを強く圧縮変形させた状態でケーブルとボディとの間に保持するために、キャップやボディには大きな応力が常に作用しており、キャップやボディに生じた傷や材質の劣化などに起因して、キャップやボディが早期に破損し易いおそれがある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、コネクタの外径の小径化を図り易く、長期に亘る耐久性も確保し易いコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によるコネクタの第1特徴構成は、ケーブルが挿入されるボディと、前記ボディと前記ケーブルとを囲む状態で前記ボディに固定されるキャップとを備え、前記キャップと係止して前記ケーブルの前記ボディからの抜け出しを阻止する抜け止め具と、前記ケーブルと前記ボディとの隙間を密封するパッキンとを、前記ケーブルの長手方向で互いに異なる位置に装着してある点にある。
【0006】
本構成のコネクタは、抜け止め具とパッキンとをケーブルの長手方向で互いに異なる位置に装着してある。
このため、抜け止め具の機能とパッキンの機能とをケーブル長手方向で分散させて、コネクタの外径の小径化を図り易い。
また、ケーブルのボディからの抜け出し防止は、抜け止め具をキャップに係止させることで行う。
よって、パッキンを強く圧縮変形させることなくケーブルとボディとの隙間を密封しながら、抜け止め具とキャップとの係止でケーブルがボディから抜け出すのを阻止することができるので、キャップやボディに作用する応力を小さくすることができる。
したがって、本構成のコネクタであれば、キャップやボディの破損が生じ難く、長期に亘る耐久性を確保し易い。
【0007】
本発明の第2特徴構成は、前記抜け止め具が、前記パッキンよりもケーブル挿入方向の上手側において、ケーブル外周面から立ち上がる姿勢で前記ケーブルに固定された凸片を備え、前記凸片を、前記ボディと前記キャップとがケーブル長手方向で互いに対向する対向面間に入り込ませてある点にある。
【0008】
本構成であれば、ケーブルのボディからの抜け出しを凸片とキャップとの接当で阻止することができるとともに、ケーブルのボディに対する過剰な押し込みを凸片とボディとの接当で阻止することができるので、ケーブルをボディに対して適切に組み付け易い。
【0009】
本発明の第3特徴構成は、前記凸片が、ケーブル外周面からケーブル周方向に沿ってケーブル径方向に立ち上がる基部と、前記基部の先端側から前記ボディの側に向けて突出する先端部とを備えている点にある。
【0010】
凸片を例えば金属板で安価に形成してある場合、ケーブルがボディからの抜け出し方向に強く引っ張られると、凸片がキャップとの接当でボディの側に向けて倒れるように変形し易い。
このため、凸片の全体がケーブル周方向に沿った平板状に形成されていると、凸片がケーブル外周面に沿うように変形してキャップとの接当が解除され、ケーブルがボディから抜け出し易くなるおそれがある。
本構成であれば、ケーブルがボディからの抜け出し方向に強く引っ張られても、その抜け出しを凸片とキャップとの接当で効果的に阻止することができる。
【0011】
すなわち、ケーブルがボディからの抜け出し方向に強く引っ張られると、凸片のうちのケーブル外周面からケーブル周方向に沿ってケーブル径方向に立ち上がる基部がキャップとの接当でボディの側に向けて倒れるように変形しようとする。
このとき、基部の先端側からボディの側に向けて突出する先端部をボディに接当させて、基部のボディの側への倒れ込みを規制することができる。
したがって、本構成のコネクタであれば、凸片を例えば金属板で安価に形成してあっても、凸片とキャップとの接当が解除され難く、ケーブルの抜け出しを効果的に阻止することができる。
【0012】
本発明の第4特徴構成は、前記先端部のケーブル周方向に沿う幅が前記基部よりも幅広に形成され、前記先端部をケーブル径方向の内方側から係止可能な凸片係止部を前記キャップに形成してある点にある。
【0013】
本構成であれば、ケーブルがボディからの抜け出し方向に強く引っ張られ、その結果、基部がキャップとの接当でボディの側に向けて倒れるように変形しようとしたときに、先端部の凸片係止部によるケーブル径方向の内方側からの係止により、基部のボディの側への倒れ込みを規制することができる。
