説明

タイヤリトレッド方法およびシステム

タイヤ(2)をリトレッドする方法およびシステムであって、該方法は、タイヤ(2)から摩耗したトレッドを除去する工程と、タイヤ(2)の周りに生ゴムクッション(6)を巻き付ける工程と、トレッドストリップ(7)の内面(9)に少なくとも1つの縦溝(10)を形成する工程と、トレッドストリップ(7)の内面(9)に、溝(10)内に挿入されて該溝(10)を充満する生ゴムストリップ(18)を適用する工程と、タイヤ(2)の周りでかつ生ゴムクッション(6)の上にトレッドストリップ(7)を巻き付ける工程と、生ゴムクッション(6)およびトレッドストリップ(7)が適用されたタイヤ(2)を加硫する工程と、を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤリトレッド方法およびシステムに関するものである。本発明は、以下に単なる例として示す、トラックタイヤのコールド(低温)リトレッドに有利に適用することができる。
【背景技術】
【0002】
トラックタイヤのコールドリトレッドでは、通常、摩耗したトレッドをタイヤから除去し、タイヤケーシングに新しいトレッドを適用する。新しいトレッドをケーシングに適用する際には、生ゴムからなる中間ストリップまたはクッションとプレキュアトレッドストリップ(PCT)をケーシングに巻き付け、次いでそのケーシングを加硫缶の中でさらに加硫しクッションによる接着作用によりトレッドをケーシングに強固に付ける。
【0003】
タイヤケーシングに適用可能なプレキュアトレッドストリップの一例としては、特許文献1に開示されており、コールド方式のリトレッドステーションの一例としては、特許文献2に開示されている。
【0004】
プレキュアトレッドストリップを巻き付けるのに先立って、先に適用されたクッションの外面には、生ゴムおよび、接着剤として知られるノルマルヘプタン(または他の有機溶剤)の液体を塗布し、トレッドストリップをケーシングに巻き付けた際にトレッドストップが生ゴムクッションに付くようにするとともに該トレッドストリップが生ゴムクッションから剥がれ落ちるのを防止するようにしている。
【0005】
しかしながら、接着剤にはいくつかの欠点がある。接着剤は揮発性であるとともに高度の汚染可能性を有しており、それは大型で高価でかつ(廃棄のコストが高い)ロックウールで隔離された接着ブースで適用しなければならい。さらに、接着剤は、これも廃棄のコストが高いドラム缶に貯蔵されており、また、クッションおよびトレッドストリップ間に介在する接着剤、すなわち2層のゴム層の相互間の異質な物質は、リトレッドタイヤの性能を低下させるおそれがあり、しかも、接着剤中の有機溶剤による高度の環境汚染をもたらすことから、有機溶剤を基本とする接着剤の使用を避けることでタイヤリトレッド工程における全体的な環境インパクトを大幅に低減することができる。これに関して、ヨーロッパ連合指令(VOC 13/1999/EC)は、2007年までに産業プロセスにおける有機溶剤の使用を75%削減するよう要求している。
【0006】
特許文献3は、接着剤の使用を避け、生ゴムクッションを、タイヤへの巻き付けに先立って加熱するようにしたタイヤリトレッド方法を開示している。生ゴムクッションを加熱することで接着剤の使用を避けつつもその貼付け力を十分に向上させることができるが、それと同時に軟らかくなってしまうのでタイヤの周りへの巻き付けが困難となる。さらには、加熱によって生ゴムクッションの貼付け力を向上させても、タイヤの周りにトレッドストリップを巻き付けた際に生ゴムクッションからトレッドストリップが脱落するのを常に十分に防止できるわけではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】米国特許出願公開277727号明細書
【特許文献2】米国特許第6368439号明細書
【特許文献3】米国特許出願公開5635015号明細書
【発明の概要】
【0008】
本発明が目的とするところは、上述した欠点を解消するとともに、安価でかつ簡単に実施することができるタイヤリトレッド方法およびシステムを提供することである。
【0009】
本発明によれば、添付の特許請求の範囲にて特許を請求するタイヤリトレッド方法およびシステムがもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明にしたがうトラックタイヤ用のコールドリトレッドシステムを明りょう化のため一部の部品を除いて示した概略図である。
【図2】図1のリトレッドシステムに用いられるトレッドストリップの断面図である。
【図3】図1のリトレッドシステムの生ゴム適用装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の限定を意図しない実施形態を添付の図面を参照して説明する。
