説明

チアゾリノンおよびオキサゾリノン、ならびにPTP1B阻害剤としてのそれらの使用

本発明は、式(I)で表される新規置換ヘテロ環式化合物、または該化合物の薬剤として許容可能な塩を包含し、式(I)の置換基は本願明細書に定義される意味を有する。


本発明は、このような化合物、薬剤組成物を調製するための方法、およびPTP−1Bによって媒介された疾患を治療または予防する方法も包含する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規置換ヘテロ環式化合物、または該化合物の薬剤として許容可能な塩を対象とする。また、本発明は、前記化合物の調製方法、および前記化合物を含有する薬剤として許容可能な組成物、および前記化合物の疾患治療用薬剤としての適用にも関する。
【0002】
前記化合物は、酵素であるタンパク質チロシンホスファターゼ1B(PTP1B)に対する阻害作用の理由で、糖尿病および肥満症の治療に有用である。
【背景技術】
【0003】
2型糖尿病(T2DM)は、インスリン非依存性糖尿病(NIDDM)とも呼ばれており、世界的に約1億5000万人が患い、その数は毎年増加し続けている。同様に、肥満症の発生率および有病率も驚くべき速度で上昇している。肥満症は、心疾患、糖尿病、脳卒中、高血圧、およびいくつかの癌も伴う。肥満症の有病率の上昇は、糖尿病の推定される増加の主要な原因であると見なされている。2型糖尿病および肥満症の増加は、以前は主に坐位の生活を伴う成人集団において認められたが、現在では子供の医学的問題にもなっている(シンハ、アール(Sinha R.)ら、NEJM、346巻、802〜10ページ、2002年、およびロッキーニ、エーピー(Rocchini AP.)、NEJM、346巻、854〜55ページ、2002年)。人口中での2型糖尿病および肥満症の発生率の増加により、新しい治療処置の選択肢の探索強化が促進されている。
【0004】
肥満症と2型糖尿病との関係は系統発生的要素を有しており、インスリン耐性を伴う。2型糖尿病および肥満症は、おそらく受容体からのシグナル伝達の減弱または減少による、ホルモンであるインスリンとレプチンとに対する抵抗を特徴とする(キショール、エム、ワサン(Kishor M.Wasan)およびノーバート、エー、ルーイジェ(Norbert A.Looije)、J Pharm Pharmaceut Sci(www.cspscanada.org)、8巻(2号)、259〜271ページ、2005年)。
【0005】
進行性インスリン耐性にもかかわらずグルコース恒常性を維持しようして、膵臓は、ますます多量のインスリン量を分泌する。しかし、β−細胞がもはや十分量のインスリンを分泌できない場合、高血糖および2型糖尿病が発症される。インスリン耐性は、耐糖能障害、2型糖尿病、肥満症、および高脂質血症などの異常の発症において重要な役割を果たす。インスリンシグナル伝達欠陥がインスリン耐性の根本的原因の1つとして判明したことから、インスリン受容体シグナル伝達を改善するように設計された治療方針が研究者に特別の興味を生じている。
【0006】
現在利用可能な2型糖尿病治療としては、アカルボース、スルホニル尿素類、ビグイナイド類、チアゾリジンジオン類、およびインスリン療法が挙げられる。これらの治療は、2型糖尿病態に現れている異なる代謝欠陥に対処する。残念なことに、これらはどれも多種の欠陥に対処することができない。これらの治療は、それ自体にも限界がある。スルホニル尿素は血糖降下および体重増加の危険をもたらし、アカルボースは胃腸の副作用をもたらす。ビグイナイド類も胃腸の副作用および乳酸アシドーシスを引き起こし、複数の報告によれば、制限された集団において有効であるという限界がある。需要の高いチアゾリジンジオン(TZD)類には、体重増加、浮腫、悪心、低反応率、および制限された集団での有効性のような複数の欠点がある。最終的に使用されるインスリン療法は、投与経路、血糖降下、および体重増加の問題を引き起こす。したがって、現在利用可能な糖尿病治療には、インスリンシグナル伝達に対処する潜在能力を有するものがない。
【0007】
したがって、インスリンシグナル伝達を改善し、一般的に現れる副作用である血糖降下および体重増加にも対処する2型糖尿病経口治療薬が必要とされている。
主要なタンパク質のタンパク質チロシンキナーゼ(PTK)およびタンパク質チロシンホスファターゼ(PTP)による可逆性チロシンリン酸化は、細胞における代謝性および分裂促進性のシグナル伝達方法の制御に関与する主な方法のうちの1つである(メラー(Moller)ら、2000年)。インスリン受容体(IR)は、この古典的な例である。インスリンが結合すると、得られた立体構造変化によって、IR自体が、限定されたチロシン残基上で自己リン酸化し、それによって、活性化カスケードの開始が可能になる(ハバード(Hubbard)、1997年)。PTPは、IRおよび他の下流シグナル伝達タンパク質を含めて、チロシン残基をPTK上で脱リン酸化することによって、シグナル伝達経路を下方制御する。したがって、クリティカルなPTPの選択的阻害は、シグナル伝達経路活性化を維持し、または開始することさえできる手段として提案され、したがってシグナル伝達の増強または延長が保証されているこのような作用物質は疾患の治療に有用となり得る(テイラー(Taylor)およびヒル(Hill)、2004年)。
【0008】
インスリン増感剤を得るための様々な候補標的のうち、タンパク質チロシンホスファターゼ(PTP)は、インスリンシグナル伝達カスケードの活性を調節する際に重要な役割を果たすことから特に興味深い。PTP1B、PTPα、白血球抗原関連(LAR)およびT細胞タンパク質チロシンホスファターゼ(TCPTP)を含めて、いくつかの候補PTPが確認されている。PTP1Bは、インスリン受容体およびIRS1などの下流シグナル伝達要素において機能する、インスリン受容体活性の主要な制御物質であると思われことから特に興味深い。
【0009】
PTP1Bは、in vitroにおいてインスリンシグナル伝達経路の負の制御物質として関与しているとされる。実験的根拠から、このタンパク質を欠損したマウスは、増大した耐糖能およびインスリン感受性を、食事性肥満に対する抵抗性と共に有することも分かっている(クラマン(Klaman)ら、2000年)。
【0010】
インスリンシグナル伝達およびグルコース代謝の生理機能全体におけるPTP1Bの重要性を理解するために、ノックアウト研究が実施されている(クラマン(Klaman)ら、2000年、エルチェブリ(Elchebly)ら、1999年)。PTP1Bノックアウトマウスは、抗糖尿病治療に望ましいと思われる多くの特性を示している。ノックアウトマウスが正常に成長したことは重要である。これらの動物では血糖レベルおよびインスリンレベルが低下し、その結果としてインスリン感受性が顕著に増大した。さらに、インスリン受容体およびIRS−1のインスリンによって刺激されるチロシンリン酸化レベルは、筋および肝臓において増大/延長された。これは、PPARγアゴニストクラスのインスリン増感剤の主要な標的組織である脂肪組織と対照的である。これらの動物は、血漿トリグリセリドの低下も示した。しかし、最も顕著なことには、ノックアウト動物は、高脂肪食を摂取した場合にも体重増加に対する抵抗性を示した。これらでは体脂肪が低下した。インスリンはアナボリックホルモンであり、インスリン投与は一般に、体重減少ではなく体重増加を伴う。いくつかの最近の研究によって、PTP1Bは、レプチン受容体の重要な2次メッセンジャーであるJAK2の脱リン酸化に関与すると結論付けられた。したがって、体重増加に対する抵抗性は、レプチン作用の改善による場合がある(チェン(Cheng)ら、2002年)。
【0011】
PTP1B阻害の薬理効果は、遺伝的糖尿病マウスのPTP1Bアンチセンス構築物を用いた治療によって研究された。db/dbおよびob/obマウスに、高選択的第2世代PTP1B ASOを1週間に1回4週間腹腔内投与すると、血糖レベルがほぼ正常値までに大幅に低下した。血糖降下が認められなかったことは重要である。血糖の低下は、ob/obマウスにおいて高インスリン血症の減衰を伴った。これらの結果は、処置糖尿病マウスのグルコースおよびインスリン耐性試験に関して改善された成績に加えて、ASOがインスリン増感剤として機能することを示唆する。さらに、PTP1Bノックアウトマウスでの研究と一致して、脂肪を摂食させた正常マウスをPTP1B ASOで処置すると、体重増加の大幅な低減が見られた(ガム(Gum)ら、2003年;ロンジノン(Rondinone)ら、2002年;ジンカー(Zinker)ら、2002年)。
【0012】
したがって、PTP1BノックアウトおよびPTP1B阻害の研究から得られた科学的データは、PTP1B阻害が、インスリンシグナル伝達を向上させることによってインスリン感受性が改善されることを明確に示唆する。これらは、1型または2型糖尿病を支配または治療し、耐糖能を改善し、かつインスリン耐性を低減するのに有用である。これらの阻害剤は、レプチンシグナル伝達および機能を改善することによって、食事性肥満を治療するのにも有用であり得る。
【0013】
さらに、タンパク質チロシンホスファターゼPTP1Bの阻害が、自己免疫疾患、急性および慢性炎症、骨粗鬆症、ならびに様々な形の癌などの疾患治療に対して治療上有益であることを示唆する根拠がある(J.Natl.Cancer Inst.、86巻、372〜378ページ(1994年);Mol.Cell.Biol.、14巻、6674〜6682ページ(1994年);The EMBO J.、12巻、1937〜1946ページ(1993年);J.Biol.Chem.、269巻、30659〜30667ページ(1994年);およびBiochemical Pharmacology、54巻、703〜711ページ(1997年))。
【0014】
T2DM、肥満症、自己免疫疾患、急性および慢性炎症、骨粗鬆症、ならびに様々な形の癌の病状において、上方制御されたタンパク質チロシンホスファターゼPTP1Bが重要な役割を果たすことから、この酵素を特異的に阻害する作用物質は、関連ホスファターゼを阻害することに由来する望ましくない副作用なしに、所望の治療効果をもたらすことができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
したがって、PTP1B阻害剤である新規化合物を特定する必要性が継続している。本発明の化合物は、PTP1B酵素を阻害することを無条件に示し、したがってPTP1B酵素によって媒介された病態の治療において価値があることが判明した。
【0016】
国際公開第2004047760号パンフレット、国際公開第2005082901号パンフレットは、hYAK3タンパク質の不均衡または不適切な活性を伴う疾患の治療に有用なhYAk3阻害剤であるいくつかのチアゾリジン化合物および該化合物の調製方法を開示する。
【0017】
国際公開第2006002829号パンフレット、国際公開第2006040050号パンフレット、および国際公開第2006040052号パンフレットは、抗増殖剤として有用なCDK1阻害剤であるいくつかのチアゾリジン化合物を開示する。
【0018】
国際公開第2006047269号パンフレットは、少なくともアラルキルまたはヘテロアラルキルを置換の1つとして有する1,4−2置換フェニル環を本質的に有する、ある種のチアゾロンをエストロゲン受容体調節物質として開示する。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本発明は、酵素タンパク質チロシンホスファターゼ1B(PTP1B)に対する阻害作用に基づいて、PTP1Bによって媒介された障害、具体的には糖尿病および肥満症の治療において有用である、一般式(I)の置換ヘテロ環式化合物、もしくは該化合物の薬剤として許容可能な塩または前記化合物のプロドラッグを提供する。
【0020】
【化1】

【0021】
式中、「A」および「C」は独立してアリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルから選択され、
「B」は、
【0022】
【化2】

【0023】
から選択された基であり、
「L」は、−NH−、−NH−CH−、−NH−CH(CH)−、−NH−CH−C(O)NH−、−NH−CH−CH−、−NHNH−、−NH−CH(COOH)−CH、−N(CHCOOH)−から選択され、
「Y」は、
【0024】
【化3】

【0025】
から選択され、
pは、1、2、または3であり、
、R、およびRは独立して、
i)水素、ii)−CHOOR、iii)−X(CH−アリール(式中、nは0、1、または2であり、XはS、NH、またはOから選択される)、iv)−S−アルキル、v)−OR、vi)OCHシクロアルキル(式中、シクロアルキルはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルから選択される)、vii)−CHCONH、viii)−CN、ix)ハロ、x)アルキル、xi)−SOアリール、xii)−CF、xiii)CO、xiv)−COアルキル、xv)−NH、xvi)−NO、xvii)−CHCONH−PhCHCOOR、xviii)テトラゾリル、xix)トリアゾリル、xx)ピロリル、xxi)ベンズイミダゾリル、xxii)ピラゾリル、xxiii)フタルアモイル、xxiv)シアノ、アミノ、カルボキシ、ハロ、ニトロ、アルキル、ヒドロキシル、−O−アルキルから選択された1つまたは複数の基で任意で置換されているフェニル、xxv)ビフェニル、xxvi)−OCHCO、xxvii)ピリジル、xxviii)チエニル、xxix)ジメチルアミノ、xxx)−CHOH、xxxi)−CFH、xxxii)−SONHR、xxxiii)NHCOアルキル、xxxiv)−OCF
【0026】
【化4】

【0027】
(式中、xは、上記に定義する通りである)
からなる群から選択され、
は、水素またはアルキルから選択され、
は、
i)−COOR(式中、Rは、上記に定義する通りである)、
ii)−C(O)C(O)OH、
【0028】
【化5】

【0029】
(式中、zは、H、アルキル、ハロ、ニトロ、−OR、CF、およびCONHRから独立して選択された基で任意に置換されているアリールまたはヘテロアーリから選択される)、
【0030】
【化6】

【0031】
vi)−CONHOH、
vii)−SONHCOアルキル、viii)−SONHアルキル、ix)−CONHSOアルキル、x)OH、
xi)−NHCOアルキル、xii)−SONHRからなる群から選択され、
は、
i)水素、
ii)−OR
iii)アルキル、
iv)ハロ、
v)ヘテロシクリル、
vi)−Sアルキル、
vii)−S−アリール、
viii)−COOR
ix)ベンジル、
x)ヘテロアリールからなる群から選択され、
は、
i)アルキル、
ii)水素、
iii)ハロからなる群から選択され、
またはRとRとがともに、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロブタンの群から選択されたシクロアルカン環を形成してもよく、
およびRは独立して、
i)水素、
ii)ハロ、
iii)−OR
iv)アルキル、
v)−CONHR
vi)−COOR
vii)−COアルキルからなる群から選択され、
10は、
i)アルキル、ii)アリールからなる群から選択され、
11は、
i)水素、ii)アルキル、iii)アリールからなる群から選択され、
ただし、
i)Rが−C(O)C(O)OHである場合、「Y」は(i)であるとともにpは0であり、
ii)Aがフェニルである場合、4位の置換は−X(CH−アリールではない。
【0032】
本発明の別の態様によれば、前記化合物の調製方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、本願の下記に定義するように、式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩を、薬剤として許容可能な希釈剤、担体、もしくは賦形剤とともに含有する薬剤組成物が提供される。
【0033】
本発明の別の態様によれば、本願の下記に定義するように、治療に有効な量の一般式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩を投与する工程を含む、酵素タンパク質チロシンホスファターゼ1Bを阻害する方法が提供される。
【0034】
本発明のさらに別の態様によれば、本願の下記に定義するように、治療を必要とするヒトなどの哺乳動物においてPTP1B阻害効果を生成するための方法であって、治療に有効な量の式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩を前記哺乳動物に投与する工程を含む方法が提供される。
【0035】
本発明のこの態様の別の特徴によれば、本願の下記に定義するように、治療を必要とするヒトなどの哺乳動物においてPTP1B酵素によって媒介された病態、特に糖尿病および肥満症を予防または治療するための方法であって、治療に有効な量の式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩を前記哺乳動物に投与する工程を含む方法が提供される。
【0036】
本発明の別の態様によれば、本願の下記に定義するように、ヒトなどの哺乳動物の予防的または治療的処置方法で使用するため、特に糖尿病および肥満症の治療で使用するための式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩が提供される。
【0037】
本発明の別の特徴によれば、本願の下記に定義するように、ヒトなどの哺乳動物におけるPTP1B阻害効果の生成に使用するための医薬品の製造における式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩の使用が提供される。
【0038】
本発明の別の特徴によれば、本願の下記に定義するように、特に糖尿病および肥満症の治療に使用するための医薬品の製造における式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩の使用が提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0039】
本発明の実施形態では、式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩、およびそれを含む、薬剤として許容可能な組成物が提供される。
【0040】
【化7】