したがって、本構成のコネクタであれば、凸片とキャップとの接当が一層解除され難く、ケーブルの抜け出しを一層効果的に阻止することができる。
【0014】
本発明の第5特徴構成は、前記凸片を、前記キャップに形成してある凹部に入り込ませてある点にある。
【0015】
本構成であれば、凸片と凹部とのケーブル周方向での接当で、キャップとケーブルとの相対回転を防止することができる。
【0016】
本発明の第6特徴構成は、前記ボディが、当該ボディからケーブル挿入方向の上手側に向けて突出形成した突出片を備え、前記突出片を、前記凸片に対向するように前記凹部に入り込ませてある点にある。
【0017】
本構成であれば、ボディに形成した突出片をキャップに形成してある凹部に入り込ませてあるので、突出片と凹部とのケーブル周方向での接当で、キャップ及びケーブルとボディとの相対回転を防止することができる。
また、ケーブルをボディに挿入するときに、凸片と突出片とを位置合わせすることにより、凸片と突出片とが凹部に入り込むようにキャップを装着することができる。
【0018】
本発明の第7特徴構成は、前記キャップと前記ボディとをケーブル長手方向に互いに係止するキャップ係止部を設けてある点にある。
【0019】
本構成であれば、キャップをボディに対してねじ込むことなく、キャップをボディに対して係止固定することができるので、キャップをボディに固定した状態で、キャップにもボディにも応力が作用し難く、キャップやボディが一層破損し難い。
また、螺合構造を設けることなくキャップをボディに対して固定することができるので、コネクタの外径の小径化を一層図り易い。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】ソケット(コネクタ)の分解斜視図である。
【図2】ソケットの側面図である。
【図3】(a)はソケットの縦断面図、(b)は要部の拡大断面図である。
【図4】キャップの内部を示す正面図である。
【図5】ケーブルのソケットへの組み付け方法を示す斜視図である。
【図6】第2実施形態におけるソケット(コネクタ)を示す分解斜視図である。
【図7】第2実施形態における凸片の凹部への入り込み状態を示す正面図である。
【図8】第2実施形態におけるソケットを示し、(a)はソケットの縦断面図、(b)は要部の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図5は、太陽電池モジュール(図示せず)の外部接続用のケーブル1を接続する本発明によるコネクタAを示す。
本発明によるコネクタAとして、図示しないソケットに差し込まれるプラグを例示するが、プラグが差し込まれるソケットであってもよい。
【0022】
プラグ(コネクタ)Aは、図1〜図3に示すように、ケーブル1がコンタクト2と共に挿入される樹脂製のボディ3と、ボディ3とケーブル1とを囲む状態でボディ3に固定される樹脂製のキャップ4とを備えている。
ケーブル1には、キャップ4と係止してケーブル1のボディ3からの抜け出しを阻止する板金製の抜け止め具5と、ケーブル1とボディ3との隙間を密封するゴムなどの弾性材で形成されたパッキン6とを、ケーブル1の長手方向で互いに異なる位置に装着してある。
【0023】
ボディ3は、ケーブル1及びコンタクト2の基端側が差し込まれる大径部3aと、コンタクト2の先端側が差し込まれる小径部3bとを備えた円筒状に形成されている。
大径部3aのケーブル挿入方向の上手側端部には、ケーブル挿入方向の上手側に向けて突出形成した一対の突出片7が延設されている。
大径部3aのケーブル挿入方向の下手側端部には、このプラグAを差し込む図示しないソケットのボディに係止固定する爪を備えた一対の係止片8が延設されている。
【0024】
コンタクト2は、導電性を有する金属板で図示しないプラグ側のコンタクトを嵌合可能な筒状に板金成形されている。
キャップ4は、ボディ3の大径部3aに外嵌する大径部分4aと、ケーブル1に外嵌する小径部分4bとを備えた円筒状に形成されている。
【0025】
抜け止め具5とパッキン6は、図3に示すように、ケーブル1に対してケーブル長手方向で互いに異なる位置に各別に装着してある。
パッキン6は、ケーブル1の内側被覆層1bに外嵌される円筒部分6aと、内側被覆層1bの端面を覆う円環状の鍔部分6bとを備えた形状に形成して、内側被覆層1bの端部に外嵌してある。
