説明

コンバイン

【課題】刈取装置における穀稈引起装置および分草具の上下方向の回動支持構造を簡素化し、しかも強固なものとする。
【解決手段】車体フレーム(2)の前部に設けた刈取支持台(7)に刈取装置(6)の刈取支持フレーム(13)の後部を上下回動自由に枢着し、該刈取支持フレーム(13)の前端部に刈取前フレーム(45)の中央部を支持させる。刈取前フレーム(45)と、該刈取前フレーム(45)に平行な姿勢で刈取装置(6)の上部に設けた穀稈引起装置(9)駆動用の伝動ケース(41)と、該伝動ケース(41)の左右両端部と刈取前フレーム(45)の左右両端部とを夫々連結する左右の引起支持フレーム(43,43)とを、進行方向視で四角形状に枠組みする。穀稈引起装置(9)と該穀稈引起装置(9)の前側に一体的に設けた分草具(8)とを、伝動ケース(41)を中心として上下方向に回動可能に伝動ケース(41)側に支持させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場において穀類の収穫作業を行う農業用のコンバインに関する。
【背景技術】
【0002】
コンバインは、機体フレームの下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クローラを有する走行部を配設し、機体フレームの前端側に刈取装置と供給搬送装置が設けられている。前記刈取装置は植立穀稈を分草する分草具と、植立穀稈を引き起こす引起装置と、植立穀稈を刈り取る刈刃と、該刈刃により刈取られた穀稈を挟持して後方に搬送する株元搬送装置から構成されている。この株元搬送装置の後方には、該株元搬送装置から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送する供給搬送装置が設けられ、該供給搬送装置からフィードチェーンに穀稈を引き継がせ、脱穀装置に供給し、脱穀、選別を行っている。また脱穀装置で脱穀された穀粒は一時的にグレンタンクに溜められ、またグレンタンクの後部には縦オーガと横オーガとからなる排出オーガを設け、該排出オーガによりグレンタンク内に一時貯留されている穀粒をコンバインの外部に排出する。
【0003】
畦ぎわの植立穀稈を刈り取るために刈取装置を引起装置の頂部側にある回動軸を中心に引起装置を前方に大きく上方に回動させて、刈刃で刈り取ることができる構成のコンバインが知られている。
【特許文献1】特開2001−161145号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献記載のコンバインは刈取装置の引起装置部分を上方に回動させる構成であるが、その上方回動のための回動フレームの強度についての配慮が十分なされているとは言い難い。
【0005】
そこで本発明の課題は、刈取装置の引起装置部分を上方に回動させるフレームなどの構成部材の強度を高めたコンバインを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は次の解決手段で解決される。
即ち、車体フレーム(2)の下部に走行部(3)を設け、車体フレーム(2)の上部に脱穀装置(15)を設け、車体フレーム(2)の前部に刈取装置(6)を設け、該刈取装置(6)に、前端下部に配置した分草具(8)と、該分草具(8)の後側に配置した穀稈引起装置(9)と、該穀稈引起装置(9)の後方に配置した刈刃(11)とを備え、前記車体フレーム(2)の前部に刈取支持台(7)を設け、該刈取支持台(7)に刈取装置(6)の刈取支持フレーム(13)の後部を上下回動自由に枢着し、該刈取支持フレーム(13)の前端部に刈取前フレーム(45)の中央部を支持させ、該刈取前フレーム(45)と、該刈取前フレーム(45)に平行な姿勢で刈取装置(6)の上部に設けた穀稈引起装置(9)駆動用の伝動ケース(41)と、該伝動ケース(41)の左右両端部と刈取前フレーム(45)の左右両端部とを夫々連結する左右の引起支持フレーム(43,43)とを、進行方向視で四角形状に枠組みし、前記穀稈引起装置(9)と該穀稈引起装置(9)の前側に一体的に設けた分草具(8)とを、伝動ケース(41)を中心として上下方向に回動可能に伝動ケース(41)側に支持させたことを特徴とするコンバインである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、刈取前フレーム45と左右の引起支持フレーム43,43と伝動ケース41とで強固な四角形状フレームを構成し、その内部に穀稈引起装置9を配置したので、構成がコンパクトになり、穀稈引起装置9および分草具8の上下方向の回動支持が簡単となり、しかも強固なものとすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1に本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバイン1の側面図を示し、図2はその正面図であり、図3はその内部の刈取装置の一部を示す側面略図(図3(a))と正面略図(図3(b))を示し、図4は刈取装置の引起装置の正面図を示し、図5は引起装置部分の斜視図を示す。
