説明

フォント追加制御装置およびフォント追加制御プログラム

【課題】 文書データ等の画像データを外部から入力するとき、その画像データに使用されるフォントデータが入力側で不足していても、その不足フォントデータを画像データとともに入力できるようにする。
【解決手段】 フォントデータ記憶部33は予めフォントデータを記憶する。入力ポート51は外部から画像データおよびこれに用いるフォントデータを入力する。フォントデータ追加制御部32は、入力ポート51に画像データが入力されたとき当該画像データに用いるそのフォントデータを認識し、このフォンントデータ中にフォントデータ記憶部33にない不足フォントデータがあれば、それをフォントデータ記憶部33に追加記憶制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフォント追加制御装置およびフォント追加制御プログラムに係り、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の複合機能を有する複合機(MFP)に搭載して好適するフォント追加制御装置およびフォント追加制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、この種の複合機(MFP)では、日本語以外に英語、韓国語、中国語といった複数の言語での使用が可能な機器が提供されるようになっており、例えば、以下に示すような構成が知られている。
【0003】
すなわち、図3に示すように、入力したプリンタ(画像)データに対してプリンタ制御部1において印刷フォントデータ記憶部3からのフォントデータによって印刷画像データを作成して画像制御部5に出力し、入力部7を介して外部メモリ等から入力した画像(文書)データを画像制御部5に出力し、パネル制御部9を介した表示パネル11からの指示に基づき、画像制御部5にてそれら印刷画像データ又は読込み画像データを印刷処理部13に出力制御して印刷させたり、送信制御部15に出力制御し、送信フォントデータ記憶部17からの送信フォントデータよって送信元や送信先の名称やIDを送信画像制御部19にてヘッダやフッタに付加し、外部のネットワーク(図示省略)にFAX送信するとともに、画像制御部5からの種々の表示データをパネル制御部9を介して表示パネル11に表示する構成を有していた。
【0004】
図3中の符号21は表示パネル11に表示する表示フォントデータを記憶しパネル制御部9で読み書き制御される表示フォントデータ記憶部であり、符号23は原稿データを読込んで画像データとして画像制御部5に出力するスキャナー処理部である。
【0005】
このような複合機(MFP)において、複数の言語に対応させる場合、印刷フォントデータ記憶部3、送信フォントデータ記憶部17、表示フォントデータ記憶部21に、所望の言語フォントデータを各々記憶しておかないと、印刷画像データを作成できなかったり、画像データに文字を付加したり表示パネル11で表示ができないが、複数の言語フォントデータを予め記憶して備えるにはかなりの費用が必要であるうえ、ユーザ毎に必要とする言語が異なる。
【0006】
そこで、従来の複合機(MFP)では、機器を設置する国の言語に加えて1〜2の主要な言語フォントを標準言語(例えば日本語や英数字)として表示フォント記憶部21に記憶させ、主に表示パネル11において複数言語を切換え表示可能に構成し、パネル操作における支障を少なくして対応している。
【0007】
なお、複数の言語に対応可能なこの種のものとしては、例えば特開平7−115490号公報(特許文献1)および特開平9−107453号公報(特許文献2)がある。
【特許文献1】特開平7−115490号公報
【特許文献2】特開平9−107453号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上述した複合機では、表示フォント記憶部21にオプション言語フォントデータを追加すれば表示パネル11での追加言語の表示が可能にはなるが、表示フォントデータ記憶部21に記憶されていないフォントデータを用いる文書データ例えばアドレス帳等が入力されると、依然として表示できない難点がある。
【0009】
しかも、オプション言語フォントデータを追加するには、内部記憶部のかなりの記憶容量が必要となるうえ、入力した画像データには使用しないフォントデータまで記憶されるから不経済となり易い。
【0010】
特に、複合機では、ネットワークを介したデータの送受信を行うために、複数言語に対応したアドレス帳が必要となり、一部の言語アドレスが使用できないと極めて不便である。
【0011】
また、印刷フォントデータ記憶部3および送信フォントデータ記憶部17にもフォントデータが存在しないので、入力部7から入力したアドレス帳等の表示ができないのみならず、送信画像データにフォントデータも付加できず、もし付加しようとすれば標準言語の付加のみに限定される難点がある。
