説明

ヒト・アルファ1−抗トリプシン製剤

本発明は、組み換えヒト・アルファI−アンチトリプシン(rAAT)乾燥粉末状組成物に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥蛋白質製剤に関し、そして特にアルファ1−抗トリプシン(AAT)に関する。
【背景技術】
【0002】
AAT及び組換えアルファ1−抗トリプシン(rAAT)は、多数の臨床適応症のための有効な治療剤である。rAATは、44kDの395アミノ酸蛋白質であって、非グリコシル化蛋白質であり、そしてアミノ末端のN−アセチルメチオニンを除いてヒト血漿タンパク質(AAT)と一致するアミノ酸配列を有する。AAT又はrAATの乾燥、安定製剤であって、すぐに水中で再構成状態になって、即時使用できることが望まれる。
【0003】
賦形剤は、主に、バッファー、糖類、及び界面活性剤を含む、乾燥した蛋白質製剤において、典型的に、使用した(例えば、Carpenter et al,Pharm.Biotechnol.13:109−133,2002を参照のこと)。他の有効な安定化賦形剤は、充填剤、キレート剤、酸化防止剤、還元剤、及びアミノ酸を含む。
【0004】
米国特許第578001A号は、吸入による投与のための、AATの乾燥粉末状製剤を記載する。様々な乾燥技術が提示される。
【0005】
プロラスチン(Bayer)は、ヒト血漿由来、グリコシル化AATの凍結乾燥製剤である。滅菌水40mLに当り1gのアルファ1−抗トリプシン機能活性体で、指示通りに元に戻すとき、当該液体組成は、>20mg/mlのAAT、100〜210mEq/LのNa、60〜180mEq/LのCl、15〜25μMのリン酸ナトリウム、<5ppmのPEG、及び<0.1%のスクロースを含む。当該凍結乾燥製剤は、冷凍下で保存すべきである。
【0006】
Vemuri et alは、Stability and Characterization of Protein and Peptide Drugs:Case Histories,ed.Wang and Pearlman,Plenum Press,NewYork(1993)の9章において、rAATの製剤、主に液体型を記載する。安定性は、例えばpH7.5で、その塩類含有量の増加により促進される。しかしながら、塩は、そのガラス転移温度が下がるため、凍結乾燥製剤に不適当と一般的に考えられる。
【0007】
rAATの安定化は、天然蛋白質と比較して、特定の問題がある。Travis et al.,(J.Biol.Chem.260:4384−4389,1985)は、酵母由来のrAATと天然血漿由来のAATの熱安定性の比較を記載する。当該非グリコシル化rAATの半減期であって、その熱ストレス応答活性に対するものは、その天然グリコシル化対応物の半減期よりかなり短くなる。
【発明の開示】
【0008】
本発明の要約
本発明は、rAATの乾燥製剤の発見に基づき、ここで当該rAATは、rAAT及び塩の定義済みの濃度を有し、もし凍結乾燥しなくとも(すなわち、5℃又はそれ未満)、最長2年又はそれ以上の優れた安定性を有する。これは、他の所望の特性であって、例えば、素早い再構成及び不要なものを含まない合成溶液といったことを損なうことなく、達成可能である。賦形剤含有量、特に潜在的に微生物の増殖を促進し得る当該量は、最小化され、そして、未承認又は非公定書の薬品は避けられ得る。当該製剤は、嫌な匂いや味はない。その製剤は、便利な凍結乾燥のために修正可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明に関する乾燥製剤は、少なくともrAAT及び塩を含む。当該組成物の安定性に関する影響は相対的に小さいけれども、他の慣習的な成分は、含まれ得る。そのような成分は、還元剤であって、例えば、ジチオスレイトール、システイン、グルタチオン、又はN−アセチルシステイン(NAC)を、例えば再構成上10mMまでの量において、含む。当該組成物は、抗酸化物質であって、例えば、アスコルビン酸又はL−Metを、例えば、再構成上10mMまでの量において、及び/又はバッファーであって、例えば、リン酸塩、クエン酸塩又はヒスチジンを、例えば、再構成上5〜50mMの量、好ましくは10〜20mMにおいて、も含む。当該バッファーの量は、水中での当該組成物の再構成に関して、当該再構成溶液が、pH約6〜9、より好ましくは6.5〜8、さらにより好ましくは6.8〜7.0となるような量である。