【0041】
[式中
「A」は、
【0042】
【化8】



【0043】
からなる群から選択されたメンバーであり、
「B」は、
【0044】
【化9】

【0045】
から選択された基であり、
「L」は、−NH−、−NH−CH−、−NH−CH(CH)−、−NH−CH−C(O)NH−、−NH−CH−CH−、−NHNH−、−NH−CH(COOH)−CH、−N(CHCOOH)−から選択され、
「C」は、i)フェニル、ii)ナフチル、iii)インドリル、iv)チアゾリル、v)ベンズイミダゾリルからなる群から選択されたメンバーであり、
「Y」は、
【0046】
【化10】

【0047】
からなる群から選択され、
pは1、2、または3であり、
は、−i)水素、ii)−CHCOOR、iii)−X(CH−アリール(式中、nは0、1、または2であり、XはS、NH、またはOから選択される)、iv)−S−アルキル、v)−OR、vi)OCHシクロアルキル(式中、シクロアルキルはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルから選択される)、vii)−CHCONH、viii)−CN、ix)ハロ、x)アルキル、−xi)−SOアリール、xii)−CF、xiii)−CO、xiv)−COアルキル、xv)−NH、xvi)NO、xvii)−CHCONH−PhCHCOOR、xviii)テトラゾリル、xix)トリアゾリル、xx)ピロリル、xxi)ベンズイミダゾリル、xxii)ピラゾリル、xxiii)フタルアモイル、xxiv)シアノ、アミノ、カルボキシ、ハロ、ニトロ、アルキル、ヒドロキシル、−O−アルキルから選択された1つまたは複数の基で任意に置換されているフェニル、xxv)ビフェニル、xxvi)−OCHCO、xxvii)ピリジル、xxviii)チエニル、xxix)ジメチルアミノ、xxx)−CHOH、xxxi)−CFH、xxxii)−SONHR、xxviii)NHCOアルキル、xxxiv)−OCF
【0048】
【化11】

【0049】
(式中、xは、上記に定義する通りである)
からなる群から選択され、
およびRは独立して、i)水素、ii)−CHCOOR、iii)−S−アルキル、iv)−OR、v)−CHCONH、vi)−CN、vii)ハロ、viii)アルキル、ix)−CF、x)−COOR、xi)アリール、xii)−COアルキル、xiii)−NH、xiv)−NO、xv)−CFH、xvi)チエニル、xvii)NHCOアルキル、xviii)−OCFからなる群から選択され、
は、水素またはアルキルから選択され、
は、
i)−COOR(式中、Rは、上記に定義する通りである)、
ii)−C(O)C(O)OH
【0050】
【化12】

【0051】
(式中、zは、H、アルキル、ハロ、ニトロ、−OR、CF、およびCONHRから独立して選択された基で任意に置換されているアリールまたはヘテロアリールから選択される)、
【0052】
【化13】

【0053】
vi)−CONHOH
vii)−SONHCOアルキル、viii)−SONHアルキル、ix)−CONHSOアルキル、x)OH、xi)NHCOアルキル、xii)−SONHRからなる群から選択され、
は、
i)水素、
ii)−OR
iii)アルキル、
iv)ハロ、
v)ヘテロシクリル、
vi)−Sアルキル、
vii)−S−アリール、
viii)−COOR
ix)ベンジル、
x)ヘテロアリールからなる群から選択され、
は、
i)アルキル、
ii)水素、
iii)ハロからなる群から選択され、
またはRとRとがともに、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロブタンの群から選択されたシクロアルカン環を形成してもよく、
およびRは独立して、
i)水素、
ii)ハロ、
iii)−OR
iv)アルキル、
v)−CONHR
vi)−COOR
vii)−COアルキルからなる群から選択され、
10は、
i)アルキル、ii)アリールからなる群から選択され、
11は、
i)水素、
ii)アルキル、
iii)アリールからなる群から選択され、
ただし、
i)Rが−C(O)C(O)OHである場合、「Y」は(i)であるとともにpは0であり、
ii)Aがフェニルであるとともに4位でRによって置換されている場合、Rは−X(CH−アリールではない]
本発明の別の好ましい実施形態では、「A」が、
【0054】
【化14】

【0055】
からなる群から選択されたメンバーであり、
「B」が、
【0056】
【化15】

【0057】
から選択された基であり、
「C」が、
【0058】
【化16】

【0059】
からなる群から選択されたメンバーであり、
L、Y、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、およびR11は、本願の上記に定義する通りである。
【0060】
本発明のより好ましい実施形態では、「A」が、
【0061】
【化17】

