説明

ペットボトルのキャップ選別装置

【課題】ペットボトルのキャップを材質及び色で高精度に自動選別できるペットボトルのキャップ選別装置を提供する。
【解決手段】キャップを一列に整列させて順次供給するキャップ整列装置と、キャップを一列に整列させて搬送する選別部コンベア22と、キャップの材質を検出する材質検出器32と、キャップの色を検出するカラーセンサ42と、キャップの通過を検出する投光器52a〜52c及び光電センサ53a〜53cと、選別部コンベア22による搬送方向と交差する方向にエアーを噴射する噴射ノズル62a〜62cが設けられており、材質検出器32及びカラーセンサ42、並びに、投光器52a〜52c及び光電センサ53a〜53cの検出結果に応じて、噴射ノズル62a〜62cからエアーを噴射して材質検出器32及びカラーセンサ42の検出結果に対応する材質及び色のキャップを落下させる選別手段とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペットボトルのキャップを材質及び色で高精度に自動選別できるようにしたペットボトルのキャップ選別装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、リサイクルの対象となる廃プラスチックの大きさや形状は、例えば、ペットボトルのボトル本体のように比較的大きく定形のものから、家電廃棄物等に含まれるプラスチック部品が破砕されたプラスチック片のように比較的小さく不定形のものまで多岐にわたっている。
【0003】
リサイクルを目的とする廃プラスチックの選別装置として、従来、近赤外線の吸収スペクトルを利用した技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。この廃プラスチックの選別装置は、(1)ボトル類のキャップ等の小さいもの、(2)トレイ、ビニール及びフィルム等の軽いもの、(3)ボトル類等の重いもの、の3種類に大分別する前処理をした後、ボトル類等の重い廃プラスチックをベルトコンベアにより搬送しつつ近赤外線を照射し、その反射光や透過光を検出し、その検出結果に応じてベルトコンベア上の廃プラスチックをエアー噴射等により所定の排出経路に排出させる形態が採用されている。
【0004】
この廃プラスチックの選別装置によれば、(3)ボトル類等の重い廃プラスチックに対して、プラスチックの材質を高精度に選別することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−74151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の廃プラスチックの選別装置は、(1)ボトル類のキャップ等の小さいものに対しては、振動スクリーンコンベアで篩い落として除外するという形態になっており、小さいサイズの廃プラスチック、例えばペットボトルのキャップを材質で高精度に選別することはできなかった。
【0007】
このため、これまで回収されたペットボトルのキャップは材質や色を選別しないで混合したままの状態でリサイクルをせざるを得ず、再生品の品質面、特に耐久性に問題があった。
【0008】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ペットボトルのキャップを材質及び色で高精度に自動選別できるペットボトルのキャップ選別装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1の発明に係るペットボトルのキャップ選別装置は、ペットボトルのキャップを表又は裏が上に向くようにして一列に整列させて順次供給する供給手段と、前記供給手段により供給された前記キャップをそのまま一列に整列させて搬送する搬送手段と、前記キャップの材質を該キャップの横又は斜めから検出する材質検出手段と、前記キャップの色を該キャップの横又は斜めから検出する色検出手段と、前記キャップの通過を検出する通過検出手段と、前記搬送手段による搬送方向と交差する方向に横又は斜めからエアーを噴射する噴射ノズルが設けられており、前記材質検出手段及び前記色検出手段、並びに、前記通過検出手段の検出結果に応じて、前記噴射ノズルからエアーを噴射して前記材質検出手段及び前記色検出手段の検出結果に対応する材質及び色のキャップを落下させる選別手段と、前記選別手段により落下するキャップを材質及び色毎に回収する回収手段とを備えることを特徴としている。
【0010】
請求項1に記載のペットボトルのキャップ選別装置によれば、ペットボトルのキャップは、表又は裏が上に向くようにして一列に整列されて順次供給され、そのまま一列に整列されて搬送されるので、キャップライナーの材質や色を検出することなく、キャップの外部側面の材質や色を検出することができるので、キャップの材質や色を高精度に検出することができる。
【0011】
また、請求項1に記載のペットボトルのキャップ選別装置によれば、キャップの材質を該キャップの横又は斜めから検出する材質検出手段と、キャップの色を該キャップの横又は斜めから検出する色検出手段が設けられているので、従来のプラスチックの材質による選別に加えて、色についても選別することができる。