【0010】
他の典型的な組成物は、キレート剤(例えば、EDTA又はクエン酸塩)、及び界面活性剤(例えば、ポリオキシエチレン・ソルビタン)である。これらの組成物及びいずれかの他の組成物は、任意の組み合わせにおいて存在し得る。これらの追加成分は任意であり、そして、当該新規製剤は、必要なこれらの追加成分をほとんど含まないことが好ましい。
【0011】
本発明の乾燥粉末状組成物は、ウイルス不活性化を受けることを要しない。それは、典型的に、60℃又は65℃で加熱することにより実施される。
【0012】
本発明の乾燥粉末状組成物は、10%未満の、より好ましくは5%未満の、最も好ましくは1%未満の蛋白質含有量のα1−抗キモトリプシンを、典型的に有する。当該組成物は、10%未満の、より好ましくは5%未満の、最も好ましくは1%未満の蛋白質含有量のアルブミンも典型的に有する。より一般的には、蛋白質含有量は、通常10%未満の、より好ましくは5%未満の、最も好ましくは1%未満のヒト蛋白質である。蛋白質含有量は、通常、90%超、好ましくは95%超のrAAT、及び最も好ましくは99%超のrAATである。
【0013】
当該乾燥粉末状組成物は、rAATの100mgあたり1〜2000ミリグラム当量、より好ましくは50〜500ミリグラム当量、最も好ましくは100〜200ミリグラム当量の塩をさらに含む。使用される塩は、典型的に、NaClになるであろう。しかしながら、カチオンが異なっても(例えば、KCl)又はアニオンが異なっても(例えば、NaBr)又は両方異なっても、他の塩が、同じ効果を有し得ることは、いわゆる当業者により容易に理解されるであろう。
【0014】
本発明の乾燥粉末状組成物は、糖を含有しないものとなり得る。それは、1%未満、及び好ましくは0.5%未満の水を通常含有する。
【0015】
本発明の乾燥粉末状組成物は、50℃で3ヶ月間又はそれに等価な条件下での保存の間、初期のrAAT活性の少なくとも80%、好ましくは>90%保持できる。当該組成物は、3ヶ月間、50℃又はそれに等価な条件下での保存の間、少なくとも80%の単量体rAAT、好ましくは>95%単量体で保持し得る。
【0016】
安定性基準(保持活性)及び変性は、本分野における、いわゆる当業者にしられた試験により実証される。活性試験は、Beatty et al,J Biol.Chem.255,3931ページ,1980により記載されるブタ膵エラスターゼ阻害試験に基づく。変性は、分子篩いクロマトグラフィー(SEC)HPLC法における、凝集体形成、及び単量体の%として報告される非変性rAATの評価により調査される。与えられた条件と等価なことは、本分野における、いわゆる当業者により理解され得るであろう、すなわちアレニウスの式に基づく。
【0017】
本発明の製剤を製造するために、所望の成分を含む溶液又は他の組成物を乾燥した。乾燥の好適な方法は、凍結乾燥、スプレー乾燥、スプレー凍結乾燥、流動層技術、及び超臨界流体乾燥を非制限的に含む。
【0018】
好ましい乾燥手順は、凍結乾燥及びスプレー乾燥である。両手順共に、本分野における、いわゆる当業者にしられる標準的技術により実施され得る。例えば、スプレー乾燥は、乾燥粒子形成をもたらす3つのステップ手順からなる。当該プロセスは、液体の原材料を霧化し、圧縮空気を使用して微細な滴のスプレーとすることにより始まり、そしてその後、当該滴からなる霧を蒸発させることにより当該滴を乾燥するために、媒質を加熱する。乾燥粉末の形成における最終的な粒子は、製品として収集される。当該気体及び余分な細塵は、除去される。これらのステップは、3つの構成部品:ノズル形状の噴霧器;乾燥室;及びサイクロンとポットとして知られる収集システム、を使用して実施される。
【0019】
乾燥製剤又は、再構成後の液体組成物は、それを必要している患者への投与に適する。投与の好適な経路は、吸入、局所、皮下、そして静脈内デリバリーを非制限的に含む。
【実施例】
【0020】
以下の実施例は、本発明を例証したものである。
【0021】
以下の略語(前に未だ説明していないもの):
・NaPi:リン酸カルシウム
・Tw80:Tween80(Tweenは登録商標である。)
・FTIR:フーリエ変換赤外線
を使用する。
【0022】
実施例1 凍結乾燥
表1に示した製剤を製造した。
【表1】

