説明

スライド・スナップ式クランプ

スライド・スナップ式クランプ(10)は、第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションを備える第一の締め付け部材(1)を提供する。第一の締め付けセクション(16)は、ヒンジに隣接して置かれ、一方第二の締め付けセクション(22)は第一の締め付けセクションの対側に置かれる。アクチュエータ(20)は、第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションの一方にレールを備えるアンロック構成またはロック構成から第一の締め付け部材を移行させるために使用される。第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションは、第一および第二の締め付けセクションのいずれかの所定の断面周囲においてレール(36)を受容するように構成される。作動者は、2つの締め付けセクションのうちのどちらが使用され、アクチュエータが移行させ、ロック位置にし、それによって、レールを第一の締め付け部材に固定し得るかを選択する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(発明の背景)
本出願は、2004年4月7日に出願された米国特許出願第10/819,830号に対する優先権を主張する。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、リトラクタークランプに関し、より具体的には、リトラクターに連結されたシャフトのように第二の締め付け位置において第二のシャフトを受容しながら、フレームに取り付けられるように構成されたクランプに関する。
【背景技術】
【0003】
(関連分野の説明)
長年にわたって、多くのリトラクタークランプが提供されており、それらとしては、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5および特許文献6が挙げられる。
【0004】
特許文献3は、もう一方に対して回転可能に位置決め可能な2つの締め付けセクション40、42を有するワンスタイルクランプを示す。ボルト46の回転は、ハンドルがロックする方向に回転されるときに、クランプ開口部の周囲を小さくすることによって、クランプ開口部62、70をロックする。クランプ開口部は、ヒンジとボルト46との中間に配置される。
【0005】
特許文献6は、この構成においてアクチュエータまたはボルトがクランプ開口部よりもヒンジに近いこと除いて、類似の様式で働く。この設計において、棒が適所にスナップ嵌めされ得るが、棒は、特許文献3に示されるような締め付けセクションの位置にスライドされなければならない。特許文献6において、ヒンジ33に隣接するボア39がクランプ開口部を提供しないことが観察されることは重要である。なぜなら、ボアはクランプが働くレール断面よりも非常に小さいからである。
【特許文献1】米国特許第1,839,726号明細書
【特許文献2】米国特許第4,497,092号明細書
【特許文献3】米国特許第4,949,707号明細書
【特許文献4】米国特許第5,897,087号明細書
【特許文献5】米国特許第6,017,008号明細書
【特許文献6】米国特許第6,277,069号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、2つのクランプ開口部(一方はスナップオン方式、他方はスライドイン方式)を提供する能力を有する単一締め付け部材を提供することが必要であると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(発明の要旨)
したがって、第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションを有する締め付け部材が、本発明の目的である。
【0008】
ヒンジ部材に隣接して配置された第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションを有する締め付け部材を提供することが、本発明の別の目的である。第一の締め付け部材は、第二の締め付け部材とヒンジ部材との中間に配置される。
【0009】
第一の締め付けセクションと第二の締め付けセクションとの中間にアクチュエータを有する締め付け部材を提供することが、本発明のなお別の目的である。第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションは、類似のサイズのレールを受容するように適合される。
【0010】
