説明

スキャナ

【課題】スキャナにおいて、撮像窓に対面したオペレータの目よりも低い位置に撮像窓が配置された場合に、オペレータに眩しさを感じさせることを抑制する。
【解決手段】スキャナは、筐体12と、筐体12内に設けられた撮像装置15と、光源13cと、を備える。筐体12は、撮像窓12aを有する。撮像窓12aは、上辺部と、この上辺部と離間した下辺部と、上辺部および下辺部のそれぞれの端部を接続する一対の側辺部12dと、により区画される。撮像装置15は、撮像窓12aを通して筐体12の外側に形成される読取領域Cにある読取対象を、撮像窓12aを介して撮像し、この読取対象の画像データを出力する。光源13cは、読取領域Cの外側に位置し、筐体12の側辺部12dに沿って配置され、読取領域Cに照明光を照射する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コードシンボルを撮像するスキャナに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、商品に付されたバーコード等のコードシンボルを読み取るスキャナとして、店舗のサッカー台等に据え付けられて使用される縦型のスキャナがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなスキャナとして、撮像窓が形成された筐体内に、CCD撮像素子等のイメージセンサを有する撮像装置と、撮像窓の上辺部および下辺部に配置されて撮像窓の外側に向けて照明光を出射する照明装置と、を備えたものがある。このスキャナでは、撮像窓の外側の撮像領域に配置されたコードシンボルからの反射光が、撮像窓を通って筐体の内部に入射し、その入射した反射光を撮像装置が受光する。
【0004】
このスキャナは、撮像窓に対面したオペレータの目よりも低い位置に撮像窓が位置するようにサッカー台に設置される。これにより、スキャナにコードシンボルを読み取らせるためにコードシンボルを撮像窓に近接させるというスキャン作業を、オペレータが容易に行うことができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来のスキャナでは、撮像窓の下辺部に配置された照明装置が撮像領域に照明光を下方から照射するため、この照明装置の照明光が、撮像窓に対面して前方斜め下方を見て作業をするオペレータの目に入り易く、オペレータに強い眩しさを感じさせてしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スキャナにおいて、撮像窓に対面したオペレータの目よりも低い位置に撮像窓が配置された場合に、オペレータに眩しさを感じさせることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のスキャナは、筐体と、前記筐体内に設けられた撮像装置と、光源と、を備える。筐体は、撮像窓を有する。撮像窓は、上辺部と、この上辺部と離間した下辺部と、前記上辺部および下辺部のそれぞれの端部を接続する一対の側辺部と、により区画される。撮像装置は、前記撮像窓を通して前記筐体の外側に形成される読取領域にある読取対象を、前記撮像窓を介して撮像し、この読取対象の画像データを出力する。光源は、前記読取領域の外側に位置し、前記筐体の前記側辺部に沿って配置され、前記読取領域に照明光を照射する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、スキャナにおいて、撮像窓に対面したオペレータの目よりも低い位置に撮像窓が配置された場合に、オペレータに眩しさを感じさせることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態のスキャナをサッカー台等とともに示す斜視図である。
【図2】図2は、スキャナを示す透過斜視図である。
【図3】図3は、スキャナの要部を示す水平断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるスキャナの一実施の形態を詳細に説明する。なお、図面中の矢印aはスキャナの上下方向を示し、矢印bはスキャナの左右方向(幅方向)、矢印cはスキャナの前後方向を示している。
【0011】