【0012】
近年、上述した複合機は各国で使用されるようになるとともにネットワークを介して接続されるようになってきたため、複数言語に対応するための上述した課題の改善が強く望まれている。
【0013】
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、文書データ等の画像データを入力しても、その画像データに使用されるフォントデータが入力側で不足していても、その不足フォントデータを画像データとともに取り込み可能なフォント追加制御装置およびフォント追加制御プログラムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
そのような課題を解決するために本発明に係るフォント追加制御装置は、フォントデータを記憶したフォントデータ記憶部と、外部から画像データおよびこれに用いるフォントデータを入力する入力部と、この入力部にその画像データが入力されたとき当該画像データに用いるフォントデータを認識し、このフォントデータのうちそのフォントデータ記憶部にない不足フォントデータをそのフォントデータ記憶部に追加記憶制御するフォントデータ追加制御部とを具備するものである。
【0015】
また、本発明では、上記画像データとしてアドレス帳とすることが可能である。
【0016】
さらに、本発明では、上記フォントデータを表示態様又は画像形成態様に応じてフォーマット変換制御するフォント制御部を有する構成も可能である。
【0017】
そして、本発明に係るフォント追加制御プログラムでは、予めフォントデータの記憶されたフォントデータ記憶部にない不足フォントデータを追加制御するフォント追加制御コンピュータにおいて、入力部から画像データおよびこれに用いるフォントデータを入力する入力処理と、その画像データが入力されたとき、これに用いるフォントデータのうちフォントデータ記憶部にない不足フォントデータをそのフォントデータ記憶部に追加記憶制御するフォントデータ追加処理とを実行するものである。
【発明の効果】
【0018】
このような本発明に係るフォント追加制御装置およびフォント追加制御プログラムは、予めフォントデータをフォントデータ記憶部に記憶し、外部からその画像データとこれに用いるフォントデータを入力部から入力し、その入力部にその画像データが入力されたとき、フォントデータ追加制御部にて当該画像データに用いるそれらフォントデータを認識し、これらフォントデータのうちフォントデータ記憶部にない不足フォントデータをそのフォントデータ記憶部に追加記憶制御するから、入力した文書データ等の画像データについて、これに使用されるフォントデータが入力側で不足していてもそれを画像データとともに入力可能となり、画像データの表示等が可能となる。
【0019】
また、上記画像データとしてアドレス帳とする構成では、画像データ量が少なく、フォントデータ記憶部にない不足フォントデータも少ないので、必要な記憶容量が小さくて済み、動作も速い利点がある。
【0020】
さらに、上記フォントデータを表示態様又は画像形成態様に応じてフォーマット変換制御するフォント制御部を有する構成では、上記フォントデータを表示させたり画像データに付加せたり、共通のフォントデータを態様に応じて種々に使用することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0022】
図1は本発明に係るフォント追加制御装置の実施の形態を複合機とともに示すブロック図である。
【0023】
図1において、本発明のフォント追加制御装置を搭載した複合機(画像形成装置)は、概略的に画像制御部30を中心にして第1の入力部40、第2の入力部50、第3の入力部60、表示部70、第1の出力部80および第2の出力部90を有している。
【0024】
画像制御部30は、フォント制御部31、フォントデータ追加制御部32およびフォントデータ記憶部33を有して形成されており、詳細な機能は後述する。
【0025】
第1の入力部40はプリンタ制御部41を有しており、図示しないコンピュータからプリンタ(画像)データをプリンタ制御部41に入力し、このプリンタ制御部41においてフォント制御部31を介して得た後述するフォントデータによって印刷画像データを作成し、画像制御部30に出力する機能を有する。
【0026】
第2の入力部50は、画像制御部30の制御の下、図示しないUSBメモリ等の外部記憶媒体からの例えばアドレス帳等の画像(文書)データとともにこれに用いるフォントデータを入力して画像制御部30に出力する入力ポート51を有している。
【0027】
すなわち、USBメモリには、画像データとこれを形成する文字等に対応するフォントデータが格納されている。