したがって、スライド・スナップ式クランプは、2つの締め付け部材を一緒に連結するアクチュエータを提供する。第一の締め付け部材は、2つの締め付けセクションを有し、そのうちの1つは、アクチュエータのいずれかの側に配置される。第一の締め付けセクションは、ヒンジの近位に配置され、第二の締め付けセクションは、第一の締め付けセクションからアクチュエータの反対側に配置される。第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションはいずれも、所定の外周のレールを受容するように構成される。使用者は、第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションのどちらがレールを受容するかを選択し得る。
【0011】
第二の締め付け部材は、好ましくは、第二の締め付け部材を有し、第二の締め付け部材は、第二のレール、ステムまたは第二の締め付け部材を通る他の適切な延長部材を受容し得る。第一の締め付け部材および第二の締め付け部材は、互いに対して回転可能に位置決め可能である。アクチュエータは、第一の締め付け部材および第二の締め付け部材をロックし、そして第二の締め付け部材に対する第一の締め付け部材の角位置をセットする。
【0012】
本発明の特定の特徴および利点、ならびに他の目的は、添付の図面に関連してなされる以下の説明から明らかになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
(好ましい実施形態の詳細な説明)
図1〜6は、クランプ10を示す。このクランプは、第一の締め付け部材12を備え、好ましい実施形態において、第二の締め付け部材14を備える。第一の締め付け部材12は、第一の締め付けセクション16および第二の締め付けセクション18を有する。第一の締め付けセクション16および第二の締め付けセクション18は、好ましくは、以下にさらに詳述されるように、アクチュエータ20の一部から互いに反対側に配置される。第一の締め付けセクション16は、好ましくは、図2に示されるように、ヒンジ22に隣接して配置される。第一の締め付け部材12は、好ましくは、単一本体24から構成され、この単一本体の内側に締め付けセクション16、18が形成される。さらに、スロット26は、第一の締め付けセクション16および第二の締め付けセクション18を連結する。第一の締め付け部材12は、頂部28および底部30を有し、この頂部および底部は、好ましい実施形態において、スロット26によって間隔が空けられる。以下にさらに詳述されるように、頂部28および底部30がアクチュエータ20の作動によって互いに向かって押されると、スロット26によって表される頂部と底部との間の距離が減少する。この距離が減少するにつれて、第一の締め付けセクション16の周囲32、および第二の締め付けセクション18の周囲34が減少する。頂部28および底部30が互いに向かって押されると、ヒンジ22が撓み、そして/または底部30に対する頂部28の旋回を可能にする。
【0014】
クランプ10は、図2に示されるように開放型の構成を有する。この構成において、レール(例えば、図4および図5に示されるレール36)は、第一の周囲32および第二の周囲34よりもわずかに小さい周囲を有する。したがって、レール36は、第一の締め付けセクション16または第二の締め付けセクション18のいずれかにスライドされ得る。さらに、第二の締め付けセクション18において、脚部38、40が一定の隙間によって互いから間隔を空けられている、第二の締め付けセクション18の構成は、以下にさらに詳細に説明されるように、レール36が第二の締め付けセクション18にスナップ嵌めされることを可能にする。位置にスナップ嵌めすることは、好ましい実施形態において第一の締め付けセクション16に対しては選択肢ではない(すなわち、ヒンジ22は、この様式においてのレール36の挿入を妨げる)。ランド62、64は、第二の締め付け位置18に挿入されたレール36にグリップを提供するのに有用である。このランド62、64、またはフラットは、挿入されたレール36に「咬みつく」ように使用され得る。
【0015】
図4に示されるレール36は、第一の周囲32および第二の周囲34と共働する周囲を有する。すなわち、同一のレール36が、第一の締め付けセクション16および第二の締め付けセクション18のいずれかに挿入され得る。このことは、先行技術では不可能である。なぜなら、米国特許第6,277,069号のようにヒンジに隣接して配置されたボアは、締め付けセクションよりも非常に小さい周囲を有するからである。この構造を、ボア39またはクランプ開口部35のいずれかに特定のレールを受容するように改変するための手段は存在しない。
【0016】