図1に示すように、スキャナ1は、縦型のスキャナであり、設置台としてのサッカー台2に立設されている。スキャナ1は、撮像窓12aに対面したオペレータの目よりも低い位置に撮像窓12aが位置するようにサッカー台2に設置される。サッカー台2は、買い物籠等が載置されるものであり、店舗の会計場所に設置される。スキャナ1の上部には、表示器3とキーボード4とが配設されている。
【0012】
スキャナ1は、スキャナ本体10と、このスキャナ本体10を上下位置調整可能に支持している支持部20と、を備えている。
【0013】
支持部20は、サッカー台2に立設された左右一対の支柱21を備えている。これらの支柱21の相互の対向部には、上下方向に延在した案内溝22が設けられている。支持部20は、案内溝22に沿ってスキャナ本体10を案内する。
【0014】
図2および図3に示すように、スキャナ本体10は、正面に撮像窓12aを有する筐体12を備えている。スキャナ本体10は、筐体12内に、イメージセンサであるCCD(Charge Coupled Device Image Sensor)撮像素子15aを有する撮像装置15と、撮像装置15の撮像領域Aを屈曲させたミラー14と、撮像装置15の撮像領域Aに照明光を照射する照明装置13と、CCD撮像素子15aが取得した商品の画像データからコードシンボルであるバーコードを抽出し商品コードを取得するコードシンボル抽出手段としての画像処理ボード17と、を備えている。この画像処理ボード17は、画像処理を行なう回路等を搭載している。ここで、撮像装置15の撮像領域Aは、図2および図3において二点鎖線で概略的に示してある。なお、図2では、撮像領域Aのうち筐体12外側の部分を含む一部分は省略されている。
【0015】
筐体12は、直方体形状の箱状に形成されており、その正面壁12fに撮像窓12aが形成されている。筐体12は、当該筐体12の正面前方に位置したオペレータと対面する。撮像窓12aは、上端部である上辺部12bと、上辺部12bの下方に位置して上辺部12bから離間した下端部である下辺部12cと、上辺部12bおよび下辺部12cのそれぞれの端部を接続し相互に離間した一対の側部である一対の側辺部12dと、により区画されている。撮像窓12aは、正面視で四角形に形成されている。詳細には、撮像窓12aは、一対の側辺部12dの長さより、上辺部12bおよび下辺部12cの長さが長い長方形に形成されている。
【0016】
撮像窓12aは、透過性を有する平板状のプレート16によって閉塞されている。プレート16は、例えばガラスや樹脂製である。
【0017】
撮像装置15は、筐体12の内側から撮像窓12aの周辺の領域を撮像して、画像データを出力するものである。詳しくは、撮像装置15は、撮像窓12aと対面した撮像窓12aの外側の領域であって商品に付されたコードシンボル(読取対象)が位置する読取領域Cを、撮像窓12aを介して撮像して、このコードシンボルの画像データを出力する。撮像装置15は、CCD撮像素子15aと、CCD撮像素子15aに撮像領域Aの画像を結像する撮像レンズ15bと、CCD撮像素子15aの駆動回路(図示せず)と、を有している。撮像装置15は、撮像窓12aの前方(外側)に位置した読取対象であるコードシンボルからの反射光であって撮像窓12aから筐体12内に入射した反射光を受ける位置に配置され、コードシンボルを撮像する。撮像装置15は、撮像レンズ15bの光軸がスキャナ1の左右方向に沿うように配置されている。撮像装置15の前方には、撮像窓12aと角度を有して位置するミラー14が配置されている。撮像装置15の撮像光軸Bは、撮像装置15からミラー14へ向けて延出し、ミラー14で略90度方向転換されて、撮像窓12aを通過する。
【0018】
撮像装置15のCCD撮像素子15aの撮像可能範囲は、撮像レンズ15bの特性により決定される。本実施の形態の撮像レンズ15bは固定焦点レンズであって、焦点位置(ピントが最も合っている位置)はレンズ先端から一定の距離だけ離れた位置にある。この焦点位置に撮像物である商品が置かれた時の解像度が最も高く、鮮明に撮像でき、焦点位置からCCD撮像素子に対して近づく方向および遠ざかる方向に撮像物である商品が置かれるにしたがってピントがぼけて解像度が低くなる。バーコードをデコードするためには、CCD撮像素子15aが取得した商品の画像データからバーコードを形成する各色(例えば、白黒)のバーの幅を計測する必要があり、ピントがぼけると計測できなくなる。したがって、撮像領域Aのうちある一定の解像度以上の範囲が、画像処理ボード17による画像データからのコードシンボルの抽出が可能なバーコードの読取領域Cとなる。図3では、読取領域Cを概略的に示しており、読取領域Cは、本実施の形態では概略的に線Dとプレート16との間の範囲である。