【0026】
円筒部分6aの外周面には複数の環状の突条6cが形成されている。
ケーブル1に外嵌したパッキン6をボディ3の大径部3aに押し込むことにより突条6cを圧縮変形させて、ケーブル1とボディ3との隙間を水密に密封する。
【0027】
抜け止め具5は、ケーブル1の外周面(外側被覆層1c)にカシメ固定されるクランパ5aと、このクランパ5aの一部を折り曲げて略矩形板状に形成した一対の凸片5bとを備えている。
【0028】
一対の凸片5bは、クランパ5aをケーブル1にカシメ固定することにより、パッキン6よりもケーブル挿入方向の上手側において、板面をケーブル周方向に沿わせてケーブル外周面から立ち上がる姿勢で、かつ、ケーブル軸芯周りで180度の位相差でケーブル1に固定されている。
【0029】
キャップ4における大径部分4aの端部には、径方向外方側に向けて部分的に拡がる一対の膨出部11を形成してあり、膨出部11の夫々にケーブル周方向に長い一対の貫通孔11aを形成してある。
ボディ3における大径部3aの外周側には、膨出部11の内側空間に入り込ませる凸面部18とケーブル周方向に長い一対の係止爪12とを一対の突出片7と同じ位相で形成してある。
【0030】
そして、膨出部11の内側空間の夫々に凸面部18を入り込ませると共に貫通孔11aの夫々に係止爪12を入り込ませて、キャップ4とボディ3とをケーブル長手方向に互いに係止するキャップ係止部13を設けてある。
凸面部18の膨出部11の内側空間への入り込み、及び、係止爪12の貫通孔11aへの入り込みにより、キャップ4とボディ3との相対回転が確実に阻止される。
【0031】
キャップ4の大径部分4aと小径部分4bとの段部4cの内面側には、図4に示すように、凸片5bが入り込む一対の凹部9を膨出部11と同じ位相で形成してある。
そして、図3に示すように、凸片5bを凹部9に入り込ませ、かつ、その凸片5bに対向するように突出片7を凹部9に入り込ませて、ボディ3の突出片7とキャップ4とがケーブル長手方向で互いに対向する対向面間10に凸片5bを入り込ませることにより、抜け止め具5とキャップ4とをケーブル長手方向で互いに係止させて、ケーブル1を抜け止めしてある。
【0032】
突出片7を凸片5bに対向するように凹部9に入り込ませてあるので、板金製の凸片5bの凹部9からの抜け出しを突出片7で阻止して、キャップ4とケーブル1との相対回転を一層確実に防止することができる。
【0033】
ケーブル1のプラグAへの組み付け方法を説明する。
図1に示したように、キャップ4にケーブル1を予め挿通しておき、先端側の外側被覆層1cを除去してパッキン6を嵌合すると共に、クランパ5aをケーブル1の外側被覆層1cに対してカシメ固定し、コンタクト2を芯線1aに例えば半田付けやカシメにより固定する。
【0034】
次に、一対の凸片5b及び一対の突出片7の位相を互いに一致させた状態で、コンタクト2に形成してある爪2aが、ボディ3の大径部3aと小径部3bとの段部3cに装着してあるリング状のスペーサ15に接当するまで、図3及び図5に示すように、コンタクト2をボディ3に差し込む。
【0035】
コンタクト2には、ボディ3への差し込み方向上手側ほど横側方に突出する一対の抜け止め片2bが、ケーブル軸芯周りで180度の位相差で設けられている。
コンタクト2のボディ3からの抜け出しは、この抜け止め片2bとスペーサ15との係止によって阻止される。
【0036】
そして、膨出部11の押し込み方向先端部分が弾性変形により係止爪12を乗り越えて、貫通孔11aの夫々に係止爪12を入り込むように、キャップ4を押し込むことにより、図2,図3に示したように、凸片5bが、キャップ4の凹部9に入り込む状態で、突出片7とキャップ4との対向面間10に入り込んで、ケーブル1のプタグAへの組み付けが完了する。
このように、ボディ3とキャップ4とを、ネジ式ではなく、差し込み方式で組み付けるので、夫々の部材厚さを薄くして全体をコンパクトに構成することができる。
【0037】
〔第2実施形態〕
図6〜図8は、本発明の別実施形態を示す。
本実施形態では、一対の凸片5bが、クランパ5aをケーブル1にカシメ固定することにより、ケーブル外周面からケーブル周方向に沿ってケーブル径方向に立ち上がる板状の基部16と、基部16の先端側からボディ3の側に向けて突出する板状の先端部17とを備えている。
