説明

スイッチング電源における過電圧保護装置

【課題】スイッチング電源の二次電圧を第1の電圧、およびさらに降圧した第2の電圧を一定電圧に生成することができるとともに、第2の電圧を生成するコンバータがショート状態等の異常が発生した場合、負荷あるいは構成部品に故障を与えることがなく、故障状態を報知することができるスイッチング電源における過電圧保護装置を提供する。
【解決手段】整流回路14は、高周波トランス13の二次側において、第1の直流電圧を得る。第1のフィードバック回路134は、整流回路14によって得られた第1の直流電圧を検出するとともに高周波トランス13の一次側のスイッチング回路133にフィードバックする。第2のフィードバック回路135は、コンバータ15によって得られた第2の直流電圧を検出し、高周波トランスの一次側のスイッチング回路133にフィードバックする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチング電源の二次電圧を第1の電圧、およびさらに降圧した第2の電圧を一定電圧に生成することができるとともに、第2の電圧を生成するコンバータがショート状態等の異常が発生した場合、負荷あるいは構成部品に故障を与えることがなく、前記故障状態を報知することができるスイッチング電源における過電圧保護装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のスイッチング電源は、二次側電圧をさらに降圧するために、DC−DCコンバータ回路を搭載している。前記DC−DCコンバータ回路は、内部のスイッチング素子がショート故障を起こした場合、二次側電圧がそのまま降圧されずに出力電圧となる。前記降圧されない二次側電圧は、前記コンバータ回路あるいは負荷を故障させるだけでなく、発火、発煙を招く危険があった。
【0003】
図4は従来例のスイッチング電源における過電圧保護装置を説明するための回路図である。図5は従来のスイッチング電源における過電圧保護装置の故障時の電圧波形を説明するための図である。図4において、従来のスイッチング電源は、商用電源41と、商用電源整流回路42と、スイッチング回路433と、電源トランス43と、整流回路44と、DC−DCコンバータ45と、過電流保護素子445と、過電圧保護用スイッチ446とから少なくとも構成されている。
【0004】
電源トランス43は、一次コイル431、431′および二次コイル432から少なくとも構成されている。前記電源トランス43の一次側には、スイッチング回路433および第1の直流電圧からのフィードバック回路434が設けられている。前記電源トランス43の二次側には、整流回路44が設けられ、第1の直流電圧441が生成される。前記第1の直流電圧441は、第1の負荷回路47に電力が供給される。
【0005】
また、前記二次側に設けられた第1の直流電圧フィードバック回路442は、前記第1の直流電圧441を検出するとともに、たとえば、図示されていない、フォトカプラーを介して、第1の直流フィードバック回路434に伝達されるとともに、スイッチング回路433に印加され、第1の直流電圧を一定の電圧に保持する。
【0006】
第1の直流電圧441は、DC−DCコンバータ45によって、第2の直流電圧451に降圧される。前記第2の直流電圧451は、第2の負荷回路48に電力を供給する。第2の直流電圧451には、過電圧検出回路46が設けられている。前記過電圧検出回路46は、過電圧を検出した場合、前記整流回路44とアース間に設けられた過電圧保護用スイッチ446を切断し、第2の負荷回路48の保護を行なう。また、過電流保護素子445は、整流回路44とDC−DCコンバータ45の間に設けられ、過電流を検出することにより、以降の回路を保護するように、たとえば、溶断する。
【0007】
図5は従来例における第1の直流電圧と第2の直流電圧および、DC−DCコンバータがショートした場合の電圧波形図である。図5は、x軸が時間、y軸が電圧の大きさである。第1の直流電圧441および第2の直流電圧451は、電源回路およびDC−DCコンバータ45等に故障がなく、最初、正常状態が示されている。第2の直流電圧451は、前記DC−DCコンバータ45がショート故障を発生した場合、図5に示すように、第1の直流電圧441に近づき、一時的に高い電圧49になる。
【0008】
前記過電圧検出回路46は、前記過電圧を検出して、過電圧保護用スイッチ446を遮断すると同時に、過電流保護素子445が溶断する。そのため、第2の直流電圧451は、0ボルトになり、第2の負荷回路48が動作しなくなる。前記第2の付加回路48は、たとえば、制御回路等であり、負荷の設定値あるいは故障の原因を報知することもできなくなる。
【0009】
たとえば、特開平7−327360号公報に記載された過電圧保護回路は、電源回路の出力端子に接続されたツェナーダイオードにより、過電圧を保護している。
【特許文献1】特開平7−327360号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
前記従来の過電圧保護回路は、過電流保護素子445の溶断、および過電圧を検出して、過電圧保護用スイッチ446を遮断することにより、第2の負荷回路48を動作しないようにしていた。前記第2の負荷回路48は、マイクロコンピュータである場合が多く、動作を停止させた場合、電源回路の異常判断手段が配置されている場合であっても、前記異常をユーザに報知することができないという欠点を有する。
