説明

スクリーンインキおよび感圧転写シート

【課題】 可食材料からなるスクリーンインキ、特に感圧転写にて食品類への記録のできるインキおよびこれをもちいた感圧転写シートを提供すること。
【解決手段】 ポリグリセリン脂肪酸エステルと、植物性硬化油と、可食性ワックスとからなる熱溶融性組成物に有色の可食性色素、白色の可食性色素を分散させた溶融状分散物60〜90重量部と、水 10〜40重量部とを50〜70℃にて混合し、乳化したスクリーンインキ。さらに、ポリグリセリン脂肪酸エステルがトリ(カプリル・カプリン酸)グリセリンである上記スクリーンインキ、およびこれらスクリーンインキを厚さ50〜90μの基材上にスクリーン印刷にて乾燥膜厚5〜20μに印刷した加圧転写用シート。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は可食材料からなるスクリーンインキに関し、特に感圧転写にて食品類への記録のできるインキおよびこれをもちいた感圧転写シートに関する。
【0002】
本発明は、チョコレート、ビスケット、チューインガム等の食品の表面にボールペン、鉛筆、ペンなどの硬筆による筆記具による加圧にて、あるいは、インパクトプリンターなどの加圧にて絵柄や文字を転写させるインキおよび感圧転写材についてのものである。
【背景技術】
【0003】
食品および人が口にする材料への印刷やマーキングは、食品の美観や記念行事でのデコレーション、あるいは子供用の玩具として非常に興味をもたれる分野である。このような材料としては、可食性の材料によるインクジェット方式による画像等が知られている。
【0004】
しかしながら、このような印刷ではマーキングにおいてプリンタ等の装置を必要とするため、幼児等の玩具としての使用には適性がない。また、インクジェット方式では、基材へのマーキングにおいて透明性が出てしまい、濃度のある記録にはなかなか適性がえられないという問題点があった。
【0005】
食品類へのマーキングを行う方法としては、以下のような技術が検討されてきている。
例えば特許文献1には、基材上に硬化油および可食性ワックスと可食性色素からなる塗工剤を塗布してなる食品用感圧転写材が示されている。しかしながら、加熱グラビアコーターやロールコータなどによる手段により塗布されるインキであり、この塗工方法では十分な転写濃度を得るための塗工操作(印刷膜厚を確保することが)が困難であった。
【0006】
また、特許文献2には、チョコレート用のスクリーンインキが示されているが、画像の隠蔽性を狙いとしたものであり、任意の画像を感圧転写させるインキについては記載されていない。
【0007】
また、特許文献3には、グリセリン脂肪酸エステルと天然多糖類、乾性油からなるスクリーンインキが示されているが、耐水性、密着性等を改良したインキであり、任意の画像を感圧転写させるインキについては記載されていない。
【特許文献1】特開平2−163053号公報
【特許文献2】特開平8−308533号公報
【特許文献3】特開2005−320528号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、従来の塗工手段による方法では得られなかった塗工膜厚を得て、インキ塗工後の印刷基材のカール(曲がり性)を改善させ、食品への転写使用時に必要な適度な硬さ、および筆記性を与えて取扱い性を向上させ、保存時に発生しやすいブロッキングを防止することを目的とする。
【0009】
また、従来印刷にはインキを高温(60℃から場合によっては80℃以上)で加熱溶融して塗工する操作が必要であり、温度管理も必要となった。また、塗工する基材の熱に対する伸縮も問題になることがあった。本発明のインキは、加熱溶融するほどの熱量を必要とせず室温の高いときはそのままでも、また、必要に応じて10℃ないし20℃程度の加温にてスクリーン印刷に適したインキ粘度にまで調整できる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、以上の課題を解決するためになされたものであり、即ち本発明は、ポリグリセリン脂肪酸エステルと、植物性硬化油と、可食性ワックスとからなる熱溶融性組成物に有色の可食性色素、白色の可食性色素を分散させた溶融状分散物 60〜90重量部と、水 10〜40重量部とを50〜70℃にて混合し、乳化したスクリーンインキに関する。
【0011】
また本発明は、ポリグリセリン脂肪酸エステルがトリ(カプリル・カプリン酸)グリセリンである上記スクリーンインキに関する。
また本発明は、植物性硬化油が大豆硬化油である上記スクリーンインキに関する。
また本発明は、植物油がパーム油である上位スクリーンインキに関する。
【0012】
また本発明は、可食性ワックスが蜜蝋である上記スクリーンインキに関する。
