説明

プローブの洗浄方法およびオートサンプラー

【課題】プローブ、ポンプ、およびプローブとポンプとの間に配される開閉弁等を備えてなるオートサンプラーにおいて、プローブの洗浄能力を向上させる。
【解決手段】配管20bの先端に装着されたプローブ12と、配管19に接続され、洗浄液Fをプローブ12に対して供給するポンプ16と、プローブ12とポンプ16とを繋ぐ配管19、20a、20bの途中に配された開閉弁13等とを備えてなるオートサンプラー1において、プローブ12の洗浄を行なう際にポンプ16の洗浄液F供給動作開始後に開閉弁13を開放させるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はプローブ、ポンプ、およびプローブとポンプとの間に配される開閉弁等を備えてなるオートサンプラーに関し、特にプローブの洗浄能力の向上に関するものである。
【背景技術】
【0002】
化学、工業、臨床、バイオ技術等の分野において、試薬、検体、及び希釈液等の液体を例えばマイクロプレート等の容器に吐出して分注する操作を行なうためにオートサンプラーが利用されている。
【0003】
このオートサンプラーは一般的にはプローブとポンプとが配管により接続されており、ポンプによりタンク内の洗浄液を配管内に供給するとともに、プローブとポンプとの間に設けられたシリンジポンプにより洗浄液を媒介としてプローブ内に吸引圧もしくは吐出圧を作り出し、これにより試薬やサンプル等をプローブで吸引し、吸引した試薬等をマイクロプレート等の容器に吐出する動作を行なう。そしてプローブから試薬等を吐出させた後は、プローブ洗浄槽内においてプローブから洗浄液を吐出させてプローブ内の洗浄を行い、また次の試薬の分注作業を行なう。
【0004】
このようなオートサンプラーにおいて、プローブ内の洗浄能力を向上させる技術が特許文献1で開示されている。この特許文献1で開示されている技術は、プローブとポンプとを繋ぐ配管の途中に電磁開閉弁を設け、洗浄時においてポンプの洗浄液供給圧力を一定に保ちながら、電磁開閉弁を連続的に開閉させることにより洗浄液に衝撃圧を付与し、これによりプローブ内の洗浄を行なうものである。
【特許文献1】特開平9−10707号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、オートサンプラーでは短時間で多数の試料を供給可能にするため、プローブ洗浄を行なう時間も非常に短い時間で行なうのが一般的であり、特許文献1で開示された技術を用いたとしても、プローブ洗浄時間において電磁開閉弁を開閉させられる回数には限度があり、洗浄能力を向上させることが難しい。
【0006】
また、プローブ洗浄を行なう場合には洗浄時間内にできるだけ多量の洗浄液をプローブ内に供給することが好ましいが、単位時間当たりにプローブ内に供給可能な洗浄液の量は通常はポンプの供給能力で決まってくるため、より多量の洗浄液をプローブ内に供給するためにポンプの性能を向上させた場合にはコストの増加を招いてしまうことになる。
【0007】
以上のことから、コストの増加を招かずにプローブの洗浄能力を向上させることが可能な方法、装置が望まれている。
【0008】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、洗浄能力を向上させたプローブの洗浄方法およびオートサンプラーを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のプローブの洗浄方法は、配管の先端に接続されたプローブと、配管に接続され、洗浄液をプローブに対して供給するポンプと、プローブとポンプとを繋ぐ配管の途中に配された開閉弁とを備えてなるオートサンプラーにおいて、ポンプにより洗浄液をプローブ内に供給することによりプローブ内の洗浄を行なうプローブの洗浄方法であって、ポンプの洗浄液供給動作開始後に、開閉弁を開放することを特徴とする方法である。
【0010】
本発明のオートサンプラーは、配管の先端に接続されたプローブと、配管に接続され、洗浄液をプローブに対して供給するポンプと、プローブとポンプとを繋ぐ配管の途中に配された開閉弁と、ポンプおよび開閉弁の動作を制御する制御手段とを備えてなるオートサンプラーにおいて、制御手段が、ポンプの洗浄液供給動作開始後に、開閉弁を開放させるものであることを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明のオートサンプラーは、プローブを移動させる移動手段を備え、制御手段を、移動手段を制御するものであるとともに、プローブを所定の洗浄位置に移動させる前にポンプの洗浄液供給動作を開始させ、プローブを所定の洗浄位置に移動させた後に開閉弁を開放させるものとすることが好ましい。
【0012】