【0028】
第3の入力部60は従来公知のスキャナー処理部61を有し、原稿データを読み取って電子的な画像データに変換して画像制御部30に出力する従来公知の機能を有している。
【0029】
表示部70は、パネル表示機能およびタッチ式入力機能を有する従来公知の表示パネル71と、この表示パネル71に表示する言語毎の複数のキーボード配列データを記憶するキーボードデータ記憶部72と、そのキーボード配列データに基づき表示キーボード画像を作成して表示パネル71に表示制御するパネル制御部73とを有して形成されている。
【0030】
キーボードデータ記憶部72には、予め日本語等の標準言語のキーボード配列データとこのキー位置に用いるキーフォントデータが記憶されている。
【0031】
パネル制御部73は、操作者のタッチ入力により、表示パネル71から入力指示された指示情報を画像制御部30に出力する機能も有している。
【0032】
第1の出力部80は、画像制御部30から出力された第1〜第3の入力部40、50、60からの画像データを用紙に印刷して出力する従来公知の印刷エンジン等である。
【0033】
第2の出力部90は、フォント入り画像データを所定の送信用信号に変換するとともに所定のプロトコルで外部のネットワーク(図示省略)に、例えばFAX送信する送信制御部91であり、フォント制御部31から出力された送信フォントデータを、送信画像データのヘッダやフッタに送信元や送信先の名称やIDとして付加する送信画像制御部92を有している。
【0034】
画像制御部30は、上述したフォント制御部31、フォントデータ追加制御部32およびフォントデータ記憶部33において、言語フォントデータを読み書き可能に記憶したり読出し制御する他、入力ポート51から画像データを入力制御するとき、当該画像データの表示その他に用いるための文字等に対応するフォントデータを認識してフォントデータ記憶部33を検索し、フォントデータ記憶部33にない不足フォントデータがあればそれのみを当該文字等に関連付けてフォントデータ記憶部33に追加記憶制御する機能を有している。
【0035】
画像制御部30は、動作状態や種々の選択指示内容を表示する表示データを作成してパネル制御部73に出力し、表示パネル71からの指示に基づき、プリンタ制御部41、スキャナー処理部61又は入力ポート51からの画像データを印刷画像データとして印刷処理部81に出力したり、送信画像データとして送信制御部91に出力する機能の他、後述する機能を有している。
【0036】
画像制御部30のフォントデータ追加制御部32およびフォントデータ記憶部33は、図2に示すような構成を有している。
【0037】
フォントデータ追加制御部32は、フォント制御部31に接続された文字処理部321と、この文字処理部321に接続された文字作成処理部322および文字キャッシュ制御部323とを有する一方、フォント制御部31に接続された外部フォント制御部324と、この外部フォント制御部324に接続された外部フォント登録処理部325とを有し、フォントデータ記憶部33に対してフォントデータを読書き制御する機能を有している。
【0038】
フォントデータ追加制御部32は、入力ポート51から画像データが入力されたとき、当該画像データに用いるフォントデータについてフォントデータ記憶部33内を検索し、不足フォントデータがあればこれのみをフォントデータ記憶部33に追加記憶制御するもので、上述した画像制御部30の主要な機能を有している。
【0039】
フォントデータ記憶部33は、文字作成処理部322に接続された内部フォントデータ記憶部331、外部フォントデータ記憶部332およびキャッシュデータ記憶部333を有しており、外部フォントデータ記憶部332は外部フォント登録処理部325に、キャッシュデータ記憶部333は文字キャッシュ制御部323にも各々接続されており、文字や記号等の符号に対応したフォントデータをその文字等に関連付けて読み書き可能に記憶するものである。
【0040】
内部フォントデータ記憶部331には日本語等が標準言語フォントデータとして予め記憶されており、フォントデータ追加制御部32は、外部フォントデータ記憶部332に対して複数種類の言語フォントデータを当該言語毎に管理して記憶制御している。
【0041】
そのため、フォント制御部31は、画像データに用いるフォントデータについて、入力側である画像制御部30すなわち内部および外部フォントデータ記憶部331、332内に不足フォントデータがあれば、フォントデータ追加制御部32を介し、上述したように不足フォントデータのみを外部フォントデータ記憶部332に追加記憶させるようになっている。
【0042】