【0012】
さらに、請求項1に記載のペットボトルのキャップ選別装置によれば、選別手段の上流にキャップの通過を検出する通過検出手段を設け、その検出タイミングを基準として選別手段においてエアー噴射を行うので、キャップ位置にずれが生じても、エアー噴射のタイミングを正確に合わせることができ、エアー噴射による安定した選別が可能となる。
【0013】
請求項2の発明に係るペットボトルのキャップ選別装置は、請求項1に記載の発明において、前記噴射ノズルは、最接近した前記キャップとノズル口との距離が最短化するように前記搬送手段に隣接して設けられていることを特徴としている。
【0014】
請求項2に記載のペットボトルのキャップ選別装置によれば、請求項1の効果に加えて、キャップと噴射ノズル口との距離が近く、目的の対象物をピンポイントにエアー噴射することができ、目的外の対象物がエアー噴射されることがないので、キャップをより高精度に選別することができる。
【0015】
請求項3の発明に係るペットボトルのキャップ選別装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記通過検出手段は、前記選別手段毎に、前記搬送手段の上流において前記噴射ノズルの近傍に設けられていることを特徴としている。
【0016】
請求項3に記載のペットボトルのキャップ選別装置によれば、請求項1又は請求項2の効果に加えて、通過検出手段が搬送手段の上流に選別手段毎に設けられており、通過検出手段毎に検出タイミングの基準が調節されるので、通過検出手段の上流でキャップ位置にずれが生じても、エアー噴射のタイミングを正確に合わせることができ、エアー噴射によるより安定した選別が可能となる。
【0017】
請求項4の発明に係るペットボトルのキャップ選別装置は、請求項1乃至請求項3のうち何れか1つに記載の発明において、前記供給手段,前記搬送手段,前記材質検出手段,前記色検出手段,前記通過検出手段,前記通過手段,及び前記選別手段は、夫々並列して2系統設けられており、前記選別手段において、2系統設けられた噴射ノズルの噴射方向を互いに向き合うようにしていることを特徴としている。
【0018】
請求項4に記載のペットボトルのキャップ選別装置によれば、請求項1乃至請求項3のうち何れか1つの効果に加えて、各種手段が2系統設けられており、選別手段において、2系統設けられた噴射ノズルの噴射方向を互いに向き合うようにしているので、落下するキャップは並列する2つの搬送手段の間に夫々落下するため、同一種別であれば回収手段を共有でき、種別毎に1つの回収手段を設ければ足りる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、ペットボトルのキャップを材質及び色で高精度に自動選別できるペットボトルのキャップ選別装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】ペットボトルのキャップ選別装置の平面図である。
【図2】ペットボトルのキャップ選別装置の正面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】
1.ペットボトルのキャップ選別装置1の構成
本発明は、例えば図1及び図2に示すような構成のペットボトルのキャップ選別装置1に適用される。ここで、図1は、同選別装置1の平面図であり、図2は、同選別装置1の正面図である。
【0023】
このペットボトルのキャップ選別装置1は、ペットボトルのキャップCを表又は裏が上に向くようにして一列に整列させて順次供給する供給手段11(例えば、図1及び図2のキャップ整列装置12)と、供給手段11により供給されたキャップCをそのまま一列に整列させて搬送する搬送手段21(例えば、図1及び図2の選別部コンベア22)とを主要部として備えている。
【0024】
また、同選別装置1は、キャップCの材質をキャップCの横又は斜めから検出する材質検出手段31(例えば、図3の材質検出器32)と、キャップCの色をキャップCの横又は斜めから検出する色検出手段41(例えば、図3のカラーセンサ42)と、キャップCの通過を検出する通過検出手段51(例えば、図3の投光器52,光電センサ53)とを主要部として備えている。
【0025】
さらに、同選別装置1は、搬送手段21による搬送方向と交差する方向に横又は斜めからエアーを噴射する噴射ノズル62が設けられており、材質検出手段31及び色検出手段41、並びに、通過検出手段51の検出結果に応じて、噴射ノズル62からエアーを噴射して材質検出手段31及び色検出手段41の検出結果に対応する材質及び色のキャップCを落下させる選別手段61(例えば、図3の材質検出器32,カラーセンサ42,投光器52,光電センサ53,噴射ノズル62,判別装置63,電磁弁64,エアーコンプレッサー65)と、選別手段61により落下するキャップCを材質及び色毎に回収する回収手段71(例えば、図3の回収ホッパー72)とを主要部として備えている。
【0026】