また本発明は、有色の可食性色素が黄色4号、黄色4号、青色1号、青色2号、パテントブルーV、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色10
5号、緑色3号、およびこれらのアルミレーキ色素であるスクリーンインキに関する。
【0013】
有色の可食性色素がウコン色素、リオフラビン色素、クチナシ色素、アナトー、トマト色素、サフラン色素、クチナシ色素、コチニール色素、赤キャベツ色素、ビートレッド色素、モナスカス色素、パプリカ色素、トウガラシ色素、アスタキサンチン、フィフィア色素、β―カロテン色素、エルダベリー色素、チョウマメ色素、ベニバナ色素、アントシアニン色素、ポリフェノール系茶色素、クロロフィル、クロロフィリン、葉緑素、カラメル色素、植物炭末色素、金、銀、魚鱗箔である上記スクリーンインキに関する。
【0014】
また本発明は、白色の可食性色素が酸化チタン、炭酸カルシウム、卵殻カルシウム、貝殻カルシウム色素である上記スクリーンインキに関する。
【0015】
また本発明は、感圧転写用の上記スクリーンインキに関する。
【0016】
さらに本発明は、上記スクリーンインキを厚さ50〜90μの基材上にスクリーン印刷にて乾燥膜厚5〜20μに印刷した加圧転写用シートに関する。
さらに本発明は、厚さ50〜90μの基材が蛍光物質の検出されない紙でありスクリーン印刷にて乾燥膜厚5〜20μに印刷した上記加圧転写用シートに関する。
【0017】
さらに本発明は、厚さ50〜90μの基材が蛍光物質の検出されない紙であり、印刷後の塗工物のカールが実質的に無視できるものである(中央部と周辺部との高さの差が5mm以内)である上記加圧転写用シートに関する。
【発明の効果】
【0018】
本発明のスクリーンインキおよびそれを印刷した加圧転写用シートでは、そのインキを構成する材料の選択にあっては、可食性の材料、すなわち食品素材および食品添加物として認められる材料にて構成した。したがって本発明のインキおよびそのインキを印刷した加圧転写シートでは、人の肌に付着した場合はもちろん、経口的に体内に取り込んだ場合においても非常に高い安全性が確保されている。
【0019】
また本発明では、従来の加熱グラビアコーターやロールコーターによる塗工手段では得られなかった塗工膜厚を得ることができる。このような適度な塗工膜厚を確保することで、従来の塗工方法での薄い膜厚で生じていた濃度不足を改良できる。また、インキの印刷においては、過剰な熱の履歴を省略できるため印刷後の印刷基材のカール(曲がり)を減少させて改善することもできるため、食品に転写印刷させるときにも感圧の転写シートは適度な硬さを確保したまま、チョコレート、ビスケット、チューインガム等の食品の表面にボールペン、鉛筆、ペンなどの硬筆による筆記具による加圧にて、あるいは、インパクトプリンターなどの加圧にて絵柄や文字を転写させる筆記性が向上し、使用時の取扱いが容易となる。
【0020】
また、このスクリーンインキの印刷機材は、種々の材質のシートを使用できるが、特に
50−90μ程度の紙を用いると、プラスチックフィルムのような柔軟性と異なった曲げこわさを有しており、また、部分的な曲げ折等の傷がつきにくく保管、輸送、使用時の意に反した転写を防ぐことができる。特に、感圧転写シート同士の重ね保存における安定性、例えば、ブロッキングというような問題に対して著しく良好に保持される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
まず、本発明のポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリンが好ましい。このポリグリセリン脂肪酸エステルは、適度な保湿感を有するものでありインキ中に15から30重量%含有させることで感圧転写性の長期での発現を維持する。また、他のグリセリン脂肪酸エステルも、色素の溶融分散の分散安定剤として用いることができる。このようなグリセリン脂肪酸エステルとしては、ヘキサグリセリン縮合リシノール酸エステル、ヘキサグリセリンペンタオレイン酸エステル、ポリグリセリンラウリン酸エステル、テトラグリセリンモノオレイン酸エステルを併用できる。
【0022】
本発明において植物性硬化油とは、40℃から70℃の融点を有するものが用いられる。これらは、適宜混合し、塗工時の粘度調整、印刷後の塗膜の適度な硬さ、脆さの調整剤となる。大豆油に水素添加をした硬化油が好ましく用いられる。
【0023】
また、植物油をもちいることも有効である。植物油としては、熱溶融物の融点の低下や粘度の調整で用いるもので38から39℃程度のパーム油が好ましい。
【0024】
本発明のスクリーンインキにおいて可食性ワックスとしては、融点が50から80℃程度のものが好ましい。さらには、
印刷時の粘度、温度管理、また、印刷後の保管、環境温度への対応から60から70℃の融点のものが好ましい。このようなものとしては、キャンデリラ蝋、蜜蝋が好ましい。更に好ましくは蜜蝋を選択する。
