説明

フレーム補間回路、フレーム補間方法、表示装置

【課題】画面隅等に示される放送局のロゴマーク等の静止画も安定して表示するフレーム補間処理装置及びフレーム補間処理方法を提供する。
【解決手段】入力画像信号(I)から第1のフレーム画像(F1)と第2のフレーム画像(F2)を検出し両者を比較して、フレーム中に複数の動きベクトルを検出する検出部(21,22)と、フレーム中の所定領域(ALU1〜ALU3)内の検出した動きベクトルの値を、所定値以内の値に制限する制限部(13)と、検出部からの複数の動きベクトル及び制限部からの値を制限された動きベクトルと、第1のフレーム画像及び第2のフレーム画像に基づいて、補間フレーム(F3)を生成して出力する補間フレーム生成部(14)をもつフレーム補間回路。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、動きベクトルを検出し利用するフレーム補間回路及びフレーム補間方法とこれを用いた表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、デジタル映像技術の発達に伴って、映像の高画質化、高品質化への要請が高まっている。これに応じて、映像の各フレーム画像に対する補間画像を生成し付加することで、映像の動きをより滑らかに自然に表現するフレーム補間処理が知られている。
【0003】
このようなフレーム補間処理では、画像のブロック動きベクトルを検出し、この動きベクトルの動き程度に応じて動き補償を行い、補間画像を生成している。
【0004】
特許文献1には、ブロック内に動部分と静止部分が混在している場合に、動部分のみを用いたマッチング法により動き補償を行い、静止部分は動き補償に際して用いない技術が開示されている。
【特許文献1】特開平02−44883号公報。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の従来技術では、テレビ放送の画面中にブレンド処理されて通常の映像上に乗せられている放送局のロゴマーク等の静止画は、背景の映像との輝度成分や色成分の差が小さい。従って、ブロックマッチングを行う際のブロックサイズと比較して小さい静止オブジェクトを含むブロックにおいて、背景の映像の動いている場合、背景の動きにひきずられて動いていると判断され、補間画像に破綻が生じる場合があるという問題がある。
【0006】
本発明は、画面隅等に示される放送局のロゴマーク等の静止画も安定して表示するフレーム補間処理装置、フレーム補間処理方法、表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
課題を解決するための一実施形態は、
入力画像信号(I)から第1のフレーム画像(F1)と第2のフレーム画像(F2)を検出し両者を比較して、前記フレーム中に複数の動きベクトルを検出する検出部(21,22)と、
前記フレーム中の所定領域(ALU1〜ALU3)内の前記検出した動きベクトルの値を、所定値以内の値に制限する制限部(13)と、
前記検出部からの前記複数の動きベクトル及び前記制限部からの前記値を制限された動きベクトルと、前記第1のフレーム画像及び前記第2のフレーム画像に基づいて、補間フレーム(F3)を生成して出力する補間フレーム生成部(14)と、
を具備することを特徴とするフレーム補間回路である。
【発明の効果】
【0008】
画面隅等に示される放送局のロゴマーク等の静止画も安定して表示するフレーム補間処理装置及びフレーム補間処理方法を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路の構成の一例を示すブロック図である。図2は、本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路が扱う前フレームと後フレームの一例を示す説明図である。図3は、本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路が扱う誤補間によるゴーストを含む動きベクトルを伴うフレームの一例を示す説明図である。
【0011】
図4は、本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路による左上隅がクリップされた動きベクトルを伴うフレームの一例を示す説明図である。図5は、本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路による四隅がクリップされた動きベクトルを伴うフレームの一例を示す説明図である。図6は、本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路による右辺領域及び左辺領域がクリップされた動きベクトルを伴うフレームの一例を示す説明図である。図7は、本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路を含む表示装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0012】
<本発明の一実施形態であるフレーム補間回路>
