説明

データ記録装置、データ記録方法、及びデータ記録プログラム

【課題】複数の記録媒体のデータを記録先の記録媒体に記録する際、当該データの記録を容易に行うこと、及び記録先の記録媒体に記録したデータの管理を容易に行うこと。
【解決手段】複数のCD及びMDに記録されているデータを再生させるシステムコントローラ11と、システムコントローラ11により再生されたデータを一括してHDD14内の同一のフォルダに記録させるシステムコントローラ11と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ記録装置、データ記録方法、及びデータ記録プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、光情報記憶媒体であるMD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)等のデータを記録するデータ記録装置が知られている。
【0003】
図10及び図11を参照して、従来のデータ記録装置で実行されるデータ記録処理について説明する。図10及び図11に、従来のデータ記録処理のフローを示す。以下、CDから楽曲データを自動録音し、当該録音した楽曲データをデータ記録装置に記録する場合について説明する。
【0004】
先ず、ユーザにより操作部(図示省略)を介して自動録音キー入力が実行されたか否かが判別される(ステップS401)。自動録音キー入力が実行されていないと判別された場合(ステップS401;NO)、ステップS401に移行される。自動録音キー入力が実行されていると判別された場合(ステップS401;YES)、CDメカ部(図示省略)にCDがあるか否かが判別される(ステップS402)。CDがあると判別されなかった場合(ステップS402;NO)、ステップS401に移行される。CDがあると判別された場合(ステップS402;YES)、TOC(Table Of Contents)情報の読み込みが実行される(ステップS403)。そして、記録媒体に楽曲データを記録するメモリがあるか否かが判別される(ステップS404)。
【0005】
楽曲データを記録するメモリがないと判別された場合(ステップS404;NO)、ステップS401に移行される。楽曲データを記録するメモリがあると判別された場合(ステップS404;YES)、楽曲データを記録するフォルダがあるか否かが判別される(ステップS405)。楽曲データを記録するフォルダがないと判別された場合(ステップS405;NO)、後述するステップS407に移行される。楽曲データを記録するフォルダがあると判別された場合(ステップS405;YES)、所定の連続番号(以下、連番)の名称フォルダがあるか否かが判別される(ステップS406)。ここで、所定の連番の名称フォルダとは、例えば「1」のような番号のフォルダ名が付されたフォルダのことをいう。所定の連番の名称フォルダがないと判別された場合(ステップS406;NO)、連番1のフォルダ名のフォルダが作成される(ステップS407)。所定の連番の名称フォルダがあると判別された場合(ステップ406;YES)、連番+1のフォルダ名のフォルダが作成される(ステップS408)。例えば、連番「1」のフォルダ名があると判別された場合、「2」のフォルダ名のフォルダが作成される。
【0006】
ステップS407及びステップS408の実行後、作成したフォルダに楽曲データの録音要求が実行される(ステップS409)。そして、CD再生の一時停止(CDPLAY PAUSE)が実行される(ステップS410)。ステップS410の実行後、録音の一時停止(REC PAUSE)が実行される(ステップS411)。
【0007】
そして、録音が開始される(ステップS412)。ステップS412の実行後、CDの再生が開始される(ステップS413)。そして、CDの再生が終了したか否かが判別される(ステップS414)。CDの再生が終了していると判別された場合(ステップS414;YES)、CDの再生がストップされる(ステップS415)。
【0008】
CDの再生が終了していないと判別された場合(ステップS414;NO)、操作部(図示省略)を介してSTOPキー入力がされたか否かが判別される(ステップS416)。STOPキー入力がされていないと判別された場合(ステップS416;NO)、ステップS414に移行される。STOPキー入力がされたと判別された場合(ステップS416;YES)、ステップS415に移行される。
【0009】
ステップS415の実行後、CDのディスクタイトルがあるか否かが判別される(ステップS417)。ディスクタイトルとは、CDに付されているタイトルのことをいう。CDのディスクタイトルがないと判別された場合(ステップS417;NO)、従来のデータ記録処理は終了する。
【0010】
CDのディスクタイトルがあると判別された場合(ステップS417;YES)、DSP(Digital Signal Processor)(図示省略)に対して、CDのディスクタイトルをフォルダ名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS418)。そして、ディスクタイトルの書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS419)。ディスクタイトルの書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS419;NO)、ステップS419に移行される。ディスクタイトルの書き込みが完了していると判別された場合(ステップS419;YES)、従来のデータ記録処理は終了する。
【0011】
