説明

フォトマスクの製造方法及び半導体装置の製造方法

【課題】 透明基板の透過率補正を高精度に行うことができ、hp45nm以下という極微細な半導体デバイスの製造歩留まり向上をはかる。
【解決手段】 フォトマスクの製造方法であって、透明基板上に遮光膜パターンが形成されたフォトマスクを用意する工程(S4)と、パターンの寸法のマスク面内分布を測定することにより、パターン寸法マップを生成する工程(S6)と、パターン形成領域を複数の領域に区切り、該複数の各領域に透過率補正係数を決定し、透過率補正係数マップを生成する工程(S3)と、パターン寸法マップと透過率補正係数マップから各領域の透過率補正値を求める工程(S7)と、透過率補正値に基づいて、各領域に対応する透明基板の透過率を変化させる工程(S8)とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フォトマスクの製造方法に係わり、特に透明基板の透過率を場所により変化させるようにしたフォトマスクの製造方法に関する。また本発明は、この方法で作製されたフォトマスクを用いた半導体装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、半導体デバイスの微細化が進むにつれ、フォトリソグラフィ工程での微細化に対する要求が高まっている。既に、最先端のデバイスの設計ルールはハーフピッチ(hp)45nmにまで微細化し、液浸露光と偏光照明を組み合わせた露光により何とか微細化に対応している。
【0003】
このような状況下で、フォトマスクに求められる寸法均一性は益々厳しくなり、マスク寸法の面内均一性が2nm(3σ)という値が必要とされている。そして、マスク寸法を補正する技術として、石英基板の透過率を変化させる技術が用いられている。これは、マスクパターン寸法の開口部が相対的に広くできてしまった場所の石英の透過率を下げることで、露光装置でウェハ上に転写する際に実質的に所望のパターン寸法にできるというものである。透過率を下げる手法は、フェムトレーザーによりガラス内部に微小な異質層を形成し、この異質層で露光光が散乱されることで透過率を下げることを可能にしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この方法では、石英基板の透過率変化量をマスクの寸法面内分布に対して一定の関係にて調整している。具体的には、マスク上の寸法が所望の値よりも1nmずれていたときの透過率変化量を1%とし、このマスク寸法と透過率の関係をマスク面内一定としている。即ち、マスク寸法が所望の値よりも3nm開口部が広くなってしまったところは石英の透過率を3%下げるといった具合である。
【0005】
マスク寸法と透過率の関係(以降、透過率補正係数と呼ぶことにする)は、一般にはセル部と呼ばれるもっとも微細なパターンに対して合わせてある。しかし、マスク上のパターンは微細なパターンもあればそうでないパターンもあるため、セル部に合わせた透過率補正係数では過補正になってしまう領域が存在することが分かってきた。これは、微細なパターンほどマスク上の寸法変動に対してウェハ上の寸法変動が大きいためで、いわゆるマスクエラー増大要因(MEF:Mask Error enhancement Factor)の値が大きいのである。MEFは以下の式
MEF=マスク倍率×ウェハ上の寸法変動/マスク上の寸法変動 …(1)
で表される。
【0006】
現在のウェハ露光装置は1/4縮小転写なのでマスク倍率は通常4である。転写するパターンのサイズが露光波長に対して十分に大きければ、MEFはほぼ1になる。この場合は、マスク上の寸法変動はウェハ上の寸法変動に換算すると1/4になる。これは、ウェハ露光装置が1/4縮小転写のためである。
【0007】
しかしながら、露光波長以下の微細パターンを形成している近年のリソグラフィではMEFは2以上になり、マスク上の寸法変動に対してより敏感になっている。そのため、例えば微細なパターンでは1nm当たり1%の透過率補正でよかったものが、微細でないパターンでは1nm当たり0.5%でよくなっており、微細なパターンに合わせて補正すると微細でないパターンに対しては過剰に補正してしまうことになる。
【特許文献1】国際特許出願公開番号 WO 2005/008333 A2
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
このように従来、マスクのパターン寸法を補正するために石英基板の透過率を変化させる方法においては、MEFの値がパターン寸法により異なることから、透過率の補正を高精度に行うことはできなかった。
【0009】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、透明基板の透過率補正を高精度に行うことができ、これによりhp45nm以下という極微細な半導体デバイスの製造歩留まり向上をはかり得るフォトマスクの製造方法を提供することにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、上記の方法により作製されたフォトマスクを用いて半導体装置を製造するための半導体装置の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために本発明は、次のような構成を採用している。