(構成と基本動作)
初めに、本発明の一実施形態であるフレーム補間回路の一例を図1を用いて説明する。フレーム補間回路1は、図1において、例えば、RGB規格又はYCBCr規格等である一例として60フレーム/秒の入力画像信号Iを受け一例として120フレーム/秒の出力画像信号Iを出力するフレームメモリ11と、フレームメモリ11に格納された過去フレーム(F1)と現在フレーム(F2)との画素値を比較しシンメトリックサーチやブロックマッチング等を用いて動きベクトルを生成する動きベクトル検出部12とを有する。更に、フレーム補間回路1は、後述するベクトル値制限処理を行なう画面内領域判定・ベクトル値制限回路13と、動きベクトル検出部12からの過去フレーム(F1)と現在フレーム(F2)と動きベクトル検出部12が生成した動きベクトルとに基づいて補間フレーム(F3)を生成する補間フレーム生成部14を有している。
【0013】
このようなフレーム補間回路1の基本動作を以下に詳細に説明する。
動きベクトル検出部12の働きによって、図2に示すように、入力画像信号(I)から過去フレーム画像(F1)と現在フレーム画像(F2)とに基づいて動きベクトルを検出する。画面内領域判定・ベクトル値制限回路13は、この動きベクトルについて、後述する所定領域のベクトルの値だけを所定値以内とすべく制限する。
【0014】
そして、補間フレーム生成部14は、画面内領域判定・ベクトル値制限回路13から部分的にベクトル値が制限された複数の動きベクトルを受け、入力画像信号(I)からの過去フレーム画像(F1)と現在フレーム画像(F2)とに基づいて、補間画像(F3)を生成してフレームメモリ部11に出力する。そして、フレームメモリ部11では、過去フレーム画像(F1)、補間画像(F3)、現在フレーム画像(F2)の順に後段に出力する。
【0015】
次に、画面上に現れるロゴマーク等の不具合とこれを解決するベクトル値制限回路の動作について、図面を用いて詳細に説明する。
【0016】
(ベクトル値制限回路13の動作)
・ロゴマーク等の表示不具合
上述した動きベクトル検出部12において、ブロックマッチングを用いた動きベクトルの検出方法としては、補間フレーム画像の挿入位置を中心して、それを挟む前後2枚のフレーム上で所定形状のブロックを点対象に平行移動させ対応する位置の画素どうしの画素値の差分値をブロック内の画素全てについて計算しこれを累積した値(SAD:Sum of Absolute Difference)を求め、このSAD値が最小となる方向を該ブロックの動きベクトルとする方法等が用いられる。
【0017】
このようなブロック全体としての類似性を調べて動きベクトルを推定するブロックマッチング手法においては、ブレンド処理されて通常の映像上に乗せられている図3に示すような放送局のロゴマーク『ABC』等は、背景の映像との輝度成分や色成分の差が小さい。従って、ブロックマッチングを行う際のブロックサイズと比較して小さい静止オブジェクトを含むブロックでは、背景の映像が動いている場合、背景の動きにひきずられて動いていると判断され、図3に示すようにゴーストが生じるなど、補間画像に表示不具合が生じる場合がある。
【0018】
・クリップ処理(制限処理)の具体例
このようなロゴマーク等の静止画の表示不具合の対策として、特定領域について、ベクトル値をクリップ(一定値以内に適宜制限して固定)し、映像に動きないものとして処理する方法が好適である。
【0019】
すなわち、放送局のロゴマーク等は、映像の邪魔にならないように画面の四隅に乗せられていることがほとんどである。ここで、通常の映像においては視聴者の注目する映像は画面中央に存在しており、視聴者が画面の周縁部分を注視することは稀である。補間フレーム作成の主目的は動画ボケの改善にあるが、上述の点を考慮すると、視聴者の体感する動画ボケの改善効果は画面中央では大きいが、画面周縁部では小さいと考えられる。しかしまた一方で、動画のボケ感に対しては画面周縁部における感度は高くないが、誤補間された映像に対しては画面周縁部においてもある程度の感度を有しており、映像の破綻として認知される。
【0020】
本発明の一実施形態である制限処理は、以上の点を考慮してなされたものであり、動きベクトル検出を行う補間フレーム作成方法において、1画面内の特定領域では検出したベクトル値を所定値にクリップ(所定値以内の値となるように必要に応じて制限)したベクトルを用いて補間フレームを作成する。これにより、動画ボケの改善効果を維持しながら、放送局のロゴマーク等が誤補間されることによる映像の破綻を低減する。
【0021】
以下、具体的な数値を示して説明する。
前後フレーム間上での動き量として水平方向に20画素、垂直方向に8画素までの動きを、ブロックマッチングによって検出するとする。また、ここで、入力された映像全体が水平右方向に16画素/フレーム、垂直上方向に6画素/フレームで動いており、画面の左上隅に静止した半透明状の放送局ロゴマークが前記映像上に乗っているとする。以下では、検出する動きベクトルは前フレームから補間フレームないし、補間フレームから後フレームへの遷移時間内での物体の移動量として表現するものとする。
