説明

ホルダピックアップ装置

【課題】 物品を収納した物品検索棚から、所望のホルダを容易に取り出すことができるホルダピックアップ装置を提供する。
【解決手段】 電波を出力する無線タグ用アンテナ12と収納部に収納された無線タグ付き収納ホルダ7をその収納部から押し出すアーム13を有するホルダピックアップ機構とを有したキャリッジ9を、郵便物検索棚の収納部に収納された無線タグ付き収納ホルダ7の無線タグ8の並び方向へ移動しながら、無線タグ用アンテナ12から出力した電波に応答して無線タグ8から出力された電波が示す情報に基づいて、所定の無線タグ8を有する無線タグ付き収納ホルダ7を検索し、その検索された無線タグ付き収納ホルダ7をホルダピックアップ機構で押し出す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を収納する無線タグ付き収納ホルダを収納部に収納する物品検索棚から所定の無線タグ付き収納ホルダをピックアップするホルダピックアップ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば郵便局における記録扱いの郵便物や病院等における患者のカルテ等の物品をホルダ(ファイル)に収納し、そのホルダを棚に収納して保管することが行われている。このように物品を収納したファイルを棚から検索するものとして、コンピュータ本体と、このコンピュータから本体からの検索信号を発信可能な受発信部を複数の棚段毎に設けた収納棚と、この棚側の受発信部からの検索信号を受信可能な受発信部及びこの受発信部にて受信された検索信号が自己の固有番地と一致した際に発光する発光表示器とを備え、コンピュータ本体とファイル等の被検索物の受発信装置を収納棚の受発信部を介して双方向通信可能ならしめることによって収納棚のファイル等の被検索物の保管位置及び保管状態をコンピュータ本体の画面にて管理可能にしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特許第2593319号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載されたものによると、収納棚に収納されたファイル等の保管位置をコンピュータ本体の画面に表示することができるので、ファイル等被検索物を保管している収納棚等が多数存在する場合に、発光表示器の点灯の光だけでは被検索物の保管位置を容易に探すことができない場合であっても被検索物を保管してなる収納棚の位置やこの収納棚での被検索物の保管位置等を瞬時に、且つ極めて容易に探し出すことができる。
【0004】
しかしながら、収納棚には同形状のホルダ等が、隙間なく整然と並べられて保管される。このように収納棚に収納されているため所望のホルダ等を容易に探し出すことができても、収納棚から容易に取り出すことができない場合がある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、物品を収納した物品検索棚から、所望のホルダを容易に取り出すことができるホルダピックアップ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、電波を出力する無線タグ用アンテナと収納部に収納された無線タグ付き収納ホルダをその収納部から押し出すホルダピックアップ機構とを有するキャリッジ等の移動部材を、物品検索棚の収納部に収納された無線タグ付き収納ホルダの無線タグの並び方向へ移動しながら無線タグ用アンテナから出力した電波に応答して無線タグから出力された電波が示す情報に基づいて所定の無線タグを有する無線タグ付き収納ホルダを検索し、その検索された無線タグ付き収納ホルダをホルダピックアップ機構で押し出すものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、物品を収納した物品検索棚から、所望のホルダを容易に取り出すことができるホルダピックアップ装置を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、物品としての記録扱い郵便物を収納するホルダピックアップ装置100の外観を示す図である。物品検索棚としての郵便物検索棚1には、例えば、受取人が不在等の理由により郵便局に持ち戻された記録扱い郵便物等が保管される。この郵便物検索棚1にはホストコンピュータ2が接続されている。
【0009】
郵便物検索棚1は一面が開口された直方体形状をしている。そして、この郵便物検索棚1内の底面には、その開口部から背面方向に沿って複数の仕切り板3が立設されている。隣接する仕切り板3のピッチは無線タグ付き収納ホルダ7の厚さとほぼ同じに設定されており、仕切り板3の高さは、無線タグ付き収納ホルダ7を自立させるのに十分な高さに設定されている。このようにして、仕切り板3がn個の場合には、(n+1)個の収納部4が形成される。また、各収納部4の下側には、収納部4と1対1に対応して開口部に面するように、ランプ5が配設されている。また、郵便物検索棚1の奥側には、無線タグリーダ6が配設されている。なお、詳細は図2及び図3を用いて後述するが、郵便物検索棚1内の上部には、無線タグ付き収納ホルダ7に設けられた無線タグ8から情報を読取る等の処理を行うために用いられる移動部材であるキャリッジ9が配設されている。