【0023】
乾燥状態中のrAATの構造的安定性を評価するために、FTIRスペクトルをこれらの製剤に関して収集した。固形における天然構造の保持力は、乾燥蛋白質の長期保存性を予測され得ることが示されている(Carpenter et al,2002,supra)。図1は、917−1製剤における液体及び固体のrAATのFTIRを示す。ここで留意すべきは、アミドI領域(1700〜1600cm-1)は、二次構造における変化に敏感であること、及び二次導関数スペクトルにおける全ピークは、負であることである。アミドI領域における各ピークは、異なる二次構造型に相当する。凍結乾燥の前と後のrAATの立体構造に明らかな摂動がある。1655cm-1付近のピークは、αへリックス構造に相当し、1635cm-1付近のバンドは、βシート構造に相当し、そして1688cm-1のピークは、拡張βストランド構造又はβシートに起因する。ランダムコイル構造は、1644cm-1付近のバンドに割り当てられる。
【0024】
天然の構造を表す液体サンプルは、βシート及びαへリックス構造のかなりの量を示す。凍結乾燥に関して、もし安定剤がなければ(917−11製剤)、図2に示すように重要な構造的摂動がある。当該αへリックスバンドは、ほぼ完全に消滅し、一方、1680cm-1超のバンドにおいて、著しい増加があり、拡張及びループ構造に相当する。図3は、固形状態におけるrAATに関する塩の影響を示す。917−1、−3及び−4製剤は、それぞれ、175mM、100mM、及び50mMのNaClを、20mMのリン酸ナトリウム、5mMのクエン酸塩、2.5mMのNAC、及び3mMのL−Metに加えて含む。
【0025】
より低い塩濃度である製剤3及び4は、構造的摂動の最も大きな度合いを有しているように見え、そして、全ての3つの製剤は、安定剤が無いときよりも、少ない摂動である。結局、凍結乾燥は、天然構造と比較されるいくつかの構造的摂動を引き起こすように思われる。変化の度合いは、塩を含む賦形剤の追加により最小化される。50mM超のNaCl濃度は、より天然様構造を引き起こすように思われ、50〜100mMが最適条件である。当該結果は、予期しないものであり、というのは、糖は、乾燥状態における天然蛋白質構造を維持するために、通常、要求され又は使用されるからである。これらの製剤の構造安定性が、乾燥状態中でのrAAT構造間の微妙な差を明らかとするために、FTIRにより評価された。図4は、糖ベース製剤(1008−1)及び塩ベース製剤(1008−2)において処方されたrAATのFTIRスペクトルを示す。これら両製剤におけるrAATの二次構造は、重ね合わせることができる。塩が高濃度で蛋白質と同程度の安定性を達成できる事実は、注目すべきであり、自明ではない。再構成の間、当該元々のrAAT二次構造は、図5に示すように保持されている。
【0026】
高濃度のNaClを含む冷凍乾燥されたrAAT製剤の驚くべき観察に基づいて、安定性分析を、凍結乾燥蛋白質製剤中の共通の安定剤の追加が、rAATの構造安定性及び急性安定性(60℃で3ヶ月)を促進するかどうか体系的に評価するために行った。糖は、恐らくは、凍結乾燥の間、当該蛋白質周辺の水分子の、水素結合の置換、その後の除去により当該分子を安定するために、蛋白質製剤において共通に使用される。糖は、乾燥状態における非結晶質環境であって、当該蛋白質の構造的安定性を促進することも提示し、そして、乾燥する間、除去される水和反応の水を効果的に置換する。界面活性剤もまた、蛋白製剤に、しばしば使用され、当該蛋白質を損傷し得る表面吸着を低減させる。rAATの可能な投与経路は、エアロゾル化を経る肺のデリバリーなので、界面活性剤の効果は、特に着目すべきである。それ故、ポリソルベート80(Tween80)のようなポリオキシエチレン・ソルビタンの役割は、様々な濃度で、評価もされる。これらの製剤を表IIに示す。
【0027】
【表2】