また、複数のCDの音楽情報をMDに記録する際、CDの音楽情報をCDの全体情報(ディスクタイトル)に基づいて、CD別にグループ管理してMDに記録する記録管理手段を備えたオーディオシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−355780号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかしながら、従来のデータ記録処理は、メディアの数分だけデータの記録を行わなくてはならなかった。例えば、CD及びMDの2つのメディアから楽曲データを記録する場合、CD、MDの2回分、データ記録処理を行わなくてはならなかった。このため、データの記録に手間を要していた。
また、従来のデータ記録処理では、データ記録装置の記録媒体に記録したメディア毎のフォルダが作成されていた。例えば、CD及びMDの2つのメディアから楽曲データを記録した場合、データ記録装置の記録媒体に2つのフォルダが作成されていた。この場合、1つのフォルダの中に楽曲データを格納して管理したいとき、1つのフォルダに楽曲データを移動させる作業を行わなければならなかった。このため、楽曲データを管理する作業の手間を要していた。
【0013】
本発明の課題は、複数の記録媒体のデータを記録先の記録媒体に記録する際、当該データの記録を容易に行うこと、及び記録先の記録媒体に記録したデータの管理を容易に行うことである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のデータ記録装置は、
複数の第1の記録媒体に記録されているデータを再生させる再生制御手段と、
前記再生制御手段により再生されたデータを一括して第2の記録媒体内の同一のフォルダに記録させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ記録装置において、
前記制御手段は、
前記第1の記録媒体の記録媒体タイトルの有無を判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果に基づいて、前記記録媒体タイトル又は連続番号を前記フォルダのフォルダ名に書き込むフォルダ名書き込み手段と、
前記判別手段の判別結果に基づいて、前記第1の記録媒体のトラックタイトル、連続番号、又は当該トラックタイトルと連続番号との結合タイトルを、前記フォルダ内にファイルとして記録されるデータのファイル名に書き込むファイル名書き込み手段と、
を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のデータ記録装置において、
前記再生制御手段は、
前記第1の記録媒体に記録されているデータを当該第1の記録媒体毎に順番に、又は同時に再生させ、
前記制御手段は、
前記再生制御手段により前記第1の記録媒体毎に順番に、又は同時に再生されたデータを一括して前記第2の記録媒体内の同一のフォルダに記録させることを特徴とする。
【0017】
請求項4に記載の発明のデータ記録方法は、
複数の第1の記録媒体に記録されているデータを再生させる再生制御工程と、
前記再生制御工程により再生されたデータを一括して第2の記録媒体内の同一のフォルダに記録させる制御工程と、
を含むことを特徴とする。
【0018】
請求項5に記載の発明のデータ記録プログラムは、
コンピュータを、
複数の第1の記録媒体に記録されているデータを再生させる再生制御手段、
前記再生制御手段により再生されたデータを一括して第2の記録媒体内の同一のフォルダに記録させる制御手段、
として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、複数の記録媒体のデータを記録先の記録媒体に記録する際、当該データの記録を容易に行うこと、及び記録先の記録媒体に記録したデータの管理を容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0021】
(実施の形態)
図1〜図5を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。図1に本発明に係るデータ記録装置1の装置構成を示す。図2〜図5に第1のデータ記録処理のフローを示す。
【0022】
先ず、図1を参照してデータ記録装置1の装置構成について説明する。
データ記録装置1は、再生制御手段、制御手段、判別手段、フォルダ名書き込み手段、ファイル名書き込み手段としてのシステムマイコン11と、表示部12と、操作部13と、第2の記録媒体としてのHDD(Hard Disc Drive)14と、CDメカ部15と、MDメカ部16と、DSP(Digital Signal Processor)17と、DAC(Digital analog converter)18と、アンプ部19と、スピーカー部20と、セレクター21と、ADC(Analog digital converter)22と、を備えて構成される。
【0023】
システムマイコン11は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と(以上、図示省略)、を備える。
【0024】
CPUは、各部を中央制御する。ROMは、情報を読み出し可能なメモリであり、特に、第1のデータ記録プログラムを記憶する。RAMは、格納する揮発性のメモリであり、各種プログラム及び各種データを展開するワークエリアを有する。
【0025】
システムマイコン11は、ROMに記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムやRAMに記憶されたデータを読み出して当該RAMに展開し、RAMに展開されたプログラムやデータとCPUとの協働で、各種処理を実行する。
【0026】
システムマイコン11は、第1のデータ記録プログラムにより、複数の第1の記録媒体としてのCD及びMDに記録されているデータとしての楽曲データを一括してデータ記録装置1のHDD14内の同一フォルダに格納する。また、システムマイコン11は、CD及びMDに記録されている楽曲データを、CD再生部及びMD再生部(以上、図示省略)に再生させる。