【0010】
次に、無線タグ付き収納ホルダ7の構成について説明する。無線タグ付き収納ホルダ7の一側面の上方で、かつ、郵便物検索棚1に収納されたときに奥側となる所定位置に、無線タグ8が取り付けられている。そして、この無線タグ付き収納ホルダ7内には記録扱い郵便物等が収納される。また、無線タグ付き収納ホルダ7は矢印A方向に沿うように、郵便物検索棚1の収納部4に挿入される。なお。無線タグ付き収納ホルダ7の高さは、無線タグ付き収納ホルダ7が収納部4に収納されたときに、郵便物検索棚1の収納部4から無線タグ付き収納ホルダ7を取り出しやすいように、郵便物検索棚1の内側上面と無線タグ付き収納ホルダ7の上面とに隙間ができる高さとなっている。
【0011】
図2は、このように収納部4に収納された複数の無線タグ付き収納ホルダ7の上側をキャリッジ9が移動しながら無線タグ8から情報を読取る構成を説明するための図であり、図3はキャリッジ9の外観を概略的に示す斜視図である。両図に示すように、無線タグ付き収納ホルダ7に設けられた無線タグ8の並び方向の上側をキャリッジ9が往復移動する際に支持する棒状の支持部材10が設けられている。この支持部材10は郵便物検索棚1内の両側面に取り付けられている(図示しない。)。また、キャリッジ9を支持部材10に沿って初期位置から所定位置まで往復移動するために内側に歯が設けられた無端状のベルト11が設けられている。この無端状のベルト11の一部は、キャリッジ9内を通過しており、キャリッジ9内部の固定部材と歯合している(図示しない。)。また、キャリッジ9の下側面には、無線タグ付き収納ホルダ7に設けられた無線タグ8から情報を読取るための無線タグ用アンテナ12が設けられている。さらに、キャリッジ9には、図3に示すように、所定軸を中心に、退避位置(図3において実線で図示。)と、収納部4に収納された無線タグ付き収納ホルダ7を押し出す位置(図3において2点鎖線で図示。)との間を回動可能なアーム13が設けられている。
【0012】
次に、図4を参照して無線タグリーダ6の要部構成について説明する。無線タグリーダ6は上位端末、つまりホストコンピュータ2とのインタフェース(I/F)14、CPU、ROM、RAM等で構成される制御部15、無線タグ8への送信データを変調する変調部16、変調電波を増幅して無線タグ用アンテナ12ら放射させる送信アンプ17、無線タグ用アンテナ12で受信した電波を増幅する受信アンプ18及び増幅された受信電波を復調する復調部19等から構成される。制御部15は、無線タグ用アンテナ12を用いた電波の入出力の制御、キャリッジ9を支持部材10に沿って往復移動させるとともにキャリッジ9を無線タグ付き収納ホルダ7を収納した収納部4に応じた位置まで移動させるために無端状のベルト11の内側に歯合した歯付モータシャフトを回転させるモータ20の制御(移動手段)、キャリッジ9内に設けられたアーム13を退避位置と無線タグ付き収納ホルダ7を押し出す位置とで回動させる制御を行う駆動手段であるアーム駆動部9aへの回動の指示を出す制御、ランプ5の点灯制御等の制御を行う。なお、211から21nは各収納部4対応して設けられた前述したランプ5を意味している。
【0013】
次に、図5を用いて無線タグ8の内部構成を示す。無線タグ8は、送受信可能なタグアンテナ22とLSIチップ23とを基板と一体成形した独立の部品である。タグアンテナ22は、矩形状に成形されたループコイル等からなる。LSIチップ23は、タグアンテナ22で受信した変調電波の整流と安定化を行うことによりLSIチップ23の各部に電源を供給する電源生成部24、上記変調電波を復調して制御部25へ送信する復調部26、制御部25から送信されたデータを変調してタグアンテナ22に送信する変調部27、復調部26で復調されたデータのメモリ28への書き込みや、メモリ28から送信データを読み出して変調部27へ送出する制御部25及びメモリ28等で構成されている。メモリ28には、当該無線タグ8の製造段階で製造業者により割当て設定された固有無線ID(RFID)を記憶する無線IDエリアと、ユーザで任意のデータを書き込むことができるユーザエリアとが形成されている。
【0014】
次に、図6を用いてホストコンピュータ2の構成について説明する。ホストコンピュータ2はCPU29を中心に構成されている。CPU29のシステムバス30には、ROM31、RAM32、入力部33、表示部34、インタフェース(I/F)35、バーコードリーダ36、無線タグリーダ37が接続される。このインタフェース35は前述した無線タグリーダ6のインタフェース14に接続される。