【0062】
からなる群から選択されたメンバーであり、
「B」が、
【0063】
【化18】

【0064】
から選択された基であり、
「L」が−NH−であり、
「C」が、
【0065】
【化19】

【0066】
であり、
「Y」が、
【0067】
【化20】

【0068】
であり、
pは1であり、
、R、RおよびRは、本願の上記に定義する通りであり、
は、
i)−COOR
【0069】
【化21】

【0070】
(式中、zは、アリールまたはヘテロアリールから選択され、H、アルキル、ハロ、ニトロ、−OR、CF、およびCONHRから独立して任意に置換される)からなる群から選択され、
およびRは独立して、水素またはハロゲンから選択され、
およびRは独立して、
i)水素、
ii)ハロ、
iii)−OR
iv)アルキル、
v)−CONHR
vi)COOR
vii)−COアルキルからなる群から選択される。
【0071】
上記の式(1)内の特に興味のある特定化合物のファミリーは、下記の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩からなる。
[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号1)
{4−[5−(1−カルボキシメチル−1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号2)
{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号3)
{4−[5−(4−メチルスルファニル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号4)
[4−(5−ベンジリデン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号5)
{4−[5−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号6)
{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号7)
{4−[5−(1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号8)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号9)
{4−[5−(3−イソプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号10)
{4−[5−(1−tert−ブトキシカルボニルメチル−1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号11)
[4−(4−オキソ−5−キノリン−2−イルメチレン−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号12)
{4−[5−(1−ベンゾフラン−2−イル−エチリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号13)
{3−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号14)
{4−[5−(1−カルバモイルメチル−1H−インドール−3−イルメチレン) 4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号15)
[3−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号16)
{4−[5−(2’−シアノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号17)
{4−[4−オキソ−5−(4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号18)
(4−{4−オキソ−5−[4−(1H−テトラゾール−5−イル)−ベンジリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号19)
(4−{5−[2−ブチル−5−クロロ−3−(2’−シアノ−ビフェニル−4−イルメチル)−3H−イミダゾール−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号20)
{3−[5−(3−イソプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号21)
(4−{2−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−アセチルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号22)
{3−[5−(1−カルバモイルメチル−1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号23)
[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−ベンジル]−ホスホン酸ジエチルエステル。(化合物番号24)
4−メチル−N−{2−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号25)
N−(2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号26)
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号27)
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号28)
(4−{4−オキソ−5−[1−(トルエン−4−スルホニル)−1H−インドール−3−イルメチレン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号29)
(3−{4−オキソ−5−[1−(トルエン−4−スルホニル)−1H−インドール−3−イルメチレン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号30)
{4−[5−(3,4−ジクロロ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号31)
(4−[5−(3−ヒドロキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号32)
5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−2−[4−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−フェニルアミノ]−チアゾール−4−オン。(化合物番号33)
[4−(N’−{4−オキソ−5−[4−(1H−テトラゾール−5−イル)−ベンジリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−ヒドラジノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号34)
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル)−N−ヒドロキシ−アセトアミド。(化合物番号35)
(4−{5−[4−(モルホリン−4−カルボニル)−ベンジリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号36)
{4−[5−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号37)
{4−[5−(2−ブチル−5−クロロ−3H−イミダゾール−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号38)
(4−{5−[4−(2−フルオロ−4−ニトロ−フェノキシ)−ベンジリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号39)
(4−{4−オキソ−5−[4−(ピペラジン−1−カルボニル)−ベンジリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号40)
5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−2−[4−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−フェニルアミノ]−チアゾール]−4−オン。(化合物番号41)
3−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸。(化合物番号42)
3−{4−[5−(1−カルボキシメチル−1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸。(化合物番号43)
{3−[2−(4−メチルスルファモイルメチル−フェンルアミノ)−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル]−インドール−1−イル}−酢酸。(化合物番号44)
{4−[4−オキソ−5−(4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号45)
3−{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸。(化合物番号46)
{5−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−インドール−1−イル}−酢酸。(化合物番号47)
2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酪酸。(化合物番号48)
3−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸。(化合物番号49)
(4−{5−[3−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−ベンジリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号50)
{4−[4−オキソ−5−(3−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号51)
N−メチル−C−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−メタンスルホンアミド。(化合物番号52)
2−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸。(化合物番号53)
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸。(化合物番号54)
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−コハク酸。(化合物番号55)
{4−[5−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号56)
(4−{5−[1−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イル)−エチリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号57)
3−{4−[5−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸。(化合物番号58)
{4−[4−オキソ−5−(3,4,5−トリメトキシ−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号59)
(4−{5−[1−(4−ブロモ−フェニル)−1H−ピロール−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号60)
(4−{4−オキソ−5−[1−(3−ピロール−1−イル−フェニル)−エチリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号61)
{4−[4−オキソ−5−(1−フェニル−1H−ピロール−2−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号62)
C−{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−N−メチル−メタンスルホンアミド。(化合物番号63)
C−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−N−エチル−メタンスルホンアミド。(化合物番号64)
C−{4−[5−(2’−シアノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−N−メチル−メタンスルホンアミド。(化合物番号65)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−ブロモ−酢酸。(化合物番号66)
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−ベンジル]−マロン酸。(化合物番号67)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−モルホリン−4−イル−酢酸。(化合物番号68)
N−(2−{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン}−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号69)
5−ナフタレン−2−イルメチレン−2−[4−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−フェニルアミノ]−チアゾール−4−オン。(化合物番号70)
{4−[4−オキソ−5−(4−オキソ−4H−クロメン−3−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号71)
{4−[4−オキソ−5−(4−トリフルオロメチル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号72)
{4−[5−(6−イソプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号73)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号74)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−ブロモ−酢酸ナトリウム。(化合物番号75)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−オルホリン−4−イル−酢酸ナトリウム。(化合物番号76)
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸。(化合物番号77)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム。(化合物番号78)
{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号79)
[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム。(化合物番号80)
{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号81)
{5−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−インドール−1−イル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号82)
{4−[4−オキソ−5−(3−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号83)
2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酪酸ナトリウム。(化合物番号84)
(4−{5−[3−(4−フルオロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号85)
{4−[5−(9,9a−ジヒドロ−4aH−フルオレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号86)
{4−[4−オキソ−5−(3−[1,2,4]トリアゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号87)
{4−[5−(3−ベンゾイミダゾール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号88)
3−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸ナトリウム。(化合物番号89)
(4−{4−オキソ−5−[3−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−イル)−ベンジリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号90)
{4−[4−オキソ−5−(3−ピラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号91)
{4−[4−オキソ−5−(3−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号92)
5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−2−[4−(5H−テトラゾール−5−イルメチル)−フェニルアミノ]−チアゾール−4−オン ナトリウム塩。(化合物番号93)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号94)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム。(化合物番号95)
3−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸ナトリウム。(化合物番号96)
[5−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−インドール−1−イル]−酢酸ナトリウム。(化合物番号97)
5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−2−[4−(5H−テトラゾール−5−イルメチル)−フェニルアミノ]−チアゾール−4−オン ナトリウム塩。(化合物番号98)
{5−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−インドール−1−イル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号99)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号100)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム。(化合物番号101)
N−(2−{4−[4−オキソ−5−(4−フェニル−シクロヘキサ−1,5−ジエニルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号102)
N−(2−{4−{4−オキソ−5−(4−ピラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号103)
N−(2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号104)
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−クロロ−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号105)
4−クロロ−N−(2−{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号106)
4−クロロ−N−(2−{4−[4−オキソ−5−(4−ピラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号107)
N−(2−{4−[5−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号108)
[4−(4−オキソ−5−1,1’;4’,1”]テルフェニル−イルメチレン−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号109)
{4−[5−(6−ブロモ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号110)
[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−オキソ−酢酸。(化合物番号111)
4−メチル−N−{2−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号112)
(4−{5−[3−(4−フルオロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号113)
C−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−N−メチル−メタンスルホンアミド。(化合物番号114)
{4−[5−(2−ベンジルオキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号115)
{4−[5−(3−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号116)
{4−[5−(3−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号117)
N−(2−{4−[5−(2−ベンジルオキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号118)
{4−[5−(2−ベンジルオキシ−4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号119)
(4−{5−[2−(2’−シアノ−ビフェニル−4−イルメトキシ)−ベンジリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号120)
[4−(5−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号121)
{4−[5−(2−ベンジルオキシ−4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号122)
{4−[5−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号123)
{4−[4−オキソ−5−(1−フェニル−5−ピロール−1−イル−1H−ピラゾール−3−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号124)
N−(2−{4−[5−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号125)
N−(2−{4−[5−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号126)
N−(2−{4−[5−(2−ベンジルオキシ−4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号127)
[2−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−チアゾール−4−イル]−酢酸ナトリウム。(化合物番号128)
{4−[4−オキソ−5−(3−フェネチルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号129)
[2−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−チアゾール−4−イル]−酢酸。(化合物番号130)
N−(2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号131)
{4−[5−(5−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号132)
{2−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−チアゾール−4−イル}−酢酸。(化合物番号133)
{2−[5−(5−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−チアゾール−4−イル}−酢酸。(化合物番号134)
{4−[5−(3−シクロペンチルメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号135)
2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−3−フェニル−プロピオン酸ナトリウム。(化合物番号136)
{4−[5−(4−フルオロ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号137)
{4−[4−オキソ−5−(3−プロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号138)
{4−[5−(1−イソプロピル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−6−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号139)
{4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号140)
{4−[5−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−6−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号141)
(4−{4−オキソ−5−[3−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号142)
4−[5−(6−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号143)
{4−[5−(3,5−ジエトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号144)
{4−[4−オキソ−5−(2−フェニル−チアゾール−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号145)
{4−[5−(1−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号146)
{4−[4−オキソ−5−(4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号147)
{4−[4−オキソ−5−(4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号148)
{4−[5−(4−ベンジルオキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号149)
{4−[5−(1−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号150)
{4−[5−(1−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号151)
{4−[5−(4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号152)
[4−(5−[2,2’]ビチオフェニル−5−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム。(化合物番号153)
3−{4−[5−(1−ヒドロキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸ナトリウム。(化合物番号154)
2−{4−[5−(1−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−ナトリウムブチロエート。(化合物番号155)
{5−[5−(1−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−インドール−1−イル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号156)
(4−{5−[5−ブロモ−2−(2’−シアノ−ビフェニル−4−イルメトキシ)−ベンジリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号157)
N−(2−{4−[5−(4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルメチル]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号158)
{5−[5−(4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルメチル]−インドール−1−イル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号159)
{4−[5−(2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−5−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号160)
4−{4−[2−(4−カルボキシメチル−フェニルアミノ)−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル]−フェニル}−1−メチル−ピリジニウム;クロリド ナトリウム塩。(化合物番号161)
(4−{5−[3−(4−ニトロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号162)
{4−[5−(6−カルボキシメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号163)
{4−[5−(3,7−ジメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号164)
{4−[5−(6−フルオロ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号165)
{4−[5−(3,5−ジメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号166)
(4−{5−[3−(4−メチル−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号167)
4−メチル−N−[2−(4−{5−[3−(4−メチル−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号168)
(4−{4−オキソ−5−[3−(チオフェン−2−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号169)
{4−[5−(1H−インドール−5−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号170)
[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸エチルエステル。(化合物番号171)
3−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸ナトリウム。(化合物番号172)
4−メチル−N−[2−(4−{4−オキソ−5−[4−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−イル)−ベンジリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号173)
{4−[5−(4’−メチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号174)
{4−[5−(6−イソプロピル−4−オキソ−4H−クロメン−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号175)
N−(2−{4−[5−(3−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号176)
3−{4−[5−(3−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸ナトリウム。(化合物番号177)
{4−[5−(2−フルオロ ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号178)
{4−[5−(3−カルボキシメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号179)
(4−{5−[3−(2−メトキシ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号180)
(4−{5−[3−(3−メトキシ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号181)
(4−{5−[3−(4−クロロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号182)
3−(4−{5−[3−(4−メチル−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−プロピオン酸ナトリウム。(化合物番号183)
3−(4−{5−[3−(4−クロロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−プロピオン酸ナトリウム。(化合物番号184)
{4−[5−(6−ヒドロキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号185)
[4−(5−ビフェニル−3−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム。(化合物番号186)
N−(2−{4−[5−(2−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号187)
{4−[5−(3,7−ジエトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号188)
{4−[5−{4’−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号189)
{4−[5−(4−モルホリン−4−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号190)
4’−[2−(4−カルボキシメチル−フェニルアミノ)−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル]−ビフェニル−4−カルボン酸。(化合物番号191)
{4−[4−オキソ−5−(5−フェニル−チオフェン−2−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号192)
[4−(5−ベンゾ[b]チオフェン−3−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム。(化合物番号193)
{4−[5−(3’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号194)
{4−[5−(4’−エトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号195)
{4−[4−オキソ−5−(4’−ピロール−1−イル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号196)
(4−{5−[3−(2−フルオロベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号197)
{4−[5−(4’−ヒドロキシメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号198)
{4−[5−(4’−ヒドロキシビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号199)
5−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−2−カルボキシメチル−安息香酸。(化合物番号200)
{4−[5−(4’−カルボキシメトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号201)
[4−(1−カルボキシメチル−5−ナフタレン−2−イル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルアミノ)−フェニル]−酢酸。(化合物番号202)
{4−[5−(3,8−ジメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号203)
4−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−ナトリウムブチロエート。(化合物番号204)
3−{4−[5−(6−フルオロ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸ナトリウム。(化合物番号205)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−2−フルオロ−フェニル]−酢酸ナトリウム。(化合物番号206)
{4−[5−(2’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号207)
{4−[5−(4’−ジフルオロメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号208)
{4−[5−(3’,5’−ジフルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号209)
{4−[4−オキソ−5−(4’−スルファモイル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号210)
{4−[5−(3−メチル−4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号211)
N−(2−{4−[5−(4’−ヒドロキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド 二ナトリウム塩。(化合物番号212)
[3−(4−オキソ−2−{4−[2−オキソ−2−(トルエン−4−スルホニルアミノ)−エチル]−フェニルアミノ}−4H−チアゾール−5−イリデンメチル)−ナフタレン−2−イルオキシ]−酢酸。(化合物番号213)
N−(2−{4−[5−(4’−エトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号214)
N−(2−{4−[5−(4’−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号215)
{4−[5−(3−フルオロ−4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号216)
{4−[5−(3−ベンジルオキシ−4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号217)
フルオロ−{2−フルオロ−4−[5−(4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号218)
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホンアミド、ナトリウム塩。(化合物番号219)
{4−[5−(4’−メチルスルファニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号220)
{4−[5−(2’,4’−ジフルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号221)
{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(4’−ピロール−1−イル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号222)
チオフェン−2−スルホン酸{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−アミド、ナトリウム塩。(化合物番号223)
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−フルオロ−ベンゼンスルホンアミド、ナトリウム塩。(化合物番号224)
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−メタンスルホンアミド、ナトリウム塩。(化合物番号225)
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド、ナトリウム塩。(化合物番号226)
{4−[4−オキソ−5−(4’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号227)
{4−[5−(3−フルオロ−4’−ヒドロキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号228)
{4−[5−(3’−フルオロ−4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号229)
{4−[5−(4’−アセチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号230)
{4−[4−オキソ−5−(4’−トリフルオロメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号231)
{4−[5−(4’−シクロヘキシルメトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号232)
{4−[5−(3’−フルオロ−4’−ヒドロキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸、二ナトリウム塩。(化合物番号233)
{4−[5−(4’−ジメチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号234)
4−メチル−N−(2−{4−[5−(4’−メチルスルファニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号235)
{2−フルオロ−4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号236)
{4−[4−オキソ−5−(4−ピリジン−4−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号237)
{4−[5−(3−フルオロ−4’−メチルスルファニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号238)
N−(2−{4−[5−(3−フルオロ−4’−メチルスルファニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩。(化合物番号239)
{4−[5−(6−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号240)
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−2−フルオロ−フェニル]−3−メトキシ−ブト−2−エン酸エチルエステル。(化合物番号241)
{4−[5−(4−メチル−3−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号242)
{4−[5−(4’−シアノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号243)
{4−[5−(1−ビフェニル−4−イル−エチリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号244)
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号245)
{4−[5−(6−イソプロポキシ−5−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号246)
{4−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号247)
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−3−(4−フルオロ−フェニル)−アクリル酸エチルエステル。(化合物番号248)
N−(2−{4−[5−(1−ビフェニル−4−イル−エチリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号249)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−ヒドロキシイミノ−酢酸エチルエステル。(化合物番号250)
N−(2−{4−[5−(6−イソプロポキシ−5−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号251)
(4−{5−[5−(4−メトキシ−フェニル)−イソオキサゾール−3−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム。(化合物番号252)
{4−[5−(2−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号253)
N−(2−{4−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号254)
{4−[5−(3’,5’−ジフルオロ−4−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号255)
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−オキソ−酢酸。(化合物番号256)
1−{4−[5−(2−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−シクロペンタンカルボン酸 ナトリウム塩。(化合物番号257)
N−(2−{4−[5−(6−ヒドロキシ−5−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号258)