また、本発明のオートサンプラーは、ポンプと開閉弁との間の配管内の圧力を検出する圧力センサーを備え、制御手段を、圧力センサーにより検出された圧力が所定の圧力を超えた場合に開閉弁を開放させるものとすることが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明のプローブの洗浄方法およびオートサンプラーによれば、配管の先端に接続されたプローブと、配管に接続され、洗浄液をプローブに対して供給するポンプと、プローブとポンプとを繋ぐ配管の途中に配された開閉弁とを備えてなるオートサンプラーにおいて、プローブの洗浄を行なう際にポンプの洗浄液供給動作開始後に開閉弁を開放するようにしたので、開閉弁を開放する前の段階でポンプと開閉弁との間の配管内には予備圧力が加わり、開閉弁を開放した直後にはポンプの通常供給能力を超えた高い圧力で洗浄液をプローブ内に供給することが可能となり、結果的に洗浄液の初期流量が増加するためプローブの洗浄能力を向上させることができる。
【0014】
本発明を適用した場合、洗浄時に開閉弁を閉塞した状態でポンプを作動させて配管内の予備圧力が高まるまで待機する必要があるが、プローブを移動させる移動手段を備え、制御手段を、移動手段を制御するものであるとともに、プローブを所定の洗浄位置に移動させる前にポンプの供給動作を開始させ、プローブを所定の洗浄位置に移動させた後に開閉弁を開放させるものとすることにより、プローブの移動中に配管内の予備圧力を上昇させ、プローブが洗浄位置に到着した際には即座に洗浄を行なわせることができるようになるため、洗浄時間を短縮させることができる。
【0015】
予備圧力が高まるまでの時間はポンプの供給能力とポンプから開閉弁までの配管内の体積により決まるが、実際には配管には若干の膨張があり、さらに配管は経時的に劣化するため膨張の度合いが変化する。そのため、ポンプと開閉弁との間の配管内の圧力を検出する圧力センサーを備え、制御手段を、圧力センサーにより検出された圧力が所定の圧力を超えた場合に開閉弁を開放させるものとすることにより、より正確な制御を行なうことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の一実施の形態のオートサンプラーについて図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施の形態のオートサンプラーの構成図である。
【0017】
本実施の形態のオートサンプラー1は、フレーム10に対して図1中左右方向および前後方向に移動可能に取り付けられた移動ヘッド11と、移動ヘッド11に対して図1中上下方向に移動可能に取り付けられたプローブ12と、移動ヘッド11およびプローブ12を各々移動させるための不図示の駆動部と、プローブ12に対して洗浄液タンク30内の洗浄液Fを供給するポンプ16と、プローブ12とポンプ16とを繋ぐ配管の途中に配された開閉弁13と、開閉弁13とプローブ12とを繋ぐ配管の途中に配され、洗浄液Fを媒介としてプローブ12内に吸引圧もしくは吐出圧を作り出すシリンジポンプ14と、不図示の駆動部、シリンジポンプ14、ポンプ16等の制御を行なう制御部21とを備えている。
【0018】
ポンプ16には洗浄液タンク30から洗浄液Fを吸入するための吸入用配管18が接続されている。ポンプ16と開閉弁13との間は一次側配管19により接続されており、開閉弁13とシリンジポンプ14との間は二次側配管20aにより接続されており、シリンジポンプ14とプローブ12との間は二次側配管20bにより接続されている。
【0019】
一次側配管19には一次側配管19内の圧力を検出する圧力センサー17が接続され、二次側配管20aには二次側配管20a内の圧力を検出する圧力センサー15が接続されている。圧力センサー17および圧力センサー15は制御部21と接続されており、各々のセンサーで検出された結果を制御部21に対して出力するように構成されている。
【0020】
開閉弁13からプローブ12までの間の二次側配管20a、20bの膨張等による体積変化は、プローブ12の分注精度に大きな影響を与えるため、二次側配管20a、20bに硬度の低い柔軟な素材を用いることは好ましくない。そのため、移動ヘッド11には、プローブ12、開閉弁13、シリンジポンプ14が搭載されてこれらが一体的に移動するとともに、プローブ12は移動ヘッド11に対して図1中上下方向のみに極めて短距離だけ移動するように構成されている。これにより二次側配管20a、20bに硬度の高い素材を用いることができるとともに、配管の長さも短くすることができる。
【0021】
移動ヘッド11は、図1中左右方向および前後方向に長距離移動することになるが、ポンプ16と移動ヘッド11に搭載された開閉弁13とを繋ぐ一次側配管19の体積変化は、プローブ12の分注精度にはあまり影響を与えないため、移動ヘッド11の移動による配管の変位を吸収させるために一次側配管19には硬度の低い柔軟な素材を用いることができる。
【0022】
