説明

スイッチ装置

【課題】粘性のある液体が流入しても操作性を損なわず、液体の流入量に関わらずケース内に液体が浸入するのを防止することができるスイッチ装置を提供する。
【解決手段】操作ノブ112のキャップ部112bとカバー201の凹部211の底壁211bとの間の隙間から流出する液体をケース111の筒部132から遠ざかる方向に跳ね返す防水壁133が、揺動していない状態の操作ノブ122のノブ下端部112eから下方向に所定の間隔aおよび筒部132の方向に所定の間隔bだけ空けた位置に防水壁上端部133aが配置されるように、ケース111の上面111bの筒部132の近傍に設けられている。本発明は、例えば、パワーウインドウ用のスイッチ装置に適用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチ装置に関し、特に、防水対策を施したスイッチ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両のパワーウインドウの操作用のスイッチ装置について、ケースの内部への水などの液体の浸入を防止するための防水対策が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
図1は、特許文献1に記載されているスイッチ装置にカバーを装着した状態の要部の断面図を示している。
【0004】
スイッチ装置1では、ケース11の筒部21に揺動可能に支持されている操作ノブ12を操作することにより、操作ノブ12に連接されている操作棒13を介して、回路基板15上に設けられているスイッチ14のアクチュエータ14aが操作される。これにより、スイッチ14の内部の接点の状態が切り換わり、パワーウインドウの操作を行うことができる。
【0005】
そして、カバー2の開口2aから凹部2bに流れ込んだ液体は、凹部2bの底壁2cと操作ノブ12のキャップ部12bとの間の隙間G1から下方向に流出する。一方、ケース11の凹部22上には、筒部21の側壁21bの手前側(カバー2の底壁2cに近い側)に突起23が設けられ、操作ノブ12のキャップ部12bの下端と突起23の上端との間の隙間G2が非常に狭くなっている。そのため、隙間G1から流出した液体の大部分は、キャップ部12bと突起23により遮られて、矢印Aの方向に流れ、凹部22の開放された両端から排出される。
【0006】
従って、筒部21の方にはほとんど液体が流れないため、筒部21の開口21aからケース11の内部に液体が浸入し、スイッチ14や回路基板15等に液体がかかることが防止される。
【0007】
図2は、特許文献2に記載されているスイッチ装置にカバーを装着した状態の要部の断面図を示している。
【0008】
スイッチ装置51では、スイッチ装置1と同様に、ケース61の筒部71に揺動可能に支持されている操作ノブ62を操作することにより、操作ノブ62に連接されている操作棒63を介して、回路基板65上に設けられているスイッチ64のアクチュエータ64aが操作される。これにより、スイッチ64の内部の接点の状態が切り換わり、パワーウインドウの操作を行うことができる。
【0009】
そして、カバー52の開口52aから凹部52bに流れ込んだ液体は、カバー52の端部52cと操作ノブ62の前端部62aとの間の隙間G11から下方向に流出する。そして、流出した液体の大部分は、矢印Bで示すように、直下の窪み72の開口72aから窪み72の内部に入り込んで、斜面72bに沿って流下し、側面72cに衝突して上昇し、さらに蓋73に衝突して斜面72bに向かうというように、窪み72内で渦状に対流する。そして、窪み72から筒部71と操作ノブ62の間の隙間G12へと向かう液体の上昇流が、蓋73によって食い止められる。その後、窪み72内で対流した液体は、蓋73より上昇することなく、窪み72の開放された両端から外部へ排出される。
【0010】
従って、筒部71の方にはほとんど液体が流れないため、筒部71の開口71aからケース61の内部に液体が浸入し、スイッチ64や回路基板65等に液体がかかることが防止される。
【0011】
しかしながら、スイッチ装置1では、操作ノブ12のキャップ部12bの下端と、突起23の上端の隙間G2が非常に狭くなっているため、ジュース等の粘性のある液体が流入した後、隙間G2付近に付着した残留物が乾燥すると、その残留物により操作ノブ12の可動性が低下し、スイッチ装置1の操作性が悪化する。一方、これを防止するために、隙間G2を広げると、隙間G2から筒部21の方に流入する液体量が増え、ケース11内に液体が浸入する可能性が高くなる。
【0012】
また、スイッチ装置51では、大量の液体が流入すると、窪み72内で対流する液体の排出が追いつかなくなり、窪み72から液体が溢れ、隙間G12から筒部71の開口71aを通って、ケース61内に水が浸入する恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】特開2006−331697号公報