4−メチル−N−(2−{4−[5−(4−メチル−3−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド、ナトリウム塩。(化合物番号259)
{4−[5−(3’,5’−ジフルオロ−4−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロフェニル}−酢酸。(化合物番号260)
{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(3,2’,4’,5’−テトラフルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号261)
−{4−[4−オキソ−5−(4’−プロポキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム。(化合物番号262)
{4−[5−(4’−シクロプロピルメトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号263)
{4−[5−(2−ベンジルオキシ−3,5−ジヨード−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号264)
{4−[5−(2,4’−ジメトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸。(化合物番号265)
3−{4−[5−(6−エトキシカルボニルメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸。(化合物番号266)
ブロモ−(2−フルオロ−4−{5−[1−(4−ニトロ−フェニル)−エチリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸。(化合物番号267)
{4−[5−(4’−ベンジルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−ブロモ−酢酸。(化合物番号268)
{4−[5−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸。(化合物番号269)
N−(2−{4−[5−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号270)
2−{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(4−ピロール−1−イル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酪酸。(化合物番号271)
{4−[5−(4’−アミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸エチルエステル。(化合物番号272)
メトキシ−{4−[5−(4’−ニトロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号273)
4−メチル−N−[2−(4−{5−[4’−(4−ニトロ−フェニルスルファニル)−ビフェニル−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号274)
N−[2−(4−{5−[4’−(2−フルオロ−4−ニトロ−フェニルアミノ)−ビフェニル−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号275)
[4’−(4−オキソ−2−{4−[2−オキソ−2−(トルエン−4−スルホニルアミノ)−エチル]−フェニルアミノ}−4H−チアゾール−5−イリデンメチル)−ビフェニル−4−イル]−酢酸ブチルエステル。(化合物番号276)
4−メチル−N−[2−(4−{5−[4’−(4−ニトロ−フェノキシ)−ビフェニル−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号277)
4−メチル−N−(2−{4−[4−オキソ−5−(4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号278)
N−(2−{4−[5−(4’−アセチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号279)
チオフェン−2−スルホン酸(2−{4−[5−(3−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−アミド。(化合物番号280)
ブロモ−{4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号281)
2−{4−[5−(4’−アミノ−3−フルオロ−3’−メトキシカルボニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸。(化合物番号282)
{2−{4−[5−(3−イソプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−5−メチル−ヘキサン酸。(化合物番号283)
2−(4−{5−[3−(ビフェニル−4−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−オクタン二酸。(化合物番号284)
2−{2−フルオロ−4−[5−(5’−フルオロ−4−ヒドロキシ−2’−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酪酸。(化合物番号285)
2−(2−フルオロ−4−{5−[1−(4−ニトロ−フェニル)−エチリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−プロピオン酸。(化合物番号286)
6−(4’−{2−[4−(ブロモ−カルボキシ−メチル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−ビフェニル−4−イルスルファニル)−ヘキサン酸。(化合物番号287)
2−{4−[5−(4’−ジメチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸。(化合物番号288)
2−{4−[5−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロフェニル}−5−メチル−ヘキサン酸。(化合物番号289)
2−{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(2’,4’,6’−トリメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酪酸。(化合物番号290)
3−メトキシ−2−{4−[5−(4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アクリル酸。(化合物番号291)
ブロモ−{4−[5−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号292)
2−{2−フルオロ−4−[5−(4’−ヒドロキシ−3’−ヒドロキシメチル−5’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−ペンタン酸。(化合物番号293)
2−{4−[5−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸。(化合物番号294)
4−アミノ−4’−{2−[4−(1−カルボキシ−エチル)−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−3’−フルオロ−ビフェニル−3−カルボン酸メチルエステル。(化合物番号295)
4−アミノ−4’−{2−[4−(ブロモ−カルボキシ−メチル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−3’−フルオロ−ビフェニル−3−カルボン酸メチルエステル。(化合物番号296)
4−アミノ−4’−{2−(4−(1−カルボキシ−ブチル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−3’−フルオロ−ビフェニル−3−カルボン酸メチルエステル。(化合物番号297)
4−アミノ−4’−{2−[4−(カルボキシ−ピロール−1−イル−メチル)−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−3’−フルオロ−ビフェニル−3−カルボン酸メチルエステル。(化合物番号298)
N−(2−{4−[5−(3−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−ニトロ−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号299)
{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸。(化合物番号300)
N−(2−{4−[5−(4’−ジメチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号301)
{4−[5−(4’−アセチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号302)
[4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−(1−ヒドロキシ−エチル)−フェニル]−酢酸。(化合物番号303)
2−{4−[5−(1,4−ジエトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−ペンタン酸。(化合物番号304)
N−(2−{4−[5−(1,4−ジエトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−3−フルオロ−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号305)
6−(4’−{2−[4−(1−カルボキシ−プロピル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−3’−フルオロ−ビフェニル−4−イルスルファニル)−ヘキサン酸。(化合物番号306)
2−{4−[4−オキソ−5−(2’,4’,6’−トリメチル−ビフェニル−4−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル)−プロピオン酸。(化合物番号307)
{2−フルオロ−4−[5−(5’−フルオロ−4−ヒドロキシ−2’−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−ヒドロキシ−酢酸。(化合物番号308)
2−(4−{5−[4’−(5−カルボキシ−ペンチルスルファニル)−3−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−オクタン二酸。(化合物番号309)
(4−{5−[3−(ビフェニル−4−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−2−フルオロ−フェニル)−ブロモ−酢酸。(化合物番号310)
4−(3−{2−[4−(1−カルボキシ−ブチル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−ナフタレン−2−イルオキシメチル)−安息香酸エチルエステル。(化合物番号311)
N−(2−{4−[5−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−ニトロ−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号312)
2−{4−[5−(4’−ジメチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロフェニル}−6−メチル−ヘプタン酸。(化合物番号313)
エチルスルファニル−{4−[5−(3−イソプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号314)
2−{4−[5−(1,4−ジエトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−プロピオン酸。(化合物番号315)
2−{4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酪酸。(化合物番号316)
6−(4’−{2−[4−(カルボキシ−フェニルスルファニル−メチル)−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−ビフェニル−4−イルスルファニル)−ヘキサン酸。(化合物番号317)
N−(2−{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(2’,4’,6’−トリメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル)−アセチル)−4−プロピル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号318)
N−(2−{4−[5−(2,4−ジメトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号319)
N−(2−{4−[5−(4−クロロ−3−ニトロ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−エチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号320)
N−(2−{4−[5−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号321)
N−(2−{4−[5−(5−ブロモ−2−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号322)
2−{4−[5−(3−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸。(化合物番号323)
2−(4−{5−[3−(ビフェニル−4−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−2−フルオロ−フェニル)−酪酸。(化合物番号324)
N−[2−(4−{5−[3−(ビフェニル−4−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−4−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号325)
4−(3−{2−[4−(カルボキシ−ヒドロキシ−メチル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−ナフタレン−2−イルオキシメチル)−安息香酸エチルエステル。(化合物番号326)
4−[3−(2−{4−[2−(4−フルオロ−ベンゼンスルホニルアミノ)−2−オキソ−エチル]−フェニルアミノ}−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル)−ナフタレン−2−イルオキシメチル]−安息香酸エチルエステル。(化合物番号327)
3−フルオロ−N−[2−(4−{5−[3−(4−フルオロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号328)
[6−(4−オキソ−2−{4−[2−オキソ−2−(チオフェン−2−スルホニルアミノ)−エチル]−フェニルアミノ}−4H−チアゾール−5−イリデンメチル)−ナフタレン−2−イルオキシ]−酢酸tert−ブチルエステル。(化合物番号329)
N−(2−{4−[5−(4’−ジメチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−メタンスルホンアミド。(化合物番号330)
ブロモ−{4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロフェニル}−酢酸。(化合物番号331)
2−{4−[5−(6−tert−ブトキシカルボニルメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酪酸。(化合物番号332)
N−(2−{4−[5−(4’−ヒドロキシ−3’−ヒドロキシメチル−5’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−メタンスルホンアミド。(化合物番号333)
2−{4−[5−(4’−ヒドロキシ−3’−ヒドロキシメチル−5’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−6−メチル−ヘプタン酸。(化合物番号334)
{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(3,4,5−トリメトキシ−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号335)
4−メチル−N−(2−{4−[4−オキソ−5−(3,4,5−トリメトキシ−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号336)
2−{4−[5−(2’,4’,6’−トリメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}オクタン二酸。(化合物番号337)
2−{4−[5−(2,4−ジメトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−プロピオン酸。(化合物番号338)
ブロモ−{4−[5−(4−クロロ−3−ニトロ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸。(化合物番号339)
2−{4−[5−(5’−フルオロ−4−ヒドロキシ−2’−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸。(化合物番号340)
ブロモ−{4−[5−(3,4−ジプロポキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸。(化合物番号341)
2−{4−[5−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−プロピオン酸。(化合物番号342)
ブロモ−{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(2’,4’,6’−トリメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸。(化合物番号343)
4−エチル−N−(2−{4−[5−(2−フルオロ−5−ニトロ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド。(化合物番号344)
{4−[5−(6−tert−ブトキシカルボニルメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸。(化合物番号345)
2−{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(4−トリフルオロメチル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−ペンタン酸。(化合物番号346)
チオフェン−2−スルホン酸(2−{4−[5−(3,4−ジプロポキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−アセチル)−アミド。(化合物番号347)
2−{4−[5−(4’−ベンジルスルファニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−ペンタン酸。(化合物番号348)
2−(2−フルオロ−4−{5−[4’−(2−フルオロ−4−ニトロ−フェニルアミノ)−ビフェニル−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酪酸。(化合物番号349)
{4−[5−(5’−フルオロ−4−ヒドロキシ−2’−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−酢酸。(化合物番号350)
4’−[2−(4−カルボキシメチル−3−フルオロ−フェニルアミノ)−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル]−ビフェニル−4−カルボン酸ブチルエステル。(化合物番号351)
{4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル)−酢酸。(化合物番号352)
定義
本願の明細書全体では、下記の用語は示された意味を有する。
【0072】
用語「PTP1B」は、タンパク質チロシンホスファターゼ酵素1Bを意味する。本願で使用されるPTP1Bは、その野生型または天然型の酵素を意味し、あるいは単離または精製された任意の型を意味することができる。さらに、用語PTP1Bは、その全長型または切断型の酵素を意味する。
【0073】
文脈が明らかな用語または必要な含意を要する場合を除き、添付の特許請求の範囲、および本発明の説明では、言葉「含む」や「含んでいる」は、包含する意味で使用され、すなわち記載された特徴の存在を特定するが、本発明の様々な実施形態における別の特徴の存在または追加を除外しない意味で使用される。
【0074】
本願では、用語「化合物」は、本願に開示された一般式に包含される任意の化合物を意味する。本願に記載された化合物は、1つまたは複数の二重結合を含むことができ、したがって、二重結合異性体(すなわち、幾何異性体)などの立体異性体として存在することができる。したがって、本願に記述された化学構造は、立体異性的に純粋な形(例えば、幾何異性的に純粋)および立体異性体混合物を含む、例示された化合物のあり得るすべての立体異性体を包含する。化合物は、エノール形、ケト形、およびそれらの混合物を含む、複数の互変異性形で存在することもできる。したがって、本願に記述された化学構造は、例示された化合物のあり得るすべての互変異性形を包含する。化合物は、1つまたは複数の不斉中心または不斉面も有することができる。非対称置換原子を含む本発明の化合物は、光学活性体またはラセミ体として単離されることができる。ラセミ体(ラセミ化合物)の分割、不斉合成、または光学活性出発材料からの合成などによる光学活性体の調製方法は、当技術分野でよく知られている。ラセミ化合物の分割は、例えば分割剤の存在下での結晶化、または例えばキラルHPLCカラムを使用したクロマトグラフィーなど、通常の方法によって実施可能である。化合物は、非溶媒和の形、および水和の形を含めて溶媒和の形で存在することができる。一般に、化合物は、水和物でもよいし溶媒和物でもよい。いくつかの化合物は、複数の結晶質の形または非晶質の形で存在することができる。一般に、すべての物理的形はすべて、本願で考えられている使用に対して等価であり、本発明の範囲内であるように意図されている。本願に記載されている化合物は、可能な場合はいつでもカルボキシ基のエステルなどのようなエステルの形で存在することもできる。さらに、化合物の部分構造が例示されている場合、ダッシュ(「−」)は、分子の残部への部分構造の結合点を示すと理解されたい。
【0075】
本願では、用語「アルキル」は、1〜8個の炭素原子を含む1価の飽和直鎖(すなわち線状)、または環状、または分枝鎖を意味し、無置換でもよいし、場合によっては置換されていてもよく、1つまたは2つの2重結合または三重結合を含むことができる。アルキルの代表例として、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、シクロヘキシル、シクロペンチルなどが挙げられるが、これらに限定されない。本発明のアルキル基は、シアノ、ハロ、ニトロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、アルキルからなる群から独立して選択された0、1、2、3、または4個の置換基で置換されてもよい。
【0076】
本願では、用語「アリール」は、芳香族基、例えば6員〜15員の単環式、2環式または3環式の炭素含有環系である芳香族基を意味しており、無置換でもよいし置換されていてもよい。芳香族環に縮合している不飽和環または部分飽和環を有するアリール基を、基の飽和または不飽和の部分を介して結合させることができる。アリールの代表例として、フェニル、ビフェニル、ナフチル、ジヒドロナフチル、インダニルなどが挙げられるが、これらに限定されない。本発明のアリール基は、シアノ、ハロ、ニトロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、アルキル、Oアルキル、CO2アルキルからなる群から独立して選択された0、1、2、3、または4個の置換基で置換されていてもよい。
【0077】
本願では、用語「ヘテロアリール」は、芳香族基、例えば5員〜10員の単環式または2環式の環系である芳香族基を意味しており、少なくとも1個のヘテロ原子および少なくとも1個の炭素原子を含む環を有する。本願の明細書および特許請求の範囲では、用語「ヘテロ原子」は、酸素、硫黄、および窒素を包含する。ヘテロアリール基は、任意の環の利用可能な任意の窒素または炭素原子に結合していてもよい。単環式ヘテロアリール基の例としては、ピロリル、ピラゾリル、ピラゾリニル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、フラニル、チエニル、オキサジアゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、トリアジニルなどが挙げられる。2環式ヘテロアリール基の例としては、インドリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾジオキソリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチエニル、キノリニル、イソキノリニル、ベンズイミダゾリル、シンノリニル、キノキサリニル、インダゾリル、ピロロピリジル、フロピリジニルなどが挙げられる。
【0078】
用語「ヘテロシクリル」は、安定な完全飽和または不飽和の非芳香族環基、例えば3員〜10員の単環式または2環式の環系である非芳香族環基を意味しており、少なくとも1個の炭素原子を含む環に少なくとも1個のヘテロ原子を有する。ヘテロ原子を含むヘテロシクリル基の各環は、窒素、酸素、または硫黄原子から独立して選択された1、2、または3個のヘテロ原子を有することができる。ヘテロシクリル基は、環の任意のヘテロ原子または炭素原子に結合していてもよく、その結果、安定な構造が形成される。単環式ヘテロシクリル基の例としては、アジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピラゾリニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、テトラヒドロフリル、ピペリジニル、ピペラジニル、2−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、2−オキソピロリジニル、4−ピペリドニル、ヘキサヒドロピラジン、ヘキサヒドロピリダジン、ヘキサヒドロピリミジン、テトラヒドロピラニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリニルスルホキシド、チオモルホリニルスルホン、イソチアゾリジニルなどが挙げられる。2環式ヘテロシクリル基の例としては、テトラヒドロイソキノリニル、ベンゾピラニル、インドリジニル、クロモニル、ジヒドロイソインドリル、ジヒドロキナゾリニル(3,4−ジヒドロ−4−オキソ−キナゾリニルなど)、ベンゾチオピラニル、ジヒドロベンゾフリル、ジヒドロベンゾチエニル、ジヒドロベンゾチオピラニル、ジヒドロベンゾチオピラニルスルホン、ジヒドロベンゾピラニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニルなどが挙げられる。用語「ハロゲン」または「ハロ」は、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素を包含する。
【0079】
本願に記載された置換基(R、R、...)はすべて、主構造に任意のヘテロ原子または炭素原子で結合することができ、その結果、安定な化合物が生成される。
本願の上記および本願全体を通して、「窒素」および「硫黄」は、窒素および硫黄の任意の酸化形、ならびに任意の塩基性窒素の四級化の形を包含する。
【0080】
不斉中心は本発明の化合物に存在する。これらの中心は、キラル炭素原子の周りの置換基の立体配置に応じて、符号「R」または「S」で表示される。本発明は、ジアステレオマー、エナンチオマー、およびエピマー形態の立体化学異性体、d−異性体およびl−異性体、ならびにそれらの混合物を含む、立体化学異性体をすべて包含すると理解されたい。化合物の個々の立体異性体は、キラル中心を含む市販の出発材料から合成され、あるいはエナンチオマー生成物の混合物の調製、続いてジアステレオマーの混合物への変換などの分別、続いて分別もしくは再結晶;クロマトグラフ技法;キラルクロマトグラフカラム上でのエナンチオマーの直接分別、または当技術分野で知られている他の適切な任意の方法によって調製されることができる。特定の立体化学の出発化合物は市販されており、または当技術分野で知られている技法で作製されて分割されることができる。さらに、本発明の化合物は幾何異性体として存在することができる。本発明は、シス、トランス、シン、アンチ、エントゲーゲン(E)、およびツザンメン(Z)の異性体すべて、およびそれらの適切な混合物を包含する。さらに、化合物は、互変異性体として存在することができる。互変異性体はすべて本発明で提供される。さらに、本発明の化合物は、非溶媒和の形、および水、エタノールなど薬剤として許容可能な溶媒の溶媒和の形で存在することができる。一般に、溶媒和の形は、本発明の目的では非溶媒和の形と等価と見なされる。
【0081】
用語「プロドラッグ」は、in vivoでより活性になる化合物を意味する。本化合物は、Hydrolysis in Drug and Prodrug Metabolism:Chemistry,Biochemistry,and Enzymology(テスタ(Testa)、ベルナール(Bernard)、およびマイアー(Mayer)、Joachim M.Wiley−VHCA、Zurich、Switzerland、2003年)に記載されているようなプロドラッグとして存在することもできる。本願に記載された化合物のプロドラッグは、化合物の構造的に改変された形であり、生理的条件下で容易に化学変化を受けて化合物を生成する。さらに、プロドラッグを、ex vivo環境で化学的または生化学的方法で化合物に変換することができる。例えば、プロドラッグを、経皮貼付リザーバーに適切な酵素または化学試薬と共に配置して、徐々に化合物に変換することができる。プロドラッグは、一部の状況では、化合物または親薬物より投与されることが容易であり得るので有用であることが多い。これらは、例えば経口投与で生物学的に利用可能となり得る一方、親薬物は生物学的に利用可能でない。プロドラッグは、薬剤組成物中で親薬物より改善された溶解性も有することができる。プロドラッグの加水分解的開裂または酸化的活性化に依存するものなど、広範囲のプロドラッグ誘導体は当技術分野で知られている。プロドラッグの例は、エステル(「プロドラッグ」)として投与されるが、次いで活性単位であるカルボン酸に代謝的に加水分解される化合物であるが、これに限定されない。追加の例としては、化合物のペプチジル誘導体が挙げられる。
【0082】
本発明の化合物は、薬剤として許容可能な塩として存在することができる。本発明は、上記に列挙する化合物を塩の形、特に酸付加塩で含む。適切な塩としては、有機酸と無機酸とを用いて生成された塩が挙げられる。このような酸付加塩は、通常は薬剤として許容可能である。しかし、薬剤として許容可能でない塩の塩は、当該化合物の調製および精製において有用であり得る。塩基性付加塩も生成されることができ、薬剤として許容可能である。塩の調製および選択についてさらに完全に考察するためには、Pharmaceutical Salts:Properties,Selection,and Use(シュタール、ピー、ハインリッヒ(Stahl,P.Heinrich)、Wiley−VCHA、Zurich、Switzerland、2002年)を参照のこと。
【0083】
本願では、用語「薬剤として許容可能な塩」または「治療上許容可能な塩」は、本願に定義されるように、水溶性、または油溶性、または分散性、および治療上許容可能な、本発明の化合物の塩または両性イオンの形を表す。塩は、化合物の最終単離および精製中に調製されることができ、または遊離塩基の形の適切な化合物を適切な酸と反応させることによって別々に調製されることができる。代表的酸付加塩としては、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、L−アスコルビン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩(ベシル酸塩)、重硫酸塩、酪酸塩、ショウノウ酸塩、カンファースルホン酸塩、クエン酸塩、ジグルコン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、ゲンチシン酸塩、グルタール酸塩、グリセロリン酸塩、グリコール酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、馬尿酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸(イセチオン酸塩)、乳酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、DL−マンデル酸塩、メシチレンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフチレンスルホン酸塩、ニコチン酸、2−ナフタレンスルホン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3−フェニルプロプリオネート、ホスホン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、ピログルタミン酸塩、コハク酸塩、スルホン酸塩、酒石酸塩、L−酒石酸塩、トリクロロ酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、リン酸塩、グルタミン酸塩、重炭酸塩、パラ−トルエンスルホン酸塩(p−トシル酸塩)、およびウンデカン酸塩が挙げられる。また、本発明の化合物の塩基性基を、塩化メチル、臭化メチル、ヨウ化メチル、塩化エチル、臭化エチル、ヨウ化エチル、塩化プロピル、臭化プロピル、ヨウ化プロピル、塩化ブチル、臭化ブチル、およびヨウ化ブチル;硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、硫酸ジブチル、および硫酸ジアミル;塩化デシル、臭化デシル、ヨウ化デシル、塩化ラウリル、臭化ラウリル、ヨウ化ラウリル、塩化ミリスチル、臭化ミリスチル、ヨウ化ミリスチル、塩化ステリル、臭化ステリル、およびヨウ化ステリル;ならびに臭化ベンジル、および臭化フェネチルで4級化することができる。治療上許容可能な付加塩を生成するために使用可能な酸の例としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、およびリン酸などの無機酸、ならびにシュウ酸、マレイン酸、コハク酸、およびクエン酸などの有機酸が挙げられる。塩は、化合物とアルカリ金属イオンまたはアルカリ土類イオンとの配位によっても生成可能である。したがって、本発明は、本発明の化合物のナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、およびカルシウム塩などを考慮する。
【0084】
塩基性付加塩は、カルボキシ基を金属カチオンの水酸化物、炭酸塩、もしくは重炭酸塩などの適切な塩基、あるいはアンモニア、または有機第1級、第2級、もしくは第3級アミンと反応させることによって、化合物の最終の単離および精製の最中に調製されることができる。治療上許容可能な塩のカチオンとしては、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、およびアルミニウム、ならびにアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジエチルアミン、エチルアミン、トリブチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N−メチルピペリジン、N−メチルモルホリン、ジシクロヘキシルアミン、プロカイン、ジベンジルアミン、N,N−ジベンジルフェネチルアミン、1−エフェナミン、およびN,N’−ジベンジルエチレンジアミンなどの無毒性第4級アミンカチオンが挙げられる。塩基付加塩の生成に有用な他の代表的有機アミンとしては、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ピペリジン、およびピペラジンが挙げられる。
【0085】
任意の疾患または障害の「治療する」または「治療」は、一実施形態では、疾患または障害を改善する(すなわち、疾患またはその臨床症状の少なくとも1つの発生を停止または低減する)ことを意味する。別の実施形態では、「治療する」または「治療」は、患者が識別可能でない場合がある少なくとも1つの身体的パラメータを改善することを意味する。さらに別の実施形態では、「治療する」または「治療」は、疾患または障害を身体的に(例えば、識別可能な症状の安定化)、生理的に(例えば、身体的パラメータの安定化)、またはその両方で抑制することを意味する。さらに別の実施形態では、「治療する」または「治療」は、疾患または障害の発症を遅延させることを意味する。本願では、特定の化合物または薬剤組成物の投与による特定の障害の症状の改善は、組成物の投与に起因または関連する場合がある、永久的であれ、一時的であれ、または持続性であれ、一過性であれ、任意の軽減を意味する。
【0086】
「治療に有効な量」は、治療効果(例えば、疾患、障害、もしくは状態、またはその症状の発症を治療、支配、改善、予防、遅延し、あるいは疾患、障害、もしくは状態、またはその症状を発生させる危機を低減する)を、治療を必要とする被験者に投与した場合に治療被験者にもたらす化合物の量を意味する。治療効果は、客観的(すなわち、何らかの試験またはマーカーで測定可能)、または主観的(すなわち、被験者は、効果の徴候を示し、または効果を感じる)であることができる。「治療に有効な量」は、化合物、投与モード、疾患およびその重症度、および治療対象の被験者の年齢、体重などに応じて異なる。
【0087】
薬剤組成物
別の実施形態によれば、本発明は、本願に定義されるように、式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩を、薬剤として許容可能な希釈剤、担体、または賦形剤とともに含む薬剤組成物を提供する。
【0088】
薬剤として有効な量の一般式(I)の化合物を個別に、または組み合わせて製剤することなく直接投与することが可能であるが、薬剤として許容可能な賦形剤を活性成分とともに含む薬剤剤形の形で化合物を投与することが慣行である。一般式(I)の化合物は、通常の無毒性の薬剤として許容可能な担体、アジュバント、およびビヒクルを含有する投与単位製剤で経口、非経口、または吸入投与されることができる。錠剤、カプセル剤、エリキシル剤、シロップ剤、ロゼンジ、トローチ剤などの形での経口投与が特に好ましい。本願では、非経口という用語は、皮下注射、皮内、血管内(例えば、静脈内)、筋肉内、脊髄、髄腔内の注射、または同様な注射もしくは注入技法を包含する。さらに、一般式(I)の化合物および薬剤として許容可能な担体を含む製剤が提供される。一般式(I)の1つまたは複数の化合物は、1つまたは複数の非毒性の薬剤として許容可能な担体および/または希釈剤および/またはアジュバント、および望むなら他の活性成分とともに存在することができる。一般式(I)の化合物を含有する薬剤組成物は、経口使用に適した形、例えば錠剤、トローチ剤、ロゼンジ、水性もしくは油性懸濁剤、分散性散剤もしくは顆粒剤、乳剤、硬カプセル剤もしくは軟カプセル剤、またはシロップ剤もしくはエリキシル剤とすることができる。
【0089】
経口使用向けの組成物は、薬剤組成物の製造の技術分野で周知の任意の方法に従って調製されることができ、このような組成物は、薬剤としてエレガントで美味な調製物を提供するために、甘味剤、矯味剤、着色剤、および保存剤からなる群から選択された1つまたは複数の作用剤を含有することができる。錠剤は、活性成分を、錠剤の製造に適した非毒性の薬剤として許容可能な賦形剤と混合して含有する。これらの賦形剤は、例えば炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン酸カルシウム、またはリン酸ナトリウムなどの不活性希釈剤;造粒剤、および崩壊剤、例えばトウモロコシデンプンまたはアルギン酸;結合剤、例えばデンプン、ゼラチン、またはアカシア、ならびに滑沢剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、またはタルクとすることができる。錠剤は、コーティングされなくてもよく、または消化管での崩壊および吸収を遅延させ、それによって長期にわたって持続した作用を提供するために周知の技法でコーティングされてもよい。例えば、モノステアリン酸グリセリンやジステアリン酸グリセリンなどの時間遅延材料を使用することができる。
【0090】
経口使用の製剤は、活性成分が不活性固体希釈剤、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、もしくはカオリンと混合されている硬質ゼラチンカプセル剤、あるいは活性成分が水、または油媒体、例えば落花生油、流動パラフィン、もしくはオリーブ油と混合されている軟質ゼラチンカプセル剤として存在することもできる。
【0091】
水性懸濁剤は、活性材料を水性懸濁剤の製造に適した賦形剤と混合して含有される。このような賦形剤は、懸濁化剤、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラガカントゴムおよびアラビアゴムである。分散化剤もしくは湿潤化剤は、天然由来のホスファチド、例えばレシチン、またはアルキレンオキシドと脂肪酸との縮合生成物、例えばステアリン酸ポリオキシエチレン、またはエチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコールとの縮合生成物、例えばヘプタデカエチレンオキシセタノール、または脂肪酸とヘキシトールに由来する部分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物、例えばモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビトール、または脂肪酸とヘキシトール無水物に由来する部分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物、例えばモノオレイン酸ポリエチレンソルビタンであることができる。水性懸濁剤は、1つまたは複数の防腐剤、例えばp−ヒドロキシ安息香酸エチルまたはp−ヒドロキシ安息香酸n−プロピル、1つまたは複数の着色剤、1つまたは複数の矯味剤、およびスクロースやサッカリンなどの1つまたは複数の甘味剤も含有することができる。
【0092】
油性懸濁剤は、活性成分を植物油、例えば落花生油、オリーブ油、ゴマ油、もしくはヤシ油に、または流動パラフィンなどの鉱物油に懸濁されることによって製剤されることができる。油性懸濁剤は、粘稠化剤、例えば蜜ろう、固形パラフィン、またはセチルアルコールを含有することができる。上記に記載のものなどの甘味剤、および矯味剤を添加して、美味の経口調製物を生成することができる。これらの組成物は、アスコルビン酸などの抗酸化剤の添加によって保存されることができる。
【0093】
水の添加による水性懸濁剤の調製に適した分散性散剤および顆粒剤は、活性成分を分散化剤または湿潤化剤、懸濁化剤、および1つまたは複数の防腐剤と混合されて提供される。適切な分散化剤または湿潤化剤、および懸濁化剤は、すでに上記に説明されたもので例示される。追加の賦形剤、例えば甘味剤、矯味剤、および着色剤も存在することができる。
【0094】
本発明の薬剤組成物は、水中油型乳剤の形であることもできる。油性相は、植物油、例えばオリーブ油もしくは落花生油、または鉱物油、例えば流動パラフィン、あるいはこれらの混合物であることができる。適切な乳化剤は、天然由来のゴム、例えばアラビアゴムもしくはトラガカントゴム、天然由来のホスファチド、例えばダイズ、レシチン;および脂肪酸とヘキシトール、無水物に由来するエステルまたは部分エステル、例えばモノオレイン酸ソルビタン;および前記部分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物、例えばモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタンであることができる。乳剤は、甘味剤および矯味剤も含有することができる。
【0095】
シロップ剤およびエリキシル剤は、甘味剤、例えばグリセロール、プロピレングリコール、ソルビトール、またはスクロースを用いて製剤されることができる。このような製剤は、粘滑剤、防腐剤、ならびに矯味剤および着色剤を含有することもできる。薬剤組成物は、無菌の注射可能な水性または油性の懸濁剤の形であることができる。この懸濁剤は、上記に説明された適切な分散化剤または湿潤化剤、および懸濁化剤を使用して、周知の技術に従って製剤されることができる。無菌の注射調製物は、非毒性の非経口的に許容可能な希釈剤または溶媒中の無菌の注射可能な液剤または懸濁剤、例えば1,3−ブタンジオール中の液剤であることもできる。使用されることができる許容可能なビヒクルおよび溶媒は、水、リンゲル液、および等張食塩水である。さらに、通常は、無菌の不揮発性油が溶媒または懸濁化媒体として使用される。この目的のために、合成のモノグリセリドまたはジグリセリドを含む、任意の無刺激性の不揮発性油を使用することができる。さらに、オレイン酸などの脂肪酸が注射剤の調製に使用される。
【0096】
一般式(I)の化合物を、例えば薬物の直腸内投与のために坐剤の形で投与することもできる。これらの組成物は、薬物を、常温で固体であるが直腸の温度では液体であり、したがって直腸中で溶融して薬物を放出する適切な非刺激性賦形剤と混合することによって調製されることができる。このような材料は、カカオ脂およびポリエチレングリコールである。
【0097】
無菌媒体中の一般式(I)の化合物を非経口投与することができる。薬物は、使用されるビヒクルおよび濃度に応じて、ビヒクルに懸濁または溶解されることができる。局所麻酔薬、防腐剤、および緩衝剤などのアジュバントをビヒクルに溶解できることが有利である。
【0098】
用量は、調製の形、投与方法、使用目的、ならびに治療対象の患者の年齢、体重、および症状によって適切に決定され、これは一定ではない。
本発明の別の実施形態では、本発明の化合物の調製方法も提供される。本発明の化合物を合成する代表的な方法は、下記の非限定的なスキームで後述される。出発材料は、商業的供給源から入手可能であり、あるいは当業者に周知の確立した文献方法で調製可能である。特定の合成方法の選択は、所望の最終化合物に必要とされる置換基の性質に依存することを理解されたい。合成の工程の順序を変更することができ、調製手順の条件および方法の周知の変形を用いて、これらの化合物を調製することができる。したがって、本発明の式(I)の化合物は、下記のスキームに記載されているように調製されることができる。
【0099】
本発明の一実施形態では、式(I)の化合物がスキーム1に示すように調製される。
【0100】
【化22】

