説明

スープ付きカツプ型即席やきそば

【課題】本発明は、即席やきそばに即席スープ類をセツトする事で従来の味気無さ及びぱさつき感を解消する。
【解決手段】本発明は、上下に2重構造のカツプ型容器2および5があり、夫々分離できる、2の上カツプ容器には乾燥麺がいれてあり、5の下カツプ容器には粉末スープ6が入れられる、お湯を2の上カツプ容器の乾燥麺4に注いで3分程度経過した後に封鎖テープ8を剥がして乾燥麺に注いだお湯を湯切り用穴7から粉末スープが入つている下カツプ容器5に注ぎいれることにより温いスープが出来上がる、故にやきそばとスープを同時に飲食する事が出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、従来の具材入りで湯切りタイプの即席やきそばにスープ容器を取り付けたものである。
【背景技術】
【0002】
従来の即席やきそばは、カツプ内の乾燥麺にお湯を注いで3分程度してお湯を捨ててから具材及びソースとかき混ぜてから食す方式が主流であり特に水気がなく味気ないものでした、又従来の関連技術文献を調査してもこれらを改善する方法は見当らなかつた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
即席やきそばのカツプ内にお湯を注いで3分程度してからお湯だけを捨てる無駄と水気が無く、味気のない、満たされない気持ちを解決しようとするものである。
【課題を解決する手段】
【0004】
本発明は、上、下、の二重構造のカツプ状の容器で分離ができ、下の容器は例えば粉末スープを入れてその上に、やきそば麺の入つた上カツプ容器のお湯を注ぐことにより即席スープが出来上がり問題が解決できる。
【発明の効果】
【0005】
上述の様に、本考案は乾燥麺に注ぐお湯を捨てることなく、粉末スープ容器に入れることによりお湯の無駄と温かいスープが出来る事で豊かな即席やきそばが完成する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明は、上下の二重構造のカツプ型容器を重ねた状態で分離が出来て、上カツプ容器の下部には湯切り穴を設けてあり通常は湯切り穴はテープで封じられており、乾燥麺にお湯を注いで3分程度経過した頃お湯を下容器に入れる場合にはテープを剥がして湯切り穴より粉末スープが入つている下容器にお湯を注ぎ入れると適温のスープが出来上がる。
【実施例】
【0007】
以下添付図面に従い実施例を説明する。〔図1〕は上下のカツプ型容器が重なつた状態を示す例で、2が上カツプ容器で中には4の乾燥面が入つており上部には1の上カツプ容器蓋がある、また2の上カツプ容器の下部には7の湯切り用穴が数箇所設けてある、通常その穴の上には8の封鎖テープが貼られておりお湯の流出を防止するが、乾燥面にお湯を注いで3分程度経過した後、6の粉末スープが入つている5の下カツプ容器にお湯を注ぐときには8の封鎖テープ剥がして湯切り穴7から下カツプ容器5にお湯を入れる、すると、上カツプ容器2にはやきそばが、下カツプ容器5にはスープが出来上がる、尚、上カツプ容器2内のやきそばは具材及びソース等と混ぜ合わせて食する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】上下カツプ容器を重ねた状態を示す側面断面図。
【図2】上下カツプ容器を重ねた状態を示す正面図。
【図3】上下カツプ容器を夫々分離した状態を示す断面図
【図4】上カツプ容器にお湯を注いでいる状態を示す断面図。
【図5】上カツプ容器の封鎖テープを剥がしてお湯を下カツプ容器に注ぐ状態図。
【図6】上下容器にやきそばとスープが完成した状態図。
【符号の説明】
【0009】
1上カツプ容器蓋
2上カツプ容器
3具材、薬味、ソース、粉末スープ類入れ部
4やきそば乾燥麺
5下カツプ容器
6粉末スープ入れ部
7湯切り用穴
8封鎖テープ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下のカツプ型容器を2重に重ね、上カツプ容器にはやきそばを、下カツプ容器にはスープ類を入れられる事を特徴としたスープ付き型即席やきそば。
【請求項2】
即席やきそば麺に注いだお湯を再度湯切り用穴より別容器の粉末スープ等に注ぐ事を特徴としたスープ付き型即席やきそば。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−89549(P2007−89549A)
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−309056(P2005−309056)
【出願日】平成17年9月27日(2005.9.27)
【出願人】(505396372)
【Fターム(参考)】