説明

ピラゾロピリジン−1,4−ジアミン、およびそのアナログ

動物において、並びにウイルス性及び新生物性疾患を含めた疾患の処置においてサイトカインの生合成を誘導するための、ピラゾロピリジン−1,4−ジアミン、並びに、例えばピラゾロ[3,4−c]ピリジン−1,4−ジアミン、ピラゾロ[3,4−c]キノリン−1,4−ジアミン、6,7,8,9−テトラヒドロピラゾロ[3,4−c]キノリン−1,4−ジアミン及びピラゾロ[3,4−c]ナフチリジン−1,4−ジアミンのようなそのアナログ、これらの化合物、中間体を含有する薬学的組成物、これらの化合物を作製する方法、並びにこれらの化合物を免疫調節剤として使用する方法が開示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の化学式Iの化合物であって:
【化1】

式中、
は:
−R
−Y−R
−X−N(R)−Y−R
−X−C(R)−N(R)−R
−X−O−C(R)−N(R)−R
−X−S(O)−N(R)−R
−X−O−R、及び
−X−R
からなる群から選択され;
’は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、及びヒドロキシアルキレニルからなる群から選択され、該アルキレニル基は、該ヒドロキシ又はアルコキシ置換基と、R’が結合する窒素原子の間に少なくとも2つの炭素原子を含有するか;
或いは、R及びR’は、それらが結合する窒素原子と一緒になり、接合して、
【化2】

からなる群から選択される基を形成してもよく;
Aは、−CH(R)−、−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、及び−N(X−N(R)−Y−R)−からなる群から選択され;
XはC2−20アルキレンであり;
Yは、−C(R)−、−C(R)−O−、−S(O)−、−S(O)−N(R)−、及び−C(R)−N(R11)−からなる群から選択され;R11は、水素、アルキル及びアリールアルキレニルからなる群から選択されるか;或いは、R11及びRは、R11が結合する窒素原子と一緒になり、接合して、以下の基
【化3】

を形成してもよく;
a及びbは独立して1〜4の整数であるが、但し、Aが−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、又は−N(X−N(R)−Y−R)−である場合には、a及びbが独立して2〜4の整数であることを条件とし;
及びRはそれぞれ独立して:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択されるか;
或いは、R及びRは、一緒になった場合、N及びSからなる群から選択される1つのヘテロ原子を含有する縮合アリール又はヘテロアリール環を形成し、該アリール又はヘテロアリール環は、未置換であるか、又は1つ以上のR’基によって置換されるか;
或いは、R及びRは、一緒になった場合、N及びSからなる群から選択される1つのヘテロ原子を場合により含有し、未置換であるか、又は1つ以上のR基によって置換される、縮合5〜7員飽和環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、カルボキシ、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、複素環、複素環アルキレニル、アミノ、アルキルアミノ、(アリールアルキレニル)アミノ、ジアルキルアミノ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよいが、但し、RがRであり、Rが置換アルキル基であり、該置換基が、該アルキル基に直接結合するヘテロ原子を含有する場合には、該アルキル基が、該置換基と、Rが結合する窒素の間に少なくとも2つの炭素を含有することを条件とし;
は:
【化4】

からなる群から選択され;
は、=O及び=Sからなる群から選択され;
はC2−7アルキレンであり;
は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、及びヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され;
は、水素及びアルキルからなる群から選択され;
R’は非妨害置換基であり;
R’’は水素又は非妨害置換基である、
化合物;或いはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
以下の化学式IIの化合物であって:
【化5】

式中、
は:
−R
−Y−R
−X−N(R)−Y−R
−X−C(R)−N(R)−R
−X−O−C(R)−N(R)−R
−X−S(O)−N(R)−R
−X−O−R、及び
−X−R
からなる群から選択され;
’は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、及びヒドロキシアルキレニルからなる群から選択され、該アルキレニル基は、該ヒドロキシ又はアルコキシ置換基と、R’が結合する窒素原子の間に少なくとも2つの炭素原子を含有するか;
或いは、R及びR’は、それらが結合する窒素原子と一緒になり、接合して、
【化6】

からなる群から選択される基を形成してもよく;
Aは、−CH(R)−、−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、及び−N(X−N(R)−Y−R)−からなる群から選択され;
XはC2−20アルキレンであり;
Yは、−C(R)−、−C(R)−O−、−S(O)−、−S(O)−N(R)−、及び−C(R)−N(R11)−からなる群から選択され;R11は、水素、アルキル及びアリールアルキレニルからなる群から選択されるか;或いは、R11及びRは、R11が結合する窒素原子と一緒になり、接合して、以下の基
【化7】