【0101】
式中、X=0、またはS、Alk=アルキル
Y、R、R、R、R、R、R、Rは上記に定義された通りである。
スキーム1に示す通り、式(II)の適切なアルデヒドまたはケトンを、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物、ピペリジン、酢酸ナトリウム、酢酸アンモニウムなどの塩基の存在下で式(III)の化合物と反応させて、式(IV)の化合物を生成する。式(IV)の化合物を、ヒューニッヒ塩基やトリエチルアミンなどの塩基、およびハロゲン化アルキル、好ましくはヨウ化メチルで処理して、式(V)の化合物を生成することができる。さらに、式(V)の化合物を、第3級ブタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノールなどの溶媒中、還流条件下で式(VI−a)、(VI−b)、または(VI−c)の適切なアミン、およびカリウムターシャリーブトキシド、トリエチルアミン、またはヒューニッヒ塩基などの塩基で処理して、それぞれ式(Ia〜c)の化合物を得ることができる。さらに、式(IV)の化合物の環外2重結合を式(IVa)の化合物の単結合に還元することができ、続いてアルキル化して式(Va)の化合物を得ることができる。さらに、式(Va)の化合物を、第3級ブタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノールなどの溶媒中、還流条件下で式(VI−a)、(VI−b)、または(VI−c)の適切なアミン、およびカリウムターシャリーブトキシド、トリエチルアミン、およびヒューニッヒ塩基などの塩基で処理して、それぞれ式(Id〜f)の化合物を得ることができる。化合物(V)および(Va)から式(Ia〜f)の化合物への変換に使用することができる塩基を、ナトリウムアルコキシドやカリウムアルコキシドなどのアルカリ金属アルコキシド、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物、トリエチルアミン、ヒューニッヒ塩基などを含む群から選択することができる。一代替実施形態では、化合物(V)および(Va)から(Ia〜f)への変換をマイクロ波照射により行うこともできる。上記に説明されたもの以外の異なるLを有する式Iの他の化合物を、式(V)またはV(a)を式(VI)の適切な化合物と反応させることによって調製することもできる。
【0102】
上記のスキームで使用される式(III)の化合物(式中、X=S、すなわちローダニン)は商業的に入手可能であり、またはOrganic Synthesis、Collective Volume.III、763ページに記載の方法に従って合成可能である。
【0103】
上記のスキームで使用される式(III)の化合物(式中、X=O)は、ウシェンコ、エヌ、ケー(Ushenko,N.K.)およびゴリズラ、ティー、イー(Gorizdra,T.E.)、Ukrain.Khim.zhur.、16巻、545ページ(1950年)に記載の手順に従って合成可能である。
【0104】
スキーム1で使用されるアルデヒド(II)およびアミン類(VI)は商業的に入手可能であり、または、これらを、置換エステルの還元、続いて対応するアルコールの酸化により合成した。
【0105】
本発明を下記の実施例で詳細に説明するが、実施例は例示するものとして記載されているにすぎず、したがって本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
調製例
【実施例1】
【0106】
(4−{4−オキソ−5−[1−フェニル−メチリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(1)(化合物番号1)
工程A:5−[1−フェニル−メチリデン]−2−チオキソ−チアゾリジン−4−オン(IV)の調製:
酢酸(10ml)中ベンズアルデヒド(II)(1g、9mmol)、ローダニン(1.2g、9mmol)(III)、および酢酸ナトリウム(2.2g、27mmol)の混合物を還流温度で5〜6時間加熱した。続いて、反応混合物を室温に冷却し、水(20ml)に注ぎ入れ、得られた固体を濾過し、冷メタノール(5ml)で洗浄するとともに乾燥して、固体の表題化合物(IV)(1.47g)を得た。
【0107】
工程B:2−メチル−5−[1−フェニル−メチリデン]−チアゾール−4−オン(V)の調製:
工程Aの生成物(IV)(1.4g、6.3mmol)をエタノール(10ml)に溶解し、5〜10℃で攪拌した。溶液に、ヒューニッヒ塩基(2.2ml、12mmol)と、その後に続いてヨードメタン(0.5ml、7.5mmol)とを添加し、反応混合物を室温で4〜5時間攪拌した。反応混合物を真空濃縮し、残渣に水(20ml)を添加し、得られた固体を濾過し、エーテル(10ml)で洗浄して固体の表題化合物(V)(1.26g)を得た。
【0108】
工程C:(4−{4−オキソ−5−[1−フェニル−メチリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(1)の調製
tert ブタノール(10m1)中工程Bの生成物(V)(1.2g、5.1mmol)、p−アミノフェニル酢酸エチルエステル(0.9g、5.1mmol)、およびカリウムターシャリーブトキシド(1.2g、10mmol)の混合物を6〜7時間加熱還流した。反応混合物を真空下で濃縮し、残渣を水(20ml)に懸濁し、得られた固体をメタノール(10ml)にとり、1N NaOH溶液(4.8ml、4.8mmol)を0〜5℃で添加した。反応混合物を室温で2時間攪拌し、次いで真空下で濃縮した。残渣に、水(3ml)を添加し、ジエチルエーテル(5ml)で洗浄した。最後に、水層を2N HClで酸性にして固体の加水分解生成物(1)(0.41g)を得た。
【0109】
あるいは、工程Cは、下記の手順に従ってマイクロ波条件下で行われることができる。
tert ブタノール(10ml)中、工程Bの生成物(V)(1.2g、5.1mmol)、p−アミノフェニル酢酸エチルエステル(0.9g、5.1mmol)、カリウムターシャリーブトキシド(1.2g、10mmol)の混合物を、マイクロ波合成装置(CEM Discover(登録商標))中100ワットで30分間加熱した。反応混合物を真空下で濃縮し、残渣を水(10ml)に懸濁し、得られた固体を上記の手順により加水分解して固体の表題化合物(1)(0.28g)を得た。
【0110】
H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ3.58(2H,s)、7.00〜7.02(1H,d)、7.28〜7.33(2H,t)、7.41〜7.55(4H,m)、7.62〜7.64(1H,d)、7.72(1H,s)、7.95(1H,s)、11.70(1H,s)、12.17〜12.50(1H,bs)。MS、m/z:337(M−1)
【実施例2】
【0111】
[4−(5−ベンジル−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸
工程D:5−ベンジル−2−チオキソ−チアゾリジン−4−オン(IVa)の調製
実施例124(工程A)の生成物(1.77g、5.9mmol)に、THF(6ml)および水(25ml)の混合物と、その後に続いて1N NaOH(3ml)とを添加して10℃に冷却した。ジメチルグリオキシム(232mg)、塩化コバルト6HO(12mg)をジメチルホルムアミド(5ml)に溶解することによって触媒(1ml)を調製し、該触媒を反応混合物に添加した。反応混合物を15分間攪拌し、水素化ホウ素ナトリウム(300mg)および1N NaOH(1ml)を水(3.5ml)で希釈した溶液を添加した。反応混合物を4時間攪拌し、次いでアセトン(2.6ml)を添加し、残留している水素化ホウ素ナトリウムをクエンチした。30分間攪拌した後、反応混合物に水を添加するとともに酢酸で酸性にした。こうして得られた固体を濾過して酢酸エチル(20ml)に溶解した。有機層を水(10ml)およびブライン(10ml)で連続的に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥するとともに濃縮して固体の表題化合物(1g)を得た。
【0112】
続いて、IVaを、実施例(1)に記載の工程Bおよび工程Cに従って生成物に転換した(実施例2)。
上記に示したスキーム、ならびに実施例1または実施例2に記載の方法および手順を使用して化合物を調製した。下記の表(表1)は、本発明の化合物の一部の確認データを示す。
【0113】
【表1】
















