説明

シフトレバー装置

【課題】車両の衝突時等にノブが確実に衝撃を吸収するためのストローク量を移動することができるシフトレバー装置を提供する。
【解決手段】シフトレバー装置21は、車両のインストルメントパネルに設けられ、ノブ1と、ノブ1を先端に固定したレバー2と、駆動系に接続するサポート5と、本体部3とを備え、本体部は、上方部にレバーの挿入口14と、下方部にレバー2とサポート5とを一体的に結合して揺動自在に支持し、かつ所定荷重を加えると破断後分離するでレバー2とサポート5とを一体として移動自由にする支持部4と、レバーが貫通する貫通孔15とを備え、さらに、下方部には、ノブ1の支持部方向への移動に対してサポート5の移動を許可する領域Aを確保する側壁と側壁の外周の一部又は全部にサポート5を囲うリブ7とを備える。このようにすると、リブ7で周辺部品の押し込みが防止されるため、ノブ1が確実にストローク量移動することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両事故等による衝撃から運転手を保護するために、衝撃を吸収するためのストローク量を確保したシフトレバー装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のシフトレバー装置41は、例えば、図4(a)、(b)に示すように、先端にシフトノブ31を有するシフトレバー32とミッションケーブル38に接続されたサポート部材35とを連結して支持部34で支持する構造を有し、その支持部34に所定以上の衝撃荷重が加わると支持部34が破壊されてシフトノブ31は矢印D1の方向に、サポート部材35は矢印D2の方向にそれぞれ移動するといった衝撃を吸収する機構を有する。以下、支持部34及びサポート部材35の移動する距離をそれぞれのストローク量という。従来のシフトレバー装置41は、このように衝撃を吸収して運転手に対する被害を軽減する。
【0003】
また、その他の技術として、特許文献1は、シフトレバー装置に、軸支部材の破断後その軸支部材で圧接することにより曲げ変形する金属プレートを設けることにより、衝撃エネルギーを吸収する機構を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−226768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のシフトレバー装置41は、図4(b)に示すように、サポート部材35の移動先に周囲から移動してくる部材を防ぐものはなく、サポート部材35以外の部品が衝撃で押し込まれる場合を考慮する必要があった。特に、車両の衝突時等に車両前方からの部品がサポート部材35の移動先に衝撃で押し込まれる可能性が非常に高く、サポート部材35の移動よりも先にそれらの部品が押し込まれると、サポート部材35のストローク量が制限されることに伴ってシフトノブ31も十分なストローク量を確保できず、十分に衝撃を吸収することができない。
【0006】
特に、インストルメントパネルに設けられたシフトレバー装置の場合、車両の衝突時等にシフトノブ31を矢印D1の方向に移動させることは、各国において安全基準等で規定されている場合もある。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、車両の衝突時等にシフトノブが確実に衝撃を吸収するためのストローク量を確保することができるシフトレバー装置を提供することを主たる技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るシフトレバー装置21は、車両のインストルメントパネルに設けられ、シフトノブ1と、シフトノブを先端に固定したシフトレバー2と、車両の駆動系に接続されたサポート部材5と、これらの筐体となる本体部3とを備える。本発明に係るシフトレバー装置21の本体部は、上方部にシフトレバーを挿入する挿入口14と、下方部にシフトレバーとサポート部材とを一体的に結合して揺動自在に支持するとともに、所定の荷重を加えられた際に破断して分離することによりシフトレバーとサポート部材とを一体として移動自由にする支持部4と、上方部と下方部との間にシフトレバーを貫通させる貫通孔15とを備える。本発明に係るシフトレバー装置21の本体部は、さらに、下方部には、シフトノブの支持部方向への移動に対してサポート部材の移動を許可する領域Aを確保するための側壁と側壁の外周の一部又は全部にサポート部材を囲うためのリブ7とを備えることを特徴とする。
【0009】
このような構成にすると、車両への衝撃で頭部等がシフトノブ11に激突し支持部4が破断した際に、リブ7でシフトレバー装置21の周辺部品の押し込みが防止されるため、サポート部材5の移動を許可する領域Aを保護することができる。そのため、シフトレバー装置21は、シフトノブとシフトレバーとサポート部材とを一体として衝撃を吸収するために必要なストローク量を移動させることで確実にシフトノブへの衝撃を吸収することができる。
【0010】