【0022】
このような映像が入力された場合、ブロックマッチング処理によって、ロゴマークの乗っていない領域では、ほぼ水平方向に8画素、垂直方向に3画素の動きベクトルが検出される。ロゴマークの乗っている領域では、背景の映像の輝度・色成分と、ロゴマークの輝度成分・色成分とに依存して結果は変化するが、ロゴマークの乗っていない領域と同様に、水平方向に8画素、垂直方向に3画素の動きベクトルが検出された場合を例としてこの実施形態を説明する。
【0023】
クリップ処理(所定値以内の値となるように必要に応じて制限)がなされない補間フレーム作成方法では、ブロックマッチングによって検出された動きベクトルをそのまま使用して、補間フレームの作成を行う。従って、上述したように、図3に示すような本来のロゴの斜め上、斜め下等にゴースト状に誤補間されたものが生じる場合があり、このようなゴースト状のノイズが補間フレーム上に生成されると、映像の破綻として目立つ。
【0024】
これを解決するべく、ベクトル値のクリップ処理(所定値以内の値となるように必要に応じて制限)では、図4に示すように画面の左上の角領域ALU1、ALU2、ALU3で、ブロックマッチングによって検出した動きベクトルをクリップしたものを用いて補間クレームを生成する。
【0025】
これにより、ロゴの周辺に発生するゴースト状のノイズは低減されることになる。一方で、背景の実際に動いている映像に対しては、動きの補正にずれが発生することになるので、クリップ処理(制限処理)を行うことによって通常処理に比べるとボケ感が生じるが、前述のようにこのボケ感の増大による影響は総合的に判断すると小さいと言える。
【0026】
ここで、動きベクトルのクリップ量を急激に変化させると、その境界部において不自然に見えるため、図4に示すように、徐々にクリップ量を変化させる領域ALU1、ALU2、ALU3を設けることにより、そのような不具合の発生を抑止することができる。
【0027】
この実施形態の場合、具体的には例えば、画面左上の一番隅の領域ALU1では検出した動きベクトルを水平方向に2画素、垂直方向に1画素でクリップ、その1つ周辺の領域ALU2では水平方向に4画素、垂直方向に2画素でクリップ、さらにその1つ周辺の領域ALU3では水平方向に6画素、垂直方向には3画素でクリップを行い、それ以外の領域では動きベクトル検出部で検出した動きベクトルをそのまま用いるようにする。
【0028】
このようにすることで、動画ボケの改善効果を維持しながら、放送局のロゴマーク等が誤補間されることによる映像の破綻を低減することができる。
【0029】
なお、動きベクトルのクリップ値の変化のさせ方は、本例に限定されるものではなく、0.5画素精度等の画素精度以下の動きも含めて、さらに細かなステップで変化をさせることも可能である。
【0030】
このようなベクトル値のクリップ処理(削除処理)により、放送局のロゴマーク等を含んでいる映像に対して、動きベクトルの誤検出による破綻を低減することが可能となる。
【0031】
(他の実施形態)
上述したベクトル値制限回路13のクリップ処理(削除処理)の他の実施形態として、図5に示すようにフレームの四隅を特定領域とした場合、図6に示すようにフレームの左辺又は右辺を特定領域とした場合が好適である。
【0032】
すなわち、図5に示すようにフレームの四隅、具体的には、左上隅の特定領域ALU1、ALU2、ALU3、左下隅の特定領域ALD1、ALD2、ALD3、右上隅の特定領域ARU1、ARU2、ARU3、右下隅の特定領域ARD1、ARD2、ARD3をクリップ値を段階的に大きくしてそれぞれ設けている。これにより、ロゴマークがどの片隅に表示されても保護が可能となる。
【0033】
又、図6に示すようにフレームの左辺と右辺、具体的には、左辺の特定領域AL1、AL2、AL3、右辺の特定領域AR1、AR2、AR3をクリップ値を段階的に大きくしてそれぞれ設けている。これにより、ロゴマークが左辺、右辺のどちらに表示されても保護が可能となる。
【0034】
<本発明の一実施形態であるフレーム補間回路を用いたパネル表示装置>
次に、上述したフレーム補間回路を用いたパネル表示装置の一例を図10を用いて詳細に説明する。
【0035】
フレーム補間回路1を用いたパネル表示装置30は、一例として、放送信号を映像信号として出力するチューナ部31と、映像信号のスケーリング処理を行なうスケーラ32と、映像信号のIP変換を行なうIP変換部33と、カラーマネジメント、エンハンサ、補正回路等を含む処理部34と、上述したフレーム補間回路1と、このフレーム補間回路1の出力を受ける液晶表示部やFPD(Flat Panel Display)等のパネル部15を有している。
【0036】
このような構成をもつパネル表示装置30は、上述したようにフレーム補間回路1により、四隅等の特定の領域につきベクトル値のクリップ処理(制限処理)を行なうことで、ロゴマーク等の静止画像を破綻することなく表示することができ、映像の破綻のない補間フレームを用いて滑らかで自然な映像を表示することが可能となる。
【0037】