【0114】
PTP1B酵素の阻害方法
本発明の別の実施形態では、有効量の式(I)で表される1つまたは複数の化合物、または該化合物の薬剤として許容可能な塩により、PTP1B酵素を阻害する方法が提供される。
【0115】
本発明の化合物は、PTP1B酵素を阻害する能力を有し、それにより、PTP1B酵素によって媒介されるなどの疾患の治療に有用である。
下記のPTP1B酵素阻害試験を用いて、本願の化合物の阻害活性を実証する。
【0116】
原理:
タンパク質チロシンホスファターゼ1B(PTP1B)は、細胞タンパク質のリン酸化チロシン残基からリン酸基を除去することによって機能する細胞内酵素である。PTP1Bは、インスリン作用の負の制御物質として関与しているとされ、したがって治療上重要である。酵素阻害試験を用いて、PTP1Bの活性を阻害する試験化合物の能力を決定する。
【0117】
試験は、PTP1Bの2つの独立した基質、すなわちリン酸p−ニトロフェニル(pNpp)およびリン酸化上皮増殖因子受容体ペプチド(EGFR)を使用して行われる。
pNppを用いて行われた試験では、PTP1Bの作用によってp−ニトロフェノールの放出が起こる。このp−ニトロフェノールは黄色であり、410nmで測定されることができる。EGFRを使用した試験の場合は、PTP1Bの作用によって遊離リン酸基の放出が起こる。これは、モリブデン酸アンモニウムおよびマラカイトグリーンを含有する試剤を用いて捕捉され、吸光度を620nmで測定することができる有色錯体が生じる。
【0118】
材料:
ジメチルスルホキシド(DMSO)(シグマ(Sigma))
ジチオスレイトール(DTT)(ギブコ(Gibco))
エチレンジアミン4酢酸(EDTA)(ギブコ(Gibco))
Igepal(登録商標)CA−630(シグマ(Sigma))
1M N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−N’−(2−エタンスルホン酸);4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−エタンスルホン酸(HEPES)(ハイクロン(Hyclone))
リン酸p−ニトロフェニル(pNpp)(エスアールエル(SRL))
組換え型ヒトタンパク質チロシンホスファターゼ1B(PTP1B)(アミノ酸1−322、バイオモル(Biomol)、米国)
保存溶液:
1M HEPES(4℃で貯蔵)
100mM HEPES中、10×EDTA 20mM(一定分量を−20℃で貯蔵)
100mM HEPES中、10×DTT 20mM(一定分量を−20℃で貯蔵)
100mM HEPES中、10% Igepal(登録商標)CA−630(4℃で貯蔵)
毎日新たに調製:
100mM HEPES
1% Igepal(登録商標)CA−630
1×Assay緩衝液50mM HEPES(pH7.4)
1mM EDTA
1mM DTT
0.05% Igepal(登録商標)CA−630
酵素希釈:
10×保存液の場合、組換え型ヒトPTP1Bを1:150で1×Assay緩衝液により希釈する。
【0119】
基質調製:
1×Assay緩衝液中pNpp(50mM)の10×保存液を調製する。
化合物調製:
100% DMSO中100×保存液を調製し、1:10で1×Assay緩衝液により希釈して10% DMSO中10×保存液を得る。
【0120】
手順:
組換え型ヒトPTP1Bを用いてPTP1B阻害試験を行った。PTP1B(0.016μg/ウェル)を、50mM HEPES、1mM DTT、1mM EDTA、および0.05% Igepal(登録商標)CA−630を含有する緩衝液中、阻害剤(10×保存液、最終DMSO濃度は1%である)を使用して、または使用せずに25℃で30分間インキュベートした。その後、リン酸p−ニトロフェニル(pNpp)基質(5mM)を添加した。反応混合物の最終体積は50μLであり、実験を96ウェルハーフエリアプレートで行った。インキュベートを25℃で30分間継続した。pNppからp−ニトロフェノール(pNp)への変換を、Spectramaxplus分光光度計(モレキュラーデバイス(Molecular Devices)、米国)により410nmで測定した。
【0121】
阻害(%)を下記式で表した。
【0122】
【数1】