【0027】
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、システムマイコン11から入力される表示信号に基づいて、CD又はMDの再生又は記録中に所要の表示動作を行う。例えば、再生中のトラック番号、動作状態(早送り、巻き戻し、録音等)、記録モード等を表示する。
【0028】
操作部13は、再生キー、停止キー、サーチキー等の各種入力キーを備え、その押下信号をシステムマイコン11に出力する。
【0029】
HDD14は、磁気記憶媒体を備え、システムマイコン11の指示により、各種情報を読み出し及び書き込み可能に磁気記憶媒体に記憶する。
【0030】
CDメカ部15は、ユーザの所望する特定のCDをCD再生部(図示省略)に案内して再生可能な状態にセットする機構を備える。MDメカ部16は、ユーザの所望する特定のMDをMD再生部(図示省略)に案内して再生可能な状態にセットする機構を備える。
【0031】
DSP17は、高速のマイクロプロセッサであり、CD及びMDの楽曲データを、MP3(MPEG-1 Audio Layer-3)方式やWMA(Windows Media(登録商標) Audio)への圧縮/伸張の処理、エラー訂正符号化の処理、EFM(Eight to Fourteen Modulation)変調処理等の各種デジタル信号処理を施す。
【0032】
DAC18は、DSP17において処理された所定のデジタル信号をアナログ信号に変換し、アンプ部19に出力する。アンプ部19は、DAC18より出力されたアナログ信号を増幅する。スピーカー部20は、アンプ部19から出力されたアナログ信号を外部に出力する。
【0033】
セレクター21は、CDメカ部15及びMDメカ部16の出力信号(楽曲データのアナログ信号)を受信し、受信した信号の切り替えを行う。そして、切り替えた信号をADC22に出力する。例えば、CDの楽曲データをADC22に出力する場合、CDの楽曲データをADC22へ出力する。ADC22は、セレクター21の出力信号を受信する。そして、受信信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換し、DSP17に出力する。
【0034】
次に、本実施の形態のデータ記録装置1の動作について図2〜図5を参照して説明する。図2〜図5に、データ記録装置1で実行される第1のデータ記録処理の流れを示す。第1のデータ記録処理は、CD及びMDに記録されている楽曲データを一括してHDD14内の同一のフォルダに記録する処理である。
【0035】
例えば、データ記録装置1において、第1のデータ記録処理の実行指示が操作部13を介して入力されたこと等をトリガとして、ROMから読み出されて適宜RAMに展開された第1のデータ記録プログラムと、CPUとの協働により第1のデータ記録処理が実行される。
【0036】
先ず、ユーザにより操作部12を介して自動録音キー入力が実行されたか否かが判別される(ステップS101)。ここで、自動録音キーとは、録音を自動に行うキーのことをいう。自動録音キー入力が実行されていないと判別された場合(ステップS101;NO)、ステップS101に移行される。自動録音キー入力が実行されていると判別された場合(ステップS101;YES)、CDメカ部15にCD、及びMDメカ部16にMDがあるか否かが判別される(ステップS102)。CDメカ部15にCD及びMDメカ部16にMDがあると判別されなかった場合(ステップS102;NO)、ステップS101に移行される。CDメカ部15にCD及びMDメカ部16にMDがあると判別された場合(ステップS102;YES)、TOC情報の読み込みが実行される(ステップS103)。TOC情報には、各楽曲データのトラック番号及び各トラックの演奏時間が含まれる。このとき、例えば、リードしたTOC情報に基づいて、HDD14に予め格納されているCDDB(CD DataBase)からメタデータが取得される。メタデータとは、第1の記録媒体の記録媒体タイトルとしてのディスクタイトル、第1の記録媒体のトラックタイトルとしてのトラックタイトル等のデータのことをいう。ここで、ディスクタイトルとは、楽曲データが記録されているCD(又はMD)のタイトル名のことをいう。トラックタイトルとは、各楽曲データのタイトル名のことをいう。
【0037】
ステップS103の実行後、HDD14に楽曲データを記録する記憶領域(メモリ)があるか否かが判別される(ステップS104)。
【0038】
楽曲データを記録するメモリがないと判別された場合(ステップS104;NO)、ステップS101に移行される。メモリがあると判別された場合(ステップS104;YES)、楽曲データを記録するフォルダがあるか否かが判別される(ステップS105)。楽曲データを記録するフォルダがないと判別された場合(ステップS105;NO)、後述するステップS107に移行される。楽曲データを記録するフォルダがあると判別された場合(ステップS105;YES)、所定の連続番号(以下、連番)のフォルダ名称があるか否かが判別される(ステップS106)。ここで、所定の連番のフォルダ名称とは、例えば「1」のような番号が付されたフォルダ名を有するフォルダのことをいう。所定の連番のフォルダ名称がないと判別された場合(ステップS106;NO)、連番1のフォルダ名のフォルダが作成される(ステップS107)。所定の連番のフォルダ名称があると判別された場合(ステップ106;YES)、所定の連番+1のフォルダ名のフォルダが作成される(ステップS108)。例えば、連番「1」のフォルダ名があると判別された場合、「2」のフォルダ名のフォルダが作成される。
【0039】