図1は、クランプ10の好ましい実施形態の部分の残りを示す。アクチュエータ20は、カム表面42を有する。協働カム43は、締め付けセクション16、18のグリップを増大させるのに有用である。ねじ山もまた使用されるか、または任意の他のアクチュエータの型もまた使用され得る。鋸歯状ワッシャー44、46は、互いに向かい合わせにされ、ばね48によって互いから離れて付勢される。ワッシャー50は、第二の締め付け部材14と頭部52との中間に置かれ、この頭部はハンドル54を受容する。ハンドル54は、第一のピン56によって頭部52に連結される。アクチュエータ20は、頭部52にプレス嵌めされ得るか、またはそれ以外の方法で頭部に連結される。ハンドル54の回転は、ドローボルト(draw bolt)20に連結される頭部52を回転させる。この締めボルト20は、カム表面42を回転させ、それによって、ばね48の付勢を克服して第一の締め付け部材12および第二の締め付け部材14の角位置をロックするだけでなく、これらの締め付け部材12、14を図1および図2に示されるような開放型の構成から図4および図5に示されるような閉鎖型の構成に移行させる。第二のピン58は、クランプ10を一緒に保持することにおいて有用である。
【0017】
第二の締め付け部材14は、好ましくは、第一の締め付け部材12と同様に構成される。好ましい実施形態において、第二の締め付け部材14の、第一の締め付け位置70の周囲66および第二の締め付け位置72の周囲68は、第一の締め付け部材の、第一の締め付け位置16の周囲32および第二の締め付け位置18の周囲34よりも小さい。しかし、このことは、すべての実施形態において必要であるわけではない。
【0018】
図6は、第一の締め付け部材12が第二の締め付け部材14に対して回転可能であることを示す。
【0019】
図4および図5は、単一レール36(好ましくは一定の断面を有し、より好ましくは円形の断面を有する)が、第一の締め付けセクション16に保持され(図4に示される)、次いで、第二の締め付けセクション18に保持される(図5に示される)ことを示す。図4および図5の両方に示されるレール36は同じものである。したがって、このことが起こるために、周囲32、34または外周32、34は、クランプ10がアンロック構成にある場合、レール36の外周よりもわずかに大きい。このことは、レール36が第一の締め付けセクション16にスライドされることを可能にする。レール36はまた、第二の締め付けセクション18にスライドされ得るが、より好ましくは、ヒンジ22に向かって押すのではなく、レール36を脚部38、40に対して配置することによって、第二の締め付けセクションにスナップ嵌めされる。これは脚部38、40を互いから移動させ、それによって、本体24の頂部28および底部30に対するスロット26の間隔距離を一時的に増大させる。レール36の直径が脚部38、40を通過すると、レールの幅は減少し、脚部38、40は互いに向かって戻る。クランプがアンロックである場合、レール36は、好ましくは、第一の締め付けセクション16と同様に締め付けセクション18を通してスライドされ得る。クランプが上で説明されるようにロック構成に移行される場合、頂部28および底部30は、アクチュエータ20の作動によって互いに向かって移動し、周囲32、34は、レール36の周囲に対応する周囲まで減少し、次いで、閉鎖力を適用し続けることによってロッキング係合が形成される。
【0020】
本発明のクランプ10と先行技術との間の顕著な相違は、単一の締め付け部材12が、類似の構成のレール36を締め付け部材12の第一の締め付けセクション16および第二の締め付けセクション18のいずれかに受容する能力である。
【0021】
本明細書に開示される構造の多くの変更を、当業者は想到する。しかし、本開示は、本発明の好ましい実施形態に関し、その本発明の好ましい実施形態は、例示のみの目的であり本発明の限定として解釈されるべきでないことが理解される。本発明の精神から逸脱しないすべてのそのような改変は、添付の特許請求の範囲の範囲内に包含されることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】図1は、本発明の現在の好ましい実施形態に従って構成されたクランプの現在の好ましい実施形態の分解図である。
【図2】図2は、図1のクランプの正面平面図である。
【図3】図3は、図1のクランプの側面平面図である。
【図4】図4は、第一の締め付けセクションにおいてレールに連結されたクランプを示す。
【図5】図5は、第二の締め付け位置においてレールに連結されたクランプを示す。
【図6】図6は、第二の締め付け部材に対してねじられた第一の締め付け部材を備えるクランプを示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クランプであって、
ヒンジにおいて連結される頂部および底部を有する第一の締め付け部材;
