説明

シリアルデータ読み出し回路及びその読み出し方法

【課題】読み出しフォーマットを持たない3線シリアルデータ受信回路のシリパラ変換データを、フォーマットを変更することなく、検査としてのシリアル読み出しを可能にする。
【解決手段】シリアルデータ入出力端子11と、入出力端子11を介して入力されたシリアルデータを格納する、第1のデータ格納用レジスタ300と、第1のデータ格納用レジスタ300と接続し、与えられた読み出し信号RA〜RHに基づき、第1のデータ格納用レジスタ300に事前に格納されたデータが送出される読み出し用バス600と、読み出し用バス600から出力されるデータを格納する第2のデータ格納用レジスタ500とを備え、第2のデータ格納用レジスタ500に格納されたデータを入出力端子11を介して外部に出力することで、書き込まれたデータを検査する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、AV機器等に使用される半導体装置に使用される3線シリアルデータ受信回路に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の半導体装置では、コマンド指令用あるいは電子ボリューム(以下「EVR」と称する。)用の3線シリアルデータ受信回路は、通常リードバック(以下「読み出し」と称する。)機能を持っていない。したがって、シリパラ変換後のレジスタに正しくデータが書き込まれたかどうかについて、3線シリアルデータ受信回路を検査するにあたっては、半導体装置の動作モード設定や、EVR用のR−2Rの出力でもって間接的にしか検査ができなかった。さらに、半導体装置の動作モードや、EVR用のR−2Rに不具合動作があった場合、レジスタへの書き込み不具合との判別がつかないという不都合も生じていた。
【0003】
一方、従来のシリアルデータ受信回路には以下のようなものがあるが、それぞれ課題を有している。
【0004】
特許文献1に記載の回路は、データ読み出しにRAMを使用するものであるが、集積化した場合にサイズの増大を招くという課題がある。
【0005】
特許文献2に記載の回路は、シリパラ変換されたレジスタ値を全加算器で加算した結果で、正しく書き込みがされていたかどうかを判定するものであるが、検査回路部の増大を招いている。
【0006】
特許文献3に記載の回路は、受信したシリアルデータの格納レジスタからの読み出し機能がない。
【0007】
すなわち、従来の3線シリアルデータ受信回路には、読み出し検査が容易にできないものが多い。シリアルデータのフォーマット仕様上で読み出し機能があるものは、シリアルデータの送受信回路であり、その送信つまり読み出し機能を使ってレジスタへ書き込みされたシリパラ変換データを読み出して検査することは可能である。
【0008】
一方、3線シリアルデータの受信のみの回路で、受信フォーマットの仕様を変えずに、書き込みされたシリパラ変換データを、シリアルデータの入出力端子から読み出しが行なえるシリアルデータの受信回路の提案がなかった。
【0009】
図5は従来のシリアルデータ読み出し回路のブロック構成図である。図5ではシリアルデータの例として、アドレス部を3ビット、データ部を8ビットとしている。
【0010】
図5において、100は入力信号のシリアルデータSDATAを入力信号のシリアルクロックSCLKとともに受信するシフトレジスタ、110はシフトレジスタ100のアドレスデータ格納部、120はシフトレジスタ100のレジスタデータ格納部、200は3ビットのアドレスデータ(A2,A1,A0)からアドレス選択信号(A,B,・・・,G,H)を作成するアドレスデコーダ部、250は入力信号のロードパルスLOADとアドレス選択信号を各々ANDして得られるシリパラ変換用ラッチ信号作成部、300は各アドレス用のシリパラ変換データの格納レジスタ部、1000はシリパラ変換データの格納レジスタ部300の全出力端子である。10はシリアルデータ入力端子、20はシリアルクロック入力端子、30はLOADパルス入力端子である。
【0011】