【0011】
以上のような課題を解決するために、本発明は、スイッチング電源回路における二次側の第1の直流電圧を、また、DC−DCコンバータを介して降圧された第2の直流電圧を生成し、これらの電圧を前記スイッチング電源回路における一次側にフィードバックすることにより、前記第1の直流電圧および第2の直流電圧を一定にすることができるスイッチング電源における過電圧保護装置を提供することを目的とする。
【0012】
本発明は、前記コンバータがショート状態になった場合、前記第1のフィードバック回路および第2のフィードバック回路によって、前記第1の直流電圧および前記第2の直流電圧を前記第1の直流電圧より低く、かつ、第2の直流電圧より高い第3の電圧に収束して、マイクロコンピュータの電源を停止することなく、前記故障状態を報知することができるスイッチング電源における過電圧保護装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
(第1発明)
第1発明の過電圧保護装置は、商用電源、商用電源整流回路、高周波トランス、前記高周波トランスの一次側に設けられた電力スイッチング素子、前記高周波トランスの二次側に設けられた整流回路、により直流電力を得るスイッチング電源であり、前記高周波トランスの二次側に設けられ、第1の直流電圧を得る整流回路と、前記整流回路によって得られた第1の直流電圧を検出するとともに前記高周波トランスの一次側にフィードバックする第1のフィードバック回路と、前記第1の直流電圧をさらに低い第2の直流電圧に変換するコンバータと、前記コンバータによって得られた第2の直流電圧を検出するとともに前記高周波トランスの一次側にフィードバックする第2のフィードバック回路とから少なくとも構成されていることを特徴とする。
【0014】
(第2発明)
第2発明の過電圧保護装置は、前記コンバータがショート状態になった場合、前記第1のフィードバック回路および第2のフィードバック回路によって、前記第1の直流電圧および前記第2の直流電圧を前記第1の直流電圧より低く、かつ、第2の直流電圧より高い第3の電圧に収束することを特徴とする。
【0015】
(第3発明)
第3発明の過電圧保護装置において、前記第1のフィードバック回路および第2のフィードバック回路は、フォトカプラーを介してフィードバックされ、前記電力スイッチング素子に印加されることを特徴とする。
【0016】
(第4発明)
第4発明の過電圧保護装置において、前記第2のフィードバック回路は、第2の直流電圧の異常を検出した際に、前記異常を報知する報知手段に接続されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、第1の直流電圧および第2の直流電圧を検出して、高周波トランスの一次側のスイッチング回路にフィードバックするとともに、所望の第1の直流電圧および第2の直流電圧に収束することができる。
【0018】
本発明によれば、第1の直流電圧および第2の直流電圧を高周波トランスの一次側スイッチング回路にフィードバックすることにより、前記第2の直流電圧を前記第1の直流電圧より低く、かつ、第2の直流電圧より高い第3の電圧に収束するように動作させるため、制御回路を動作させることができ、電源の異常を警報等により報知することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
(第1発明)
第1発明のスイッチング電源における過電圧保護装置は、商用電源、商用電源整流回路、高周波トランス、前記高周波トランスの一次側に設けられた電力スイッチング素子、前記高周波トランスの二次側に設けられた整流回路、により少なくとも異なった値からなる直流電圧を得るものである。前記整流回路は、前記高周波トランスの二次側において、第1の直流電圧を得る。第1のフィードバック回路は、前記整流回路によって得られた第1の直流電圧を検出するとともに前記高周波トランスの一次側のスイッチング回路にフィードバックすることにより、所望の第1の直流電圧に収束することができる。コンバータは、たとえば、DC−DCコンバータ回路からなり、前記第1の直流電圧をさらに低い第2の直流電圧に変換する。
【0020】
第2のフィードバック回路は、前記コンバータによって得られた第2の直流電圧を検出し、前記高周波トランスの一次側のスイッチング回路にフィードバックすることにより、所望の第2の直流電圧に収束することができる。前記第1のフィードバック回路および第2フィードバック回路は、常に一定の第1の直流電圧および第2の直流電圧を生成することができる。
【0021】
(第2発明)
第2発明のスイッチング電源における過電圧保護装置は、第1発明のコンバータがショート状態になった場合、過電流保護素子または過電圧保護スイッチを設けて、電源を遮断することなく、負荷の制御回路を動作させることができるようにしている。前記第1のフィードバック回路および第2のフィードバック回路は、第1の直流電圧および第2の直流電圧を前記スイッチング回路にフィードバックすることにより、前記第1の直流電圧および前記第2の直流電圧を前記第1の直流電圧より低く、かつ、第2の直流電圧より高い第3の電圧に収束するように動作する。前記第3の電圧は、制御回路を動作させることができ、負荷の設定を保持することができるだけでなく、電源の異常を警報等により報知することができる。