リブ7は、特に、車両の前方から押し込まれる部品を防ぐ大きさ及び形状であることが好ましい。シフトレバー装置21は、車両の前方、つまり進行方向から衝突等の衝撃を受けることが多いため、それに伴って車両の前方から押し込まれる部品も多くなる。よって、このような構成にすると、車両の衝撃で押し込まれる周辺部品をリブ7で効率良く防ぐことができる。また、リブ7は、車両が衝撃を受けた際に周辺部品から受ける荷重に耐える強度を有することが好ましい。なお、リブ7の他に補強部材を用いてもよい。また、サポート部材の移動を許可する領域A内に、さらに、サポート部材の移動する領域だけを囲う部材を設けてもよい。
【0011】
さらに、本発明に係るシフトレバー装置21のサポート部材5とリブ7との間に、シフトレバー2を移動自由にした際にシフトノブ1の支持部方向への移動に対してサポート部材5を移動させるための空間Sが確保されているいることが好ましい。この空間Sは、シフトノブ1とサポート部材5とを一体として移動させるためシフトノブ1の移動に必要なストローク量を予め設定することにより特定することができる。空間Sは、例えば、シフトノブ1の移動に必要なストローク量を25[mm]程度に設定してサポート部材の形状と大きさから特定することができる。また、シフトノブ1とサポート部材5とのストローク量が相互に異なる場合は、空間Sは、シフトノブ1のストローク量とサポート部材5のストローク量との関係からサポート部材5のストローク量を設定して特定することができる。
【0012】
車両が衝撃を受けた際に、この空間Sがリブ7で最低限確保されていると、シフトノブ1を支持部4の方向に衝撃を吸収するためのストローク量移動させることができるため、確実にシフトノブ1への衝撃を吸収することができる。
【0013】
さらに、本発明に係るシフトレバー装置21のサポート部材5とリブ7との間は、サポート部材5とリブ7との間は、シフトノブ1の支持部方向に少なくともシフトノブ1のストローク量以上の距離があることが好ましい。このような構成にすると、サポート部材5をリブ7に接触するまで移動させるだけでシフトノブ1を衝撃を吸収するためのストローク量移動させることができる。
【0014】
本発明に係るシフトレバー装置21のサポート部材5は、ミッションケーブル8を介して駆動系に接続されていてもよい。さらに、リブ7は、ミッションケーブル8の一部を支持する開口部10を備えてもよい。このように構成すると、ミッションケーブル8の支持部材が不要となるだけでなく、ミッションケーブル8のバラツキを抑えて安定してシフトレバー装置21とミッションケーブル8とを接続することができる。これ以外にもリブ7の大きさや形状により、シフトレバー装置21の各部やその周辺部品の配置に幅ができる。
【0015】
本発明に係るシフトレバー装置21の本体部3は、リブ7を含む全体が一体成形されていることが好ましい。このような構成にすると、リブ7の強度を全体的に向上させることができる。また、製造コストも低く抑えることができる。
【0016】
本発明に係るシフトレバー装置21の本体部3は、樹脂又はアルミを含む金属で構成されていてもよい。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係るシフトレバー装置は、本体部の下方部に側壁とリブで、予め衝撃を吸収するための空間を確保し、車両が衝撃を受けた際にリブでその空間への周辺部品の押し込みを防ぐため、シフトノブは衝撃を吸収するためのストローク量を移動することができる。その結果、確実にシフトノブへの衝撃を吸収して運転手を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】シフトレバー装置の構成例を示す概略図。シフトレバー装置の内部構造を側方から見た図。
【図2】シフトレバー装置の構成例を示す概略図。シフトレバー装置の内部構造を図1の矢印Fから見た図。
【図3】シフトレバー装置の衝撃吸収を説明する図。
【図4】従来のシフトレバー装置を示す概略図。(a)は従来のシフトレバー装置の内部構造を正面から見た図であり、(b)は従来のシフトレバー装置の内部構造を側方から見た図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の実施形態では、構成の一例として、車両のインストルメントパネルに設けられるシフトレバー装置について以下に説明している。車両のインストルメントパネルとは、運転席の前席正面にある内装部品全体を指したダッシュボードのことをいい、一般的にスピードメーター等の計器類が配置されている。
【0020】
(実施形態)
図1は、シフトレバー装置の構成例を示す概略図であり、シフトレバー装置の内部構造を側方から見た図である。なお、図1では、側方から見えない挿入口及び貫通孔を破線で示している。また、以下では、説明のために図面に向かって上側を上、下側を下、左側を前、右側を後、手前側を手前、手前の後ろ側を背面という。
【0021】