次に、図5の従来のシリアルデータ読み出し回路の動作を簡単に説明する。例えば、入力されるシリアルデータSDATAを、図6のようにMSBファーストで3ビットのアドレスデータに続いて8ビットレジスタデータが入力されるというフォーマットとする。この場合、11個のシリアルデータをシフトレジスタ100にシフトインすると、アドレス部110の出力(A2,A1,A0)がアドレスデコーダ部200でデコードされアドレス選択信号(A,B,・・・,G,H)のうちの1本が選択される。
【0012】
次に、11個のシリアルデータのシフトインに続いて入力されるLOADパルスが、シリパラ変換用ラッチ信号作成部250でアドレス選択信号によりアドレス選択されたラッチ信号(WA,WB,・・・,WG,WH)のうちの1本となり、シフトレジスタ100のデータ部120の出力データが選択されたアドレスの格納レジスタ(310〜380)に転送される。
【0013】
この動作を繰り返して全アドレス(A,B,・・・,G,H)に8ビットデータが書き込まれる。
【特許文献1】特開昭59−225457号公報
【特許文献2】特開昭62−225970号公報
【特許文献3】特開平5−252039号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
従来例のシリアルデータ読み出し回路での課題は、各アドレスのレジスタ(310〜380)に書き込みデータが正常に書き込まれたかどうかを判定することができない、ということである。
【0015】
アドレス部110を1ビット拡張して書き込み/読み出しの判別ビットを設定し、この判別ビットとアドレスデータとがシフトインされた時点で、読み出しモードとし、アドレス指定された格納レジスタに書き込まれていたデータを読み出すということが公知であるが、この場合は書き込み/読み出しの判別ビットを設定しなければならない。
【0016】
シリパラ変換レジスタとして集積化された半導体装置における検査として、書き込みデータの読み出しが必要である。しかし、3線シリアルデータのフォーマット仕様として、書き込みのみの場合には、すなわち読み出しモードを仕様として持っていない場合に検査ができないという問題があった。
【0017】
上記課題に鑑み、本発明は、シリアルデータの入出力端子から検査モードとして容易に、書き込みデータのシリアル読み出しが可能なシリアルデータ読み出し回路及びその方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
上記目的を達成するために、本発明は、シリアルデータ入出力端子と、前記入出力端子を介して入力されたシリアルデータを格納する、第1のデータ格納用レジスタと、前記第1のデータ格納用レジスタと接続し、与えられた読み出し信号に基づき、前記第1のデータ格納用レジスタに事前に格納されたデータが送出される読み出し用バスと、前記読み出し用バスから出力されるデータを格納する第2のデータ格納用レジスタとを備え、前記第2のデータ格納用レジスタに格納されたデータを前記入出力端子を介して外部に出力するシリアルデータ読み出し回路であることを第1の特徴とする。
【0019】
本発明の第2の特徴は、第1の特徴のシリアルデータ読み出し回路において、パルス信号を入力し、前記パルス信号に基づいて、プリセットパルス信号を生成するプリセットパルス信号生成部をさらに備え、前記第2のデータ格納用レジスタは、前記プリセットパルスに従って前記読み出し用バスに送出されたデータを格納すると共に、格納されたデータを1ビット毎にシフトしながら出力することである。
【0020】
本発明の第3の特徴は、第1又は第2の特徴のシリアルデータ読み出し回路において、前記読み出し信号は、前記シリアルデータと同一のフォーマットを有し、且つ、読み出しデータのアドレスのみを指定するシリアルデータから生成されることである。
【0021】
本発明の第4の特徴は、シリアルデータ入出力端子を介して第1のシリアルデータを入力し、あらかじめ指定されたアドレス毎に格納する第1のステップと、前記シリアルデータと同一のフォーマットを有し、且つ、アドレスのみ指定する第2のシリアルデータを前記入出力端子を介して入力する第2のステップと、前記第2のシリアルデータで指定されたアドレスに従って、前記第1のステップで格納されたデータを前記入出力端子を介して出力する第3のステップとを含むシリアルデータ読み出し方法であることである。
【0022】