【0022】
(第3発明)
第3発明のスイッチング電源における過電圧保護装置は、第1発明における第1のフィードバック回路および第2のフィードバック回路と前記電力スイッチング素子とをフォトカプラーによって接続し、それぞれの電圧がフィードバックされ、前記電力スイッチング素子に印加される。
【0023】
(第4発明)
第4発明のスイッチング電源における過電圧保護装置は、第1発明から第3発明における第2のフィードバック回路が第2の電圧の異常を検出した際に、前記電力スイッチング素子にフィードバックされるとともに、前記検出された電圧によってコンバータがショート状態であることを報知手段によって報知する。本発明は、前記過電流保護素子または過電圧保護スイッチによって、電源回路を切断して保護するのではなく、制御回路が動作できる電圧を維持することにより、異常が何であるかを報知することが可能である。
【実施例1】
【0024】
図1は本発明の一実施例であり、スイッチング電源における過電圧保護装置を説明するための回路図である。図1において、本発明のスイッチング電源は、商用電源11と、商用電源整流回路12と、スイッチング回路133と、電源トランス13と、整流回路14と、DC−DCコンバータ15と、第1の直流電圧フィードバック回路134、142と、第2の直流電圧フィードバック回路135、152と第1の直流電圧監視回路143と、第2の直流電圧監視回路153と、マイクロコンピュータ17と、表示器18とから少なくとも構成されている。
【0025】
電源トランス13は、一次コイル131、131′および二次コイル132から少なくとも構成されている。前記電源トランス13の一次側には、スイッチング回路133および第1の直流電圧からのフィードバック回路134、第2の直流電圧からのフィードバック回路135が設けられている。前記電源トランス13の二次側には、整流回路14が設けられ、第1の直流電圧141が生成される。前記第1の直流電圧141は、第1の負荷回路16に電力が供給される。
【0026】
また、前記二次側に設けられた第1の直流電圧フィードバック回路142は、前記第1の直流電圧141を第1の電圧監視回路143によって検出するとともに、たとえば、図示されていない、フォトカプラーを介して、第1の直流フィードバック回路134に伝達されるとともに、スイッチング回路133に印加され、第1の直流電圧を一定の電圧に保持する。
【0027】
第1の直流電圧141は、DC−DCコンバータ15によって、第2の直流電圧151に降圧される。前記第2の直流電圧151は、第2の負荷回路17(たとえば、マイクロコンピュータ)に電力を供給する。第2の直流電圧151は、第2の直流電圧監視回路153により検出され、第2の直流電圧フィードバック回路152から、たとえば、図示されていないフォトカプラーを介して、第2の直流フィードバック回路135に伝達されるとともに、スイッチング回路133に印加され、第2の直流電圧を一定の電圧に保持する。
【0028】
前記第1の直流電圧フィードバック回路134および第2の直流電圧フィードバック回路135は、スイッチング回路133を制御することにより、電源トランス13を介して、第1の直流電圧141および第2の直流電圧451を所望の値にすることができる。
【0029】
図2は本発明の一実施例で、スイッチング電源における過電圧保護装置のフローチャートである。図2において、本発明の図1に示す過電圧保護装置は、商用電源11が投入されて、動作が開始される(ステップ211)。商用電源11は、商用電源整流回路12により、直流に変換される(ステップ212)。スイッチング回路443、電源トランス13、整流回路14によって生成された第1の直流電圧は、第1の直流電圧監視回路143によって検出される(ステップ213)。
【0030】
前記第1の直流電圧監視回路143によって検出された第1の直流電圧141は、第1の直流電圧フィードバック回路134によりフィードバックされるとともに、スイッチング回路133に印加される(ステップ214)。前記スイッチング回路133は、前記フィードバックされた電圧によって、電源トランス13における二次側の電圧が収束して、所望の第1の直流電圧が生成される(ステップ215)。
【0031】
前記第1の直流電圧は、DC−DCコンバータ15により、降圧されて第2の直流電圧に変換される(ステップ216、217)。第2の直流電圧フィードバック回路152、135は、検出された第2の直流電圧によりスイッチング回路133にフィードバックされ、所望の第2の直流電圧に収束される(ステップ218、219)。
【0032】
前記ステップ220において、第2の直流電圧監視回路153は、第2直流電圧が正常でないと判断した場合、その電圧を第2の直流電圧フィードバック回路135を介して、スイッチング回路133にフィードバックする(ステップ221)。前記スイッチング回路133は、前記フィードバックにより、第2の直流電圧を第3の直流電圧に収束する(ステップ222)。前記第3の直流電圧は、前記第1の電圧により低く、かつ、第2電圧より高く設定される。前記第3の直流電圧は、制御回路(マイクロコンピュータ)17に供給される(ステップ223)。前記第3の直流電圧は、前記マイクロコンピュータ17によって、電源回路におけるDC−DCコンバータ15がショート状態であることを報知する(ステップ224)。