ステップS107及びステップS108の実行後、作成したフォルダに楽曲データの録音要求がされる(ステップS109)。そして、CD再生の一時停止(CDPLAY PAUSE)が実行される(ステップS110)。ステップS110の実行後、録音の一時停止(REC PAUSE)が実行される(ステップS111)。
【0040】
ステップS111の実行後、CDの楽曲データの録音が開始される(ステップS112)。そして、CDの楽曲データの再生が開始される(ステップS113)。ステップS113の実行後、CDの楽曲データの再生が終了したか否かが判別される(ステップS114)。CDの楽曲データの再生が終了していると判別された場合(ステップS114;YES)、CDの楽曲データの再生がストップされる(ステップS115)。
【0041】
CDの楽曲データの再生が終了していないと判別された場合(ステップS114;NO)、操作部13を介してSTOPキー入力がされたか否かが判別される(ステップS116)。STOPキー入力がされていないと判別された場合(ステップS116;NO)、ステップS114に移行される。STOPキー入力がされたと判別された場合(ステップS116;YES)、後述するステップS122に移行される。
【0042】
ステップS115の実行後、MD再生の一時停止(MDPLAY PAUSE)が実行される(ステップS117)。そして、録音の一時停止(REC PAUSE)が実行される(ステップS118)。ステップS118の実行後、MDの楽曲データの録音が開始される(ステップS119)。そして、MDの楽曲データの再生が開始される(ステップS120)。ステップS120の実行後、MDの楽曲データの再生が終了したか否かが判別される(ステップS121)。MDの楽曲データの再生が終了していると判別された場合(ステップS121;YES)、MDの楽曲データの再生がストップされる(ステップS122)。
【0043】
MDの楽曲データの再生が終了していないと判別された場合(ステップS121;NO)、ユーザより操作部13を介してSTOPキー入力がされたか否かが判別される(ステップS123)。STOPキー入力がされていないと判別された場合(ステップS123;NO)、ステップS121に移行される。STOPキー入力がされたと判別された場合(ステップS123;YES)後述するステップS122に移行される。
【0044】
ステップS122の実行後、CDのディスクタイトルがあるか否かが判別される(ステップS124)。CDのディスクタイトルがあると判別された場合(ステップS124;YES)、MDのディスクタイトルがあるか否かが判別される(ステップS125)。MDのディスクタイトルがあると判別された場合(ステップS125;YES)、ユーザの操作指示に基づいて、CDのディスクタイトルをフォルダ名として書き込むか否かが判別される(ステップS126)。
【0045】
CDのディスクタイトルをフォルダ名として書き込む場合(ステップS126;YES)、DSP17に対して、CDのディスクタイトルをフォルダ名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS127)。このとき、例えば、ステップS109において作成したフォルダのフォルダ名が「1」、CDのディスクタイトルが「a」であった場合、フォルダ名は「1」から「a」に書き換えられる。CDのディスクタイトルをフォルダ名として書き込まない場合(ステップS126;NO)、DSP17に対して、MDのディスクタイトルをフォルダ名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS128)。このとき、例えば、ステップS109において作成したフォルダのフォルダ名が「1」、MDのディスクタイトルが「b」であった場合、フォルダ名は、「1」から「b」に書き換えられる。
【0046】
ステップS127及びステップS128の実行後、DSP17に対して、CDファイルの連番とCDの楽曲データのトラックタイトルとの結合タイトルを、CDから録音した楽曲データのファイル名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS129)。CDファイルの連番とは、フォルダ内にファイルとして記録されるCDから録音した楽曲データに付される連続番号ことをいう。CDのファイル名とは、フォルダ内にファイルとして記録されるCDから録音した楽曲データに付される名称のことをいう。例えば、CDファイルの連番「1」、トラックタイトル「A」の場合、「1 A」が録音した楽曲データのファイル名に書き込まれるように書き込み要求が実行される。
【0047】
ステップS129の実行後、CDの楽曲データの全トラックタイトルの書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS130)。例えば、CDから録音した楽曲データが10曲あった場合、10曲全てについて、CDのファイルの連番とトラックタイトルとの結合タイトルの書き込みが完了したか否かが判別される。
【0048】
CDの楽曲データの全トラックタイトルの書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS130;NO)、ステップS130に移行される。CDの全トラックタイトルの書き込みが完了したと判別された場合(ステップS130;YES)、DSP17に対して、MDのファイルの連番とMDの楽曲データのトラックタイトルとの結合タイトルを、MDから録音した楽曲データのファイル名に書き込ように書き込み要求が実行される(ステップS131)。MDファイルの連番とは、フォルダ内にファイルとして記録されるMDから録音した楽曲データに付される連続番号ことをいう。MDのファイル名とは、フォルダ内にファイルとして記録されるMDから録音した楽曲データに付される名称のことをいう。例えば、MDのファイルの連番「1」、トラックタイトル「B」の場合、「1 B」が録音した楽曲データのファイル名に書き込まれるように書き込み要求が実行される。MDのファイルの連番は、上記のように「1」から開始する場合以外に、CDのファイルの連番に連続する連番でも良い。