該頂部と底部との中間にあり、該ヒンジに隣接する第一の締め付けセクション;
該頂部と底部との中間にある第二の締め付けセクション;
該第一の締め付けセクションを該第二の締め付けセクションに連結するスロット;ならびに
該第一の締め付け部材に作動可能に連結されたアクチュエータ
を備え、
該第一の締め付けセクションおよび該第二の締め付けセクションの各々は、アンロック構成およびロック構成を有し、該アンロック構成にある場合、所定の断面周囲のレールが、該第一の締め付けセクションおよび該第二の締め付けセクションに位置決め可能であり;ロック構成にある場合、該レールは、該所定の断面周囲において該第一の締め付けセクションおよび該第二の締め付けセクションの選択された一方に固定され、
該アクチュエータの作動が、該第一の締め付け部材を該アンロック構成から該ロック構成に移行させる、クランプ。
【請求項2】
第二の締め付け部材をさらに備え、該第二の締め付け部材は、アンロック構成からロック構成に作動可能な第一の締め付けセクションを有し、前記アクチュエータの作動が該第二の締め付け部材を該アンロック構成から該ロック構成に移行させる、請求項1に記載のクランプ。
【請求項3】
前記アクチュエータが、前記第一の締め付け部材および前記第二の締め付け部材の少なくとも一部を通って延び、そして該第一の締め付け部材が該アクチュエータの周囲に該第二の締め付け部材に対して回転可能に位置決め可能である、請求項2に記載のクランプ。
【請求項4】
前記第一の締め付け部材が、前記頂部、底部およびヒンジからなる単一本体から構成され、該頂部および底部は、前記スロットならびに前記第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションによって空間が空いている、請求項1に記載のクランプ。
【請求項5】
前記第二の締め付けセクションが、前記第一の締め付け部材および第二の締め付け部材の頂部および底部から延びる脚部をさらに備え、該脚部は、該第一の締め付け部材および第二の締め付け部材の頂部および底部の間の隙間を規定し、前記レールを該脚部に対して押すことが、該脚部を移動させて該隙間の距離を増加させ、該レールが該締め付けセクションにある場合、該脚部は互いに向かって戻る、請求項1に記載のクランプ。
【請求項6】
前記第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションが、前記アクチュエータの周囲に互いに対して反対方向に配置され、該アクチュエータが前記スロットを通って延びる、請求項1に記載のクランプ。
【請求項7】
第二の締め付け部材をさらに備え、該第二の締め付け部材は、アンロック構成からロック構成に作動可能な第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションを有し、前記アクチュエータの作動が該第二の締め付け部材を該アンロック構成からロック構成に移行させ、該アンロック構成にある場合、所定の断面周囲のレールは、該第二の締め付け部材の該第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションに位置決め可能であり;該ロック構成にある場合、該レールは、該所定の断面周囲において、該第二の締め付け部材の該第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションの選択された一方に固定される、請求項1に記載のクランプ。
【請求項8】
前記第二の締め付け部材が、頂部および底部を連結するヒンジをさらに備え、該頂部および底部はスロットによって分けられ、該第二の締め付け部材の前記第一の締め付けセクションが、該頂部と底部との中間にヒンジに隣接して置かれ、該スロットが該第二の締め付け部材の該第一の締め付けセクションを該第二の締め付け部材の該第二の締め付けセクションに連結する、請求項7に記載のクランプ。
【請求項9】
所定の断面周囲を有する第一のレールと組み合わせた請求項1に記載のクランプであって、該第一のレールは、前記第一の締め付け部材が前記ロック構成にある場合、前記第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションの一方に固定される、請求項1に記載のクランプ。
【請求項10】
クランプとレールとの組み合わせであって、
所定の断面周囲を有するレール;
ヒンジにおいて連結される頂部および底部を有する第一の締め付け部材;
該頂部と底部との中間にある第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションであって、該第一の締め付けセクションは、該第二の締め付けセクションと該ヒンジとの中間に置かれる、第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクション;ならびに