詳細は後述するが、本実施の形態のオートサンプラー1では、プローブ12の洗浄を行なう際にポンプ16の洗浄液Fの供給動作開始後に開閉弁13を開放するようにして、開閉弁13を開放する前の段階で一次側配管19内に予備圧力を加わえ、開閉弁13を開放した直後にはポンプ16の通常供給能力を超えた高い圧力で洗浄液Fをプローブ12内に供給させることを可能にしている。
【0023】
このときの効果は、ポンプ16から開閉弁13までの間の一次側流路の体積Vに対し、開閉弁13からプローブ12の吐出口までの間の二次側流路の体積Vが少ない程効果が大きくなる。
【0024】
開閉弁13を閉塞させてポンプ16を動作させた時の一次側配管19内の最大圧力をPMAX、開閉弁13を開放してポンプ16を動作させた時の一次側配管19内の定常時圧力をPとした場合、開閉弁13開放直後の初期吐出圧力Pは近似的に(1)式のように表すことができる。
【0025】
=P+(PMAX−P)×{V÷(V+V)} (1)
一次側流路の体積V、二次側流路の体積Vともに極力小さい方が装置を小型化する点からは好ましいため、(1)式において初期吐出圧力Pを大きくするためには、一次側流路の体積Vを大きくするのではなく、二次側流路の体積Vを一次側流路の体積Vに対して極力小さくすることが好ましい。
【0026】
ここで一次側流路の体積Vとは、一次側配管19内の体積のことであり、二次側流路の体積Vとは、二次側配管20a、20b内の体積、シリンジポンプ14内の体積、およびプローブ12内の体積の合計である。二次側流路の体積Vを小さくする場合、プローブ12とシリンジポンプ14は装置の仕様により大体決定されるため、これらを変更することは困難である。そのため、二次側配管20a、20bを極力細く、短くすることが求められる。
【0027】
本実施の形態においては、移動ヘッド11に、プローブ12、開閉弁13、およびシリンジポンプ14を搭載するとともに、プローブ12は上下方向のみ移動するように構成し、開閉弁13からプローブ12までの間を細く短い二次側配管20a、20bにより接続しているため、二次側流路の体積Vを非常に小さくすることが可能であり、洗浄時の初期吐出圧力を高めるという点からも本実施の形態の構成は好ましい。
【0028】
次に上記のように構成されたオートサンプラー1の作用について説明する。
【0029】
まず開閉弁13を開放させた後にポンプ16を駆動させ、洗浄液タンク30内部の洗浄液Fをシリンジポンプ14内に送った後、ポンプ16を停止させるとともに開閉弁13を閉塞させる。この状態でシリンジポンプ14のプランジャーを上下させることにより、プローブ12内に吸引圧もしくは吐出圧を作り出すことができるようになる。
【0030】
本実施の形態のオートサンプラー1により分注作業を行なう場合には、移動ヘッド11をサンプル31上に移動させた後、プローブ12をサンプル31を吸引可能な位置まで下方に移動させてサンプル31を吸引させた後にプローブ12を待機位置まで上方に移動させる。
【0031】
そして移動ヘッド11をマイクロプレート40上の所望の分注位置まで移動させた後、プローブ12を所定の分注位置まで下方に移動させてサンプル31を吐出させた後にプローブ12を待機位置まで上方に移動させる。
【0032】
オートサンプラー1では上記のような分注作業を行なった後等、次のサンプルの吸引を行なう前に洗浄作業を行なう。この洗浄作業時の作用について説明する。
【0033】
オートサンプラー1においてサンプル31の吐出後に洗浄を行なう場合には、移動ヘッド11をマイクロプレート40上から洗浄槽32上まで移動させ、プローブ12を所定の洗浄位置まで下方に移動させた後、ポンプ16を駆動させて洗浄液Fをプローブ12内に供給させて洗浄を行なう。
【0034】
サンプル31の吐出後に洗浄動作を開始する際には開閉弁13は閉塞状態となっており、移動ヘッド11の移動開始と同時にポンプ16を駆動させて一次側配管19内の圧力をポンプ16の性能上可能な最大圧力PMAXまで上昇させておく。
【0035】
ポンプ16の駆動と併せて、移動ヘッド11を洗浄槽32上まで移動させた後、プローブ12を所定の洗浄位置まで下方に移動させる。そして開閉弁13を開放させることにより、上記(1)式で表されるような、定常時圧力Pよりも高い初期吐出圧力Pで洗浄液Fをプローブ12内に供給させることが可能となるため、結果的に洗浄液Fの初期流量が増加することによりプローブ12の洗浄能力を向上させることができる。
【0036】
本発明を適用した場合、洗浄時に開閉弁13を閉塞させた状態でポンプ16を駆動させて一次側配管19内の圧力が高まるまで待機させる必要があるが、上記のようにプローブ12(移動ヘッド11)を所定の洗浄位置に移動させる前にポンプ16の供給動作を開始させ、プローブ12を所定の洗浄位置に移動させた後に開閉弁13を開放させるものとすることにより、プローブ12の移動中に一次側配管19内の予備圧力を上昇させ、プローブ12が洗浄位置に到着した際には即座に洗浄を行なうことができるため、従来の装置と比べて洗浄時間が長くなってしまうことを防止することができる。