【0049】
そして、MDの楽曲データの全トラックタイトルの書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS132)。MDの楽曲データの全トラックタイトルの書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS132;NO)、ステップS132に移行される。全トラックタイトルの書き込みが完了していると判別された場合(ステップS132;YES)、第1のデータ記録処理は終了する。
【0050】
ステップS124において、CDのディスクタイトルがないと判別された場合(ステップS124;NO)、MDのディスクタイトルがあるか否かが判別される(ステップS133)。MDのディスクタイトルがあると判別された場合(ステップS133;YES)、DSP17に対して、MDのディスクタイトルをフォルダ名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS134)。このとき、例えば、ステップS109において作成したフォルダのフォルダ名が「1」、MDのディスクタイトルが「b」であった場合、フォルダ名は、「1」から「b」に書き換えられる。
【0051】
そして、DSP17に対して、MDの楽曲データのトラックタイトルを、MDから録音した楽曲データのファイル名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS135)。例えば、MDの楽曲データのトラックタイトルが「B」であった場合、「B」が録音したデータのファイル名に書き込まれるように書き込み要求が実行される。
【0052】
そして、MDの全トラックタイトルの書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS136)。MDの全トラックタイトルの書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS136;NO)、ステップS136に移行される。MDの全トラックタイトルの書き込みが完了したと判別された場合(ステップS136;YES)、第1のデータ記録処理は終了する。
【0053】
ステップS133において、MDのディスクタイトルがないと判別された場合(ステップS133;NO)、DSP17に対して、CD及びMDファイルの連番を、CD及びMDから録音した楽曲データのうちの1つのファイル名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS137)。例えば、CDから録音した楽曲データの場合、CDファイルの連番「1」を、CDから録音した楽曲データのうちの1つのファイル名に書き込むように書き込み要求が実行される。したがって、このときの楽曲データのファイル名は「1」、「2」・・・「10」のように、連番のみとなる。
【0054】
ステップS137の実行後、CD及びMDより録音した楽曲データ分の連番書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS138)。例えば、CD及びMDより録音した楽曲データが合計で10曲あった場合、10曲の楽曲データの全てについて連番書き込みが完了したか否かが判別される。CD及びMDより録音した楽曲データ分の連番書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS138;NO)、DSP17に対して、連番+1をファイル名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS139)。このステップでは、例えば、ファイル名が「2」「3」〜「10」のように、連番が+1ずつ順番に楽曲データのファイル名に書き込まれる。CD及びMDより録音した楽曲データ分の連番書き込みが完了したと判別された場合(ステップS139;YES)、第1のデータ記録処理は終了する。
【0055】
ステップS125において、MDのディスクタイトルがないと判別された場合(ステップS125;NO)、DSP17に対して、CDのディスクタイトルを、フォルダ名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS140)。このとき、例えば、ステップS109において作成したフォルダのフォルダ名が「1」、CDのディスクタイトルが「a」であった場合、フォルダ名は、「1」から「a」に書き換えられる。
【0056】
そして、DSP17に対して、CDの楽曲データのトラックタイトルを、CDより録音した楽曲データのファイル名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS141)。例えば、CDの楽曲データのトラックタイトルが「A」であった場合、「A」が録音したデータのファイル名に書き込まれるように書き込み要求が実行される。
【0057】
そして、CDの全トラックタイトルの書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS142)。CDの全トラックタイトルの書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS142;NO)、ステップS142に移行される。CDの全トラックタイトルの書き込みが完了したと判別された場合(ステップS142;YES)、第1のデータ記録処理は終了する。
