説明

ポリカーボネートポリウレタン静脈アクセスデバイス

中心静脈アクセスデバイスは、1つ以上の管腔を有する押出しカテーテルシャフトを備え、このカテーテルシャフトは、90,000を超える重量平均分子量を有するポリカーボネートポリウレタンを含む。90,000を超える分子量を有するポリカーボネートポリウレタンから形成されたPICCカテーテルシャフト100(本明細書では「押出物」とも称される)は、本明細書中の図1Aに示される。特定の実施形態では、カテーテルシャフトは、その他の値のなかでも、50A〜100A、より好ましくは75A〜85Aの範囲のデュロメーターの値を有する。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
(発明の背景)
現在の医療実践では、種々の目的のために中心静脈循環(CVC)系中にカテーテルを導入することが通常必要である。例えば、カテーテルは、血液、グルコース溶液、薬剤、診断剤などのような流体を脈管構造に送達する目的のために導入され得る。カテーテルはまた、例えば、血液を処理するために、この脈管構造から血液を引き抜く目的のために導入され得、血液に対する診断などを実施する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
(発明の要旨)
中心静脈アクセスデバイスは、1つ以上の管腔を有する押出しカテーテルシャフトを備え、このカテーテルシャフトは、90,000を超える分子量を有するポリカーボネートポリウレタンを含む。
【図面の簡単な説明】
【0003】
【図1A】図1Aは、本発明に従うポリカーボネートポリウレタンから形成される、PICCカテーテルの長手方向の図である。
【図1B】図1Bは、図1Aのカテーテルシャフトの近位端の図である。
【図1C】図1Cは、図1Aのカテーテルシャフトの近位端の図である。
【図2】図2は、ハブ、延長チューブ、および圧力起動安全弁(PASV)を含むアセンブリと組み合わせた図1A〜1Cのカテーテルシャフトの斜視図である。
【図3】図3は、サイクルに際し破損する溶媒蒸気およびポリカーボネートポリウレタン分子量の影響を示す。
【図4】図4は、サイクルに際し破損する環境条件およびポリカーボネートポリウレタン分子量の影響を示す。
【図5】図5は、アルコールへの3時間曝露後の種々のサンプル間の破損するサイクルにおける変動を示す。
【発明を実施するための形態】
【0004】
(詳細な説明)
本明細書で用いられるとき、「カテーテル」は、1つ(環状シャフト、すなわちチューブを含む)またはそれを超える管腔を含み、そして流体の導入のため、流体の除去のため、またはその両方のために身体中に挿入され得る可撓性のシャフトを含む医療用デバイスである。
【0005】
カテーテルはさらに、種々のアクセサリー構成要素、例えば、成形された構成要素、オーバーモールドされた(over−molded)サブアセンブリ、ハブのような連結継手、延長チューブなどを含み得る。種々のカテーテル先端部設計が公知であり、とりわけ、階段状先端部、テーパー状先端部、オーバーモールドされた先端部および分割先端部(複数管腔カテーテル用)を含む。
【0006】
「中心静脈アクセスカテーテル」は、中心静脈循環系へのアクセスを提供するカテーテルである。
【0007】
中心動脈アクセスは、中心静脈循環系の直接穿刺により、例えば、内頚静脈、鎖骨下静脈または大腿静脈を経由して達成され得る。「中心カテーテル」または「中心静脈カテーテル」として知られるこのタイプのカテーテルは、比較的短く、そして一般に短時間のみの間(例えば、一般に7日未満)その場に残り得る。
【0008】
末梢血管(例えば、肘前、尺側皮静脈または橈側皮静脈)中に挿入され、そして一般に上大静脈または右心房に位置決めされ、それ故、注入された流体の迅速希釈を可能にする先端部によって中心静脈系にアクセスするよう進行され得るその他のカテーテルがまた開発されている。これらのデバイスは、中心静脈循環系の直接穿刺に付随する困難性を避け、そしてそれらは、患者の血管系への長期間(例えば180日以上)および繰り返しアクセスを可能にし、それによって複数注入を避け、そして患者への外傷および痛みを最小にする。
【0009】
このタイプのカテーテルの特定の例は、いわゆる末梢挿入中心カテーテル(「PICC」)、正中カテーテル、および末梢カテーテルを含む。代表的なPICC、正中、または末梢カテーテルは、1つ以上の管腔を含み、そしてハブまたはその他の継手のような適切な継手で近位端が終結する細い可撓性シャフトを含む。これら3つのデバイス間の主要な差異は、管材の長さであり、末梢カテーテルが最も短く、そしてPICCカテーテルが最も長い。異なる長さの根本的理由は、患者が受ける治療のタイプおよび持続時間により余儀なくされる。
【0010】
血液透析カテーテルは、中心静脈アクセスカテーテルの別の重要なクラスである。血液透析カテーテルは、一般に、1つの管腔が身体から透析機械に血液を運ぶために用いられ、そして別の管腔が血液を身体に戻す複数管腔カテーテルである。中心静脈アクセスは、内頚静脈、鎖骨下静脈、または大腿静脈を含む種々の主要血管の穿刺によって達成され得る。
【0011】