図1における符号1は、トラックタイヤ2をコールドリトレッドするためのリトレッドシステムの全体を指している。リトレッドシステム1は、タイヤ2から摩耗したトレッドを除去して下層の中間表面3を露出させ、中間表面3をバフ掛けし、スカイブ処理および充填処理を行う前処理ステーション(図示省略)を備えている。
【0012】
リトレッドシステムはまた、生ゴムからなる実質矩形断面の中間ストリップまたはクッション6と、リトレッドタイヤ2に用いるのに先立って加硫される、トレッドと同一形状の断面を有するトレッドストリップ7(図2により明りょうに示す)とを押し出すワークステーション5(概略して示す)を備えている。言い換えると、トレッドストリップ7は押し出され、タイヤ2の外周長と同じ長さに切断された後、加硫される。この種のトレッドストリップ7は、PCT(プレキュアトレッド)として一般に知られている。
【0013】
図2に示すように、トレッドストリップ7は、タイヤ2の周りに巻き付けられた際に外側に位置するとともにトレッドパターンを形成する溝およびスリットを有する外面8と、外面8の反対側で平行に延びるとともにタイヤ2の周りに巻き付けられた際に内側に位置してクッション6に接触する内面9とを備える。
【0014】
トレッドストリップ7は、(トレッドストリップ7をタイヤ2の周りに巻き付けた際にクッション6に対向する)内面9上に、複数の縦溝10(図2の実施形態では3つの平行する縦溝10)を有しており、各縦溝は、略長方形(正確には僅かに台形)の横長の断面(すなわち、縦溝10は、深さよりも横方向の長さがかなり大きい。)を有する。縦溝10は、適切な形状の加硫モールドを用いてトレッドストリップ7の加硫時に形成することが好ましい。
【0015】
図示の実施形態は、3つの縦溝10を有している。図示しない他の実施形態は、異なる数(例えば1つ、2つ、4つまたはそれ以上)の縦溝10を有していてもよく、および/または、縦溝10は、横方向に沿ってまたは、縦方向に対して90度以外の角度で傾斜して形成してもよい。
【0016】
図1に示すように、リトレッドシステム1は、生ゴムクッション6およびトレッドストリップ7をタイヤ2の周りでかつ中間表面3上に巻き付ける巻き付けステーション11を備えている。巻き付けステーション11は、タイヤ2を支持する回転ドラム12と、トレッドストリップ7を回転ドラム12に供給するフィードコンベア13と、ドラム12とフィードコンベア13の間のトレッドストリップ7に負荷をかける押圧ローラ14と、トレッドストリップ7に対して押圧ローラ14を調整可能な圧力でもって押し付ける駆動装置(図示省略)とを備えている。巻き付けステーション11はまた、タイヤ2の周りに手動で巻き付けられる生ゴムクッション6のロールを回転可能に支持するサポート15を備えていてもよい。言い換えると、フィードコンベア13およびサポート15は、タイヤ2の周りに生ゴムクッション6を巻き付けるとともに、タイヤ2の周りでかつ生ゴムクッション6の上にトレッドストリップ7を巻き付け手段を構成する。
【0017】
好適な実施形態において、巻き付けステーション11は、生ゴムクッション6を、トレッドストリップ7とは別に、タイヤ2の周りに手動により巻き付けるのに用いられ、その後、タイヤ2の周りでかつ先行して巻き付けられた生ゴムクッション6の上にトレッドストリップ7を巻き付けるのに用いられる。代替の実施形態では、巻き付けステーション11外において、生ゴムクッション6は、一対の相互協働する押圧ローラ(図示省略)によりトレッドストップ7の上に適用され(重ね合わされ)、その後、生ゴムクッション6およびトレッドストリップ7は一緒に、巻き付けステーション11にてタイヤ2の周りに巻き付けられる。
【0018】
図1および図3に示すように、適用ステーション16は、ドラム12の上流からフィードコンベア13に沿って配置するのが好ましく、適用装置17は、生ゴムストリップ18をトレッドストリップ7の内面9に適用し、各生ゴムストリップ18をそれぞれの縦溝19内に挿入、充填する。言い換えると、適用ステーション16では、適用装置17は、トレッドストリップ7内の各縦溝10内に、縦溝10が完全に満たされかつ溢れないように、縦溝10と実質同一の形状および大きさの生ゴムストリップ18を供給する。好適な実施形態においては、生ゴムストリップ18は、クッションゴム6と完全に同種の生ゴムから形成される。
【0019】
適用装置17は、トレッドストリップ7の各縦溝10のために、縦溝10に対向する出口20を有するとともに縦溝10に直接生ゴムストリップ18をそれぞれ押し出す対応する押出機19を備えることが好ましい。したがって、生ゴムストリップ18はトレッドストリップ7内の縦溝内に比較的高温、通常範囲として80℃〜100℃で適用され、これにより生ゴムストリップ18の貼付け力が増大する。言うまでもなく、生ゴムストリップ18の温度は、生ゴムが早期に加硫されるのを避けるため、高くしすぎてはならない(すなわち、100〜110℃を超えないようにする)。
【0020】