【0025】
本発明において可食色素とは、その分類の方法によって大きく分類して合成着色料および天然着色に分ける場合と、有色色素と白色色素に分ける場合があるが「世界の食品添加物概説(日本食品添加物協会出版)」に収載されている食用色素を指す。本書に収載されているものであれば特に限定はしないが、世界標準であるコーデックス/JEFCA/WHOが定める食品添加物色素、日本で定められている食品衛生法が定める食品添加物色素、米国の連邦食品化粧品法に基づき食品医薬品庁(FDA)が定めている21CFRあるいはGRAS物質に定められる食品添加物色素、欧州連合(EU)が欧州指令に定める食品添加物色素などが好ましい。
【0026】
このうち有色色素のうちで合成可食性色素では、食品添加物便覧(食品と科学社)の着色料および発色剤に挙げられている色素が使用できる。なかでも黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、パテントブルーV、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102
号、赤色104号、赤色105号、緑色3号、およびこれらのアルミレーキ色素などが好ましい。
【0027】
有色色素のうちで天然可食性色素では、天然物便覧(食品と科学社)の既存添加物に挙げられている着色料が使用できる。なかでもウコン色素、リオフラビン色素、クチナシ色素、アナトー、トマト色素、サフラン色素、クチナシ色素、コチニール色素、赤キャベツ色素、ビートレッド色素、モナスカス色素、パプリカ色素、トウガラシ色素、アスタキサンチン、フィフィア色素、β―カロテン色素、エルダベリー色素、チョウマメ色素、ベニバナ色素、アントシアニン色素、ポリフェノール系茶色素、クロロフィル、クロロフィリン、葉緑素、カラメル色素、植物炭末色素、金、銀、魚鱗箔などが好ましい。
【0028】
天然可食性色素では、微結晶セルロースとの配合にて染着させた色素も使用できる。微結晶セルロースとの配合にて染着させた色素は変色を防止する効果を有し、耐光性の向上も発揮する。この場合は、天然色素と微結晶セルロースとを1〜20:80〜99の割合にて混合させた微粒子色素とすることで効果が大となる。なお、上記の微粒子は、0.1〜200ミクロン、好ましくは、0.5〜100ミクロンの粒子としたものを用いる。
【0029】
白色の可食性色素では、酸化チタン、炭酸カルシウム、卵殻カルシウム、貝殻カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、その他の水不溶性カルシウム塩、炭酸マグネシウム、塩基炭酸マグネシウム色素などが好ましい。
【0030】
また、可食性の有色あるいは白色色素0.1〜50重量部が熱溶融性組成物50〜99.9重量部に溶解ないし分散されることが好ましい。さらには、可食性の有色あるいは白色色素0.1〜30重量部をポリグリセリン脂肪酸エステル、植物性硬化油、可食性ワックスからなる熱溶融性組成物70〜99.9重量部に溶解あるいは分散されたものが好ましい。
【0031】
そして、このようにして形成された熱溶融性の組成物を50〜70℃にて温水にて乳化することで所望のスクリーンインキとなる。
【0032】
本発明のインキには、用途に応じて消泡剤、増粘剤、可塑剤、分散剤、乳化剤、酸化防
止剤、防腐剤等の物性改善補助剤を適量含有することもできる。
【0033】
本発明の加圧転写用シートは、ポリグリセリン脂肪酸エステル、植物油、植物性硬化油、可食性ワックスからなる熱溶融性組成物に有色の可食性色素、白色の可食性色素を分散させた溶融状分散物 60〜90重量部および、水 10〜40重量部とを50〜70℃にて混合し、乳化したスクリーンインキを厚さ50〜90μの基材上にスクリーン印刷にて乾燥膜厚5〜20μに印刷することで形成される。
【0034】
本発明の加圧転写用シートは、被印刷基材の厚さが50〜90μで蛍光物質の検出されない紙が好ましく、前記スクリーンインキをスクリーン印刷(100線から175線)にて)乾燥膜厚5から20μに印刷することが好ましい。
【0035】
本発明の加圧転写用シートは、厚さ50〜90μの被印刷基材が蛍光物質の検出されない紙であり、印刷後の塗工物のカールが実質的に無視できるものである(中央部と周辺部との高さの差が5mm以内)であることが好ましい。
【0036】
本発明に用いられる紙としては、好ましくは、厚さ65から80μ、平滑度65から85秒、曲げこわさ14から20cmのものが好ましい。
【0037】
また、紙においては、感圧転写時の筆記性が良好であるため好ましいが、紙と同様の筆記性を有するように加工したプラスチックフィルムも用いることができる。
【0038】
