説明

プリント配線基板

【課題】端子のサイズと形状が異なる2種類の表面実装素子を選択的に実装する際に所定の実装位置からずれないようにすることが可能なフットプリントを備えたプリント配線基板を提供する。
【解決手段】フットプリントF1,F2は、互いに端子の形状とサイズとが異なる2012チップセラミックコンデンサとφ4mmチップ電解コンデンサのいずれかを選択的に実装可能であり、2012チップセラミックコンデンサの端子を実装する部位の外形に合わせて形成された第1のレジスト部R1と、φ4mmチップ電解コンデンサの端子を実装する部位の外形に合わせて形成された第2のレジスト部R2と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリント配線基板に関し、特に、面実装素子の端子を半田付けするためのフットプリントを備えたプリント配線基板に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、1608型チップ部品のフットプリントと2125型チップ部品のフットプリントの共通部分を求め、共通部分(内側部分)とその外側部分との間に、はんだ付け作業に影響を及ぼさない程度の幅を有する非導電部分を設け、さらに共通部分と外側部分と導通させる導電部分を設けたプリント配線基板が開示されている。特許文献1に開示されたプリント配線基板のフットプリントには、1608型チップ部品と2125型チップ部品を自由に選択実装できるようになる。
特許文献2には、方形な立体形状をなすチップ型の形状寸法の異なる各種チップ形状に共通の一対の実装用パターンが開示されている。
特許文献3には、フットプリントの中央部に両側に半田印刷のないスリット部分を設けて、中央部に狭い帯状の半田印刷を形成し、半田量の過多や半田ペーストの潰れが出来にくく、またチップ部品等の表面実装部品の一側がパターン面から浮き上がりにくい構造について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9−83116号公報
【特許文献2】特開2002−290020号公報
【特許文献3】実開平5−15471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1,2に開示された技術は、形状が同一でサイズが異なる部品を1つのフットプリントに対して実装可能にする技術であるが、形状もサイズも異なる素子を1つのフットプリントに対して取付けるための技術ではなかった。また、特許文献3に開示された技術は、複数の素子を1つのフットプリントに実装するための技術ではない。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、端子のサイズと形状が異なる2種類の表面実装素子を選択的に実装する際に所定の実装位置からずれないようにすることが可能なフットプリントを備えたプリント配線基板の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のプリント配線基板は、面実装素子の端子を半田付けするためのフットプリントを備えたプリント配線基板において、上記フットプリントは、互いに端子の形状とサイズとが異なる第1の面実装素子と第2の面実装素子のいずれかを選択的に実装可能であり、上記第1の面実装素子の端子を実装する部位の外形に合わせて形成された第1のスリットと、上記第2の面実装素子の端子を実装する部位の外形に合わせて形成された第2のスリットと、を備える構成としてある。
【0007】
上記構成において、プリント配線基板には、第1の面実装素子と第2の面実装素子とを選択的に実装可能なフットプリントが形成されており、このフットプリントには第1のスリットと第2のスリットが形成されている。第1のスリットは、第1の面実装素子をフットプリントの所定の位置に配置したときに、その外形に沿う部位の少なくとも一部に形成される。また、第2のスリットは、第2の面実装素子をフットプリントの所定の位置に配置したときに、その外形に沿う少なくとも一部に形成される。このように各素子の外形に沿う部位にスリットを形成することにより、互いに端子の形状とサイズが異なる面実装素子を選択的に実装可能なフットプリントに各面実装素子をリフロー炉で実装する際に、スリットの形成された方向へのずれを防止することができる。
【0008】
上述した第1のスリットや第2のスリットは、レジストで構成することができる。物理的なスリットは、溶融半田が溜まったり漏れたりするという意味でスリット部分から溶融半田を除くことができるが、このような物理的なスリットのみならず、レジストであっても同様の効果を得ることができる。すなわち、銅箔の形成されない銅箔のスリットともいえるレジストは、溶融半田をはじくことにより、スリット部分から溶融半田を除くことができる。よって、レジストの形成された位置への面実装素子の移動を規制することができる。
【0009】
また、上述した第1のスリットは上記第2の面実装素子を実装する部位と重複しないように形成されることが好ましい。このように、第2の面実装素子を実装する部位にスリットが形成されないようにすることにより、実装時の第2の面実装素子の落下を防止できる。
