説明

ヒト成長ホルモングリコシル化突然変異体の組成と調合法

本発明は組み換え産生ポリペプチドが天然に存在のヒト成長ホルモンとは明確に異なる一つ又は複数の新規導入N−連結又はO−連結グリコシル化部位を含有するヒト成長ホルモンの突然変異体に関する。突然変異体用配列コード化ポリペプチド、コード化配列含有発現カセット、突然変異体発現細胞及び突然変異体生成法も又開示する。更に突然変異体含有薬剤組成とこの突然変異体の使用法も開示されている。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
突然変異ヒト成長ホルモンコード化ポリヌクレオチド配列からなる単離核酸で、その突然変異ヒト成長ホルモンが対応野生型ヒト成長ホルモンには存在しない新規導入N−連結又はO−連結グリコシル化部位からなる核酸。
【請求項2】
対応野生型ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:1かSEQ ID NO:2のアミノ酸配列を持つ請求項1の核酸。
【請求項3】
新規導入グリコシル化部位がプロリン残基近辺である請求項1の核酸。
【請求項4】
プロリン残基がSEQ ID NO:1又はSEQ ID NO:2の2、5、37、48、59、89、113、140又は190位にある請求項3の核酸。
【請求項5】
突然変異ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:3、4,5,6、7,8又は9のアミノ酸配列からなる請求項1の核酸。
【請求項6】
突然変異ヒト成長ホルモンが一つ以上の新規導入グリコシル部位からなる請求項1の核酸。
【請求項7】
請求項1の核酸からなる発現カセット。
【請求項8】
請求項1の核酸からなる細胞。
【請求項9】
対応野生型ヒト成長ホルモンには存在しない新規導入N−連結又はO−連結グリコシル化部位からなる突然変異ヒト成長ホルモン。
【請求項10】
対応野生型ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:1かSEQ ID NO:2のアミノ酸配列を持つ請求項9の突然変異ヒト成長ホルモン。
【請求項11】
新規導入グリコシル化部位がプロリン残基近辺である請求項9の突然変異ヒト成長ホルモン。
【請求項12】
プロリン残基がSEQ ID NO:1又はSEQ ID NO:2の2、5、37、48、59、89、113、140又は190位にある請求項11の突然変異ヒト成長ホルモン。
【請求項13】
SEQ ID NO:3、4,5,6、7,8又は9のアミノ酸配列からなる請求項9の突然変異ヒト成長ホルモン。
【請求項14】
突然変異ヒト成長ホルモンが一つ以上の新規導入グリコシル部位からなる請求項9の突然変異ヒト成長ホルモン。
【請求項15】
グリコシルリンカーによりグリコシル化部位に結合する水溶性ポリマーからなる請求項9の突然変異ヒト成長ホルモン。
【請求項16】
このグリコシルリンカーが無傷グリコシルリンカーである請求項15の突然変異ヒト成長ホルモン。
【請求項17】
グリコシル化部位が突然変異グリコシル部位である請求項15の突然変異ヒト成長ホルモン。
【請求項18】
突然変異ヒト成長ホルモンの製造法で、対応野生型ヒト成長ホルモンに存在しない新規導入N−連結又はO−連結グリコシル化からなり、その段階が
(a)突然変異ヒト成長ホルモンの組み換え産成と
(b)新規導入グリコシル化部位での突然変異ヒト成長ホルモンのグリコシル化
からなる方法。
【請求項19】
対応野生型ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:1かSEQ ID NO:2のアミノ酸配列を持つ請求項18の方法。
【請求項20】
新規導入グリコシル化部位がプロリン残基近辺である請求項18の方法。
【請求項21】
プロリン残基がSEQ ID NO:1又はSEQ ID NO:2の2、5、37、48、59、89、113、140又は190位にある請求項20の方法。
【請求項22】
突然変異ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:3、4,5,6、7,8又は9のアミノ酸配列からなる請求項18の方法。
【請求項23】
突然変異ヒト成長ホルモンが一つ以上の新規導入グリコシル部位からなる請求項18の方法。
【請求項24】
有効量の突然変異ヒト成長ホルモン含有薬剤組成で、そのホルモンが対応野生型ヒト成長ホルモンには存在しない新規導入N−連結又はO−連結グリコシル化を含む組成。
【請求項25】
対応野生型ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:1かSEQ ID NO:2のアミノ酸配列を持つ請求項24の組成。
【請求項26】
新規導入グリコシル化部位がプロリン残基近辺である請求項24の組成。
【請求項27】
プロリン残基がSEQ ID NO:1又はSEQ ID NO:2の2、5、37、48、59、89、113、140又は190位にある請求項26の組成。
【請求項28】
突然変異ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:3、4,5,6、7,8又は9のアミノ酸配列からなる請求項24の組成。
【請求項29】
突然変異ヒト成長ホルモンが一つ以上の新規導入グリコシル部位からなる請求項24の組成。
【請求項30】
ヒト成長ホルモン欠損患者の治療法で、有効量の突然変異ヒト成長ホルモンを患者に投与する段階からなり、その突然変異ヒト成長ホルモンが対応野生型ヒト成長ホルモンには存在しない新規導入N−連結又はO−連結グリコシル化を含む方法。
【請求項31】
対応野生型ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:1かSEQ ID NO:2のアミノ酸配列を持つ請求項30の方法。
【請求項32】
新規導入グリコシル化部位がプロリン残基近辺である請求項30の方法。
【請求項33】
プロリン残基がSEQ ID NO:1又はSEQ ID NO:2の2、5、37、48、59、89、113、140又は190位にある請求項32の方法。
【請求項34】
突然変異ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:3、4,5,6、7,8又は9のアミノ酸配列からなる請求項30の方法。
【請求項35】
突然変異ヒト成長ホルモンが一つ以上の新規導入グリコシル部位からなる請求項30の方法。
【請求項36】
突然変異ヒト成長ホルモンの糖質複合体製造法で、そのホルモンが対応野生型ヒト成長ホルモンに存在しない新規導入N−連結又はO−連結グリコシル化からなり、その段階が
(a)突然変異ヒト成長ホルモンの組み換え産成と
(b)新規導入グリコシル化部位での突然変異ヒト成長ホルモンの修飾糖との酵素的グリコシル化からなる方法。
【請求項37】
修飾糖がポリエチレングルコール及びm−ポリエチレングリコールから選んだ一員で修飾する請求項36の方法。
【請求項38】
対応野生型ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:1かSEQ ID NO:2のアミノ酸配列を持つ請求項36の方法。
【請求項39】
新規導入グリコシル化部位がプロリン残基近辺である請求項36の方法。
【請求項40】
プロリン残基がSEQ ID NO:1又はSEQ ID NO:2の2、5、37、48、59、89、113、140又は190位にある請求項36の方法。
【請求項41】
突然変異ヒト成長ホルモンがSEQ ID NO:3、4,5,6、7,8又は9のアミノ酸配列からなる請求項36の方法。
【請求項42】
突然変異ヒト成長ホルモンが一つ以上の新規導入グリコシル部位からなる請求項36の方法。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図9D】
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【図9E】
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【図9F】
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【図9G】
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【図9H】
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【図9I】
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【公表番号】特表2007−523630(P2007−523630A)
【公表日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−532844(P2006−532844)
【出願日】平成16年5月7日(2004.5.7)
【国際出願番号】PCT/US2004/014254
【国際公開番号】WO2004/103275
【国際公開日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【出願人】(500062254)ネオス テクノロジーズ インコーポレイテッド (19)
【Fターム(参考)】