【0019】
照明装置13は、撮像窓12aの一対の側辺部12d毎に設けられている。即ち、照明装置13は、左右一対設けられている。照明装置13は、光源である光源部13cと、光源部13cを搭載した基板13bと、を有している。一対の照明装置13は、左右対称(面対称)の構成となっている。
【0020】
光源部13cは、光源である複数のLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)13aからなっている。なお、光源部13cは、複数のLED13aからなるものに限るものではなく、単一のLED13aからなっていても良い。この光源部13cは、読取領域Cの外側に位置し、筐体12の側辺部12dに沿って配置され、読取領域Cに照明光を照射する。LED13aは、読取領域Cの外側において撮像窓12aの側辺部12dに沿って、図3に示すように、撮像窓12aに対して角度を有して配置されている。より詳細には、LED13aは、筐体12の内部において側辺部12dに沿って配置されている。別の言い方をすると、LED13aは、撮像窓12aの上辺部12bおよび下辺部12cとの対向方向(別の言い方をすると上下方向)と直交する方向(別の言い方をすると水平方向)で撮像窓12a側辺部12dと並んで配置されている。LED13aは、撮像装置15の撮像領域Aの側方に配置されている。即ち、LED13aは、撮像窓12aの後方に位置する撮像領域Aの側方に配置されている。LED13aは、撮像窓12aの後方に位置する撮像領域Aの側方から、撮像窓12aの前方に位置する読取領域Cに照明光を照射する。LED13aは、プレート16に前後方向で斜めの位置で、対向している。LED13aの上方は、光を遮蔽する遮蔽部材としての筐体12の上壁12eによって覆われている。また、各照明装置13において、複数のLED13aは、筐体12の内部において撮像窓12aの側辺部12dに沿って配置されている。これらの複数のLED13aは、撮像窓12aの側辺部12dのうちで、撮像窓12aの上辺部12bと下辺部12cとの対向方向(即ち、上下方向)での側辺部12dの中央部に寄せて配置されている。つまり、光源部13cは、撮像窓12aの側辺部12dの中央部で、側辺部12dに沿って配置されている。各LED13aは、撮像窓12aに対面したオペレータの目に当該LED13aの光軸Eが入らない位置に、配置されている。詳細には、LED13aの光軸Eは、撮像窓12aの上辺部12bおよび下辺部12cの対向方向と略直交している。
【0021】
LED13aと対向する位置には、拡散板18が配置されている。拡散板18は、LED13aの前方で、撮像窓12aに配置されている。詳しくは、拡散板18は、読取領域Cの外側においてLED13a(光源部13c)における照明光の出射側と斜めの位置で対向配置され、筐体12の撮像窓12a側に位置している。拡散板18は、当該拡散板18を通過するLED13aの照明光を円状に広げることによって、LED13aの照明領域を広げる。この拡散板18は、例えば拡散フィルムであり、プレート16の内面に固着されている。この拡散板18と照明装置13と撮像装置15とは、筐体の前後方向で一直線上に配置されている。
【0022】
ミラー14は、読取領域Cにあるバーコードを照射する光源部13cからの照明光の反射光を撮像装置15へ反射する。ミラー14は、撮像窓12aから入射する反射光を撮像装置15に反射するように撮像窓12aに対して角度を持って位置している。ミラー14は、撮像装置15側の一辺部14aの長さより撮像装置15側とは反対側の他辺部14bの長さの方が長い台形に形成されている。
【0023】
画像処理ボード17は、撮像装置15の側方に配置されて、撮像装置15に接続されている。画像処理ボード17は、撮像装置15から出力された動画像データ中からバーコードの全体を読み取り可能な1枚のフレームデータを認識する。そして、画像処理ボード17は、認識したバーコードを解読してデコードデータとして出力する。