を形成してもよく;
a及びbは独立して1〜4の整数であるが、但し、Aが−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、又は−N(X−N(R)−Y−R)−である場合には、a及びbが独立して2〜4の整数であることを条件とし;
A1及びRB1はそれぞれ独立して:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択されるか;
或いは、RA1及びRB1は、一緒になった場合、N及びSからなる群から選択される1つのヘテロ原子を含有する縮合アリール又はヘテロアリール環を形成し、該アリール又はヘテロアリール環は、未置換であるか、又は1つ以上のR基によって置換されるか、又は1つのR基によって置換されるか、又は1つのR基及び1つのR基によって置換されるか;
或いは、RA1及びRB1は、一緒になった場合、N及びSからなる群から選択される1つのヘテロ原子を場合により含有し、未置換であるか、又は1つ以上のR基によって置換される、縮合5〜7員飽和環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択され;
は:
−R’、
−X’−R’、
−X’−Y’−R’、及び
−X’−R’、
からなる群から選択され;
は:
−Z−R’、
−Z−X’−R’、
−Z−X’−Y’−R’、
−Z−X’−Y’−X’−Y’−R’、及び
−Z−X’−R’、
からなる群から選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、カルボキシ、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、複素環、複素環アルキレニル、アミノ、アルキルアミノ、(アリールアルキレニル)アミノ、ジアルキルアミノ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよいが、但し、RがRであり、Rが置換アルキル基であり、該置換基が、該アルキル基に直接結合するヘテロ原子を含有する場合には、該アルキル基が、該置換基と、Rが結合する窒素の間に少なくとも2つの炭素を含有することを条件とし;
’は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、複素環、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよく;
は:
【化8】

からなる群から選択され;
’は:
【化9】

からなる群から選択され;
は、=O及び=Sからなる群から選択され;
はC2−7アルキレンであり;
は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、及びヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され;
は、水素及びアルキルからなる群から選択され;
10はC3−8アルキレンであり;
A’は、−O−、−C(O)−、−S(O)0−2−、及び−N(R)−からなる群から選択され;
A’’は、−O−、−S(O)0−2−、−N(−Q−R)−、及び−CH−からなる群から選択され;
Qは、結合、−C(R)−、−C(R)−C(R)−、−S(O)−、
−C(R)−N(R)−W−、−S(O)−N(R)−、−C(R)−O−、−C(R)−S−、及び−C(R)−N(OR)−からなる群から選択され;
Vは、−C(R)−、−O−C(R)−、−N(R)−C(R)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
Wは、結合、−C(O)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、及びヘテロシクリレンからなる群から選択され、該アルキレン、アルケニレン、及びアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、又はヘテロシクリレンによって場合により中断されるか終了されてもよく、且つ1つ以上の−O−基で場合により中断されてもよく;
Y’は:
【化10−1】

【化10−2】

からなる群から選択され;
Zは結合又は−O−であり;
c及びdは独立して1〜6の整数であるが、但し、c+dが≦7であることを条件とする、
化合物;或いはその薬学的に許容される塩。
【請求項3】
以下の化学式IIIの化合物であって:
【化11】

式中、
は:
−R
−Y−R
−X−N(R)−Y−R
−X−C(R)−N(R)−R
−X−O−C(R)−N(R)−R
−X−S(O)−N(R)−R
−X−O−R、及び
−X−R
からなる群から選択され;
’は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、及びヒドロキシアルキレニルからなる群から選択され、該アルキレニル基は、該ヒドロキシ又はアルコキシ置換基と、R’が結合する窒素原子の間に少なくとも2つの炭素原子を含有するか;
或いは、R及びR’は、それらが結合する窒素原子と一緒になり、接合して、
【化12】

からなる群から選択される基を形成してもよく;
Aは、−CH(R)−、−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、及び−N(X−N(R)−Y−R)−からなる群から選択され;
XはC2−20アルキレンであり;
Yは、−C(R)−、−C(R)−O−、−S(O)−、−S(O)−N(R)−、及び−C(R)−N(R11)−からなる群から選択され;R11は、水素、アルキル及びアリールアルキレニルからなる群から選択されるか;或いは、R11及びRは、R11が結合する窒素原子と一緒になり、接合して、以下の基
【化13】

を形成してもよく;
a及びbは独立して1〜4の整数であるが、但し、Aが−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、又は−N(X−N(R)−Y−R)−である場合には、a及びbが独立して2〜4の整数であることを条件とし;
A2及びRB2はそれぞれ独立して:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択され;
は:
−R’、
−X’−R’、
−X’−Y’−R’、及び
−X’−R’、
からなる群から選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、カルボキシ、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、複素環、複素環アルキレニル、アミノ、アルキルアミノ、(アリールアルキレニル)アミノ、ジアルキルアミノ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよいが、但し、RがRであり、Rが置換アルキル基であり、該置換基が、該アルキル基に直接結合するヘテロ原子を含有する場合には、該アルキル基が、該置換基と、Rが結合する窒素の間に少なくとも2つの炭素を含有することを条件とし;
’は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、複素環、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよく;
は:
【化14】