【0010】
また、上述した第2のスリットは上記第1の面実装素子を実装する部位と重複しないように形成されることが好ましい。このように、第1の面実装素子を実装する部位にスリットが形成されないようにすることにより、実装時の第1の面実装素子の落下を防止できる。
【0011】
なお、上述したプリント配線基板は、他の機器に組み込まれた状態で実施されたりする等の各種の態様を含む。また、本発明は上記プリント配線基板を備えるテレビジョン、上述したプリント配線基板に各面実装素子を実装する実装方法等としても実現可能である。
【発明の効果】
【0012】
以上説明したように本発明によれば、互いに端子の形状とサイズが異なる面実装素子を選択的に実装可能なフットプリントに各面実装素子をリフロー炉で実装する際に、スリットの形成された方向へのずれを防止することが可能なプリント配線基板を提供することができる。
また請求項2にかかる発明によれば、レジストの形成された位置への面実装素子の移動を規制することができる。
そして請求項3にかかる発明によれば、第2の面実装素子を実装する部位にスリットが形成されないようにすることにより、実装時の第2の面実装素子の落下を防止できる。
さらに請求項4にかかる発明によれば、第1の面実装素子を実装する部位にスリットが形成されないようにすることにより、実装時の第1の面実装素子の落下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】プリント配線基板の概略構成を示す斜視図である。
【図2】プリント配線基板の実装面を正面から見た平面図である。
【図3】φ4mmチップ電解コンデンサと2012チップセラミックコンデンサとを比較した図である。
【図4】フットプリントに、チップセラコンを実装したときの本体と端子の位置を示した図である。
【図5】フットプリントにチップ電界を実装したときの本体と端子の位置を示した図である。
【図6】プリント配線基板にチップセラコンを選択的に実装する実装作業の流れを示す説明図である。
【図7】プリント配線基板にチップ電界を選択的に実装する実装作業の流れを示す説明図である。
【図8】メタルマスクをプリント配線基板上に配置したときの実装面を正面から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、下記の順序に従って本発明の実施例を説明する。
(1)本実施例の構成:
(2)面実装素子の実装作業:
(3)まとめ:
【0015】
(1)本実施例の構成:
図1は、本実施例にかかるプリント配線基板の概略構成を示す斜視図である。同図において、プリント配線基板Pは、一組のフットプリントF1,F2を備えており、これらのフットプリントF1,F2に対して2種類の面実装素子を選択的に実装できるようになっている。なお、本実施例では、プリント配線基板Pの1組のフットプリントF1,F2に対して選択的に実装する2種類の面実装素子として、チップセラミックコンデンサとチップ電解コンデンサとを例にとって説明するが、むろん、他の面実装素子の組合せであっても構わない。
【0016】
図2は、本実施例にかかるプリント配線基板Pの実装面を正面から見た平面図である。同図に示すように、プリント配線基板Pに形成される一組のフットプリントF1,F2は、約1.0mmのパターン間隔D1を開けて形成されており、パターン幅W1が1.8mm、パターン長さL1が2.6mmに形成されている。これらのパターン間隔D1、パターン幅W1、パターン長さL1は、フットプリントF1,F2に実装される2種類の面実装素子の端子が固定される部位を、双方とも包含するサイズと位置に形成されている。
【0017】
図3は、本実施例の2つの面実装素子であるφ4mmチップ電解コンデンサと2012チップセラミックコンデンサとを比較した図である。図3(a)に示すように、φ4mmチップ電界コンデンサ(以下、「チップ電界」と略す。)は、端子間隔が約1.0mm、各端子の長さが約1.8mm、各端子の幅が約0.8mmである。これに合わせて、従来のチップ電界用のフットプリントは、図3(a)に示すように、パターン間隔が約1.0mm、各フットプリントの長さが約2.6mm、各フットプリントの幅が約1.8mmとしてあった。
【0018】
また、図3(b)に示すように、2012チップセラミックコンデンサ(以下、「チップセラコン」と略す。)は、端子間隔が約1.0mm、各端子の長さが約0.5mm、各端子の幅が約1.2mmである。これに合わせて、従来のチップセラコン用のフットプリントは、図3(b)に示すように、パターン間隔が約1.0mm、各フットプリントの長さが約1.0mm、各フットプリントの幅が約1.2mmとしてあった。
【0019】
以上のように、端子長さではチップ電解の方が長く、端子幅ではチップセラコンの方が広く、端子間隔は1.0mmで等しい。そこで、図2に示すように、本実施例にかかるフットプリントF1,F2は、パターン長さL1をφ4mmチップ電界コンデンサの端子長さよりも大きく、パターン幅W1をチップセラコンの端子幅よりも広く、パターン間隔D1を両素子の端子間隔に等しくしてある。このようにフットプリントF1,F2を形成することにより、チップ電界とチップセラコンの双方の端子が実装される部位を包含するようになっている。