【特許文献2】特開2006−351433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明は、ジュース等の粘性のある液体が流入しても操作性を損なわず、液体の流入量に関わらずケース内に液体が浸入するのを防止することができるスイッチ装置を提供できるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明の一側面のスイッチ装置は、一部に開口が設けられた底壁と底壁を囲むように配置された側壁とで形成されたカバーが装着されるスイッチ装置であって、スイッチと、スイッチを内部に収納し、上下に開口して内部と連通する筒部が設けられているケースと、スイッチを操作するための操作部材であって、筒部の上部の開口を覆うように筒部に揺動可能に支持され、上面の少なくとも一部がカバーの底壁の開口から露出する操作部材とを備えるスイッチ装置において、操作部材の側面とカバーの底壁との間の隙間から流出する液体を筒部から遠ざかる方向に跳ね返す第1の防水壁が、揺動していない状態の操作部材の側面の下端から下方向に所定の第1の間隔および筒部の方向に所定の第2の間隔だけ空けた位置に第1の防水壁の上端が配置されるように、ケースの上面の筒部の近傍に設けられている。
【0016】
本発明の一側面のスイッチ装置においては、操作部材の側面とカバーの底壁との間の隙間から流出した液体が、第1の防水壁によりケースの筒部から遠ざかる方向に跳ね返される。
【0017】
従って、ジュース等の粘性のある液体が流入しても操作性を損なわず、液体の流入量に関わらずケース内に液体が浸入することが防止される。
【0018】
この操作部材は、例えば、操作ノブにより構成される。
【0019】
この第1の防水壁は、隙間から流出する液体がケースの上面に落ちる前に当たる位置に設けることができる。
【0020】
これにより、ケースの上面で跳ね返った水がケース内に浸入することが防止される。
【0021】
このスイッチ装置には、筒部の側面であってカバーの底壁側の面の上方に横方向に延びる第2の防水壁を設けることができる。
【0022】
これにより、ケース内への液体の浸入をより確実に防止することができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明の一側面によれば、ジュース等の粘性のある液体が流入しても操作性を損なわず、液体の流入量に関わらずケース内に液体が浸入するのを防止することができるスイッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】従来のスイッチ装置の第1の例を示す断面図である。
【図2】従来のスイッチ装置の第2の例を示す断面図である。
【図3】本発明を適用したスイッチ装置のケースの外観図である。
【図4】スイッチ装置にカバーを装着した状態の外観図である。
【図5】スイッチ装置にカバーを装着した状態の上面図、右側面図、後面図である。
【図6】スイッチ装置にカバーを装着した状態の断面図である。
【図7】防水壁の位置を説明するための図である。
【図8】防水壁の位置を説明するための図である。
【図9】スイッチ装置の防水性について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
【0026】
<1.実施の形態>
[スイッチ装置101およびカバー201の構成例]
図3乃至図6は、本発明を適用したスイッチ装置101、および、スイッチ装置101に装着するカバー201の一実施の形態を示している。なお、スイッチ装置101は、車両に設けられ、当該車両のパワーウインドウの操作を行うための装置である。
【0027】
図3は、スイッチ装置101を構成するケース111の外観図である。
【0028】
なお、以下、ケース111の長手方向において、円柱状の装着部136が設けられている側を前側とし、円柱状の装着部138乃至140が設けられている側を後ろ側とする。また、以下、ケース111を前方から見て、ケース111の短手方向において、傾斜面131Rが設けられている側を右側とし、その反対側を左側とする。
【0029】
ケース111には、後述するように、ユーザがパワーウインドウの操作を行うための操作部材である操作ノブ112(図4)が取り付けられ、スイッチ113(図6)や回路基板(不図示)等が内部に収納される。そして、ケース111、操作ノブ112、スイッチ113、回路基板等により、スイッチ装置101が構成される。
【0030】
ケース111の上面は、上面111a、および、上面111aより低い位置にある上面111bの2段構成になっている。上面111bの左右の両端は開放され、下方向かつ外側に向かって傾斜する傾斜面131L(図5)および傾斜面131Rが形成されている。
【0031】
また、ケース111の上面111bには、上下に開口してケース111の内部と連通する筒部132が設けられている。筒部132の側面である側壁132aの左右の面には、操作ノブ112を揺動可能に支持するための軸部132bL(不図示)および軸部132bRが形成されている。また、筒部132の側壁132aの前面上方には、横方向に細長く延びる柱上の突起132cが形成されている。また、筒部132の上部には、ケース111内にアクセスするための開口132dが形成されている。なお、ここでは、筒部132の水平断面の形状が略矩形となっているが、筒部132の水平断面の形状は円形やその他の形状であってもよい。
【0032】
さらに、ケース111の上面111bには、筒部132の側壁132aの前面の近傍に、横方向に延び側壁132aと略同一の幅を有する突起状の防水壁133が形成されていている。後述するように、防水壁133は、筒部132の開口132dからケース111の内部へ水などの液体が浸入するのを防止する役割を果たす。