からなる群から選択され;
’は:
【化15】

からなる群から選択され;
は、=O及び=Sからなる群から選択され;
はC2−7アルキレンであり;
は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、及びヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され;
は、水素及びアルキルからなる群から選択され;
10はC3−8アルキレンであり;
A’は、−O−、−C(O)−、−S(O)0−2−、及び−N(R)−からなる群から選択され;
A’’は、−O−、−S(O)0−2−、−N(−Q−R)−、及び−CH−からなる群から選択され;
Qは、結合、−C(R)−、−C(R)−C(R)−、−S(O)−、
−C(R)−N(R)−W−、−S(O)−N(R)−、−C(R)−O−、−C(R)−S−、及び−C(R)−N(OR)−からなる群から選択され;
Vは、−C(R)−、−O−C(R)−、−N(R)−C(R)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
Wは、結合、−C(O)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、及びヘテロシクリレンからなる群から選択され、該アルキレン、アルケニレン、及びアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、又はヘテロシクリレンによって場合により中断されるか終了されてもよく、且つ1つ以上の−O−基で場合により中断されてもよく;
Y’は:
【化16】

からなる群から選択され;
c及びdは独立して1〜6の整数であるが、但し、c+dが≦7であることを条件とする、
化合物;或いはその薬学的に許容される塩。
【請求項4】
以下の化学式IVの化合物であって:
【化17】

式中、
は:
−R
−Y−R
−X−N(R)−Y−R
−X−C(R)−N(R)−R
−X−O−C(R)−N(R)−R
−X−S(O)−N(R)−R
−X−O−R、及び
−X−R
からなる群から選択され;
’は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、及びヒドロキシアルキレニルからなる群から選択され、該アルキレニル基は、該ヒドロキシ又はアルコキシ置換基と、R’が結合する窒素原子の間に少なくとも2つの炭素原子を含有するか;
或いは、R及びR’は、それらが結合する窒素原子と一緒になり、接合して、
【化18】

からなる群から選択される基を形成してもよく;
Aは、−CH(R)−、−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、及び−N(X−N(R)−Y−R)−からなる群から選択され;
XはC2−20アルキレンであり;
Yは、−C(R)−、−C(R)−O−、−S(O)−、−S(O)−N(R)−、及び−C(R)−N(R11)−からなる群から選択され;R11は、水素、アルキル及びアリールアルキレニルからなる群から選択されるか;或いは、R11及びRは、R11が結合する窒素原子と一緒になり、接合して、以下の基
【化19】

を形成してもよく;
a及びbは独立して1〜4の整数であるが、但し、Aが−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、又は−N(X−N(R)−Y−R)−である場合には、a及びbが独立して2〜4の整数であることを条件とし;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択され;
nは0〜4の整数であり;
は:
−R’、
−X’−R’、
−X’−Y’−R’、及び
−X’−R’、
からなる群から選択され;
は:
−Z−R’、
−Z−X’−R’、
−Z−X’−Y’−R’、
−Z−X’−Y’−X’−Y’−R’、及び
−Z−X’−R’、
からなる群から選択され;
mは0又は1であるが、但し、mが1の場合には、nが0又は1であることを条件とし;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、カルボキシ、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、複素環、複素環アルキレニル、アミノ、アルキルアミノ、(アリールアルキレニル)アミノ、ジアルキルアミノ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよいが、但し、RがRであり、Rが置換アルキル基であり、該置換基が、該アルキル基に直接結合するヘテロ原子を含有する場合には、該アルキル基が、該置換基と、Rが結合する窒素の間に少なくとも2つの炭素を含有することを条件とし;
’は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、複素環、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよく;
は:
【化20】

からなる群から選択され;
’は:
【化21】

からなる群から選択され;
は、=O及び=Sからなる群から選択され;
はC2−7アルキレンであり;
は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、及びヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され;
は、水素及びアルキルからなる群から選択され;
10はC3−8アルキレンであり;
A’は、−O−、−C(O)−、−S(O)0−2−、及び−N(R)−からなる群から選択され;
A’’は、−O−、−S(O)0−2−、−N(−Q−R)−、及び−CH−からなる群から選択され;
Qは、結合、−C(R)−、−C(R)−C(R)−、−S(O)−、
−C(R)−N(R)−W−、−S(O)−N(R)−、−C(R)−O−、−C(R)−S−、及び−C(R)−N(OR)−からなる群から選択され;
Vは、−C(R)−、−O−C(R)−、−N(R)−C(R)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
Wは、結合、−C(O)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、及びヘテロシクリレンからなる群から選択され、該アルキレン、アルケニレン、及びアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、又はヘテロシクリレンによって場合により中断されるか終了されてもよく、且つ1つ以上の−O−基で場合により中断されてもよく;
Y’は:
【化22】

【化23】

からなる群から選択され;
Zは結合又は−O−であり;
c及びdは独立して1〜6の整数であるが、但し、c+dが≦7であることを条件とする、
化合物;或いはその薬学的に許容される塩。
【請求項5】
以下の化学式Vの化合物であって:
【化24】