【0012】
即ち、本発明の一態様は、フォトマスクの製造方法であって、透明基板上に遮光体パターンが形成されたフォトマスクを用意する工程と、前記パターンの寸法のマスク面内分布を測定することにより、パターン寸法マップを生成する工程と、前記パターンの形成領域を複数の領域に区切り、該複数の各領域に透過率補正係数を決定し、透過率補正係数マップを生成する工程と、前記パターン寸法マップと透過率補正係数マップから前記各領域の透過率補正値を求める工程と、前記透過率補正値に基づいて、前記各領域に対応する透明基板の透過率を変化させる工程と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、パターンサイズに応じて高精度に透過率を変化させたフォトマスクを実現することが可能になり、hp45nm以下の微細パターンを有したデバイス製造歩留まりを格段に向上させることが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の詳細を図示の実施形態によって説明する。
【0015】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わるフォトマスクの製造方法を説明するためのフローチャートである。なお、この図では、フォトマスクの製造に続いて半導体装置を製造するまでの工程を示している。
【0016】
まず、マスク上に形成する80mm角領域のパターンデータに対して、マスク上500μm角領域毎に区切り(ステップS1)、各領域に対して透過率補正係数を決定する(ステップS2)。そして、図2に示すような透過率補正係数マップを作成した(ステップS3)。ここで、透過率補正係数は、パターンのサイズに依存して決定した。具体的には、500μm角領域内の平均のパターンピッチを用いて透過率補正係数を求めた。パターンピッチが小さいほど大きい透過率補正係数となる。
【0017】
次に、図3(a)に示すように、通常のマスク製造プロセスにより、透明基板としての石英基板31上に、MoSiONによるArF用ハーフトーン(HT)パターン32を形成した(ステップS4)。このフォトマスクは、欠陥検査や欠陥修正も終えてある。そして、形成したHTパターンの寸法をSEMにより測定した(ステップS5)。測定は80mm角のパターン内を4mmピッチで441点を測定した。この測定データから、図4に示すような80mm角領域のパターン寸法マップを作成した(ステップS6)。
【0018】
このパターン寸法マップは、パターン寸法値そのものではなく、所望パターンに対する実パターンの相対的な値で記述してある。これは、透過率補正の原理が透過率を下げることができても上げることはできないため、抜きパターン寸法(遮光体の無い部分の幅のパターン寸法を意味する)が最も小さい値になっているパターン測定値を基準として記述してある。即ち、本実施形態では全て正の値で記述してあり、値が大きいほど抜きパターン寸法が大きくなっていることを示すマップである。
【0019】
次に、図2の透過率補正係数マップと図4のパターン寸法マップから、500μm角領域の各領域に対して透過率補正値を決定した(ステップS7)。即ち、透過率補正係数マップとして区切った任意の500μm角領域の透過率補正係数とその領域に対応するパターン寸法マップのパターン寸法差の値を掛け合わせることで、透過率補正値を計算し、図5に示すような透過率補正値マップを作成した。この補正値マップの値が下げるべき透過率の量を示している。例えば、透過率補正値が5の場合は、透過率を5%下げることを示している。なお、パターン寸法マップでは測定点が4mmピッチであり500μm領域と大きさが合わないが、測定点と測定点の間は内挿法により補完した。
【0020】
そして、図3(b)に示すように、石英基板31にレーザー光33を照射することにより、石英基板31の透過率を部分的に下げた(ステップS8)。具体的には、レーザー透過率補正装置(国際特許出願番号 WO 2005/008333)を用いて、マスク上500μm角領域毎に石英基板内にフェムト秒レーザー光照射により屈折率の異なる異質層を形成することによって、石英基板31の透過率を下げた。このとき、透過率補正値マップを透過率補正装置(CDC)に読み込ませ、透過率補正値マップ通りになるように透過率を下げた。
【0021】
次に、通常のフォトマスク製造プロセスを用いて、洗浄、ペリクル貼り付けなどを行ってフォトマスクを完成させた(ステップS9)。そして、このフォトマスクを用い、図3(c)に示すように、投影レンズ34を介してウェハ35上のレジスト36にパターンを縮小転写する(ステップS10)。具体的には、フォトマスクを液浸露光装置にセットし、ハーフピッチ45nmのデバイスパターンをウェハ35上のレジスト36に転写した。さらに、レジスト36をマスクとしてウェハ35にエッチング処理を施すことにより半導体装置を作製した(ステップS11)。その結果、従来よりもパターン寸法の均一性が向上していることが確認できた。これにより、リソグラフィの余裕度が拡大し半導体装置製造歩留まりを大きく向上させることが可能になった。
【0022】