シフトレバー装置21は、図1に示すように、シフトノブ1と、シフトレバー2と、筐体となる本体部3と、車両のトランスミッション等を含む駆動系と接続されたサポート部材5とを有する。シフトノブ1は、シフトレバー2の先端に固定して設けられている。そのため、シフトノブ1は、シフトレバー2と一体的に移動させることができる。シフトレバー2は、手前と背面の両側に突起部12を有し、サポート部材5と一体的に結合しているため、シフトノブ1、シフトレバー2及びサポート部材5のいずれも一体的に移動させることができる。なお、突起部12がシフトノブ1及びシフトレバー2の移動を制限する場合は、突起部12を所定の荷重で破断する材料や大きさで構成したり、突起部12の移動経路を予め確保したりする必要がある。
【0022】
本体部3は、上方部に挿入口14と、下方部に支持部4と、上方部と下方部との間に貫通孔15と、手前と背面の両側に固定部11とを有する。そして、本体部3は、さらに、下方部に側壁16と、その側壁の外周にリブ7とを有する。挿入口14は、貫通孔15の上方から見た開口部であり、そこから、図1に示すようにシフトレバー2を挿入している。貫通孔15は、手前と背面の両側に同形の開口した領域13を有し、シフトレバー2を貫通させるものである。なお、貫通孔15は、シフトノブ1を貫通させない。
【0023】
シフトレバー装置21でシフトチェンジ等のシフト操作を行うと、突起部12が領域13内を移動することになる。なお、図1に示す突起部12はDレンジの位置を示し、図1に向かって領域13の左端上部はPレンジの位置である。
【0024】
支持部4は、シフトレバー2とサポート部材5とを一体的に結合したもの(以下、「伝達部材」という。)を摺動自在にして支持する。そして、支持部4は、所定の荷重を加えると破断して、伝達部材と本体部3とに分離して伝達部材を移動できる状態にする。支持部4の破断させる部分は、所定の荷重に応じて材料やその荷重方向に対する厚さ等を適宜変更して構成することができる。
【0025】
側壁16は、サポート部材5の移動を許可する領域Aに設けられる。ここで、この領域Aには、サポート部材5が支持部4で摺動する領域はもちろんのこと、支持部4が破断して本体部と分離後に移動する領域も含まれる。このとき、この領域Aは、シフトノブ1を支持部4の方向に規定量移動させるための領域を含む必要がある。この規定量は、シフトノブ1への衝撃を吸収するためのストローク量である。そのため、側壁16は、予めサポート部材5の移動する領域を決めて設けられる。図1では、側壁16は、サポート部材5の支持部4で摺動する面に沿って設けられているが、必ずしも平坦だけでなく、適宜形状を変更してもよい。また、側壁16の厚さや面積も適宜変更してもよい。
【0026】
リブ7は、側壁16の外周に、シフトレバー装置21の外部からの周辺部品の押し込みを防ぐために前方、下方及び後方を囲うように設けられている。なお、図1では、リブ7は手前にない。このとき、領域Aでは、本体部3とリブ7とでシフトレバー装置21の外部からの部品の押し込みが防止される。サポート部材5とリブ7の前方部との間には、予め空間Sが確保されている。この空間Sは、例えば、前方からの矢印Fの衝撃で図示無しの運転手の頭部等がシフトノブ1に衝突して支持部4が破断した場合、シフトノブ1が支持部4の方向に上記規定量移動するためにサポート部材5の移動先として必要となる空間である。
【0027】
この空間Sが予めリブ7で確実に確保されていると、サポート部材5は空間Sに移動させることができるため、シフトレバー装置21は十分にシフトノブ1への衝撃を吸収することができる。リブ7は、この空間Sを確実に確保するために、所定の衝撃や熱に対する強度を有することが好ましい。そのために、リブ7は、それらの強度を有する材料を用いてもよい。また、さらに、リブ7に補強部材等を追加してもよい。
【0028】
リブ7は、図1では、前方部をミッションケーブル8に沿って傾斜させているが、任意の形状に変更してもよい。また、リブ7は、周辺部品の押し込まれる方向を考慮して、例えば、前方部のみに設けることや図1の手前方向も含め全方位を囲うように設けてもよい。
【0029】
サポート部材5は、ミッションケーブル8の先端部8aと結合ピン6で摺動自在にして接続され、ばね9で下方向から支持されている。ばね9は先端に上向きの凸部を有し、その凸部がサポート部材5の下端に設けられた各シフトレンジに対応する凹部に係合することにより、サポート部材5が各シフトレンジで支持される。固定部11が車両内部の所定の位置にねじ等の留め具で固定されることにより、シフトレバー装置21は配置される。
【0030】
リブ7の下方には、ミッションケーブル8の段部8bを、図1の手前から挿入して支持する開口部10が設けられている。このようにすると、ミッションケーブル8の取り付け及び取り外しが簡単になるとともに、サポート部材5の移動に伴うミッションケーブル8のバラツキを抑えることができるためシフトレバー装置21はミッションケーブル8に安定して接続される。このように、シフトレバー装置21の各部や周辺部品は、領域A内であって空間S以外の部分に自由に配置することもできる。
【0031】
リブ7は、本体部3と別途成形等により準備し、後工程で本体部3に接合して設けてもよいが、本体部3と一体成形してもよい。本体部3とリブ7とを一体成形すると、接合部の強度を高くするだけでなく、作業時間やコストの面で非常に有利となる。
【0032】