式中、
は:
−R
−Y−R
−X−N(R)−Y−R
−X−C(R)−N(R)−R
−X−O−C(R)−N(R)−R
−X−S(O)−N(R)−R
−X−O−R、及び
−X−R
からなる群から選択され;
’は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、及びヒドロキシアルキレニルからなる群から選択され、該アルキレニル基は、該ヒドロキシ又はアルコキシ置換基と、R’が結合する窒素原子の間に少なくとも2つの炭素原子を含有するか;
或いは、R及びR’は、それらが結合する窒素原子と一緒になり、接合して、
【化25】

からなる群から選択される基を形成してもよく;
Aは、−CH(R)−、−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、及び−N(X−N(R)−Y−R)−からなる群から選択され;
XはC2−20アルキレンであり;
Yは、−C(R)−、−C(R)−O−、−S(O)−、−S(O)−N(R)−、及び−C(R)−N(R11)−からなる群から選択され;R11は、水素、アルキル及びアリールアルキレニルからなる群から選択されるか;或いは、R11及びRは、R11が結合する窒素原子と一緒になり、接合して、以下の基
【化26】

を形成してもよく;
a及びbは独立して1〜4の整数であるが、但し、Aが−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、又は−N(X−N(R)−Y−R)−である場合には、a及びbが独立して2〜4の整数であることを条件とし;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択され;
nは0〜4の整数であり;
は:
−R’、
−X’−R’、
−X’−Y’−R’、及び
−X’−R’、
からなる群から選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、カルボキシ、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、複素環、複素環アルキレニル、アミノ、アルキルアミノ、(アリールアルキレニル)アミノ、ジアルキルアミノ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよいが、但し、RがRであり、Rが置換アルキル基であり、該置換基が、該アルキル基に直接結合するヘテロ原子を含有する場合には、該アルキル基が、該置換基と、Rが結合する窒素の間に少なくとも2つの炭素を含有することを条件とし;
’は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、複素環、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよく;
は:
【化27】

からなる群から選択され;
’は:
【化28】

からなる群から選択され;
は、=O及び=Sからなる群から選択され;
はC2−7アルキレンであり;
は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、及びヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され;
は、水素及びアルキルからなる群から選択され;
10はC3−8アルキレンであり;
A’は、−O−、−C(O)−、−S(O)0−2−、及び−N(R)−からなる群から選択され;
A’’は、−O−、−S(O)0−2−、−N(−Q−R)−、及び−CH−からなる群から選択され;
Qは、結合、−C(R)−、−C(R)−C(R)−、−S(O)−、
−C(R)−N(R)−W−、−S(O)−N(R)−、−C(R)−O−、−C(R)−S−、及び−C(R)−N(OR)−からなる群から選択され;
Vは、−C(R)−、−O−C(R)−、−N(R)−C(R)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
Wは、結合、−C(O)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、及びヘテロシクリレンからなる群から選択され、該アルキレン、アルケニレン、及びアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、又はヘテロシクリレンによって場合により中断されるか終了されてもよく、且つ1つ以上の−O−基で場合により中断されてもよく;
Y’は:
【化29−1】

【化29−2】

からなる群から選択され;
c及びdは独立して1〜6の整数であるが、但し、c+dが≦7であることを条件とする、
化合物;或いはその薬学的に許容される塩。
【請求項6】
以下の化学式XIVの化合物であって:
【化30】

式中、
は結合又はC1−4アルキレンであり;
は、−N(R)−及び−N(−Y−R)−からなる群から選択され;
Yは、−C(R)−、−C(R)−O−、−S(O)−、−S(O)−N(R)−、及び−C(R)−N(R11)−からなる群から選択され;R11は、水素、アルキル及びアリールアルキレニルからなる群から選択されるか;或いは、R11及びRは、R11が結合する窒素原子と一緒になり、接合して、以下の基
【化31】

を形成してもよく;
Aは、−CH(R)−、−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、及び−N(X−N(R)−Y−R)−からなる群から選択され;
a及びbは独立して1〜4の整数であるが、但し、Aが−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、又は−N(X−N(R)−Y−R)−である場合には、a及びbが独立して2〜4の整数であることを条件とし;
XはC2−20アルキレンであり;
’は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、及びヒドロキシアルキレニルからなる群から選択され、該アルキレニル基は、該ヒドロキシ又はアルコキシ置換基と、R’が結合する窒素原子の間に少なくとも2つの炭素原子を含有し;
A1及びRB1はそれぞれ独立して:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択されるか;
或いは、RA1及びRB1は、一緒になった場合、N及びSからなる群から選択される1つのヘテロ原子を含有する縮合アリール又はヘテロアリール環を形成し、該アリール又はヘテロアリール環は、未置換であるか、又は1つ以上のR基によって置換されるか、又は1つのR基によって置換されるか、又は1つのR基及び1つのR基によって置換されるか;
或いは、RA1及びRB1は、一緒になった場合、N及びSからなる群から選択される1つのヘテロ原子を場合により含有し、未置換であるか、又は1つ以上のR基によって置換される、縮合5〜7員飽和環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択され;
は:
−R’、
−X’−R’、
−X’−Y’−R’、及び
−X’−R’、
からなる群から選択され;
は:
−Z−R’、
−Z−X’−R’、
−Z−X’−Y’−R’、
−Z−X’−Y’−X’−Y’−R’、及び
−Z−X’−R’、
からなる群から選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、カルボキシ、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、複素環、複素環アルキレニル、アミノ、アルキルアミノ、(アリールアルキレニル)アミノ、ジアルキルアミノ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよいが、但し、RがRであり、Rが置換アルキル基であり、該置換基が、該アルキル基に直接結合するヘテロ原子を含有する場合には、該アルキル基が、該置換基と、Rが結合する窒素の間に少なくとも2つの炭素を含有することを条件とし;
’は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、複素環、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよく;
’は:
【化32】