【0123】
本発明に係る代表的な化合物を、本願の下記に例示する。
これらの多くを上記の手順に従ってin−vitro試験にかけ、その結果を下記の表2に示す。
【0124】
【表2】

【0125】
別の実施形態によれば、本発明は、過剰発現または変異したPTP1B酵素によって引き起こされた病態を、治療に有効な量の式(I)の化合物もしくは該化合物の薬剤として許容可能な塩、または一般式(I)の化合物もしくは該化合物の薬剤として許容可能な塩の薬剤組成物を患者に投与することによって予防または治療する方法を提供する。
【0126】
別の実施形態によれば、本発明は、糖尿病の発症および進行を治療または遅延する方法であって、治療に有効な量の式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩を投与する工程を備える方法を提供する。
【0127】
別の実施形態によれば、本発明は、耐糖能障害およびインスリン耐性障害を治療する方法であって、治療に有効な量の式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩を投与する工程を備える方法を提供する。
【0128】
別の実施形態によれば、本発明は、治療に有効な量の式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩を投与する工程を備える、肥満症を治療する方法を提供する。
本発明のさらに別の実施形態は、自己免疫障害、急性および慢性炎症性障害、骨粗鬆症、癌、悪性障害の治療方法であって、治療に有効な量の式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩を投与する工程を備える方法を提供する。
【0129】
本発明のさらに別の実施形態では、一般式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩が、哺乳動物において過剰発現または変異したPTP1B酵素によって媒介された病態の予防または治療に有用な医薬品の製造で使用される。
【0130】
本発明のさらに別の実施形態では、一般式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩が、糖尿病の発症または進行の治療または遅延に有用な医薬品の製造で使用される。
【0131】
本発明のさらに別の実施形態では、一般式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩が、耐糖能障害およびインスリン耐性障害の治療に有用な医薬品の製造で使用される。
【0132】
本発明のさらに別の実施形態では、一般式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩が、肥満症の治療に有用な医薬品の製造で使用される。
本発明のさらに別の実施形態では、一般式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩が、自己免疫障害、急性および慢性炎症性障害、骨粗鬆症、癌、悪性障害の治療に有用な医薬品の製造で使用される。
【0133】
本発明の別の実施形態では、PTP1Bによって媒介された障害の治療に加えて、式(I)の化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩は、新規治療剤を求めて、PTP1B阻害剤の効果を評価するためのin vitroおよびin vivo試験系の開発および標準化にも有用である。
【0134】
別の実施形態では、本発明は、上記に定義されたPTP−1Bによって媒介される疾患を治療するための薬剤組成物であって、治療に有効な量の一般式(I)の活性化合物、ならびに抗糖尿病化合物、抗肥満化合物、および患者の脂質プロファイルを改善する化合物など、1つまたは複数の他の薬剤として活性な化合物を含む組成物を包含する。
【0135】
したがって、本願に記載される治療または予防の方法は、さらに糖尿病を本発明のPTP−1B阻害剤で治療、支配、または予防するのに有効な量の第2の抗糖尿病化合物を前記患者に投与する工程を備える場合がある。
【0136】
同様に、本願に記載される治療または予防の方法は、さらに肥満症を本発明のPTP−1B阻害剤で治療、支配、または予防するのに有効な量の第2の抗肥満化合物を前記患者に投与する工程を備える場合がある。
【0137】
同様に、本願に記載される治療または予防の方法は、さらに本発明のPTP−1B阻害剤と組み合わせて脂質プロファイルを改善するのに有効な量のコレステロール低下化合物を前記患者に投与する工程を備える場合がある。これは、アテローム性動脈硬化症、および2型糖尿病を伴う他の代謝性病態を治療または予防する際に有益となり得る。
【0138】
式(I)の化合物と組み合わせ、PTP1B阻害剤と組み合わせて投与可能な他の薬剤として活性な化合物の例は、抗糖尿病剤に限定されない下記の治療剤クラスを含み、PPARγアゴニスト;ビグアナイド;インスリンまたはインスリンミメティクス;スルホニル尿素;α−グルコシダーゼ阻害剤;PPARα/γデュアルアゴニスト;グルコキナーゼ活性化剤;グリコーゲンホスホリラーゼ阻害剤;AGE分解剤;AGE阻害剤;メグリチナイド;SGLT2阻害剤などのインスリン増感剤、HMG−CoA還元酵素阻害剤;捕捉剤;ニコチニルアルコール、ニコチン酸またはその塩;フィブレート;コレステロール吸収阻害剤、例えばβ−シトステロール;アシルCoA:コレステロールアシルトランスフェラーゼ阻害剤などのコレステロール低下剤、食欲抑制剤を含めて抗肥満剤;ニューロペプチドY5阻害剤;ペプチド性ホルモンであるレプチン;β3 アドレナリン受容体アゴニスト;カンナビノイド受容体アンタゴニスト;PPARγアンタゴニストおよび部分アゴニスト;胆汁酸トランスポーター阻害剤などが挙げられる。
【0139】
本願に記載される式(I)の活性化合物に加えて、第2の活性化合物が使用される場合、2つの化合物を一緒に、単一の組成物として同時に投与し、または別々の投与スケジュールで投与することができる。
【0140】
食餌性肥満マウスにおいて、式(I)の化合物を用いた治療の、絶食時グルコース、非絶食時グルコース、およびインスリン耐性試験に及ぼす効果
目的
高脂肪食摂取C57BL/6雄性マウスにおいて、式(I)の化合物(200mg/kg、腹腔内投与)の、絶食時および非絶食時の血糖およびインスリン耐性試験に及ぼす効果を評価すること。
【0141】
動物および食餌:
インハウスで飼育されたC57BL/6雄性マウス(約8週齢)に高脂肪食を摂食させた。これらの動物の食餌を、リサーチダイエット(Research Diet)、米国から購入した。
【0142】
材料:
Human actrapid(登録商標)、Accu−Check Sensor(登録商標)グルコメータ、およびグルコメータ細片
方法:
Accu−Check Sensorグルコメータを使用して非絶食時および4時間絶食時の血糖(0日)を推定するために、尾を切り取ることにより血液を採取した。次いで、動物を、式(I)の化合物(化合物番号28)処置群(200mg/kg、腹腔内投与、4日間)とビヒクル対照群(10ml/kg、腹腔内投与、4日間)との2群に無作為化した。その非絶食時および4時間絶食時の血糖は均等であった。
【0143】
投与2日目、4時間絶食時の血糖レベルを推定した。
同様に4日目、投与1時間後に非絶食時の血糖値を推定し、次いで動物をインスリン耐性試験にかけた。グルコース推定のため、血液試料を、インスリン投与後15分、30分、60分、および120分に採取した。
【0144】
分析
絶食時および非絶食時の血糖の変化(パーセント)を、その対応するベースライン血糖値(0日)から算出した。インスリン耐性試験では、様々な時点でのグルコース値を時間に対してプロットし、AUC血糖を算出した。
【0145】
結果:
絶食時および非絶食時の血糖
処置群における絶食時および非絶食時の血糖値の変化(パーセント)は、ビヒクル対照群に比べて有意に減少した(図1AおよびB)。
【0146】
腹腔内インスリン耐性試験(ITT)
4日間の処置の最後に行われたITT中、化合物で処置された動物は、ビヒクルで処置された動物に比べて、インスリン投与後の血糖が有意に減少したことを示し、AUC血糖からわかるようにインスリン感受性の改善を示した(図2)。
【0147】
考察:
様々な研究者が、タンパク質チロシンホスファターゼ、具体的にはPTP−1Bはインスリンシグナル伝達カスケードの負の制御物質として機能し、これによってインスリン作用の抑制が起こることを報告している。PTP1Bの存在量を低減するとインスリン感受性が向上してグルコース代謝が改善されるだけでなく、高脂肪食によって誘発される肥満症から保護される(バリー、ジェイ、ゴールドシュタイン(Barry J.Goldstein)、2002年)。高脂肪食摂取C57BL/6マウスは、肥満症、高インスリン血症、インスリン耐性、耐糖能障害、および糖尿病の発症を起こしやすい(ボー アーレン(Bo Ahren)ら、2004年)。式(I)の化合物は、in vitro試験でPTP1B酵素を阻害する。in vivo試験中、式(1)の化合物(化合物番号28)は、絶食時および非絶食時の血糖が有意に改善されたことを示し、インスリン耐性試験からわかるようにインスリン感受性を改善した。したがって、式(I)の化合物は、酵素タンパク質チロシンホスファターゼ(PTP−1B)に及ぼす阻害作用により、PTP1Bによって媒介された疾患、具体的には糖尿病、インスリン耐性の治療および予防に有望であると結論付けることができる。
【0148】
参考文献
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上記の説明から、当業者は、本発明の本質的特徴を容易に確認することができ、その趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な使用および条件にに適応するように、本発明の様々な変更および修正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0149】
【図1】高脂肪食肥満C57BL/6雄性マウスにおいて、化合物番号28の絶食時血糖および非絶食時血糖に及ぼす効果を示す図。 値は平均値±SEMである。
【0150】
値は、ベースライン血糖値からの血糖の変化(%)として算出される。
●=P<0.05対ビヒクル
【図2】高脂肪食肥満C57BL/6雄性マウスにおいて、化合物番号28を4日間用いた治療のインスリン耐性試験後AUC血糖に及ぼす効果を示す図。
【0151】
値は平均値±SEMである。
a=P<0.05

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(1)で表される化合物または該化合物の薬剤として許容可能な塩もしくはプロドラッグ。
【化1】

[式中、「A」は、
【化2】



からなる群から選択されたメンバーであり、
「B」は、
【化3】

から選択された基であり、
「L」は、−NH−、−NH−CH−、−NH−CH(CH)−、−NH−CH−C(O)NH−、−NH−CH−CH−、−NHNH−、−NH−CH(COOH)−CH、−N(CHCOOH)−から選択され、
「C」は、i)フェニル、ii)ナフチル、iii)インドリル、iv)チアゾリル、v)ベンズイミダゾリルからなる群から選択されたメンバーであり、
「Y」は、
【化4】

からなる群から選択され、
pは1、2、または3であり、
は、i)水素、ii)−CHCOOR、iii)−X(CH−アリール(式中、nは0、1、または2から選択され、XはS、NH、またはOから選択される)、iv)−S−アルキル、v)−OR、vi)OCHシクロアルキル(式中、シクロアルキルはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルから選択される)、vii)−CHCONH、viii)−CN、ix)ハロ、x)アルキル、xi)−SOアリール、xii)−CF、xiii)−CO、xiv)−COアルキル、xv)−NH、xvi)−NO、xvii)−CHCONH−PhCHCOOR、xviii)テトラゾリル、xix)トリアゾリル、xx)ピロリル、xxi)ベンズイミダゾリル、xxii)ピラゾリル、xxiii)フタルアモイル、xxiv)シアノ、アミノ、カルボキシ、ハロ、ニトロ、アルキル、ヒドロキシル、−O−アルキルから選択された1つまたは複数の基で任意に置換されているフェニル、xxv)ビフェニル、xxvi)−OCHCO、xxvii)ピリジル、xxviii)チエニル、xxix)ジメチルアミノ、xxx)−CHOH、xxxi)−CFH、xxxii)−SONHR、xxxiii)NHCOアルキル、xxxiv)−OCF
【化5】

(式中、xは、上記に定義する通りである)
からなる群から選択され、
およびRは独立して、i)水素、ii)−CHCOOR、iii)−S−アルキル、iv)−OR、v)−CHCONH、vi)−CN、vii)ハロ、viii)アルキル、ix)−CF、x)−COOR、xi)アリール、xii)−COアルキル、xiii)−NH、xiv)−NO、xv)−CFH、xvi)チエニル、xvii)NHCOアルキル、xviii)−OCFからなる群から選択され、
は、水素またはアルキルから選択され、
は、
i)−COOR(式中、Rは、上記に定義する通りである)、
ii)−C(O)C(O)OH、
【化6】

(式中、zは、H、アルキル、ハロ、ニトロ、−OR、CF、およびCONHRから独立して選択された基で任意に置換されているアリールまたはヘテロアリールから選択される)、
【化7】

vi)−CONHOH、
vii)−SONHCOアルキル、viii)−SONHアルキル、ix)−CONHSOアルキル、x)OH、xi)−NHCOアルキル、xii)−SONHRからなる群から選択され、
は、
i)水素、
ii)−OR
iii)アルキル、
iv)ハロ、
v)ヘテロシクリル、
vi)−Sアルキル、
vii)−S−アリール、
viii)−COOH、
ix)ベンジル、
x)ヘテロアリールからなる群から選択され、
は、
i)アルキル、
ii)水素、
iii)ハロからなる群から選択され、
またはRとRとがともに、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロブタンの群から選択されたシクロアルカン環を形成してもよく、
およびRは独立して、
i)水素、
ii)ハロ、
iii)−OR
iv)アルキル、
v)−CONHR
i)−COアルキルからなる群から選択され、
10は、
i)アルキル、ii)アリールからなる群から選択され、
11は、
i)水素、
ii)アルキル、
iii)アリールからなる群から選択され、
ただし、
i)Rが−C(O)C(O)OHである場合、「Y」は(i)であるとともにpは0であり、
ii)Aがフェニルであるとともに4位でRによって置換されている場合、Rは−X(CH−アリールではない]
【請求項2】
Aが、
【化8】