【0020】
また、図2に示すように、フットプリントF1,F2は、第1のレジスト部R1と第2のレジスト部R2をそれぞれ備えている。これらレジスト部は、その他のフットプリントの表面が銅箔で形成されるのに対して、その表面がレジストになっている。なお、銅箔とレジストとを比較すると、レジストの方が半田を付着しにくい。
【0021】
第1のレジスト部R1は、本実施例において第1の面実装素子を構成するチップセラコンの幅方向外側の外形に合わせて形成されている。なお、長さ方向外側では、チップセラコンの端子間隔とパターン間隔D1とが一致しているため、本実施例では第1のレジスト部が形成されていないが、むろん、第1のレジスト部R1を長さ方向外側の部位にも、その外形に合わせて形成してもよい。チップセラコンの長さ方向外側の外形に合わせた部位にも第1のレジスト部R1を形成すれば、例えば、チップセラコンの端子間隔がパターン間隔D1よりも広い場合に、リフロー時にチップセラコンが長さ方向へずれるのを防止できる。
【0022】
第2のレジスト部R2は、本実施例において第2の面実装素子を構成するチップ電解の幅方向外形に合わせて形成されている。なお、本実施例では、長さ方向外側には第2のレジスト部R2が形成されていないが、むろん、第2のレジスト部R2を長さ方向外側の部位にも、その外形に合わせてレジストを形成してよい。チップ電解の長さ方向外側の外形に合わせた部位にも第2のレジスト部R2を形成すれば、例えば、チップ電解の端子間隔がパターン間隔D1よりも広い場合に、リフロー時にチップ電界が長さ方向へずれるのを防止できる。
【0023】
以上のように形成される第1のレジスト部R1は、図5に示すように、チップ電解を実装する部位には形成されない。よって実装する際のチップ電解の落下を防止できる。また、第2のレジスト部R2は、図4に示すように、チップセラコンを実装する部位には形成されない。よって、実装する際のチップセラコンの落下を防止できる。
【0024】
本実施例において、第2のレジスト部R2は、第1のレジスト部R1から連続的に形成されている。すなわち、第1のレジスト部R1は、チップセラコンの幅方向外側の外形に合わせて0.15mmの幅狭の線状に形成されており、チップセラコンの端子長さよりも長く形成されている。第2のレジスト部R2は、このように形成された幅狭の線状の第1のレジスト部R1においてチップセラコンの端子が固定される位置よりも長さ方向外側のいずれかの位置から、第1のレジスト部R1と直行するように幅方向の内側に向けて幅狭の線状に形成されている。このように形成された第2のレジスト部R2は、その先端がチップ電解の端子が固定される部位の幅方向外形に一致している。
【0025】
図4は、フットプリントF1,F2に、チップセラコンを実装したときの本体と端子の位置を示した図である。同図に示すように、チップセラコンをフットプリントF1,F2の所定の位置に載置したとき、チップセラコンの端子の幅方向外側に沿って、第1のレジスト部R1が位置している。上述のように面実装素子はリフロー時に半田の表面張力によりずれることがあるが、本実施例では、フットプリントF1,F2の所定の位置にチップ電界を搭載してリフローする際に、第1のレジスト部R1が、チップセラコンの幅方向へのずれを防止する。
【0026】
図5は、フットプリントF1,F2に、チップ電界を実装したときの本体と端子の位置を示した図である。同図に示すように、チップ電界をフットプリントF1,F2の所定の位置に搭載したとき、チップ電解の端子の幅方向外側には、第2のレジスト部R2の先端が位置している。よって、フットプリントF1,F2の所定の位置にチップ電界を搭載してリフローする際に、第2のレジスト部R2が、チップ電界コンデンサの幅方向へのずれを防止する。
【0027】
なお、以上説明した実施例では、第1のレジスト部R1や第2のレジスト部R2は線状のレジストであるが、別の見方では、フットプリントF1,F2上において銅箔が形成されない無銅箔部分であるとも言える。このような無銅箔部分は、銅箔におけるスリットであると言える。また、無銅箔部分のみならず、溝やプリント配線基板Pを表裏に貫通する孔といった物理構造的なスリットであっても、溶融半田を載置しない部位であるという意味において、上述の第1のレジスト部R1や第2のレジスト部R2と同様の効果を得ることができることは容易に理解できる。よって、無銅箔部分としてのレジスト、溝、孔を含めた概念であるスリットを形成することも本発明の一態様であると言える。
【0028】
(2)面実装素子の実装作業:
図6は、上述のフットプリントが形成されたプリント配線基板Pに、チップセラコンを選択的に実装する実装作業の流れを示す説明図であり、図7は、プリント配線基板Pにチップ電界を選択的に実装する実装作業の流れを示す説明図である。これらの図に示す実装作業は、例えば、面実装素子の自動実装機によって実現されてもよいし、作業者の行う実装作業によって実現されてもよいし、自動実装機と作業者の協働により実現されてもよい。以下の説明では、自動実装機が実装を行う場合を例にとって説明する。
【0029】