からなる群から選択され;
は、=O及び=Sからなる群から選択され;
はC2−7アルキレンであり;
は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、及びヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され;
は、水素及びアルキルからなる群から選択され;
10はC3−8アルキレンであり;
A’は、−O−、−C(O)−、−S(O)0−2−、及び−N(R)−からなる群から選択され;
A’’は、−O−、−S(O)0−2−、−N(−Q−R)−、及び−CH−からなる群から選択され;
Qは、結合、−C(R)−、−C(R)−C(R)−、−S(O)−、
−C(R)−N(R)−W−、−S(O)−N(R)−、−C(R)−O−、−C(R)−S−、及び−C(R)−N(OR)−からなる群から選択され;
Vは、−C(R)−、−O−C(R)−、−N(R)−C(R)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
Wは、結合、−C(O)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、及びヘテロシクリレンからなる群から選択され、該アルキレン、アルケニレン、及びアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、又はヘテロシクリレンによって場合により中断されるか終了されてもよく、且つ1つ以上の−O−基で場合により中断されてもよく;
Y’は:
【化33】

からなる群から選択され;
Zは結合又は−O−であり;
c及びdは独立して1〜6の整数であるが、但し、c+dが≦7であることを条件とする、
化合物;或いはその薬学的に許容される塩。
【請求項7】
以下の化学式XVの化合物であって:
【化34】

式中、
Gは:
−C(O)−R’’’、
α−アミノアシル、
α−アミノアシル−α−アミノアシル、
−C(O)−O−R’’’、
−C(O)−N(R’’’’)R’’’、
−C(=NY)−R’’’、
−CH(OH)−C(O)−OY
−CH(OC1−4アルキル)Y
−CH、及び、
−CH(CH)Y
からなる群から選択され;
R’’’及びR’’’’は、C1−10アルキル、C3−7シクロアルキル、フェニル、ベンジル、及び2−フェニルエチルからなる群から独立して選択され、これらはそれぞれ、未置換である場合もあれば、又はハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、C1−6アルキル、C1−4アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、アリール−C1−4アルキレニル、ヘテロアリール−C1−4アルキレニル、ハロ−C1−4アルキレニル、ハロ−C1−4アルコキシ、−O−C(O)−CH、−C(O)−O−CH、−C(O)−NH、−O−CH−C(O)−NH、−NH、及び−S(O)−NHからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換される場合もあるが、但し、R’’’’は水素であってもよいことを条件とし;
α−アミノアシルは、ラセミ、D−及びL−アミノ酸からなる群から選択されるα−アミノ酸から誘導されるα−アミノアシル基であり;
は、水素、C1−6アルキル、及びベンジルからなる群から選択され;
は、C1−6アルキル、カルボキシ−C1−6アルキレニル、アミノ−C1−4アルキレニル、モノ−N−C1−6アルキルアミノ−C1−4アルキレニル、及びジ−N,N−C1−6アルキルアミノ−C1−4アルキレニルからなる群から選択され;
は、モノ−N−C1−6アルキルアミノ、ジ−N,N−C1−6アルキルアミノ、モルホリン−4−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、及び4−C1−4アルキルピペラジン−1−イルからなる群から選択され;
は:
−R
−Y−R
−X−N(R)−Y−R
−X−C(R)−N(R)−R
−X−O−C(R)−N(R)−R
−X−S(O)−N(R)−R
−X−O−R、及び
−X−R
からなる群から選択され;
’は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、及びヒドロキシアルキレニルからなる群から選択され、該アルキレニル基は、該ヒドロキシ又はアルコキシ置換基と、R’が結合する窒素原子の間に少なくとも2つの炭素原子を含有するか;
或いは、R及びR’は、それらが結合する窒素原子と一緒になり、接合して、
【化35】

からなる群から選択される基を形成してもよく;
Aは、−CH(R)−、−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、及び−N(X−N(R)−Y−R)−からなる群から選択され;
XはC2−20アルキレンであり;
Yは、−C(R)−、−C(R)−O−、−S(O)−、−S(O)−N(R)−、及び−C(R)−N(R11)−からなる群から選択され;R11は、水素、アルキル及びアリールアルキレニルからなる群から選択されるか;或いは、R11及びRは、R11が結合する窒素原子と一緒になり、接合して、以下の基
【化36】