【0058】
以上、本実施の形態によれば、システムコントロール11により再生された楽曲データを一括して同一のフォルダに記録させることができる。これにより、CD及びMDの楽曲データをHDD14に記録する際、当該楽曲データの記録を容易に行うこと、及びHDD14に記録した楽曲データの管理を容易に行うことができる。
【0059】
また、CD及びMDのディスクタイトルの有無の判別結果に基づいて、CD及びMDのディスクタイトル又は連続番号をフォルダ名に書き込むことができる。また、CD及びMDのトラックタイトル、連続番号、又は当該トラックタイトルと連続番号との結合タイトルをフォルダに記憶される楽曲データのファイル名に書き込むことができる。これにより、同一のフォルダ内に同一のファイル名の楽曲データが存在することなく、楽曲データを記録することができる。
【0060】
(変形例)
図6〜図9を参照して、本発明に係る実施の形態の変形例を説明する。図6〜図9に本発明に係る第2のデータ記録処理の流れを示すフローチャートを示す。以下、本実施の形態の変形例の装置構成は、上記実施の形態と同様にデータ記録装置1を用い、上記実施の形態と同様な部分には、その詳細な説明を援用し、異なる部分について説明する。
【0061】
データ記録装置1において、第2のデータ記録処理がROMに記憶される。第2のデータ記録処理は、CD及びMDの楽曲データを同時に再生し、当該再生した楽曲データを同一のフォルダに記録する処理である。
【0062】
例えば、データ記録装置1において、第2のデータ記録処理の実行指示が操作部13を介して入力されたこと等をトリガとして、ROMから読み出されて適宜RAMに展開された第2のデータ記録プログラムと、CPUとの協働によりデータ記録処理が実行される。
【0063】
先ず、ユーザにより操作部12を介して自動録音キー入力が実行されたか否かが判別される(ステップS201)。自動録音キー入力が実行されていないと判別された場合(ステップS201;NO)、ステップS201に移行される。自動録音キー入力が実行されていると判別された場合(ステップS201;YES)、CDメカ部15にCD、及びMDメカ部16にMDがあるか否かが判別される(ステップS202)。CD及びMDがあると判別されなかった場合(ステップS202;NO)、ステップS201に移行される。CD及びMDがあると判別された場合(ステップS202;YES)、TOC情報の読み込みが実行される(ステップS203)。TOC情報には、各楽曲データのトラック番号及び各トラックの演奏時間が含まれる。このとき、例えば、リードしたTOC情報に基づいて、HDD14に予め格納されているCDDB(CD DataBase)からメタデータが取得される
【0064】
ステップS203の実行後、HDD14に楽曲データを記録するメモリがあるか否かが判別される(ステップS204)。
【0065】
メモリがないと判別された場合(ステップS204;NO)、ステップS201に移行される。メモリがあると判別された場合(ステップS204;YES)、楽曲データを記録するフォルダがあるか否かが判別される(ステップS205)。フォルダがないと判別された場合(ステップS205;NO)、後述するステップS207に移行される。フォルダがあると判別された場合(ステップS205;YES)、所定の連番のフォルダ名称があるか否かが判別される(ステップS206)。所定の連番のフォルダ名称がないと判別された場合(ステップS206;NO)、連番1のフォルダが作成される(ステップS207)。所定の連番のフォルダ名称があると判別された場合(ステップ206;YES)、所定の連番+1のフォルダ名のフォルダが作成される(ステップS208)。
【0066】
ステップS207及びステップS208の実行後、作成したフォルダに楽曲データの録音要求がされる(ステップS209)。そして、CD再生の一時停止(CDPLAY PAUSE)が実行される(ステップS210)。ステップS210の実行後、MD再生の一時停止(MDPLAY PAUSE)が実行される(ステップS211)。そして、録音の一時停止(REC PAUSE)が実行される(ステップS212)。
【0067】
ステップS212の実行後、CD及びMDの楽曲データの録音が開始される(ステップS213)。そして、CD及びMDの再生が開始される(ステップS214)。ステップS214の実行後、CDの再生が終了したか否かが判別される(ステップS215)。CDの再生が終了していないと判別された場合(ステップS215;NO)、操作部13を介してSTOPキー入力がされたか否かが判別される(ステップS216)。STOPキー入力がされていないと判別された場合(ステップS216;NO)、ステップS215に移行される。STOPキー入力がされたと判別された場合(ステップS216;YES)、後述するステップS218に移行される。
【0068】
ステップS215において、CDの再生が終了していると判別された場合(ステップS215;YES)、MDの再生が終了したか否かが判別される(ステップS216)。MDの再生が終了していないと判別された場合(ステップS216;NO)、ステップS216に移行される。MDの再生が終了していると判別された場合(ステップS217;YES)、CD及びMDの再生がストップされる(ステップS218)。
【0069】
ステップS218の実行後、CDのディスクタイトルがあるか否かが判別される(ステップS219)。CDのディスクタイトルがあると判別された場合(ステップS219;YES)、MDのディスクタイトルがあるか否かが判別される(ステップS220)。MDのディスクタイトルがあると判別された場合(ステップS220;YES)、ユーザの操作指示に基づいて、CDのディスクタイトルをフォルダ名として書き込むか否かが判別される(ステップS221)。
【0070】