このように本実施形態によれば、マスク面内の所定の領域毎の透過率補正係数マップを生成すると共に、マスク面内のパターン寸法マップを生成する。そして、透過率補正係数マップとパターン寸法マップから透過率補正領域の補正値を算出する。これにより、従来よりも格段に高精度に石英基板の透過率補正が可能になり、その結果、hp45nm以下という極微細な半導体デバイスの製造が歩留まり良く可能になった。
【0023】
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係わるフォトマスクの製造方法を説明するためのフローチャートである。本実施形態の基本的なプロセスは第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態と異なる点は、領域毎に定めたMEF値に基づいて透過率補正係数を決定したことにある。
【0024】
本実施形態では、まず第1の実施形態と同様に、マスク上に形成する80mm角領域のパターンデータに対して、マスク上500μm角領域毎に区切り(ステップS1)、各領域に対してその領域内の最大のMEF値をその領域のMEF値として決定した(ステップS12)。さらに、このMEF値から前記図2に示すような透過率補正係数を決定した(ステップS2)。MEF値と透過率補正係数との関係は一意であり、一般には1次式で記述される。即ち、
透過率補正係数=A×MEF値+B …(2)
である。そして、決定した各領域の透過率補正係数から透過率補正係数マップを作成した(ステップS3)。
【0025】
次に、通常のマスク製造プロセスによって、石英基板上にMoSiONによるArF用HTパターンを形成した(ステップS4)。このフォトマスクは、欠陥検査や欠陥修正も終えてある。そして、形成したHTパターンの寸法をSEMにより測定した(ステップS5)。測定は80mm角のパターン内を4mmピッチで441点を測定した。この測定データから、前記図4に示すような80mm角領域のパターン寸法マップを作成した。
【0026】
次に、図2の透過率補正係数マップと図4のパターン寸法マップから500μm角領域の各領域に対して透過率補正値を決定した(ステップS7)。以降、第1の実施形態と同様に、レーザー透過率補正装置(CDC)を用いて、透過率補正値マップ通りになるように透過率を下げた(ステップS8)。
【0027】
次に、第1の実施形態と同様に、通常のフォトマスク製造プロセスを用いて、洗浄、ペリクル貼り付けなどを行いフォトマスクを完成させた(ステップS10)。そして、このフォトマスクを液浸露光装置にセットし、ハーフピッチ45nmのデバイスパターンを転写した(ステップS10)。さらに、レジストをマスクとしてウェハにエッチング処理を施すことにより、半導体装置を作製した(ステップS11)。その結果、従来よりもパターン寸法の均一性が向上していることが確認できた。これにより、リソグラフィの余裕度が拡大し半導体装置製造歩留まりを大きく向上させることが可能になった。
【0028】
このように本実施形態によれば、第1の実施形態に加え、マスク面内の所定の領域毎のMEF値を求めておき、予めMEF値と透過率補正係数の値の関係を定めておくことにより、第1の実施形態以上に精度良く石英基板の透過率補正が可能になる。その結果、hp45nm以下という極微細な半導体デバイスの製造が歩留まり良く可能になった。
【0029】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。この実施形態は、基本的には第2の実施形態と同様であるが、透過率補正のためにレーザー光の照射の代わりにイオン注入を利用している。
【0030】
本実施形態では、まずマスク上に形成する80mm角領域のパターンデータに対して、マスク上1mm角領域毎に区切り、各領域に対してMEF値を決定した。ここで、各々の領域でその領域内の最大のMEF値と平均のMEF値との中間値を、その領域のMEF値として決定した。そして、このMEF値から透過率補正係数を決定した。さらに、第2の実施形態と同じ要領で、各領域の透過率補正係数から前記図2に示すような透過率補正係数マップを作成した。
【0031】
次に、通常のマスク製造プロセスにより石英基板上にMoSiONによるArF用ハーフトーン(HT)パターンを形成した。このフォトマスクは、欠陥検査や欠陥修正も終えてある。そして、形成したHTパターンの寸法をSEMにより測定した。測定は80mm角のパターン内を4mmピッチで441点を測定した。この測定データから、前記図4に示すような80mm角領域のパターン寸法マップを作成した。パターン寸法マップはパターン寸法値そのものではなく、相対的な値で記述してある。
【0032】
次に、図2の透過率補正係数マップと図4のパターン寸法マップから1mm角領域の各領域に対して透過率補正値を決定した。そして本実施形態では、石英基板にイオン注入を行うことで透過率補正を行った。注入したイオン種はGaイオンで、1mm角領域毎にイオン注入量を2×1014〜2×1016[ions/cm2]の範囲で変化させ、透過率補正値マップ通りになるように透過率を下げた。なお、本発明者らの実験によれば、1015[ions/cm2]程度のGaイオンを石英基板に注入することで15%程度の透過率低下を確認している。
【0033】
次に、通常のフォトマスク製造プロセスを用いて、洗浄、ペリクル貼り付けなどを行ってフォトマスクを完成させた。そして、このフォトマスクを液浸露光装置にセットし、ハーフピッチ45nmのデバイスパターンを転写したところ、従来よりもパターン寸法の均一性が向上していることが確認できた。これにより、リソグラフィの余裕度が拡大し半導体装置製造歩留まりを大きく向上させることが可能になった。