中心静脈アクセスはまた、静脈アクセスポートを経由して提供され得る。これらの特化したカテーテルは、代表的には、3つの以下の構成要素を有する:(a)カテーテル、(b)代表的には金属またはポリマーから形成され、小量の液体を保持し、そしてカテーテルに連結されるリザーバー、および(c)リザーバーを覆い、そしてニードルの挿入に際しリザーバーへのアクセスを可能にする隔膜。リザーバーおよび覆う隔膜は、胸部または腕の皮膚の下に手術によって配置され、そしてカテーテルは中央静脈内に延びる。
【0012】
上記に記載のような中心静脈カテーテルのためのカテーテルシャフトは、とりわけ、代表的にはポリマーから作製される。適切なポリマーは、患者に外傷を引き起こすことなく脈管構造を通って経路をとるに十分可撓性である管材に形成され得るものである。管材に形成されるとき、選択されたポリマーはまた、管腔が脈管構造中で折り畳まれないことを確実にするに十分な強度を提供すべきであり、そして繰り返される屈曲に耐えるべきである。ポリウレタンを基礎にしたポリマーは、これらの規準に合致するために通常採用される。
【0013】
一般に、ポリウレタンは、多官能性イソシアネート(例えば、脂肪族ジイソシアネートおよび芳香族ジイソシアネートの両方を含むジイソシアネート)およびポリオール(また、マクログリコール、例えば、マクロジオールとも称される)から合成されるポリマーのファミリーである。一般に採用されるマクログリコールは、ポリエステルグリコール、ポリエーテルグリコールおよびポリカーボネートグリコールを含む。代表的には、脂肪族ジオールまたは芳香族ジオールもまた、例えば、上記に記載のような有用な物理的性質を与えるために鎖伸長剤として採用される。ジオール鎖伸長剤の例は、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、ベンゼンジメタノール、ヒドラキノンジエタノールおよびエチレングリコールを含む。
【0014】
ポリウレタンは、一般に、採用されるマクログリコールのタイプに基づき分類され、ポリエステルポリウレタンと称されるポリエステルグリコールを含むもの、ポリエーテルポリウレタンと称されるポリエーテルグリコールを含むもの、およびポリカーボネートポリウレタンと称されるポリカーボネートグリコールを含むものがある。ポリウレタンはまた、それらの式中のジイソシアネート成分の化学的性質を基礎に芳香族または脂肪族と一般に指定される。
【0015】
本発明の実施のために好ましいポリウレタンは、ポリカーボネートポリウレタンである。例えば、Belliveauらによる米国特許出願番号第2004/0131863号は、(a)ヒドロキシ末端ポリカーボネート、(b)脂肪族ジイソシアネートおよび(c)低級脂肪族鎖伸長剤の反応産物である脂肪族ポリカーボネートポリウレタンを記載している。ヒドロキシ末端ポリカーボネートポリオールは、米国特許第4,131,731号に開示されるように、グリコールをカーボネートと反応することによって調製され得る。適切な脂肪族ジイソシアネートは、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMHDI)、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(HMDI)、およびダイマー酸ジイソシアネート(DDI)を含み、HMDIが好ましいといわれる。適切な鎖伸長剤は、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノールヒドロキノンジ(ヒドロキシエチル)エーテル、ネオペンチルグリコールなどのような約2〜約10の炭素原子を有する低級脂肪族グリコールを含み、1,4−ブタンジオールが好ましいといわれる。
【0016】
ポリカーボネートポリウレタンは強力であり、カテーテルシャフトが単一管腔シャフトまたは多管腔シャフトであるか否かにかかわらず、カテーテルがより薄い壁で形成されることを可能にする。次いで、これら材料から作製されたカテーテルは、例えば、シリコーンのようなその他のカテーテル材料と比較したとき、より小さなODを備えて形成され得るか、またはそれらは同じODを有するが、より大きなIDを備えて形成され得、そしてそれ故、より大きな流速を有する。ポリカーボネートポリウレタンカテーテルシャフトの壁厚みは適用とともに変動し、そしてその他の厚みのなかでも、例えば、0.003インチ〜0.005インチから0.01インチ〜0.015インチの範囲であり得る。
【0017】
さらに、患者に対する外傷を避けるに十分可撓性である一方、これら材料は、例えば、シリコーンと比較したとき剛直であり、これは、カテーテルの挿入を支援する。
【0018】
これら材料はまた熱可塑性であり、押出し、成形などのような種々の熱可塑性処理技法が、これら材料からカテーテルを含む医療用デバイスおよび医療用デバイス構成要素を形成するために採用され得る。
【0019】
捻れ耐性(すなわち、繰り返されて捻られる結果としての破損に対する耐性)はまた、カテーテルシャフト材料の重要な性質である。一般に、ポリカーボネートポリウレタンの捻れ耐性は、カテーテルシャフトの壁が薄くなればなるほど小さくなる。さらに、捻れ耐性はまた、その他の材料のなかでも、アルコール(すなわち、エタノール、イソプロピルアルコールなど)、およびChloroprep(登録商標)(2%シクロヘキサジングルコネートおよび70%イソプロピルアルコールを含む皮膚製剤のために一般に用いられる製品)のようなアルコール含有物質のような特定の材料への曝露に際し顕著に小さくなる。これ故、捻れ耐性は、薄いカテーテル壁を有し、そして身体の入口でアルコールへの繰り返し曝露を受けるPICCのような中心静脈アクセスデバイスには特に重要である。