【0024】
また、スキャナ本体10は、筐体12内にスピーカー19を有している。スピーカー19と撮像装置15とミラー14とは、左右方向で一列に配置されている。
【0025】
次に、スキャナ1の使用方法および動作を説明する。オペレータは、商品のバーコードをスキャナ1に読み取らせるに際して、筐体12の正面前方、即ち、撮像窓12aに対面する位置でサッカー台2の内側に立ち、レーン上流側に置かれた買い物籠から買い上げ商品を一品ずつ取り出す。そして、オペレータは、取り出した商品がバーコード付きのものであるときには、バーコードを読取領域C内でスキャナ1の撮像窓12aに向けてかざして、バーコードを撮像装置15に読み取らせる。この際、LED13aが読取領域Cを照射している。
【0026】
スキャナ1では、撮像装置15で撮像した商品の画像データが画像処理ボード17に送出され、画像処理ボード17においてバーコードの画像が抽出されて解析され、解析された商品コードがPOS端末などの上位装置に出力されることにより、商品登録が行われる。
【0027】
バーコードが正確に読み取られた場合には、スキャナ本体10のスピーカー19から読み取り終了の確認音が鳴動し、オペレータはこの確認音を確認して商品をレーン下流に配置された買い物籠に入れることになる。
【0028】
以上説明したように、本実施の形態のスキャナ1では、LED13a(光源部13c)が、撮像窓12aの側辺部12dに沿って配置され、読取領域Cに照明光を照射する。したがって、撮像窓12aに対面したオペレータの目よりも低い位置に撮像窓12aが配置された場合に、LEDが撮像窓の下辺部に設置された構造に比べて、LED13aの照明光がオペレータの目に入り難いので、オペレータに眩しさを感じさせることを抑制することができる。
【0029】
また、本実施の形態のスキャナ1では、拡散板18が、LED12aと対向配置され、LED12aの照明光を拡散する。したがって、オペレータがスキャン作業中にLED12aを直視した場合であっても、オペレータに眩しさを感じさせることを抑制することができる。
【0030】
また、本実施の形態のスキャナ1では、ミラー14が、筐体12の内部に配置され、バーコードからの反射光を撮像装置15へ反射する。したがって、長い撮像距離を確保して広い撮像範囲を確保する上で、ミラーが設けられておらず撮像装置と撮像窓とが一直線上に配置された構造に比べて、スキャナ1の前後方向での薄型化を実現することができる。
【0031】
また、本実施の形態のスキャナ1では、ミラー14は、撮像装置15側の一辺部14aの長さより撮像装置15側とは反対側の他辺部14bの長さの方が長い台形に形成されている。したがって、ミラーの一辺部が他辺部と同じ長さの場合に比べて、ミラー14の材料が少なくて済むという利点がある。
【0032】
また、本実施の形態のスキャナ1では、撮像窓12aは、一対の側辺部12dの長さより、上辺部12bおよび下辺部12cの長さが長い長方形に形成されている。即ち、撮像窓12aが、左右方向に長い横長の長方形に形成されている。そして、LED13aが、筐体12の内部において撮像窓12aの側辺部12dに沿って配置されている。したがって、撮像窓が上下方向に長い縦長の長方形である構造に比べて、LED12aの上下方向の照明範囲が狭くて済むという利点がある。
【0033】
また、本実施の形態のスキャナ1では、光源部13cは、複数のLED13aからなり、撮像窓12aの側辺部12dの中央部で、側辺部12dに沿って配置されている。したがって、比較的少ない数のLED13aで、読取領域Cを効率的に照明することができる。ここで、撮像窓の側辺部に上下方向に均等にLEDを配列した場合には、LEDの列のうち上下端に位置するLEDの照明光の一部は読取領域Cを照明せずに読取領域C外を照明することとなってしまう。
【0034】
また、本実施の形態のスキャナ1では、LED13aが、筐体12の内部に設けられて、撮像窓12aの後方に位置し、プレート16に対向している。したがって、プレート16にバーコードが押し付けられた状態でも、そのバーコードにLED13aの照明光が当たるので、スキャナ1がそのバーコードを良好に撮像して読み取ることができる。