【0033】
図3は本発明のスイッチング電源におけるDC−DCコンバータがショート状態の電圧波形を説明するための図である。図3において、第1の直流電圧141および第2の直流電圧151は、電源回路およびDC−DCコンバータ15等に故障がなく、最初、正常状態が示されている。第2の直流電圧151は、前記DC−DCコンバータ15がショート故障を発生した場合、図3に示すように、第1の直流電圧141および第2の直流電圧151が第3の直流電圧19に収束される。
【0034】
前記DC−DCコンバータ15は、ショート状態が発生した場合、図3において、直流電圧191になる。しかし、本発明は、前記第1のフィードバック回路134、142、および第2のフィードバック回路152、135によって、第3の直流電圧19に収束される。前記第3の直流電圧は、マイクロコンピュータ17を動作させるとともに、表示器18にDC−DCコンバータ15がショート状態であることを報知することができる。
【0035】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たとえば、本実施例におけるブロック構成図に記載された手段は、周知または公知のものに任意に変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の一実施例であり、スイッチング電源における過電圧保護装置を説明するための回路図である。(実施例1)
【図2】本発明の一実施例で、スイッチング電源における過電圧保護装置のフローチャートである。
【図3】本発明のスイッチング電源におけるDC−DCコンバータがショート状態の電圧波形を説明するための図である。
【図4】従来例のスイッチング電源における過電圧保護装置を説明するための回路図である。
【図5】従来のスイッチング電源における過電圧保護装置の故障時の電圧波形を説明するための図である。
【符号の説明】
【0037】
11・・・商用電源
12・・・商用電源整流回路
13・・・電源トランス
131、131′・・・一次コイル
132・・・二次コイル
133・・・スイッチング回路
134・・・第1の直流電圧フィードバック回路
135・・・第2の直流電圧フィードバック回路
14・・・整流回路
141・・・第1の直流電圧
142・・・第1の直流電圧フィードバック回路
143・・・第1の直流電圧監視回路
15・・・DC−DCコンバータ
151・・・第2の直流電圧
152・・・第2の直流電圧フィードバック回路
153・・・第2の直流電圧監視回路
16・・・負荷
17・・・マイクロコンピュータ
18・・・表示器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商用電源、商用電源整流回路、高周波トランス、前記高周波トランスの一次側に設けられた電力スイッチング素子、前記高周波トランスの二次側に設けられた整流回路、により直流電力を得るスイッチング電源における過電圧保護装置において、
前記高周波トランスの二次側に設けられ、第1の直流電圧を得る整流回路と、
前記整流回路によって得られた第1の直流電圧を検出するとともに前記高周波トランスの一次側にフィードバックする第1のフィードバック回路と、
前記第1の直流電圧をさらに低い第2の直流電圧に変換するコンバータと、
前記コンバータによって得られた第2の直流電圧を検出するとともに前記高周波トランスの一次側にフィードバックする第2のフィードバック回路と、
から少なくとも構成されていることを特徴とするスイッチング電源における過電圧保護装置。
【請求項2】
前記コンバータがショート状態になった場合、前記第1のフィードバック回路および第2のフィードバック回路によって、前記第1の直流電圧および前記第2の直流電圧を前記第1の直流電圧より低く、かつ、第2の直流電圧より高い第3の電圧に収束することを特徴とする請求項1に記載されたスイッチング電源における過電圧保護装置。
【請求項3】
前記第1のフィードバック回路および第2のフィードバック回路は、フォトカプラーを介してフィードバックされ、前記電力スイッチング素子に印加されることを特徴とする請求項1に記載されたスイッチング電源における過電圧保護装置。
【請求項4】
前記第2のフィードバック回路は、第2の直流電圧の異常を検出した際に、前記異常を報知する報知手段に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載されたスイッチング電源における過電圧保護装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−17050(P2010−17050A)
【公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−176628(P2008−176628)
【出願日】平成20年7月7日(2008.7.7)
【出願人】(000174426)阪神エレクトリック株式会社 (291)
【Fターム(参考)】