図2および図3の実施形態では、各縦溝10は、外面8を向く小さな底面(ベース)と内面9を向く大きな底面(ベース)とを有する僅かに台形の断面を有する。代替的には、各縦溝10は、内面9を向く小さな底面(ベース)と外面8を向く大きな底面(ベース)とを有する僅かに台形の断面(ずなわち、図2および3を180度逆さにした形状)を有し、各縦溝10(および対応する生ゴムストリップ18)はしたがって、「蟻継ぎ状」の継手形状を消極的に再現して、トレッドストリップ7との接触における生ゴムストリップ18それぞれの保持を補助する。
【0021】
生ゴムストリップ18は、トレッドストリップ7をタイヤ2の周りでかつクッション6の上に巻き付けた際に下層のクッション6に対するトレッドストリップ7の貼付け力を向上させる(なお、生ゴムストリップ6の後にトレッドストリップ7をタイヤ2の周りに巻き付けるか、あるいはタイヤ2の周りにトレッドストリップ7を巻き付ける前に生ゴムクッション6をトレッドストリップ7に適用するかはどちらでも構わない。)。生ゴムストリップ18は、トレッドストリップ7の、生ゴムクッション6に対する最適な貼付け力を確実にもたらし、トレッドストリップ7をタイヤ2の周りに巻き付けた際にトレッドストリップ7が生ゴムクッション6から脱落するのを防止することができる。これに関して、縦溝10は、トレッドストリップ7の厚みが局所的に増加して許容外の凸凹が増大するのを避けつつ、生ゴムストリップ18をトレッドストリップ7に適用することができるようにするという重要な機能を有している。
【0022】
リトレッドシステム11はさらに、クッション6およびトレッドストリップ7を備えたタイヤ2を低温加硫する加硫ステーション(図示省略)を備えている。タイヤ2は圧力容器の中で短時間加硫される。なぜなら、トレッドストリップ7は既に加硫されており、生ゴムクッション6のみ、クッション6の接着作用によりトレッドストリップ7のタイヤ2に対する最適な貼付け力が得られるよう加硫すればよいからである。生ゴムストリップ7を用いたホットリトレッドの場合には、加硫ステーションは高温の加硫工程を行い、タイヤ2は圧密された加硫モールド内で長時間加硫される。すなわち、生ゴムからなるトレッドストリップ7を用いる場合には、クッション6およびトレッドストリップ7の両方を高温で加硫する必要がある。
【0023】
上述したリトレッド方法によれば、トレッドストリップ7をタイヤ2の周りに巻き付けた際のトレッドストリップ7の、生ゴムクッション6に対する最適な貼付け力を確保しつつ、トレッドストリップ7の内面への接着剤の必要性を排除することができる。トレッドストリップ7の内面9上の生ゴムストリップ18は、実際には、トレッドストリップ7の、生ゴムクッション6への貼付け力を大幅に向上させる。既に述べたように、トレッドストリップ7の内面9への接着剤の使用を排除することで、リトレッド工程においてコストおよび環境負荷の双方を大幅に低減することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤ(2)をリトレッドする方法であって、該方法は、
タイヤ(2)から摩耗したトレッドを除去して下層の中間表面(3)を露出させる工程と、
タイヤ(2)の中間表面(3)をバフ掛けする工程と、
タイヤ(2)の周りでかつ中間表面(3)の上に生ゴムクッション(6)を巻き付ける工程と、
タイヤ(2)の周りでかつ生ゴムクッション(6)の上にトレッドストリップ(7)を巻き付ける工程と、
生ゴムクッション(6)およびトレッドストリップ(7)が適用されたタイヤ(2)を加硫する工程と、を含み、該方法がさらに、
トレッドストリップ(7)の内面(9)に少なくとも1つの溝(10)を形成する工程と、
トレッドストリップ(7)の内面(9)に、トレッドストリップ(7)をタイヤ(2)の周りでかつ生ゴムクッション(6)の上に巻き付けるのに先立って、溝(10)内に挿入されて該溝(10)を充満する生ゴムストリップ(18)を適用する工程と、を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
生ゴムストリップ(18)を、トレッドストリップ(7)の溝(10)内に高温で適用する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
生ゴムストリップ(18)を、トレッドストリップ(7)の溝(10)内に80℃〜100℃の高温で適用する、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
生ゴムストリップ(18)を、トレッドストリップ(7)の溝(10)内に直接押し出す、請求項1、2または3に記載の方法。
【請求項5】
生ゴムストリップ(18)を、溝(10)に対向する出口(20)をもつ押出機(19)を有する適用装置(17)によってトレッドストリップ(7)の内面(9)に適用する、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
溝(10)は縦長である、請求項1〜5の何れか一項に記載の方法。
【請求項7】