からなる群から選択され
「B」が、
【化9】

から選択された基であり、
「C」が、
【化10】

からなる群から選択されたメンバーである、請求項1に記載の式(1)の化合物。
【請求項3】
「A」が、
【化11】

からなる群から選択されたメンバーであり、
「B」が、
【化12】

から選択された基であり、
「L」が−NH−であり、
「C」が、
【化13】

であり、
「Y」が、
【化14】

であり、
pが1であり、
が、
i)−COOR
【化15】

(式中、zは、アリールまたはヘテロアリールから選択され、H、アルキル、ハロ、ニトロ、−OR、CF、およびCONHRから独立して任意に置換される)からなる群から選択され、
およびRが独立して、水素またはハロゲンから選択され、
およびRが独立して、
i)水素、
ii)ハロ、
iii)−OR
iv)アルキル、
v)−CONHR
vi)COOR
vii)−COアルキルからなる群から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物。
【請求項4】
前記化合物が、
[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号1)、
{4−[5−(1−カルボキシメチル−1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号2)、
{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号3)、
{4−[5−(4−メチルスルファニル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号4)、
[4−(5−ベンジリデン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号5)、
{4−[5−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号6)、
{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号7)、
{4−[5−(1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号8)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号9)、
{4−[5−(3−イソプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号10)、
{4−[5−(1−tert−ブトキシカルボニルメチル−1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号11)、
[4−(4−オキソ−5−キノリン−2−イルメチレン−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号12)、
{4−[5−(1−ベンゾフラン−2−イル−エチリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号13)、
{3−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号14)、
{4−[5−(1−カルバモイルメチル−1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号15)、
[3−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号16)、
{4−[5−(2’−シアノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号17)、
{4−[4−オキソ−5−(4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号18)、
(4−{4−オキソ−5−[4−(1H−テトラゾール−5−イル)−ベンジリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号19)、
(4−{5−[2−ブチル−5−クロロ−3−(2’−シアノ−ビフェニル−4−イルメチル)−3H−イミダゾール−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号20)、
{3−[5−(3−イソプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号21)、
(4−{2−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−アセチルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号22)、
{3−[5−(1−カルバモイルメチル−1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号23)、
[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−ベンジル]−ホスホン酸ジエチルエステル(化合物番号24)、
4−メチル−N−{2−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号25)、
N−(2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号26)、
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号27)、
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号28)、
(4−{4−オキソ−5−[1−(トルエン−4−スルホニル)−1H−インドール−3−イルメチレン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号29)、
(3−{4−オキソ−5−[1−(トルエン−4−スルホニル)−1H−インドール−3−イルメチレン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号30)、
{4−[5−(3,4−ジクロロ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号31)、
{4−[5−(3−ヒドロキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号32)、
5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−2−[4−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−フェニルアミノ]−チアゾール−4−オン(化合物番号33)、
[4−(N’−{4−オキソ−5−[4−(1H−テトラゾール−5−イル)−ベンジリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−ヒドラジノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号34)、
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−N−ヒドロキシ−アセトアミド(化合物番号35)、
(4−{5−[4−(モルホリン−4−カルボニル)−ベンジリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号36)、
{4−[5−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号37)、
{4−[5−(2−ブチル−5−クロロ−3H−イミダゾール−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号38)、
(4−{5−[4−(2−フルオロ−4−ニトロ−フェノキシ)−ベンジリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号39)、
(4−{4−オキソ−5−[4−(ピペラジン−1−カルボニル)−ベンジリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号40)、
5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−2−[4−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−フェニルアミノ]−チアゾール−4−オン(化合物番号41)、
3−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸(化合物番号42)、
3−{4−[5−(1−カルボキシメチル−1H−インドール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸(化合物番号43)、
{3−[2−(4−メチルスルファモイルメチル−フェンルアミノ)−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル]−インドール−1−イル}−酢酸(化合物番号44)、
{4−[4−オキソ−5−(4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号45)、
3−{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸(化合物番号46)、
{5−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−インドール−1−イル}−酢酸(化合物番号47)、
2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酪酸(化合物番号48)、
3−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸(化合物番号49)、
(4−{5−[3−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−ベンジリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号50)、
{4−[4−オキソ−5−(3−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号51)、
N−メチル−C−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−メタンスルホンアミド(化合物番号52)、
2−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸(化合物番号53)、
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸(化合物番号54)、
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−コハク酸(化合物番号55)、
{4−[5−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号56)、
(4−{5−[1−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イル)−エチリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号57)、
3−{4−[5−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸(化合物番号58)、
{4−[4−オキソ−5−(3,4,5−トリメトキシ−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号59)、
(4−{5−[1−(4−ブロモ−フェニル)−1H−ピロール−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号60)、
(4−{4−オキソ−5−[1−(3−ピロール−1−イル−フェニル)−エチリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号61)、
{4−[4−オキソ−5−(1−フェニル−1H−ピロール−2−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号62)、
C−{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−N−メチル−メタンスルホンアミド(化合物番号63)、
C−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−N−エチル−メタンスルホンアミド(化合物番号64)、
C−{4−[5−(2’−シアノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−N−メチルメタンスルホンアミド(化合物番号65)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−ブロモ−酢酸(化合物番号66)
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−ベンジル]−マロン酸(化合物番号67)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−モルホリン−4−イル−酢酸(化合物番号68)、
N−(2−{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号69)、
5−ナフタレン−2−イルメチレン−2−[4−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−フェニルアミノ]−チアゾール−4−オン(化合物番号70)、
{4−[4−オキソ−5−(4−オキソ−4H−クロメン−3−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号71)、
{4−[4−オキソ−5−(4−トリフルオロメチル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号72)、
{4−[5−(6−イソプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号73)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号74)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−ブロモ−酢酸ナトリウム(化合物番号75)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−オルホリン−4−イル−酢酸ナトリウム(化合物番号76)、
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸(化合物番号77)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム(化合物番号78)、
{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号79)、
[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム(化合物番号80)、
{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号81)、
{5−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−インドール−1−イル}−酢酸ナトリウム(化合物番号82)、
{4−[4−オキソ−5−(3−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号83)、
2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酪酸ナトリウム(化合物番号84)、
(4−{5−[3−(4−フルオロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号85)、
{4−[5−(9,9a−ジヒドロ−4aH−フルオレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号86)、
{4−[4−オキソ−5−(3−[1,2,4]トリアゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号87)、
{4−[5−(3−ベンゾイミダゾール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号88)、
3−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸ナトリウム(化合物番号89)、
(4−{4−オキソ−5−[3−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−イル)−ベンジリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号90)、
{4−[4−オキソ−5−(3−ピラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号91)、
{4−[4−オキソ−5−(3−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号92)、
5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−2−[4−(5H−テトラゾール−5−イルメチル)−フェニルアミノ]−チアゾール−4−オン ナトリウム塩(化合物番号93)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号94)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム(化合物番号95)、
3−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸ナトリウム(化合物番号96)、
[5−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−インドール−1−イル]−酢酸ナトリウム(化合物番号97)、
5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−2−[4−(5H−テトラゾール−5−イルメチル)−フェニルアミノ]−チアゾール−4−オン ナトリウム塩(化合物番号98)、
{5−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−インドール−1−イル}−酢酸ナトリウム(化合物番号99)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ)フェニル]−酢酸(化合物番号100)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム(化合物番号101)、
N−(2−{4−[4−オキソ−5−(4−フェニル−シクロヘキサ−1,5−ジエニルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号102)、
N−(2−{4−[4−オキソ−5−(4−ピラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号103)、
N−(2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号104)、
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−クロロベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号105)、
4−クロロ−N−(2−{4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号106)、
4−クロロ−N−(2−{4−[4−オキソ−5−(4−ピラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号107)、
N−(2−{4−[5−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号108)、
[4−(4−オキソ−5−1,1’;4’,1”]テルフェニル−イルメチレン−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号109)、
{4−[5−(6−ブロモ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号110)、
[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−オキソ−酢酸(化合物番号111)、
4−メチル−N−{2−[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)フェニル]−アセチル}−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号112)、
(4−{5−[3−(4−フルオロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム(化合物番号113)、
C−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−N−メチル−メタンスルホンアミド(化合物番号114)、
{4−[5−(2−ベンジルオキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号115)、
{4−[5−(3−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号116)、
{4−[5−(3−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号117)、
N−(2−{4−[5−(2−ベンジルオキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチルベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号118)、
{4−[5−(2−ベンジルオキシ−4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号119)、
(4−{5−[2−(2’−シアノ−ビフェニル−4−イルメトキシ)−ベンジリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム(化合物番号120)、
[4−(5−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号121)、
{4−[5−(2−ベンジルオキシ−4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号122)、
{4−[5−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号123)、
{4−[4−オキソ−5−(1−フェニル−5−ピロール−1−イル−1H−ピラゾール−3−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号124)、
N−(2−{4−[5−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号125)、
N−(2−{4−[5−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号126)、
N−(2−{4−[5−(2−ベンジルオキシ−4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号127)、
[2−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−チアゾール−4−イル]−酢酸ナトリウム(化合物番号128)、
{4−[4−オキソ−5−(3−フェネチルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号129)、
[2−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−チアゾール−4−イル]−酢酸(化合物番号130)、
N−(2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号131)、
{4−[5−(5−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号132)、
{2−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−チアゾール−4−イル}−酢酸(化合物番号133)、
{2−[5−(5−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−チアゾール−4−イル}酢酸(化合物番号134)、
{4−[5−(3−シクロペンチルメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号135)、
2−{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−3−フェニル−プロピオン酸ナトリウム(化合物番号136)、
{4−[5−(4−フルオロ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号137)、
{4−[4−オキソ−5−(3−プロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号138)、
{4−[5−(1−イソプロピル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−6−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号139)、
{4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号140)、
{4−[5−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−6−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号141)、
(4−{4−オキソ−5−[3−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号142)、
4−[5−(6−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号143)、
{4−[5−(3,5−ジエトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号144)、
{4−[4−オキソ−5−(2−フェニル−チアゾール−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号145)、
{4−[5−(1−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号146)、
{4−[4−オキソ−5−(4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号147)、
{4−[4−オキソ−5−(4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号148)、
{4−[5−(4−ベンジルオキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号149)、
{4−[5−[1−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号150)、
{4−[5−(1−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号151)、
{4−[5−(4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号152)、
[4−(5−[2,2’]ビチオフェニル−5−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム(化合物番号153)、
3−{4−[5−(1−ヒドロキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸ナトリウム(化合物番号154)、
2−{4−[5−(1−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−ナトリウムブチロエート(化合物番号155)、
{5−[5−(1−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−インドール−1−イル}−酢酸ナトリウム(化合物番号156)、
(4−{5−[5−ブロモ−2−(2’−シアノ−ビフェニル−4−イルメトキシ)−ベンジリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム(化合物番号157)、
N−(2−{4−[5−(4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルメチル]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号158)、
{5−[5−(4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルメチル]−インドール−1−イル}−酢酸ナトリウム(化合物番号159)、
{4−[5−(2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−5−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号160)、
4−{4−[2−(4−カルボキシメチル−フェニルアミノ)−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル]−フェニル}−1−メチル−ピリジニウム;クロリド ナトリウム塩(化合物番号161)、
(4−{5−[3−(4−ニトロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号162)、
{4−[5−(6−カルボキシメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号163)、
{4−[5−(3,7−ジメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号164)、
{4−[5−(6−フルオロ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号165)、
{4−[5−(3,5−ジメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号166)、
(4−{5−[3−(4−メチル−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム(化合物番号167)、
4−メチル−N−[2−(4−{5−[3−(4−メチル−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号168)、
(4−{4−オキソ−5−[3−(チオフェン−2−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム(化合物番号169)、
{4−[5−(1H−インドール−5−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号170)、
[4−(5−ナフタレン−2−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸エチルエステル(化合物番号171)、
3−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−プロピオン酸ナトリウム(化合物番号172)、
4−メチル−N−[2−(4−{4−オキソ−5−[4−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−イル)−ベンジリデン]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号173)、
{4−[5−(4’−メチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号174)、
{4−[5−(6−イソプロピル−4−オキソ−4H−クロメン−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号175)、
N−(2−{4−[5−(3−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号176)、
3−{4−[5−(3−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸ナトリウム(化合物番号177)、
{4−[5−(2−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号178)、
{4−[5−(3−カルボキシメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号179)、
(4−{5−[3−(2−メトキシ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム(化合物番号180)、
(4−{5−[3−(3−メトキシ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム(化合物番号181)、
(4−{5−[3−(4−クロロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム(化合物番号182)、
3−(4−{5−(3−(4−メチル−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−プロピオン酸ナトリウム(化合物番号183)、
3−(4−{5−[3−(4−クロロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−プロピオン酸ナトリウム(化合物番号184)、
{4−[5−(6−ヒドロキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号185)、
[4−(5−ビフェニル−3−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム(化合物番号186)、
N−(2−{4−[5−(2−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号187)、
{4−[5−(3,7−ジエトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号188)、
{4−[5−(4’−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号189)、
{4−[5−(4−モルホリン−4−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号190)、
4’−[2−(4−カルボキシメチル−フェニルアミノ)−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル]−ビフェニル−4−カルボン酸(化合物番号191)、
{4−[4−オキソ−5−(5−フェニル−チオフェン−2−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号192)、
[4−(5−ベンゾ[b]チオフェン−3−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−酢酸ナトリウム(化合物番号193)、
{4−[5−(3’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号194)、
{4−[5−(4’−エトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号195)、
{4−[4−オキソ−5−(4’−ピロール−1−イル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号196)、
(4−{5−[3−(2−フルオロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−酢酸ナトリウム(化合物番号197)、
{4−[5−(4’−ヒドロキシメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号198)、
{4−[5−(4’−ヒドロキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号199)、
5−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−2−カルボキシメチル−安息香酸(化合物番号200)、
{4−[5−(4’−カルボキシメトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号201)、
[4−(1−カルボキシメチル−5−ナフタレン−2−イル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルアミノ)−フェニル]−酢酸(化合物番号202)、
{4−[5−(3,8−ジメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号203)、
4−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−ナトリウムブチロエート(化合物番号204)、
3−{4−[5−(6−フルオロ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸ナトリウム(化合物番号205)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−2−フルオロ−フェニル]−酢酸ナトリウム(化合物番号206)、
{4−[5−(2’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号207)、
{4−[5−(4’−ジフルオロメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号208)、
{4−[5−(3’,5’−ジフルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号209)、
{4−[4−オキソ−5−(4’−スルファモイル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号210)、
{4−[5−(3−メチル−4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号211)、
N−(2−{4−[5−(4’−ヒドロキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド 二ナトリウム塩(化合物番号212)、
[3−(4−オキソ−2−{4−[2−オキソ−2−(トルエン−4−スルホニルアミノ)−エチル]−フェニルアミノ}−4H−チアゾール−5−イリデンメチル)−ナフタレン−2−イルオキシ]−酢酸(化合物番号213)、
N−(2−{4−[5−(4’−エトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号214)、
N−(2−{4−[5−(4’−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号215)、
{4−[5−(3−フルオロ−4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号216)、
{4−[5−(3−ベンジルオキシ−4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号217)、
フルオロ−{2−フルオロ−4−[5−(4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号218)、
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホンアミド、ナトリウム塩(化合物番号219)、
{4−[5−(4’−メチルスルファニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号220)、
{4−[5−(2’,4’−ジフルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号221)、
{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(4’−ピロール−1−イル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号222)、
チオフェン−2−スルホン酸{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−アミド、ナトリウム塩(化合物番号223)、
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−フルオロ−ベンゼンスルホンアミド、ナトリウム塩(化合物番号224)、
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−メタンスルホンアミド、ナトリウム塩(化合物番号225)、
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド、ナトリウム塩(化合物番号226)、
{4−[4−オキソ−5−(4’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号227)、
{4−[5−(3−フルオロ−4’−ヒドロキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号228)、
{4−[5−(3’−フルオロ−4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号229)、
{4−[5−(4’−アセチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号230)、
{4−[4−オキソ−5−(4’−トリフルオロメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号231)、
{4−[5−(4’−シクロヘキシルメトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号232)、
{4−[5−(3’−フルオロ−4’−ヒドロキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸、二ナトリウム塩(化合物番号233)、
{4−[5−(4’−ジメチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号234)、
4−メチル−N−(2−{4−[5−(4’−メチルスルファニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号235)、
{2−フルオロ−4−[5−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号236)、
{4−[4−オキソ−5−(4−ピリジン−4−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号237)、
{4−[5−(3−フルオロ−4’−メチルスルファニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号238)、
N−(2−{4−[5−(3−フルオロ−4’−メチルスルファニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩(化合物番号239)、
{4−[5−(6−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号240)、
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−2−フルオロ−フェニル]−3−メトキシ−ブト−2−エン酸エチルエステル(化合物番号241)、
{4−[5−(4−メチル−3−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号242)、
{4−[5−(4’−シアノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号243)、
{4−[5−(1−ビフェニル−4−イル−エチリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号244)、
N−{2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−アセチル}−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号245)、
{4−[5−(6−イソプロポキシ−5−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号246)、
{4−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号247)、
2−[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−3−(4−フルオロ−フェニル)−アクリル酸エチルエステル(化合物番号248)、
N−(2−{4−[5−(1−ビフェニル−4−イル−エチリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号249)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−ヒドロキシイミノ−酢酸エチルエステル(化合物番号250)、
N−(2−{4−[5−(6−イソプロポキシ−5−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号251)、
(4−{5−[5−(4−メトキシ−フェニル)−イソオキサゾール−3−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸ナトリウム(化合物番号252)、
{4−[5−(2−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ]−フェニル)−酢酸(化合物番号253)、
N−(2−{4−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−4−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号254)、
{4−[5−(3’,5’−ジフルオロ−4−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号255)、
[4−(5−ビフェニル−4−イルメチレン−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−オキソ−酢酸(化合物番号256)、
1−{4−[5−(2−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル)−シクロペンタンカルボン酸 ナトリウム塩(化合物番号257)、
N−(2−{4−[5−(6−ヒドロキシ−5−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号258)、
4−メチル−N−(2−{4−[5−(4−メチル−3−ピロール−1−イル−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド、ナトリウム塩(化合物番号259)、
{4−[5−(3’,5’−ジフルオロ−4−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸(化合物番号260)、
{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(3,2’,4’,5’−テトラフルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号261)、
−{4−[4−オキソ−5−(4’−プロポキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸ナトリウム(化合物番号262)、
{4−[5−(4’−シクロプロピルメトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号263)、
{4−[5−(2−ベンジルオキシ−3,5−ジヨード−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号264)、
{4−[5−(2,4’−ジメトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸(化合物番号265)、
3−{4−[5−(6−エトキシカルボニルメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸(化合物番号266)、
ブロモ−(2−フルオロ−4−{5−[1−(4−ニトロ−フェニル)−エチリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酢酸(化合物番号267)、
{4−[5−(4’−ベンジルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−ブロモ−酢酸(化合物番号268)、
{4−[5−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸(化合物番号269)、
N−(2−{4−[5−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号270)、
2−{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(4−ピロール−1−イル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酪酸(化合物番号271)、
{4−[5−(4’−アミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸エチルエステル(化合物番号272)、
メトキシ−{4−[5−(4’−ニトロ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号273)、
4−メチル−N−[2−(4−{5−[4’−(4−ニトロ−フェニルスルファニル)−ビフェニル−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号274)、
N−[2−(4−{5−[4’−(2−フルオロ−4−ニトロ−フェニルアミノ)−ビフェニル−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号275)、
[4’−(4−オキソ−2−(4−[2−オキソ−2−(トルエン−4−スルホニルアミノ)−エチル]−フェニルアミノ}−4H−チアゾール−5−イリデンメチル)−ビフェニル−4−イル]−酢酸ブチルエステル(化合物番号276)、
4−メチル−N−[2−(4−{5−[4’−(4−ニトロ−フェノキシ)−ビフェニル−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号277)、
4−メチル−N−(2−{4−[4−オキソ−5−(4−テトラゾール−1−イル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号278)、
N−(2−{4−[5−(4’−アセチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号279)、
チオフェン−2−スルホン酸(2−{4−[5−(3−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−アミド(化合物番号280)、
ブロモ−{4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号281)、
2−{4−[5−(4’−アミノ−3−フルオロ−3’−メトキシカルボニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸(化合物番号282)、
{2−{4−[5−(3−イソプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−5−メチル−ヘキサン酸(化合物番号283)、
2−(4−{5−[3−(ビフェニル−4−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−オクタン二酸(化合物番号284)、
2−{2−フルオロ−4−[5−(5’−フルオロ−4−ヒドロキシ−2’−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酪酸(化合物番号285)、
2−(2−フルオロ−4−{5−[1−(4−ニトロ−フェニル)−エチリデン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−プロピオン酸(化合物番号286)、
6−(4’−{2−[4−(ブロモ−カルボキシ−メチル}−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−ビフェニル−4−イルスルファニル)−ヘキサン酸(化合物番号287)、
2−{4−[5−(4’−ジメチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸(化合物番号288)、
2−{4−[5−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−5−メチル−ヘキサン酸(化合物番号289)、
2−{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(2’,4’,6’−トリメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル)−酪酸(化合物番号290)、
3−メトキシ−2−{4−[5−(4’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アクリル酸(化合物番号291)、
ブロモ−{4−[5−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号292)、
2−{2−フルオロ−4−[5−(4’−ヒドロキシ−3’−ヒドロキシメチル−5’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−ペンタン酸(化合物番号293)、
2−{4−[5−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸(化合物番号294)、
4−アミノ−4’−{2−[4−(1−カルボキシ−エチル)−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−3’−フルオロ−ビフェニル−3−カルボン酸メチルエステル(化合物番号295)、
4−アミノ−4’−{2−[4−(ブロモ−カルボキシ−メチル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル)−3’−フルオロ−ビフェニル−3−カルボン酸メチルエステル(化合物番号296)、
4−アミノ−4’−{2−[4−(1−カルボキシ−ブチル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−3’−フルオロ−ビフェニル−3−カルボン酸メチルエステル(化合物番号297)、
4−アミノ−4’−{2−[4−(カルボキシ−ピロール−1−イル−メチル)−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−3’−フルオロ−ビフェニル−3−カルボン酸メチルエステル(化合物番号298)、
N−(2−{4−[5−(3−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−ニトロ−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号299)、
{4−[5−(3−ベンジルオキシ−ナフタレン−2−イルメチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸(化合物番号300)、
N−(2−{4−[5−(4’−ジメチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号301)、
{4−[5−(4’−アセチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号302)、
[4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−(1−ヒドロキシ−エチル)−フェニル]−酢酸(化合物番号303)、
2−{4−[5−(1,4−ジエトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−ペンタン酸(化合物番号304)、
N−(2−{4−[5−(1,4−ジエトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−3−フルオロ−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号305)、
6−(4’−{2−[4−(1−カルボキシ−プロピル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−3’−フルオロ−ビフェニル−4−イルスルファニル)−ヘキサン酸(化合物番号306)、
2−{4−[4−オキソ−5−(2’,4’,6’−トリメチル−ビフェニル−4−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−プロピオン酸(化合物番号307)、
{2−フルオロ−4−[5−(5’−フルオロ−4−ヒドロキシ−2’−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−ヒドロキシ−酢酸(化合物番号308)、
2−(4−{5−[4’−(5−カルボキシ−ペンチルスルファニル)−3−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−オクタン二酸(化合物番号309)、
(4−{5−[3−(ビフェニル−4−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ)−2−フルオロ−フェニル)−ブロモ−酢酸(化合物番号310)、
4−(3−(2−[4−(1−カルボキシ−ブチル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−ナフタレン−2−イルオキシメチル)−安息香酸エチルエステル(化合物番号311)、
N−(2−{4−[5−(5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−ニトロ−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号312)、
2−{4−[5−(4’−ジメチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−6−メチル−ヘプタン酸(化合物番号313)、
エチルスルファニル−{4−[5−(3−イソプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号314)、
2−{4−[5−(1,4−ジエトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−プロピオン酸(化合物番号315)、
2−{4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロフェニル}−酪酸(化合物番号316)、
6−(4’−{2−[4−(カルボキシ−フェニルスルファニル−メチル)−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−ビフェニル−4−イルスルファニル)−ヘキサン酸(化合物番号317)、
N−(2−{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(2’,4’,6’−トリメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−プロピル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号318)、
N−(2−{4−[5−(2,4−ジメトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号319)、
N−(2−{4−[5−(4−クロロ−3−ニトロ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−エチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号320)、
N−(2−{4−[5−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号321)、
N−(2−{4−[5−(5−ブロモ−2−メトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号322)、
2−{4−[5−(3−エトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸(化合物番号323)、
2−(4−{5−[3−(ビフェニル−4−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−2−フルオロ−フェニル)−酪酸(化合物番号324)、
N−[2−(4−{5−[3−(ビフェニル−4−イルメトキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−4−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号325)、
4−(3−{2−[4−(カルボキシ−ヒドロキシ−メチル)−3−フルオロ−フェニルアミノ]−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル}−ナフタレン−2−イルオキシメチル)−安息香酸エチルエステル(化合物番号326)、
4−[3−(2−{4−[2−(4−フルオロ−ベンゼンスルホニルアミノ)−2−オキソ−エチル]−フェニルアミノ}−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル)−ナフタレン−2−イルオキシメチル]−安息香酸エチルエステル(化合物番号327)、
3−フルオロ−N−[2−(4−{5−[3−(4−フルオロ−ベンジルオキシ)−ナフタレン−2−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−アセチル]−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号328)、
[6−(4−オキソ−2−{4−[2−オキソ−2−(チオフェン−2−スルホニルアミノ)−エチル]−フェニルアミノ}−4H−チアゾール−5−イリデンメチル)−ナフタレン−2−イルオキシ]−酢酸tert−ブチルエステル(化合物番号329)、
N−(2−{4−[5−(4’−ジメチルアミノ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−メタンスルホンアミド(化合物番号330)、
ブロモ−{4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロフェニル}−酢酸(化合物番号331)、
2−{4−[5−(6−tert−ブトキシカルボニルメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酪酸(化合物番号332)、
N−(2−{4−[5−(4’−ヒドロキシ−3’−ヒドロキシメチル−5’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−メタンスルホンアミド(化合物番号333)、
2−{4−[5−(4’−ヒドロキシ−3’−ヒドロキシメチル−5’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−6−メチル−ヘプタン酸(化合物番号334)、
{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(3,4,5−トリメトキシ−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号335)、
4−メチル−N−(2−{4−[4−オキソ−5−(3,4,5−トリメトキシ−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号336)、
2−(4−[5−(2’,4’,6’−トリメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸(化合物番号337)、
2−{4−[5−(2,4−ジメトキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−プロピオン酸(化合物番号338)、
ブロモ−{4−[5−(4−クロロ−3−ニトロ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸(化合物番号339)、
2−{4−[5−(5’−フルオロ−4−ヒドロキシ−2’−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−オクタン二酸(化合物番号340)、
ブロモ−{4−[5−(3,4−ジプロポキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸(化合物番号341)、
2−{4−[5−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−プロピオン酸(化合物番号342)、
ブロモ−{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(2’,4’,6’−トリメチル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−酢酸(化合物番号343)、
4−エチル−N−(2−{4−[5−(2−フルオロ−5−ニトロ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−アセチル)−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号344)、
{4−[5−(6−tert−ブトキシカルボニルメトキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸(化合物番号345)、
2−{2−フルオロ−4−[4−オキソ−5−(4−トリフルオロメチル−ベンジリデン)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−ペンタン酸(化合物番号346)、
チオフェン−2−スルホン酸(2−{4−[5−(3,4−ジプロポキシ−ベンジリデン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−アセチル)−アミド(化合物番号347)、
2−{4−[5−(4’−ベンジルスルファニル−ビフェニル−4−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロフェニル}−ペンタン酸(化合物番号348)、
2−(2−フルオロ−4−{5−[4’−(2−フルオロ−4−ニトロ−フェニルアミノ)−ビフェニル−4−イルメチレン]−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ}−フェニル)−酪酸(化合物番号349)、
{4−[5−(5’−フルオロ−4−ヒドロキシ−2’−メトキシ−ビフェニル−3−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イルアミノ]−フェニル}−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−酢酸(化合物番号350)、
4’−[2−(4−カルボキシメチル−3−フルオロ−フェニルアミノ)−4−オキソ−4H−チアゾール−5−イリデンメチル]−ビフェニル−4−カルボン酸ブチルエステル(化合物番号351)、
{4−[5−(3,5−ジプロポキシ−ナフタレン−2−イルメチレン)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルアミノ]−2−フルオロ−フェニル}−酢酸(化合物番号352)、
および前記化合物の薬剤として許容可能な塩ならびにプロドラッグからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
治療に有効な量の請求項1に記載の化合物と、薬剤として許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤とを含有する薬剤組成物。
【請求項6】
前記薬剤組成物が経口製剤または非経口製剤の形である、請求項5に記載の薬剤組成物。
【請求項7】
抗糖尿病性または抗肥満性に有効な化合物である第2化合物をさらに含有する、請求項5に記載の薬剤組成物。
【請求項8】
治療に有効な量の請求項1に記載の化合物を投与する工程を備える、哺乳動物におけるタンパク質チロシンホスファターゼの阻害方法。
【請求項9】
治療に有効な量の請求項1に記載の化合物を哺乳動物に投与する工程を備える、哺乳動物において過剰発現または変異したタンパク質チロシンホスファターゼ1Bによって引き起こされた障害の治療方法。
【請求項10】
治療に有効な量の請求項1に記載の化合物を哺乳動物に投与する工程を備える、哺乳動物における耐糖能障害およびインスリン耐性の治療方法。
【請求項11】
治療に有効な量の請求項1に記載の化合物を哺乳動物に投与する工程を備える、哺乳動物においてインスリン耐性または高血糖によって媒介された代謝障害の治療方法。
【請求項12】
治療に有効な量の請求項1に記載の化合物を投与する工程を備える、哺乳動物における糖尿病の進行および発症を治療または遅延する方法。
【請求項13】
治療に有効な量の請求項1に記載の化合物を哺乳動物に投与する工程を備える、哺乳動物における肥満症の治療方法。
【請求項14】
治療に有効な量の請求項1に記載の化合物を投与する工程を備える、哺乳動物における自己免疫障害、急性および慢性炎症性障害、骨粗鬆症、癌の治療方法。
【請求項15】
哺乳動物においてタンパク質チロシンホスファターゼを阻害するための医薬品の製造における、請求項1に記載の化合物の使用方法。
【請求項16】
哺乳動物において過剰発現または変異したタンパク質チロシンホスファターゼ1Bによって引き起こされた障害を治療するための医薬品の製造における、請求項1に記載の化合物の使用方法。
【請求項17】
哺乳動物における耐糖能障害およびインスリン耐性を治療するための医薬品の製造における、請求項1に記載の化合物の使用方法。
【請求項18】
哺乳動物においてインスリン耐性または高血糖によって媒介された代謝障害を治療するための医薬品の製造における、請求項1に記載の化合物の使用方法。
【請求項19】
哺乳動物における糖尿病の進行および発症を治療または遅延するための医薬品の製造における、請求項1に記載の化合物の使用方法。
【請求項20】
哺乳動物における肥満症を治療するための医薬品の製造における、請求項1に記載の化合物の使用方法。
【請求項21】
哺乳動物における自己免疫障害、急性および慢性炎症性障害、骨粗鬆症、癌を治療するための医薬品の製造における、請求項1に記載の化合物の使用方法。
【請求項22】
PTP1B酵素の阻害剤の効果を評価するためのin vitroおよびin vivo試験系の開発および標準化における薬理学的ツールとしての、請求項1に記載の化合物の使用方法。
【請求項23】
実施例を参照して本願明細書で記載された化合物、該化合物の調製方法、前記化合物を含有する薬剤組成物、または前記化合物が関与する治療方法もしくは使用方法。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2009−508848(P2009−508848A)
【公表日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−530756(P2008−530756)
【出願日】平成18年9月15日(2006.9.15)
【国際出願番号】PCT/IN2006/000368
【国際公開番号】WO2007/032028
【国際公開日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【出願人】(500533097)トレント・ファーマシューティカルズ・リミテッド (5)
【Fターム(参考)】