【0009】
図1に示すコンバイン1の車体フレーム2の下部には、ゴムなどの可撓性材料材を素材として無端帯状に成型したクローラ4を駆動して走行する走行部3を備え、車体フレーム2の前部には刈取装置6を搭載し、車体フレーム2の上部には脱穀装置15を搭載する。該脱穀装置15はフィードチェーン14を有し、図示していないが、上側に扱胴を軸架した扱室を配置し、下側に選別室を設け、供給された刈取穀稈を脱穀選別する。
【0010】
また、車体フレーム2の上部側部で刈取装置6と脱穀装置15との間に運転席20を設けている。
刈取装置6は、図3(a)に示すように車体フレーム2の前部に設けた刈取支持台7に前方下方へ延長した刈取支持フレーム13の後部を上下に回動自由に枢着して、この刈取支持フレーム13に刈刃11や各穀稈搬送、調節装置を装着している。
【0011】
刈取装置6には、その前端下部に設けた分草具8と複数の穀稈引起ラグ32を有する傾斜状の一対の穀稈引起装置9を前後に設け、その後方底部には刈刃11を配置し、さらに刈刃11とフィードチェーン14の始端部との間に、掻込搬送装置21(掻込輪体21a、掻込無端帯21b)と、供給搬送装置22(株元搬送チェーン22a、穂先搬送ラグ22b)などを配置している。
【0012】
脱穀装置15は回転する扱胴(図示せず)を持ち、扱胴の扱歯によりフィードチェーン14で供給搬送されてきた穀稈から穀粒を脱穀し、排藁、塵埃などを分離し、扱胴の下部に設けた揺動棚、唐箕送風機、シーブなどの作用により穀粒の選別を行い、選別された穀粒をグレンタンク10に一時貯留する。コンバイン1の走行、刈取、脱穀、穀粒排出運転などは、コンバイン1の車体フレーム2上の運転席20に搭乗するオペレータが運転席20の操作装置を操作して行う。
【0013】
また脱穀装置15で脱穀された穀粒は一時的にグレンタンク10に溜められ、またグレンタンク10の後部には縦オーガと横オーガとからなる排出オーガ19を設け、該排出オーガ19によりグレンタンク10内に一時貯留してある穀粒をコンバイン1の外部に排出する。
【0014】
本実施例のコンバインでは穀稈引起装置9の構成部材のメンテナンスを安心して、安全に行えるように、分草具8、引起装置9などをユニット化(引起ユニット9Aと言うことにする)し、その頂部にある伝動ケース41を中心に引起ユニット9Aを前方に大きく上動できる構成を採用したことに特徴がある。
【0015】
引起ユニット9Aの伝動ケース41の両端と刈取前フレーム45の両端をそれぞれ連結する引起支持フレーム43,43が設けられており、刈取前フレーム45の中央部は刈取装置6の全体を上動可能な刈取支持フレーム13で支持されており、刈取前フレーム45と左右の引起支持フレーム43,43と引起伝動ケース41とで四角形を構成し、その内側に伝動ケース41を回動中心として回動する引起ユニット9Aを配置した。
【0016】
上記四角形のフレーム状の剛体構成の内側に引起ユニット9Aを配置するので、構成がコンパクトとなり、簡単な構成で強い強度を確保した状態で引起ユニット9Aの上下回動ができる。
【0017】
また、運転席20の前方に手動の引起ユニット9Aの上下減速用ハンドル37が設けられている。このハンドル37は伝動ケース41にトルクスプリング38を構成し、運転席20から引起ユニット9Aを手動操作で上下動できるようにウオームギア40aとウオームホイルギア40bを内蔵した減速ギヤーケース42を設けている。伝動ケース41に設けたトルクスプリング38は引起ユニット9Aの上下動のアシストトルクを発生させることができ、引起ユニット9Aの上げ駆動力を小さくでき、構成のコンパクト化が出来る。
【0018】
このように油圧駆動系又は伝動アクチュエータを用いず、安価な方法で運転席20から軽い手動力で容易に引起ユニット9Aを伝動ケース41を中心として上方に回動できる。
【0019】
また、引起ユニット9Aを上下動させるために、図4に示すように駆動モータ46と該モータ46に軸支されたギア48aと該ギア48aに噛合する伝動ケース41と一体のギア48bを設けても良い。このときギア48aとギア48bを介して引起ユニット9Aをモータ46で上下動させることができる。また、運転席に設けた手動上げスイッチ52aと下げスイッチ52bを乗車・下車時に邪魔にならない運転席に設けたハンドル53に取り付けておくと、操作性が良い。
【0020】
また、引起ユニット9Aの上下方向への回動操作用の前記上げスイッチ52aと下げスイッチ52bをHSTレバー55又はパワステレバー56の握り部に設けておくと、たいていの場合に操縦者が握っているHSTレバー55又はパワステレバー56で前記スイッチ52a,52bを操作できるので操作性が良い。