縦溝(10)は横長の略矩形断面を有する、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
溝(10)は略矩形断面を有する、請求項1〜6の何れか一項に記載の方法。
【請求項9】
溝(10)は内面(9)を向く小さな底面と外面(8)を向く大きな底面とを有する台形断面を有する、請求項1〜6の何れか一項に記載の方法。
【請求項10】
溝(10)は外面(8)を向く小さな底面と内面(9)を向く大きな底面とを有する台形断面を有する、請求項1〜6の何れか一項に記載の方法。
【請求項11】
トレッドストリップ(7)は3つの平行する縦溝(10)を備える、請求項1〜10の何れか一項に記載の方法。
【請求項12】
生ゴムストリップ(18)は、溝(10)が完全に満たされかつ溢れないように、溝(10)と同一の形状および大きさを有する、請求項1〜11の何れか一項に記載の方法。
【請求項13】
タイヤ(2)をリトレッドするシステム(1)であって、該システム(1)は、タイヤ(2)の周りに生ゴムクッション(6)を巻き付けるとともに、タイヤ(2)の周りでかつ生ゴムクッション(6)の上にトレッドストリップを巻き付ける巻き付けステーション(11)を備え、前記システム(1)が、
少なくとも1つの溝(10)をトレッドストリップ(7)の内面(9)に形成するワークステーション(5)と、
トレッドストリップ(7)の内面(9)に、トレッドストリップ(7)をタイヤ(2)の周りでかつ生ゴムクッション(6)の上に巻き付けるのに先立って、溝(10)内に挿入され該溝(10)を充満する生ゴムストリップ(18)を適用する適用ステーション(16)と、を備えることを特徴とするシステム。
【請求項14】
巻き付けシステム(11)が、
タイヤ(2)を支持する回転ドラム(12)と、
タイヤ(2)の周りに生ゴムクッション(6)を巻き付けるとともに、タイヤ(2)の周りでかつ生ゴムクッション(6)の上にトレッドストリップ(7)を巻き付ける巻き付け手段(13、15)と、
トレッドストリップ(7)を回転ドラム(12)に供給するフィードコンベア(13)と、
回転ドラム(12)より上流で、フィードコンベア(13)に沿って配置された適用ステーション(16)と、を備える請求項13に記載のシステム(1)。
【請求項15】
適用ステーション(16)が、溝(10)に対向する出口(20)をもちトレッドストリップ(7)の溝(10)内に生ゴムストリップ(18)を直接押し出す押出機(19)を有する適用装置(17)を備える、請求項13または14に記載のシステム(1)。
【請求項16】
タイヤ(2)をリトレッドするためのトレッドストリップ(7)であって、該トレッドストリップ(7)が、
トレッドストリップ(7)がタイヤ(2)に巻き付けられた際に外側に位置するとともにトレッドパターンを形成する溝およびスリットを有する外面(8)と、
外面(8)の反対側に平行に延び、トレッドストリップ(7)がタイヤ(2)に巻き付けられた際に内側に位置して生ゴムクッション(6)と接触する内面(9)と、を備え、
トレッドストリップ(7)は、内面(9)に形成され、トレッドストリップ(7)をタイヤ(2)の周りでかつ生ゴムクッション(6)の上に巻き付けるのに先立って生ゴムストリップ(18)が充填される、少なくとも1つの溝(10)を備えることを特徴とするトレッドストリップ(7)。
【請求項17】
溝(10)は縦長である、請求項16に記載のトレッドストリップ(7)。
【請求項18】
縦溝(10)は横長の略矩形断面を有する、請求項17に記載のトレッドストリップ(7)。
【請求項19】
溝(10)は略矩形断面を有する、請求項16または17に記載のトレッドストリップ(7)。
【請求項20】
溝(10)は内面(9)に向く小さな底面と外面(8)に向く大きな底面とを有する台形断面を有する、請求項16または17に記載のトレッドストリップ(7)。
【請求項21】
溝(10)は外面(8)に向く小さな底面と内面(9)に向く大きな底面とを有する台形断面を有する、請求項16または17に記載のトレッドストリップ(7)。
【請求項22】
3つの平行する縦溝(10)を有する、請求項16〜21の何れか一項に記載のトレッドストリップ(7)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2012−508130(P2012−508130A)
【公表日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−536018(P2011−536018)
【出願日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際出願番号】PCT/EP2009/065079
【国際公開番号】WO2010/055110
【国際公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【出願人】(000005278)株式会社ブリヂストン (11,469)
【Fターム(参考)】