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路の構成の一例を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路が扱う前フレームと後フレームの一例を示す説明図。
【図3】本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路が扱う誤補間によるゴーストを含む動きベクトルを伴うフレームの一例を示す説明図。
【図4】本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路による左上隅がクリップされた動きベクトルを伴うフレームの一例を示す説明図。
【図5】本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路による四隅がクリップされた動きベクトルを伴うフレームの一例を示す説明図。
【図6】本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路による左辺領域及び右辺領域がクリップされた動きベクトルを伴うフレームの一例を示す説明図。
【図7】本発明の一実施形態に係るフレーム補間回路を含む表示装置の構成の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
【0039】
1…フレーム補間回路、11…フレームメモリ、12…動きベクトル検出部、13…画面内領域判定・ベクトルクリップ回路(ベクトル値制限部)、14…補間画像作成部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力画像信号から第1のフレーム画像と第2のフレーム画像を検出し両者を比較して、前記フレーム中に複数の動きベクトルを検出する検出部と、
前記フレーム中の所定領域内の前記検出した動きベクトルの値を、所定値以内の値に制限する制限部と、
前記検出部からの前記複数の動きベクトル及び前記制限部からの前記値を制限された動きベクトルと、前記第1のフレーム画像及び前記第2のフレーム画像に基づいて、補間フレームを生成して出力する補間フレーム生成部と、
を具備することを特徴とするフレーム補間回路。
【請求項2】
前記制限部は、前記所定値が段階的に変化する複数の前記所定領域を有することを特徴とする請求項1記載のフレーム補間回路。
【請求項3】
前記制限部は、前記所定領域を前記フレームの四隅にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1記載のフレーム補間回路。
【請求項4】
前記制限部は、前記所定領域を前記フレームの左辺及び右辺にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1記載のフレーム補間回路。
【請求項5】
入力画像信号から第1のフレーム画像と第2のフレーム画像を検出し両者を比較して、前記フレーム中に複数の動きベクトルを検出し、
前記フレーム中の所定領域内の前記検出した動きベクトルの値を、所定値以内の値に制限し、
前記複数の動きベクトル及び前記値を制限された動きベクトルと、前記第1のフレーム画像及び前記第2のフレーム画像に基づいて、補間フレームを生成して出力することを特徴とするフレーム補間方法。
【請求項6】
前記所定値が段階的に変化する複数の前記所定領域を更に有することを特徴とする請求項5記載のフレーム補間方法。
【請求項7】
前記所定領域を前記フレームの四隅にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項5記載のフレーム補間方法。
【請求項8】
前記所定領域を前記フレームの左辺及び右辺にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項5記載のフレーム補間方法。
【請求項9】
入力画像信号から第1のフレーム画像と第2のフレーム画像を検出し両者を比較して、前記フレーム中に複数の動きベクトルを検出する検出部と、
前記フレーム中の所定領域内の前記検出した動きベクトルの値を、所定値以内の値に制限する制限部と、
前記検出部からの前記複数の動きベクトル及び前記制限部からの前記値を制限された動きベクトルと、前記第1のフレーム画像及び前記第2のフレーム画像に基づいて、補間フレームを生成して出力する補間フレーム生成部と、
前記第1及び第2のフレーム画像及び前記補間画像を画面に表示するパネル部を具備することを特徴とする表示装置。
【請求項10】
前記制限部は、前記所定値が段階的に変化する複数の前記所定領域を有することを特徴とする請求項9記載の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−67194(P2008−67194A)
【公開日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−244461(P2006−244461)
【出願日】平成18年9月8日(2006.9.8)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】