CDのディスクタイトルをフォルダ名として書き込む場合(ステップS221;YES)、DSP17に対して、CDのディスクタイトルをフォルダ名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS222)。CDのディスクタイトルをフォルダ名として書き込まない場合(ステップS221;NO)、DSP17に対して、MDのディスクタイトルをフォルダ名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS223)。
【0071】
ステップS222及びステップS223の実行後、DSP17に対して、CDファイルの連番とCDの楽曲データのトラックタイトルとの結合タイトルを、CDから録音した楽曲データのファイル名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS224)。そして、CDの楽曲データの全トラックタイトルの書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS225)。
【0072】
CDの楽曲データの全トラックタイトルの書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS225;NO)、ステップS225に移行される。CDの全トラックタイトルの書き込みが完了したと判別された場合(ステップS225;YES)、DSP17に対して、MDのファイルの連番とMDの楽曲データのトラックタイトルとの結合タイトルを、MDから録音した楽曲データのファイル名に書き込ように書き込み要求が実行される(ステップS226)。そして、MDの全トラックタイトルの書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS227)。MDの全トラックタイトルの書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS227;NO)、ステップS227に移行される。全トラックタイトルの書き込みが完了していると判別された場合(ステップS227;YES)、第2のデータ記録処理は終了する。
【0073】
ステップS219において、CDのディスクタイトルがないと判別された場合(ステップS219;NO)、MDのディスクタイトルがあるか否かが判別される(ステップS228)。MDのディスクタイトルがあると判別された場合(ステップS228;YES)、DSP17に対して、MDのディスクタイトルをフォルダ名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS229)。そして、DSP17に対して、MDの楽曲データのトラックタイトルを、MDから録音した楽曲データのファイル名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS230)。そして、MDの全トラックタイトルの書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS231)。MDの全トラックタイトルの書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS231;NO)、ステップS231に移行される。MDの全トラックタイトルの書き込みが完了したと判別された場合(ステップS231;YES)、第2のデータ記録処理は終了する。
【0074】
ステップS228において、MDのディスクタイトルがないと判別された場合(ステップS228;NO)、DSP17に対して、CD及びMDファイルの連番を、CD及びMDから録音した楽曲データのうちの1つのファイル名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS232)。ステップS232の実行後、CD及びMDより録音した楽曲データ分の連番書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS233)。CD及びMDより録音した楽曲データ分の連番書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS233;NO)、DSP17に対して、連番+1をファイル名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS234)。CD及びMDより録音した楽曲データ分の連番書き込みが完了したと判別された場合(ステップS233;YES)、第2のデータ記録処理は終了する。
【0075】
ステップS220において、MDのディスクタイトルがないと判別された場合(ステップS220;NO)、DSP17に対して、CDのディスクタイトルを、フォルダ名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS235)。そして、DSP17に対して、CDのディスクタイトルをフォルダ名に書き込むように書き込み要求が実行される(ステップS236)。そして、CDの全トラックタイトルの書き込みが完了したか否かが判別される(ステップS237)。CDの全トラックタイトルの書き込みが完了していないと判別された場合(ステップS237;NO)、ステップS237に移行される。CDの全トラックタイトルの書き込みが完了したと判別された場合(ステップS237;YES)、第2のデータ記録処理は終了する。
【0076】
以上、本変形例によれば、CD及びMDの楽曲データをCD、MD毎に同時に再生させることができる。これにより、CD及びMDの楽曲データを記録する時間を短縮することができる。
【0077】