そして、フォント制御部31からの指示に基づき、文字コードに対応するフォントデータを取得する場合には、文字処理部321が、文字作成処理部322を介して文字コードに対応するフォントデータを内部又は外部フォントデータ記憶部331、332から読み出してフォント制御部31に出力する一方、一度読み出したフォントデータを文字キャッシュ制御部323を介してフォントキャッシュデータ記憶部333に記憶するとともに、フォント制御部31からの再読み出し指示に基づき、文字キャシュ制御部323を介して文字コードに対応するフォントデータを読み出してフォント制御部31に出力するようになっている。
【0043】
フォント制御部31は、取得した当該フォントデータを、表示パネル11にて表示する表示態様に応じてフォーマット変換してパネル制御部73に出力制御する一方、印刷画像データの画像形成態様に応じてフォーマット変換してプリンタ制御部41に出力制御するとともに、アドレス帳その他文書データとしての送信画像データにおけるヘッダーやフッターへの付加態様に応じてフォーマット変換して送信画像制御部91に出力制御する機能を有している。
【0044】
すなわち、フォント制御部31は、取得した当該フォントデータから表示態様や、印刷画像データ又は送信画像データ等の画像データに用いる態様に応じて各々変換制御する機能も有している。
【0045】
次に、上述したフォント追加制御装置の動作を簡単に説明する。
【0046】
まず、言語フォントデータの追加登録動作を説明する。
【0047】
例えば、第2の入力部50の入力ポート51に、画像(文書)データおよびこれに用いる言語フォントデータを格納したうUSBメモリ等の外部記憶媒体が接続されると、表示パネル71からの指示に基づく画像制御部30の制御の下、それら画像データやフォントデータが画像制御部30に入力される。
【0048】
画像制御部30では、フォント制御部31がフォントデータを認識して、文字処理部321および文字作成処理部322を介して内部および外部フォントデータ記憶部331、332内に対して不足フォントデータの有無を検索し、不足フォントデータがあると、外部フォント制御部324および外部フォント登録処理部325を介して不足フォントデータのみを文字コードに関連付けて外部フォントデータ記憶部332に追加記憶する。
【0049】
そして、入力された画像データを例えば表示パネル71に表示する場合、表示パネル71における選択指示に基づき、パネル制御部73がキーボードデータ記憶部72から所望のキーボード配列データ等を読み出し表示する一方、フォント制御部31が、文字処理部321、文字作成処理部322を介した文字コードに対応するフォントデータを外部フォントデータ記憶部332、又は文字キャッシュ制御部323を介したキャッシュデータ記憶部333から取得し、画像データの表示態様にフォーマット変換してパネル制御部73に出力し、追加フォントデータを含めて画像表示される。
【0050】
ところで、フォントデータを用いてプリンタデータから印刷画像データを形成する場合には、フォント制御部31がプリンタ制御部41からの指示に基づき、文字処理部321、文字作成処理部322を介して対応するフォントデータを内部や外部フォントデータ記憶部331、332、又は文字キャッシュ制御部323を介したキャッシュデータ記憶部333から取得し、印刷画像データの形成態様に応じてフォーマット変換し、変換フォントデータをプリンタ制御部41に出力する。
【0051】
プリンタ制御部41では、変換フォントデータを用いて印刷画像データを形成して画像制御部30へ出力する。送信画像データに付加するフォントデータについても同様である。
【0052】
このように構成された本発明のフォント追加制御装置では、予めフォントデータを記憶したフォントデータ記憶部33と、外部から画像データおよびこれに用いるフォントデータを入力する入力ポート(入力部)51と、この入力ポート(入力部)51にその画像データが入力されたとき当該画像データに用いるフォントデータを認識し、この認識フォントデータのうちフォントデータ記憶部33にない不足フォントデータのみをフォントデータ記憶部33に追加記憶制御するフォントデータ追加制御部32とを具備するから、入力した文書データ等の画像データについて、入力側においてこれに使用されるフォントデータが不足していても、その不足フォントを画像データとともに取り込んで使用可能となり、入力画像データの表示や印刷等に支障が生じない。
【0053】
また、上記画像データがアドレス帳であれば、画像データ量が少なく、フォントデータ記憶部33にない不足フォントデータも極めて少ないし、既に入力側に保存されたフォントデータを取込まないので、追加に必要な記憶容量が小さくて済み、動作も遅くならない利点がある。
【0054】