【0020】
本発明者らは、予期せぬことに、90,000g/モルを超える重量平均分子量を有するポリカーボネートポリウレタンを含む押出しカテーテルシャフトを採用することにより、実質量のアルコールへの曝露に際し、その優れた捻れ耐性が得られることを見出した。重量平均分子量は、例えば、90,000〜95,000〜100,000〜105,000〜110,000の範囲内、またはそれ以上であり得る。
【0021】
x線(例えばx線蛍光透視)下で見えるために、カテーテルシャフトは、周辺組織より多くのx線吸収性を与えられ得る。放射線不透過性作用剤の例は、金属、金属塩、金属酸化物、およびヨウ化化合物を含む。このような造影剤のより詳細な例は、金、タングステン、白金、タンタル、イリジウム、またはその他の密金属、硫酸バリウム、オキシ炭酸ビスマス、三酸化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、メトリズアミド、イオパミドール、イオサラメートナトリウム、ヨードミドナトリウム、およびメグルミンを含む。例えば、特定の実施形態では、カテーテルシャフトは、30〜50wt%のバリウム、より好ましくは約40wt%のバリウムをさらに含む。
【0022】
特定の実施形態では、カテーテルシャフトは、その他の値のなかでも、50A〜100A、より好ましくは75A〜85Aの範囲のデュロメーターの値を有する。
【0023】
90,000を超える分子量を有するポリカーボネートポリウレタンから形成されたPICCカテーテルシャフト100(本明細書では「押出物」とも称される)は、図1Aに示される。図1Bは、図1Aのシャフト100の近位端の図である(左手)。図1Cは、シャフト100の遠位端の図である(右手)。
【0024】
このシャフト100は、長さLBoを有する本体セクション100Boを含む。この本体セクション100Boはまた、その近位端において外径ODBoおよび内径(管腔直径)IDBoを有する。このシャフト100はさらに、先端部セクション100Tiを含む。その遠位端において、この先端部セクション100Tiは、外径ODTiおよび内径(管腔直径)IDTiを有する。このシャフト100はさらに、長さLTaを有するテーパー状セクション100Taを有する。LTiは、先端部セクション100Tiとテーパー状セクション100Taを合わせた長さである。全体長さはLOvである。これら値のいくつかの代表的な寸法は、以下の表1に提供される。
【0025】
【表1】

図2では、図1のカテーテルシャフトが、アセンブリ200と組み合わせて示され、このアセンブリは、縫合糸ウイング210wを有するハブ210、延長チューブ220、および圧力起動安全弁230(PASV)を含む。
【0026】
図1A−Cおよび2に示されるカテーテルシャフトは単一管腔シャフトであるが、複数管腔(例えば、2、3、4、またはなおそれ以上)をもつシャフトが上記に記載のように形成され得る。例えば、2つの管腔のカテーテルシャフトが形成され得、そして2つの延長チューブ、ならびに所望であれば適切なハブおよび弁とともにアセンブリ中に配置される。
【実施例】
【0027】
カテーテルシャフト(押出物)は、Noveon,Inc.,Cleveland,Ohioからの分子量76,000、87,000、102,000および110,000g/モルを有するCarbothane(登録商標)樹脂の範囲を用いて形成される。
【0028】
4Fr.(French)〜7Fr.の範囲のODの押出物を、試験のために長さ約2.75インチに切断された。この押出物が、図2に記載されるようなアセンブリと組み合わせて試験される場合、この押出物は、縫合糸ウイングから4.5cm切断され、そして押出物チューブは縫合糸ウイングから1cm切断される。
【0029】
サンプルは、シールされたガラスジャー中で、それらを70%アルコールまたはChloroprep(登録商標)の溶液の上でアルミニウムブロック上に指定された時間の間置くことにより蒸気に曝す。温度は、このジャーを、37±2℃で水浴中に半分浸すことにより制御される。
【0030】
Axial Cycling Tester(企業内構築)が、捻れ耐性試験に用いられる。把持器間の距離は、サンプルが下方位置にあるときに捻れ、そして25%伸長を受けるように上下位置にセットされる。
【0031】
押出物がアセンブリと組み合わせて試験される場合、試験の前に縫合糸ウイングで10の捻れが形成される。また、試験の前に体温で3つの小さな捻れが実施される。
【0032】
速度コントローラーは必要に応じて調節され、それが200±5サイクル/分で作動していることを確実にする。この機械は、1000サイクル毎に停止され、そしてサンプルが、割れもしくは穴の、または任意のその他の破損の徴候の両方の捻れ位置が調べられる。
【0033】
図3は、押出物について、および押出物と縫合糸ウイング界面について破損までのサイクルに対する溶媒蒸気の影響を示す。観察され得るように、小量の蒸気曝露(1時間)は、破損に対するサンプルの耐性を実際に増加する。しかし、この利益は迅速に失われる。この図からまた観察されるように、すべての事例において、102,000モル重量サンプルは、76,000サンプルより性能が優れていた。
【0034】
これらのデータはまた、図4に棒グラフフォーマットで示される。また示されるのは、サンプルが体温で屈曲される破損データまでのサイクルである。