供給手段11の前段に、投入ホッパー2及び篩機4が設けられており、ここにキャップCが投入されると、キャップCは、リフトコンベア3により装置最上部の篩機4に供給され、篩機4でゴミ等の不要物が篩い落とされた後、供給手段11に供給される。投入ホッパー2以降は、図1に示すように、2系統分、各種手段が設けられており、回収手段71及びその後段の粉砕機73は各系統で共有されるようになっている。
【0027】
供給手段11は、キャップ整列装置12で構成されており、キャップCを表又は裏が上に向くようにして、キャップC同士を重畳させることなく、一列に整列させて搬送手段21に対して順次供給する。
【0028】
搬送手段21は、選別部コンベア22で構成されており、供給手段11から遠ざかる向きに搬送するようになっている。選別部コンベア22の幅は、キャップC1つ分強のサイズで、選別部コンベア22の上で、キャップCの一列が保持されるようになっている。
【0029】
材質検出手段31は、投光器及び近赤外線センサが組み込まれた材質検出器32で構成されている。投光器は、キャップCに向かって近赤外線を照射する機能を有する、例えばハロゲンタングステンランプが設けられている。材質検出器32は、選別部コンベア22の最上流に位置し、キャップCの材質をキャップCの横又は斜めから検出できるように設けられている。材質検出器32は、2系統設けらており、センシング方向が互いに向き合うように設置されている。材質検出器32は、キャップCからの近赤外線の反射光を受光し、受光結果をコンピュータ等の判別装置63に出力する。
【0030】
判別装置63は、入力された受光結果を既知のプラスチックの近赤外線スペクトルと対比されることにより材質が検出(判別)され、その判別結果に基づいて後述の選別手段61におけるエアー噴射が制御される。
【0031】
具体的な検出手法は限定されるものではないが、例えば反射光から吸光ピークを求め、その吸光ピークの位置(波長)に応じて、1660〜1669nm:ポリエチレンテレフタレート(PET)、1677〜1698nm:ポリスチレン(PS)、1710〜1726nm及び1726〜1735nm:ポリプロピレン(PP)、1716〜1729nm及び1746〜1754nm:ポリ塩化ビニール(PVC)、1710〜1735nm:ポリエチレン(PE)といった判別が可能である。
【0032】
色検出手段41は、カラーセンサ42で構成されている。カラーセンサ42は、測定した色をカラーフィルタによってRGB成分に分解し、夫々の色成分の強度をフォトダイオードで検知する仕組みである。カラーセンサ42は、近赤外線センサ33の1つ下流に位置し、キャップCの色をキャップCの横又は斜めから検出できるように、2系統設けられたカラーセンサ42のセンシング方向が互いに向き合うように設けられている。カラーセンサ42は、キャップCからの反射光を受光し、受光結果をコンピュータ等の判別装置63に出力する。
【0033】
通過検出手段51は、投光器52と光電センサ53とで構成されており、選別部コンベア22を挟んで、一方側に投光器52が配置され、他方側に光電センサ53が配置されている。通過検出手段51は、色検出手段41よりも下流であって、噴射ノズル62の上流近傍に配置され、噴射ノズル62とセットで設けられている。なお、通過検出手段51は、必ずしも、噴射ノズル62とセットでなくてもよい。例えば、色検出手段41よりも下流であって、一番上流にある噴射ノズル62の上流近傍に少なくとも1つ設けてあればよい。
【0034】
光電センサ53は、投光器52から常時発せられる光を受光しており、キャップCによってその光が遮られると、コンピュータ等の判別装置63にキャップCの検出タイミングを出力する。
【0035】
選別手段61は、材質検出器32と、カラーセンサ42と、投光器52と、光電センサ53と、噴射ノズル62、判別装置63と、電磁弁64と、エアーコンプレッサー65とで構成されている。噴射ノズル62は、例えば、選別部コンベア22の上流から下流に向けて、白色のポリエチレン(PE)を選別する噴射ノズル62a、有色のポリエチレン(PE)を選別する噴射ノズル62b、白色のポリプロピレン(PP)を選別する噴射ノズル62c、有色のポリプロピレン(PP)を選別する噴射ノズル62dの順で配置する。
【0036】
噴射ノズル62は、判別装置63に接続された電磁弁64を介して、エアーコンプレッサー65に接続されており、判別装置63の制御によって電磁弁64が開かれると、ノズル口からエアーが噴射され、判別装置63の制御によって電磁弁64が閉じられると、エアーの噴射が止まるようになっている。噴射ノズル62は、最接近したキャップCとノズル口との距離が最短化するように、選別部コンベア22に隣接して設けられている。
【0037】
回収手段71は、回収ホッパー72で構成されている。回収ホッパー72は、2系統ある選別部コンベア22の間に選別される種類毎に設けられており、落下するキャップCを回収できるように構成されている。
【0038】
回収ホッパー72で回収されたキャップCは、その後段の粉砕機73によって、細かく粉砕されて、プラスチック片Pが生成される。
【0039】
2.ペットボトルのキャップ選別装置1の動作