まず、自動実装機は、プリント配線基板Pを所定の位置にセットし、図6(a)や図7(a)に示すように、プリント配線基板Pに合わせて作成されたメタルマスクをセットする。そして、図6(b)や図7(b)に示すように、メタルマスク上でスキージを移動させてクリーム半田をフットプリント上に塗布し、その後、図6(c)や図7(c)に示すように、メタルマスクを実装面の上方に引き上げることにより、クリーム半田の印刷を完了する。
【0030】
図8は、メタルマスクをプリント配線基板P上に配置したときの実装面を正面から見た平面図である。同図に示すように、メタルマスクは、フットプリントF1,F2の位置にフットプリントF1,F2の外形に略一致する孔を備えている。この孔は、フットプリントF1,F2の外形よりもわずかに小さく、図6(b)(c)や図7(b)(c)のようにしてフットプリント上にクリーム半田を塗布したときに、フットプリントF1,F2の周囲にクリーム半田がこぼれないようになっている。このように、フットプリントF1,F2に塗布されるクリーム半田は、チップセラコンを搭載する場合もチップ電界を搭載する場合も、同じ量であり、同じ形状である。
【0031】
そして、自動実装機は、図6(d)や図7(d)に示すように、チップマウンタや異型マウンタでチップセラコンやチップ電界をクリーム半田の上から所定の位置に搭載する。このように搭載されたチップ素子は、クリーム半田の粘性により、プリント配線基板Pの上に仮止めされた状態となる。その後、自動実装機は、チップ素子が仮止めされたプリント配線基板Pを搬送コンベア等でリフロー炉の中に搬送し、予熱ゾーン及びリフローゾーンでクリーム半田を溶融し、冷却ゾーンで溶融半田を固化させることにより、図6(e)や図7(e)に示すように、チップ素子をフットプリントF1,F2に半田付けする。
【0032】
このようにリフロー炉の中でクリーム半田が溶融すると、半田を付着しにくい第1のレジスト部R1や第2のレジスト部R2は溶融半田をはじくことになる。そのため、第1のレジスト部R1や第2のレジスト部R2は、チップ電解やチップセラコンの幅方向への移動を規制し、図6(d)や図7(d)において搭載された各素子の所定の実装位置からずれないように防止する。よって、チップセラコンは、第1のレジストR1よりも幅方向外側にずれずに済むし、チップ電界は、第2のレジスト部R2よりも幅方向外側にずれずに済む。
【0033】
(3)まとめ:
以上説明したように、上述した実施例では、フットプリントF1,F2は、互いに端子の形状とサイズとが異なる2012チップセラミックコンデンサとφ4mmチップ電解コンデンサのいずれかを選択的に実装可能であり、2012チップセラミックコンデンサの端子を実装する部位の外形に合わせて形成された第1のレジスト部R1と、φ4mmチップ電解コンデンサの端子を実装する部位の外形に合わせて形成された第2のレジスト部R2と、を備える構成としてある。このように、フットプリントF1,F2にレジスト部を形成することにより、端子のサイズと形状が異なる2012チップセラミックコンデンサとφ4mmチップ電解コンデンサをフットプリントF1,F2に選択的に実装する際に所定の実装位置からずれないようにすることが可能になる。
【0034】
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
【符号の説明】
【0035】
P…プリント配線基板、F1,F2…フットプリント、R1…第1のレジスト部、R2…第2のレジスト部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
面実装素子の端子を半田付けするためのフットプリントを備えたプリント配線基板において、
上記フットプリントは、互いに端子の形状とサイズとが異なる第1の面実装素子と第2の面実装素子のいずれかを選択的に実装可能であり、上記第1の面実装素子の端子を実装する部位の外形に合わせて形成された第1のスリットと、上記第2の面実装素子の端子を実装する部位の外形に合わせて形成された第2のスリットと、を備えることを特徴とするプリント配線基板。
【請求項2】
上記第1のスリットは、レジストである請求項1に記載のプリント配線基板。
【請求項3】
上記第2のスリットは、レジストである請求項1または請求項2に記載のプリント配線基板。
【請求項4】
上記第1のスリットは、上記第2の面実装素子の端子を実装する部位と重複する部位には形成されない請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のプリント配線基板。
【請求項5】
上記第2のスリットは、上記第1の面実装素子の端子を実装する部位と重複する部位には形成されない請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のプリント配線基板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−228582(P2011−228582A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−98788(P2010−98788)
【出願日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】