また、各種の安定性、必要な耐性や性能を得るためには、このインキの被印刷基材への印刷に際してオーバーコートやアンダーコートを行うことも有用である。
【0039】
本発明のインキを用いた主な構成としては、以下のようなものが挙げられる。
【0040】
[実施例]
以下に、実施例により、本発明をさらに詳細に説明するが、以下の実施例は本発明の権利範囲を何ら制限するものではない。なお、実施例における「部」は、「重量部」を表す。以下、本発明のスクリーンインキおよび加圧転写用シートをその実施例を基に具体的に示す。
【0041】
[実施例1]
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン 20重量部、ヘキサグリセリン縮合リシノール酸エステル 5.5重量部、植物性硬化油(大豆硬化油) 9重量部、可食性ワックス(蜜蝋) 8重量部を混合した熱溶融性組成物に、有色の可食性色素として赤色40号アルミレーキ色素 16重量部、白色の可食性色素として炭酸カルシウム 12重量部を分散させた溶融状分散物 62重量部および、水 38重量部とを60〜70℃にて混合し、ホモミキサーにて乳化したスクリーンインキを作製した。
[実施例2、3、比較例1〜5]
実施例1と同様の方法にて表1のインキを作成した。
【0042】
【表1】

【0043】
表1のインキを120線のスクリーン版にて、曲げこわさ15cmの77μ食品用晒紙に印刷し感圧転写シートを作成した。表2に感圧転写シートの製造例をしめす。
【0044】
【表2】

【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明のインキは、食品への装飾やマーキングを目的とした印刷を容易におこなえる感圧転写のシートを提供する。また、安全性の高い材料を用いており、幼児等の使用においても好適な玩具としての機能も発揮する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリグリセリン脂肪酸エステルと、植物性硬化油と、可食性ワックスとからなる熱溶融性組成物に有色の可食性色素、白色の可食性色素を分散させた溶融状分散物60〜90重量部と、水 10〜40重量部とを50〜70℃にて混合し、乳化したスクリーンインキ。
【請求項2】
ポリグリセリン脂肪酸エステルがトリ(カプリル・カプリン酸)グリセリンである請求項1記載のスクリーンインキ。
【請求項3】
植物性硬化油が大豆硬化油である請求項1記載のスクリーンインキ。
【請求項4】
さらに植物油を用いる請求項1〜3いずれか記載のスクリーンインキ。
【請求項5】
可食性ワックスが蜜蝋である請求項1〜4いずれか記載のスクリーンインキ。
【請求項6】
有色の可食性色素が黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、パテントブルーV、
赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、緑色3号、およびこれらのアルミレーキ色素である請求項1〜5いずれか記載のスクリーンインキ。
【請求項7】
有色の可食性色素がウコン色素、リオフラビン色素、クチナシ色素、アナトー、トマト色素、サフラン色素、クチナシ色素、コチニール色素、赤キャベツ色素、ビートレッド色素、モナスカス色素、パプリカ色素、トウガラシ色素、アスタキサンチン、フィフィア色素、β―カロテン色素、エルダベリー色素、チョウマメ色素、ベニバナ色素、アントシアニン色素、ポリフェノール系茶色素、クロロフィル、クロロフィリン、葉緑素、カラメル色素、植物炭末色素、金、銀、魚鱗箔である請求項1〜6いずれか記載のスクリーンインキ。
【請求項8】
白色の可食性色素が酸化チタン、炭酸カルシウム、卵殻カルシウム、貝殻カルシウムである請求項1〜7いずれか記載のスクリーンインキ。
【請求項9】
請求項1〜8記載のスクリーンインキを厚さ50〜90μの基材上にスクリーン印刷にて乾燥膜厚5〜20μに印刷した加圧転写用シート。
【請求項10】
厚さ50〜90μの基材が蛍光物質の検出されない紙でありスクリーン印刷にて乾燥膜厚5〜20μに印刷した請求項9記載の加圧転写用シート。
【請求項11】
厚さ50〜90μの基材が蛍光物質の検出されない紙であり、曲げこわさが、印刷後の塗工物のカールが実質的に無視できるものである(中央部と周辺部との高さの差が5mm以内)である請求項9または10記載の加圧転写用シート。

【公開番号】特開2008−143992(P2008−143992A)
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−331364(P2006−331364)
【出願日】平成18年12月8日(2006.12.8)
【出願人】(000222118)東洋インキ製造株式会社 (2,229)
【Fターム(参考)】