該第一の締め付け部材に作動可能に連結されたアクチュエータ
を備え、
該第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションの各々は、アンロック構成およびロック構成を有し、該アンロック構成にある場合、該レールは、該第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションを通って移動可能であり;該ロック構成にある場合、該レールは、該所定の断面周囲において該第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションの選択された一方に固定され、
該アクチュエータの作動が、該第一の締め付け部材を該アンロック構成から該ロック構成に移行させる、クランプとレールとの組み合わせ。
【請求項11】
前記アクチュエータの作動が、前記頂部を前記底部に向かって移動させる、請求項10に記載のクランプとレールとの組み合わせ。
【請求項12】
前記第一の締め付け部材が、前記第一の締め付けセクションから前記第二の締め付けセクションに延びるスロットをさらに備え、前記アンロック構成から前記ロック構成への移動が、該スロットの幅を狭くする、請求項11に記載のクランプとレールとの組み合わせ。
【請求項13】
前記第一の締め付けセクションおよび前記第二の締め付けセクションが周囲を有し、該周囲は、前記レールの前記所定の断面周囲と形状が実質的に一致する、請求項10に記載のクランプとレールとの組み合わせ。
【請求項14】
前記レールの断面周囲が実質的に円形である、請求項10に記載のクランプとレールとの組み合わせ。
【請求項15】
前記第一の締め付け部材に作動可能に連結された第二の締め付け部材をさらに備え、該第二の締め付け部材は、前記アクチュエータによってアンロック構成からロック構成に移行され、該第二の締め付け部材は、アンロック構成において該アクチュエータを用いて該第一の締め付け部材に対して回転可能に位置決め可能である、請求項11に記載のクランプとレールとの組み合わせ。
【請求項16】
第二の締め付け部材をさらに備え、該第二の締め付け部材は、アンロック構成からロック構成に作動可能な第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションを有し、前記アクチュエータの作動が該第二の締め付け部材を該アンロック構成からロック構成に移行させ、該アンロック構成にある場合、所定の断面周囲のレールは、該第二の締め付け部材の該第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションに位置決め可能であり;該ロック構成にある場合、該レールは、該所定の断面周囲において該第二の締め付け部材の該第一の締め付けセクションおよび第二の締め付けセクションの選択された一方に固定される、請求項10に記載のクランプとレールとの組み合わせ。
【請求項17】
脚部が前記第二の締め付けセクションの頂部および底部に提供され、それによって、アンロック構成にある場合に、該レールが該第二の締め付けセクションにスナップ嵌めされることを可能にする、請求項10に記載のクランプとレールとの組み合わせ。
【請求項18】
前記アクチュエータが、前記第一の締め付け部材の頂部および少なくとも部分的に前記底部を通って延びる、請求項10に記載のクランプとレールとの組み合わせ。
【請求項19】
前記アクチュエータが、前記第一の締め付けセクションと第二の締め付けセクションとの中間に置かれる、請求項18に記載のクランプとレールとの組み合わせ。
【請求項20】
前記第一の締め付け部材の第二の締め付け位置が、該第一の締め付け部材および第二の締め付け部材の頂部および底部から延びるランドを備え、該ランドは、挿入されたレールを該第二の締め付け位置に保持することを補助する、請求項14に記載のクランプとレールとの組み合わせ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2007−532836(P2007−532836A)
【公表日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−507474(P2007−507474)
【出願日】平成17年4月7日(2005.4.7)
【国際出願番号】PCT/US2005/011668
【国際公開番号】WO2005/100799
【国際公開日】平成17年10月27日(2005.10.27)
【出願人】(506339855)ボス インストゥルメンツ, リミテッド (1)
【Fターム(参考)】