ここでは、同選別装置1の動作について説明する。なお、「1.ペットボトルのキャップ選別装置1の構成」の項目の説明と重複する部分については説明を省略する。
【0040】
選別部コンベア22は、一列に整列した状態のキャップCを下流に搬送する。先ず、材質検出器32は、投光器から発せられた近赤外線のキャップCによる反射光を受光し、受光結果をコンピュータ等の判別装置63に出力する。判別装置63は、材質検出器32から入力された受光結果の吸光ピークの位置(波長)から、キャップCの材質を、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、それ以外に大別する。
【0041】
次に、カラーセンサ42は、キャップCからの反射光を受光し、受光結果をコンピュータ等の判別装置63に出力する。判別装置63は、カラーセンサ42から入力された受光結果のRGBの色成分の夫々の強度から、キャップCの色を白色か有色かに大別する。
【0042】
この時点で、キャップCの材質と色が判明しているので、判別装置63は、光電センサ53a,b,c,dのうち、キャップCの材質と色に対応する光電センサ53からの検出タイミングの入力を待ち、実際に入力がされた時、その検出タイミングを基準として、選別部コンベア22の流速及び噴射ノズル62のノズル口位置と光電センサ53のセンシング位置との距離から計算される、キャップCが噴射ノズル62のノズル口位置に到達する時間の経過後に、電磁弁64を開いて、所定時間経過後に閉じるように電磁弁64を制御する。
【0043】
そして、キャップCの材質と色に対応する噴射ノズル62からエアーが噴射され、エアーが噴射されたキャップCは、回収ホッパー72の中に落下する。キャップCは、この工程を2系統で繰り返すことにより、材質及び色で高精度に自動選別される。
【0044】
なお、本発明は前述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0045】
1 ペットボトルのキャップ選別装置、 2 投入ホッパー、 3 リフトコンベア、 4篩機、 11 供給手段、 12 キャップ整列装置、 21 搬送手段、 22 選別部コンベア、 31 材質検出手段、 32 材質検出器、 41 色検出手段、 42 カラーセンサ、 51 通過検出手段、 52 投光器、 53 光電センサ、 53a,b,c,d 光電センサ、 61 選別手段、 62 噴射ノズル、 62a,b,c,d 噴射ノズル、 63 判別装置 、64 電磁弁、 65 エアーコンプレッサー、 71 回収手段、 72 回収ホッパー、 73 粉砕機、 C キャップ、 P プラスチック片

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペットボトルのキャップを表又は裏が上に向くようにして一列に整列させて順次供給する供給手段と、
前記供給手段により供給された前記キャップをそのまま一列に整列させて搬送する搬送手段と、
前記キャップの材質を該キャップの横又は斜めから検出する材質検出手段と、
前記キャップの色を該キャップの横又は斜めから検出する色検出手段と、
前記キャップの通過を検出する通過検出手段と、
前記搬送手段による搬送方向と交差する方向に横又は斜めからエアーを噴射する噴射ノズルが設けられており、前記材質検出手段及び前記色検出手段、並びに、前記通過検出手段の検出結果に応じて、前記噴射ノズルからエアーを噴射して前記材質検出手段及び前記色検出手段の検出結果に対応する材質及び色のキャップを落下させる選別手段と、
前記選別手段により落下するキャップを材質及び色毎に回収する回収手段とを備えることを特徴とするペットボトルのキャップ選別装置。
【請求項2】
前記噴射ノズルは、最接近した前記キャップとノズル口との距離が最短化するように前記搬送手段に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のペットボトルのキャップ選別装置。
【請求項3】
前記通過検出手段は、前記選別手段毎に、前記搬送手段の上流において前記噴射ノズルの近傍に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペットボトルのキャップ選別装置。
【請求項4】
前記供給手段,前記搬送手段,前記材質検出手段,前記色検出手段,前記通過検出手段,前記通過手段,及び前記選別手段は、夫々並列して2系統設けられており、
前記選別手段において、2系統設けられた噴射ノズルの噴射方向を互いに向き合うようにしていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1つに記載のペットボトルのキャップ選別装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−139650(P2012−139650A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−116(P2011−116)
【出願日】平成23年1月4日(2011.1.4)
【出願人】(592094519)ダイオーエンジニアリング株式会社 (7)
【Fターム(参考)】