【0021】
図6には穀稈引起装置9の要部の正面図を示すが、無端チェーン35には複数のラグ32が等間隔に連結されている。該無端チェーン35で搬送されるラグ32は後述する機構により一対のラグガイド30,30の両側板30a,30bの内側(対向する側)を搬送されているときには互いに向かい合う側にラグガイド30,30から起立し、一対のラグガイド30,30の両側板30a、31bの外側を搬送されているときには引起しケース44内に折り畳まれるようになる。
【0022】
全ての穀稈引起用の引起しケース44は引起しユニット9Aの上下動ケース47を介して各ケース44を共通して支持する伝動ケース41に支持されている。
また、刈取前フレーム45には刈取支持フレーム13の内部の図示しない伝動機構から刈刃駆動用の動力が伝達される。
【0023】
さらに、伝動ケース41の一端部にプーリ49aが固定されている。該プーリ49aの下部には刈取前フレーム45と引起支持フレーム43の内部にある図示しない伝動機構により刈取支持フレーム13の内部の前記伝動機構から動力が伝達されるプーリ49bが設けられており、該プーリ49bとプーリ49aの間にベルト49cが掛けられているので、伝動ケース41内部に動力が伝達される。該伝動ケース41からの駆動力が上下動ケース47内の伝動機構にも伝達され、上下動ケース47の先端の歯車47aを経由して引起装置9の穀稈引起用のラグ32を駆動させることができる。
【0024】
図3のコンバインの側面図(図3(a))に示すように伝動ケース41を回動支点にして引起ユニット9Aを上昇させたときに、上下動ケース47をはじめとして引起ユニット9Aの全体が刈刃11よりも後方位置にまで回動可能とする。
【0025】
もし、引起ユニット9Aを伝動ケース41を回動支点にして上昇させたときに分草具8を含む引起ユニット9Aの全体が刈刃11の設置位置の鉛直方向よりも前方に出ていると、枕地で植立穀稈を刈り取るときに引起ユニット9Aが堀や畦などに当たり、邪魔になる場合がある。
【0026】
しかし、図3(a)に示すように引起ユニット9Aを伝動ケース41を回動支点にして上昇させたときに、刈刃11で枕地での植立穀稈の刈り取りを行っても、引起ユニット9Aが堀や畦などに当たることがなく、枕地の穀稈の刈り取りが容易に行える。
【0027】
また、引起ユニット9Aの全体を刈刃11よりも後方位置にまで回動させたとき、脱穀装置15の扱胴カバー16の上に引起ユニット9Aの受け部16aを設けているので、振動等があっても引起ユニット9Aの支持が確実に行え、引起ユニット9Aが破損するおそれがない。
【0028】
また、図3(a)に示すように引起ユニット9Aを伝動ケース41を支点にして上動させる場合に、引起ユニット9Aの回動中心(伝動ケース41)の位置を、刈刃11の真上に設ける。
【0029】
例えば、引起ユニット9Aの回動中心の位置が刈刃11の真上より前方に出ていると、枕地の植立穀稈を刈り取るときに引起ユニット9Aの回動中心の伝動ケース41が堀などにあたり邪魔になる場合があるが、上記図3(a)に示す構成では、そのようなことはなく、堀や畦と引起ユニット9Aの干渉がない。
【0030】
また、引起ユニット9Aの上下方向の回動支点部の左右のメタル33,33(図4)を外して、刈取駆動用のベルト49cを外すと、伝動ケース41、上下動ケース47等からなる引起ユニット9Aを取り外すことができるので、引起ユニット9Aのメンテナンス性が良い。
【0031】
上記引起ユニット9Aの重量が大きくなると、左右いずれか1つの引起ユニット9Aの上下動駆動用のモータ46だけで駆動すると、モータ46の設置部の反対側の伝動ケース41が歪んで破損するおそれがある。そこで図7の引起ユニット9Aの斜視図に示すように引起ユニット9Aの上下動駆動用のモータ46を左右一対設けた構成としても良い。
【0032】
さらに、引起支持フレーム43にセンサ57(図5)を設けておき、引起ユニット9Aが初期位置(収納位置)以外にあるときは、刈取装置6が作動する刈取クラッチ(図示せず)が入らないような構成にすると、引起ユニット9Aが上方に回動した状態にあるときに引起ラグ32が作動することが無く、安全である。
【0033】
図8(a)には本実施例の刈刃設置部の要部正面図を示し 図8(b)には従来技術の刈刃11の設置部の要部正面図を示すが、引起ユニット9Aを上方に移動させて分草具8が圃場面上に無い状態で植立穀稈の刈り取りを行う場合に、掻込搬送装置21の一対の掻込無端帯21bを図8(b)に示す従来技術のように前方にあまり開かないで配置すると、刈刃11の設置部の端部側の植立穀稈を掻込無端帯21bのラグ21b1で掻き込むことができなくなる。そこで図8(a)に示すように本実施例では一対の掻込無端帯21bを互いに外側に開いた状態で配置すると刈刃設置部の端部側の植立穀稈を掻込無端帯21bのラグ21b1で掻き込むことができ、植立穀稈の掻込が容易に行える。