さらに、上記フォントデータを表示態様又は画像形成態様に応じてフォーマット変換制御するフォント制御部31を有するから、文字フォントデータの追加変更が簡単になるうえ、文字フォントデータを追加変更してもその文字フォントデータを用いて、表示データ、印刷画像データや送信画像データを簡単に作成することが可能である。
【0055】
そして、フォントデータ追加制御部32が、複数種類の言語フォントデータを当該言語毎に管理して記憶制御するから、複数の言語フォントデータの追加変更が簡単になるうえ、変更した言語フォントデータによって印刷画像データや送信画像データを簡単に作成することが可能となる利点があり、複数国における使用を促進できる。
【0056】
また、本発明では、入力部として第2の入力部50の入力ポート51を用いたが、第1、第3の入力部40、60を入力部とする構成も可能である。
【0057】
なお、本発明に係るフォント追加制御装置では、文字フォントデータに限らず、文字、記号その他符号についてのフォントデータにおいて実施可能である。
【0058】
そして、本発明に係る追加制御プログラムにつき言及すれば、フォントデータ追加制御部32およびフォントデータ記憶部33を有するフォント追加制御コンピュータにおいて、入力部から画像データとこれに用いるフォントデータを入力する入力処理と、その画像データが入力されたとき、これに用いるそれらフォントデータのうちフォントデータ記憶部にない不足フォントデータをそのフォントデータ記憶部に追加記憶制御するフォントデータ追加処理とを実行するものである。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明に係るフォント追加制御装置の実施の一形態を複合機とともに示すブロック図である。
【図2】図1中のフォントデータ追加制御部の構成例を示すブロック図である。
【図3】従来の複合機の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0060】
1 プリンタ制御部
3 印刷フォントデータ記憶部
5 画像制御部
7 入力部
9 パネル制御部
11 表示パネル
13 印刷処理部
15 送信制御部
17 送信フォントデータ記憶部
19 送信制御部
21 表示フォントデータ記憶部
23 スキャナー処理部
30 画像制御部
31 フォント制御部
32 フォントデータ追加制御部
321 文字処理部
322 文字作成処理部
323 文字キャッシュ制御部
324 外部フォント制御部
325 外部フォント登録処理部
33 フォントデータ記憶部
331 内部フォントデータ記憶部
332 外部フォントデータ記憶部
333 キャッシュデータ記憶部
40 第1の入力部
41 プリンタ制御部
50 第2の入力部
51 入力ポート
60 第3の入力部
61 スキャナー処理部
70 表示部
71 表示パネル
72 キーボードデータ記憶部
73 パネル制御部
80 第1の出力部
81 印刷処理部
90 第2の出力部
91 送信制御部
92 送信画像制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フォントデータを記憶したフォントデータ記憶部と、
外部から画像データおよびこれに用いるフォントデータを入力する入力部と、
この入力部に前記画像データが入力されたとき当該画像データに用いる前記フォントデータを認識し、このフォントデータのうち前記フォントデータ記憶部にない不足フォントデータを前記フォントデータ記憶部に追加記憶制御するフォントデータ追加制御部と、
を具備することを特徴とするフォント追加制御装置。
【請求項2】
前記画像データはアドレス帳である請求項1記載のフォント追加制御装置。
【請求項3】
前記フォントデータを表示態様又は画像形成態様に応じてフォーマット変換制御するフォント制御部を有する請求項1又は2記載のフォント追加制御装置。
【請求項4】
予めフォントデータの記憶されたフォントデータ記憶部にない不足フォントデータを追加制御するフォント追加制御コンピュータにおいて、
入力部から画像データおよびこれに用いるフォントデータを入力する入力処理と、
前記画像データが入力されたとき、これに用いる前記フォントデータのうち前記フォントデータ記憶部にない前記不足フォントデータを前記フォントデータ記憶部に追加記憶制御するフォントデータ追加処理と、
を実行するフォント追加制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−265086(P2007−265086A)
【公開日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−90073(P2006−90073)
【出願日】平成18年3月29日(2006.3.29)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】