を形成してもよく;
a及びbは独立して1〜4の整数であるが、但し、Aが−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、又は−N(X−N(R)−Y−R)−である場合には、a及びbが独立して2〜4の整数であることを条件とし;
A1及びRB1はそれぞれ独立して:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択されるか;
或いは、RA1及びRB1は、一緒になった場合、N及びSからなる群から選択される1つのヘテロ原子を含有する縮合アリール又はヘテロアリール環を形成し、該アリール又はヘテロアリール環は、未置換であるか、又は1つ以上のR基によって置換されるか、又は1つのR基によって置換されるか、又は1つのR基及び1つのR基によって置換されるか;
或いは、RA1及びRB1は、一緒になった場合、N及びSからなる群から選択される1つのヘテロ原子を場合により含有し、未置換であるか、又は1つ以上のR基によって置換される、縮合5〜7員飽和環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択され;
は:
−R’、
−X’−R’、
−X’−Y’−R’、及び
−X’−R’、
からなる群から選択され;
は:
−Z−R’、
−Z−X’−R’、
−Z−X’−Y’−R’、
−Z−X’−Y’−X’−Y’−R’、及び
−Z−X’−R’、
からなる群から選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、カルボキシ、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、複素環、複素環アルキレニル、アミノ、アルキルアミノ、(アリールアルキレニル)アミノ、ジアルキルアミノ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよいが、但し、RがRであり、Rが置換アルキル基であり、該置換基が、該アルキル基に直接結合するヘテロ原子を含有する場合には、該アルキル基が、該置換基と、Rが結合する窒素の間に少なくとも2つの炭素を含有することを条件とし;
’は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、複素環、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよく;
は:
【化37】

からなる群から選択され;
’は:
【化38】

からなる群から選択され;
は、=O及び=Sからなる群から選択され;
はC2−7アルキレンであり;
は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、及びヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され;
は、水素及びアルキルからなる群から選択され;
10はC3−8アルキレンであり;
A’は、−O−、−C(O)−、−S(O)0−2−、及び−N(R)−からなる群から選択され;
A’’は、−O−、−S(O)0−2−、−N(−Q−R)−、及び−CH−からなる群から選択され;
Qは、結合、−C(R)−、−C(R)−C(R)−、−S(O)−、
−C(R)−N(R)−W−、−S(O)−N(R)−、−C(R)−O−、−C(R)−S−、及び−C(R)−N(OR)−からなる群から選択され;
Vは、−C(R)−、−O−C(R)−、−N(R)−C(R)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
Wは、結合、−C(O)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、及びヘテロシクリレンからなる群から選択され、該アルキレン、アルケニレン、及びアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、又はヘテロシクリレンによって場合により中断されるか終了されてもよく、且つ1つ以上の−O−基で場合により中断されてもよく;
Y’は:
【化39−1】

【化39−2】

からなる群から選択され;
Zは結合又は−O−であり;
c及びdは独立して1〜6の整数であるが、但し、c+dが≦7であることを条件とする、
化合物;或いはその薬学的に許容される塩。
【請求項8】
以下の化学式XVIの化合物であって:
【化40】

式中、
Gは:
−C(O)−R’’’、
α−アミノアシル、
α−アミノアシル−α−アミノアシル、
−C(O)−O−R’’’、
−C(O)−N(R’’’’)R’’’、
−C(=NY)−R’’’、
−CH(OH)−C(O)−OY
−CH(OC1−4アルキル)Y
−CH、及び、
−CH(CH)Y
からなる群から選択され;
R’’’及びR’’’’は、C1−10アルキル、C3−7シクロアルキル、フェニル、ベンジル、及び2−フェニルエチルからなる群から独立して選択され、これらはそれぞれ、未置換である場合もあれば、又はハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、C1−6アルキル、C1−4アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、アリール−C1−4アルキレニル、ヘテロアリール−C1−4アルキレニル、ハロ−C1−4アルキレニル、ハロ−C1−4アルコキシ、−O−C(O)−CH、−C(O)−O−CH、−C(O)−NH、−O−CH−C(O)−NH、−NH、及び−S(O)−NHからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換される場合もあるが、但し、R’’’’は水素であってもよいことを条件とし;
α−アミノアシルは、ラセミ、D−及びL−アミノ酸からなる群から選択されるα−アミノ酸から誘導されるα−アミノアシル基であり;
は、水素、C1−6アルキル、及びベンジルからなる群から選択され;
は、C1−6アルキル、カルボキシ−C1−6アルキレニル、アミノ−C1−4アルキレニル、モノ−N−C1−6アルキルアミノ−C1−4アルキレニル、及びジ−N,N−C1−6アルキルアミノ−C1−4アルキレニルからなる群から選択され;
は、モノ−N−C1−6アルキルアミノ、ジ−N,N−C1−6アルキルアミノ、モルホリン−4−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、及び4−C1−4アルキルピペラジン−1−イルからなる群から選択され;
は結合又はC1−4アルキレンであり;
は、−N(R)−及び−N(−Y−R)−からなる群から選択され;
Yは、−C(R)−、−C(R)−O−、−S(O)−、−S(O)−N(R)−、及び−C(R)−N(R11)−からなる群から選択され;R11は、水素、アルキル及びアリールアルキレニルからなる群から選択されるか;或いは、R11及びRは、R11が結合する窒素原子と一緒になり、接合して、以下の基
【化41】