本発明の第5の特徴は、第4の特徴のシリアルデータ読み出し方法において、前記第1及び第2のシリアルデータは、データ部とアドレス部とから構成され、前記第2のシリアルデータのデータ部は無効であることである。
【発明の効果】
【0023】
従来、シリパラ変換後のレジスタに正しくデータが書き込まれたかどうかという、3線シリアルデータ受信回路の検査を行う場合に、半導体装置の動作モード設定や、EVR用のR−2Rの出力でもって間接的にしか検査ができなかったが、本発明によれば、シリアルデータの入力フォーマットを変えることなく、シリパラ変換格納レジスタの任意の1ビットの値と、LOAD入力パルスのレベル操作によって、内部レジスタへの書き込みデータを、シリアルデータ入出力端子から読み出すことができ、この結果、また、半導体装置の動作モードや、EVR用のR−2Rに不具合動作があった場合のレジスタへの書き込み不具合かどうかは、読み出しデータで判定できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0025】
図1は、本発明の実施の形態に係るシリアルデータ読み出し回路の構成を示す図、図2は、図1のシリパラ変換データ格納レジスタ部300の構成を示す図、図3は、図1のシリアルデータ読み出し回路の読み出し動作を説明するためのタイムチャートである。
【0026】
図1において、本実施の形態に係る読み出し回路では、シリアルデータ入出力端子11に入力されるシリアルデータSDATAを、シリアルクロック入力端子20に入力されるシリアルクロックSCLKでシフトインする。そして、シフトレジスタ100のアドレス部110の出力をアドレスデコーダ部200でデコードして8ビットのアドレス選択信号A〜Hを生成する。
【0027】
アドレス選択された読み出し信号作成部350で、LOADパルス入力端子30に入力されるLOADパルスをアドレス選択信号A〜Hにしたがって、書き込み信号WA〜WHと読み出し信号RA〜RHを作成する。
【0028】
シリアルデータをシフトインしたシフトレジスタ100のデータ部120の出力は、アドレス選択された書き込み信号WA〜WHによりシリパラ変換レジスタ300の各レジスタ310〜380にそのデータが書き込まれ、各レジスタ310〜380の出力は、出力端子1000に出力される。
【0029】
このようにして書き込まれた各レジスタ310〜380の値を、シリアルデータ入出力端子11から読み出す手段として、LOADパルス入力のLoからHiへの移行時にシリアルクロックSCLKの1周期分の幅を持つプリセットパルスを作成するプリセットパルス作成部400と、読み出しデータTBIT7〜TBIT0がそのプリセットパルスでプリセットされる読み出し用シフトレジスタ部500と、格納レジスタ部300の各格納レジスタ310〜380に書き込まれたデータを、アドレス選択された読み出し信号作成部350からの読み出し信号(RA,RB,・・・,RG,RH)によりシリパラ変換後格納レジスタの値を出力する読み出しバス600とを備える。
【0030】
任意の格納レジスタ(図1では第8のレジスタ380)の任意の1ビットのデータ(TBIT=1)を読み出し条件とし、この条件のときにLOADパルス入力のLoからHiへの移行が到来することで、読み出しモードREADとしている。
【0031】
読み出しモードREADすなわち、読み出し条件TBIT=1で、かつ、LOAD=Hiが成立すると、読み出し条件TBIT=1とアドレスデータとでアドレス選択された読み出し信号(RA,RB,・・・,RG,RH)により読み出しバス600に送出されていた読み出しデータが、LOAD入力のHi移行によって作成されるシリアルクロックSCLKの1周期分の幅を持つプリセットパルスによって読み出し用シフトレジスタ部500にプリセットされ、この読み出し用シフトレジスタ550の出力を、シリアルデータ入出力端子11から読み出しデータとしてSCLKのタイミングで出力することができる。
【0032】
次に、この読み出し動作を詳細に説明する。
【0033】
読み出しモードREADが成立条件の1つであるTBIT=1によって、書き込み信号WA〜WGを非活性(Lo固定)にするので、TBIT=1にした時点で、第8のレジスタ380以外のアドレスのレジスタへは書き込みができないようになる。