【0035】
なお、本発明は、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。例えば、本実施の形態においては、コードシンボルとしてバーコードを適用したが、これに限るものではなく、二次元コードなどの各種コードシンボルを適用することができる。
【0036】
また、本実施の形態においては、光源としてLEDを適用したが、これに限るものではなく、蛍光灯などの各種の光源を適用することができる。
【0037】
また、本実施の形態においては、光源を筐体の内部に配置した例を示したが、これに限るものではなく、光源を筐体の外部に配置しても良い。
【0038】
また、本実施の形態においては、撮像窓として正面視で四角形である長方形のものを例に示したが、これに限るものではなく、撮像窓は、例えば正面視で五角形や六角形などであっても良い。
【符号の説明】
【0039】
1…スキャナ
12…筐体
12a…撮像窓
12b…撮像窓の上辺部
12c…撮像窓の下辺部
12d…撮像窓の側辺部
13a…LED(光源)
13c…光源部(光源)
14…ミラー
14a…ミラーの一辺部
14b…ミラーの他辺部
15…撮像装置
18…拡散板
B…読取領域
【先行技術文献】
【特許文献】
【0040】
【特許文献1】特開2007−334493公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上辺部と、この上辺部と離間した下辺部と、前記上辺部および下辺部のそれぞれの端部を接続する一対の側辺部と、により区画される撮像窓を有する筐体と、
前記撮像窓を通して前記筐体の外側に形成される読取領域にある読取対象を、前記撮像窓を介して撮像し、この読取対象の画像データを出力する、前記筐体内に設けられた撮像装置と、
前記読取領域の外側に位置し、前記筐体の前記側辺部に沿って配置され、前記読取領域に照明光を照射する光源と、
を備えるスキャナ。
【請求項2】
前記光源の照明光の出射側と対向配置され、前記筐体の前記撮像窓側に位置し、前記光源の照明光を拡散する拡散板を備えることを特徴とする請求項1に記載のスキャナ。
【請求項3】
前記筐体の内部に配置され、前記読取領域にある読取対象を照射する前記光源からの照明光の反射光を前記撮像装置へ反射するミラーを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のスキャナ。
【請求項4】
前記ミラーは、前記撮像窓から入射する反射光を前記撮像装置に反射するように前記撮像窓に対して角度を持って位置しており、前記撮像装置側の一辺部の長さより前記撮像装置側とは反対側の他辺部の長さの方が長い台形に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスキャナ。
【請求項5】
前記光源は、複数の光源からなり、前記筐体の内部において前記側辺部に沿って配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のスキャナ。
【請求項6】
前記撮像窓は、前記一対の側辺部の長さより、前記上辺部および前記下辺部の長さが長い長方形に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のスキャナ。
【請求項7】
前記光源は、前記読取領域を照射するように、前記読取領域の外側で、前記撮像窓に対して角度を持って配置されており、前記拡散板は、前記撮像窓に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のスキャナ。
【請求項8】
前記光源は、複数の光源からなり、前記撮像窓の側辺部の中央部で、前記側辺部に沿って配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のスキャナ。
【請求項9】
前記読取対象は、商品に付されたコードシンボルであることを特徴とする請求項1ないいし8のいずれか一項に記載のスキャナ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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