【0037】
なお、プローブ12の洗浄時において開閉弁13の開放前にポンプ16を駆動させるタイミングは、必ずしも上記のように移動ヘッド11の移動開始と同時である必要はない。また一次側配管19内の圧力が最大圧力PMAXとなっている状態、すなわちポンプ16に過剰な負荷が掛かっている状態が長時間続くことはポンプ16の使用上好ましくない。
【0038】
そのため、一次側配管19内の圧力がポンプ16の駆動直後の圧力から最大圧力PMAXまで上昇するまでの所要時間をTとした場合、洗浄開始のタイミングから少なくとも所要時間Tだけ前のタイミングでポンプ16を駆動させることにより、プローブ12が洗浄位置に移動された際に待機させることなく即座にポンプ16を駆動させて洗浄を行なわせることができる。
【0039】
この所要時間Tは、予め実験的に測定しておくことにより求めてもよいし、また本実施の形態においては一次側配管19に圧力センサー17を接続しているため、開閉弁13の閉塞時にポンプ16を駆動してから圧力センサー17により最大圧力PMAXが検出されるまでの時間を測定しておき、洗浄時において測定データに基づいてポンプ16を駆動させるタイミングを決定してもよい。この場合、通常配管に用いられる素材は経時的に劣化して膨張の度合いが変化するため、直近の測定データに基づいてポンプ16を駆動させるタイミングを決定することが好ましい。
【0040】
既に移動ヘッド11が洗浄槽32上にある場合においてプローブ12の洗浄を行なう場合には、開閉弁13を閉塞させた状態でポンプ16を駆動させ、一次側配管19内の圧力が所定の圧力を超えたことが圧力センサー17により検出された後に開閉弁13を開放させることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
【0041】
なお、本発明におけるオートサンプラーの構成は上述したオートサンプラー1の構成に限られるものではなく、少なくともプローブ、ポンプ、およびプローブとポンプとの間に配される開閉弁を備えてなり、ポンプにより洗浄液をプローブ内に供給することによりプローブ内の洗浄を行なうオートサンプラーであれば、本発明の内容を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の一実施の形態のオートサンプラーの構成図
【符号の説明】
【0043】
1 オートサンプラー
10 フレーム
11 移動ヘッド
12 プローブ
13 開閉弁
14 シリンジポンプ
15 圧力センサー
16 ポンプ
17 圧力センサー
18 吸入用配管
19 一次側配管
20a、20b 二次側配管
21 制御部
30 洗浄液タンク
31 サンプル
32 洗浄槽
40 マイクロプレート
F 洗浄液

【特許請求の範囲】
【請求項1】
配管の先端に接続されたプローブと、
前記配管に接続され、洗浄液を前記プローブに対して供給するポンプと、
前記プローブと前記ポンプとを繋ぐ配管の途中に配された開閉弁とを備えてなるオートサンプラーにおいて、
前記ポンプにより前記洗浄液を前記プローブ内に供給することにより前記プローブ内の洗浄を行なうプローブの洗浄方法であって、
前記ポンプの前記洗浄液供給動作開始後に、前記開閉弁を開放することを特徴とするプローブの洗浄方法。
【請求項2】
配管の先端に接続されたプローブと、
前記配管に接続され、洗浄液を前記プローブに対して供給するポンプと、
前記プローブと前記ポンプとを繋ぐ配管の途中に配された開閉弁と、
前記ポンプおよび前記開閉弁の動作を制御する制御手段とを備えてなるオートサンプラーにおいて、
前記制御手段が、前記ポンプの前記洗浄液供給動作開始後に、前記開閉弁を開放させるものであることを特徴とするオートサンプラー。
【請求項3】
前記プローブを移動させる移動手段を備え、
前記制御手段が、前記移動手段を制御するものであるとともに、前記プローブを所定の洗浄位置に移動させる前に前記ポンプの前記洗浄液供給動作を開始させ、前記プローブを所定の洗浄位置に移動させた後に前記開閉弁を開放させるものであることを特徴とする請求項2記載のオートサンプラー。
【請求項4】
前記ポンプと前記開閉弁との間の配管内の圧力を検出する圧力センサーを備え、
前記制御手段が、前記圧力センサーにより検出された圧力が所定の圧力を超えた場合に前記開閉弁を開放させるものであることを特徴とする請求項2または3記載のオートサンプラー。

【図1】
image rotate


【公開番号】特開2008−246279(P2008−246279A)
【公開日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−87112(P2007−87112)
【出願日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】