【0033】
また、ケース111の上面111bの左右の両端には、カバー201(図4)を装着するためのフック片134L乃至フック片135Rが設けられている。さらに、ケース111の上面111aには、カバー201等を装着するための円柱状の装着部136および装着部137が設けられている。また、ケース111の上面111bの後方には、カバー201等を装着するための円柱状の装着部138乃至140が設けられている。
【0034】
図4は、ケース111に操作ノブ112およびカバー201を装着した状態の外観図であり、図5は、その上面図、右側面図、および、後面図である。
【0035】
操作ノブ112は、操作部112aにキャップ部112bが一体成型された、揺動可能なシーソー型のノブにより構成される。操作ノブ112は、キャップ部112bを上方から開口132dを覆うように筒部132にかぶせ、キャップ部112bの孔112cL(不図示)および孔112cRを軸部132bLおよび軸部132bRに嵌合させることにより、軸部132bLおよび軸部132bRを軸に揺動可能に筒部132に支持されている。そして、ユーザは、操作ノブ112の操作部112a付近を押したり、引き上げたりすることにより、パワーウインドウの開閉操作を行う。
【0036】
カバー201は、ケース111のフック片134L乃至135R、装着部137および装着部139に、それぞれ対応する箇所を嵌合することにより、ケース111に装着される。カバー201の上面には、操作ノブ112の操作部112aを操作する際に指を挿入するための開口201aが形成されている。
【0037】
図6は、図5の上面図の切断線に対するA−A断面図である。
【0038】
ケース111の内部には、筒部132の下方に設けられているスイッチ113が実装された回路基板(不図示)が配設されている。このスイッチ113は窓開閉用のスイッチであって、例えば、公知のスライドスイッチや押しボタンスイッチにより構成されている。
【0039】
また、操作ノブ112のキャップ部112bの内側に下方向に伸びる操作棒112dが形成されており、操作棒112dは、筒部132の開口132dから筒部132の内部に挿入されている。そして、ユーザが操作ノブ112を揺動させると、操作棒112dおよび図示せぬ伝達部材を介して、操作ノブ112の動きがスイッチ113に伝達される。これにより、操作ノブ112の動きに応じてスイッチ113の内部に設けられている接点の状態が切り換わり、車両の窓を開けたり、閉めたりすることができる。
【0040】
さらに、カバー201の開口201aの下方に、開口201aの前方の一部を覆うように凹部211が形成されている。凹部211は、一部に開口が設けられた底壁211bと底壁211bを囲むように配置された側壁211aとで形成され、断面がお椀を半分にしたような形状を有している。また、側壁211aの前方の面は、開口201aの内側に向かうように傾斜し、底壁211bに連なる曲面となっている。操作ノブ112および筒部132は、底壁211bの開口からカバー201の凹部211に覆われていない部分に挿入され、操作ノブ112の上面が開口201aとほぼ同じ高さに位置している。そして、上側から見た場合に、操作ノブ112の上面の一部が底壁211bの開口および開口201aから露出し、そこがユーザから見えるようになっている。
【0041】
[ケース111の防水壁133の位置について]
ここで、図7および図8を参照して、ケース111の防水壁133の位置について説明する。なお、図7および図8は、図6と同様のA−A断面図を示しているが、説明と関係ない部分の図示を一部省略している。
【0042】
図7は、操作ノブ112が揺動していない状態、すなわち操作ノブ112が中立位置にある状態の断面図である。この状態において、防水壁133の上端部(以下、防水壁上端部と称する)133aは、操作ノブ112のキャップ部112bの下端部(以下、ノブ下端部と称する)112eから下方向に所定の間隔aおよび筒部132の側壁132aの方向に所定の間隔bだけ空けた位置に配置されている。
【0043】
また、図8に示されるように、操作部112aを押し下げて矢印D1の方向(すなわち、ノブ下端部112eが筒部132の側壁132aに近づく方向)に操作ノブ112を動かすと、ノブ下端部112eは防水壁上端部133aに近づく。このとき、ノブ下端部112eが、防水壁上端部133aに当たらないように、間隔aおよび間隔bが設定されている。また、防水壁133には、防水壁上端部133aから筒部132の側壁132aに向かう方向に傾斜する傾斜面133bが形成されている。そして、防水壁上端部133aと筒部122の側壁132aとが所定の距離だけ離れているため、操作ノブ112は、矢印D1方向へ操作された場合に、筒部132の側壁132aと防水壁133の傾斜面133bとの間の空間に入り込んでいく。このとき、傾斜面133bにより、ノブ下端部112eを防水壁133に接触させずに、操作ノブ112を矢印D1の方向に動かすことができる。
【0044】
このように、防水壁133は、操作ノブ112の動きを干渉しない形状かつ設置位置に設定されている。
【0045】
[スイッチ装置101の防水性について]