【0035】
図5は、10の102,000モル重量押出物と10の76,000モル重量押出物との間のアルコール(70%イソプロパノール)への3時間曝露後のサンプル変動を示す。破損への平均サイクルは、76,000モル重量サンプルと比較したとき、102,000モル重量サンプルについて3倍以上より高い。
【0036】
以下の表2は、以下について標準的プロトコールを用いてエチレンオキシド中2回の滅菌の前および後の両方における、破損までの最大サイクル、最小サイクル、および平均サイクルを示す:21の102,000モル重量押出物、22の110,000モル重量押出物、および22の87,000モル重量押出物。この表は、捻れ耐性に対する増加する分子量の利点を再び示す。
【0037】
【表2】

種々の実施形態が、本明細書中に詳細に示され、そして説明されているが、本発明の改変物および変更物が上記の教示によって包含され、そして本発明の趣旨および意図される範囲から逸脱することなく添付の請求項の範囲内にあることが認識される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ以上の管腔を有する押出しカテーテルシャフトを備える中心静脈アクセスデバイスであって、該カテーテルシャフトが90,000を超える重量平均分子量を有するポリカーボネートポリウレタンを備える、中心静脈アクセスデバイス。
【請求項2】
前記ポリカーボネートポリウレタンが、脂肪族ポリカーボネートポリウレタンである、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項3】
前記分子量が、95,000を超える、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項4】
前記分子量が、100,000を超える、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項5】
前記カテーテルシャフトが、単一の管腔を備える、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項6】
前記カテーテルシャフトが、環状の形態である、請求項5に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項7】
前記カテーテルシャフトが、複数の管腔を備える、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項8】
前記デバイスが、中心カテーテルである、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項9】
前記デバイスが、末梢カテーテルである、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項10】
前記デバイスが、正中カテーテルである、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項11】
前記デバイスが、血液透析カテーテルである、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項12】
前記デバイスが、末梢挿入中心カテーテルである、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項13】
前記カテーテルシャフトが、0.015インチ〜0.003インチの範囲の最小壁厚みを有する、請求項12に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項14】
前記デバイスが、静脈アクセスポートである、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項15】
前記カテーテルシャフトが、押出しカテーテルシャフトである、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項16】
前記カテーテルシャフトが、成形カテーテルシャフトである、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項17】
前記カテーテルシャフトが、30〜50wt%のバリウムを含む、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。
【請求項18】
前記カテーテルシャフトが、75A〜85Aの範囲のデュロメーターを有する、請求項1に記載の中心静脈アクセスデバイス。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2010−501266(P2010−501266A)
【公表日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−525659(P2009−525659)
【出願日】平成19年8月24日(2007.8.24)
【国際出願番号】PCT/US2007/018848
【国際公開番号】WO2008/024514
【国際公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願人】(509051576)ナビリスト メディカル, インコーポレイテッド (4)
【Fターム(参考)】