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係るデータ記録装置、データ記録再生方法及びデータ記録プログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
【0078】
例えば、上記実施の形態では、データ記録装置1を、HDD14を備える構成としたが、フラッシュメモリ等の半導体メモリを備える構成としてもよく、半導体メモリを搭載したメモリカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ等としてもよい。
【0079】
また、外部メディアに記録されているデータを楽曲データとしたが、これに限定されるものではない。例えば、静止画、動画等の画像データ(例えば、映画、漫画、TVドラマ等)の他の種類のデータとしてもよい。
【0080】
また、メタデータを取得する際、外部のメタデータサーバ(図示省略)と通信接続し、外部のメタデータサーバからメタデータを取得する構成としてもよい。
【0081】
また、CDとMDとの両方にメタデータ(ディスクタイトル及びトラックタイトル)が存在し、MDに半角エリア(英語/数字/カタカナ)と全角エリア(平仮名/漢字)とが両方書き込まれている場合、記録したデータのファイル名には連番は付けずにCDは半角、MDは全角のトラックタイトルを付けることとしてもよい。
【0082】
その他、上記実施の形態におけるデータ記録装置1の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【0083】
【図1】本発明に係るデータ記録装置1の構成図である。
【図2】本発明に係る第1のデータ記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る第1のデータ記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る第1のデータ記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る第1のデータ記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る第2のデータ記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る第2のデータ記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る第2のデータ記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る第2のデータ記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】従来のデータ記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】従来のデータ記録処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0084】
1 データ記録装置
11 システムマイコン
12 表示部
13 操作部
14 HDD
15 CDメカ部
16 MDメカ部
17 DSP
18 DAC
19 アンプ部
20 スピーカー部
21 セレクター
22 ADC

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の第1の記録媒体に記録されているデータを再生させる再生制御手段と、
前記再生制御手段により再生されたデータを一括して第2の記録媒体内の同一のフォルダに記録させる制御手段と、
を備えることを特徴とするデータ記録装置。
【請求項2】
前記制御手段は、
前記第1の記録媒体の記録媒体タイトルの有無を判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果に基づいて、前記記録媒体タイトル又は連続番号を前記フォルダのフォルダ名に書き込むフォルダ名書き込み手段と、
前記判別手段の判別結果に基づいて、前記第1の記録媒体のトラックタイトル、連続番号、又は当該トラックタイトルと連続番号との結合タイトルを、前記フォルダ内にファイルとして記録されるデータのファイル名に書き込むファイル名書き込み手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
【請求項3】
前記再生制御手段は、
前記第1の記録媒体に記録されているデータを当該第1の記録媒体毎に順番に、又は同時に再生させ、
前記制御手段は、
前記再生制御手段により前記第1の記録媒体毎に順番に、又は同時に再生されたデータを一括して前記第2の記録媒体内の同一のフォルダに記録させることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ記録装置。
【請求項4】
複数の第1の記録媒体に記録されているデータを再生させる再生制御工程と、
前記再生制御工程により再生されたデータを一括して第2の記録媒体内の同一のフォルダに記録させる制御工程と、
を含むことを特徴とするデータ記録方法。
【請求項5】
コンピュータを、
複数の第1の記録媒体に記録されているデータを再生させる再生制御手段、
前記再生制御手段により再生されたデータを一括して第2の記録媒体内の同一のフォルダに記録させる制御手段、
として機能させるためのデータ記録プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2008−159107(P2008−159107A)
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−344225(P2006−344225)
【出願日】平成18年12月21日(2006.12.21)
【出願人】(000003595)株式会社ケンウッド (1,981)
【Fターム(参考)】