【0034】
このように本実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果が得られるのは勿論のこと、透過率補正のためにイオン注入を用いていることから、イオン注入量で透過率の低下量を簡易に且つ制御性良く設定することができる。従って、石英基板の透過率補正を更に精度良く行うことが可能になる。また、Gaイオンは、補正した石英基板の透過率が安定である特徴を持つ。即ち、透過率補正を行ったマスクにウェハ露光装置によるArFエキシマレーザー光を照射しても透過率変化を起こすことなく、補正した透過率を半永久的に維持できる結果が得られている。さらに、イオン注入前後のマスクの平坦度変化も20nm以下と小さく、透過率補正を行うイオン種として非常に適したイオンである。
【0035】
(変形例)
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えば、MEF値の決定に際しては、各領域内の複数のパターンの平均のMEF値、最も高いMEF値、又は平均のMEF値と最も高いMEF値の間のMEF値等を適宜選択して用いることができる。さらに、MEF値を各領域内の代表パターン(寸法管理が厳しい重要なパターン)のMEF値としても良い。本発明者らの実験によれば、最大のMEF値を用いるとやや過補正気味になり、平均のMEF値を用いるとやや補正が足りない傾向があるので、平均のMEF値と最大のMEF値の間のMEF値を採用するのが良い場合があることを確認している。
【0036】
また、実施形態では遮光体パターンの例としてハーフトーンパターンを用いた例を説明したが、通常の遮光膜のみによるパターンであっても良いのは勿論のことである。さらに、透過率を下げる方法もフェムト秒レーザーやイオン注入に限るものではなく、エネルギービームの照射により石英基板の透過率を部分的に低下させる方法であればよい。また、透明基板は必ずしも石英基板に限るものではなく、露光光に対して十分透過率の高い基板であればよい。また、透明基板の透過率を低下させるために注入するイオンは必ずしもGaイオンに限るものではなく、他のイオン、例えばキセノンイオンを用いることも可能である。
【0037】
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】第1の実施形態に係わるマスク製造プロセスを示す流れ図。
【図2】透過率補正係数マップを示す図。
【図3】フォトマスクの形成からパターン転写までの工程を示す図。
【図4】パターン寸法マップを示す図。
【図5】透過率補正値マップを示す図。
【図6】第2の実施形態に係わるマスク製造プロセスを示す流れ図。
【符号の説明】
【0039】
31…石英基板(透明基板)
32…ハーフトーンパターン
33…レーザー光
34…投影レンズ
35…ウェハ
36…レジスト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明基板上に遮光体パターンが形成されたフォトマスクを用意する工程と、
前記パターンの寸法のマスク面内分布を測定することにより、パターン寸法マップを生成する工程と、
前記パターンの形成領域を複数の領域に区切り、該複数の各領域に透過率補正係数を決定し、透過率補正係数マップを生成する工程と、
前記パターン寸法マップと透過率補正係数マップから前記各領域の透過率補正値を求める工程と、
前記透過率補正値に基づいて、前記各領域に対応する透明基板の透過率を変化させる工程と、
を含むことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
【請求項2】
前記透過率補正係数マップを生成する工程において、前記フォトマスクのパターンを半導体ウェハ上に転写した際の、マスク上の寸法変動とウェハ上の寸法変動との関係を表すマスクエラー増大要因を求め、該マスクエラー増大要因を基に前記各領域の透過率補正係数を決定することを特徴とする請求項1記載のフォトマスクの製造方法。
【請求項3】
前記透明基板の透過率を変化させる工程として、レーザー光を前記透明基板に集光させて該透明基板内に異質領域を形成することを特徴とする請求項1記載のフォトマスクの製造方法。
【請求項4】
前記透明基板の透過率を変化させる工程として、イオン注入法により前記透明基板内にイオンを注入することを特徴とする請求項1記載のフォトマスクの製造方法。
【請求項5】
請求項1〜4の何れかに記載のフォトマスク製造方法により製造したフォトマスクを用い、ウェハ上に前記フォトマスクのパターンを転写することを特徴とする半導体装置の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−26822(P2008−26822A)
【公開日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−202385(P2006−202385)
【出願日】平成18年7月25日(2006.7.25)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】