【0034】
この状態で、図3に示すように、書き込み時と同じようにアドレス指定を行うためのシリアルデータをシフトレジスタ100にシフトインする。データの書き込みができない状態(TBIT=1)であるので、シリアルデータのデータ部120は、どういうデータでも良い。
【0035】
アドレスデータが、アドレス部110にシフトインされると、アドレス選択された読み出し信号RA〜RHのうち1本が活性(出力Lo)になり、図1及び図2に示す読み出しバス600(TBIT7〜TBIT0)に読み出しデータを送出する。読み出しバス600は、読み出しデータが送出される前は、非活性であるREAD信号により、Hi−zにならないようにしている(図2ではLo固定)。
【0036】
次に、図3に示すように、読み出しモードREADにするため、LOADパルス入力信号をLoからHiへ移行する。LOADパルス入力をLoからHiへ移行すると、プリセットパルス作成部400内の、D入力が電源(VDD)に接続されたD−FF410のQ出力がHiになり、次に到来するシリアルクロックSCLKの立ち上がりタイミングでプリセットパルス作成部400内の、D入力がD−FF410のQ出力に接続されたD−FF420のQ出力がHiになると同時にD−FF410のリセット入力がD−FF420のNQ出力に接続されているのでD−FF410のQ出力はLoに戻される。このようにして、シリアルクロックSCLKの立ち上がりから立ち上がりまでの1周期分の幅を持つプリセットパルス(D−FF420のQ出力)が作成される。
【0037】
次に、このプリセットパルスによって、読み出しデータバス600に送出された読み出しデータ(TBIT7〜TBIT0)が、読み出し用シフトレジスタ部500にプリセットされる。プリセットされる期間は、シリアルクロックSCLKの1周期分であるので、その後は、シリアルクロックSCLK(の立ち上がり)で1ビットずつシフトしながら読み出し用シフトレジスタ部から読み出しデータをシリアルにシフトレジスタ550の出力として得ることができる。このとき、シフトレジスタ550の初段からの入力は、Lo(VSS)に固定されているので、最終の読み出しデータが550から出力された時点で、シフトレジスタ550の内部の値はall“0”となっている。したがって、次の読み出しデータがプリセットされるときには、読み出しデータの“1”のビットのみがプリセットされば良い。
【0038】
READモードによって入出力の方向が図1のトライステートゲート560で切り替えられるので、この読み出し用シフトレジスタ部500の出力は、シリアルデータ入出力端子11(SDATA)からSCLK毎にシリアルデータ入出力端子から出力される。
【0039】
このようにして、読み出したいアドレスを指定してその読み出しデータをシリアル出力としてSDATA端子から得ることができる。
【0040】
次の読み出しデータのアドレスを指定するシリアルデータのシフトインでは、LOADパルスをHiからLoへ戻し、SDATA入出力端子の方向を切り替えてシリアルデータを入力する。このとき、TBITは“1”のままで良い。また、TBITのレジスタがあるアドレスのレジスタ380は、TBIT=1でも書き込みを禁止しないので、TBITにはいつでも書き込み、TBIT=0に戻すことができる。
【0041】
以上に説明をしたように、3線シリアルデータのフォーマットでシリアルデータを受信し、アドレスにしたがってシリパラ変換して複数のデータセットを格納するレジスタ群を備える書き込み(データの受信のみの)回路において、すなわちフォーマットとしての読み出しモードがない場合でも、この集積化されたシリアルデータ受信回路を、検査としてのデータ読み出しができるようにした3線シリアルデータ読み出し回路を提供する。
【0042】
従来は、3線シリアルデータ受信回路への書き込みが正しいかどうかは、このデータ読み出しを行なわないと、アナログ回路出力や、デジタル回路出力からの間接的な検査にならざるを得なかったが、本発明の3線シリアルデータ読み出し回路を半導体集積回路に搭載した場合、図4に示すように、アナログブロックやデジタルブロック、EVR用のR−2Rの入力部へ送出される各格納レジスタ(シリパラ変換レジスタ)の出力(X,Y,Z)が、正しい値かどうかを、そのデータの読み出しを行なうことができるので、容易に検査が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0043】