【0015】
次に、上記のように構成された本発明の一実施の形態の動作について説明する。受取人が不在のため郵便局に持ち戻された郵便物は、図1の無線タグ付き収納ホルダ7に収納された後、郵便物検索棚1に収納されて保管される。この際、局員は以下の示す手順により郵便物を郵便物検索棚1に収納させている。
【0016】
まず、持ち戻った記録扱い郵便物をどの無線タグ付き収納ホルダ7に収納したかをホストコンピュータ2に登録する作業を行う。受取人が不在の場合には、郵便局員は不在配達票を受取人の所に置いて来る。その不在配達票には、郵便物を特定するためのお知らせ番号が記載されている。また、郵便局員はお知らせ番号が記載された用紙を郵便物に貼り付けて郵便局に持ち戻る。そして、ホストコンピュータ2に備えられているバーコードリーダ36によりその用紙に記載されているお知らせ番号を読み取り、無線タグ付き収納ホルダ7に取り付けられている無線タグ8の固有無線IDを無線タグリーダ37で読み取り、固有無線IDとお知らせ番号とを図7に示すように対応付けてRAM32に記憶させる処理を行う。
【0017】
そして、郵便局員は郵便物を収納した無線タグ付き収納ホルダ7を郵便物検索棚1の空いている収納部4に挿入する。以下、同様にして郵便局員が持ち戻った郵便物は同様の処理を経て郵便物検索棚1に収納される。
【0018】
次に、受取人が不在配達票を持参して郵便局に郵便物を受け取りに来たときの処理について説明する。先ず、郵便局員は不在配達票に記載されているお知らせ番号を入力部33から入力する。すると、ホストコンピュータ2は入力部33から入力されたお知らせ番号に対応する記録扱い郵便物が収納された無線タグ付き収納ホルダ7に取り付けられている無線タグ8の固有無線IDをRAM32に記憶されている図7のテーブルを検索することにより求める。
【0019】
そして、検索すべき記録扱い郵便物を収納した無線タグ付き収納ホルダ7に取り付けられた無線タグ8の固有無線IDが判明すると、この固有無線IDを検索用IDとして該当する無線タグ付き収納ホルダ7を検索する処理を行う。
【0020】
つまり、無線タグリーダ6の制御部15はモータ20を駆動して、初期位置(一端にある収納部4に収納された無線タグ付き収納ホルダ7の無線タグ8から情報を読取れる位置)から所定位置(他端にある収納部4に収納された無線タグ付き収納ホルダ7の無線タグ8から情報を読取れる位置)へのキャリッジ9の移動を開始させる。このように初期位置から所定位置までキャリッジ9を移動させながら、無線タグ8から固有無線IDを読取るための電波を無線タグ用アンテナ12から出力する。そして、このように放射された電波の問いかけに応答して、各無線タグ8は自己の固有無線IDを無線タグリーダ6に返信する。そして、制御部15は無線タグ8から返送された固有無線IDが問い合わせた固有無線IDと一致しているかを判断する。そして、一致していると判断した場合には、対応するランプ5を点灯あるいは点滅させる処理を行うとともに、制御部15内のRAMにその無線タグ8が設けられた無線タグ付き収納ホルダ7の位置を示す情報を記憶する。このようにキャリッジ9を移動させながら前述した所定位置まで進むと、収納部4に収納された無線タグ付き収納ホルダ7に設けられた無線タグ8の固有無線IDの検索が終了する(検索手段)。
【0021】
すると、制御部15は、キャリッジ9を初期位置まで移動させる。このとき、制御部15は、所望の固有無線IDが検索されなければ、例えば、コンピュータの表示部34にエラーを表示するための情報をホストコンピュータ2へ送信する。
【0022】
また、制御部15は、所望の固有無線IDが検索されていると、すなわち、制御部15内のRAMに無線タグ付き収納ホルダ7の位置を示す情報が記憶されていると、その位置までキャリッジ9を移動させる。これにより、郵便局員が求めるお知らせ番号と対応する書留扱いの郵便物を収納した無線タグ付き収納ホルダ7に対応する位置までキャリッジ9が移動される。キャリッジ9の移動が終了すると、制御部15は、アーム駆動部9aを制御してアーム13を退避位置から無線タグ付き収納ホルダ7を押し出す位置まで回動させる(制御手段)。これにより、例えば、図8に示すように、検索された固有無線IDを記憶した無線タグ8が設けられた無線タグ付き収納ホルダ7aが押し出される。
【0023】
この実施の形態によると、郵便物検索棚1に同形状の無線タグ付き収納ホルダ7が隙間なく整然と並べられて保管されているため無線タグ付き収納ホルダ7を取り出しにくくなっているが、所望の記録扱い郵便物を収納した無線タグ付き収納ホルダ7が収納部4から押し出されため、郵便局員は、無線タグ付き収納ホルダ7を取り出しやすくなる。例えば、無線タグ付き収納ホルダ7の厚さが例えば、5mm程度のように薄い場合には、無線タグ付き収納ホルダ7が特に取り出しにくいので、特に有効である。