を形成してもよく;
Aは、−CH(R)−、−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、及び−N(X−N(R)−Y−R)−からなる群から選択され;
a及びbは独立して1〜4の整数であるが、但し、Aが−O−、−N(R)−、−N(Y−R)−、又は−N(X−N(R)−Y−R)−である場合には、a及びbが独立して2〜4の整数であることを条件とし;
XはC2−20アルキレンであり;
’は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、及びヒドロキシアルキレニルからなる群から選択され、該アルキレニル基は、該ヒドロキシ又はアルコキシ置換基と、R’が結合する窒素原子の間に少なくとも2つの炭素原子を含有し;
A1及びRB1はそれぞれ独立して:
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択されるか;
或いは、RA1及びRB1は、一緒になった場合、N及びSからなる群から選択される1つのヘテロ原子を含有する縮合アリール又はヘテロアリール環を形成し、該アリール又はヘテロアリール環は、未置換であるか、又は1つ以上のR基によって置換されるか、又は1つのR基によって置換されるか、又は1つのR基及び1つのR基によって置換されるか;
或いは、RA1及びRB1は、一緒になった場合、N及びSからなる群から選択される1つのヘテロ原子を場合により含有し、未置換であるか、又は1つ以上のR基によって置換される、縮合5〜7員飽和環を形成し;
Rは:
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオ、及び
−N(R
からなる群から選択され;
は:
−R’、
−X’−R’、
−X’−Y’−R’、及び
−X’−R’、
からなる群から選択され;
は:
−Z−R’、
−Z−X’−R’、
−Z−X’−Y’−R’、
−Z−X’−Y’−X’−Y’−R’、及び
−Z−X’−R’、
からなる群から選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、カルボキシ、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、複素環、複素環アルキレニル、アミノ、アルキルアミノ、(アリールアルキレニル)アミノ、ジアルキルアミノ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよいが、但し、RがRであり、Rが置換アルキル基であり、該置換基が、該アルキル基に直接結合するヘテロ原子を含有する場合には、該アルキル基が、該置換基と、Rが結合する窒素の間に少なくとも2つの炭素を含有することを条件とし;
’は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環からなる群から選択され、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニル、及び複素環基は、未置換であってもよければ、又はアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、複素環、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、並びにアルキル、アルケニル、アルキニル及び複素環の場合はオキソからなる群から独立して選択される1つ以上の置換基によって置換されてもよく;
’は:
【化42】

からなる群から選択され;
は、=O及び=Sからなる群から選択され;
はC2−7アルキレンであり;
は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニル、及びヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され;
は、水素及びアルキルからなる群から選択され;
10はC3−8アルキレンであり;
A’は、−O−、−C(O)−、−S(O)0−2−、及び−N(R)−からなる群から選択され;
A’’は、−O−、−S(O)0−2−、−N(−Q−R)−、及び−CH−からなる群から選択され;
Qは、結合、−C(R)−、−C(R)−C(R)−、−S(O)−、
−C(R)−N(R)−W−、−S(O)−N(R)−、−C(R)−O−、−C(R)−S−、及び−C(R)−N(OR)−からなる群から選択され;
Vは、−C(R)−、−O−C(R)−、−N(R)−C(R)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
Wは、結合、−C(O)−、及び−S(O)−からなる群から選択され;
X’は、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、及びヘテロシクリレンからなる群から選択され、該アルキレン、アルケニレン、及びアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレン、又はヘテロシクリレンによって場合により中断されるか終了されてもよく、且つ1つ以上の−O−基で場合により中断されてもよく;
Y’は:
【化43】