次に、図9を参照して、カバー201を装着した状態でスイッチ装置101の上方から水などの液体をかけた場合の防水性について説明する。
【0046】
スイッチ装置101の上方にかけられた液体は、カバー201の開口201aから凹部211に流入する。凹部211に流入した液体は、矢印D2で示されるように、凹部211の底壁211bと操作ノブ112のキャップ部112bとの間の隙間Gaから流出する。
【0047】
このとき、隙間Gaから流出する液体は、落下しながら、凹部211の側壁211aの前方の面の傾斜の作用により、筒部132の方向に流れる。そして、凹部211への液体の流入量の大小に関わらず、隙間Gaから流出した液体のほとんどが、ケース111の上面111bに落ちる前に防水壁133に当たり、筒部132から遠ざかる方向に跳ね返される。そして、防水壁133により跳ね返された液体は、ケース111の上面111bの左右の開放端から外部へ排出される。上述したように、上面111bの左右の開放端には傾斜面131Lおよび傾斜面131Rが形成されているため、液体は傾斜面131Lおよび傾斜面131Rに沿ってスムーズに外部に排出される。
【0048】
一方、隙間Gaから流出した液体のほとんどが防水壁133により遮断され、ノブ下端部112eと防水壁上端部133aとの間の隙間Gbから筒部132の方向には液体がほとんど浸入しない。また、隙間Gaから流出した液体のほとんどが、ケース111の上面111bに落ちる前に防水壁133に当たるため、上面111bで跳ね返った液体が、隙間Gbから筒部132の方向に浸入することが防止される。また、仮に隙間Gbから筒部132の方向に液体が浸入したとしても、筒部132の突起132cが防水壁の役割を果たし、浸入した液体が堰き止められる。従って、筒部132の開口132dからケース111内部へ液体が浸入するのを防止することができ、ケース111内のスイッチ113や回路基板が被水してショートするなどの障害の発生を防止することができる。
【0049】
また、スイッチ装置101は、上述した特許文献1のスイッチ装置1に比べて、ノブ下端部112eと防水壁上端部133aの間に、十分な間隔が設けられている。従って、ジュース等の粘性のある液体が流入しても、ノブ下端部112eや防水壁上端部133a付近に付着した残留物により操作ノブ112の可動性が低下しない。
【0050】
<2.変形例>
上述した実施の形態では、本発明をパワーウインドウの操作に用いられるスイッチ装置に適用する場合を例に挙げたが、本発明は扉の開閉など車両の他の操作に用いられるスイッチ装置にも適用することができる。
【0051】
また、本発明は、車載以外の用途に用いられるスイッチ装置にも適用することが可能である。
【0052】
さらに、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
【符号の説明】
【0053】
101 スイッチ装置
111 ケース
111a,111b 上面
112 操作ノブ
112b キャップ部
112e ノブ下端部
113 スイッチ
131L,131R 傾斜面
132 筒部
132a 側壁
132c 突起
132d 開口
133 防水壁
133a 防水壁上端部
133b 傾斜面
201 カバー
201a 開口
211 凹部
211a 側壁
211b 底壁
Ga,Gb 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一部に開口が設けられた底壁と前記底壁を囲むように配置された側壁とで形成されたカバーが装着されるスイッチ装置であって、
スイッチと、
前記スイッチを内部に収納し、上下に開口して内部と連通する筒部が設けられているケースと、
前記スイッチを操作するための操作部材であって、前記筒部の上部の開口を覆うように前記筒部に揺動可能に支持され、上面の少なくとも一部が前記カバーの前記底壁の開口から露出する操作部材と
を備えるスイッチ装置において、
前記操作部材の側面と前記カバーの前記底壁との間の隙間から流出する液体を前記筒部から遠ざかる方向に跳ね返す第1の防水壁が、揺動していない状態の前記操作部材の側面の下端から下方向に所定の第1の間隔および前記筒部の方向に所定の第2の間隔だけ空けた位置に前記第1の防水壁の上端が配置されるように、前記ケースの上面の前記筒部の近傍に設けられている
ことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項2】
前記第1の防水壁は、前記隙間から流出する液体が前記ケースの上面に落ちる前に当たる位置に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項3】
前記筒部の側面であって前記カバーの前記底壁側の面の上方に横方向に延びる第2の防水壁が設けられている
ことを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−97944(P2013−97944A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−238290(P2011−238290)
【出願日】平成23年10月31日(2011.10.31)
【出願人】(510123839)オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 (110)
【Fターム(参考)】