図2は、シフトレバー装置の構成例を示す概略図であり、シフトレバー装置の内部構造を車両の前方として図1の矢印Fから見た図である。なお、図2でも図1同様に、前方から見えない挿入口及び貫通孔を破線で示している。図2に示すように、シフトレバー装置21のサポート部材5及び図1の空間Sは、リブ7でほぼ覆われていることがわかる。
【0033】
図3は、シフトレバー装置の衝撃吸収を説明する図である。シフトレバー装置21に車両の前方、すなわち図3の矢印Fの方向から所定の衝撃を与えて支持部4に何らかの衝撃荷重が加わると、支持部4が破断してシフトレバー2及びサポート部材5が本体部3から分離し、シフトノブ1は矢印Daの方向に、サポート部材5は矢印Dbの方向にそれぞれ移動する。具体的には、シフトノブ1は矢印Daの方向に距離La移動し、結合ピン6aから6bに着目するとサポート部材5は図3に示すように矢印Dbの方向に距離Lb移動している。
【0034】
シフトレバー装置21は、このシフトノブ1の移動によりシフトノブ1への衝撃を吸収することができるが、シフトノブ1の距離Laがある程度確保されていないと十分に衝撃を吸収することができない。特に、シフトノブ1は運転手の頭部に直接衝撃を与える危険性が高いため、シフトノブ1の距離Laは様々な安全基準で規定されている。そのため、シフトノブ1の距離Laとサポート部材5の距離Lbとの対応関係から空間Sを予めリブ7で確保し、車両に所定の衝撃が与えられた際においてもリブ7でその空間Sへの周辺部品の押し込みを防止しておくと、シフトノブ1は距離Laを移動して十分に衝撃を吸収することができる。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明によれば、予め側壁とリブとで衝撃を吸収するために必要な空間を確保しておくといった簡単な構成で確実に衝撃を吸収することができるため、従来よりも安全性を高める目的で様々な車両に用いられることが期待される。したがって、産業上の利用可能性は大きい。
【符号の説明】
【0036】
1 シフトノブ
2 シフトレバー
3 本体部
4 支持部
5 サポート部材
6 結合ピン
7 リブ
8 ミッションケーブル
9 ばね
10 開口部
11 固定部
12 突起部
13 開口した領域
14 挿入口
15 貫通孔
16 側壁
21 シフトレバー装置
A 領域
S 空間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のインストルメントパネルに設けられるシフトレバー装置(21)であって、
前記シフトレバー装置は、
シフトノブ(1)と、
前記シフトノブを先端に固定したシフトレバー(2)と、
前記車両の駆動系に接続されたサポート部材(5)と、
これらの筐体となる本体部(3)とを備え、
前記本体部は、
上方部に前記シフトレバーを挿入する挿入口(14)と、
下方部に
前記シフトレバーと前記サポート部材とを一体的に結合して
揺動自在に支持するとともに、
所定の荷重を加えられた際に破断して分離することにより
前記シフトレバーと前記サポート部材とを一体として
移動自由にする支持部(4)と、
前記上方部と下方部との間に前記シフトレバーを貫通させる貫通孔(15)とを備え、
さらに、前記下方部には、
前記シフトノブの前記支持部方向への移動に対して
前記サポート部材の移動を許可する領域(A)を確保するための側壁(16)と
前記側壁の外周の一部又は全部に前記サポート部材を
囲うためのリブ(7)とを備える
ことを特徴とするシフトレバー装置。
【請求項2】
前記サポート部材と前記リブとの間に、
前記シフトレバーを移動自由にした際に
前記シフトノブの前記支持部方向への移動に対して
前記サポート部材を移動させるための空間(S)が確保されている
ことを特徴とする請求項1に記載のシフトレバー装置。
【請求項3】
前記サポート部材と前記リブとの間は、
前記シフトノブの前記支持部方向に
少なくとも前記シフトノブのストローク量以上の距離がある
ことを特徴とする請求項2に記載のシフトレバー装置。
【請求項4】
前記サポート部材は、
ミッションケーブル(8)を介して前記駆動系に接続される
ことを特徴とする請求項1乃至3に記載のシフトレバー装置。
【請求項5】
前記リブは、
前記ミッションケーブルの一部を支持する開口部(10)を備える
ことを特徴とする請求項4に記載のシフトレバー装置。
【請求項6】
前記本体部は、前記リブを含む全体が一体成形されている
ことを特徴とする請求項1乃至5に記載のシフトレバー装置。
【請求項7】
前記本体部は、樹脂又はアルミを含む金属で構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至6に記載のシフトレバー装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2012−45972(P2012−45972A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−187023(P2010−187023)
【出願日】平成22年8月24日(2010.8.24)
【出願人】(000192914)株式会社神菱 (6)
【Fターム(参考)】