【0034】
図9(a)にコンバインのナローガイド取付構成の平面図、図9(b)に図9(a)のA−A線断面矢視図を示すように、コンバインの本体(脱穀装置)の側面には圃場の未刈り状態の植立穀稈がコンバイン側に倒れ込まないようにするためのナローガイド50が設けられているが、このナローガイド50とは別体に引起ユニット9Aの側面にも同じ機能を有するナローガイド51を備えている。
【0035】
この二つのナローガイド50、51があるので、引起ユニット9Aが上方に回動すると、本体側のナローガイド50が自動的に収納される構成とすることが望ましい。
このためにナローガイド50と本体のモータ65との間にナローガイド作動用ロッドラック62を設け、該ラック62に噛合するスパーギア63を前記モータ65の回転軸に固定する。また、図10の引起ユニット9Aの穀稈引起装置9にはリミットスイッチ61を設けておき、引起ユニット9Aが初期位置(収納位置)にあると、スイッチ61が引起支持フレーム43に当接し、引起ユニット9Aが上動してスイッチ61が引起支持フレーム43から離れると前記モータ65が作動する。
【0036】
従って、通常作業のときはナローガイド50、51を広げて作業でき、また引起ユニット9Aが上方に回動時にはナローガイド50を収納した状態で作業できるため、スムーズに作業が行える。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明は、圃場において穀類の収穫作業を行う農業用のコンバインなどの作業車両に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの側面図である。
【図2】図1のコンバインの正面図である。
【図3】図1のコンバインの刈取装置の一部を示す側面略図(図3(a))と正面略図(図3(b))である。
【図4】図1のコンバインの引起ユニットの支持部材の構成部の正面図である。
【図5】図1のコンバインの引起ユニットの斜視図である。
【図6】図1のコンバインの引起ユニットの要部正面図である。
【図7】図1のコンバインの変形例の引起ユニットの斜視図である。
【図8】図1のコンバインの刈刃設置部の要部正面図(図8(a))と従来技術の刈刃の設置部の要部正面図(図8(b))である。
【図9】図1のコンバインのナローガイド取付構成の平面図(図9(a))と図9(a)のA−A線断面矢視図(図(b))である。
【図10】図1のコンバインの刈取装置部分の要部側面図である。
【符号の説明】
【0039】
2 車体フレーム
3 走行部
6 刈取装置
7 刈取支持台
8 分草具
9 穀稈引起装置
11 刈刃
13 刈取支持フレーム
15 脱穀装置
41 伝動ケース
43 引起支持フレーム
45 刈取前フレーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体フレーム(2)の下部に走行部(3)を設け、車体フレーム(2)の上部に脱穀装置(15)を設け、車体フレーム(2)の前部に刈取装置(6)を設け、
該刈取装置(6)に、前端下部に配置した分草具(8)と、該分草具(8)の後側に配置した穀稈引起装置(9)と、該穀稈引起装置(9)の後方に配置した刈刃(11)とを備え、
前記車体フレーム(2)の前部に刈取支持台(7)を設け、
該刈取支持台(7)に刈取装置(6)の刈取支持フレーム(13)の後部を上下回動自由に枢着し、
該刈取支持フレーム(13)の前端部に刈取前フレーム(45)の中央部を支持させ、
該刈取前フレーム(45)と、該刈取前フレーム(45)に平行な姿勢で刈取装置(6)の上部に設けた穀稈引起装置(9)駆動用の伝動ケース(41)と、該伝動ケース(41)の左右両端部と刈取前フレーム(45)の左右両端部とを夫々連結する左右の引起支持フレーム(43,43)とを、進行方向視で四角形状に枠組みし、
前記穀稈引起装置(9)と該穀稈引起装置(9)の前側に一体的に設けた分草具(8)とを、伝動ケース(41)を中心として上下方向に回動可能に伝動ケース(41)側に支持させたことを特徴とするコンバイン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−79615(P2008−79615A)
【公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−285057(P2007−285057)
【出願日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【分割の表示】特願2004−157119(P2004−157119)の分割
【原出願日】平成16年5月27日(2004.5.27)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】