【0038】
先端部17のケーブル周方向に沿う幅を基部16よりも幅広に形成して、先端部17のケーブル周方向の両側に、基部16よりもケーブル周方向横側方に突出する突出部分17aを形成してある。
また、凹部9を先端部17が全幅に亘って入り込み可能な幅で形成し、その内側には、先端部17のうちの突出部分17aをケーブル径方向の内方側から係止可能な凸片係止部20を形成してある。
【0039】
凸片係止部20は、図7に示すように、凹部9のケーブル1の側に臨む開口部分の両側縁に沿ってケーブル周方向で互いに対向する一対のリブ19を設けて、凹部9の横断面形状をT字状に形成することにより構成してある。
一対のリブ19は基部16が入り込み可能な間隔を隔ててケーブル周方向に沿わせて形成してあり、左右の突出部分17aの夫々をリブ19と凹部9のケーブル長手方向に沿う内面9aとの間に入り込ませて、ケーブル径方向の内方側から係止可能に設けてある。
【0040】
そして、図6に示すように先端部17が突出片7の側に向くように凸片5bを凹部9に入り込ませると共に、図7に示すように突出部分17aをリブ19と内面9aとの間に入り込ませ、かつ、その先端部17に対向するように突出片7を凹部9に入り込ませて、図8に示すように、突出片7とキャップ4とのケーブル長手方向での対向面間10に凸片5bを入り込ませることにより、抜け止め具5とキャップ4とをケーブル長手方向で互いに係止させて、ケーブル1を抜け止めしてある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0041】
〔その他の実施形態〕
1.本発明によるコネクタは、例えば太陽電池モジュール用の端子ボックスにケーブルを接続するものであってもよい。
2.本発明によるコネクタは、キャップがボディにねじ込み固定されていてもよい。
【符号の説明】
【0042】
1 ケーブル
3 ボディ
4 キャップ
5 抜け止め具
5b 凸片
6 パッキン
7 突出片
9 凹部
10 対向面間
13 キャップ係止部
16 基部
17 先端部
20 凸片係止部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブルが挿入されるボディと、
前記ボディと前記ケーブルとを囲む状態で前記ボディに固定されるキャップとを備え、
前記キャップと係止して前記ケーブルの前記ボディからの抜け出しを阻止する抜け止め具と、前記ケーブルと前記ボディとの隙間を密封するパッキンとを、前記ケーブルの長手方向で互いに異なる位置に装着してあるコネクタ。
【請求項2】
前記抜け止め具が、前記パッキンよりもケーブル挿入方向の上手側において、ケーブル外周面から立ち上がる姿勢で前記ケーブルに固定された凸片を備え、
前記凸片を、前記ボディと前記キャップとがケーブル長手方向で互いに対向する対向面間に入り込ませてある請求項1記載のコネクタ。
【請求項3】
前記凸片が、ケーブル外周面からケーブル周方向に沿ってケーブル径方向に立ち上がる基部と、前記基部の先端側から前記ボディの側に向けて突出する先端部とを備えている請求項2記載のコネクタ。
【請求項4】
前記先端部のケーブル周方向に沿う幅が前記基部よりも幅広に形成され、
前記先端部をケーブル径方向の内方側から係止可能な凸片係止部を前記キャップに形成してある請求項3項記載のコネクタ。
【請求項5】
前記凸片を、前記キャップに形成してある凹部に入り込ませてある請求項2〜4のいずれか1項記載のコネクタ。
【請求項6】
前記ボディが、当該ボディからケーブル挿入方向の上手側に向けて突出形成した突出片を備え、
前記突出片を、前記凸片に対向するように前記凹部に入り込ませてある請求項5記載のコネクタ。
【請求項7】
前記キャップと前記ボディとをケーブル長手方向に互いに係止するキャップ係止部を設けてある請求項1〜6のいずれか1項記載のコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−80671(P2013−80671A)
【公開日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−221190(P2011−221190)
【出願日】平成23年10月5日(2011.10.5)
【出願人】(000194918)ホシデン株式会社 (527)
【Fターム(参考)】