シリアルデータ読み出し回路は、3線シリアルのシリアルデータフォーマットで、読み出しモードが無い場合でも、シリアルデータの入出力端子から検査モードとして容易に、書き込みデータのシリアル読み出しが可能な検査回路を提供するもので、大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施の形態のシリアルデータ読み出し回路の構成を示す回路図
【図2】図1のシリパラ変換データの格納レジスタ部300の構成を示す回路図
【図3】図1のシリアルデータ読み出し回路の読み出し動作を説明するためのタイムチャート
【図4】図1のシリアルデータ読み出し回路を搭載した半導体集積回路の検査状態を説明するための図
【図5】従来の3線シリアルデータ書き込み回路の構成を示す回路図
【図6】図5の回路の動作を説明するためのタイムチャート
【符号の説明】
【0045】
11 シリアルデータ入出力端子
20 シリアルクロック入力端子
30 LOADパルス入力端子
100 シフトレジスタ
110 アドレスデータ格納部
120 レジスタデータ格納部
300 格納レジスタ部
350 読み出し信号作成部
400 プリセットパルス作成部
500 読み出し用シフトレジスタ部
550 読み出し用シフトレジスタ
600 読み出しバス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリアルデータ入出力端子と、
前記入出力端子を介して入力されたシリアルデータを格納する第1のデータ格納用レジスタと、
前記第1のデータ格納用レジスタと接続し、与えられた読み出し信号に基づき、前記第1のデータ格納用レジスタに事前に格納されたデータが送出される読み出し用バスと、
前記読み出し用バスから出力されるデータを格納する第2のデータ格納用レジスタと
を備え、
前記第2のデータ格納用レジスタに格納されたデータを前記入出力端子を介して外部に出力することを特徴とするシリアルデータ読み出し回路。
【請求項2】
パルス信号を入力し、前記パルス信号に基づいて、プリセットパルス信号を生成するプリセットパルス信号生成部をさらに備え、
前記第2のデータ格納用レジスタは、前記プリセットパルスに従って前記読み出し用バスに送出されたデータを格納すると共に、格納されたデータを1ビット毎にシフトしながら出力することを特徴とする請求項1に記載のシリアルデータ読み出し回路。
【請求項3】
前記読み出し信号は、前記シリアルデータと同一のフォーマットを有し、且つ、読み出しデータのアドレスのみを指定するシリアルデータから生成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシリアルデータ読み出し回路。
【請求項4】
シリアルデータ入出力端子を介して第1のシリアルデータを入力し、あらかじめ指定されたアドレス毎に格納する第1のステップと、
前記シリアルデータと同一のフォーマットを有し、且つ、アドレスのみ指定する第2のシリアルデータを前記入出力端子を介して入力する第2のステップと、
前記第2のシリアルデータで指定されたアドレスに従って、前記第1のステップで格納されたデータを前記入出力端子を介して出力する第3のステップと
を含むことを特徴とするシリアルデータ読み出し方法。
【請求項5】
前記第1及び第2のシリアルデータは、データ部とアドレス部とから構成され、前記第2のシリアルデータのデータ部は無効であることを特徴とする請求項3に記載のシリアルデータ読み出し方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−72923(P2007−72923A)
【公開日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−261547(P2005−261547)
【出願日】平成17年9月9日(2005.9.9)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】