【0028】
凍結乾燥製剤について、60℃での促進保存条件下、短期の安定性(1及び3ヶ月間)を評価した。この保存温度は、蛋白質の安定性を評価するためには特に厳しく、そして、特に高いガラス転移温度(Tg)を有するトレハロース・ベース製剤に対する結果に影響を及ぼし得る。この温度を選択した論理的根拠は、より短い枠でrAATの安定性を評価した先の安定性試験に基づいた。再構成された活性及び単量体パーセンテージを、60℃で最大3ヶ月間の保存に渡って測定し、表III及び表IVにそれぞれ示した。
【0029】
【表3】

【0030】
【表4】

【0031】
1ヵ月後試験した製剤のいずれにおいても、重大な違いは観察されず、糖含有、及び糖を含有しない製剤の双方共に同程度の安定性を示すことが提示された。60℃で3ヵ月間の保存後の安定性データは、より広範な結果を示した。糖及び塩の双方を含む製剤は、糖又は塩のどちらか一方を含む場合より、より安定する分析結果となった。これらのデータは、これらの製剤の型における二次構造の保持の高い程度を示すFTIR試験と一致する。1008−2製剤において見られた低い特異的活性は、当該製剤における含水率に起因し得、他の選択された製剤において測定された場合より約1%高い含水率であった。この事は、安定した凍結乾燥rAAT製剤は、好ましくは、1%未満の含水率を有すべきであることを提示する。
【0032】
これらの結果により、rAATは、相対的に安定した蛋白質であり、凍結乾燥状態中の安定化のために糖を必要としないようであることが提示される。
【0033】
実施例2 スプレー乾燥
組換えアルファ1−抗トリプシン(rAAT)を、様々な配合及び条件においてスプレー乾燥させた。結果物である乾燥粉末の活性を、乾燥後のrAAT有効性を評価するために試験した。表VIIに配合を、表VIIIにこれらの試験のデータを示す。
【0034】
【表5】

【0035】
【表6】

【0036】
上記の特徴は、網羅的なものではなかった。他の態様は、本発明の範囲に含まれる。
【0037】
前述の参考資料を本願明細書中に援用する。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】図1は、本発明の製剤における液体及び固体rAATのFTIRスペクトル走査である。
【図2】図2は、液体及び固体状態中の製剤されていないrAATのFTIRスペクトル走査である。
【図3】図3は、塩の異なる濃度を含む製剤中のrAATのFTIRスペクトル走査である。
【図4】図4は、本発明の糖ベースの製剤及び塩ベースの製剤中のrAATの二次構造を示す。
【図5】図5は、100mMのNaCl製剤中の凍結乾燥された蛋白質の再構成の間、その元々の構造へのrAATの二次構造の可逆性を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
組み換えヒト・アルファ1−抗トリプシン(rAAT)を含む乾燥粉末状組成物。
【請求項2】
ウイルス不活性化を受けていない、請求項1に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項3】
前記組成物の蛋白質含有量が10%未満、より好ましくは5%未満、最も好ましくは1%未満のα1−抗キモトリプシンである、請求項1又は2に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項4】
前記組成物の蛋白質含有量が10%未満、より好ましくは5%未満、最も好ましくは1%未満のアルブミンである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項5】
前記組成物の蛋白質含有量が10%未満、より好ましくは5%未満、最も好ましくは1%未満のヒト蛋白質である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項6】
前記組成物の蛋白質含有量が90%超のrAATである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項7】
前記組成物の蛋白質含有量が95%超のrAATである、請求項6に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項8】
前記組成物の蛋白質含有量が99%超のrAATである、請求項6に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項9】
rAATの100mg当り1〜2000ミリグラム当量、より好ましくは50〜500ミリグラム当量、最も好ましくは100〜200ミリグラム当量の塩をさらに含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項10】
糖を含有しない、請求項1〜9のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項11】
1%未満の水を含有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項12】
0.5%未満の水を含有する、請求項11に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項13】
50℃で3ヶ月間又はこれに等価な条件下での保存の間、初期のrAAT活性の少なくとも80%、好ましくは90%超を保持する、請求項1〜12のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項14】
50℃で3ヶ月間又はこれに等価な条件下での保存の間、少なくとも80%の単量体のrAAT、好ましくは>95%の単量体を保持する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項15】
グルタチオン、システイン、ジチオスレイトール又はN−アセチルシステインの如き還元剤をさらに含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項16】
アスコルビン酸又はL−メチオニンの如き抗酸化物質をさらに含む、請求項1〜15のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項17】
ヒスチジン、リン酸塩又はクエン酸塩の如き、バッファーをさらに含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項18】
前記バッファーは、水中の前記組成物の再構成の間、当該再構成された溶液が、約6〜9、より好ましくは6.5〜8、さらにより好ましくは6.8〜7.0のpHをもつようなバッファーである、請求項17に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項19】
EDTA又はクエン酸塩の如き、キレート剤をさらに含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項20】
ポリオキシエチレン・ソルビタン・オレアートの如き、界面活性剤をさらに含む、請求項1〜19のいずれか1項に記載の乾燥粉末状組成物。
【請求項21】
rAAT、並びに請求項9、15、16、17、19、及び20に記載の成分のみから本質的に成る、請求項1に記載の乾燥粉末状組成物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2007−534633(P2007−534633A)
【公表日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−538939(P2006−538939)
【出願日】平成16年11月10日(2004.11.10)
【国際出願番号】PCT/GB2004/004740
【国際公開番号】WO2005/047323
【国際公開日】平成17年5月26日(2005.5.26)
【出願人】(505187459)アライバ−プロメティック インコーポレイティド (2)
【Fターム(参考)】