【0024】
また、無線タグ付き収納ホルダ7が収納部4から押し出されため、郵便局員は、所望の記録扱い郵便物を収納した無線タグ付き収納ホルダ7を見つけやすくなる。郵便物検索棚1を設置する部屋の照明等によってはランプ5の発光が見えにくい場合も考えられるが、このような場合にも、無線タグ付き収納ホルダ7が見つけやすくなる。
【0025】
さらに、上記実施の形態は、無線タグ付き収納ホルダ7の上方に無線タグ8を設け、その上側をキャリッジ9が移動して無線タグ8から固有無線IDを読取るように構成しているため、郵便物検索棚1の内側上面と無線タグ付き収納ホルダ7の上面との隙間を有効に活用することができる。しかしながら、郵便物検索棚1の設置場所のスペース等に応じて、例えば、無線タグ8を無線タグ付き収納ホルダ7の背面(郵便物検索棚1の奥側方向)に設け、無線タグ付き収納ホルダ7の背面側をキャリッジ9が移動するように構成しても良いし、無線タグ8を無線タグ付き収納ホルダ7の下方に設け、無線タグ付き収納ホルダ7の下側をキャリッジ9が移動するように構成しても良い。
【0026】
なお、上記実施の形態では、キャリッジ9を初期位置から所定位置まで移動させて所望の固有無線IDの検索を行った後、一端初期位置までキャリッジ9を戻してから、再度前記固有無線IDを記憶した無線タグ付き収納ホルダ7に対応する位置までキャリッジ9を移動させて、無線タグ付き収納ホルダ7を押し出しているが、所望の固有無線IDを検索したときに、キャリッジ9の移動を停止して、その無線タグ付き収納ホルダ7を押し出すようにしても良い。
【0027】
なお、上記実施の形態は、物品として記録扱い郵便物を無線タグ付き収納ホルダ7に収納し、その無線タグ付き収納ホルダ7を収納部4に収納する郵便物検索棚1の場合において説明したが、本発明はこれに限られず、例えば、病院における物品として患者のカルテを収納する場合等の大量の書類をホルダに分けて管理する必要がある場合に適用できるものである。
【0028】
なお、本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の実施の形態におけるホルダピックアップ装置の外観を示す図。
【図2】同実施の形態における無線タグ付き収納ホルダを押し出す構成を説明するための図。
【図3】同実施の形態におけるキャリッジの外観を概略的に示す図。
【図4】同実施の形態における無線タグリーダの要部構成を示す図。
【図5】同実施の形態における無線タグの要部構成を示す図。
【図6】同実施の形態におけるホストコンピュータの要部構成を示す図。
【図7】同実施の形態における固有無線IDとお知らせ番号との対応関係を示すテーブル。
【図8】同実施の形態における無線タグ付き収納ホルダが押し出された様子を示す図。
【符号の説明】
【0030】
1…郵便物検索棚、2…ホストコンピュータ、4…収納部、6…無線タグリーダ、7…無線タグ付き収納ホルダ、8…無線タグ、9…キャリッジ、9a…アーム駆動部、13…アーム、15…制御部、20…モータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品を収納する無線タグ付き収納ホルダを収納する収納部を有する物品検索棚と、
電波を出力する無線タグ用アンテナと、前記収納部に収納された無線タグ付き収納ホルダをその収納部から押し出すホルダピックアップ機構とを有する移動部材と、
前記収納部に収納された無線タグ付き収納ホルダの無線タグの並び方向へ前記移動部材を移動させる移動手段と、
前記移動部材が移動しながら前記無線タグ用アンテナから出力した電波に応答して前記無線タグから出力された電波が示す情報に基づいて、所定の無線タグを有する無線タグ付き収納ホルダを検索する検索手段と、
前記検索手段で検索された無線タグ付き収納ホルダを前記ホルダピックアップ機構で押し出す制御手段とを具備したことを特徴とするホルダピックアップ装置。
【請求項2】
前記ホルダピックアップ機構は、退避位置と前記収納部に収納された無線タグ付き収納ホルダを前記収納部から押し出す位置との間を回動可能なアームと、このアームを回動させる駆動手段とからなることを特徴とする請求項1に記載のホルダピックアップ装置。
【請求項3】
前記移動手段は、前記収納部に収納された無線タグ付き収納ホルダの上側を移動するように設けられていることを特徴とする請求項2に記載のホルダピックアップ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−89267(P2006−89267A)
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−279977(P2004−279977)
【出願日】平成16年9月27日(2004.9.27)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】