からなる群から選択され;
Zは結合又は−O−であり;
c及びdは独立して1〜6の整数であるが、但し、c+dが≦7であることを条件とする、
化合物;或いはその薬学的に許容される塩。
【請求項9】
及びRが、一緒になって縮合アリール環を形成し、該環が、未置換であるか、又は1、2、3若しくは4個のR’基によって置換されるベンゾ環である、請求項1に記載の化合物又は塩。
【請求項10】
A2及びRB2が独立して水素又はC1−4アルキルである、請求項3に記載の化合物又は塩。
【請求項11】
A2及びRB2が両方ともメチルである、請求項10に記載の化合物又は塩。
【請求項12】
A1及びRB1が、一緒になって縮合アリール環を形成し、該環が、未置換であるか、又は1つ以上のR基によって置換されるか、又は1つのR基によって置換されるか、又は1つのR基及び1つのR基によって置換されるベンゾ環である、請求項6、7及び8の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項13】
Rがヒドロキシである、請求項1、2、4及び5の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項14】
nが0である、請求項4又は5に記載の化合物又は塩。
【請求項15】
nが0であり、mが1である、請求項4に記載の化合物又は塩。
【請求項16】
が、フェニル、p−トリル、ベンジルオキシ、(4−クロロベンジル)オキシ、(4−メチルベンジル)オキシ、3−フリル、ピリジン−3−イル、5−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル、6−クロロピリジン−3−イル、6−フルオロピリジン−3−イル、6−メチルピリジン−3−イル、3−キノリン−3−イル、及びチアゾール−4−イルメトキシからなる群から選択される、請求項2、4、6、7、8、12、請求項4に従属する請求項13、請求項4に従属する請求項14、又は請求項15の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項17】
mが0である、請求項4、請求項4に従属する請求項13、又は請求項4に従属する請求項14の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項18】
がRである、請求項1〜5、請求項7、請求項9〜11、請求項7に従属する請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請求項6又は8に従属するものを除いた請求項16、及び請求項17の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項19】
がアルキル又はアリールアルキレニルである、請求項18に記載の化合物又は塩。
【請求項20】
が、メチル、エチル、n−プロピル、1−メチルエチル、n−ブチル、1−エチルプロピル、2−メチルプロピル、3−メチルブチル、ベンジル、2−フェニルエチル、又は3−フェニルプロピルである、請求項19に記載の化合物又は塩。
【請求項21】
が−X−N(R)−Y−Rである、請求項1〜5、請求項7、請求項9〜11、請求項7に従属する請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請求項6又は8に従属するものを除いた請求項16、及び請求項17の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項22】
XがC2−4アルキレンであり、Rが水素であり、RがC1−6アルキルであり、Yが、−C(O)−、−S(O)−、又は−C(O)−N(R11)−であり、ここで式中、R11は水素であるか、又はR11及びRは、接合してモルホリン環を形成する、請求項21に記載の化合物又は塩。
【請求項23】
がC1−4アルキレンであり、Aが−N(R)−である、請求項6、請求項8、及び請求項6又は8に従属する請求項12又は16の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項24】
がC1−4アルキレンであり、Aが−N(−Y−R)−である、請求項6、8、及び請求項6又は8に従属する請求項12又は16の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項25】
がC1−4アルキレンであり、Yが−C(O)−、−S(O)−、又は−C(O)−N(R11)−である、請求項6、請求項8、請求項6又は8に従属する請求項12又は16、及び請求項24の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項26】
がC1−6アルキルであり、R11が水素又はメチルである、請求項25に記載の化合物又は塩。
【請求項27】
Yが−C(O)−N(R11)−であり、R及びR11が以下の基
【化44】

を形成し、ここで式中、Aは−CH−又は−O−であり、a及びbはそれぞれ独立して1又は2であるが、但し、Aが−O−である場合には、a及びbがそれぞれ2であることを条件とする、請求項25に記載の化合物又は塩。
【請求項28】
’が水素である、請求項1〜27の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項29】
が、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、又はヒドロキシアルキレニルである、請求項2〜8、請求項10、請求項11、請求項12、請求項2、4、又は5に従属する請求項13、請求項14、請求項15、請求項16、請求項17、請求項1または9に従属するものを除いた請求項18〜22、請求項23、請求項24、請求項25、請求項26、請求項27、及び請求項1または9に従属するものを除いた請求項28の何れか1項に記載の化合物又は塩。
【請求項30】
が、C1−4アルキル、C1−4アルキル−O−C2−4アルキレニル、又はヒドロキシC2−4アルキレニルである、請求項29に記載の化合物又は塩。
【請求項31】
が、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、2−メトキシエチル、又は2−ヒドロキシエチルである、請求項30に記載の化合物又は塩。
【請求項32】
薬学的に許容される担体と組み合わせて、請求項1〜31の何れか1項に記載の化合物又は塩の治療有効量を含む薬学的組成物。
【請求項33】
動物においてサイトカインの生合成を誘導する方法であって、請求項1〜31の何れか1項に記載の化合物又は塩、或いは請求項32に記載の薬学的組成物の有効量を該動物に投与することを含む、方法。
【請求項34】
治療を必要とする動物におけるウイルス疾患を処置する方法であって、請求項1〜31の何れか1項に記載の化合物又は塩、或いは請求項32の薬学的組成物の有効量を該動物に投与することを含む、方法。
【請求項35】
治療を必要とする動物における新生物性疾患を処置する方法であって、請求項1〜31の何れか1項に記載の化合物又は塩、或いは請求項32の薬学的組成物の有効量を該動物に投与することを含む、方法。

【公表番号】特表2008−535832(P2008−535832A)
【公表日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−504495(P2008−504495)
【出願日】平成18年3月31日(2006.3.31)
【国際出願番号】PCT/US2006/012265
【国際公開番号】WO2006/107853
【国際公開日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【出願人】(508147669)コーリー ファーマシューティカル グループ,インコーポレイテッド (24)
【Fターム(参考)】